JP2006158685A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006158685A
JP2006158685A JP2004355012A JP2004355012A JP2006158685A JP 2006158685 A JP2006158685 A JP 2006158685A JP 2004355012 A JP2004355012 A JP 2004355012A JP 2004355012 A JP2004355012 A JP 2004355012A JP 2006158685 A JP2006158685 A JP 2006158685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notice effect
game
execution
effect
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004355012A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Murai
穂 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2004355012A priority Critical patent/JP2006158685A/ja
Publication of JP2006158685A publication Critical patent/JP2006158685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 遊技の進行を妨げることなく、かつ「1回の遊技」の最短時間よりも長く、遊技者に告知する重要な情報としての予告演出を確実に実行させる。
【解決手段】 先発の予告演出が実行中であるにも関わらず、次の遊技の操作(ベット操作等)がなされ、この次の遊技でも予告演出の指示(後発の予告演出)があった場合、前記先発の予告演出を優先するべく、後発の予告演出の指示を破棄して、先発の予告演出を継続するようにした。これにより、複数の遊技にまたがるような長い予告演出が比較的重要な情報を持っているという観点から、遊技者に対して、より重要な情報を確実に告知することができる。また、遊技の進行を待って、予告演出を継続するのではなく、遊技は従前通り遊技者の意思(操作)で進行することができるため、遊技の進行の妨げになることはない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等及びパチンコ機等の遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、所定数の遊技媒体を投入し、始動レバーを操作することで、当該遊技に対する役の当落抽選が実行されると共に、周面に複数の図柄が表示された複数列(一般的には3列)の図柄変動リール(表示装置)が回転することにより、所謂、図柄の変動表示を開始するようになっている(通常は、3列のリール構成であり、機械式の表示装置である)。
上述した始動レバーの操作によって回転を開始した図柄変動リールは、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを遊技者が操作することで、ほぼ遊技者の意図する位置に停止される。
このように、パチスロ機では、(1)遊技媒体の投入操作、(2)始動レバーによる始動操作、(3)停止ボタンによる停止操作を「1回の遊技」と定義しており、遊技者は、上記(1)乃至(3)の操作を繰り返すことで遊技を実行している。
ここで、前記始動レバーの操作時に内部抽選が実行されて役の当たり/外れが決められており、遊技者が停止ボタンにより各図柄変動リールの停止操作を行い、前記内部抽選による当選役に対応する図柄が揃った時点で入賞となり、権利行使がなされる。
なお、内部抽選の結果が外れの場合には、図柄変動リールは当選役に対応する図柄の組み合わせを表示しないように所謂すべり制御が実行されて停止される。
また、役には小役と大役とがあり、小役の権利行使としては、予め設定された遊技媒体の配当が実行される。大役の権利行使としては、当該役に対して予め設定された遊技媒体の配当が実行された後、上記通常遊技から所謂ボーナスゲーム(レギュラーボーナスとビッグボーナスとがある)と称される、所定回数の特別遊技に移行する。このボーナスゲームの内、第1の大役であるレギュラーボーナス(以下、RBともいう。)では、所定回数小役の当選確率が飛躍的に高まる遊技状態となり、遊技者は、短期間で多くの遊技媒体を獲得することができる。また、第2の大役であるビッグボーナス(以下、BBともいう。)では、前記レギュラーボーナスゲームへの当選確率が飛躍的に高まる特別遊技により、遊技者はレギュラーボーナスよりも多量の遊技媒体を獲得することができる。
ところで、上記始動レバーが操作され、役抽選の当選/落選、当選役が決まると、この役抽選の結果に基づいて、予告演出を行い、遊技者の期待感を高める遊技仕様を持つパチスロ機が存在する(特許文献1参照)。
この種のパチスロ機では、前記図柄変動リールを表示する領域とは別に、第4のリール、液晶表示装置等、主となる表示装置(前述の3列のリールを表示する機械式の表示装置)とは別に副表示装置を設けている。
例えば、副表示装置として液晶表示装置を設けた場合、始動レバーの操作後、予め設定された予告演出画像を表示することで、当該遊技に対して当選の期待感を持たせることができ、予告演出画像の種類によって、当該期待感の度合いを設定することが可能となる。
予告演出画像は、その期待感が高ければ高いほど演出時間が長い傾向にあり、場合によって10秒程度の予告演出画像を表示する場合がある。
一方、前記「1回の遊技」は、4.1秒間隔で実行可能であるため、この最短の遊技時間で遊技を実行していると、遊技主体(遊技の進行を最優先)で考えた場合、液晶表示装置に表示中の予告演出画像は、途中で終了させることになる。
特開平11−290502号公報
しかしながら、上記のように遊技主体で予告演出を断ち切ると、例えば、当選を持ち越すことができる内部当選の告知等の重要な情報を遊技者に確実に告知することができなくなり、かえって趣向性を低下させてしまう結果となる。
本発明は上記事実を考慮し、遊技の進行を妨げることなく、遊技者に告知する重要な情報としての予告演出を確実に実行させることができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、図柄を表示可能な主表示手段を有し、始動開始操作に基づいて複数の小役を含む約の抽選を行い、前記主表示手段による図柄変動演出を開始して、当該図柄変動の停止操作によって、当該役抽選により当選した役に対応する図柄が前記主表示手段に表示された場合に前記当選した役を入賞とする遊技機であって、
前記役抽選の結果に基づいて、前記役抽選の結果に対応する予告演出の実行又は非実行、並びに前記予告演出の種類を決定する予告演出決定手段と、
前記予告演出決定手段によって予告演出の実行が決定した場合に、前記主表示手段とは別に設けられた副表示手段に当該予告演出を表示する予告演出表示制御手段と、
前記予告演出表示制御手段により、前記予告演出が副表示手段に表示演出されている途中で前記停止操作があり、次の遊技に移行した場合に、当該予告演出を継続する場合がある予告演出継続手段と、
を有している。
請求項1に記載の発明によれば、始動開始操作に基づく役抽選によって何らかの役に当選し、かつ停止操作によって当選した役に応じた図柄を主表示手段に表示させることができた場合に当選した役に入賞となる。
ここで、予告演出決定手段では、前記役抽選の結果に基づいて、前記役抽選の結果に対応する予告演出の実行又は非実行、並びに予告演出の種類を決定する。
この予告演出決定手段によって予告演出の実行が決定した場合、予告演出表示制御手段では、副表示手段に当該決定した予告演出の種類に応じた予告演出を副表示手段に表示する。
このとき、予告演出は遊技者に対して、内部的な当選(始動レバーの操作後、かつ図柄非停止状態)の期待感を持たせるために重要な情報であり、重要度が高ければ高いほど予告演出時間が長い傾向にある。
このため、予告演出が終了する前に、停止操作、並びに次の遊技の投入操作、始動開始操作等の操作がなされ、次の遊技に移行される場合がある。このような場合、従来は、「1回の遊技」の時間内で予告演出を終了させていたため、重要な情報を遊技者に告知することがきない場合があった。
そこで、予告演出継続手段では、前記予告演出表示制御手段により、前記予告演出が副表示手段に表示演出されている途中で前記停止操作があり、次の遊技に移行した場合に、当該予告演出を継続するようにした。
これにより、予告演出を最後まで実行することができ、重要な情報を確実に遊技者に知らせることができる。また、以後の遊技の進行を妨げることがない。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1記載の発明において、前記予告演出継続手段による予告演出継続中に、次の遊技の始動開始操作が行われた場合にも、当該予告演出を継続する場合があることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、次の遊技のための抽選の契機となり遊技機にとっても次の遊技の実質的な開始条件となる次の遊技の指導開始操作が行われた場合にも当該予告演出を継続する場合があるようにして、大当たり役の当選等の重要な情報を遊技者に、より確実に知らせることができるようにした。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記予告演出継続手段による予告演出継続中に、以後の遊技において新たな予告演出の実行が決定した場合に、当該新たな予告演出を中止する予告演出中止手段をさらに有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、前記予告演出継続手段による予告演出継続中(先発の予告演出中)に、以後の遊技において新たな予告演出(後発の予告演出)の実行が決定した場合には、当該新たな予告演出(後発の予告演出)を中止することで、予告演出の重複を回避することができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明において、前記予告演出継続手段による予告演出継続中に、以後遊技において新たな予告演出の実行が決定した場合に、演出継続中の予告演出と前記新たな予告演出との重要度を判定する重要度判定手段と、前記重要度判定手段の判定の結果、前記演出継続中の予告演出の重要度が高い場合には前記新たな予告演出を中止し、前記新たな予告演出の重要度が高い場合には前記演出継続中の予告演出を中止する予告演出選択実行手段と、をさらに有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、前記予告演出継続手段による予告演出(先発の予告演出)継続中に、以後遊技において新たな予告演出(後発の予告演出)の実行が決定した場合に、重要度判定手段では、演出継続中の予告演出(先発の予告演出)と前記新たな予告演出(後発の予告演出)との重要度を判定する。
予告演出選択実行手段では、重要度判定手段の判定の結果、前記演出継続中の予告演出の重要度が高い場合には前記新たな予告演出を中止し、前記新たな予告演出の重要度が高い場合には前記演出継続中の予告演出を中止する。
これにより、より重要度の高い予告演出を全編に亘り(最初から最後まで)実行することができ、かつ予告演出の重複を回避することができる。
以上説明した如く本発明は、遊技の進行を妨げることなく、遊技者に告知する重要な情報としての予告演出を確実に実行させることができるという優れた効果を有する。
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304の上部には、立体的な装飾ランプ304Aも左右方向に設けられている。また、装飾ランプ304近傍には、演出用の音声等を再生するためのスピーカ305R、305Lが設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置(LCD)313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にクレジットの払い戻しをする際に押下操作される精算ボタン103、1枚ベット(投入)ボタン352A、マックスベット(最大投入)ボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部からは、順に始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、回転を停止した場合に表示窓314から見える図柄のうち、中行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、上行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、下行に並んだ図柄の中心を結ぶラインと、2本の対角線上に並んだ図柄の中心をそれぞれ結ぶ2本のラインと、の5本の有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが遊技の結果を示す。
なお、5本のラインのうち、どのラインが有効ラインとされるかはメダルの投資数によって決まり、1枚のメダルがベットされた場合は中行に並んだ図柄の中心を結ぶラインが有効ラインとされ、3枚のメダルがベットされた場合は全てのラインが有効ラインとされる。
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー354を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
さらに、この始動レバー354による操作タイミングは、後述する内部抽選のタイミングとなっており、当該始動レバー354の操作によって、当たり(役当選)/外れが決定するようになっている。
図2には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が概略的に示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル投入部320から投入されたメダルを識別し、メダルの投入数や種類(不正又は純正)等を出力するメダルセレクタ102が接続されると共に、始動レバー354、上述したリール350A、350B、350Cのそれぞれに対応する停止ボタン356A、356B、356C、MAXベットボタン352B、1枚ベットボタン352A並びに遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための精算ボタン103が、それぞれ操作状態を検出する不図示のセンサ等を介して接続されている。
また、主制御部100は、CPUを含んで構成される主制御回路110を備えており、主制御回路110には、主として遊技の進行状況等を一時的に記憶するRAM128と、各種プログラム等が記憶されたROM130と、が接続されると共に、主制御回路110の動作の基準となるクロックパルスを生成するクロックパルス発生回路124が分周器126を介して接続されている。
また、主制御回路110には、乱数発生器120及び乱数サンプリング回路122が接続されている。主制御回路110は、分周器126を介して入力されたクロックパルスに同期して乱数発生器120を制御して順次乱数を発生させ、乱数サンプリング回路122では、当該乱数発生器120により発生された乱数を取得してサンプリングする。
パチスロ機300では、始動レバー354による操作タイミングで大役、小役等の当落を決定する内部抽選が主制御部100により行われるようになっており、主制御回路110では、始動レバー354が操作されると上記乱数サンプリング回路122に対して、乱数の取得、サンプリング及び出力を指示し、これにより乱数サンプリング回路122から入力された乱数に応じて抽選結果を導出する。
なお、内部抽選が当たり(役当選)の場合は、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作により当たり図柄が揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、揃った図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。
ここで、役には小役と大役とがある。このうち、大役には、ビッグボーナス(以下、適宜「BB」という)及びレギュラーボーナス(以下、適宜「RB」という)があり、それぞれに対応する遊技においては遊技者に対する有利さの度合いが異なる。RBに対応する遊技(以下、適宜「RBゲーム」という)は複数回の小役ゲームにより構成されており、BBに対応する遊技(以下、適宜「BBゲーム」という)は、その遊技中に、獲得したメダル数が上限値を超えない範囲で複数回入賞可能なRBゲームを含んで構成されている。このため、当然、小役ゲームよりもRBゲームの方が、RBゲームよりもBBゲームの方が、遊技者にとってより有利な遊技状態となる。
また、主制御部100には、モータ駆動回路132が接続されており、当該モータ駆動回路132には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cを介してそれぞれ左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
さらに、主制御部100には、3個のリール350A、350B、350Cの回転位置を検出するためのリール位置検出回路134が接続されており、主制御部100では、各リール350A、350B、350Cの位置を常時把握することができるようになっている。
また、パチスロ機300では、上記始動レバー354による操作タイミングで図柄変動部316による図柄変動を開始するようになっており、主制御部100は、始動レバー354が操作されると、モータ駆動回路132を介したリールモータ106A、106B、106Cの駆動をそれぞれ開始し、3個のリール350A、350B、350Cをそれぞれ回転させると共に、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる操作に基づいて、3個のリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
ここで、主制御部100では、上記停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる際、内部抽選の結果に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄が有効ライン上に停止する停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらし(蹴飛ばし)、外れ図柄配列で停止するように制御する。
また、内部抽選が当りのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当り図柄が停止しない場合でも、所定図柄数内であれば、意図的にこの当たり図柄が有効ライン上に揃って停止するように停止位置をずらす(引き込み)制御を行う。
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、内部抽選の結果と遊技の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当り図柄を揃えることが可能となることで、遊技者の取りこぼしを可能な範囲で防いでいる。
また、主制御部100には、パチスロ機300内部に設けられたホッパー138を作動させるためのホッパー駆動回路136が接続されている。ホッパー138にはメダルが貯留されており、主制御部100では、リール位置検出回路134からの出力により特定された停止図柄に応じて、ホッパー駆動回路136を介したホッパー138からのメダルの払い出しが実行される。
さらに、ホッパー138近傍には、ホッパー138から払出されるメダルを検出するメダル検出センサ140が配設されており、払出完了信号回路142を介して主制御部100に接続されている。払出完了信号回路142では、メダル検出センサ140からの検出信号に基づいて払出が完了したか否かが判定され、払出が完了したと判定された時点で払出完了信号が生成されて主制御部100に入力される。
主制御部100では、払出完了信号回路142から払出完了信号が入力されるとホッパー駆動回路136を介してホッパー138によるメダルの払出しを終了する。
さらに、主制御部100には、表示ランプ駆動回路144が接続されており、当該表示ランプ駆動回路144を介して前述した7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315C及び有効化ライン等の表示ランプ146の点灯及び消灯を制御する。
一方、主制御部100には、副制御部150が接続されており、主制御部100は副制御部150に対して、随時制御状態を示すコマンド信号を入力する。なお、本実施の形態では、主制御部100と副制御部150との間の通信としては、主制御部100から副制御部150に対する一方的な通信だけが実行され、副制御部150から主制御部100に対する通信は一切行うことができない構成となっている。
副制御部150には、液晶制御回路152が接続されており、液晶制御回路152では、演出のために設けられた液晶表示装置(LCD)313の表示状態を制御する。
また、副制御部150には、ランプ駆動回路156が接続されており、当該ランプ駆動回路156を介して装飾ランプ304Aに内蔵されているランプ112や、リール350A、350B、350Cの内部に設けられ、表示窓314に表示されるリール350A、350B、350C周面の図柄に対向する位置に向けて発光するバックライト158等の発光を制御する。
さらに、副制御部150には、スピーカ駆動回路154が接続され、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
副制御部150では、主制御部100のパチスロ機300の制御状態に応じて、LCD313、スピーカ305L、305R及びバックライト158や装飾ランプ304Aに内蔵されたランプ112等による報知演出を実行する。
特に、LCD313では、始動レバー354が操作されときに実行される役抽選の結果に応じて、当該遊技に関わる予告演出を実行する場合があり、遊技者はこの予告演出を見ることで、当該遊技の役抽選における当選への期待感を持つことができる。
図3は、本実施の形態に係る主制御部100における通常遊技制御のための制御系を機能的に示したブロック図である。
主制御部100は、抽選部180を含んで構成されており、当該抽選部180には、始動レバー354が操作されたことを示す操作信号が入力されるようになっている。抽選部180は、所定数のメダルの投入(ベット)がなされた後の始動レバー354の操作をトリガとして、内部抽選を実行するようになっている。
抽選部180では、始動レバー354の操作に同期して乱数値を取得し、当該乱数値をテーブル選択部182を経由して当選役・図柄決定部184へ送出する。
テーブル選択部182には、抽選部180により取得され得る数値に対応する役・図柄を示す情報がパチスロ機300の遊技状態毎に記憶されたテーブルが格納されている。なお、パチスロ機300の遊技状態としては、例えば、通常遊技、BB内部当選中、RB内部当選中、BB作動時の通常遊技、BB作動時のRB内部当選中、RB遊技等があげられる。
テーブル選択部182では、遊技状態制御部186から現在の遊技状態を示す情報を得て、上記遊技状態毎に設けられたテーブルから役・図柄を決定すべきテーブルを選択する。このテーブル選択部182で選択されたテーブルに基づいて、当選役・図柄決定部184は、当選役(小役(リプレイを含む)、大役(RB、BB))及び当選図柄を決定し、決定した当選役及び当選図柄を遊技状態制御部186に入力する。
遊技状態制御部186には、パチスロ機300の遊技状態に応じた各種プログラムを示すデータが記憶された遊技プログラムメモリ188が接続されている。遊技状態制御部186は、主として遊技実行制御部186Aにより遊技プログラムメモリ188から遊技状態に応じた遊技プログラムデータを適宜読み出して実行することにより、遊技状態を制御するようになっている。
なお、遊技プログラムメモリ188には、通常遊技プログラムを示すデータ及び大役遊技プログラムを示すデータがそれぞれ記憶されており、例えば、通常遊技状態の場合は、遊技プログラムメモリ188から通常遊技プログラムデータが読み出され、大役遊技状態の場合はBB、RBの内部当選状態、BB、RBの各遊技状態に応じて、大役遊技プログラムデータが読み出され、それぞれのプログラムデータに基づいて処理が実行される。
一方、主制御部100は、リール駆動制御部194を含んで構成されており、始動レバー354の始動操作に基づき、前回の遊技の開始後、4.1秒を経過した後、モータ駆動部132を介してリールモータ106A、106B、106Cを駆動させてリール350A、350B、350Cの回転を開始する。
また、リール駆動制御部194は、停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる停止制御を行う。
また、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出センサ198A、198B、198Cが取り付けられており、リール位置検出回路134を介してリール駆動制御部194に接続されている。リール駆動制御部194では、リール350A、350B、350Cのそれぞれの回転位置を認識し、前記滑り制御を加味した状態でリール350A、350B、350Cを停止させると共に、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列を遊技状態制御部186へ送出する。
この停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列により、遊技状態制御部186では、何らかの役に入賞したか否かが確認され、入賞であれば所定の配当が行われると共に、入賞した役がリプレイであればリプレイ制御が実行され、大役であれば遊技実行制御部186Aにより大役遊技プログラムが遊技プログラムメモリ188から読み出されて実行される。
なお、大役プログラムには、レギュラーボーナスゲームプログラム及びビッグボーナスゲームプログラムが、それぞれ別個に記憶されており、当選した大役に基づいて選択的に読み出されるようになっている。
レギュラーボーナスプログラムでは、権利行使として小役の抽選確率が通常遊技中の抽選確率よりも高い状態で最高12回の遊技(最大遊技回数)を実行可能である。この12回の遊技の間で何らかの小役に最高8回入賞(最大入賞回数)すると、レギュラーボーナスゲームは終了する。
一方、ビッグボーナスプログラムでは、権利行使としてレギュラーボーナスゲームが高確率に実行可能であり、ビッグボーナスゲームにおける獲得枚数が予め設定された上限枚数に到達すれば、レギュラーボーナスゲームの実行中であってもビッグボーナスゲームは終了する。なお、本実施の形態では、ビッグボーナスゲーム中における小役の当選確率は、通常遊技とほぼ同じとなっている。
また、遊技状態制御部186には、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192が接続されており、上述した内部抽選の当選結果に応じた役の内部当選状態をフラグの状態によって管理している。
各フラグは、内部抽選により当選することにより成立し、一般に、小役のフラグの状態は1回の遊技で消滅(フラグ不成立)するが(当選の無効)、大役のフラグの状態はその後各リール350A、350B、350Cが停止して表示窓314に大役図柄が所定の配列で表示されることにより大役に入賞するまで維持される(当選の持ち越し)。
なお、フラグメモリ192は、上述したリール駆動制御部194に接続されており、当該フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態は、リール駆動制御部194による停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく停止制御の際の引き込みまたは蹴飛ばしの滑り制御のパラメータとして適用される。
本実施の形態において、ベット操作された後、始動レバー354が操作されると、役抽選が実行されるが、このとき、役抽選に基づいて、副制御部150では、予告演出を実行する場合がある。この予告演出は、役抽選の当選の期待を持たせるためのものであり、遊技者にとって重要な情報である。
ところで、「1回の遊技」、すなわちベットボタン(主としてMAXベット352B)によるベット操作→始動レバー354による始動操作、停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作は、その最短時間が定められており、この最短時間を経過しない内は、次の遊技(すなわち、ベット操作)ができない仕様となっている。
遊技者は、遊技の進行を少しでも早めるべく、上記最短時間で遊技を進行させていくと、予告演出があった場合、当該予告演出時間よりも短い時間で次の遊技に移行してしまい、予告演出が途中で断ち切れとなっていた。この結果、遊技者にとって重要な情報を確実に告知することができない場合があった。
そこで、本実施の形態では、遊技の進行を妨げることなく、1回の遊技の最短時間よりも長い時間の予告演出があった場合、この予告演出を最後まで確実に実行できるようにした。
図4は、副制御部150におけるLCD313を用いた予告演出に関する制御を機能的に示したブロック図である。
主制御部100から送出されるコマンドは、コマンド解析部200に入力され、当該コマンドが解析される。
コマンド解析部200には、予告演出実行有無判別部202及び予告演出画像データ読出実行部204がそれぞれ接続されている。
予告演出実行有無判別部202には、コマンド解析部200で解析された予告演出実行有無情報が入力され、当該遊技に関して予告演出が有るか否かが判別される。
この予告演出実行有無判別部202は、予告演出破棄判定部206に接続され、予告演出有りの場合に、起動信号が予告演出破棄判定部206へ送出される。この予告演出破棄判定部206に起動信号が入力されると、予告演出破棄判定機能が起動する。
すなわち、予告演出破棄判定部206には、予告演出状態管理部208が接続されている。この予告演出状態管理部208は、予告演出実行制御部210と接続されている。予行演出破棄判定部206では、前記起動により、予告演出状態管理部208から現在の予告演出状態(演出中(H信号)/非演出中(L信号))の情報が入力される。なお、この演出中とは、先発の予告演出が実行中であることを意味する。
予告演出破棄判定部206に、演出中信号(H信号)が入力された場合には、新たに支持された予告演出(すなわち、後発の予告演出)の実行を中止するべく、予告演出破棄判定部206から予告演出画像データ読出中止部212へ破棄指示信号を送出する。
予告演出画像データ読出中止部212は、前記予告演出画像データ読出実行部204に接続されている。
この予告演出画像データ読出実行部204には、前記コマンド解析部200で解析された予告演出種情報が入力されており、予告演出画像データ読出中止部212からの読出実行信号(H信号/L信号)がH信号であった場合に、予告演出画像データメモリ214から指定された種類の予告演出画像データを読み出す。なお、L信号が入力された場合には、読出しは実行されない。
予告演出画像データ読出実行部204は、前記予告演出実行制御部210に接続されており、読み出された予告演出画像データをこの予告演出実行制御部210に出力する。
予告演出実行制御部210には、前記コマンド解析部200から操作信号(ベット操作、始動操作、停止操作)が入力される予告演出パート起動信号生成部216が接続されている。この予告演出パート起動信号生成部216では、各操作毎に演出する画像の起動を指示するための予告演出パート起動信号を生成しており、予告演出実行制御部210では、当該予告演出パート起動信号に基づいて、予告演出を実行するべく、液晶制御回路152へ信号を送出する。液晶制御回路152では、入力された画像データに基づいて、液晶表示装置313に予告演出を表示する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、通常遊技の流れについて説明する。
メダルがクレジットされている状態(或いは、メダル投入部320からメダルを投入した状態)で、1枚ベットボタン352A、またはマックスベットボタン352Bの操作によりメダルのベットが完了するか、或いは、メダル投入部320からメダルを投入することによりベットが完了すると、始動レバー354の操作が可能となる。
始動レバー354が操作されると、この操作と同時に抽選部180により役の内部抽選がなされると共に、リール駆動制御部194の制御により、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。
上記内部抽選の結果は、当選役・図柄決定部1848から遊技状態制御部186に伝えられる。遊技状態制御部186は、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192のフラグの状態を内部抽選の結果に応じて更新記憶させる。
その後、遊技者が、停止ボタン356A、356B、356Cを操作すると、この停止操作によってリール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、フラグメモリ192に記憶されているフラグに従って、滑り制御を加味して該当する図柄を所定位置に引き込むように、或いは所定位置から蹴飛ばすようにリール350A、350B、350Cの停止制御が実行される。すなわち、リール駆動制御部194は、フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態及び遊技状態制御部186による遊技状態に応じて停止制御テーブルを選択するようにしており、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは滑り制御によって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転に滑りを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
次に、全てのリール350A、350B、350Cが停止すると、停止図柄に基づいて入賞したか否かの入賞判定が行われる。なお、入賞した場合には入賞した役の判定も行う。
この判定により、大役に入賞したと判定された場合には、その停止図柄に従って、ビッグボーナス(BB)又はレギュラーボーナス(RB)のボーナスゲーム制御を実行し(権利行使)、小役と判定された場合には、当該小役に予め設定されている所定の払出し制御を実行する。
ここで、前記役抽選に基づいて、副制御部150では、役抽選の当選の期待を持たせるための予告演出を実行する場合がある。
予告演出は、その情報の重要度が高ければ高いほど、演出時間が長い傾向にある。このため、1回の遊技の最短時間よりも長い演出時間の場合は、遊技者がを次の遊技(すなわち、ベット操作)を待たなければならない。言い換えれば、次の遊技のベット操作があると、予告演出が途中で終了してしまう。
そこで、1回の遊技の最短時間よりも長い時間の予告演出があった場合、この予告演出を最後まで確実に実行させ、かつ、遊技の進行に支障のない制御を実現した。
図5は、副制御部150における予告制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ250では、予告演出指示があったか否かが判断され、否定判定の場合には、このルーチンは終了する。
また、ステップ250で肯定判定されると、予告演出指示があったと判断し、ステップ252へ移行する。このステップ252では、先発の予告演出が実行中か否かが判断される。すなわち、前回以前の遊技において予告演出の指示がなされ、当該予告演出が次の遊技に移行しても終了していないか否かを判断する。
このステップ252で否定判定された場合には、現在は予告演出が実行されていないと判断され、ステップ254へ移行して後発の(すなわち、今回の)予告演出指示に基づいて、予告演出画像データを読出し、ステップ256へ移行して後発予告演出を実行して、このルーチンは終了する。
一方、ステップ252で肯定判定された場合には、先発の予告演出が実行中であると判断され、ステップ258へ移行して後発の(すなわち、今回の)予告演出指示を破棄して、このルーチンは終了する。すなわち、先発の予告演出を優先して、継続実行させることで、遊技者に内部当選等の重要な情報を確実に告知することができる。
また、遊技の進行は、そのまま継続することができるため、遊技が停滞することもない。
図6は、上記予告演出制御における主制御部100と副制御部150との間の通信プロトコルを示す一例であり、1ゲーム目が開始され(ステップ260)、これに予告演出Aの実行が含まれていると、副制御部150に対して演出Aの実行を指示する。これにより、副制御部150では、演出Aを実行する(ステップ262)。
次に、2ゲーム目において(ステップ264)、演出Bの実行が指示されたとき、副制御部150において演出Aが実行中か否かを判断し(ステップ266)、演出Aが実行中の場合は演出Bの実行指示を破棄し(ステップ268)、演出Aが実行中ではない場合は演出Bを実行する(ステップ270)。
さらに、nゲーム目において(ステップ272)、演出Cの実行が指示されたとき、演出Aまたは演出Bの実行状態を判別し(ステップ274)、演出Aが実行中の場合は演出Cの実行指示を破棄し(ステップ276)、その後演出Aが終了する(ステップ278)。また、演出Bが実行中の場合は演出Cの実行指示を破棄し(ステップ280)、その後演出Bが終了する(ステップ282)。何れも実行していない場合には演出Cを実行する(ステップ284)。
以上説明したように本実施の形態では、先発の予告演出が実行中であるにも関わらず、次の遊技の操作(ベット操作等)がなされ、この次の遊技でも予告演出の指示(後発の予告演出)があった場合、前記先発の予告演出を優先するべく、後発の予告演出の指示を破棄して、先発の予告演出を継続するようにした。これにより、複数の遊技にまたがるような長い予告演出が比較的重要な情報を持っているという観点から、遊技者に対して、より重要な情報を確実に告知することができる。また、遊技の進行を待って、予告演出を継続するのではなく、遊技は従前通り遊技者の意思(操作)で進行することができるため、遊技の進行の妨げになることはない。
なお、本実施の形態では、先発の予告演出が実行中の場合に、後発の予告演出の指示があった場合に、先発の予告演出を必ず優先するようにしたが、図7に示される如く、図5のステップ252の肯定判定の後に、先発予告演出の重要度が高いか否かを判断するステップ(ステップ286)を設け、肯定判定された場合は、後発の予告演出の指示を破棄し(ステップ258)、否定判定された場合には、ステップ288で先発の予告演出の実行を中止し、後発の予告演出を実行する(ステップ254、256)ようにしてもよい。これにより、先発又は後発の予告演出の内、重要度の高い予告演出を選択して実行することが可能となる。
本実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 本実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 本実施の形態に係る副制御部における予告演出制御に関する機能ブロック図である。 実施の形態に係る副制御部における予告演出制御ルーチンを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る予告演出制御の主制御部と副制御部との間の通信プロトコルを示すチャート図である。 変形例に係る副制御部における予告演出制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
100 主制御部
150 副制御部
152 液晶制御回路
186 遊技状態制御部
186A 遊技実行制御部
188 遊技プログラムメモリ
190 フラグ管理制御部
192 フラグメモリ
200 コマンド解析部
202 予告演出実行有無判別部(予告演出決定手段)
204 予告演出画像データ読出実行部(予告演出表示制御手段)
206 予告演出破棄判定部
208 予告演出状態管理部
210 予告演出実行制御部(予告演出表示制御手段)
212 予告演出画像データ読出中止部(予告演出中止手段)
214 予告演出画像データメモリ
216 予告演出パート起動信号生成部(予告演出継続手段)
300 パチスロ機(遊技機)
313 LCD(副表示手段)
314 表示窓(主表示手段)
352A 1枚ベットボタン
352B マックスベットボタン
354 始動レバー
350A、350B、350C リール
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (4)

  1. 図柄を表示可能な主表示手段を有し、始動開始操作に基づいて複数の小役を含む約の抽選を行い、前記主表示手段による図柄変動演出を開始して、当該図柄変動の停止操作によって、当該役抽選により当選した役に対応する図柄が前記主表示手段に表示された場合に前記当選した役を入賞とする遊技機であって、
    前記役抽選の結果に基づいて、前記役抽選の結果に対応する予告演出の実行又は非実行、並びに前記予告演出の種類を決定する予告演出決定手段と、
    前記予告演出決定手段によって予告演出の実行が決定した場合に、前記主表示手段とは別に設けられた副表示手段に当該予告演出を表示する予告演出表示制御手段と、
    前記予告演出表示制御手段により、前記予告演出が副表示手段に表示演出されている途中で前記停止操作があり、次の遊技に移行した場合に、当該予告演出を継続する場合がある予告演出継続手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記予告演出継続手段による予告演出継続中に、次の遊技の始動開始操作が行われた場合にも、当該予告演出を継続する場合があることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記予告演出継続手段による予告演出継続中に、以後の遊技において新たな予告演出の実行が決定した場合に、当該新たな予告演出を中止する予告演出中止手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記予告演出継続手段による予告演出継続中に、以後遊技において新たな予告演出の実行が決定した場合に、演出継続中の予告演出と前記新たな予告演出との重要度を判定する重要度判定手段と、
    前記重要度判定手段の判定の結果、前記演出継続中の予告演出の重要度が高い場合には前記新たな予告演出を中止し、前記新たな予告演出の重要度が高い場合には前記演出継続中の予告演出を中止する予告演出選択実行手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の遊技機。
JP2004355012A 2004-12-08 2004-12-08 遊技機 Pending JP2006158685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004355012A JP2006158685A (ja) 2004-12-08 2004-12-08 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004355012A JP2006158685A (ja) 2004-12-08 2004-12-08 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006158685A true JP2006158685A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36661308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004355012A Pending JP2006158685A (ja) 2004-12-08 2004-12-08 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006158685A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178483A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008178484A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008178482A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008279086A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Heiwa Corp 遊技機
JP2015100550A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社三共 スロットマシン
JP2016032537A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 株式会社大都技研 遊技台
JP2020031854A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 株式会社北電子 遊技機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004337392A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Daito Giken:Kk 遊技台

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004337392A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Daito Giken:Kk 遊技台

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178483A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008178484A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008178482A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008279086A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Heiwa Corp 遊技機
JP2015100550A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社三共 スロットマシン
JP2016032537A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 株式会社大都技研 遊技台
JP2020031854A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 株式会社北電子 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007151718A (ja) 遊技機
JP2006192135A (ja) 遊技機
JP2007014622A (ja) 遊技機
JP5064676B2 (ja) 遊技機
JP2006158685A (ja) 遊技機
JP2006149652A (ja) 遊技機
JP2006000216A (ja) 遊技機
JP4950331B2 (ja) 遊技機
JP4908793B2 (ja) 遊技機
JP2006006444A (ja) 遊技機
JP4690011B2 (ja) 遊技機
JP4842524B2 (ja) 遊技機
JP4667019B2 (ja) 遊技機
JP2006180903A (ja) 遊技機
JP2006296795A (ja) 遊技機
JP2007014547A (ja) 遊技機
JP4676193B2 (ja) 遊技機
JP4908753B2 (ja) 遊技機
JP2006158486A (ja) 遊技機
JP4971591B2 (ja) 遊技機
JPWO2006049091A1 (ja) 遊技機
JP2008237708A (ja) 遊技機
JP2006051106A (ja) 遊技機
JP2006136639A (ja) 遊技機
JP2007014702A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101220

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110225