JP3667415B2 - ラインオイラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、さく岩機やブレーカ等の空気工具の潤滑に用いられるラインオイラに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧縮空気を動力源とする空気工具には、機械内部の回転や往復動する摩擦部分を潤滑するため、圧縮空気中に潤滑油を供給するラインオイラが用いられる。
従来のラインオイラは、図3に示すように、管体31の周囲にハードケース32を固定して、管体31内に圧縮空気通路33、管体31とハードケース32との間に潤滑油を貯留する油槽34を形成し、この油槽34に連通する油吸上管35の油孔36から圧縮空気通路33内に潤滑油を供給するようになっており、空気工具に圧縮空気を供給するホースに管体31を接続して使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ラインオイラは、潤滑油を貯留する油槽34の容量が小さいと、潤滑油を補給する頻度が多くなり面倒であるので、油槽34の容量をなるだけ大きくすることが望ましい。
しかし、ラインオイラは空気工具に近接して設けられるので、油槽34の容量を大きくすると、ハードケース32が大型化して取扱いにくくなり、空気工具の作業性が悪くなるという問題がある。
【0004】
この発明は、ラインオイラにおけるかかる問題を解決するものであって、油槽の容量を大きくしても、容易に取扱うことができ、空気工具の作業性を阻害しないラインオイラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明では、インナホースとアウタホースとの前端部をヘッドスリーブに、インナホースとアウタホースとの後端部をバックスリーブにそれぞれ固定して、インナホース内に圧縮空気通路、インナホースとアウタホースとの間に油槽を形成し、油槽から圧縮空気通路に潤滑油を供給する油孔を設けてラインオイラを構成することにより上記課題を解決している。
【0006】
このラインオイラは、インナホースとアウタホースの長さを変えることにより、油槽の容量を自由に変更することができる。従って、油槽の容量を大きくする必要がある場合には、インナホースとアウタホースの長さを長くすればよい。
インナホースとアウタホースは可撓性があり容易に湾曲するので、長さが長くなっても空気工具を使用する際に作業性が悪くなることはない。
【0007】
油孔上にはフエルトを設けることにより、潤滑油の粘度、温度に対応して潤滑油の流出量を変化させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態を示すラインオイラの縦断面図、図2は図1のA−A線断面図である。
ここで、ラインオイラ1のヘッドスリーブ2は、前端(図1上左端)が接続部2A、その後方が順次、大径部2B、中径部2C、小径部2Dとなっており、また、バックスリーブ3は、後端が接続部3A、その前方が中径部3C、小径部3Dとなっている。
【0009】
ヘッドスリーブ2の小径部2Dとバックスリーブ3の小径部3Dの外周上には、インナホース4の前端部と後端部とがそれぞれ取付けられ、バンド5で固定されていて、インナホース4内には、バックスリーブ3からインナホース4を経てヘッドスリーブ2に至る圧縮空気通路8が形成されている。
また、ヘッドスリーブ2の中径部2Cとバックスリーブ3の中径部3Cの外周上には、インナホース4の外径より内径の大きいアウタホース6の前端部と後端部とがそれぞれ取付けられ、バンド7で固定されていて、インナホース4とアウタホース6との間には油槽9が形成されている。
【0010】
バックスリーブ3の小径部3Dには、油槽9から圧縮空気通路8に潤滑油を供給する油孔10が設けられ、この油孔10上には、フエルト11が有孔のフェルト止具12で固定されている。この油孔10は、油槽9から圧縮空気通路8に潤滑油を供給できる位置であれば、他の位置、例えばヘッドスリーブ2側に設けても差し支えない。
【0011】
ヘッドスリーブ2には、油槽9へ潤滑油を注入するためのオイルプラグ13が大径部2B上に取付けられており、このオイルプラグ13と油槽9との間には、油路14が設けられている。また、大径部2Bには、油槽9へ潤滑油を注入するとき、油槽9内の空気を排出させるエヤー抜プラグ15も、オイルプラグ13と位置をずらして側面に取付けられており、エヤー抜プラグ15と油槽9との間には、空気路16が設けられている。
【0012】
ヘッドスリーブ2の接続部2Aには雌ねじ17が設けられており、この接続部2Aが、空気工具に圧縮空気を供給するホース、または空気工具自体のカップリングに螺着される。また、バックスリーブ3の接続部3Aの外周上には雄ねじ18が設けられていて、この接続部3Aには、空気工具に圧縮空気を供給するホースのカップリングが螺着される。
【0013】
空気工具が作動するとき、圧縮空気通路8内には圧縮空気が流れ、この気流によって圧縮空気通路8内が負圧となるので、油槽9内の潤滑油は油孔10を通って圧縮空気通路8内に供給されて油霧となり、圧縮空気に導かれて空気工具の摩擦部分まで到達する。
このラインオイラ1は、インナホース4とアウタホース6の長さを変えることにより、油槽9の容量を自由に変更することができる。従って、油槽9の容量を大きくする必要がある場合には、インナホース4とアウタホース6の長さを長くすればよい。
【0014】
インナホース4とアウタホース6は可撓性があり容易に湾曲するので、長さが長くなっても空気工具を使用する際に作業性が悪くなることはない。
油孔10上にはフエルト11が設けられているので、潤滑油の粘度、温度に対応して潤滑油の流出量を変化させることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のラインオイラは、インナホースとアウタホースの長さを変えることにより、油槽の容量を自由に変更することができる。インナホースとアウタホースは可撓性があり容易に湾曲するので、油槽の容量を大きくするために、長さが長くなっても取扱が容易であり、空気工具を使用する際に作業性が悪くなることはない。
【0016】
油孔上にはフエルトを設けることにより、潤滑油の粘度、温度に対応して潤滑油の流出量を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すラインオイラの縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来のラインオイラの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ラインオイラ
2 ヘッドスリーブ
2A 接続部
2B 大径部
2C 中径部
2D 小径部
3 バックスリーブ
3A 接続部
3C 中径部
3D 小径部
4 インナホース
6 アウタホース
8 圧縮空気通路
9 油槽
10 油孔
11 フェルト
13 オイルプラグ
14 油路
15 エヤー抜プラグ
16 空気路
17 雌ねじ
18 雄ねじ

Claims (2)

  1. インナホースとアウタホースとの前端部をヘッドスリーブに、インナホースとアウタホースとの後端部をバックスリーブにそれぞれ固定して、インナホース内に圧縮空気通路、インナホースとアウタホースとの間に油槽を形成し、油槽から圧縮空気通路に潤滑油を供給する油孔を設けてなるラインオイラ。
  2. 油孔上にフエルトを設けたことを特徴とする請求項1記載のラインオイラ。
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