JPWO2006115220A1 - コンテンツ管理システム - Google Patents

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Abstract

本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から成り、各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コピー先情報あるいはコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶しており、第1記憶装置は、自機内に記憶しているあるコンテンツと当該コンテンツと対応付けられているコピー先情報とを当第2記憶装置に送信し、前記送信したコピー先情報で示される記憶装置は、自機内に記憶している第1記憶装置が送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第2記憶装置を示す情報に書き換える。

Description

本発明は、映像、音声等のデジタルコンテンツを管理する技術に関し、特に、著作権者の権利を守りながらコンテンツ利用者の利便性を向上させる技術に関する。
デジタルデータで表現された映像や音声等の、いわゆるデジタルコンテンツは、コピーをしても基本的に画質が劣化しないという特性がある。そのため、著作権者の権利を守る目的で、様々な方法が提案されてきている。
例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体からのコピー回数を制御するSCMS(Serial Copy Management System)が提案されている。
また、インターネットを介しての音楽等の配布等を制限する為の規格としてSDMI(Secure Digital Music Initiative)が提案されている。これは、サーバ装置から他の装置やMD(Mini Disc)等の記録媒体へのコピー回数を制御するものである。
さらに、近年のBSデジタル放送やCSデジタル放送、地上波デジタル放送などのデジタル放送では、放送局から送られてくるコンテンツのコピーを制御する為に、コンテンツ自体にコピーを制御するための情報であるCCI(Copy Control Information)が付加されている。これにより、不正な者によるコピーを制限したり、コピー回数を制限したりする。
このように、デジタルコンテンツの配布時には、様々な方法で著作権者の権利を守る方策が取られている。
その一方で、配布されたデジタルコンテンツを視聴する場合に、そのコピーが制限されることにより、利用者の利便性を大きく損なう場合が出てきている。
例えば、配布されたデジタルコンテンツを楽しむ際に、コンテンツのコピーが制限されて、コンテンツを再生する装置を自由に選べない場合などである。
近年では、一般家庭内のデジタル機器がネットワークで結ばれて、いわゆるホームネットワークの構築が行なわれ、デジタルデータを家庭内の機器間で自由に送受信できる環境ができている。また、モバイル機器が多数開発されており、戸外にコンテンツを持ち出して楽しむ環境もできている。
このような環境下でありながら、一旦コピーされてしまったら、それ以上のコピーが完全に制限されてしまい、家庭内であっても、利用者はコンテンツを充分に楽しむ事ができない場合が生じている。例えば、1世代のみのコピーが許されているコンテンツを持っている場合には、パソコンにコピーしたら、それ以上のコピーは制限されて、モバイル機器にコピーして持ち出すことはできない。
そこで、コピー制限されたコンテンツを家庭内のサーバ機に登録し、サーバが家庭内の機器へコピーされたコンテンツを管理することで、家庭内でのコピーを可能としつつ、著作権者の権利を保護する技術が開発されている(特許文献1参照)。前の例でいうと、パソコンにコピーされたコンテンツを無効とすることを条件に、モバイル機器にコンテンツのコピーを可能とするものである。また、サーバがコピーを管理する要請から、コピーされたコンテンツが存在しないことを条件に、サーバのコンテンツの移動が可能となっている。
特開2004−54988号公報
しかし、家庭内では1台のサーバ機でコピーを管理することは、不都合なことが多い。
例えば、家人の誰かがモバイル機器にコンテンツをコピーして持ち出している間に、そのサーバ機のコンテンツを再生することはできるが、他のモバイル機器で持ち出すことはできない。すなわち、2つのコンテンツを持つことが許されるはずであるのに、コンテンツの1つはサーバ機に置かなければならない。
また、家人の誰かがモバイル機器にコンテンツをコピーして持ち出している間に、サーバ機に不具合が生じ、コンテンツを移動させたい場合であっても、コピーが存在するため、移動させることができないなどの不都合がある。
さらに、コンテンツのサイズや内容等に応じて、サーバ機を変えたい場合もある。
そこで、本発明は、家庭内において、コンテンツの著作権者の権利を保護しつつも、コンテンツを家庭内の機器に自由に移動することが可能なコンテンツ管理システムの提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムであって、各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元情報を、各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段を備え、コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、更に、一つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを備え、前記送信手段で送信したコピー先情報で示される記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されているコピー元情報であって、前記送信手段で送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第2記憶装置を示す情報に書き換える書換手段を備え、前記第2記憶装置は、更に、前記第1記憶装置から受信したコピー先情報とコンテンツとを対応付けて自装置の記憶手段に記憶する追加手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ管理システムは、上述の構成を備えることにより、親コンテンツが他の装置に移動した場合に、子コンテンツは親コンテンツが移動したことを知ることができるので、親コンテンツの記憶されている記憶装置に必要な処理の依頼等を行うことができる。必要な処理とは、例えば、子コンテンツの有効時間の延長を親コンテンツの記憶装置に依頼する処理である。すなわち、子コンテンツの有効時間を延長する為には、サーバ装置に一旦つながなければならない場合には、親コンテンツの記憶装置を知らなければ、延長を要求できないからである。
また、前記送信手段は、前記第2記憶装置が所定の記憶装置である場合に限り、コピー先情報とコンテンツとを前記第2記憶装置に送信することとしてもよい。
これにより、所定の装置以外の装置には、コンテンツを移動することができないので、ホームネットワーク内での利用にとどめることが可能となる。
従って、コンテンツの著作権者の権利を守ることができる。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置であって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを備えることを特徴とすることとしてもよい。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置あって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー元情報とを受信する受信手段と、前記受信したコンテンツ情報で示されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー元情報を、受信したコピー元情報に書き換える手段を備えることを特徴とすることとしてもよい。
これにより、本発明に係るコンテンツ管理システムの構築が容易になる。
また、本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムであって、各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶している記憶装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応付けて記憶している記憶手段を備え、コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、更に、あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段を備え、第2記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されている前記コンテンツのコピー元情報を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段を備えることを特徴とすることとしてもよい。
この構成を備えることにより、コピー先情報とコピー元情報とを送受信することで、親コンテンツと子コンテンツとを入れ替えることができるので、コンテンツ自体の移動に要する時間を経なくても、親コンテンツと子コンテンツを入れ替えることができるようになる。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置であって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段とを備えることを特徴とすることとしてもよい。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置あって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー先情報を受信する受信手段と、受信したコンテンツ情報で識別されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー元情報を自装置の記憶手段から削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段とを備えることを特徴とすることとしてもよい。
これにより、本発明に係るコンテンツ管理システムの構築が容易になる。
本発明にかかるコンテンツ管理システムの構成例を表す図である。 記憶装置1000の構成を示す機能ブロック図である。 サーバ機の管理情報記憶部1800が記憶している管理情報の内容例を示す図であり、図3(a)は、接続装置テーブル1810の構成例及び内容例を示す図であり、図3(b)は、親コンテンツテーブル1820の構成例及び内容例を示す図であり、図3(c)は、移動先テーブル1830の構成例及び内容例を示す図である。 子コンテンツテーブル1850の構成例及びその内容例を示す図であり、図4(a)は、記憶装置B2000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(b)は、記憶装置C3000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(c)は、記憶装置D4000の子コンテンツテーブル1850を表す図である。 親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。 親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。 子コンテンツを移動する例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 子コンテンツを移動する例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 子コンテンツを移動する例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。 子コンテンツからコピーを作る例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 子コンテンツからコピーを作る例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 子コンテンツからコピーを作る例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
符号の説明
1000 2000 3000 4000 記憶装置
1100 受信部
1200 書込部
1300 コンテンツ記憶部
1400 読出部
1500 送信部
1600 制御部
1700 コンテンツ情報管理部
1800 管理情報記憶部
1810 接続装置テーブル
1820 親コンテンツテーブル
1821 1853 ID
1822 コンテンツ名
1823 コピー先装置ID
1824 コピー履歴
1830 移動先テーブル
1850 子コンテンツテーブル
1851 コンテンツ名
1852 親装置ID
1853 コピー先装置ID
1900 入力部
1950 出力部
<概要>
ホームネットワークにおいてコンテンツの著作権を守るためには、コンテンツのオリジナル(以下、「親コンテンツ」という。)を決められたサーバ機にのみ記憶しておき、そのコピー(以下、「子コンテンツ」という。)を許された個数分作成して管理することである。
すなわち、サーバ装置は、どの装置に子コンテンツが記憶されているかを知っておく必要があり、子コンテンツを他の装置に直接移動することは許されない。
また、モバイル機器の発達を考えると、作成した子コンテンツがホームネットワーク内にいる間、又は、ホームネットワーク外では一定時間の間のみ有効にすることが著作権を守る為には必要である。
子コンテンツをモバイル機器等でホームネットワーク外に持ち出し、一定時間経過した場合には子コンテンツを無効とすることで、コピーの大幅な拡散を防ぐことができるからである。
ホームネットワーク外で一定時間を経過したら無効とすることを可能にするには、子コンテンツを記憶している装置が、定期的にサーバ装置にアクセスすることで、ホームネットワーク内にいることを確認する方法が現実的である。
従って、サーバ機が変わってしまうと、子コンテンツの装置は移動前のサーバ装置しか知らない為、アクセスができず、たとえホームネットワーク内にいたとしても子コンテンツが無効になってしまう。
このような事態を避けるために、移動できるコンテンツは、子コンテンツを持たない親コンテンツのみに制限される。
本発明に係るコンテンツ管理システムは、このような制限を緩和し、子コンテンツを持つ親コンテンツや子コンテンツを移動対象に含めるものである。
以下、本発明に係るコンテンツ管理システムの実施形態について説明する。
本実施形態では、親コンテンツひとつにつき、子コンテンツを複数作成することができるが、この子コンテンツは所定時間が経過すると削除されるものとする。ここで削除とは、実際にメモリ上から消すことでも、コンテンツが暗号化されている場合には、復号ができなくなることでもよい。すなわち、実際にコンテンツの再生が出来なくなればよい。
また、この子コンテンツの有効な時間、すなわち、削除されるまでの時間は、ホームネットワークに接続されている場合には、カウントされないものとし、また、時間が進んでいてもホームネットワークに再接続した場合には、時間は最初からカウントされるものとする。子コンテンツを家庭内で楽しむ分には、時間的な制限は無いが、家庭内から持ち出した場合には一定時間が経過すると削除することで、子コンテンツの拡散を防ぎ、著作権者の権利を保護している。
<構成>
図1は、本発明にかかるコンテンツ管理システムの構成例を表す図である。
コンテンツ管理システム10は、記憶装置1000、記憶装置2000、記憶装置3000及び記憶装置4000で構成され、ホームネットワーク90で接続されている。
記憶装置1000と記憶装置2000は、パソコン等の据え置き型の記憶装置であり、記憶装置3000と記憶装置4000は、携帯電話機などモバイル型の記憶装置であるとする。
また、記憶装置1000のみが、家庭外のネットワーク20と接続している。
ここで、ネットワーク20とは、インターネットやCATV(Cable Television)等の大規模なネットワークであり、さらに、インターネット等に限定されず、放送局からのデジタル放送を含む概念であるとする。すなわち、家庭の外からコンテンツを取得する経路であればよい。
また、ホームネットワーク90は、家庭内において無線LAN等で構築される小規模ネットワークである。
次に、記憶装置の構成について、図2を用いて説明する。
記憶装置(1000、2000、3000、4000)は、それぞれ本来の機能、例えば、パソコンであればゲーム等のアプリケーションを実行したり、携帯電話機であれば通話を行なったり等の機能を有するほかに、本発明に特有の機能を有する。
本発明に特有の機能は、それぞれの記憶装置が同じ機能を有しているものとし、図2を用いて記憶装置1000のみについて説明する。異なる部分はその都度説明するものとする。
図2は、記憶装置1000の構成を示す機能ブロック図である。
記憶装置1000は、受信部1100、書込部1200、コンテンツ記憶部1300、読出部1400、送信部1500、制御部1600、コンテンツ情報管理部1700、管理情報記憶部1800、入力部1900及び出力部1950で構成される。
制御部1600は、本発明に特有の機能を実現する為に、以下説明する各機能部を制御する機能を有する。この記憶装置1000の本来の機能を実現するための機能部は記載していない。
まず、受信部1100は、ネットワークを介して、自装置の外部からコンテンツ等を受信し、受信したコンテンツを、書込部1200に渡す機能を有する。
ここで、記憶装置1000は、ネットワーク20からコンテンツ等を受信し、他の記憶装置(2000、3000、4000)は、ホームネットワーク90からコンテンツ等を受信する。
書込部1200は、受信部1100から受取ったコンテンツをコンテンツ記憶部1300に書込む機能を有する。また、コンテンツと、そのコンテンツが記憶されているコンテンツ記憶部1300内のアドレスとを対応付けて制御部1600に通知する機能も有する。制御部1600に通知されたアドレス等は、コンテンツ情報管理部1700により管理される。
コンテンツ記憶部1300は、書込部1200によって書込まれたコンテンツを記憶する機能を有する。ここで記憶されるコンテンツは、親コンテンツ、子コンテンツの区別無く、記憶される。
次に、読出部1400は、コンテンツ記憶部1300に記憶されているコンテンツを読み出し、送信部1500に渡す機能を有する。この読み出しは、制御部1600によって、コンテンツ記憶部1300のアドレスを指定され、読出し指示を受けた場合に行われる。
送信部1500は、読出部1400から渡されたコンテンツを、ホームネットワーク90を介して、他の記憶装置にコンテンツ等を送信する機能を有する。どの装置宛に送信するかは、制御部1600から指示される。
次に、コンテンツ情報管理部1700は、コンテンツ記憶部1300に記憶されているコンテンツを管理する機能を有する。具体的には、管理情報記憶部1800に記憶している各種テーブルの内容、すなわち、コンテンツに関する情報、例えば、コンテンツが記憶されているコンテンツ記憶部1300内のアドレスや、コンテンツが親コンテンツか子コンテンツかの区別や、親コンテンツであればコピーした子コンテンツはどの装置に記憶されているのか等の情報を、制御部1600の指示に従って、管理情報記憶部1800に書込んだり、消去したり等を行う。また、制御部1600の依頼に応じて、管理情報記憶部1800に記憶されている情報を参照し、通知するなどの機能を有する。
管理情報記憶部1800は、コンテンツ記憶部1300に記憶されているコンテンツ毎に、管理情報である各種テーブルを記憶する機能を有する。これら情報の記憶、更新、削除等は、コンテンツ情報管理部1700からの指示に応じて行う。この管理情報記憶部1800に記憶されている情報の詳細は、図3及び図4を用いて、<データ>で説明する。
入力部1900と出力部1950とは、いわゆるユーザインタフェース部であり、入力部1900は、リモコンや、操作キーなどを含み、ユーザからの指示を受付け、制御部1600に通知する機能を有する。
また、出力部1950は、ディスプレイ等を含み、コンテンツの再生出力や、ユーザに対してのメッセージを表示する等を行う機能を有する。
記憶装置(1000〜4000)の各機能は、それぞれのメモリ又はハードディスク(図示していない。)に格納されているプログラムをCPU(図示していない。)が実行することにより実現される。
<データ>
以下、本コンテンツ管理システムで用いる主なデータについて、図3及び図4を用いて説明する。
ここで説明するデータは、記憶装置(1000〜4000)の、それぞれの管理情報記憶部1800に記憶されているものである。但し、各機記憶装置は、全ての種類の情報を記憶しているわけではなく、その時点で記憶しているコンテンツに応じたデータを記憶している。例えば、親コンテンツを記憶していない記憶装置は、親コンテンツを管理する情報は記憶していない。
コンテンツをコピーしたり移動したりすることで、必要なデータが作成されたり、削除されたり、更新されたりする。
図3は、サーバ機の管理情報記憶部1800が記憶している管理情報の内容例を示す図である。サーバ機とは、親コンテンツを記憶している記憶装置であり、本コンテンツ管理システムにおいてサーバ機は1つではなく、コンテンツによりサーバ機は異なることになる。
図3(a)は、管理情報のうち、接続装置テーブル1810の構成例及び内容例を示す図であり、図3(b)は、管理情報のうち、親コンテンツテーブル1820の構成例及び内容例を示す図であり、図3(c)は、移動先テーブル1830の構成例及び内容例を示す図である。
管理情報には、このほかコンテンツと、そのコンテンツが記憶されているコンテンツ記憶部1300内のアドレスとを対応付けたテーブルがある。
接続装置テーブル1810は、ホームネットワークに接続されている記憶装置を管理するものである。
本実施形態では、4台の記憶装置がホームネットワーク90に接続されているものであり、記憶装置1000の装置IDを「A」、記憶装置2000の装置IDを「B」、記憶装置3000の装置IDを「C」、記憶装置4000の装置IDを「D」とする。以下、説明の便宜上、装置IDが「A」の記憶装置を「記憶装置A」、装置IDが「B」の記憶装置を「記憶装置B」などと呼ぶものとする。
接続装置テーブル1810は、サーバ1811とクライアント1812とで構成される。
サーバ1811は、自装置を示す。
例えば、サーバ1811が「A」であるので、この接続装置テーブル1810を記憶している記憶装置は、装置IDが「A」の記憶装置1000であり、親コンテンツを1つ以上記憶している。
次に、図3(b)の、親コンテンツテーブル1820を説明する。
この親コンテンツテーブル1820は、自装置が記憶しているコンテンツの中の、親コンテンツを管理するテーブルである。従って、自装置は、このテーブルにあるコンテンツのサーバ機となり、このテーブルを記憶していない場合は、サーバ機ではないことを意味する。
親コンテンツテーブル1820は、ID1821、コンテンツ名1822、コピー先装置ID1823及びコピー履歴1824とで構成される。
ID1821は、コンテンツの識別子である。
また、コンテンツ名1822は、親コンテンツの名前であり、例えば、番組名、曲名などである。
コピー先装置ID1823は、ID1821で表される親コンテンツを、持出した装置の、すなわちコピー先の装置IDを示す。
コピー履歴1824は、ID1821で表される親コンテンツを、コピー先装置ID1823で示される記憶装置にコピーした日時を表す。
例えば、ID1821「ID1」の親コンテンツは、コンテンツ名1822「○○○○」であり、コピー先装置ID1823「B」の装置に、コピー履歴1824「2005/1/21 10:05:20」にコピーされたことを示す。
この内容例では、コンテンツのコピー先装置は1つしか記載していないが、コンテンツのコピー回数等の条件に応じて、複数コピー先があってももちろん良い。
図3(c)の、移動先テーブル1830は、親コンテンツの移動先の装置を表すテーブルである。従って、この移動先テーブル1830と、親コンテンツテーブル1820との双方で、同じコンテンツが管理されていることはない。
移動先テーブル1830は、旧ID1831、コンテンツ名1832及び移動先装置ID1833で構成される。
旧ID1831は、移動された親コンテンツの識別子を示す。
また、コンテンツ名1832は、旧ID1831で示される親コンテンツの名前である。
移動先装置ID1833は、親コンテンツが移動された先の装置IDを示す。
例えば、旧ID1831「ID2」であって、コンテンツ名1832「△△△△」のコンテンツは、移動先装置ID1833「B」で表される記憶装置に移動されたことを示す。
次に、図4は、子コンテンツテーブル1850の構成例及びその内容例を示す図である。具体的には、親コンテンツテーブル1820のコピー先装置ID1823で示される記憶装置が記憶しているテーブルである。すなわち、子コンテンツのコピー元である親コンテンツが記憶されている装置を管理するものである。
子コンテンツテーブル1850は、コンテンツ名1851、親装置ID1852及びID1853とで構成される。
コンテンツ名1851は、子コンテンツの名前である。本実施形態では、親コンテンツ名と同じ名前を表しているが、コピー先の装置で異なった名前をつけても良い。
親装置ID1852は、コンテンツ名1851の子コンテンツの親コンテンツが記憶されている記憶装置のIDを示す。
ID1853は、子コンテンツの識別子であり、親コンテンツの識別子と同じものが記憶される。
子コンテンツテーブルの本構成例では、子コンテンツの有効な時間については記載していないが、子コンテンツ毎に有効時間を記憶し、カウントしているものとする。このカウントしている時間等は、子コンテンツテーブルの情報が他の記憶装置に送信される場合などには、付随して送信されるものとする。
図4(a)は、記憶装置B2000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(b)は、記憶装置C3000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(c)は、記憶装置D4000の子コンテンツテーブル1850を表す図である。
例えば、図4(a)で示される、記憶装置B2000の子コンテンツテーブル1850は、コンテンツ名1851「○○○○」の子コンテンツを記憶している。
本例では、親コンテンツは1つの子コンテンツを持つ場合を示しているが、複数の子コンテンツを持つことができる。
このように、親コンテンツからは、子コンテンツを記憶している装置を知ることができ、子コンテンツからは、親コンテンツを記憶している装置を知ることができるようになっている。このように、双方からリンクが張られていることにより、双方が自由な移動を行ったとしても、コピー数の管理などを行うことができ、著作権者の権利を守ることができるのである。
<動作>
以下、上述した、コンテンツ管理システム10の動作について図5〜図16を用いて説明する。
具体的には、次の4つの場合の処理について説明する。
1つ目は、子コンテンツが存在する親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合、2つ目は、親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合、すなわち、親コンテンツを子コンテンツとし、子コンテンツを親コンテンツとする場合の動作を説明する。
更に、3つ目として、子コンテンツを移動する場合、4つ目は、子コンテンツから子コンテンツを作る場合を説明する。
<1.親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合の処理>
親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合の処理を、図5〜図7を用いて説明する。
図5は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図6は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図7は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図7では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Cの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移を、矢印で時系列に示している。
これらの図では、説明に必要な項目のみを記載しているものとする(図8〜図16も同様)。
本例では、記憶装置A1000が記憶している親コンテンツを記憶装置B2000に移動する場合を説明する。この記憶装置A1000の親コンテンツは、その子コンテンツが記憶装置C3000に記憶されているものとする。
まず、図5において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル5000が記憶されている。親コンテンツは、ID1821が「ID2」、コンテンツ名1822が「△△△△」であり、コピー先装置ID1823が「C」である。また、コンテンツ記憶部1300には、ID1821「ID2」のコンテンツが記憶されている。従って、記憶装置A1000は、このコンテンツに関しては、サーバ装置といえる。
尚、記憶装置A1000には、他の親コンテンツも記憶されているものとする(図7:親コンテンツテーブル5000参照)。
記憶装置C3000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル5100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「△△△△」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID2」である(図7:子コンテンツテーブル5100参照)。また、コンテンツ記憶部1300には、ID1823「ID2」の子コンテンツが記憶されている。
尚、記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル5200が記憶され、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」の子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている(図7:子コンテンツテーブル5200参照)。
ここで、コンテンツ記憶部1300が実線で表されている場合は、親コンテンツであることを示し、破線で表されている場合は、子コンテンツであることを示すものとする。また、以下、ID1821が「ID2」の親コンテンツを親コンテンツ「ID2」、ID1853が「ID2」の子コンテンツを子コンテンツ「ID2」というものとする。
この状態で、記憶装置A1000の親コンテンツ「ID2」を、記憶装置B2000に移動する。以下、図6及び図7を用いて、動作を説明する。
まず、記憶装置A1000において、ユーザがコンテンツのID(以下、「コンテンツID」という。)「ID2」を記憶装置B2000に移動する旨を指示する。記憶装置A1000の入力部1900は、その旨を検出し、移動する旨と、指示されたコンテンツID「ID2」と、移動先の記憶装置ID「B」とを制御部1600に通知する(ステップS500)。
移動する旨の通知を受けた制御部1600は、移動が可能であるか否かを判定する(ステップS501)。ここでは、次の2つを判定する。1つは、移動先の記憶装置2000は、同じグループか、すなわち、ここではホームネットワークを構成している装置であるか否かであり、2つ目は、移動対象のコンテンツが、親コンテンツであるか否かである。
制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に、上記2つの判定を依頼する。
判定の依頼を受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルを参照して、判断する。具体的には、接続装置テーブル1810を参照し、クライアント1812に「B」があれば、同じグループであると判断する。また、親コンテンツテーブル1820を参照し、ID1821に「ID2」があれば、親コンテンツであると判断する。
コンテンツ情報管理部1700は、この2つの判断結果を制御部1600に返す。
判断結果を受取った制御部1600は、移動先の装置が同じグループに属しており、且つ、コンテンツが親コンテンツである場合には、移動が可能であると判断する(ステップS501:Y)。その他の場合は、移動が不可と判断し(ステップS501:N)、出力部1950にその旨のエラーメッセージの表示依頼をし、処理を終了する。依頼を受けた出力部1950はエラーメッセージをディスプレイに表示する(ステップS506)。
コンテンツの移動が可能であると判断した制御部1600は、親コンテンツ「ID2」の親コンテンツテーブル1820内の情報を記憶装置B2000に送信する(ステップS502)。すなわち、ID1821「ID2」の情報、具体的には、ID1821「ID2」、コンテンツ名1822「△△△△」、コピー先装置ID1823「C」、コピー履歴1824「2004/10/2 18:25:40」が記憶装置B2000に送られる。
記憶装置B2000の制御部1600は、受信部1100を介して、親コンテンツ「ID2」の情報を受け取り、コンテンツ情報管理部1700に対して、親コンテンツ「ID2」の情報を親コンテンツテーブル1820に作成するよう依頼をする。
依頼を受けた記憶装置B2000のコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶する親コンテンツテーブルに親コンテンツ「ID2」の情報を作成する(ステップS510、図7:親コンテンツテーブル5220参照)。
次に、記憶装置A1000の制御部1600は、親コンテンツ「ID2」のコピー先装置に対して、子コンテンツテーブルの親装置ID1852を書き換えるように依頼する。
具体的には、親コンテンツテーブル1820のID1821「ID2」に対応するコピー先装置ID1823で示される装置「C」に、親装置ID1852を「A」から「B」に書き換えるよう依頼する(ステップS503)。
記憶装置C3000の制御部1600は、受信部1100を介して、親装置ID1852を「A」から「B」への書き換え依頼を受け取り、コンテンツ情報管理部1700に対して、コンテンツ「ID2」の親装置ID1852を「B」に書き換えるよう依頼をする。
依頼を受けた記憶装置C3000のコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶する子コンテンツテーブル5100のID1853「ID2」に対応する親装置ID1852を「B」に書き換える(ステップS520、図7:子コンテンツテーブル5110参照)。
コピー先装置の親装置ID1852を書き換えるように依頼した記憶装置A1000の制御部1600は、親コンテンツ「ID2」の情報を親コンテンツテーブル1820から削除し(図7:親コンテンツテーブル5010参照)、移動先テーブル1830を作成する旨コンテンツ情報管理部1700に依頼する。
依頼を受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に、親コンテンツ「ID2」は、記録装置「B」に移動した旨の移動先テーブル1830の作成を依頼し、管理情報記憶部1800は依頼に応じて移動先テーブルを作成する(ステップS504、図7:移動先テーブル5020参照)。
その後、記憶装置A1000の制御部1600は、読出部1400にコンテンツ「ID2」の記録されているアドレスを渡し、コンテンツを読出し、送信部1500に渡すよう指示し、コンテンツを読み出した後削除するよう指示する。記録されているアドレスは、コンテンツ情報管理部1700を介して、管理情報記憶部1800で管理されているアドレスを取得する。
また、送信部1500には、読出部1400から受取ったコンテンツを記録装置B2000に送信するよう指示する。
指示を受けた読出部1400は、コンテンツを読出し、送信部1500に渡した後削除する。送信部1500は、受取ったコンテンツを記憶装置B2000宛に送信する(ステップS505)。
記憶装置A1000からコンテンツを受信した記憶装置B2000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に記憶するよう指示し、指示を受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶する(ステップS511)。
ここで、ステップ504で作成した移動先テーブル5020は、次のような場合に利用される。例えば、ステップ503で、記憶装置A1000の制御部1600が、記憶装置C3000の子コンテンツテーブルの親装置ID1852を書き換えるように依頼したが、記憶装置Cがホームネットワークの外にいるなどして書き換えができなかった場合に利用する。記憶装置Cがホームネットワーク内に返ってきて、再度つながったときに、記憶装置Cは、自装置か記憶している子コンテンツの親が移動していないかを確認し、必要があれば更新する。すなわち、親コンテンツが移動していた場合には、自装置内の子コンテンツテーブルの親装置IDを書き換える。
この際、元のサーバ装置である記憶装置Aが、この移動先テーブルをたどっていき、現サーバを探して記憶装置Cに通知する。あるいは、記憶装置Aは、移動先を記憶装置Cに通知し、記憶装置Cがその移動先をたどって、現サーバを探すこととしてもよい。
本例では、従来ならば、子コンテンツを全て削除し、親コンテンツを移動し、再度子コンテンツを作成する必要があったところを、時間のかかるコンテンツの移動は親コンテンツの移動の1回のみで済むので、時間と手間を大幅に省くことが可能となる。
<2.親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合の処理>
親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合の処理を、図8〜図10を用いて説明する。
図8は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図9は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図10は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図10では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Dの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移が、矢印で時系列に示されている。
本例では、記憶装置A1000が記憶している親コンテンツ「ID1」と記憶装置B2000が記憶している子コンテンツ「ID1」とを入れ替える場合を説明する。
まず、図8において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル6000が記憶されている。ID1821が「ID1」、コンテンツ名1822が「○○○○」であり、コピー先装置ID1823が「B」である親コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。従って、記憶装置A1000は、このコンテンツに関しては、サーバ装置である。
尚、記憶装置A1000には、他の親コンテンツ「ID3」等も記憶されている(図9:親コンテンツテーブル6000参照)。
記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル6100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている。
尚、記憶装置D4000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル6200が記憶されている。コンテンツ名1851が「××××」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID3」の子コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。
この状態で、記憶装置A1000の親コンテンツ「ID1」と、記憶装置B2000の子コンテンツ「ID1」とを入れ替える。以下、図9及び図10を用いて、動作を説明する。
まず、記憶装置B2000において、ユーザが子コンテンツ「ID1」を親コンテンツにする旨を指示する。
記憶装置B2000の入力部1900は、その旨を検出し、親コンテンツにする旨と、指示されたコンテンツID「ID1」を制御部1600に通知する。
通知を受けた記憶装置B2000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に子コンテンツ「ID1」の親装置IDを問い合わせる。
問い合わせを受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800の子コンテンツテーブル6100を参照し、子コンテンツ「ID1」の親装置IDは「A」である旨を制御部1600に通知する。
通知を受けた記録装置B2000の制御部1600は、受取った親装置ID「A」に対して、コンテンツ「ID1」に関しての親コンテンツテーブルの情報の送信を要求する(ステップS610)。
要求を受けた記憶装置A1000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に対して、親コンテンツ「ID1」の情報を読み出すよう依頼する。
依頼を受けた記憶装置A1000のコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800の親コンテンツテーブル6000から、ID1821「ID1」の情報を読み出し、制御部1600に通知する。
具体的には、コンテンツ名1822「○○○○」、コピー先装置ID1823「B」である。他の装置にもコピーされている場合は、それら全てを読み出し、通知する。
親コンテンツテーブルの情報を受取った記憶装置A1000の制御部1600は、そのうち、コピー先装置ID1823を、要求してきた装置に返す。
具体的には、コピー先装置ID1823「B」を、今回の情報を要求してきた装置「B」に送信する。
記憶装置A1000から、親コンテンツ「ID1」の全てのコピー先装置ID1823を受け取った記憶装置B2000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に対し、子コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブルを削除して、親コンテンツ「ID1」の親コンテンツテーブル6110を作成する旨指示する。
ここでの親コンテンツテーブル6110では、コンテンツ名1822は子コンテンツテーブル6100のコンテンツ名1851を使用し、受取った全てのコピー先IDのうち自装置「B」を装置「A」に書き換えて作成する(ステップS611)。他のコピー先IDはそのままである。
具体的には、ID1821「ID1」、コンテンツ名1822「○○○○」、コピー先装置ID1823「A」の親コンテンツテーブル6110を作成する(図10参照)。
一方、記憶装置A1000では、親コンテンツ「ID1」の情報を記憶装置B2000に送信した後、制御部1600は、親コンテンツテーブルから親コンテンツ「ID1」の情報を削除し、親装置ID「B」である子コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブル6020を作成するよう、コンテンツ情報管理部1700に依頼する。
依頼を受けたコンテンツ情報管理部1700は、親コンテンツテーブル6000のコンテンツ名1822をコンテンツ名1851「○○○○」として、親装置ID1852「B」、ID1853「ID1」の子コンテンツテーブル6020を作成する(ステップS601)。また、親コンテンツテーブル6000から親コンテンツ「ID1」の情報を削除して親コンテンツテーブル6010とする。
これで、記憶装置B2000には、コンテンツ「ID1」の親コンテンツテーブルが作成され、記憶装置A1000には、コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブルが作成されたことになる。
尚、記憶装置D4000は、コンテンツ「ID1」のコピーを記憶していない為、子コンテンツテーブル6200には、変化が及ばない。
本例では、子コンテンツ「ID1」が記憶装置B2000のみであったが、他の装置にも子コンテンツがある場合には、それらの子コンテンツテーブルの親装置IDを「B」に変更するように各装置に依頼する。この処理は、図6で説明したステップS503とステップS520の処理と同様である。
従来であれば、本例と同様のことを行うには、子コンテンツを、一旦、削除等して全てのコピーをなくしてから、オリジナルである親コンテンツを移動し、再度、親コンテンツが元あった装置とコピーが元あった装置に、コンテンツをコピーする必要があった。本例では、コンテンツのコピーを一切する必要がないため、時間と手間を大幅に省くことが可能となる。
また、本例では、親コンテンツと子コンテンツの入れ替えの際、元の子コンテンツの有効時間を、新しい子コンテンツは引きつがないこととしている。しかし、有効時間を記憶装置Aに送信して、子コンテンツテーブル6020を作成する際に有効時間を設定することとしてもよい。
<3.子コンテンツを移動する場合の処理>
次に、子コンテンツを移動する場合を説明する。
従来は、子コンテンツを移動することはできず、現在ある子コンテンツを削除し、新たに新しい装置に子コンテンツを作成する必要があった。
本発明では、ユーザはこのような煩雑な手間を取らせることなく、子コンテンツを他の装置に移動することが可能となる。
この処理は、前述した親コンテンツの移動の処理と、親コンテンツと子コンテンツの交換の処理を組合わせることで可能となる。
従って、ここでは、どのようなタイミングで親コンテンツを移動させたり、親コンテンツと子コンテンツとを交換するかを説明することとする。詳細な情報の送信や、テーブルの作成等は、前述した処理と同様である。
本例では、記憶装置A1000が親コンテンツ「ID1」を記憶しており、記憶装置B2000が子コンテンツ「ID1」を記憶している。この記憶装置B2000が記憶している子コンテンツを記憶装置D4000に移動する場合を説明する。
図11は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図12は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図13は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図13では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Dの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移が、矢印で時系列に示されている。
まず、図11において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル7000が記憶されており、ID1821が「ID1」、コンテンツ名1822が「○○○○」、コピー先装置ID1823が「B」である親コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。
記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル7100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている。
また、記憶装置D4000には、子コンテンツ「ID3」が記憶されている。
以下、図12と図13とを用いて、移動の処理を説明する。
記憶装置B2000から、ユーザが子コンテンツ「ID1」を記憶装置D4000に移動する旨の指示を行う(ステップS700)。
この時点で、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置A1000にあり(ステップS711)、子コンテンツ「ID1」は、記憶装置B2000にある(ステップS712)。
ここで、ユーザの移動指示を受けた記憶装置B2000の制御部1600が、親コンテンツ「ID1」を記憶する記憶装置A1000と、処理を開始する。
具体的には、記憶装置A1000の記憶する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、自記憶装置B2000の記憶する子コンテンツ「ID1」の子コンテンツ情報を交換し、親子を入れ替える(ステップS710)。この処理は、図8、図9、図10を用いて説明した処理と同様である。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS713)の結果、記憶装置A1000は、子コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS714、図13:親コンテンツテーブル7010、子コンテンツテーブル7020参照)、記憶装置B2000は、親コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS715、図13:親コンテンツテーブル7110参照)。
その後、記憶装置B2000の親コンテンツ「ID1」を、記憶装置D4000に移動する(ステップS720)。
具体的には、記憶装置B2000の有する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、コンテンツ「ID1」とを記憶装置D4000に移動し、記憶装置A1000が記憶する子コンテンツ「ID1」の情報を書き換える。この処理は、図5、図6、図7を用いて説明した処理と同様である。
親コンテンツの移動処理(ステップS721)の結果、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置B2000から記憶装置D4000に移動する(ステップS722、図13:親コンテンツテーブル7210、子コンテンツテーブル7020、移動先テーブル7140参照)。記憶装置B2000には、コンテンツは何も記憶されていないことになる(図13:子コンテンツテーブル7120、親コンテンツテーブル7130参照)。
また、記憶装置A1000が記憶する子コンテンツ「ID1」の情報では、親装置IDを「B」から「D」に書き換える(図13:子コンテンツテーブル7030参照)。
その後、再度、記憶装置D4000の記憶する親コンテンツと、記憶装置A1000の記憶する子コンテンツとの交換を行う(ステップS730)。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS731)の結果、記憶装置A1000は、親コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS732、図13:親コンテンツテーブル7240参照)、記憶装置D4000は、子コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS733、図13:子コンテンツテーブル7220、親コンテンツテーブル7230参照)。
これで、記憶装置B2000が記憶していた子コンテンツ「ID1」が、記憶装置D4000に移動したことになる。
<4.子コンテンツから子コンテンツを作る場合の処理>
次に、子コンテンツからコピーを作成する場合を説明する。
従来は、子コンテンツからのコピーをすることはできず、親コンテンツからのみ子コンテンツを作成することが可能であった。
本発明では、ユーザは自由に、子コンテンツから子コンテンツを他の装置に作成することが可能となる。
この処理は、前述した親コンテンツと子コンテンツの交換の処理と、従来の子コンテンツの作成処理とを組合わせることで可能となる。
従って、ここでは、どのようなタイミングで親コンテンツを移動させたり、親コンテンツと子コンテンツとを交換するかを説明することとする。詳細な情報の送信や、テーブルの作成等は、前述した処理と同様である。
本例では、記憶装置A1000が親コンテンツ「ID1」を記憶しており、記憶装置B2000が子コンテンツ「ID1」を記憶している。この記憶装置B2000が記憶している子コンテンツを基に、記憶装置D4000に子コンテンツを作成する場合を説明する。
図14は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図15は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図16は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図16では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Dの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移が、矢印で時系列に示されている。
まず、図14において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル8000が記憶されており、ID1821が「ID1」、コンテンツ名1822が「○○○○」、コピー先装置ID1823が「B」である親コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。
記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル8100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている。
また、記憶装置D4000には、子コンテンツ「ID3」が記憶されている。
以下、図15と図16とを用いて、子コンテンツ作成の処理を説明する。
記憶装置B2000から、ユーザが子コンテンツ「ID1」を記憶装置D4000にコピーする旨の指示を行う(ステップS800)。
この時点で、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置A1000にあり(ステップS811)、子コンテンツ「ID1」は、記憶装置B2000にある(ステップS812)。
ここで、ユーザのコピー指示を受けた記憶装置B2000の制御部1600が、親コンテンツ「ID1」を記憶する記憶装置A1000と、処理を開始する。
具体的には、記憶装置A1000の記憶する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、自記憶装置B2000の記憶する子コンテンツ「ID1」の子コンテンツ情報を交換し、親子を入れ替える(ステップS810)。この処理は、図8、図9、図10を用いて説明した処理と同様である。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS813)の結果、記憶装置A1000は、子コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS814、図13:子コンテンツテーブル8020参照)、記憶装置B2000は、親コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS815、図16:親コンテンツテーブル8110参照)。
その後、記憶装置B2000の親コンテンツから、記憶装置D4000に子コンテンツを作成する(ステップS820)。
記憶装置D4000に、子コンテンツ「ID1」が記憶される(ステップS821、図16:子コンテンツテーブル8210参照)。
その後、再度、記憶装置B2000の記憶する親コンテンツと、記憶装置A1000の記憶する子コンテンツとの交換を行う(ステップS830)。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS831)の結果、記憶装置A1000は、親コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS832、図16:親コンテンツテーブル8030参照)、記憶装置B2000と記憶装置D4000は、子コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS833、図16:子コンテンツテーブル8120、親コンテンツテーブル8130、子コンテンツテーブル8220参照)。
従って、結果として、記憶装置B2000が記憶していた子コンテンツ「ID1」が、記憶装置D4000にコピーされたことになる。
<補足>
以上、本発明に係るコンテンツ管理システムについて実施形態に基づいて説明したが、この処理装置を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、ホームネットワーク90は、家庭内において無線LAN等で構築される小規模ネットワークであるとしているが、企業やマンション等の任意の場所に構成される各種の小規模なネットワークであってもよい。
(2)実施形態の<4.子コンテンツから子コンテンツを作る場合の処理>において、親コンテンツと子コンテンツを入れ替えた後に、親コンテンツからコピーを作成することとしているが、その方法に限られない。
例えば、記録装置Bから記録装置Dにコピーを作成する場合、記録装置Bは、記録装置Dに対してコンテンツと親装置IDとを送信し、記録装置Aに対しては、子コンテンツを作成した旨を通知し、それぞれの記憶装置で管理情報を作成することで、子コンテンツから子コンテンツを作成することとしてもよい。
(3)実施形態では、ホームネットワークに接続されているグループ以外の装置には、親コンテンツを移動しないこととしているが、子コンテンツを全て削除するなどして、移動することとしてもよい。
(4)実施形態で示した記憶装置の各機能を実現させる為の各制御処理(図2等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した記憶装置の各機能が実現される。
(5)各記憶装置における制御部1600、コンテンツ情報管理部1700、管理情報記憶部1800の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
コンテンツをホームネットワーク等で管理するシステムにおいて、コピーが制限されるような条件を守りつつ、ユーザがコンテンツを利用する際の利便性を高める場合に特に有用である。
本発明は、映像、音声等のデジタルコンテンツを管理する技術に関し、特に、著作権者の権利を守りながらコンテンツ利用者の利便性を向上させる技術に関する。
デジタルデータで表現された映像や音声等の、いわゆるデジタルコンテンツは、コピーをしても基本的に画質が劣化しないという特性がある。そのため、著作権者の権利を守る目的で、様々な方法が提案されてきている。
例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体からのコピー回数を制御するSCMS(SerialCopy Management System)が提案されている。
また、インターネットを介しての音楽等の配布等を制限する為の規格としてSDMI(Secure Digital Music Initiative)が提案されている。これは、サーバ装置から他の装置やMD(MiniDisc)等の記録媒体へのコピー回数を制御するものである。
さらに、近年のBSデジタル放送やCSデジタル放送、地上波デジタル放送などのデジタル放送では、放送局から送られてくるコンテンツのコピーを制御する為に、コンテンツ自体にコピーを制御するための情報であるCCI(CopyControl Information)が付加されている。これにより、不正な者によるコピーを制限したり、コピー回数を制限したりする。
このように、デジタルコンテンツの配布時には、様々な方法で著作権者の権利を守る方策が取られている。
その一方で、配布されたデジタルコンテンツを視聴する場合に、そのコピーが制限されることにより、利用者の利便性を大きく損なう場合が出てきている。
例えば、配布されたデジタルコンテンツを楽しむ際に、コンテンツのコピーが制限されて、コンテンツを再生する装置を自由に選べない場合などである。
近年では、一般家庭内のデジタル機器がネットワークで結ばれて、いわゆるホームネットワークの構築が行なわれ、デジタルデータを家庭内の機器間で自由に送受信できる環境ができている。また、モバイル機器が多数開発されており、戸外にコンテンツを持ち出して楽しむ環境もできている。
このような環境下でありながら、一旦コピーされてしまったら、それ以上のコピーが完全に制限されてしまい、家庭内であっても、利用者はコンテンツを充分に楽しむ事ができない場合が生じている。例えば、1世代のみのコピーが許されているコンテンツを持っている場合には、パソコンにコピーしたら、それ以上のコピーは制限されて、モバイル機器にコピーして持ち出すことはできない。
そこで、コピー制限されたコンテンツを家庭内のサーバ機に登録し、サーバが家庭内の機器へコピーされたコンテンツを管理することで、家庭内でのコピーを可能としつつ、著作権者の権利を保護する技術が開発されている(特許文献1参照)。前の例でいうと、パソコンにコピーされたコンテンツを無効とすることを条件に、モバイル機器にコンテンツのコピーを可能とするものである。また、サーバがコピーを管理する要請から、コピーされたコンテンツが存在しないことを条件に、サーバのコンテンツの移動が可能となっている。
特開2004−54988号公報
しかし、家庭内では1台のサーバ機でコピーを管理することは、不都合なことが多い。
例えば、家人の誰かがモバイル機器にコンテンツをコピーして持ち出している間に、そのサーバ機のコンテンツを再生することはできるが、他のモバイル機器で持ち出すことはできない。すなわち、2つのコンテンツを持つことが許されるはずであるのに、コンテンツの1つはサーバ機に置かなければならない。
また、家人の誰かがモバイル機器にコンテンツをコピーして持ち出している間に、サーバ機に不具合が生じ、コンテンツを移動させたい場合であっても、コピーが存在するため、移動させることができないなどの不都合がある。
さらに、コンテンツのサイズや内容等に応じて、サーバ機を変えたい場合もある。
そこで、本発明は、家庭内において、コンテンツの著作権者の権利を保護しつつも、コンテンツを家庭内の機器に自由に移動することが可能なコンテンツ管理システムの提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムであって、各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元情報を、各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段を備え、コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、更に、一つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを備え、前記送信手段で送信したコピー先情報で示される記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されているコピー元情報であって、前記送信手段で送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第2記憶装置を示す情報に書き換える書換手段を備え、前記第2記憶装置は、更に、前記第1記憶装置から受信したコピー先情報とコンテンツとを対応付けて自装置の記憶手段に記憶する追加手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ管理システムは、上述の構成を備えることにより、親コンテンツが他の装置に移動した場合に、子コンテンツは親コンテンツが移動したことを知ることができるので、親コンテンツの記憶されている記憶装置に必要な処理の依頼等を行うことができる。必要な処理とは、例えば、子コンテンツの有効時間の延長を親コンテンツの記憶装置に依頼する処理である。すなわち、子コンテンツの有効時間を延長する為には、サーバ装置に一旦つながなければならない場合には、親コンテンツの記憶装置を知らなければ、延長を要求できないからである。
また、前記送信手段は、前記第2記憶装置が所定の記憶装置である場合に限り、コピー先情報とコンテンツとを前記第2記憶装置に送信することとしてもよい。
これにより、所定の装置以外の装置には、コンテンツを移動することができないので、ホームネットワーク内での利用にとどめることが可能となる。
従って、コンテンツの著作権者の権利を守ることができる。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置であって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを備えることを特徴とすることとしてもよい。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置あって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー元情報とを受信する受信手段と、前記受信したコンテンツ情報で示されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー元情報を、受信したコピー元情報に書き換える手段を備えることを特徴とすることとしてもよい。
これにより、本発明に係るコンテンツ管理システムの構築が容易になる。
また、本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムであって、各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶している記憶装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応付けて記憶している記憶手段を備え、コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、更に、あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段を備え、第2記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されている前記コンテンツのコピー元情報を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段を備えることを特徴とすることとしてもよい。
この構成を備えることにより、コピー先情報とコピー元情報とを送受信することで、親コンテンツと子コンテンツとを入れ替えることができるので、コンテンツ自体の移動に要する時間を経なくても、親コンテンツと子コンテンツを入れ替えることができるようになる。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置であって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段とを備えることを特徴とすることとしてもよい。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置あって、前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー先情報を受信する受信手段と、受信したコンテンツ情報で識別されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー元情報を自装置の記憶手段から削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段とを備えることを特徴とすることとしてもよい。
これにより、本発明に係るコンテンツ管理システムの構築が容易になる。
<概要>
ホームネットワークにおいてコンテンツの著作権を守るためには、コンテンツのオリジナル(以下、「親コンテンツ」という。)を決められたサーバ機にのみ記憶しておき、そのコピー(以下、「子コンテンツ」という。)を許された個数分作成して管理することである。
すなわち、サーバ装置は、どの装置に子コンテンツが記憶されているかを知っておく必要があり、子コンテンツを他の装置に直接移動することは許されない。
また、モバイル機器の発達を考えると、作成した子コンテンツがホームネットワーク内にいる間、又は、ホームネットワーク外では一定時間の間のみ有効にすることが著作権を守る為には必要である。
子コンテンツをモバイル機器等でホームネットワーク外に持ち出し、一定時間経過した場合には子コンテンツを無効とすることで、コピーの大幅な拡散を防ぐことができるからである。
ホームネットワーク外で一定時間を経過したら無効とすることを可能にするには、子コンテンツを記憶している装置が、定期的にサーバ装置にアクセスすることで、ホームネットワーク内にいることを確認する方法が現実的である。
従って、サーバ機が変わってしまうと、子コンテンツの装置は移動前のサーバ装置しか知らない為、アクセスができず、たとえホームネットワーク内にいたとしても子コンテンツが無効になってしまう。
このような事態を避けるために、移動できるコンテンツは、子コンテンツを持たない親コンテンツのみに制限される。
本発明に係るコンテンツ管理システムは、このような制限を緩和し、子コンテンツを持つ親コンテンツや子コンテンツを移動対象に含めるものである。
以下、本発明に係るコンテンツ管理システムの実施形態について説明する。
本実施形態では、親コンテンツひとつにつき、子コンテンツを複数作成することができるが、この子コンテンツは所定時間が経過すると削除されるものとする。ここで削除とは、実際にメモリ上から消すことでも、コンテンツが暗号化されている場合には、復号ができなくなることでもよい。すなわち、実際にコンテンツの再生が出来なくなればよい。
また、この子コンテンツの有効な時間、すなわち、削除されるまでの時間は、ホームネットワークに接続されている場合には、カウントされないものとし、また、時間が進んでいてもホームネットワークに再接続した場合には、時間は最初からカウントされるものとする。子コンテンツを家庭内で楽しむ分には、時間的な制限は無いが、家庭内から持ち出した場合には一定時間が経過すると削除することで、子コンテンツの拡散を防ぎ、著作権者の権利を保護している。
<構成>
図1は、本発明にかかるコンテンツ管理システムの構成例を表す図である。
コンテンツ管理システム10は、記憶装置1000、記憶装置2000、記憶装置3000及び記憶装置4000で構成され、ホームネットワーク90で接続されている。
記憶装置1000と記憶装置2000は、パソコン等の据え置き型の記憶装置であり、記憶装置3000と記憶装置4000は、携帯電話機などモバイル型の記憶装置であるとする。
また、記憶装置1000のみが、家庭外のネットワーク20と接続している。
ここで、ネットワーク20とは、インターネットやCATV(Cable Television)等の大規模なネットワークであり、さらに、インターネット等に限定されず、放送局からのデジタル放送を含む概念であるとする。すなわち、家庭の外からコンテンツを取得する経路であればよい。
また、ホームネットワーク90は、家庭内において無線LAN等で構築される小規模ネットワークである。
次に、記憶装置の構成について、図2を用いて説明する。
記憶装置(1000、2000、3000、4000)は、それぞれ本来の機能、例えば、パソコンであればゲーム等のアプリケーションを実行したり、携帯電話機であれば通話を行なったり等の機能を有するほかに、本発明に特有の機能を有する。
本発明に特有の機能は、それぞれの記憶装置が同じ機能を有しているものとし、図2を用いて記憶装置1000のみについて説明する。異なる部分はその都度説明するものとする。
図2は、記憶装置1000の構成を示す機能ブロック図である。
記憶装置1000は、受信部1100、書込部1200、コンテンツ記憶部1300、読出部1400、送信部1500、制御部1600、コンテンツ情報管理部1700、管理情報記憶部1800、入力部1900及び出力部1950で構成される。
制御部1600は、本発明に特有の機能を実現する為に、以下説明する各機能部を制御する機能を有する。この記憶装置1000の本来の機能を実現するための機能部は記載していない。
まず、受信部1100は、ネットワークを介して、自装置の外部からコンテンツ等を受信し、受信したコンテンツを、書込部1200に渡す機能を有する。
ここで、記憶装置1000は、ネットワーク20からコンテンツ等を受信し、他の記憶装置(2000、3000、4000)は、ホームネットワーク90からコンテンツ等を受信する。
書込部1200は、受信部1100から受取ったコンテンツをコンテンツ記憶部1300に書込む機能を有する。また、コンテンツと、そのコンテンツが記憶されているコンテンツ記憶部1300内のアドレスとを対応付けて制御部1600に通知する機能も有する。制御部1600に通知されたアドレス等は、コンテンツ情報管理部1700により管理される。
コンテンツ記憶部1300は、書込部1200によって書込まれたコンテンツを記憶する機能を有する。ここで記憶されるコンテンツは、親コンテンツ、子コンテンツの区別無く、記憶される。
次に、読出部1400は、コンテンツ記憶部1300に記憶されているコンテンツを読み出し、送信部1500に渡す機能を有する。この読み出しは、制御部1600によって、コンテンツ記憶部1300のアドレスを指定され、読出し指示を受けた場合に行われる。
送信部1500は、読出部1400から渡されたコンテンツを、ホームネットワーク90を介して、他の記憶装置にコンテンツ等を送信する機能を有する。どの装置宛に送信するかは、制御部1600から指示される。
次に、コンテンツ情報管理部1700は、コンテンツ記憶部1300に記憶されているコンテンツを管理する機能を有する。具体的には、管理情報記憶部1800に記憶している各種テーブルの内容、すなわち、コンテンツに関する情報、例えば、コンテンツが記憶されているコンテンツ記憶部1300内のアドレスや、コンテンツが親コンテンツか子コンテンツかの区別や、親コンテンツであればコピーした子コンテンツはどの装置に記憶されているのか等の情報を、制御部1600の指示に従って、管理情報記憶部1800に書込んだり、消去したり等を行う。また、制御部1600の依頼に応じて、管理情報記憶部1800に記憶されている情報を参照し、通知するなどの機能を有する。
管理情報記憶部1800は、コンテンツ記憶部1300に記憶されているコンテンツ毎に、管理情報である各種テーブルを記憶する機能を有する。これら情報の記憶、更新、削除等は、コンテンツ情報管理部1700からの指示に応じて行う。この管理情報記憶部1800に記憶されている情報の詳細は、図3及び図4を用いて、<データ>で説明する。
入力部1900と出力部1950とは、いわゆるユーザインタフェース部であり、入力部1900は、リモコンや、操作キーなどを含み、ユーザからの指示を受付け、制御部1600に通知する機能を有する。
また、出力部1950は、ディスプレイ等を含み、コンテンツの再生出力や、ユーザに対してのメッセージを表示する等を行う機能を有する。
記憶装置(1000〜4000)の各機能は、それぞれのメモリ又はハードディスク(図示していない。)に格納されているプログラムをCPU(図示していない。)が実行することにより実現される。
<データ>
以下、本コンテンツ管理システムで用いる主なデータについて、図3及び図4を用いて説明する。
ここで説明するデータは、記憶装置(1000〜4000)の、それぞれの管理情報記憶部1800に記憶されているものである。但し、各機記憶装置は、全ての種類の情報を記憶しているわけではなく、その時点で記憶しているコンテンツに応じたデータを記憶している。例えば、親コンテンツを記憶していない記憶装置は、親コンテンツを管理する情報は記憶していない。
コンテンツをコピーしたり移動したりすることで、必要なデータが作成されたり、削除されたり、更新されたりする。
図3は、サーバ機の管理情報記憶部1800が記憶している管理情報の内容例を示す図である。サーバ機とは、親コンテンツを記憶している記憶装置であり、本コンテンツ管理システムにおいてサーバ機は1つではなく、コンテンツによりサーバ機は異なることになる。
図3(a)は、管理情報のうち、接続装置テーブル1810の構成例及び内容例を示す図であり、図3(b)は、管理情報のうち、親コンテンツテーブル1820の構成例及び内容例を示す図であり、図3(c)は、移動先テーブル1830の構成例及び内容例を示す図である。
管理情報には、このほかコンテンツと、そのコンテンツが記憶されているコンテンツ記憶部1300内のアドレスとを対応付けたテーブルがある。
接続装置テーブル1810は、ホームネットワークに接続されている記憶装置を管理するものである。
本実施形態では、4台の記憶装置がホームネットワーク90に接続されているものであり、記憶装置1000の装置IDを「A」、記憶装置2000の装置IDを「B」、記憶装置3000の装置IDを「C」、記憶装置4000の装置IDを「D」とする。以下、説明の便宜上、装置IDが「A」の記憶装置を「記憶装置A」、装置IDが「B」の記憶装置を「記憶装置B」などと呼ぶものとする。
接続装置テーブル1810は、サーバ1811とクライアント1812とで構成される。
サーバ1811は、自装置を示す。
例えば、サーバ1811が「A」であるので、この接続装置テーブル1810を記憶している記憶装置は、装置IDが「A」の記憶装置1000であり、親コンテンツを1つ以上記憶している。
次に、図3(b)の、親コンテンツテーブル1820を説明する。
この親コンテンツテーブル1820は、自装置が記憶しているコンテンツの中の、親コンテンツを管理するテーブルである。従って、自装置は、このテーブルにあるコンテンツのサーバ機となり、このテーブルを記憶していない場合は、サーバ機ではないことを意味する。
親コンテンツテーブル1820は、ID1821、コンテンツ名1822、コピー先装置ID1823及びコピー履歴1824とで構成される。
ID1821は、コンテンツの識別子である。
また、コンテンツ名1822は、親コンテンツの名前であり、例えば、番組名、曲名などである。
コピー先装置ID1823は、ID1821で表される親コンテンツを、持出した装置の、すなわちコピー先の装置IDを示す。
コピー履歴1824は、ID1821で表される親コンテンツを、コピー先装置ID1823で示される記憶装置にコピーした日時を表す。
例えば、ID1821「ID1」の親コンテンツは、コンテンツ名1822「○○○○」であり、コピー先装置ID1823「B」の装置に、コピー履歴1824「2005/1/2110:05:20」にコピーされたことを示す。
この内容例では、コンテンツのコピー先装置は1つしか記載していないが、コンテンツのコピー回数等の条件に応じて、複数コピー先があってももちろん良い。
図3(c)の、移動先テーブル1830は、親コンテンツの移動先の装置を表すテーブルである。従って、この移動先テーブル1830と、親コンテンツテーブル1820との双方で、同じコンテンツが管理されていることはない。
移動先テーブル1830は、旧ID1831、コンテンツ名1832及び移動先装置ID1833で構成される。
旧ID1831は、移動された親コンテンツの識別子を示す。
また、コンテンツ名1832は、旧ID1831で示される親コンテンツの名前である。
移動先装置ID1833は、親コンテンツが移動された先の装置IDを示す。
例えば、旧ID1831「ID2」であって、コンテンツ名1832「△△△△」のコンテンツは、移動先装置ID1833「B」で表される記憶装置に移動されたことを示す。
次に、図4は、子コンテンツテーブル1850の構成例及びその内容例を示す図である。具体的には、親コンテンツテーブル1820のコピー先装置ID1823で示される記憶装置が記憶しているテーブルである。すなわち、子コンテンツのコピー元である親コンテンツが記憶されている装置を管理するものである。
子コンテンツテーブル1850は、コンテンツ名1851、親装置ID1852及びID1853とで構成される。
コンテンツ名1851は、子コンテンツの名前である。本実施形態では、親コンテンツ名と同じ名前を表しているが、コピー先の装置で異なった名前をつけても良い。
親装置ID1852は、コンテンツ名1851の子コンテンツの親コンテンツが記憶されている記憶装置のIDを示す。
ID1853は、子コンテンツの識別子であり、親コンテンツの識別子と同じものが記憶される。
子コンテンツテーブルの本構成例では、子コンテンツの有効な時間については記載していないが、子コンテンツ毎に有効時間を記憶し、カウントしているものとする。このカウントしている時間等は、子コンテンツテーブルの情報が他の記憶装置に送信される場合などには、付随して送信されるものとする。
図4(a)は、記憶装置B2000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(b)は、記憶装置C3000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(c)は、記憶装置D4000の子コンテンツテーブル1850を表す図である。
例えば、図4(a)で示される、記憶装置B2000の子コンテンツテーブル1850は、コンテンツ名1851「○○○○」の子コンテンツを記憶している。
本例では、親コンテンツは1つの子コンテンツを持つ場合を示しているが、複数の子コンテンツを持つことができる。
このように、親コンテンツからは、子コンテンツを記憶している装置を知ることができ、子コンテンツからは、親コンテンツを記憶している装置を知ることができるようになっている。このように、双方からリンクが張られていることにより、双方が自由な移動を行ったとしても、コピー数の管理などを行うことができ、著作権者の権利を守ることができるのである。
<動作>
以下、上述した、コンテンツ管理システム10の動作について図5〜図16を用いて説明する。
具体的には、次の4つの場合の処理について説明する。
1つ目は、子コンテンツが存在する親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合、2つ目は、親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合、すなわち、親コンテンツを子コンテンツとし、子コンテンツを親コンテンツとする場合の動作を説明する。
更に、3つ目として、子コンテンツを移動する場合、4つ目は、子コンテンツから子コンテンツを作る場合を説明する。
<1.親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合の処理>
親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合の処理を、図5〜図7を用いて説明する。
図5は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図6は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図7は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図7では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Cの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移を、矢印で時系列に示している。
これらの図では、説明に必要な項目のみを記載しているものとする(図8〜図16も同様)。
本例では、記憶装置A1000が記憶している親コンテンツを記憶装置B2000に移動する場合を説明する。この記憶装置A1000の親コンテンツは、その子コンテンツが記憶装置C3000に記憶されているものとする。
まず、図5において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル5000が記憶されている。親コンテンツは、ID1821が「ID2」、コンテンツ名1822が「△△△△」であり、コピー先装置ID1823が「C」である。また、コンテンツ記憶部1300には、ID1821「ID2」のコンテンツが記憶されている。従って、記憶装置A1000は、このコンテンツに関しては、サーバ装置といえる。
尚、記憶装置A1000には、他の親コンテンツも記憶されているものとする(図7:親コンテンツテーブル5000参照)。
記憶装置C3000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル5100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「△△△△」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID2」である(図7:子コンテンツテーブル5100参照)。また、コンテンツ記憶部1300には、ID1823「ID2」の子コンテンツが記憶されている。
尚、記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル5200が記憶され、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」の子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている(図7:子コンテンツテーブル5200参照)。
ここで、コンテンツ記憶部1300が実線で表されている場合は、親コンテンツであることを示し、破線で表されている場合は、子コンテンツであることを示すものとする。また、以下、ID1821が「ID2」の親コンテンツを親コンテンツ「ID2」、ID1853が「ID2」の子コンテンツを子コンテンツ「ID2」というものとする。
この状態で、記憶装置A1000の親コンテンツ「ID2」を、記憶装置B2000に移動する。以下、図6及び図7を用いて、動作を説明する。
まず、記憶装置A1000において、ユーザがコンテンツのID(以下、「コンテンツID」という。)「ID2」を記憶装置B2000に移動する旨を指示する。記憶装置A1000の入力部1900は、その旨を検出し、移動する旨と、指示されたコンテンツID「ID2」と、移動先の記憶装置ID「B」とを制御部1600に通知する(ステップS500)。
移動する旨の通知を受けた制御部1600は、移動が可能であるか否かを判定する(ステップS501)。ここでは、次の2つを判定する。1つは、移動先の記憶装置2000は、同じグループか、すなわち、ここではホームネットワークを構成している装置であるか否かであり、2つ目は、移動対象のコンテンツが、親コンテンツであるか否かである。
制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に、上記2つの判定を依頼する。
判定の依頼を受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルを参照して、判断する。具体的には、接続装置テーブル1810を参照し、クライアント1812に「B」があれば、同じグループであると判断する。また、親コンテンツテーブル1820を参照し、ID1821に「ID2」があれば、親コンテンツであると判断する。
コンテンツ情報管理部1700は、この2つの判断結果を制御部1600に返す。
判断結果を受取った制御部1600は、移動先の装置が同じグループに属しており、且つ、コンテンツが親コンテンツである場合には、移動が可能であると判断する(ステップS501:Y)。その他の場合は、移動が不可と判断し(ステップS501:N)、出力部1950にその旨のエラーメッセージの表示依頼をし、処理を終了する。依頼を受けた出力部1950はエラーメッセージをディスプレイに表示する(ステップS506)。
コンテンツの移動が可能であると判断した制御部1600は、親コンテンツ「ID2」の親コンテンツテーブル1820内の情報を記憶装置B2000に送信する(ステップS502)。すなわち、ID1821「ID2」の情報、具体的には、ID1821「ID2」、コンテンツ名1822「△△△△」、コピー先装置ID1823「C」、コピー履歴1824「2004/10/218:25:40」が記憶装置B2000に送られる。
記憶装置B2000の制御部1600は、受信部1100を介して、親コンテンツ「ID2」の情報を受け取り、コンテンツ情報管理部1700に対して、親コンテンツ「ID2」の情報を親コンテンツテーブル1820に作成するよう依頼をする。
依頼を受けた記憶装置B2000のコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶する親コンテンツテーブルに親コンテンツ「ID2」の情報を作成する(ステップS510、図7:親コンテンツテーブル5220参照)。
次に、記憶装置A1000の制御部1600は、親コンテンツ「ID2」のコピー先装置に対して、子コンテンツテーブルの親装置ID1852を書き換えるように依頼する。
具体的には、親コンテンツテーブル1820のID1821「ID2」に対応するコピー先装置ID1823で示される装置「C」に、親装置ID1852を「A」から「B」に書き換えるよう依頼する(ステップS503)。
記憶装置C3000の制御部1600は、受信部1100を介して、親装置ID1852を「A」から「B」への書き換え依頼を受け取り、コンテンツ情報管理部1700に対して、コンテンツ「ID2」の親装置ID1852を「B」に書き換えるよう依頼をする。
依頼を受けた記憶装置C3000のコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶する子コンテンツテーブル5100のID1853「ID2」に対応する親装置ID1852を「B」に書き換える(ステップS520、図7:子コンテンツテーブル5110参照)。
コピー先装置の親装置ID1852を書き換えるように依頼した記憶装置A1000の制御部1600は、親コンテンツ「ID2」の情報を親コンテンツテーブル1820から削除し(図7:親コンテンツテーブル5010参照)、移動先テーブル1830を作成する旨コンテンツ情報管理部1700に依頼する。
依頼を受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に、親コンテンツ「ID2」は、記録装置「B」に移動した旨の移動先テーブル1830の作成を依頼し、管理情報記憶部1800は依頼に応じて移動先テーブルを作成する(ステップS504、図7:移動先テーブル5020参照)。
その後、記憶装置A1000の制御部1600は、読出部1400にコンテンツ「ID2」の記録されているアドレスを渡し、コンテンツを読出し、送信部1500に渡すよう指示し、コンテンツを読み出した後削除するよう指示する。記録されているアドレスは、コンテンツ情報管理部1700を介して、管理情報記憶部1800で管理されているアドレスを取得する。
また、送信部1500には、読出部1400から受取ったコンテンツを記録装置B2000に送信するよう指示する。
指示を受けた読出部1400は、コンテンツを読出し、送信部1500に渡した後削除する。送信部1500は、受取ったコンテンツを記憶装置B2000宛に送信する(ステップS505)。
記憶装置A1000からコンテンツを受信した記憶装置B2000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に記憶するよう指示し、指示を受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800に記憶する(ステップS511)。
ここで、ステップ504で作成した移動先テーブル5020は、次のような場合に利用される。例えば、ステップ503で、記憶装置A1000の制御部1600が、記憶装置C3000の子コンテンツテーブルの親装置ID1852を書き換えるように依頼したが、記憶装置Cがホームネットワークの外にいるなどして書き換えができなかった場合に利用する。記憶装置Cがホームネットワーク内に返ってきて、再度つながったときに、記憶装置Cは、自装置か記憶している子コンテンツの親が移動していないかを確認し、必要があれば更新する。すなわち、親コンテンツが移動していた場合には、自装置内の子コンテンツテーブルの親装置IDを書き換える。
この際、元のサーバ装置である記憶装置Aが、この移動先テーブルをたどっていき、現サーバを探して記憶装置Cに通知する。あるいは、記憶装置Aは、移動先を記憶装置Cに通知し、記憶装置Cがその移動先をたどって、現サーバを探すこととしてもよい。
本例では、従来ならば、子コンテンツを全て削除し、親コンテンツを移動し、再度子コンテンツを作成する必要があったところを、時間のかかるコンテンツの移動は親コンテンツの移動の1回のみで済むので、時間と手間を大幅に省くことが可能となる。
<2.親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合の処理>
親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合の処理を、図8〜図10を用いて説明する。
図8は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図9は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図10は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図10では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Dの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移が、矢印で時系列に示されている。
本例では、記憶装置A1000が記憶している親コンテンツ「ID1」と記憶装置B2000が記憶している子コンテンツ「ID1」とを入れ替える場合を説明する。
まず、図8において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル6000が記憶されている。ID1821が「ID1」、コンテンツ名1822が「○○○○」であり、コピー先装置ID1823が「B」である親コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。従って、記憶装置A1000は、このコンテンツに関しては、サーバ装置である。
尚、記憶装置A1000には、他の親コンテンツ「ID3」等も記憶されている(図9:親コンテンツテーブル6000参照)。
記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル6100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている。
尚、記憶装置D4000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル6200が記憶されている。コンテンツ名1851が「××××」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID3」の子コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。
この状態で、記憶装置A1000の親コンテンツ「ID1」と、記憶装置B2000の子コンテンツ「ID1」とを入れ替える。以下、図9及び図10を用いて、動作を説明する。
まず、記憶装置B2000において、ユーザが子コンテンツ「ID1」を親コンテンツにする旨を指示する。
記憶装置B2000の入力部1900は、その旨を検出し、親コンテンツにする旨と、指示されたコンテンツID「ID1」を制御部1600に通知する。
通知を受けた記憶装置B2000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に子コンテンツ「ID1」の親装置IDを問い合わせる。
問い合わせを受けたコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800の子コンテンツテーブル6100を参照し、子コンテンツ「ID1」の親装置ID は「A」である旨を制御部1600に通知する。
通知を受けた記録装置B2000の制御部1600は、受取った親装置ID「A」に対して、コンテンツ「ID1」に関しての親コンテンツテーブルの情報の送信を要求する(ステップS610)。
要求を受けた記憶装置A1000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に対して、親コンテンツ「ID1」の情報を読み出すよう依頼する。
依頼を受けた記憶装置A1000のコンテンツ情報管理部1700は、管理情報記憶部1800の親コンテンツテーブル6000から、ID1821「ID1」の情報を読み出し、制御部1600に通知する。
具体的には、コンテンツ名1822「○○○○」、コピー先装置ID1823「B」である。他の装置にもコピーされている場合は、それら全てを読み出し、通知する。
親コンテンツテーブルの情報を受取った記憶装置A1000の制御部1600は、そのうち、コピー先装置ID1823を、要求してきた装置に返す。
具体的には、コピー先装置ID1823「B」を、今回の情報を要求してきた装置「B」に送信する。
記憶装置A1000から、親コンテンツ「ID1」の全てのコピー先装置ID1823を受け取った記憶装置B2000の制御部1600は、コンテンツ情報管理部1700に対し、子コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブルを削除して、親コンテンツ「ID1」の親コンテンツテーブル6110を作成する旨指示する。
ここでの親コンテンツテーブル6110では、コンテンツ名1822は子コンテンツテーブル6100のコンテンツ名1851を使用し、受取った全てのコピー先IDのうち自装置「B」を装置「A」に書き換えて作成する(ステップS611)。他のコピー先IDはそのままである。
具体的には、ID1821「ID1」、コンテンツ名1822「○○○○」、コピー先装置ID1823「A」の親コンテンツテーブル6110を作成する(図10参照)。
一方、記憶装置A1000では、親コンテンツ「ID1」の情報を記憶装置B2000に送信した後、制御部1600は、親コンテンツテーブルから親コンテンツ「ID1」の情報を削除し、親装置ID「B」である子コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブル6020を作成するよう、コンテンツ情報管理部1700に依頼する。
依頼を受けたコンテンツ情報管理部1700は、親コンテンツテーブル6000のコンテンツ名1822をコンテンツ名1851「○○○○」として、親装置ID1852「B」、ID1853「ID1」の子コンテンツテーブル6020を作成する(ステップS601)。また、親コンテンツテーブル6000から親コンテンツ「ID1」の情報を削除して親コンテンツテーブル6010とする。
これで、記憶装置B2000には、コンテンツ「ID1」の親コンテンツテーブルが作成され、記憶装置A1000には、コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブルが作成されたことになる。
尚、記憶装置D4000は、コンテンツ「ID1」のコピーを記憶していない為、子コンテンツテーブル6200には、変化が及ばない。
本例では、子コンテンツ「ID1」が記憶装置B2000のみであったが、他の装置にも子コンテンツがある場合には、それらの子コンテンツテーブルの親装置IDを「B」に変更するように各装置に依頼する。この処理は、図6で説明したステップS503とステップS520の処理と同様である。
従来であれば、本例と同様のことを行うには、子コンテンツを、一旦、削除等して全てのコピーをなくしてから、オリジナルである親コンテンツを移動し、再度、親コンテンツが元あった装置とコピーが元あった装置に、コンテンツをコピーする必要があった。本例では、コンテンツのコピーを一切する必要がないため、時間と手間を大幅に省くことが可能となる。
また、本例では、親コンテンツと子コンテンツの入れ替えの際、元の子コンテンツの有効時間を、新しい子コンテンツは引きつがないこととしている。しかし、有効時間を記憶装置Aに送信して、子コンテンツテーブル6020を作成する際に有効時間を設定することとしてもよい。
<3.子コンテンツを移動する場合の処理>
次に、子コンテンツを移動する場合を説明する。
従来は、子コンテンツを移動することはできず、現在ある子コンテンツを削除し、新たに新しい装置に子コンテンツを作成する必要があった。
本発明では、ユーザはこのような煩雑な手間を取らせることなく、子コンテンツを他の装置に移動することが可能となる。
この処理は、前述した親コンテンツの移動の処理と、親コンテンツと子コンテンツの交換の処理を組合わせることで可能となる。
従って、ここでは、どのようなタイミングで親コンテンツを移動させたり、親コンテンツと子コンテンツとを交換するかを説明することとする。詳細な情報の送信や、テーブルの作成等は、前述した処理と同様である。
本例では、記憶装置A1000が親コンテンツ「ID1」を記憶しており、記憶装置B2000が子コンテンツ「ID1」を記憶している。この記憶装置B2000が記憶している子コンテンツを記憶装置D4000に移動する場合を説明する。
図11は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図12は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図13は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図13では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Dの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移が、矢印で時系列に示されている。
まず、図11において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル7000が記憶されており、ID1821が「ID1」、コンテンツ名1822が「○○○○」、コピー先装置ID1823が「B」である親コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。
記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル7100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている。
また、記憶装置D4000には、子コンテンツ「ID3」が記憶されている。
以下、図12と図13とを用いて、移動の処理を説明する。
記憶装置B2000から、ユーザが子コンテンツ「ID1」を記憶装置D4000に移動する旨の指示を行う(ステップS700)。
この時点で、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置A1000にあり(ステップS711)、子コンテンツ「ID1」は、記憶装置B2000にある(ステップS712)。
ここで、ユーザの移動指示を受けた記憶装置B2000の制御部1600が、親コンテンツ「ID1」を記憶する記憶装置A1000と、処理を開始する。
具体的には、記憶装置A1000の記憶する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、自記憶装置B2000の記憶する子コンテンツ「ID1」の子コンテンツ情報を交換し、親子を入れ替える(ステップS710)。この処理は、図8、図9、図10を用いて説明した処理と同様である。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS713)の結果、記憶装置A1000は、子コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS714、図13:親コンテンツテーブル7010、子コンテンツテーブル7020参照)、記憶装置B2000は、親コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS715、図13:親コンテンツテーブル7110参照)。
その後、記憶装置B2000の親コンテンツ「ID1」を、記憶装置D4000に移動する(ステップS720)。
具体的には、記憶装置B2000の有する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、コンテンツ「ID1」とを記憶装置D4000に移動し、記憶装置A1000が記憶する子コンテンツ「ID1」の情報を書き換える。この処理は、図5、図6、図7を用いて説明した処理と同様である。
親コンテンツの移動処理(ステップS721)の結果、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置B2000から記憶装置D4000に移動する(ステップS722、図13:親コンテンツテーブル7210、子コンテンツテーブル7020、移動先テーブル7140参照)。記憶装置B2000には、コンテンツは何も記憶されていないことになる(図13:子コンテンツテーブル7120、親コンテンツテーブル7130参照)。
また、記憶装置A1000が記憶する子コンテンツ「ID1」の情報では、親装置IDを「B」から「D」に書き換える(図13:子コンテンツテーブル7030参照)。
その後、再度、記憶装置D4000の記憶する親コンテンツと、記憶装置A1000の記憶する子コンテンツとの交換を行う(ステップS730)。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS731)の結果、記憶装置A1000は、親コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS732、図13:親コンテンツテーブル7240参照)、記憶装置D4000は、子コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS733、図13:子コンテンツテーブル7220、親コンテンツテーブル7230参照)。
これで、記憶装置B2000が記憶していた子コンテンツ「ID1」が、記憶装置D4000に移動したことになる。
<4.子コンテンツから子コンテンツを作る場合の処理>
次に、子コンテンツからコピーを作成する場合を説明する。
従来は、子コンテンツからのコピーをすることはできず、親コンテンツからのみ子コンテンツを作成することが可能であった。
本発明では、ユーザは自由に、子コンテンツから子コンテンツを他の装置に作成することが可能となる。
この処理は、前述した親コンテンツと子コンテンツの交換の処理と、従来の子コンテンツの作成処理とを組合わせることで可能となる。
従って、ここでは、どのようなタイミングで親コンテンツを移動させたり、親コンテンツと子コンテンツとを交換するかを説明することとする。詳細な情報の送信や、テーブルの作成等は、前述した処理と同様である。
本例では、記憶装置A1000が親コンテンツ「ID1」を記憶しており、記憶装置B2000が子コンテンツ「ID1」を記憶している。この記憶装置B2000が記憶している子コンテンツを基に、記憶装置D4000に子コンテンツを作成する場合を説明する。
図14は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図であり、図15は、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。図16は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図16では、記憶装置A、記憶装置B、記憶装置Dの管理情報記憶部1800に記憶されているテーブルの遷移が、矢印で時系列に示されている。
まず、図14において、記憶装置A1000の管理情報記憶部1800には、親コンテンツテーブル8000が記憶されており、ID1821が「ID1」、コンテンツ名1822が「○○○○」、コピー先装置ID1823が「B」である親コンテンツが、コンテンツ記憶部1300に記憶されている。
記憶装置B2000の管理情報記憶部1800には、子コンテンツテーブル8100が記憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名1851が「○○○○」、親装置ID1852が「A」、ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部1300に記憶されている。
また、記憶装置D4000には、子コンテンツ「ID3」が記憶されている。
以下、図15と図16とを用いて、子コンテンツ作成の処理を説明する。
記憶装置B2000から、ユーザが子コンテンツ「ID1」を記憶装置D4000にコピーする旨の指示を行う(ステップS800)。
この時点で、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置A1000にあり(ステップS811)、子コンテンツ「ID1」は、記憶装置B2000にある(ステップS812)。
ここで、ユーザのコピー指示を受けた記憶装置B2000の制御部1600が、親コンテンツ「ID1」を記憶する記憶装置A1000と、処理を開始する。
具体的には、記憶装置A1000の記憶する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、自記憶装置B2000の記憶する子コンテンツ「ID1」の子コンテンツ情報を交換し、親子を入れ替える(ステップS810)。この処理は、図8、図9、図10を用いて説明した処理と同様である。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS813)の結果、記憶装置A1000は、子コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS814、図13:子コンテンツテーブル8020参照)、記憶装置B2000は、親コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS815、図16:親コンテンツテーブル8110参照)。
その後、記憶装置B2000の親コンテンツから、記憶装置D4000に子コンテンツを作成する(ステップS820)。
記憶装置D4000に、子コンテンツ「ID1」が記憶される(ステップS821、図16:子コンテンツテーブル8210参照)。
その後、再度、記憶装置B2000の記憶する親コンテンツと、記憶装置A1000の記憶する子コンテンツとの交換を行う(ステップS830)。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理(ステップS831)の結果、記憶装置A1000は、親コンテンツ「ID1」を記憶し(ステップS832、図16:親コンテンツテーブル8030参照)、記憶装置B2000と記憶装置D4000は、子コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップS833、図16:子コンテンツテーブル8120、親コンテンツテーブル8130、子コンテンツテーブル8220参照)。
従って、結果として、記憶装置B2000が記憶していた子コンテンツ「ID1」が、記憶装置D4000にコピーされたことになる。
<補足>
以上、本発明に係るコンテンツ管理システムについて実施形態に基づいて説明したが、この処理装置を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、ホームネットワーク90は、家庭内において無線LAN等で構築される小規模ネットワークであるとしているが、企業やマンション等の任意の場所に構成される各種の小規模なネットワークであってもよい。
(2)実施形態の <4.子コンテンツから子コンテンツを作る場合の処理>において、親コンテンツと子コンテンツを入れ替えた後に、親コンテンツからコピーを作成することとしているが、その方法に限られない。
例えば、記録装置Bから記録装置Dにコピーを作成する場合、記録装置Bは、記録装置Dに対してコンテンツと親装置IDとを送信し、記録装置Aに対しては、子コンテンツを作成した旨を通知し、それぞれの記憶装置で管理情報を作成することで、子コンテンツから子コンテンツを作成することとしてもよい。
(3)実施形態では、ホームネットワークに接続されているグループ以外の装置には、親コンテンツを移動しないこととしているが、子コンテンツを全て削除するなどして、移動することとしてもよい。
(4)実施形態で示した記憶装置の各機能を実現させる為の各制御処理(図2等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した記憶装置の各機能が実現される。
(5)各記憶装置における制御部1600、コンテンツ情報管理部1700、管理情報記憶部1800の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(FieldProgrammable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサー を利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
コンテンツをホームネットワーク等で管理するシステムにおいて、コピーが制限されるような条件を守りつつ、ユーザがコンテンツを利用する際の利便性を高める場合に特に有用である。
本発明にかかるコンテンツ管理システムの構成例を表す図である。 記憶装置1000の構成を示す機能ブロック図である。 サーバ機の管理情報記憶部1800が記憶している管理情報の内容例を示す図であり、図3(a)は、接続装置テーブル1810の構成例及び内容例を示す図であり、図3(b)は、親コンテンツテーブル1820の構成例及び内容例を示す図であり、図3(c)は、移動先テーブル1830の構成例及び内容例を示す図である。 子コンテンツテーブル1850の構成例及びその内容例を示す図であり、図4(a)は、記憶装置B2000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(b)は、記憶装置C3000の子コンテンツテーブル1850を表す図であり、図4(c)は、記憶装置D4000の子コンテンツテーブル1850を表す図である。 親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。 親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。 子コンテンツを移動する例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 子コンテンツを移動する例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 子コンテンツを移動する例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。 子コンテンツからコピーを作る例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。 子コンテンツからコピーを作る例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである。 子コンテンツからコピーを作る例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
符号の説明
1000 2000 3000 4000 記憶装置
1100 受信部
1200 書込部
1300 コンテンツ記憶部
1400 読出部
1500 送信部
1600 制御部
1700 コンテンツ情報管理部
1800 管理情報記憶部
1810 接続装置テーブル
1820 親コンテンツテーブル
1821 1853 ID
1822 コンテンツ名
1823 コピー先装置ID
1824 コピー履歴
1830 移動先テーブル
1850 子コンテンツテーブル
1851 コンテンツ名
1852 親装置ID
1853 コピー先装置ID
1900 入力部
1950 出力部

Claims (13)

  1. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムであって、
    各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元情報を、各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段を備え、
    コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、更に、一つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを備え、
    前記送信手段で送信したコピー先情報で示される記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されているコピー元情報であって、前記送信手段で送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第2記憶装置を示す情報に書き換える書換手段を備え、
    前記第2記憶装置は、更に、前記第1記憶装置から受信したコピー先情報とコンテンツとを対応付けて自装置の記憶手段に記憶する追加手段とを備える
    ことを特徴とするコンテンツ管理システム。
  2. 前記送信手段は、前記第2記憶装置が所定の記憶装置である場合に限り、コピー先情報とコンテンツとを前記第2記憶装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理システム。
  3. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置であって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
    1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを
    備えることを特徴とする記憶装置。
  4. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置あって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
    コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー元情報とを受信する受信手段と、
    前記受信したコンテンツ情報で示されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー元情報を、受信したコピー元情報に書き換える手段を
    備えることを特徴とする記憶装置。
  5. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムであって、
    各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶している記憶装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応付けて記憶している記憶手段を備え、
    コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、更に、あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、
    前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段を備え、
    第2記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されている前記コンテンツのコピー元情報を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段を備える
    ことを特徴とするコンテンツ管理システム。
  6. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置であって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
    あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、
    前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段と
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  7. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置あって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
    コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー先情報を受信する受信手段と、
    受信したコンテンツ情報で識別されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー元情報を自装置の記憶手段から削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段と
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  8. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムにおいて用いられるコンテンツ管理方法であって、
    各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元情報を、各コンテンツに対応付けて記憶しているメモリを備え、
    コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、一つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置のメモリから削除する削除ステップとを備え、
    前記送信ステップで送信したコピー先情報で示される記憶装置は、自装置のメモリに記憶されているコピー元情報であって、前記送信ステップで送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第2記憶装置を示す情報に書き換える書換ステップを備え、
    前記第2記憶装置は、前記第1記憶装置から受信したコピー先情報とコンテンツとを対応付けて自装置のメモリに記憶する追加ステップとを備える
    ことを特徴とするコンテンツ管理方法。
  9. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムにおいて用いられるコンテンツ管理方法であって、
    各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報あるいはコンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶している記憶装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応付けて記憶しているメモリを備え、
    コピー先情報を記憶する第1記憶装置は、あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信ステップと、
    前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶するステップを備え、
    第2記憶装置は、自装置のメモリに記憶されている前記コンテンツのコピー元情報を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶するステップを備える
    ことを特徴とするコンテンツ管理方法。
  10. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置にコンテンツ管理処理を行わせるコンピュータプログラムであって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶しているメモリを備え、
    1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置のメモリから削除する削除ステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置にコンテンツ管理処理を行わせるコンピュータプログラムであって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶しているメモリを備え、
    あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信ステップと、
    前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶するステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置の集積回路であって、
    コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を前記コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
    1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第2記憶装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを
    備えることを特徴とする集積回路。
  13. 相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテンツ管理システムで使用される記憶装置の集積回路であって、
    前記記憶装置は、1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
    あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第2記憶装置に、第2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、
    前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
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