JPWO2006049091A1 - 遊技機 - Google Patents

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龍明 大島
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Abstract

図柄変動の自動停止機能を維持することで図柄変動のための駆動手段の寿命を延ばし、かつ自動停止による当選を回避することで、遊技者に対して停止操作の重要性を認識させ、遊技の迅速な進行を促す。役抽選によって内部当選が決定し、リール350A、350B、350Cが駆動を開始してから(厳密には、定常速度に到達してから)30秒経過しても停止操作がない場合の自動停止制御において、前記内部当選に対応する図柄を揃わないようにし(内部当選の入賞の成立を回避し)、リール350A、350B、350Cの停止処理を実行するようにしたため、停止操作しない遊技者に対して、操作の重要性を促すことができる。また、自動停止処理は依然として行うため、リールモータ106A、106B、106Cの寿命を縮めるようなことがない。落選専用停止手順パターンテーブルへの切替も可能である。

Description

本発明は、メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等の遊技機に関するものであり、より詳しくは始動操作に基づいて、予め設定された役抽選が実行されると共に、当該始動操作をトリガとして、複数の図柄群で構成された図柄変動列を変動させると共に、停止操作に基づいて、前記変動している図柄変動列の停止させ、前記役抽選の結果を報知する遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、所定数の遊技媒体を投入し、始動レバーを操作することで、当該遊技に対する役の当落抽選が実行されると共に、周面に複数の図柄が表示された複数列(一般的には3列)の図柄変動リールが回転することにより、所謂、図柄変動パターン演出を開始するようになっている。
上述した始動レバーの操作によって回転を開始した図柄変動リール(図柄変動パターン演出)は、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを遊技者が操作することで、ほぼ遊技者の意図する時期に停止される。
ここで、前記始動レバーの操作時に内部抽選が実行されて当選/落選が決められており、遊技者が停止ボタンにより各図柄変動リールの停止操作を行い、当該内部抽選に当選している場合に、当該当選に対応する図柄が揃った時点で入賞となり、権利行使がなされる。
また、内部抽選の結果が外れの場合には、図柄変動リールは当選役に対応する図柄の組み合わせを表示しないように所謂すべり制御が実行されて停止される。
なお、仮に内部抽選の結果が当たりであっても、図柄変動リールが当選役に対応する図柄で停止表示さなかった場合は、入賞とならず、上記権利行使はなされない。
一方、遊技者が停止ボタンの操作を行わない場合、この図柄変動パターン演出が所定時間(一般には、30秒)継続すると、停止ボタンの操作がなくても自動的に各図柄変動リールを停止させるようにしている。
ここで、自動停止する際、前記内部抽選に当選している場合には、自動停止の際にも滑り制御による引き込み可能な位置に当選に対応する図柄(以下、「当選図柄」という)があれば入賞を成立するように停止制御が実行される(特許文献1参照)。
特開2003−79809公報
しかしながら、パチスロ機の遊技仕様として遊技者による停止ボタンの操作は、遊技の流れを左右する重要な操作であり、この停止操作があって、はじめて遊技者に当選するという意思を確認することになる。このため、自動停止の際に当選図柄の入賞を成立させるのは、遊技の主旨に反することになる。
そこで、自動停止機能を廃止すればよいが、この自動停止機能の廃止により、操作ボタンの操作がなされないと、遊技の進行が停滞するばかりでなく、図柄変動リールを回転駆動しているモータが駆動し続け、モータ寿命が短くなるという不具合が生じる。
本発明は上記事実を考慮し、図柄変動の自動停止機能を維持することで図柄変動のための駆動手段の寿命を延ばし、かつ自動停止による当選を回避することで、遊技者に対して停止操作の重要性を認識させ、遊技の迅速な進行を促すことができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、始動操作に基づいて、予め設定された役抽選が実行されると共に、当該始動操作に基づいて、複数の図柄群で構成された図柄変動列を駆動手段の駆動力で変動させると共に、停止操作に基づいて、前記変動している図柄変動列を停止させ、前記役抽選の結果を報知すると共に、前記抽選の結果が当選、かつ当選に対応した図柄配列で停止した場合に入賞を成立させる遊技機であって、前記図柄変動列が変動を開始してから、所定時間前記停止操作がない場合に、前記図柄変動列を自動的に停止させる自動停止制御手段と、前記自動停止制御手段により自動停止することが決定した図柄変動列の変動に対応する前記役抽選の結果が当選である場合に、当該当選に対応した図柄を入賞を構成しない図柄配列で停止させる成立回避手段と、を有している。
なお、本発明の「当選」は、特別遊技の一種であるチャレンジタイム(CT)の場合における、全小役を揃えることができる制御状態になっている場合も含まれる。
本発明によれば、始動操作があると、この始動操作に基づいて役抽選が実行される。また、この始動操作に基づいて(始動操作をトリガとして)、駆動手段の駆動力で複数の図柄変動列を変動させる。変動中の図柄変動列は、停止操作することで停止され、役抽選の結果が報知される。
ここで、停止操作がない場合、所定時間が経過すると、自動停止制御手段によって、前記図柄変動列を自動的に停止させる。これにより、駆動手段の寿命を延長することができ、また、遊技の進行が停滞することを回避することができる。
一方、この自動停止制御手段による自動停止制御を実行する場合、成立回避手段では、自動停止制御手段により自動停止することが決定した図柄変動列の変動に対応する前記役抽選の結果が当選である場合に、当該当選に対応した図柄を入賞を構成しない図柄配列で停止させる。
すなわち、役抽選の当選(内部当選)は、遊技者の意思(停止操作)により、はじめて当選に対応した図柄の入賞を成立(図柄変動列の停止図柄による報知)させることで、停止操作の重要性を遊技者に認識させることができる。
上記発明において、前記成立回避手段が、前記役抽選によって取得した当選に基づく図柄配列情報を、落選を示す図柄配列情報に置換することを特徴としている。
成立回避手段としては、役抽選によって取得した当選に基づく図柄配列情報(例えば、乱数カウンタから取得した乱数値等)を落選を示す図柄配列情報に置換する。これにより、自動停止制御手段による自動停止制御では、仮に当選を示す図柄配列で停止するような制御が行われたとしても、従前から遊技機の機能であるすべり制御機能によって、落選を示す図柄配列で停止することになる。
また、本発明において、前記成立回避手段が、予め設定された前記役抽選の結果に対応した停止操作手順が記憶された通常停止手順パターンテーブルを、全て落選(入賞が成立しない図柄配列)となる落選専用停止手順パターンテーブルに切り替えることを特徴としている。
全て落選(入賞が成立しない図柄配列)となる落選専用停止手順パターンテーブルを記憶しておき、当選時の自動停止制御の際に、予め設定された前記役抽選の結果に対応した停止操作手順が記憶された通常停止手順パターンテーブルから落選専用停止手順テーブルに切り替えることで、積極的に外れを示す結果(入賞が成立しない図柄配列での停止)を報知することができる。
第1の実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 第1の実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 第1の実施の形態に係る主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 第1の実施の形態に係る遊技の流れの全般を示す制御フローチャートである。 第1の実施の形態に係る自動停止に関する処理を主体としたリール自動停止制御ルーチンを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る通常停止手順パターンテーブルを示す図表である。 第2の実施の形態に係る主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 第2の実施の形態に係る自動停止に関する処理を主体としたリール自動停止制御ルーチンを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る落選専用停止手順パターンテーブルを示す図表である。
(第1の実施の形態)
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304をアーチ状に囲む立体的な電飾部304Aも設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメンダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にキャンセルボタン355、1枚ベット(投入)ボタン352A、マックスベット(最大投入)ボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部からは、順にクレジットの払い戻しボタン103、始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、表示窓314の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止図柄ライン(有効ライン)となる。なお、この基本停止図柄は、1枚のメダルをベット(投入)した場合であり、最大1回のゲームで3枚のメダルをベットすることができ、この場合は、上行と下行に沿って停止している図柄、並びに2本の対角線上に停止している図柄が順次メダルの投資数に応じて組み合わせ停止図柄ライン(有効ライン)として採用されるようになっている。
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー354を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
また、この始動レバー354による操作タイミングは、抽選のタイミングとなっており、始動レバー354の操作によって、当たり(役当選)/外れが決定するようになっている。
ここで、抽選が当たり(役当選)の場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。なお、当たり(役当選)には大役(ビッグボーナス(以下、適宜BBという)、レギュラーボーナス(以下、適宜RBという))と、小役とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。
BBは、その遊技状態中に、獲得枚数が予め設定された上限枚数を超えない範囲で複数回入賞可能なRBを含んで構成されており、当然、BBの方がRBよりも遊技者にとって、より有利な遊技状態となる。
図2には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が概略的に示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル投入部320から投入されたメダルを識別し、メダルの投入数や種類(不正又は純正)等を出力するメダルセレクタ102が接続されると共に、始動レバー354、上述したリール350A、350B、350Cのそれぞれに対応する停止ボタン356A、356B、356C、MAXベットボタン352B、1枚ベットボタン352A並びに遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための精算ボタン103が、それぞれ操作状態を検出する不図示のセンサ等を介して接続されている。
また、主制御部100は、CPUを含んで構成される主制御回路110を備えており、主制御回路110には、主として遊技の進行状況等を一時的に記憶するRAM128と、各種プログラム等が記憶されたROM130と、が接続されると共に、主制御回路110の動作の基準となるクロックパルスを生成するクロックパルス発生回路124が分周器126を介して接続されている。
また、主制御回路110には、乱数発生器120及び乱数サンプリング回路122が接続されている。主制御回路110は、分周器126を介して入力されたクロックパルスに同期して乱数発生器120を制御して順次乱数を発生させ、乱数サンプリング回路122では、当該乱数発生器120により発生された乱数を取得してサンプリングする。
パチスロ機300では、始動レバー354による操作タイミングで大役、小役等の当落を決定する内部抽選が主制御部100により行われるようになっており、主制御回路110では、始動レバー354が操作されると上記乱数サンプリング回路122に対して、乱数の取得、サンプリング及び出力を指示し、これにより乱数サンプリング回路122から入力された乱数に応じて抽選結果を導出する。
なお、内部抽選が当たり(役当選)の場合は、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作により当たり図柄が揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、揃った図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。
ここで、役には小役と大役とがある。このうち、大役には、ビッグボーナス(以下、適宜「BB」という)及びレギュラーボーナス(以下、適宜「RB」という)があり、それぞれに対応する遊技においては遊技者に対する有利さの度合いが異なる。RBに対応する遊技(以下、適宜「RBゲーム」という)は複数回の小役ゲームにより構成されており、BBに対応する遊技(以下、適宜「BBゲーム」という)は、その遊技中に、獲得枚数が予め設定された上限枚数を超えない範囲で複数回入賞可能なRBゲームを含んで構成されている。このため、当然、小役ゲームよりもRBゲームの方が、RBゲームよりもBBゲームの方が、遊技者にとってより有利な遊技状態となる。
また、主制御部100には、モータ駆動回路132が接続されており、当該モータ駆動回路132には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cを介してそれぞれ左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
さらに、主制御部100には、3個のリール350A、350B、350Cの回転位置を検出するためのリール位置検出回路134が接続されており、主制御部100では、各リール350A、350B、350Cの位置を常時把握することができるようになっている。
また、パチスロ機300では、上記始動レバー354による操作タイミングで図柄変動部316による図柄変動を開始するようになっており、主制御部100は、始動レバー354が操作されると、モータ駆動回路132を介したリールモータ106A、106B、106Cの駆動をそれぞれ開始し、3個のリール350A、350B、350Cをそれぞれ回転させると共に、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる操作に基づいて、3個のリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
ここで、主制御部100では、上記停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる際、内部抽選の結果に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄が有効ライン上に停止する停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらし(蹴飛ばし)、外れ図柄配列で停止するように制御する。
また、内部抽選が当りのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当り図柄が停止しない場合でも、所定図柄数内であれば、意図的にこの当たり図柄が有効ライン上に揃って停止するように停止位置をずらす(引き込み)制御を行う。
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、内部抽選の結果と遊技の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当り図柄を揃えることが可能となることで、遊技者の取りこぼしを可能な範囲で防いでいる。
また、主制御部100には、パチスロ機300内部に設けられたホッパー138を作動させるためのホッパー駆動回路136が接続されている。ホッパー138にはメダルが貯留されており、主制御部100では、リール位置検出回路134からの出力により特定された停止図柄に応じて、ホッパー駆動回路136を介したホッパー138からのメダルの払い出しが実行される。
さらに、ホッパー138近傍には、ホッパー138から払出されるメダルを検出するメダル検出センサ140が配設されており、払出完了信号回路142を介して主制御部100に接続されている。払出完了信号回路142では、メダル検出センサ140からの検出信号に基づいて払出が完了したか否かが判定され、払出が完了したと判定された時点で払出完了信号が生成されて主制御部100に入力される。
主制御部100では、払出完了信号回路142から払出完了信号が入力されるとホッパー駆動回路136を介してホッパー138によるメダルの払出しを終了する。
さらに、主制御部100には、表示ランプ駆動回路144が接続されており、当該表示ランプ駆動回路144を介して前述した7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315C及び有効化ライン等の表示ランプ146の点灯及び消灯を制御する。
一方、主制御部100には、副制御部150が接続されており、主制御部100は副制御部150に対して、随時制御状態を示すコマンド信号を入力する。なお、第1の実施の形態では、主制御部100と副制御部150との間の通信としては、主制御部100から副制御部150に対する一方的な通信だけが実行され、副制御部150から主制御部100に対する通信は一切行うことができない構成となっている。
副制御部150には、液晶制御回路152が接続されており、液晶制御回路152では、演出のために設けられた液晶表示装置(LCD)313の表示状態を制御する。
また、副制御部150には、ランプ駆動回路156が接続されており、当該ランプ駆動回路156を介して装飾ランプ304Aに内蔵されているランプ112や、リール350A、350B、350Cの内部に設けられ、表示窓314に表示されるリール350A、350B、350C周面の図柄に対向する位置に向けて発光するバックライト158等の発光を制御する。
さらに、副制御部150には、スピーカ駆動回路154が接続され、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
副制御部150では、主制御部100のパチスロ機300の制御状態に応じて、LCD313、スピーカ305L、305R及びバックライト158や装飾ランプ304Aに内蔵されたランプ112等による報知演出を実行する。
図3は、第1の実施の形態に係る主制御部100における通常遊技制御のための制御系を機能的に示したブロック図である。
主制御部100は、抽選部180を含んで構成されており、当該抽選部180には、始動レバー354が操作されたことを示す操作信号が入力されるようになっている。抽選部180は、所定数のメダルの投入(ベット)がなされた後の始動レバー354の操作をトリガとして、内部抽選を実行するようになっている。
抽選部180では、始動レバー354の操作に同期して乱数値を取得し、当該乱数値をテーブル選択部182を経由して当選役・図柄決定部184へ送出する。
テーブル選択部182は遊技状態制御部186から現在の遊技状態の情報を得て、役・図柄を決定すべきテーブルを選択する。
テーブル選択部182には、通常停止手順パターンテーブル(図6参照)を記憶する通常パターンメモリ240が接続されて、適宜選択される。
テーブル選択部182において選択される通常停止手順パターンテーブルは、乱数カウンタから取得した取得乱数値に基づいて当/外が決定され、当選した場合にはその当選役、或いは落選した場合にはその落選を報知するための図柄が決定されるテーブルである。
前記選択された通常停止手順パターンテーブルは、当選役・図柄決定部184へ送出される。
この当選役・図柄決定部184では、前記テーブルに基づいて、当選役・図柄決定部184は、当選役(小役(リプレイを含む)、大役(RB、BB))及び当選図柄を決定し、決定した当選役及び当選図柄を遊技状態制御部186へ送出する。
前記始動レバー354は、駆動指示部244に接続されている。駆動指示部244は、後述するリール駆動制御部194へ駆動指示を出力する。また、リール駆動制御部194からは、駆動指示部244に対して、駆動状態情報が送出される。駆動状態情報には、リール350A、350B、350Cの回転動作開始時期、定速到達時期、停止動作開始時期等のリール350A、350B、350Cの回転駆動状態に関する情報が含まれる。
駆動指示部244は、タイマ246が接続されており、始動レバー354の操作、並びにリール350A、350B、350Cの回転が定速状態となった時点で、スタート信号が入力されるようになっている。
タイマ246では、このスタート信号に基づいて計時起動し、所定時間(第1の実施の形態では、30秒)を計時する。
この計時中に、タイマ246へ駆動指示部244からリール350A、350B、350Cの停止動作開始を示す信号が入力されると、計時を中止して、通常停止手順パターンテーブルを読み出すように、テーブル選択部182へ指示信号を出力する。
ここで、前記通常停止手順パターンテーブルの選択の際、停止ボタン356A、356B、356Cの操作があった場合には、そのまま、通常停止手順パターンテーブルが選択される。
一方、図柄変動が開始されてから(厳密に言えば、図柄変動が定常速度に達してから)予め設定された所定時間(第1の実施の形態では30秒)が経過しても停止ボタン356A、356B、356Cの操作がなかった場合には、抽選によって得られた当選エリアNo.に代えて、不当選に対応する当選エリアNo.に置換(変更)した後に、通常停止手順パターンテーブルが選択される。
すなわち、遊技者による停止意思(停止ボタン356A、356B、356Cの操作行為)がない場合には、遊技者に当選する意思がないものと判断し、内部当選に対応する図柄を入賞を構成しない図柄配列で停止させる(入賞の成立を回避する)。
遊技状態制御部186には、パチスロ機300の遊技状態に応じた各種プログラムを示すデータが記憶された遊技プログラムメモリ188が接続されている。遊技状態制御部186は、主として遊技実行制御部186Aにより遊技プログラムメモリ188から遊技状態に応じた遊技プログラムデータを適宜読み出して実行することにより、遊技状態を制御するようになっている。
なお、遊技プログラムメモリ188には、通常遊技プログラムを示すデータ及び大役遊技プログラムを示すデータがそれぞれ記憶されており、例えば、通常遊技状態の場合は、遊技プログラムメモリ188から通常遊技プログラムデータが読み出され、大役遊技状態の場合はBB、RBの内部当選状態、BB、RBの各遊技状態に応じて、大役遊技プログラムデータが読み出され、それぞれのプログラムデータに基づいて処理が実行される。
一方、主制御部100は、リール駆動制御部194を含んで構成されており、始動レバー354の始動操作に基づき、前回の遊技の終了後、4.1秒を経過した後、モータ駆動部132を介してリールモータ106A、106B、106Cを駆動させてリール350A、350B、350Cの回転を開始する。
また、リール駆動制御部194は、停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる停止制御を行う。
また、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出センサ198A、198B、198Cが取り付けられており、リール位置検出回路134を介してリール駆動制御部194に接続されている。リール駆動制御部194では、リール350A、350B、350Cのそれぞれの回転位置を認識し、前記滑り制御を加味した状態でリール350A、350B、350Cを停止させると共に、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列を遊技状態制御部186へ送出する。
この停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列により、遊技状態制御部186では、何らかの役に入賞したか否かが確認され、入賞であれば所定の配当が行われると共に、入賞した役がリプレイであればリプレイ制御が実行され、大役であれば遊技実行制御部186Aにより大役遊技プログラムが遊技プログラムメモリ188から読み出されて実行される。
なお、大役プログラムには、レギュラーボーナスゲームプログラム及びビッグボーナスゲームプログラムが、それぞれ別個に記憶されており、当選した大役に基づいて選択的に読み出されるようになっている。
レギュラーボーナスプログラムでは、権利行使として小役の抽選確率が通常遊技中の抽選確率よりも高い状態で最高12回の遊技(最大遊技回数)を実行可能である。この12回の遊技の間で何らかの小役に最高8回入賞(最大入賞回数)すると、レギュラーボーナスゲームは終了する。
一方、ビッグボーナスプログラムでは、権利行使としてレギュラーボーナスゲームが高確率に実行可能であり、ビッグボーナスゲームにおける獲得枚数が予め設定された上限枚数に到達すれば、レギュラーボーナスゲームの実行中であってもビッグボーナスゲームは終了する。なお、第1の実施の形態では、ビッグボーナスゲーム中における小役の当選確率は、通常遊技とほぼ同じとなっている。
また、遊技状態制御部186には、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192が接続されており、上述した内部抽選の当選結果に応じた役の内部当選状態をフラグの状態によって管理している。
各フラグは、内部抽選により当選することにより成立し、一般に、小役のフラグの状態は1回の遊技で消滅(フラグ不成立)するが、大役のフラグの状態はその後各リール350A、350B、350Cが停止して表示窓314に大役図柄が所定の配列で表示されることにより大役に入賞するまで維持される。
なお、フラグメモリ192は、上述したリール駆動制御部194に接続されており、当該フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態は、リール駆動制御部194による停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく停止制御の際の引き込みまたは蹴飛ばしの滑り制御のパラメータとして適用される。
以下に第1の実施の形態の作用を説明する。
(通常遊技の流れ)
図4には、主制御部100による通常遊技状態処理の流れを示すフローチャートが示されている。
まず、ステップ200では、ベット操作の完了待ちを行い、次のステップ202では、始動レバーの操作待ちを行う。
すなわち、メダルがクレジットされている状態(或いは、メダル投入部320からメダルを投入した状態)で、1枚ベットボタン352A、またはマックスベットボタン352Bの操作によりメダルのベットが完了するか、或いは、メダル投入部320からメダルを投入することによりベットが完了すると、始動レバー354の操作が可能となる。
次のステップ204では、内部抽選により当該遊技における役の当落を決定し、その後にステップ206に移行して、内部抽選の結果、大役に当選したか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、ストック情報を更新する必要があるものと判断してステップ208に移行し、ストック情報更新処理を実行し、その後にステップ210に移行する。
上記ストック情報更新処理においては、大役の種類に応じてストック情報を更新する。なお、当該ストック情報更新処理ルーチンの実行時に、他の大役がストック情報としてストックされていない場合には、当選した大役に入賞可能とするまでのRTゲーム回数を抽選により設定して遊技状態をRTゲーム状態に設定する。
一方、ステップ206で否定判定とされた場合は、内部抽選の結果に応じて、必要であれば適宜各小役のフラグ状態情報を更新記憶した後に、ステップ210に移行する。
ステップ210では、現在の遊技状態がRTの実行中であるか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ212に移行して、RTゲーム回数を1回減算(デクリメント)し、その後にステップ214に移行してRTゲーム回数が0か否かを判定する。
ステップ214で肯定判定となった場合は大役が入賞可能な遊技状態にすべく、ステップ216に移行して遊技状態をボーナス内部中に設定し、その後にステップ218に移行する。
一方、ステップ214で否定判定となった場合は遊技状態はRT実行中のままでステップ218に移行する。
ステップ218では、リールの回転を開始し、その後にステップ220に移行してリール350A、350B、350Cのリール停止処理ルーチンを実行し、その後にステップ222に移行する。
すなわち、主制御部100では、始動レバー354が操作されると、この操作と同時に当り/外れの抽選がなされると共に、リール駆動制御部194の制御により、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。
その後、遊技者が、停止ボタン356A、356B、356Cを操作すると、この停止操作によってリール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、フラグメモリ192に記憶されている各種フラグの状態に応じて、滑り制御を加味して該当する図柄を所定位置に引き込むように、或いは所定位置から蹴飛ばすようにリール350A、350B、350Cの停止制御が実行される。すなわち、何れかのフラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは滑り制御によって矯正される。逆に、何れのフラグも成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転に滑りを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
ステップ222では、上述したようなリール停止処理の結果、停止図柄が当り図柄か否かを判定する入賞判定が実行され、その後にステップ224に移行して、入賞判定の結果何れかの役に入賞したと判定されたか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は本通常遊技状態処理を終了する。
一方、ステップ224で肯定判定となった場合はステップ226に移行して、入賞した役に応じて予め設定されている所定のメダルの払出制御を実行し、その後にステップ228に移行する。
ステップ228では、入賞した役が大役であったか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は本通常遊技状態処理を終了する。一方、当該判定が肯定判定となった場合には、ステップ230に移行して、ボーナスゲーム開始処理ルーチンを実行し、その後にステップ232に移行して、ボーナスゲーム処理を実行する。
すなわち、大役に入賞したと判定された場合には、その停止図柄に従って、ビッグボーナス又はレギュラーボーナスのボーナスゲームを実行し(権利行使)、その後にステップ234に移行する。
ここで、上記ボーナスゲーム開始処理ルーチン(ステップ230)では、入賞した大役のストック数をデクリメントする。なお、デクリメント後のストック情報に基づいて大役のストックがある場合には、次回、大役に入賞可能とするまでに実行すべきRTゲーム回数を抽選により設定して、次回実行する大役の種類を決定する。
ステップ234では、次の大役のストックがあるか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は上記ボーナスゲーム開始処理によって設定された回数のRTゲームを実行すべく、ステップ236に移行して遊技状態をRT中に設定し、その後に本通常遊技状態処理を終了する。
一方、ステップ234で否定判定となった場合はステップ236の処理を実行することなく、本通常遊技状態処理を終了する。
ところで、上記説明した遊技の流れにおいて、遊技者が介入する操作として、始動レバー354の操作と、停止ボタン356A、356B、356Cの操作がある。
この内、始動レバー354の操作は、遊技の開始を指示するものであり、この始動レバー354の操作がないかぎり、遊技は進行しない。
一方、停止ボタン356A、356B、356Cは、既に遊技は開始され、役抽選も実行されている状態、かつリール350A、350B、350Cが回転(図柄変動)中であるため、この状態が長時間継続することは、リール350A、350B、350Cを駆動するリールモータ106A、106B、106Cの寿命を縮めることになり、好ましくない。
このため、従前からリール350A、350B、350Cが駆動を開始してから(厳密には、リール350A、350B、350Cの回転速度が安定してから)30秒経過しても停止ボタン356A、356B、356Cの操作がない場合、自動的に停止する制御を行っていた。
この場合、従来技術では、前記自動停止制御において、役抽選に内部当選している場合には、滑り制御による引き込み可能な位置に前記当選に対応する図柄(報知図柄)があれば、その役抽選に当選したことを示す報知図柄で停止するように制御され、役抽選に落選している場合には、落選を示す報知図柄で停止するように制御されていた。
ところが、役抽選は、遊技者の停止ボタン356A、356B、356Cの操作があってはじめて、当選する意思があるものであり、この停止操作を30秒放置するということは、遊技者には当選する意思がないものとするのが筋であり、また、停止ボタン356A、356B、356Cの操作の重要性をアピールする必要がある。
そこで、第1の実施の形態では、たとえ役抽選に内部当選していたとしても、リール350A、350B、350Cの駆動開始から30秒間経過しても停止ボタン356A、356B、356Cの操作がない、すなわち、遊技者に当選する意思を確認できない場合には、当該役抽選の内部当選に対応する図柄での停止を回避し、前記内部当選の入賞を構成しない図柄配列で停止させるようにした。
以下、図5のフローチャートに従い、内部当選の入賞成立回避機能を含む、リール駆動制御の内、停止ボタン非操作時の自動停止に関する処理を主体としたリール自動停止制御ルーチンを説明する。なお、この図5は、前述の図4のフローチャートの流れの中で詳細に記載しなかったリール350A、350B、350Cの駆動開始から停止までの流れを示したものである。このため、必要に応じて、図4のフローチャートに示した処理を重複して記載する。
ステップ250では、メダル投入があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ252へ移行して、始動レバー354の操作があったか否かが判断される。
ステップ252で肯定判定されると、ステップ254へ移行して、メダルが1枚以上ベットされているか否かが判断される。
上記ステップ250又はステップ252又はステップ254で否定判定された場合には、ステップ250へ戻る。
前記ステップ254で肯定判定されると、ステップ256へ移行して、リール350A、350B、350Cの駆動を開始し、次いでステップ258へ移行して30秒タイマをリセット・スタートさせ、ステップ260へ移行する。
ステップ260では、全てのリール350A、350B、350Cの駆動が停止したか否かが判断され、肯定判定された場合には、ステップ250へ戻る。
また、ステップ260において、否定判定された場合には、駆動しているリール350A、350B、350Cが存在すると判断し、ステップ262へ移行してタイマ186が30秒計時したか(30秒タイマがタイムアップしたか)否かが判断される。
このステップ262で否定判定の場合には、ステップ260へ戻り、上記ステップ260、262を繰り返す。
また、ステップ262で肯定判定されると、ステップ264へ移行して、何れかの停止ボタン356A、356B、356C(駆動しているリール350A、350B、350Cの何れかに対応する)が操作されたか否かが判断され、肯定判定された場合には、自動停止の必要がないと判断し、ステップ260へ戻り、上記工程を繰り返す。
一方、ステップ264で否定判定された場合には、リール350A、350B、350Cが停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止されていないと判断され、ステップ266へ移行する。
ステップ266では、役抽選時の取得乱数(例えば、内部当選している場合には、当選番号となる)に対応する当選エリアNo.が何れであっても、不当選に相当する当選エリアNo.に置換して、役抽選の当選に対応する図柄が揃わないようにする(図6参照)。
次いで、ステップ268では、自動停止時の図柄を決定するためのパターンテーブルとして、通常停止手順パターンテーブルを選択し、ステップ270へ移行する。
ステップ270では、前記選択された通常停止手順パターンテーブルに基づいて、リール350A、350B、350Cの停止処理を実行するが、当選エリアNo.が不当選に相当するため、必ず不当選の図柄で停止することになる。
以上説明したように第1の実施の形態では、役抽選によって内部当選が決定し、リール350A、350B、350Cが駆動を開始してから(厳密には、定常速度に到達してから)30秒経過しても停止ボタン356A、356B、356Cの操作がない場合の自動停止制御において、前記内部当選に対応する図柄を揃わないようにし(内部当選の入賞の成立を回避し)、リール350A、350B、350Cの停止処理を実行するようにしたため、停止ボタン356A、356B、356Cを操作しない遊技者に対して、停止ボタン356A、356B、356Cの操作の重要性を促すことができる。
また、自動停止処理は依然として行うため、リールモータ106A、106B、106Cの寿命を縮めるようなことがない。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第2の実施の形態の特徴は、所定時間(30秒)以上停止操作がない場合に、図柄を停止させるための停止手順テーブルの選択時に、落選専用停止手順パターンテーブル(図9参照)を選択することにある。
すなわち、図7に示される如く、テーブル選択部182には、通常停止手順パターンテーブルを記憶する通常パターンメモリ240の他に、落選専用停止手順パターンテーブルを記憶する落選パターンメモリ242が接続されており、適宜選択的に通常停止手順パターンテーブル又は落選専用停止手順パターンテーブルが選択される。
テーブル選択部182において選択される落選専用停止手順パターンテーブルは、乱数カウンタから取得した取得乱数値が当選/落選に拘わらず、落選を報知する図柄が決定されるテーブルである。
前記選択された何れかのパターンテーブルは、当選役・図柄決定部184へ送出される。
すなわち、前記パターンテーブルの選択は、所定時間(30秒)内に、停止ボタン356A、356B、356Cの操作があった場合には、通常停止手順パターンテーブルが選択され、図柄変動が開始されてから(厳密に言えば、図柄変動が定常速度に達してから)予め設定された所定時間(第2の実施の形態では30秒)が経過しても停止ボタン356A、356B、356Cの操作がなかった場合には、落選専用停止手順パターンテーブルが選択される。
すなわち、遊技者による停止意思(停止ボタン356A、356B、356Cの操作行為)がない場合には、遊技者に当選する意思がないものと判断し、内部当選に対応する図柄を入賞を構成しない図柄配列で停止させる(入賞の成立を回避する)。
図8は、第2の実施の形態におけるリール自動停止制御ルーチンである。図5と同一ステップ番号には、当該ステップ番号の末尾に符号「A」を付与し、説明を省略する。
ステップ264Aで否定判定(停止操作無し)されると、ステップ269へ移行する。ステップ269では、自動停止時の図柄を決定するためのパターンテーブルとして、落選専用停止手順パターンテーブル(図9参照)を選択し、ステップ270Aへ移行する。
ステップ270Aでは、前記選択された落選停止手順パターンテーブルに基づいて、リール350A、350B、350Cの停止処理を実行するが、全ての当選エリアNo.が不当選に相当するため、必ず不当選の図柄で停止することになる。
なお、前述の第1の実施の形態では、当選番号を不当選番号に置換する(回避1)場合(請求項2に相当)を説明し、一方、第2の実施の形態では、停止手順パターンテーブルとして、予め通常停止手順パターンテーブルと落選専用停止手順パターンテーブルの2種類を準備し、相互に切り換えて選択する(回避2)場合とを説明したが、この(回避1)と(回避2)とを併用してもよい。
メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等の遊技機に利用可能であり、特に、パチスロ機において、図柄変動後の停止操作が所定時間実行されない場合に、遊技者に対して入賞の意思がないものと判断して、内部当選をキャンセルすることで、遊技者の遊技操作を促進するものである。
符号の説明
100 主制御部
150 副制御部
154 抽選部
156 テーブル選択部(当選キャンセル手段)
158 当選役・図柄決定部
164 リール駆動制御部(自動停止制御手段)
180 通常パターンメモリ
182 落選パターンメモリ
184 駆動指示部(自動停止制御手段)
186 タイマ
160 遊技状態制御部
300 パチスロ機(遊技機)
313 液晶表示装置
314 表示窓
352A 1枚ベットボタン
352B マックスベットボタン
354 始動レバー
350A、350B、350C リール
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (3)

  1. 始動操作に基づいて、予め設定された役抽選が実行されると共に、当該始動操作に基づいて、複数の図柄群で構成された図柄変動列を駆動手段の駆動力で変動させると共に、停止操作に基づいて、前記変動している図柄変動列を停止させ、前記役抽選の結果を報知すると共に、前記抽選の結果が当選、かつ当選に対応した図柄配列で停止した場合に入賞を成立させる遊技機であって、
    前記図柄変動列が変動を開始してから、所定時間前記停止操作がない場合に、前記図柄変動列を自動的に停止させる自動停止制御手段と、
    前記自動停止制御手段により自動停止することが決定した図柄変動列の変動に対応する前記役抽選の結果が当選である場合に、当該当選に対応した図柄を入賞を構成しない図柄配列で停止させる成立回避手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記成立回避手段が、前記役抽選によって取得した当選に基づく図柄配列情報を、落選を示す図柄配列情報に置換することを特徴とことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記成立回避手段が、予め設定された前記役抽選の結果に対応した停止操作手順が記憶された通常停止手順パターンテーブルを、全て落選となる落選専用停止手順パターンテーブルに切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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