JPWO2006075556A1 - コアドリル用の給水装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る給水装置(20)は、給水用の水を貯める貯水タンク(40)と、貯水タンク(40)へ気体を圧送するポンプ部(50)と、貯水タンク(40)及びコアドリル(1)間を接続するアダプタ(30)とを備え、ポンプ部(50)は、オペレータの把持操作によって内部空間が拡縮変形して貯水タンク(40)へ給気する把持部(51)を有し、アダプタ(30)は、コアドリル(1)に取り付けるためのドリル取付部(31b)と、貯水タンク(40)が取り付けられるタンク取付部(34)と、ドリル取付部(31b)及びタンク取付部(34)間を連通する通水路(37)と、通水路(37)を開閉する弁部(33)とを有する。

Description

本発明は、駆動機構の駆動によりコア体を回転させて対象物に対して穿孔すると共に該コア体に設けられた切削刃へ給水を行う湿式コアドリルに用いられる給水装置に関し、特に、コンパクトな構成であって、且つ、コア体の高速回転時にも十分な給水を実現することができる給水装置に関する。
従来、コンクリートなどの穿孔用にコアドリルが広く使用されている。一般にこのコアドリルは、回転動力を発生する駆動機構と切削刃を有するコア体とがシャンクを介して接続された構成になっており、駆動機構の駆動によりシャンク及びコア体が一体的に回転するようになっている。このような構成としては、例えば、特開2004−34210号公報(特許文献1)に開示されているものがある。
また、コアドリルは湿式と乾式とに分類することができ、湿式の場合では、コアドリルに接続された給水装置から穿孔時に水を供給することにより、コア体に設けられた切削刃を冷却している。具体的には、コア体に接続されたシャンクには、その長手方向に直交する向き(径方向)に貫通する横孔が形成されている。更にシャンクには、一端が前記横孔に連通しつつ、シャンクの回転軸心位置をその軸長方向に沿って延設され、他端がシャンクにおけるコア体側の端部にて開口する縦孔が形成されている。そして、コアドリルに外付けされた給水装置から冷却水が供給されると、この冷却水はシャンクの前記横孔から縦孔を通り、コア体に設けられた切削刃へ送られてこれを冷却する。
給水装置の例としては、据え置き型の比較的大型の水タンク及び加圧ポンプを備えたものがあり、この水タンクとコアドリルとはホースを用いて接続される。この給水装置の場合、加圧ポンプによって水タンク内に圧縮空気を導入することができ、該圧縮空気の膨張作用により、冷却水がコアドリルへ圧送される。
また、給水装置の他の例としては、下部に排水口を有する注水カップを備えた自然落下給水方式のものがある。この給水装置の場合、注水カップに貯められた冷却水は、重力の作用によって排水口を通じて送り出され、コアドリルのシャンクに形成された横孔及び縦孔を通じてコア体へ供給される。
特開2004−34210号公報
ところで、上述した前者の給水装置を用いる場合、大型の水タンク及び加圧ポンプを備えるため、シャンクが高速回転中であっても切削刃への十分な給水が可能である一方、穿孔作業現場におけるコアドリルの可搬性の向上が図り難い。また、後者の給水装置を用いる場合は、現場での可搬性には優れているが、冷却水は圧送されず自重によって注水されるだけであるため、シャンクが高速回転中には十分な給水量を確保することが困難であり、結果的にシャンクの回転速度の向上を困難にしている。即ち、穿孔時に回転するシャンクの横孔へ供給される冷却水は、回転に伴って生じる遠心力に打ち勝つ水圧を有することにより縦孔へ到達することができる。しかしながら、自然落下給水方式の給水装置では、冷却水が比較的低圧であるため、シャンクの回転速度を高めることができない。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであり、大型の水タンクを必要とせずに可搬性の向上を図りつつ、冷却水を容易に加圧可能にすることによって、コアドリルの高速運転をも可能とする給水装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係るコアドリル用の給水装置は、コア体を回転させて対象物に穿孔すると共に該コア体に設けられた切削刃へ給水を行う湿式コアドリル用の給水装置であって、給水用の水を貯める貯水タンクと、該貯水タンクへ気体を圧送するポンプ部と、前記貯水タンク及び前記コアドリル間を接続するアダプタとを備え、前記ポンプ部は、オペレータの把持操作によって内部空間が拡縮変形して前記貯水タンクへ給気する把持部を有し、前記アダプタは、前記コアドリルに取り付けるためのドリル取付部と、前記貯水タンクが取り付けられるタンク取付部と、前記ドリル取付部及びタンク取付部間を連通する通水路と、該通水路を開閉する弁部とを有している。
このような構成とすることにより、オペレータによる把持部の容易な把持操作によって貯水タンク内に加圧空気を送ることができ、貯水タンク内の水をコアドリルへ圧送することができる。このような把持部は、オペレータが把持可能なように比較的コンパクトな構成になっている。従って、可搬性の向上とコアドリルの高速運転とを可能とする給水装置を実現することができる。
また、前記ポンプ部が有する把持部は、オペレータの把持操作によって撓み得る可撓性部材を用いて略球殻形状に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、オペレータが容易に把持操作をすることができると共に、シンプルな構成ゆえに生産性の向上を図ることも可能である。
また、前記ポンプ部は、外部から前記把持部の内部空間へ流れる空気の通流のみを許容する逆止弁と、前記把持部の内部空間から前記貯水タンク側へ流れる空気の通流のみを許容する別の逆止弁とを有していてもよい。このような構成とすることにより、ポンプ部が有する把持部をオペレータが把持操作した場合、外気の貯水タンクへの圧送と、貯水タンク内の水が把持部側へ漏れ出ることの防止とを、簡単な構成によって実現することができる。
また、前記タンク取付部は、前記貯水タンクがその排水口を下方へ向けて取り付けられるように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンク内の水は効率的にコアドリルへ供給され得る。
また、前記アダプタは、前記ポンプ部が取り付けられるポンプ取付部と、前記タンク取付部及びポンプ取付部間を連通する通気路とを有し、前記ポンプ部が有する把持部の内部空間は、前記アダプタが有する通気路を介して前記貯水タンクの内部空間に連通していてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンクに加えてポンプ部もアダプタに取り付けられるため、よりコンパクトな給水装置を実現することができる。
また、前記アダプタが有するタンク取付部は、前記貯水タンクが着脱可能に取り付けられるように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンクへの水の補充が容易に行えると共にメンテナンス性にも優れる。
また、前記アダプタが有するタンク取付部には雌ネジが形成されており、該雌ネジは、飲料用ペットボトルに形成されてキャップが螺着される雄ネジが螺合するように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、一般に市販されている飲料用ペットボトルを活用することができ、コストの削減を図ることが可能である。
また、前記アダプタが有するタンク取付部には、前記貯水タンク内の水を前記通水路へ導く可撓性チューブの一端部が接続され、該チューブの他端部には錘が取り付けられていてもよい。このような構成とすることにより、例えば、アダプタのタンク取付部に取り付けられた貯水タンクが、その排水口を上方へ向けた状態になっていても、チューブに取り付けられた錘が水底側(貯水タンクの内底部側)へ位置することとなるため、チューブを通じて水を通水路へ導くことができる。逆に貯水タンクがその排水口を下方へ向けた状態になっている場合であっても、同様にチューブに取り付けられた錘が水底側(排水口側)へ位置することとなるため、チューブを通じて水を通水路へ導くことができる。
また、前記チューブは、前記貯水タンクの姿勢に拘らず、前記錘の自重により前記他端部が前記貯水タンク内の下方に位置するように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンクの排水口が上向きであっても下向きであっても、貯水タンク内の水をチューブの他端部から通水路へ導くことができ、穿孔作業を行うことができる。
本発明によれば、大型の水タンクを必要とせずに可搬性の向上を図りつつ、冷却水を容易に加圧可能にすることによって、コアドリルの高速運転をも可能とする給水装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る給水装置と、該給水装置が取り付けられるコアドリルとを、一部分を断面にて示す外観図である。 図2は、図1に示す給水装置の分解図であり、一部分の構成を断面図により示している。 図3は、図1に示す給水装置の使用手順を示す図面であり、(a)は主として貯水タンクの取り付け状況を示し、(b)はアダプタの取り扱い状況を示している。 図4は、図1に示す給水装置の使用手順を示す図面であり、(a)はポンプ部の操作を示しており、(b)はインダクターコックの操作を示している。 図5は、他の構成に係る給水装置を示す分解図である。 図6は、図5に示す給水装置の使用状態を説明するための図面であり、(a)は下方へ向かって穿孔する場合の状態を示し、(b)は上方へ向かって穿孔する場合の状態を示している。 図7は、他の構成に係る給水装置を示す分解図である。 図8は、他の構成に係る給水装置の外観を示す図面である。 図9は、更に他の構成に係る給水装置の外観を示す図面である。
符号の説明
1 コアドリル
3 シャンク
5 コア体
5a 切削刃
6 スリーブ
8 給水装置取付部
9 冷却水路
20 給水装置
30 アダプタ
31 第1アダプタ
31b ドリル取付部
32 第2アダプタ
32c ポンプ取付部
33 インダクターコック
34 タンク取付部
37 通水路
38 通気路
40 貯水タンク
50 ポンプ部
51 送気球体(把持部)
51a 内部空間
52a 第1逆止弁体
53a 第2逆止弁体
60 給水通装置
60a アダプタ
61 第1アダプタ
62 第2アダプタ
63 通水通路
64 通気通路
65 管状突起
70 チューブ
72 錘
80 通水チューブ
以下、本発明の実施の形態に係る給水装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る給水装置と、該給水装置が取り付けられるコアドリルとを、一部分を断面にて示す外観図である。図1に示すように、コアドリル1は、駆動機構(図1において二点鎖線で示す)2が有する駆動軸(図示せず)に対し、チャック(図示せず)を介して上部が支持されるシャンク3を有する。シャンク3の下部には、着脱機構4を介して筒形状のコア体5の上部が接続されており、駆動機構2が有する駆動軸の回転に対してシャンク3及びコア体5は一体的に連動回転する。また、コア体5の下端周部には、穿孔用の切削刃5aが周方向の所定間隔毎に設けられている。
シャンク3における長手方向の中央部分には、筒形状のスリーブ6が外嵌しており、該スリーブ6の内側に設けられたベアリングを介し、シャンク3はスリーブ6によって回転自在に支持されている。スリーブ6の周壁部には、内外を連通する図1で横方向に空けられた貫通孔が形成されており、この貫通孔は、後述する給水装置20を取り付けるための給水装置取付部8を構成している。
スリーブ6に支持されたシャンク3には、その径方向(図1では横方向)に向かって延びる横孔9aが、シャンク3を貫通して形成されている。この横孔9aは、スリーブ6の給水装置取付部8に対応する位置に形成されており、シャンク3が回転する間に断続的に給水装置取付部8と連通する。
また、シャンク3内の回転軸心位置には、軸長方向に沿って延びる縦孔9bが形成されている。縦孔9bは、その上端部が、横孔9aの長手方向の中央位置に接続されて該横孔9a内と連通する一方、下端部はコア体5の内側空間にて開口している。上述した横孔9a及び縦孔9bは、給水装置20から供給された冷却水をコア体5へ導く冷却水路9を構成している。
一方、スリーブ6の給水装置取付部8に接続される給水装置20は、主としてアダプタ30と貯水タンク40とポンプ部50とから構成されている。図1に示すように、貯水タンク40及びポンプ部50は共にアダプタ30に取り付けられ、そして、アダプタ30が給水装置取付部8に接続されることによって給水装置20はコアドリル1に取り付けられている。
図2は、給水装置20の分解図であり、一部分の構成を断面図により示している。図2に示すように、アダプタ30は第1アダプタ31及び第2アダプタ32から構成されており、第1アダプタ31にはインダクターコック33が設けられている。
より詳しく説明すると、第1アダプタ31は略管形状を成す本体部31aを有し、その一端部は、コアドリル1が有するスリーブ6の給水装置取付部8に接続するためのドリル取付部31bを成している。また、本体部31aの他端部は、第2アダプタ32に接続するためのジョイント31cを成している。そして、第1アダプタ31の本体部31a内には、ドリル取付部31bとジョイント31cとの間を結んで延びる第1通路31dが形成されている。また、第1通路31dの途中には、上述したインダクターコック33が設けられており、これを操作することによって第1通路31dの開閉及び開度の調節が可能になっている。
第2アダプタ32は、略管形状を成す本体部32aを有し、その一端部は、第1アダプタ31のジョイント31cに接続するためのジョイント32bを成している。また、本体部32aの他端部は、ポンプ部50を接続するためのポンプ取付部32cを成している。そして、第2アダプタ32の本体部32a内には、ジョイント32bとポンプ取付部32cとの間を結んで延びる第2通路32dが形成されている。
第1アダプタ31と第2アダプタ32とは、第1アダプタ31が有するジョイント31cが、シール部材(例えば、Oリング)25aを介して第2アダプタ32が有するジョイント32bに内嵌することによって接続される。また、互いに接続された状態で、第1アダプタ31が有する第1通路31dと第2アダプタ32が有する第2通路32dとは連通される。
第2アダプタ32が有する本体部32aの上部には、貯水タンク40を取り付けるための筒形状のタンク取付部34が設けられており、該タンク取付部34の内部空間と第2通路32dとは連通している。ここで、タンク取付部34の内部空間から、第2アダプタ32が有する第2通路32dと第1アダプタ31が有する第1通路31dとを経由してドリル取付部31bへ至る経路は、貯水タンク40からの冷却水をコアドリル1へ導く通水路37を構成している。また、第2アダプタ32が有するポンプ取付部32cから第2通路32dを経由してタンク取付部34へ至る経路は、ポンプ部50からの空気を貯水タンク40へ導く通気路38を構成している。
筒形状を成すタンク取付部34は、内壁部にネジ山が刻まれた雌ネジ34aを有している。また、本実施の形態において図2に示す貯水タンク40は、一般に市販されている飲料用ペットボトルであり、その飲み口41には雄ネジ41aが形成されている。一方、タンク取付部34の雌ネジ34aは、貯水タンク40の雄ネジ41aと螺合するように形成されている。そして、貯水タンク40と第2アダプタ32とは、それぞれの雄ネジ41aと雌ネジ34aとが間にシール部材(例えば、パッキン)25bを介して螺着することによって、着脱可能に接続されている。
ポンプ部50は、ゴムなどの可撓性材料から成る略球殻形状(より詳しくは、側面視で略楕円状の外形)の送気球体(把持部)51を有している。この送気球体51は、オペレータの握力によって比較的容易に撓むことができるように構成されており、オペレータの把持操作によってその内部空間51aは拡縮変形される。
送気球体51には2つの開口部52,53が設けられており、一方の開口部52には管形状を成す第1逆止弁体52aの一端部が接続されている。この第1逆止弁体52aの他端部は、第2アダプタ32が有するポンプ取付部32cに、シール部材(例えば、Oリング)25cを介して接続され、該第1逆止弁体52aを介して送気球体51の内部空間51aと第2アダプタ32の第2通路32dとは連通される。また、第1逆止弁体52aには図示しない逆止弁機構が内蔵されており、送気球体51側から第2アダプタ32側へ向かう空気の流れのみを許容し、逆方向への空気(又は水)の流れを遮断するようになっている。
また、送気球体51が有する他方の開口部53には、管形状を成す第2逆止弁体53aの一端部が接続されている。この第2逆止弁体53aの他端部は、外部に開放されており、外部空間と送気球体51の内部空間51aとが第2逆止弁体53aを介して連通される。また、第2逆止弁体53aには図示しない逆止弁機構が内蔵されており、外部空間側から送気球体51側へ向かう空気の流れのみを許容し、逆方向への空気(又は水)の流れを遮断するようになっている。
このようなポンプ部50では、オペレータが送気球体51を把持操作すると、内部空間51aが膨張および収縮する。そして、内部空間51aが膨張する際には、第2逆止弁体53aを通じて外気が送気球体51内に取り込まれ、収縮する際には、第1逆止弁体52aを通じて送気球体51内の空気が第2アダプタ32側へ圧送される。また、第2アダプタ32側へ圧送された空気は、通気路38を通じて貯水タンク40へ送られる。
上述したような構成を成す給水装置20は、第1アダプタ31のドリル取付部31bが、コアドリル1が有するスリーブ6の給水装置取付部8に嵌挿されることによって該コアドリル1に連結される。
次に、コアドリル1に連結された給水装置20の使用手順について図3及び図4を用いて説明する。はじめに、貯水タンク40の容量の約半分程度の冷却水を該貯水タンク40内に注水し、タンク取付部34に螺着させる(図3(a),(b)参照)。この際、事前にインダクターコック33を操作して、通水路37(第1通路31d)を閉じた状態にしておく。ここで、第2アダプタ32は第1アダプタ31に対し、シール性を維持したまま回動させることができるため、貯水タンク40を螺着させる際には第2アダプタ32を回動させ、タンク取付部34を下向きにすれば作業が容易である(図3(a)参照)。そして、螺着させた後には第2アダプタ32を回動し、貯水タンク40を上側に配置させておく(図3(b)参照)。
貯水タンク40をセットし終えると、オペレータは、ポンプ部50の送気球体51を把持操作する(図4(a)参照)。即ち、送気球体51をオペレータが手によって握ったり離したりすることを数回繰り返す。これにより、外部からポンプ部50を介してアダプタ30内に取り込まれた空気は、通気路38を通って貯水タンク40内の空きスペース(冷却水によって占められていない空間)に集められ、当該スペースの空気は加圧される。また、この作業中、第1逆止弁体52a(図2参照)の作用によって、貯水タンク40内の冷却水が送気球体51内へ漏れ出ることはない。
貯水タンク40内の空気が適度な圧力に達すると、送気球体51の把持操作を止め、インダクターコック33を開度を調節しつつ開く(図4(b)参照)。これにより、貯水タンク40内の冷却水は、加圧空気の作用により、通水路37を通じてコアドリル1側へ勢いよく圧送される。本実施の形態に係るコアドリル1は、このようにして冷却水が供給された状態で使用され、供給された冷却水は冷却通路9を通じてコア体5下部の切削刃5aへ送られ、これを冷却する。なお、コアドリル1の使用中、シャンク3及びコア体5は高速回転するが、給水装置20はシャンク3を回転自在に支持するスリーブ6に取り付けられているため、シャンク3と共に回転しないようになっている。
このような構成を成す給水装置20によれば、比較的小型に構成された貯水タンク40及びポンプ部50が、アダプタ30を介してコアドリル1に固定的に取り付けられているため、可搬性に優れている。また、ポンプ部50を操作することによって、貯水タンク40内の冷却水をコアドリル1へ圧送することができるため、シャンク3が高速回転している場合であっても、適切に冷却水を供給することができる。
なお、上述した例では、貯水タンク40及びポンプ部50はアダプタ30に対して固定的に接続された構成について説明しているが、例えば、可搬性が阻害されない程度においてホース等を介してフレキシブルに接続してもよい。また、図示した構成は本発明を適用し得る好適な一例であって、本発明に係る給水装置は上述した構成に限定されるものではない。例えば、ポンプ部50が有する球殻形状の送気球体51に換えて、周部が蛇腹形状を成して両端が閉塞された筒形状の把持部を用いてもよいし、更に他の構成に換えてもよい。
更に、貯水タンク40として、飲料用ペットボトル以外の他の容器を用いてもよく、アダプタ30に対して着脱可能に構成されていなくてもよい。この場合には、貯水タンク40に封止可能な注水口を設ければよい。
次に、他の構成に係る給水装置60について、図5を用いて説明する。図5に示す給水装置60は、アダプタ60aと、既に説明したものと同様の構成を成すポンプ部50とを備えている。アダプタ60aは、既に説明した給水装置20が備えるアダプタ30の第1アダプタ31と同様の構成を成す第1アダプタ61と、第2アダプタ32とは異なる構成を成す第2アダプタ62とから構成されている。なお、図5中に示す構成のうち、図1乃至図4を用いて既に説明したものと同様の構成を成す部分には、共通する符号を付しており、当該部分に関するここでの詳細な説明は省略する。
第2アダプタ62は、略管形状を成す本体部62aを有し、その一端部は、第1アダプタ61のジョイント31cに接続するためのジョイント32bを成し、他端部は、ポンプ部50を接続するためのポンプ取付部32cを成している。また、本体部62aにおいてジョイント32bとポンプ取付部32cとの間には、貯水タンク40を取り付けるための筒形状のタンク取付部34が設けられている。
ジョイント32b内には本体部62aの軸芯方向に沿って通水通路63が延設され、該通水通路63は途中で屈曲してタンク取付部34へ至っている。そして、通水通路63の一端はジョイント32bの端部で開口し、他端はタンク取付部34の内部空間へ向かって開口している。また、タンク取付部34の内部空間には、該タンク取付部34の内底部から開口方向へ向かって管状突起63aが突設されており、この管状突起63aの内部通路が通水通路63の他端部を形成している。一方、ポンプ取付部32c内にも本体部62aの軸芯方向に沿って通気通路64が延設され、該通気通路64は途中で屈曲してタンク取付部34へ至っている。そして、通気通路64の一端はポンプ取付部32cの端部で開口し、他端はタンク取付部34の内底部にて内部空間へ向かって開口している。
第1アダプタ61と第2アダプタ62とは、第1アダプタ61が有するジョイント31cがシール部材25aを介して第2アダプタ62が有するジョイント32bに内嵌することにより接続され、この状態で、第1アダプタ61が有する第1通路31dと、第2アダプタ62が有する通水通路63とは連通される。また、第2アダプタ62とポンプ部50とは、ポンプ部50が有する第1逆止弁体52aがシール部材25cを介して、第2アダプタ62のポンプ取付部32cに接続され、この状態で、ポンプ部50が有する送気球体51の内部空間51aと、第2アダプタ62が有する通気通路64とは連通される。従って、ポンプ部50の送気球体51を把持操作すると、外部から送気球体51内に取り込まれた空気が、通水通路63から独立した通気通路64を通ってタンク取付部34へ送られ、該タンク取付部34に貯水タンク40が取り付けられていれば、該貯水タンク40内へ給気される。
また、第2アダプタ62のタンク取付部34には、貯水タンク40内の水を通水通路63へ送り出す可撓性のチューブ70が設けられている。このチューブ70は、貯水タンク40の高さ寸法と同等又はそれより若干長い寸法を有し、その基端部(通水下流部)が、第2アダプタ62のタンク取付部34内に設けられた管状突起63aに外嵌して接続されている。また、チューブ70の先端部(通水上流部)には、ブロック状の錘72が取り付けられている。そして、このようなチューブ70は、注水された貯水タンク40を第2アダプタ62のタンク取付部34へ取り付ける際、該貯水タンク40内へ収容される。
このような給水装置60の使用時の状態について、図6を用いて説明する。図6(a)は下方へ向かって穿孔する場合の状態を示し、図6(b)は上方へ向かって穿孔する場合の状態を示している。図6(a)に示すように下方へ向かって穿孔する場合は、コンクリート壁面等の穿孔面に貯水タンク40が接触するのを避けるため、飲み口41が下になるように貯水タンク40を向けている。このとき、貯水タンク40内のチューブ70は、先端部に取り付けられた錘72の自重によって水底側(貯水タンク40の飲み口41側)へ沈む。その結果、チューブ70は先端部から水を取り込むことができ、第2アダプタ62の通水通路63へその水を導くことができる。
一方、図6(b)に示すように上方へ向かって穿孔する場合は、穿孔面と貯水タンク40との接触を避けるため、飲み口41が上になるように貯水タンク40を向けている。このとき、貯水タンク40内のチューブ70は、先端部に取り付けられた錘72の自重によって水底側(貯水タンク40の底部側)へ沈む。その結果、チューブ70の先端部から水を取り込むことができ、通水通路63へその水を導くことができる。また、図示しないが左右方向へ向かって穿孔する場合も、チューブ70の先端部は錘72の自重によって水底側へ位置するため、水を取り込むことができる。
このように、図5に示す給水装置60にあっては、穿孔方向や貯水タンク40の向きに関わらず、貯水タンク40内の水をチューブ70を通じて通水通路63へ導くことができ、コア体5株の切削刃5a(図1参照)へ供給することができる。
ところで、上述した給水装置60の説明では、コアドリル1のスリーブ6、第1アダプタ61、第2アダプタ62、及びポンプ部50が、互いに固定的に接続された構成を開示したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。
例えば、給水装置60において第1アダプタ61と第2アダプタ62との間を直接的に接続するのではなく、図7に示すように、シリコン等から構成された可撓性の通水チューブ80で両者間を接続するようにしてもよい。この場合、通水チューブ80の上流側端部80aと第2アダプタ62のジョイント32bとの間は、他のジョイント81を介して接続し、通水チューブ80の下流側端部80bと第1アダプタ61のジョイント31cとの間は、必要に応じて図示しない他のジョイントを介して接続すればよい。
また、図7に示す給水装置60には、貯水タンク40を作業者の腰ベルト(図示せず)等に引っ掛けるための携帯用フック82が備えられている。この携帯用フック82は、貯水タンク40として飲料用のペットボトルを使用する場合には、一般に販売されているペットボトル携帯用フックを用いることができる。
そしてこの場合、貯水タンク40、ポンプ部50、及び第2アダプタ62をまとめて腰ベルト等に懸架した状態で、コアドリル1により対象物の穿孔作業を行うことができて利便性が向上する。即ち、作業者が手に持つコアドリル1に対し、重量物である貯水タンク40を独立して腰ベルト等の別の場所で支持することとなるので、作業性が向上する。なお、通水チューブ80の長さ寸法の長短が作業性向上の妨げとならないように、その長さ寸法はおよそ1m〜1.5m程度とすることが望ましい。
また、図8の給水装置60に示すように、第1アダプタ61と第2アダプタ62との間を固定的に接続し、第1アダプタ61とコアドリル1のスリーブ6との間を通水チューブ80によって接続するようにしてもよい。この場合であっても、図7に示した構成の給水装置60と同様に、作業性の向上を図ることができる。
更に、図9の給水装置60に示すように、第2アダプタ62とポンプ部50との間を通水チューブ80によって接続するようにしてもよいし、図7乃至図9に示す構成を互いに組み合わせ態様であってもよい。
なお、上記図7乃至図9に示す構成のうち、既に説明した構成と同様の部分については共通した符号を付しており、ここでの詳細な説明は省略する。また、図7乃至図9に示した通水チューブ80を備える構成は、図5及び図6に示した給水装置40のみに限られものではなく、図1乃至図4を用いて既に説明した給水装置20に対しても適用することができることは言うまでもない。
本発明は、コンクリートなどに穿孔するための湿式コアドリル用の給水装置に適用するものである。特に、大型の水タンクを必要とせずに可搬性の向上を図りつつ、冷却水を容易に加圧可能にすることによって、コアドリルの高速運転をも可能とする給水装置として好適に適用することができる。
【0003】
、前記タンク取付部は、前記貯水タンクの取り付け方向を変更可能なように構成されている。
[0009] このような構成とすることにより、オペレータによる把持部の容易な把持操作によって貯水タンク内に加圧空気を送ることができ、貯水タンク内の水をコアドリルへ圧送することができる。このような把持部は、オペレータが把持可能なように比較的コンパクトな構成になっている。従って、可搬性の向上とコアドリルの高速運転とを可能とする給水装置を実現することができる。また、タンク取付部における貯水タンクの取り付け方向を変更できるので、貯水タンクの取り付けが容易であり、何れの方向の穿孔作業においても貯水タンクからの冷却水の供給を適切に行わせることができる。更に、前記アダプタは、前記ドリル取付部を有する第1アダプタと、前記タンク取付部を有する第2アダプタとを有し、該第2アダプタは前記第1アダプタに対して回動自在に接続するように構成してもよい。この場合には、簡単な構成によって、タンク取付部における貯水タンクの取り付け方向を変更することが可能になる。
[0010] また、前記ポンプ部が有する把持部は、オペレータの把持操作によって撓み得る可撓性部材を用いて略球殻形状に構成されていてもよい。このような構成とすることにより、オペレータが容易に把持操作をすることができると共に、シンプルな構成ゆえに生産性の向上を図ることも可能である。
[0011] また、前記ポンプ部は、外部から前記把持部の内部空間へ流れる空気の通流のみを許容する逆止弁と、前記把持部の内部空間から前記貯水タンク側へ流れる空気の通流のみを許容する別の逆止弁とを有していてもよい。このような構成とすることにより、ポンプ部が有する把持部をオペレータが把持操作した場合、外気の貯水タンクへの圧送と、貯水タンク内の水が把持部側へ漏れ出ることの防止とを、簡単な構成によって実現することができる。
[0012] また、前記タンク取付部は、前記貯水タンクがその排水口を下方へ向けて取り付けられるように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンク内の水は効率的にコアドリルへ供給され得る。
[0013] また、前記アダプタは、前記ポンプ部が取り付けられるポンプ取付部と、前記タンク取付部及びポンプ取付部間を連通する通気路とを有し、前記ポンプ部が有する把持部の内部空間は、前記アダプタが有する通気路を介して前記貯水タンクの内部空間に連通していてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンクに加えてポンプ部もアダプタに取り付けられるため、よりコンパクトな給水装置を実現することができる。
[0014] また、前記アダプタが有するタンク取付部は、前記貯水タンクが着脱可能に取り付けられるように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンクへの水の補充が容易に行えると共にメンテナンス性にも優れる。
[0015] また、前記アダプタが有するタンク取付部には雌ネジが形成されており、該雌ネジ
【0004】
は、飲料用ペットボトルに形成されてキャップが螺着される雄ネジが螺合するように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、一般に市販されている飲料用ペットボトルを活用することができ、コストの削減を図ることが可能である。
[0016] また、前記アダプタが有するタンク取付部には、前記貯水タンク内の水を前記通水路へ導く可撓性チューブの一端部が接続され、該チューブの他端部には錘が取り付けられていてもよい。このような構成とすることにより、例えば、アダプタのタンク取付部に取り付けられた貯水タンクが、その排水口を上方へ向けた状態になっていても、チューブに取り付けられた錘が水底側(貯水タンクの内底部側)へ位置することとなるため、チューブを通じて水を通水路へ導くことができる。逆に貯水タンクがその排水口を下方へ向けた状態になっている場合であっても、同様にチューブに取り付けられた錘が水底側(排水口側)へ位置することとなるため、チューブを通じて水を通水路へ導くことができる。
[0017] また、前記チューブは、前記貯水タンクの姿勢に拘らず、前記錘の自重により前記他端部が前記貯水タンク内の下方に位置するように構成されていてもよい。このような構成とすることにより、貯水タンクの排水口が上向きであっても下向きであっても、貯水タンク内の水をチューブの他端部から通水路へ導くことができ、穿孔作業を行うことができる。
【発明の効果】
[0018] 本発明によれば、大型の水タンクを必要とせずに可搬性の向上を図りつつ、冷却水を容易に加圧可能にすることによって、コアドリルの高速運転をも可能とする給水装置を提供することができる。また、貯水タンクの取り付け方向が変更可能であるため、貯水タンクの取り付けが容易になり、且つ、何れの方向の穿孔作業であっても貯水タンクの姿勢を変更し、適切に冷却水を供給することができる給水装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
[0019][図1]図1は、本発明の実施の形態に係る給水装置と、該給水装置が取り付けられるコアドリルとを、一部分を断面にて示す外観図である。
[図2]図2は、図1に示す給水装置の分解図であり、一部分の構成を断面図により示している。
[図3]図3は、図1に示す給水装置の使用手順を示す図面であり、(a)は主として貯水タンクの取り付け状況を示し、(b)はアダプタの取り扱い状況を示している。

Claims (9)

  1. コア体を回転させて対象物に穿孔すると共に該コア体に設けられた切削刃へ給水を行う湿式コアドリル用の給水装置であって、
    給水用の水を貯める貯水タンクと、該貯水タンクへ気体を圧送するポンプ部と、前記貯水タンク及び前記コアドリル間を接続するアダプタとを備え、
    前記ポンプ部は、オペレータの把持操作によって内部空間が拡縮変形して前記貯水タンクへ給気する把持部を有し、
    前記アダプタは、前記コアドリルに取り付けるためのドリル取付部と、前記貯水タンクが取り付けられるタンク取付部と、前記ドリル取付部及びタンク取付部間を連通する通水路と、該通水路を開閉する弁部とを有することを特徴とするコアドリル用の給水装置。
  2. 前記ポンプ部が有する把持部は、オペレータの把持操作によって撓み得る可撓性部材を用いて略球殻形状に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコアドリル用の給水装置。
  3. 前記ポンプ部は、外部から前記把持部の内部空間へ流れる空気の通流のみを許容する逆止弁と、前記把持部の内部空間から前記貯水タンク側へ流れる空気の通流のみを許容する別の逆止弁とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコアドリル用の給水装置。
  4. 前記アダプタは、前記ポンプ部が取り付けられるポンプ取付部と、前記タンク取付部及びポンプ取付部間を連通する通気路とを有し、前記ポンプ部が有する把持部の内部空間は、前記アダプタが有する通気路を介して前記貯水タンクの内部空間に連通していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のコアドリル用の給水装置。
  5. 前記アダプタが有するタンク取付部は、前記貯水タンクが着脱可能に取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコアドリル用の給水装置。
  6. 前記アダプタが有するタンク取付部には雌ネジが形成されており、該雌ネジは、飲料用ペットボトルに形成されてキャップが螺着される雄ネジが螺合するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のコアドリル用の給水装置。
  7. 前記タンク取付部は、前記貯水タンクがその排水口を下方へ向けて取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のコアドリル用の給水装置。
  8. 前記アダプタが有するタンク取付部には、前記貯水タンク内の水を前記通水路へ導く可撓性チューブの一端部が接続され、該チューブの他端部には錘が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のコアドリル用の給水装置。
  9. 前記チューブは、前記貯水タンクの姿勢に拘らず、前記錘の自重により前記他端部が前記貯水タンク内の下方に位置するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載のコアドリル用の給水装置。
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