JPWO2006059634A1 - ステージ装置及び露光装置 - Google Patents

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Abstract

ステージ装置は、物体を保持して移動する第1移動ステージ(WST)と、第1移動ステージ(WST)に設けられた電気接点(115)と、物体に処理を施していない際に電気接点(115)に当接して、第1移動ステージ(WST)を接地する接地装置(100)とを有する。

Description

本発明は、ステージ装置及び露光装置に関し、特に、電気用力を用いて所定の処理を行う際に用いて好適なステージ装置及び露光装置に関するものである。
本願は、2004年12月1日に出願された特願2004−348682号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来より、半導体デバイスの製造工程の1つであるリソグラフィ工程においては、マスク又はレチクル(以下、レチクルと称する)に形成された回路パターンをレジスト(感光剤)が塗布されたウエハ又はガラスプレート等の感光基板上に転写する種々の露光装置が用いられている。
例えば、半導体デバイス用の露光装置としては、近年における集積回路の高集積化に伴うパターンの最小線幅(デバイスルール)の微細化に応じて、レチクルのパターンを投影光学系を用いてウエハ上に縮小転写する縮小投影露光装置が主として用いられている。
上記の露光装置においては、ウエハ上のあるショット領域に対する露光の後、他のショット領域に対して順次露光を繰り返すものであるから、ウエハステージ(ステッパの場合)、あるいはレチクルステージおよびウエハステージ(スキャニング・ステッパの場合)の移動によって生じる振動等が原因となり、投影光学系とウエハ等との相対位置誤差を生じさせ、ウエハ上で設計値と異なる位置にパターンが転写されたり、その位置誤差に振動成分を含む場合には像ボケ(パターン線幅の増大)を招く可能性がある。
通常、上記のステージには、ステージ内部に配置されたモーター等の駆動手段に電力を供給するためのケーブル、モーターを冷却する冷却液配管、ステージを所定の温度に保つための冷却液配管、基板載置面に設けられた真空吸着孔を真空排気するためのバキューム配管等、各種の用力を供給するための用力供給部材(以下、これらのケーブルや配管を総称してケーブル類という)が接続されているため、ステージの移動に伴って引張力を与えたり、その反力で微振動を発生させたりして、上述のパターン転写精度を低下させる可能性がある。
そこで、特許文献1には、ステージにバッテリーを搭載し、ステージがウエハ交換位置にきたときはベース構造体側に設けられた送電端子部とステージ側に設けられた受電端子部とを接触させて、送電端子部から供給される電流を受電端子部を介してバッテリーに充電し、ステージがウエハ交換位置から離れたときはバッテリーの電力を使って所定の処理を行う構成が開示されている。
この構成では、露光処理等の所定の処理中はステージへの電気配線が不要になり、ステージの動特性、静特性を改善することが可能である。
特開平10−270535号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
ステージには、所定の処理中に静電気が帯電することがあり、静電気の放電によりステージに付設された機器に悪影響を及ぼしたり、ウエハに形成されたパターンが損傷を受ける可能性もある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、ケーブル類の接続による振動等の不具合を排除しつつ静電気による悪影響を抑制できるステージ装置及び露光装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、実施の形態を示す図1ないし図10に対応付けした以下の構成を採用している。
本発明のステージ装置は、物体(W)を保持して移動する第1移動ステージ(WST)を有するステージ装置(ST)であって、第1移動ステージ(WST)に設けられた電気接点(115)と、物体(W)に処理を施していない際に電気接点(115)に当接して、第1移動ステージ(WST)を接地する接地装置(100)とを有することを特徴とするものである。
従って、本発明のステージ装置では、第1移動ステージ(WST)に静電気が帯電した場合でも、物体(W)に処理を施していない間に、接地装置(100)の当接により電気接点(115)から静電気を逃がして、第1移動ステージ(WST)に蓄積することを抑制できる。また、接地装置(100)は、物体(W)に処理を施している際には第1移動ステージ(WST)に当接しないので、ステージの動特性、静特性に悪影響を及ぼすことを防止できる。
また、本発明の露光装置は、ステージ装置を用いて基板(W)にパターンを露光する露光装置(EX)であって、前記ステージ装置として、上記のステージ装置(ST)が用いられることを特徴とするものである。
従って、本発明の露光装置では、静電気除去のための配線を接続することなく第1移動ステージ(WST)を駆動して露光処理を実施できるので、配線の振動等に起因してパターンの転写精度が低下することを防止できるとともに、第1移動ステージ(WST)の静電気を逃がす円滑に逃がすことができるので、付設機器や基板等の物体が損傷を受けることを防止できる。
また、本発明の露光方法は、基板を保持して移動するステージ装置を用いて前記基板にパターンを露光する露光方法において、前記ステージ装置を接地するステップと、前記接地が完了した後に、露光済みの基板を前記ステージ装置から回収するステップと、前記未露光の基板の載置が終了した後に前記ステージ装置の接地を解除するステップとを有するものである。従って、基板交換の際に発生する静電気を効果的に逃がすことができる。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、一実施例を示す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明が実施例に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明では、静電気の放電によりステージに付設された機器に悪影響を及ぼしたり、物体に形成されたパターンが損傷を受けることを防止可能である。また、本発明では、ケーブルが接続されて振動等によりパターンの転写精度が低下する要因を排除することができる。
本発明の一実施形態による露光装置の概略構成を示す側面図である。 ステージ装置の構成を示す斜視図である。 ウエハステージに設けられる第1駆動系を説明するための斜視図である。 ウエハステージに設けられる第1駆動系を説明するための斜視図である。 気体系供給装置の概略構成を示す斜視図である。 チューブキャリアに電気系供給装置が設けられた正面図である。 電気系供給装置の要部詳細を示す平面図である。 露光装置EXの制御系の構成を示すブロック図である。 ウエハステージと計測ステージとの並行処理動作を説明するための平面図である。 ウエハステージと計測ステージとの並行処理動作を説明するための平面図である。 ウエハステージと計測ステージとの並行処理動作を説明するための平面図である。 電気系供給装置の動作を示す図である。 電気系供給装置の動作を示す図である。 露光装置の動作を示すフローチャートである。 半導体デバイスの製造工程の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
EX…露光装置、 R…レチクル(マスク)、 ST…ステージ装置、 WST…ウエハステージ(第1移動ステージ)、 W…ウエハ(基板、物体)、 20…主制御装置(制御装置)、 29…チューブキャリア(第2移動ステージ)、 40…ウエハホルダ(保持部)、 100…電気系供給装置(接地装置)、 104…給電子、 105…アース用接触子(接触子)、 106…2次元ベアリング(吸収機構)、 114…給電用電気接点(第2電気接点)、 115…アース用電気接点(電気接点)、 155…気体系供給装置(用力供給装置)
以下、本発明のステージ装置及び露光装置の実施の形態を、図1ないし図11を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態による露光装置の概略構成を示す側面図である。図1に示す露光装置EXは、図1中の投影光学系PLに対してマスクとしてのレチクルRと基板としてのウエハ(物体)Wとを相対的に移動させつつ、レチクルRに形成されたパターンをウエハWに逐次転写するステップ・アンド・スキャン方式の走査露光型の露光装置である。
尚、以下の説明においては、必要であれば図中にXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。図1に示すXYZ直交座標系は、X軸及びY軸がウエハWの移動面に平行な面に含まれるよう設定され、Z軸が投影光学系PLの光軸AXに沿う方向に設定されている。また、本実施形態ではレチクルR及びウエハWを同期移動させる方向(走査方向)をY方向に設定している。
図1に示す通り、本実施形態の露光装置EXは、照明光学系ILS、マスクとしてのレチクルRを保持するレチクルステージRST、投影ユニットPU、基板としてのウエハWを保持する基板ステージとしてのウエハステージWSTと計測ステージMSTとを有するステージ装置ST、及びこれらの制御系を含んで構成される。照明光学系ILSは、不図示のレチクルブラインドで規定されたレチクルR上のスリット状の照明領域を照明光(露光光)ILによってほぼ均一な照度で照明する。ここで、照明光ILとしては、一例としてArFエキシマレーザ光(波長193nm)が用いられている。
レチクルステージRST上には、パターン面(図1における−Z側の面)にパターンが形成されたレチクルRが、例えば真空吸着により保持されている。レチクルステージRSTは、例えばリニアモータを含むレチクルステージ駆動部11(図1では不図示、図7参照)によって、照明光学系ILSの光軸(後述する投影光学系PLの光軸AXに一致)に垂直なXY平面内で微小駆動可能であるとともに、走査方向(Y方向)に指定された走査速度で駆動可能に構成されている。
レチクルステージRSTのステージ移動面内の位置(Z軸周りの回転を含む)は、レーザ干渉計(以下、レチクル干渉計という)12によって、移動鏡13(実際にはY軸に直交する反射面を有するY移動鏡とX軸に直交する反射面を有するX移動鏡とが設けられている)を介して、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出される。このレチクル干渉計12の計測値は主制御装置20(図1では不図示、図7参照)に出力され、主制御装置20は、このレチクル干渉計12の計測値に基づいてレチクルステージRSTのX方向、Y方向、及びθZ方向(Z軸周りの回転方向)の位置を算出するとともに、この算出結果に基づいてレチクルステージ駆動部11を制御することで、レチクルステージRSTの位置(及び速度)を制御する。
レチクルステージRSTの上方には、露光波長の光を用いたTTR(Through The Reticle)アライメント系からなる一対のレチクルアライメント検出系14a,14bがX方向に所定距離隔てて設けられている。レチクルアライメント検出系14a,14bは、レチクルR上の一対のレチクルアライメントマークと、これらに対応する計測ステージMST上の一対の基準マーク(以下、第1基準マークという)の投影光学系PLを介した共役像とを同時に観察するものである。これらのレチクルアライメント検出系14a,14bとしては、例えば特開平7−176468号公報(対応する米国特許第5,646,413号)等に開示されるものと同様の構成のものが用いられている。
投影ユニットPUは、鏡筒15と、鏡筒15内に所定の位置関係で保持された複数の光学素子を含む投影光学系PLとを含んで構成されている。投影光学系PLとしては、例えばZ方向の共通の光軸AXを有する複数のレンズ(レンズエレメント)からなる屈折光学系が用いられている。
また、投影ユニットPUを保持する保持部材には、オフアクシス型のアライメント系45が設けられており、対象マーク(ウエハWに形成されたアライメントマーク等)の位置を計測する。
また、本実施形態の露光装置EXは、液浸法を適用した露光を行うため、投影光学系PLを構成する最も像面側(ウエハW側)の光学素子としてのレンズ(以下、先玉ともいう)GLの近傍には、液浸装置17を構成する液体供給ノズル18aと、液体回収ノズル18bとが設けられている。
上記の液体としては、ここではArFエキシマレーザ光(波長193nmの光)が透過する超純水(以下、特に必要な場合を除いて、単に「水」と記述する)を用いるものとする。超純水は、半導体製造工場等で容易に大量に入手できるとともに、ウエハW上に塗布されたフォトレジスト及び光学レンズ等に対する悪影響を及ぼさないという利点がある。ここで、水の屈折率nはほぼ1.44であり、この水の中では照明光ILの波長は193nm×1/n=約134nmに短波長化される。
液体供給ノズル18aは、主制御装置20からの指示に応じて先玉GLとウエハWとの間に水を供給する。また、液体回収ノズル18bは、主制御装置20からの指示に応じて先玉GLとウエハWとの間から水を回収する。
以上説明した通り、本実施形態の露光装置が備える液浸装置17は、液体供給ノズル18a、及び液体回収ノズル18b等を含んで構成された局所液浸装置である。尚、投影ユニットPUの下方に計測ステージMSTが位置する場合にも、上記と同様に計測テーブルMTBと先玉GLとの間に水を満たすことが可能である。
ステージ装置STは、例えば半導体工場の床面FL上に配置されたフレームキャスタFC、フレームキャスタFC上に設けられたベース盤21、ベース盤21の上方に配置されベース盤21の上面(移動面)21aに沿って移動するウエハステージ(第1移動ステージ)WST及び計測ステージMST、これらのステージWST,MSTの位置を検出する干渉計22,23を含む干渉計システム24(図7参照)、並びにステージWST,MSTを駆動するステージ駆動部25(図7参照)を含んで構成される。上記のウエハステージWSTは、レチクルRのパターンをウエハWに露光転写するためにウエハWを保持して移動するものである。一方、計測ステージMSTは、ウエハステージWSTがウエハWの交換のためにローディングポジションに位置している間に投影光学系PLの下方に位置して各種の計測を行うものである。
次に、ステージ装置STの構成について詳細に説明する。図2は、ステージ装置STの構成を示す斜視図である。図2に示す通り、フレームキャスタFCは、X方向の一側と他側との端部近傍にY方向を長手方向として上方に突出した突部FCa,FCbが一体的に形成された概略平板状からなるものである。ベース盤(定盤)21は、フレームキャスタFCの突部FCa,FCbに挟まれた領域上に配置されている。ベース盤21の上面21aは平坦度が極めて高く仕上げられ、ウエハステージWST及び計測ステージMSTのXY平面に沿った移動の際のガイド面とされている。
ウエハステージWSTは、セラミックス等の非導電性材料で形成されており、図2に示す通り、ベース盤21上に配置されたウエハステージ本体26とウエハステージ本体26上に搭載されたウエハテーブルWTBとを含んで構成されている。ウエハステージ本体26は、断面矩形枠状でX方向に延びる中空部材によって構成されている。このウエハステージ本体26の下面には、本願出願人が先に出願した特願2004−215439号に記載されているような自重キャンセラ機構が設けられている。この自重キャンセラ機構は、ベローズに内圧をかけてウエハステージWSTを支える支持部と、ガイド面としての移動面21aに対向してウエハステージWSTを移動面21aに対して浮上させるエアベアリング部とを有している。
また、ウエハステージWSTは、ウエハステージ本体26をX方向にロングストロークで駆動するとともに、Y方向、Z方向、θx(X軸周りの回転方向)、θy(Y軸周りの回転方向)、θz(Z軸周りの回転方向)に微小駆動する第1駆動系27と、ウエハステージ本体26及び第1駆動系27をY方向にロングストロークで駆動する第2駆動系28a,28bとを備えている。更に、ウエハステージWSTは、X方向に等速運動をするチューブキャリア(第2移動ステージ)29と、真空又はエア等の用力をチューブキャリア29からウエハステージ本体26に非接触で伝達する気体系供給装置155(用力供給装置;図3A及び3B参照)と、電力等の用力をチューブキャリア29からウエハステージ本体26に給電するとともに、ウエハステージ本体26(ウエハステージWST)を接地させる電気系供給装置100(接地装置;図5参照)とを備えている。
ここで、チューブキャリア29がX方向に等速運動するのは、チューブキャリア29の駆動により発生する反力がウエハステージ本体26に及ぼす影響を少なくするためである。
チューブキャリア29の内部には、不図示の給気管路及び排気管路が形成されている。これら給気管路及び排気管路それぞれの一端には、給気管203、排気管204の一端が接続されている。また、給気管路及び排気管路それぞれの他端には、供給管241b、バキューム管241a(図3A参照)のそれぞれの一端が不図示のコネクタを介して接続されている。供給管241b、バキューム管241aの他端は、気体系供給装置155にそれぞれ接続されている。
また、これら給気管路及び排気管路それぞれの他端は、ステージ装置STの外部に設けられた気体供給装置201及び真空吸引装置202(図7参照)に接続されている。
気体系供給装置155は、気体供給装置201から給気管203、チューブキャリア29及び供給管241bを介して供給された加圧気体(流体)を供給管270Aを介してウエハステージWSTに供給するとともに、真空吸引装置202から排気管204、チューブキャリア29及びバキューム管241aを介して供給された負圧をバキューム管270Bを介してウエハステージWSTに供給する。
この気体系供給装置155は、ウエハステージ本体26の+Y側の側面26aに固定される一対の板状の固定部材231A、231Bと、図4に示すように、固定部材231A、231Bがその長手方向の両端に固定されたX軸方向を長手方向とする円柱状部材232を有する第1ユニット251と、円柱状部材232の外周にX軸方向に移動自在に取り付けられた円筒状部材234を有する第2ユニット252と、当該第2ユニット252に順次連結された第3ユニット253と、Z支持部材239とを備えている。
第2ユニット252は、上記円筒状部材234と、この円筒状部材234の長手方向の中央部の外側に固定された取付部材235と、この取付部材235の+Y側端面に固定されたY軸方向に延びる円柱状部材236とを有している。円筒状部材234は、円柱状部材232の外径よりも僅かに大きな内径を有し、その内部に円柱状部材232が全周に亘って所定のクリアランスが形成された状態で挿入されている。このため、円柱状部材232は、円筒状部材234に対してX軸方向及びX軸周りの回転方向に相対移動自在となっている。
第3ユニット253は、円柱状部材236の+Y側端部近傍の外周側に設けられたほぼ立方体の外形を有するY支持部材237、該Y支持部材237の下面(−Z側面)にZ軸方向に沿って固定された円柱状部材238と有する構成となっている。Y支持部材237には、円柱状部材236が全周に亘って所定のクリアランスが形成された状態で挿入されている。このため、Y支持部材237は、円柱状部材236をY軸方向及びY軸周りに移動自在に支持している。
Z支持部材239は、略直方体状の外形を有しており、+Y側端面239cにおいてチューブキャリア29の−Y側端面に固定されている。Z支持部材239には、円柱状部材238が全周に亘って所定のクリアランスが形成された状態で挿入されている。このため、Z支持部材239は、円柱状部材238をZ軸方向及びZ軸周り方向に移動自在に支持している。
この気体系供給装置155は、気体供給装置201から給気管203、チューブキャリア29内の給気管路、供給管241bを介して供給された加圧気体を、固定部材231Aに形成された流路231Aaから供給管270Aへ導入するための流体供給用流路(不図示)を有している。この流体供給用流路は、円柱状部材238、Y支持部材237、円柱状部材236、取付部材235、円筒状部材234及び円柱状部材232の内部を順次連通するように形成されている。そのため、気体供給装置201から供給される加圧気体は、給気管203、チューブキャリア29内の給気管路、供給管241b、気体系供給装置155の流体供給用流路、流路231Aa、供給管270Aを順次経た後に、用力としてウエハステージWSTに導入される。
また、流体供給用流路内の加圧気体は、一部が円柱状部材238とZ支持部材239との隙間、Y支持部材237と円柱状部材236との隙間、円筒状部材234と円柱状部材232との隙間にそれぞれ排出されることで、隙間を形成する部材同士を加圧気体の静圧(いわゆる隙間内圧力)により互いに非接触で、且つそれぞれの軸方向及び軸周りの回転方向に移動自在に支持させる一種の気体静圧軸受として機能する。
一方、気体系供給装置155は、真空吸引装置202から排気管204、チューブキャリア29内の排気管路、バキューム管241aを介して供給された負圧を、固定部材231Aに形成された流路231Abからバキューム管270Bへ供給するためのバキューム用流路(不図示)を有している。このバキューム用流路は、円柱状部材238、Y支持部材237、円柱状部材236、取付部材235、円筒状部材234及び円柱状部材232の内部を順次連通するように形成されている。そのため、真空吸引装置202から供給される負圧は、排気管204、チューブキャリア29内の排気管路、バキューム管241a、気体系供給装置155のバキューム用流路、流路231Ab、バキューム管270Bを順次経た後に、用力としてウエハステージWSTに導入され、後述するリフトピンCTやウエハホルダ40によるウエハWの吸着等に用いられる。
また、バキューム用流路は、一部が円柱状部材238とZ支持部材239との隙間、Y支持部材237と円柱状部材236との隙間、円筒状部材234と円柱状部材232との隙間にそれぞれ開口しており、各隙間からバキューム用流路に向かう気体の流れが生じる。この気体の流れによる負圧により、それぞれの隙間に供給された加圧気体が吸引され、この吸引力により、加圧気体が各円柱状部材の周方向の全体に速やかに行き渡るとともに、それぞれの隙間内には常に一定量の加圧気体が維持される。
このように、気体系供給装置155で接続されたウエハステージ本体26(ウエハステージWST)とチューブキャリア29とは、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向、X軸周り方向、Y軸周り方向、Z軸周り方向の6自由度(6DOF)で非接触で移動自在に支持された状態で加圧気体及び負圧が供給されることになる。
なお、上記の気体系供給装置155は、本願出願人が先に出願した特願2004−168481号に用力供給装置として詳細に記載されている。
次に電気系供給装置100について説明する。
図5は、ウエハステージ本体26の+Y側の側面26aと対向して電気系供給装置100が設けられた正面図であり、図6は要部詳細を示す平面図である。なお、これらの図においては、理解を容易にするために、気体系供給装置155の図示を省略している。
電気系供給装置100は、エアシリンダ等の直動型のアクチュエータ101、アクチュエータ101のヘッド部102に設けられたベース部103、ベース部103に設けられた給電子104及びアース用接触子(接触子)105を主体に構成されている。
アクチュエータ101は、チューブキャリア29の−Y側の側面に設けられており、主制御装置20の制御下で、XZ平面と平行する板状のヘッド部102をウエハステージ本体26に対してY軸方向に沿って進退自在に移動させる。ベース部103は、平面ベアリング(吸収機構)106を介してヘッド部102に支持され、ヘッド部102に対してXZ平面内(ウエハステージ本体26に向かうY軸方向と略直交する面内)で微小ストロークで移動可能な構成となっている。
給電子104は、導電性を有する金属製薄板を屈曲することで、ベース部103からウエハステージ本体26に向けて斜めに延びる突片部104aと、突片部104aの先端にC字状に形成された当接部104bとが可撓性をもってY軸方向に弾性変形可能に設けられる構成となっており、図6に示すように、当接部104bがウエハステージ本体26の側面26aに設けられた給電用電気接点(第2電気接点)114と対向する位置に配置されている。給電用電気接点114は、ウエハステージ本体26に搭載された不図示のバッテリーに接続され、このバッテリーに用力としての電力が蓄えられる。
また、給電子104は、チューブキャリア29に接続された給電配線107を介して、主制御装置20に接続された給電装置108(図5及び図6では不図示、図7参照)に接続されている。
アース用接触子105は、給電子104と同様に、導電性を有する金属製薄板を屈曲することで、ベース部103からウエハステージ本体26に向けて斜めに延びる突片部105aと、突片部105aの先端にC字状に形成された当接部105bとが可撓性をもってY軸方向に弾性変形可能に設けられる構成となっており、図6に示すように、当接部105bがウエハステージ本体26の側面26aに設けられたアース用電気接点(電気接点)115と対向する位置に配置されている。このアース用接触子105は、チューブキャリア29に接続されたアース配線109を介してステージ装置STの外部に設けられたアース部(接地部;電位0V部)110に接続されている。
また、図6に示すように、アース用接触子105の当接部105bは、給電子104の当接部104bよりも−Y側へ突出して設けられ、給電用電気接点114と当接部104bとの間の距離よりも、アース用電気接点115と当接部105bとの間の距離が短く設定されている。
このように、本実施形態では、チューブキャリア29には、供給管、バキューム管、電気配線等のケーブルが接続されているが、ウエハステージWST(ウエハステージ本体26)には外部からのケーブル・配管(供給管270A、バキューム管270BのようなウエハステージWSTに一体的に固定されているケーブル・配管を除く)が一切接続されないようになっている。すなわち、ウエハステージWSTは、ケーブルを有さないケーブルレスステージとなっている。
図3A及び3Bは、ウエハステージWSTに設けられる第1駆動系27を説明するための斜視図である。図3Aに示す通り、ウエハステージ本体26の+X方向の端面には3つの開口30a〜30cが設けられており、ウエハステージ本体26の−X方向の端面には開口30a〜30cの各々に対応する不図示の3つの開口が設けられている。開口30aにはY軸用の可動子としての一対の永久磁石31a,31bが設けられている。また、開口30bにはX軸用の可動子として一対の永久磁石32a,32bが設けられており、同様に開口30cにはX軸用の可動子として一対の永久磁石32c,32dが設けられている。
一方、図3Bに示す通り、開口30aを介してウエハステージ本体26をX方向に貫通するように複数のコイルを備えるY軸用固定子33が設けられており、開口30b,30cの各々を介してウエハステージ本体26をX方向に貫通するように複数のコイルを備えるX軸用固定子34a,34bが設けられている。上記のY軸用固定子33は、開口30aに設けられた一対の永久磁石31a,31bと協働してウエハステージ本体26をY方向に微小駆動する。
また、上記のX軸用固定子34a,34bは、一対の永久磁石32a,32b及び一対の永久磁石32c,32dとそれぞれ協働してウエハステージ本体26をX方向に長いストロークで駆動する。更に、上述した一対の永久磁石32a,32bとX軸用固定子34aとによって発生するローレンツ力と、一対の永久磁石32c,32dとX軸用固定子34bとによって発生するローレンツ力とを異ならせることにより、ウエハステージ本体26をθz方向に回転させることができる。即ち、第1駆動系27は、X軸用固定子34aと一対の永久磁石32a,32bとからなるムービングマグネット型のリニアモータと、X軸用固定子34bと一対の永久磁石32c,32dとからなるムービングマグネット型のリニアモータとを備えている。尚、ここではムービングマグネット型のリニアモータを備える場合を例に挙げて説明するが、ムービングコイル型のリニアモータを備えていても良い。また、以上の通り、ウエハステージWSTは、X方向の移動に関して、その移動をガイドするガイド部材を有さないガイドレスステージである。
更に、図3Aに示す通り、ウエハステージ本体26の下方には、Z軸用の可動子として4つの永久磁石35a〜35d(永久磁石35dの図示は省略)が設けられている。また、図3Bに示す通り、永久磁石35a,35bに対応して複数のコイルを備えるX方向に延びるZ軸固定子36aが設けられており、永久磁石35c,35dに対応して複数のコイルを備えるX方向に延びるZ軸固定子36bが設けられている。これらZ軸固定子36a,36bは、永久磁石35a,35b及び永久磁石35c,35dとそれぞれ協働してZ方向への駆動力を発生するものである。Z軸固定子36a,36bに設けられるコイルに供給する電流を制御することにより、ウエハステージ本体26をZ方向、θx、θy方向に駆動することができる。また、チューブキャリア29をX方向に駆動するために、X方向に延びる固定子37も設けられている。尚、上記のY軸用固定子33、X軸用固定子34a,34b、Z軸固定子36a,36b、及び固定子37の各々は両端が第2駆動系28a,28bを構成する可動子39a,39bにそれぞれ固定されている。
図2に戻り、フレームキャスタFCの突部FCa,FCbの上方には、第2駆動系28a,28bを構成するY方向に延びるY軸用の固定子38a,38bがそれぞれ配設されている。これらのY軸用の固定子38a,38bは、それぞれの下面に設けられた不図示の気体静圧軸受、例えばエアベアリングによって突部FCa,FCbの上方において所定のクリアランスを介して浮上支持されている。これはウエハステージWSTや計測ステージMSTのY方向の移動により発生した反力により、固定子38a,38bがY方向のYカウンタマスとして逆方向に移動して、この反力を運動量保存の法則により相殺するためである。
これらの固定子38a,38bの間には図3A及び3Bを用いて説明したウエハステージ本体26等が配置されており、図3Bに示したY軸用固定子33、X軸用固定子34a,34b、Z軸固定子36a,36b、及び固定子37の各々の両端に固定された可動子39a,39bが固定子38a,38bの内側にそれぞれ挿入されている。固定子38a,38bはY方向に沿って配列された永久磁石を備えており、可動子39a,39bはY方向に沿って配列されたコイルを備えている。即ち、第2駆動系28a,28bは、ウエハステージWSTをY方向に駆動するムービングコイル型のリニアモータを備えている。尚、ここではムービングコイル型のリニアモータを備える場合を例に挙げて説明するが、ムービングマグネット型のリニアモータを備えていても良い。
ウエハテーブルWTB上には、ウエハWを着脱可能に保持するウエハホルダ(保持部)40が設けられている。ウエハホルダ40は、Si−SiC等の導電性材料で形成されており、板状の本体部と、この本体部の上面に固定されその中央にウエハWの直径よりも大きな円形開口が形成された撥液性(撥水性)を有する補助プレートとを備えている。ウエハホルダ40は、不図示の配線により、上述したアース用電気接点115に電気的に接続されている。
補助プレートの円形開口内部の本体部の領域には、多数(複数)のピンが配置されており、その多数のピンによってウエハWが支持された状態で真空吸着されている。この場合、ウエハWが真空吸着された状態では、そのウエハWの表面と補助プレートの表面との高さがほぼ同一の高さとなるように形成されている。尚、補助プレートを設けずに、ウエハテーブルWTBの表面に撥液性を付与してもよい。
また、ウエハステージWSTには、上述したバッテリーの電力を駆動源としてウエハホルダ40を貫通して昇降するリフトピン(センタアップ)CT(図7参照)が設けられている。リフトピンCTは、気体系供給装置155を介して供給された負圧により、ウエハWを吸着保持及び吸着解除するものである。リフトピンCTの昇降動作及びリフトピンCTによるウエハWの吸着動作は主制御装置20により制御される。
また、図2に示す通り、ウエハテーブルWTBのX方向の一端(+X側端)には、X方向に直交する(Y方向に延在する)反射面41Xが鏡面加工により形成されており、Y方向の一端(+Y側端)には、Y方向に直交する(X方向に延在する)反射面41Yが同様に鏡面加工により形成されている。これらの反射面41X,41Yには、干渉計システム24(図7参照)を構成するX軸干渉計42,43、Y軸干渉計44,44aからの干渉計ビーム(ビーム)がそれぞれ投射され、ウエハステージWST(すなわちウエハW)のX軸方向の位置及びY軸方向の位置が計測される。尚、図2に示すX軸干渉計42,43及びY軸干渉計44,44aは、図1においてはまとめて干渉計23として図示している。
X軸干渉計42は、ウエハテーブルWTB又は計測テーブルMTBのX方向の位置を、Y方向の投影中心位置及びアライメント中心位置のそれぞれで計測可能となっている。Y軸干渉計44は、Y軸に平行な測長軸を有し、ウエハテーブルWTBのY方向の位置を主として検出するとともに、ウエハステージWSTがウエハWの交換のためにローディングポジションに位置している間には計測テーブルMTBのY方向の位置を検出する。上記のX軸干渉計43及びY軸干渉計44aはウエハステージWSTがウエハWの交換のためにローディングポジションに位置している間にウエハステージWSTのXY面内における位置を補助的に検出する。
計測ステージMSTは、チューブキャリア29、気体系供給装置155及び電気系供給装置100を除いてほぼウエハステージWSTと同様の構成である。つまり、図2に示す通り、ベース盤21上に配置された計測ステージ本体46と、計測ステージ本体46上に搭載された計測テーブルMTBとを備えている。また、計測ステージ本体46をX方向にロングストロークで駆動するとともに、Y方向、Z方向、θx、θy、θzに微小駆動する第1駆動系47と、計測ステージ本体46及び第1駆動系47をY方向にロングストロークで駆動する第2駆動系48a,48bとを備えている。計測ステージ本体46は、断面矩形枠状でX方向に延びる中空部材によって構成されている。
また、計測ステージMSTは、露光に関する各種計測を行うための計測器群を備えている。
計測テーブルMTBは、上面が撥液性(撥水性)を有している。計測テーブルMTBのY方向の一端(+Y側端)には、Y方向に直交する(X方向に延在する)反射面50が鏡面加工により形成されている。更に、計測テーブルMTBのX方向の一端(+X側端)には、X方向に直交する(Y方向に延在する)反射面51Xが鏡面加工により形成されており、Y方向の一端(−Y側端)には、Y方向に直交する(X方向に延在する)反射面51Yが同様に鏡面加工により形成されている。反射面50には、ウエハステージWSTがウエハWの交換のためにローディングポジションに位置している間に、ウエハステージWSTのY方向の位置を検出するY軸干渉計44からの干渉計ビーム(ビーム)が投射される。また、反射面51X,51Yには、干渉計システム24(図7参照)を構成するX軸干渉計42、Y軸干渉計52からの干渉計ビーム(ビーム)がそれぞれ投射され、計測テーブルMTBのX軸方向の位置及びY軸方向の位置が計測される。Y軸干渉計52は、Y軸干渉計44と同様に、ウエハステージWSTがウエハWの交換のためにローディングポジションに位置している間以外は、計測テーブルMTBのY方向の位置を検出する。尚、図2に示すX軸干渉計42及びY軸干渉計52は、図1においてはまとめて干渉計22として図示している。
図7は、露光装置EXの制御系の構成を示すブロック図である。図7に示す制御系は、露光装置EXの全体的な動作を統括的に制御するマイクロコンピュータ(又はワークステーション)からなる主制御装置20を中心として構成されている。また、主制御装置20には、メモリ65、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ(又は液晶ディスプレイ)等のディスプレイ66が接続されている。メモリ65は、露光装置EXの動作を制御する上で必要な情報、例えばベースライン量、EGA演算を行って得られたショット配列、露光量の履歴等を記憶し、ディスプレイ66は主制御装置20から出力される露光装置EXの装置状態を示す情報及びエラー情報等の各種情報を表示する。
次に、上記構成の露光装置EXにおけるウエハステージWSTと計測ステージMSTとの並行処理動作について、ウエハステージWSTに対する接地動作及び給電動作も含めて説明する。図8A、図8B,図9は、ウエハステージWSTと計測ステージMSTとの並行処理動作を説明するための平面図である。また、図11はウエハステージWSTの接地動作及び給電動作を説明するフローチャートである。
図8Aは、ウエハステージWST上に保持されたウエハW(ここでは例えば1ロットの最後のウエハとする)に対するステップ・アンド・スキャン方式の露光が行われている状態を示す平面図である。図8Aに示す通り、投影光学系PLの下方(−Z方向)にウエハステージWSTが配置されており、計測ステージMSTはウエハステージWSTと衝突(接触)しない−Y方向の所定の待機位置にて待機している。ウエハWに対する露光動作は、主制御装置20により、事前に行われた例えばエンハンスト・グローバル・アライメント(EGA)等のウエハアライメントの結果及び最新のアライメント系45のベースライン量の計測結果等に基づいて、ウエハW上の各ショット領域の露光のための走査開始位置(加速開始位置)へウエハステージWSTが移動されるショット間移動動作と、各ショット領域に対してレチクルRに形成されたパターンを走査露光方式で転写する走査露光動作とを繰り返すことにより行われる。
なお、ここではウエハステージWSTに搭載されたバッテリーには、露光動作前に予め電力が充電されているものとしている。また、電気系供給装置100においては、図6に示すように、アクチュエータ101の後退状態にセットされることにより、給電子104と給電用電気接点114とが離間するとともに、アース用接触子105とアース用電気接点115とが離間した状態で、ショット間移動動作と走査露光動作とが行われる。
ここで、上記のウエハステージWSTが移動されるショット間移動動作は、主制御装置20がX軸干渉計42及びY軸干渉計44の検出値をモニタしつつ、ウエハステージWSTに設けられている第1駆動系27及び第2駆動系28a,28bの駆動を制御することにより行われる。また、上記の走査露光は、主制御装置20がX軸干渉計42及びY軸干渉計44及びレチクル干渉計12の検出値をモニタしつつ、レチクルステージ駆動部11並びに第1駆動系27及び第2駆動系28a,28bの駆動を制御して、レチクルR(レチクルステージRST)とウエハW(ウエハステージWST)とをY方向に関して相対的に走査し、その走査中の加速終了後と減速開始直前との間の等速移動時に、照明光ILの照明領域に対してレチクルR(レチクルステージRST)とウエハW(ウエハステージWST)とをY方向に関して等速同期移動することで実現される。尚、上記の露光動作は、先玉GLとウエハWとの間に水Lqを保持した状態で行われる。
上記ショット間移動動作及び走査露光動作において、ウエハWは真空吸引装置202から気体系供給装置155を介して供給される負圧により、ウエハホルダ40に吸着保持される。また、ショット間移動動作の間、チューブキャリア29はX軸方向に等速移動するため、加減速を行うウエハステージWSTとは精度よく追従しない区間があるが、円筒状部材234が円柱状部材232をX軸方向に非接触で移動自在に支持しているため、ウエハステージWSTに気体系供給装置155からの力が加わることはない。同様に、ウエハステージWSTがX軸方向やZ軸方向(さらには、X軸周り方向、Y軸周り方向、Z軸周り方向)に駆動した場合でも、ウエハステージWSTにテンション等、気体系供給装置155からの力が加わることはない。
ウエハステージWST上に保持されているウエハWに対する露光が終了すると、主制御装置20は、Y軸干渉計52の検出値に基づいて計測ステージMSTに設けられている第1駆動系47及び第2駆動系48a,48bの駆動を制御して、計測ステージMST(計測テーブルMTB)を図8Bに示す位置まで移動させる。図8Bは、計測テーブルMTBの+Y側面とウエハホルダ40(補助プレート)の−Y側面とが接触した状態を示す図である。尚、図8A及び8Bに示す例では、計測テーブルMTBとウエハホルダ(補助プレート)とが接触するまでは計測ステージMSTのX方向の位置が検出されないが、この状態のときの計測テーブルMTBのX方向の位置を検出する補助的なレーザ干渉計を備えることが望ましい。また、ここでは、計測テーブルMTBの+Y側面とウエハホルダ(補助プレート)の−Y側面とを接触させる場合を例に挙げて説明するが、干渉44,52の計測値をモニタして計測テーブルMTBとウエハテーブルWTBとをY方向に、例えば300μm程度(水が表面張力により漏出しない隙間)離間させて非接触状態を維持してもよい。
次いで、主制御装置20は、ウエハテーブルWTBと計測テーブルMTBとのY方向の位置関係を保持しつつ、両ステージWST,MSTを+Y方向に駆動する動作を開始する。このようにして、主制御装置20により、ウエハステージWSTと計測ステージMSTとが同時に駆動されると、図8Bの状態では、投影ユニットPUに設けられた先玉GLとウエハWとの間に保持されていた水LqがウエハステージWST及び計測ステージMSTの+Y方向への移動に伴って、ウエハW、ウエハホルダ40、計測テーブルMTB上を順次移動する。尚、上記の移動中、ウエハテーブルWTBと計測テーブルMTBとは相互に接触する位置関係を保っている。
次いで、主制御装置20は、ウエハステージWSTの位置をX軸干渉計43及びY軸干渉計44aの検出値に基づいて管理しつつ、ウエハステージWSTに設けられている第1駆動系27及び第2駆動系28a,28bの駆動を制御して、図9に示す所定のローディングポジション(物体交換位置)にウエハステージWSTを移動させるとともに(ステップS100、図11参照)、先玉GLとの間に水が保持された計測ステージMSTを用いた所定の計測を必要に応じて実行する。この計測としては、例えばレチクルステージRST上のレチクル交換後に行われるアライメント系45のベースライン量の計測が一例として挙げられる。なお、ローディングポジションは、図9の−X側に設定してもよい。
ローディングポジションのウエハステージWSTに対しては、次のロットの最初のウエハへの交換が行われるが、主制御装置20はリフトピンCTを用いてウエハホルダ40からウエハWを離脱させる前に、アクチュエータ101を駆動してヘッド部102をウエハステージWST(ウエハステージ本体26)に向けて前進させる。このとき、電気系供給装置100においては、アース用接触子105の当接部105bが給電子104の当接部104bよりも突出しているため、図10Aに示すように、給電子104の当接部104bが給電用電気接点114に当接する前に、アース用接触子105がアース用電気接点115に当接する(ステップS101)。これにより、ウエハステージ本体26やウエハホルダ40は接地され、帯電したいた場合でも、静電気をアース用接触子105からアース配線109を介してアース部110に逃がすことができる。
さらに、ヘッド部102が前進すると、給電子104の当接部104bが給電用電気接点114に当接するため、給電装置108から給電配線107を介して電力をバッテリーに充電することができる(ステップS102)。このとき、アース用接触子105は弾性変形量が増すだけで、アース用電気接点115への当接(すなわち静電気を逃がす状態)は維持される。
ここで、給電子104及びアース用接触子105が給電用電気接点114及びアース用電気接点115にそれぞれ当接した際には、ウエハステージ本体26に負荷がかかることになるが、ウエハステージ本体26に加わるY軸方向の負荷は給電子104及びアース用接触子105が弾性変形することにより吸収される。また、ウエハステージ本体26に加わるX軸方向及びZ軸方向の負荷は、給電子104及びアース用接触子105を支持するベース部103が平面ベアリング106によりアクチュエータ101のヘッド部102に対してXZ平面内で移動することにより吸収される。
このように、ウエハステージWST及びウエハホルダ40が接地された状態となった後に、ウエハホルダ40へのウエハの吸着を解除するとともに、ウエハWを吸着保持させた状態でリフトピンCTを上昇させてウエハホルダ40から離脱させる。そして、リフトピンCTに保持されたウエハWを不図示のウエハローダに受け渡す(ステップS103)。
ウエハWをウエハホルダ40から離脱させた際には、いわゆる剥離帯電が生じる可能性があるが、導電性を有するウエハホルダ40が電気配線を介してアース用電気接点115に接続され接地されているため、剥離帯電で生じた静電気を直ちにアース部110に逃がすことができる。
この後、次のロットの最初のウエハがリフトピンCTに受け渡されると、リフトピンCTは下降し、ウエハをウエハホルダに載置すると吸着を解除し、同時にウエハホルダ40への吸着保持が開始される(ステップS103)。また、新たなウエハをウエハホルダ40にセットした際に静電気が生じた場合でも、アース用接触子105を介してアース部110に逃がすことができる。そして、ウエハの交換が完了し、バッテリーへの充電が完了すると、主制御装置20はアクチュエータ101を後退させ、給電子104及びアース用接触子105を給電用電気接点114及びアース用電気接点115からそれぞれ離間させる(ステップS104、S105)。
その後、主制御装置20は、先ほどとは逆にウエハステージWSTと計測ステージMSTとのY方向の位置関係を保ちつつ、ウエハステージWST及び計測ステージMSTを−Y方向に同時に駆動して、ウエハステージWST(ウエハW)を投影光学系PLの下方に移動させた後に、計測ステージMSTを所定の位置に退避させる。そして、主制御装置20は、上記と同様に新たなウエハWに対してステップ・アンド・スキャン方式の露光動作を実行し、ウエハ上の複数のショット領域にレチクルパターンを順次転写させる(ステップS106)。
以上のように、本実施の形態では、ウエハステージWSTがウエハ交換位置にあるときに、電気系供給装置100がウエハステージWSTに対して給電するのみならず、接地して静電気を逃がすことができるので、電気配線が接続されて振動等によりパターンの転写精度が低下する要因を排除しつつ、静電気の放電によりステージに付設された機器に悪影響を及ぼしたり、ウエハに形成されたパターンが損傷を受けることを防止可能である。特に、本実施形態のような液浸型露光装置の場合、走査露光中に液体と基板との間で静電気が発生しやすいので、静電気を逃がして上述の不都合を回避する必要性は高い。また、本実施の形態では、給電子104が給電用電気接点114に当接する前に、アース用接触子105をアース用電気接点115に当接させているので、ウエハステージWSTへの給電時に短絡が生じることも防止でき、付設機器やウエハに形成されたパターンの損傷を回避できる。
また、本実施形態では、ウエハステージWSTの移動に応じて移動するチューブキャリア29に電気系供給装置100が設けられているので、ウエハステージWSTに対する給電及び接地を短時間で迅速に行うことができ、スループットの向上に寄与することができる。さらに、本実施の形態では、非接触でウエハステージWSTに空気用力を供給する気体系供給装置155が設けられているので、ウエハステージWSTを電気配線やエアチューブ等のケーブルが全く接続されない(有さない)ケーブルレスステージとすることが可能になり、振動等の外乱を排除することができ、パターンの転写精度の向上に寄与することができる。
加えて、本実施の形態では、給電子104及びアース用接触子105が給電用電気接点114及びアース用電気接点115にそれぞれ当接する際に、摩擦等によりウエハステージWSTに負荷が加わった場合でも、ベース部103が平面ベアリング106によりXZ平面内で移動することにより吸収されるため、ウエハステージWSTに位置決め誤差が生じることを抑制できる。さらに、本実施の形態では、ウエハホルダ40からウエハが離脱する前に、アース用接触子105をアース用電気接点115に当接させて接地しているので、ウエハの離脱により剥離帯電が生じた際にも直ちに静電気を逃がすことができる。特に、本実施の形態では、ウエハホルダ40が導電性材料で形成されているので、ウエハホルダ40が帯電した場合でも、静電気を円滑に排除することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ウエハステージWSTがウエハ交換位置にあるときに当該ウエハステージWSTを接地する構成としたが、これに限定されるものではなく、帯電する虞がある所定時間経過後に、ウエハステージWSTが露光位置(または露光位置近傍)にあるときに、アース用接触子105をアース用電気接点115に当接させて接地する構成としてもよい。また、上記実施形態では、電気系供給装置100をチューブキャリア29に設ける構成としたが、これに限られず、例えば投影ユニットPUやレチクルステージを支持するボディのウエハ交換位置近傍に設ける構成や、ウエハ交換位置近傍のベース盤21に設ける構成としてもよい。また、ウエハステージWSTがX方向に移動する際の反力を相殺するカウンターマスをウエハステージWSTの近傍に設けた場合には、このカウンターマスに電気系供給装置を設けてもよい。この場合、チューブキャリア29の軽量化が図られるため、チューブキャリア29の駆動時の発熱を低減でき、空気揺らぎ等、外乱要因を排除することが可能になる。
また、上記実施の形態では、ウエハステージWSTを接地する構成としたが、これ以外にも、計測ステージMSTを接地したり、レチクルステージRSTを接地する構成とすることも可能である。
なお、上記実施形態で示した材料(ウエハホルダ40のSi−SiC、ウエハステージWSTのセラミックス)は一例であり、他の材料を用いてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施形態では、給電子104及びアース用接触子105を支持するベース部103が平面ベアリングにより2次元的に移動可能である構成としたが、コロ等により移動可能な構成としてもよい。また、本実施の形態のウエハステージWSTは、ケーブルレスステージとしたが、ケーブルステージ(ケーブルが接続されたステージ)としてもよい。
また、本発明は上記実施形態に制限されず、液浸法を適用しない露光装置にも用いることができる。また、上記実施形態ではArFエキシマレーザ光を用いる場合を例に挙げて説明したが、これ以外に、例えばg線(波長436nm)、i線(波長365nm)、又はKrFエキシマレーザ光(波長248nm)、Fレーザ光(波長157nm)、Krレーザ光(波長146nm)、YAGレーザ光、若しくは半導体レーザの高周波を用いることができる。
また、本発明は、ウエハステージが複数設けられるツインステージ型の露光装置にも適用できる。ツインステージ型の露光装置の構造及び露光動作は、例えば特開平10−163099号公報及び特開平10−214783号公報(対応米国特許6,341,007号、6,400,441号、6,549,269号及び6,590,634号)、特表2000−505958号(対応米国特許5,969,441号)或いは米国特許6,208,407号に開示されている。更に、本発明を本願出願人が先に出願した特願2004−168481号のウエハステージに適用してもよい。
尚、上記各実施形態で移動ステージに保持される基板としては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板や、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、或いは露光装置で用いられるマスク又はレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。露光装置EXとしては、液浸法を用いない走査型露光装置やレチクルRとウエハWとを静止した状態でレチクルRのパターンを一括露光し、ウエハWを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。また、本発明はウエハW上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写するステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。露光装置EXの種類としては、ウエハWに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)或いはレチクル又はマスク等を製造するための露光装置等にも広く適用できる。
ウエハステージWSTやレチクルステージRSTにリニアモータ(USP5,623,853又はUSP5,528,118参照)を用いる場合は、エアベアリングを用いたエア浮上型及びローレンツ力又はリアクタンス力を用いた磁気浮上型のどちらを用いてもよい。また、各ステージWST,RSTは、ガイドに沿って移動するタイプでもよく、ガイドを設けないガイドレスタイプであってもよい。各ステージWST,RSTの駆動機構としては、二次元に磁石を配置した磁石ユニットと、二次元にコイルを配置した電機子ユニットとを対向させ電磁力により各ステージWST,RSTを駆動する平面モータを用いてもよい。この場合、磁石ユニットと電機子ユニットとのいずれか一方をステージWST,RSTに接続し、磁石ユニットと電機子ユニットとの他方をステージWST,RSTの移動面側に設ければよい。
ウエハステージWSTの移動により発生する反力は、投影光学系PLに伝わらないように、特開平8−166475号公報(USP5,528,118)に記載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。レチクルステージRSTの移動により発生する反力は、投影光学系PLに伝わらないように、特開平8−330224号公報(USP5,874,820)に記載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。
以上のように、本実施形態の露光装置EXは、各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。尚、露光装置の製造は温度及びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
図12は、マイクロデバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造工程の一例を示すフローチャートである。半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図12に示す通り、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板(ウエハ)を製造するステップ203、前述した実施形態の露光装置EXによりマスクのパターンを基板に転写する処理を有するステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。

Claims (17)

  1. 物体を保持して移動する第1移動ステージを有するステージ装置であって、
    前記第1移動ステージに設けられた電気接点と、
    前記物体に処理を施していない際に前記電気接点に当接して、前記第1移動ステージを接地する接地装置とを有することを特徴とするステージ装置。
  2. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記接地装置は、前記第1移動ステージが前記物体を交換する位置にあるときに、前記電気接点と当接することを特徴とするステージ装置。
  3. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記第1移動ステージの移動に応じて移動する第2移動ステージを有し、
    前記接地装置が前記第2移動ステージに設けられていることを特徴とするステージ装置。
  4. 請求項3記載のステージ装置において、
    前記第2移動ステージは、前記第1移動ステージに非接触で用力を供給する用力供給装置を備えていることを特徴とするステージ装置。
  5. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記第1移動ステージの少なくとも一部は導電性材料で形成されていることを特徴とするステージ装置。
  6. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記接地装置は、可撓性をもって前記電気接点に当接する接触子を有することを特徴とするステージ装置。
  7. 請求項6記載のステージ装置において、
    前記第1移動ステージに設けられた第2電気接点と、前記第2電気接点に当接したときに給電する給電子とを有し、
    前記接触子は、前記給電子が前記第2電気接点に当接する前に前記電気接点に当接することを特徴とするステージ装置。
  8. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記接地装置は、前記電気接点に当接したときに前記第1移動ステージに作用する負荷を吸収する吸収機構を有することを特徴とするステージ装置。
  9. 請求項8記載のステージ装置において、
    前記吸収機構は、前記負荷により、前記第1移動ステージへ向かう方向と略直交する面内で前記接地装置を移動させることを特徴とするステージ装置。
  10. 請求項1記載のステージ装置において、
    前記第1移動ステージは、基板を着脱可能に保持する保持部を有することを特徴とするステージ装置。
  11. 請求項10記載のステージ装置において、
    前記基板が前記保持部から離脱する前に、前記接地装置を前記電気接点に当接させる制御装置を有することを特徴とするステージ装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のステージ装置において、
    前記第1移動ステージは、ケーブルを有さないケーブルレスステージであることを特徴とするステージ装置。
  13. ステージ装置を用いて基板にパターンを露光する露光装置であって、
    前記ステージ装置として、請求項1から12のいずれか一項に記載のステージ装置が用いられることを特徴とする露光装置。
  14. 基板を保持して移動するステージ装置を用いて前記基板にパターンを露光する露光方法において、
    前記ステージ装置を接地するステップと、
    前記接地が完了した後に、露光済みの基板を前記ステージ装置から回収するステップと、
    前記未露光の基板の載置が終了した後に前記ステージ装置の接地を解除するステップとを有する露光方法。
  15. 前記回収するステップは、露光済みの基板を回収するとともに、未露光の基板を前記ステージ装置上に載置するステップを含む請求項14記載の露光方法。
  16. 前記ステージ装置はバッテリーを備え、接地中は前記バッテリーに充電を行う請求項14記載の露光方法。
  17. 前記バッテリーの充電は、前記ステージ装置が接地された後に開始される請求項16記載の露光方法。
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