JPWO2006030582A1 - 通信制御方法、移動通信システム、基地局及び回線制御局 - Google Patents

通信制御方法、移動通信システム、基地局及び回線制御局 Download PDF

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Abstract

Phase Referenceとして用いるためにS−CPICHが基地局(2)から回線制御局(1)に要求されると、回線制御局(1)において、基地局(2)からの要求に応じてS−CPICHが設定され、設定されたS−CPICHが基地局(2)及び移動局(3)に通知される。基地局(2)においては、回線制御局(1)から通知されたS−CPICHのアンテナビームを用いてデータを送受信され、移動局(3)においては、回線制御局(1)から通知されたS−CPICHがPhase Referenceとして用いられて基地局(2)から送信されてきたデータが復調される。

Description

本発明は、通信制御方法、移動通信システム、基地局及び回線制御局に関し、特に、CDMA(Code Division Multiple Access)セルラー方式を用いた通信制御方法、移動通信システム、基地局及び回線制御局に関する。
従来より、直接拡散符号分割多元接続を用いた移動通信システムにおける下り回線においては、移動局において、基地局から送信されてきたデータを復調するためにPhase Referenceと呼ばれる物理チャネルが必要となる。移動局においては、この物理チャネルを基準位相情報として用いて、通信路変動(フェ−ジング)を補正するための補正量が推定されている。
例えば、次世代移動通信システムであるW−CDMA(Wide-band Code Division Multiple Access)においては、Phase Referenceとして共通物理チャネルであるP-CPICH(Primary Common Pilot Channel)が原則的に利用されている。また、S-CPICH(Secondary Common Pilot Channel)や、個別物理チャネルのパイロットシンボル(個別Pilot)についても、Phase Referenceとして利用することが可能である。但し、S-CPICHについては、Phase Referenceとして利用することが回線制御局によって許可された場合のみ、Phase Referenceとして利用することができる。また、個別Pilotについては、Phase Referenceとして常に利用可能となっている。このようなPhase Referenceの利用方法については、3GPP(3rd Generation Partnership Project)仕様書TS25.331 v5.1.0(2002-06)に開示されている。
ところで、基地局(BS:Base Station)が適応アンテナを用いて移動局とデータ通信を行う、いわゆるBeam-formingにおいては、上り回線におけるデータ受信では、アンテナビームにより他の移動局からの信号を除去あるいは抑制することができるため、受信品質を改善することができる。また、下り回線におけるデータ送信では、データ送信領域がアンテナビームによって制限されるため、同一セル内の他の移動局からのマルチパス干渉の低減、並びに隣接セルの他の移動局からのセル間干渉の低減を図ることができ、それにより、移動局における受信品質の改善を期待することができる。そのため、適応アンテナは、上述したような接拡散符号分割多元接続を用いた移動通信システムにおいても採用されている(例えば、特許公開1999−266228号公報参照。)。なお、適応アンテナの動作原理については、電子情報通信学会誌 Vol.81 No.12 pp. 1254-1260(1998年12月)“アダプティブアレ−と移動通信[I]”に開示されている。
このようなBeam−formingを適用する場合においては、Beam−forming後の伝搬路を表す物理チャネルをPhase Referenceとして用いることが望ましい。これは、Beam−forming後の信号を受信する移動局には、アンテナ指向性により、セル内に一様に送信されるP−CPICHとは異なる伝播特性が位相変動に現れると考えられるためである。従って、Beam−formingを適用した基地局と接続する移動局においては、Phase ReferenceとしてP-CPICHではなく、アンテナビーム毎に送信が可能なS-CPICHまたは個別Pilotを適用することが必要である。
ここで、データチャネルと同一の指向性で送信されるパイロットチャネルを基地局から移動局に通知する技術が考えられている(例えば、特許公開1999−252002号公報参照。)。この技術においては、移動局において、データと共に送信されてくるパイロットチャネルを利用することができる。
上述したようにPhase ReferenceとしてS-CPICHを適用する場合においては、回線制御局から移動局に対してPhase ReferenceとしてS−CPICHを利用するための指示を出す必要があるが、現在、基地局と回線制御局との間でPhase Referenceに関する情報のやり取りができない。そのため、回線制御局から移動局に対して、S−CPICHをPhase Referenceに利用するための指示を出すことができるものの、基地局において、回線制御局から移動局に対して、S−CPICHとしてどの符号を利用するための指示が出されているかという情報を認識することができない。
それにより、基地局において、S−CPICHに対してBeam−formingを適用することができず、また、Beam−formingを適用されて送信されたデータを受信した移動局においては、Phase ReferenceとしてS−CPICHを用いることができないという問題点がある。
また、Beam−forming適用時に個別pilotをPhase Referenceとして用いるためには、移動局において、接続している基地局がBeam−formingを適用しているかどうかを判断する必要があるが、現在、この情報は回線制御局から移動局に対して通知されていないため、移動局において、接続している基地局がBeam−formingを適用しているかどうかに応じて、Phase ReferenceをP−CPICHから個別pilotに切り替えることができないという問題点がある。
本発明は、適応アンテナを適用している基地局と通信を行っている移動局において、通信データと同一の通信路変動を受けたS−CPICHをPhase Referenceとして利用することができる通信制御方法、移動通信システム、基地局及び回線制御局を提供することを目的とする。
また、適応アンテナを適用している基地局と通信を行っている移動通信システムにおいて、基地局がS−CPICHをPhase Referenceとして送信していない場合に、移動局においてPhase Referenceとして個別pilotを適用することができる通信制御方法、移動通信システム、基地局及び回線制御局を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記基地局から前記回線制御局に要求するステップと、
前記基地局からの要求に応じて前記回線制御局にて前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知するステップと、
前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する。
また、前記複数のアンテナビームの数を前記基地局から前記回線制御局に通知するステップと、
前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを前記回線制御局にて割り当て、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局から前記基地局に通知するステップと、
前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルの中から、データを送受信する移動局との間にて最適な共通パイロットチャネルを選択し、該共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該共通パイロットチャネルを前記基地局から前記回線制御局を介して前記移動局に通知するステップと、
前記基地局から前記回線制御局を介して通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する。
また、前記基地局にて前記移動局の位置から該移動局にとって最適な前記共通パイロットチャネルの受信タイミングを検出し、該受信タイミングで送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該受信タイミングを前記基地局から前記回線制御局を介して前記移動局に通知するステップと、
前記基地局から前記回線制御局を介して通知された受信タイミングに基づいた共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する。
また、前記複数のアンテナビームの数を前記基地局から前記回線制御局に通知するステップと、
前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを前記回線制御局にて割り当て、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局から前記基地局に通知するステップと、
前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記基地局から前記移動局に送信するステップと、
前記移動局にて前記基地局から送信された前記複数の共通パイロットチャネルの中から受信品質の最も良い共通パイロットチャネル選択し、該共通パイロットチャネルを前記基地局に報告するとともに、該共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定するステップと、
前記移動局から報告された共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームを用いて前記基地局から前記移動局にデータを送信するステップとを有する。
また、移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
基準位相情報として用いるために前記アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記基地局から前記回線制御局に要求するステップと、
前記基地局からの要求に応じて前記回線制御局にて前記移動局毎に前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知するステップと、
前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する。
また、複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
前記基地局にて適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告するステップと、
基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記回線制御局から前記移動局に指示するステップと、
前記移動局にて前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する。
また、移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
前記基地局にて適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告するステップと、
基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記回線制御局から前記移動局に指示するステップと、
前記移動局にて前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する。
また、複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有してなる移動通信システムにおいて、
前記基地局は、基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記回線制御局に要求し、
前記回線制御局は、前記基地局からの要求に応じて前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知し、
前記移動局は、前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する。
また、前記回線制御局は、前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを割り当て、該共通パイロットチャネルを前記基地局に通知し、
前記基地局は、前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルの中から、データを送受信する移動局との間にて最適な共通パイロットチャネルを選択し、該共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局を介して前記移動局に通知し、
前記移動局は、前記基地局から前記回線制御局を介して通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する。
また、前記基地局は、前記移動局の位置から該移動局にとって最適な前記共通パイロットチャネルの受信タイミングを検出し、該受信タイミングで送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該受信タイミングを前記回線制御局を介して前記移動局に通知し、
前記移動局は、前記基地局から前記回線制御局を介して通知された受信タイミングに基づいた共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する。
また、前記回線制御局は、前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを割り当て、該共通パイロットチャネルを前記基地局に通知し、
前記基地局は、前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信し、
前記移動局は、前記基地局から送信された前記複数の共通パイロットチャネルの中から受信品質の最も良い共通パイロットチャネル選択し、該共通パイロットチャネルを前記基地局に報告するとともに、該共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、
前記基地局は、前記移動局から報告された共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームを用いて前記移動局にデータを送信する。
また、移動局と、該移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有してなる移動通信システムにおいて、
前記基地局は、基準位相情報として用いるために前記アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記回線制御局に要求し、
前記回線制御局は、前記基地局からの要求に応じて前記移動局毎に前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知し、
前記移動局は、前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する。
また、複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有してなる移動通信システムにおいて、
前記基地局は、適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告し、
前記回線制御局は、基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記移動局に指示し、
前記移動局は、前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する。
また、移動局と、該移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有してなる移動通信システムにおいて、
前記基地局は、適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告し、
前記回線制御局は、基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記移動局に指示し、
前記移動局は、前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する。
上記のように構成された本発明においては、基準位相情報として用いるために複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルが基地局から回線制御局に要求されると、回線制御局において、基地局からの要求に応じて共通パイロットチャネルが設定され、設定された共通パイロットチャネルが基地局及び移動局に通知される。基地局においては、回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを送信するアンテナビームを用いてデータを送受信され、移動局においては、回線制御局から通知された共通パイロットチャネルが基準位相情報として用いられて基地局から送信されてきたデータが復調されることになる。
本発明は、適応アンテナを適用している基地局と通信を行っている移動局において、通信データと同一の通信路変動を受け、アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルであるS−CPICHを基準位相情報であるPhase Referenceとして利用することができる。
また、基地局が、アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルであるS−CPICHを基準位相情報であるPhase Referenceとして送信していない場合に、移動局において、Phase Referenceとして個別パイロットチャネルを用いることができる。
本発明の移動通信システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した基地局の第1の実施の形態における構成を示す図である。 図1に示した移動局の第1の実施の形態における構成を示す図である。 図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における移動局の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における基地局の初期設定時の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における基地局の定常状態時の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における回線制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。 図1に示した基地局の第2の実施の形態における構成を示す図である。 図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における移動局の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における基地局の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における回線制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。 図1に示した基地局の第3の実施の形態における構成を示す図である。 図1に示した移動局の第3の実施の形態における構成を示す図である。 図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における移動局の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における基地局の初期設定時の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における基地局の定常状態時の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における回線制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の移動通信システムの他の実施の形態を示す図である。 図21に示した基地局の第4の実施の形態における構成を示す図である。 図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における移動局の動作を説明するためのフローチャートである。 図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における基地局の動作を説明するためのフローチャートである。 図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における回線制御局の動作を説明するためのフローチャートである。 図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。 図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局の構成からS−CPICH生成部を削除し、基地局がS−CPICHを送信しない構成とした場合における移動局の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局の構成からS−CPICH生成部を削除し、基地局がS−CPICHを送信しない構成とした場合における基地局の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局の構成からS−CPICH生成部を削除し、基地局がS−CPICHを送信しない構成とした場合における回線制御局の動作を説明するためのフローチャートである。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の移動通信システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、回線制御局1と、基地局2と、移動局3とから構成されており、無線アクセスとして直接拡散符号分割多元接続方式を用いるものである。移動局3に送信されるデータがネットワ−クから回線制御局1を経由して基地局2に到着すると、基地局2から、回線制御局1を経由して到着したデータが下り個別データチャネル(DL−DPDCH)により移動局3に送信される。また、移動局3からは、上り個別データチャネル(UL−DPDCH)によりデータが基地局2に送信される。さらに、基地局2においては、移動局3との間にて回線制御信号をやりとりするために下り個別制御チャネル(DL−DPCCH)と上り個別制御チャネル(UL−DPCCH)とが用いられる。
回線制御局1は、移動局3の無線回線を制御し、また、基地局2と移動局3との間で回線制御信号をやりとりするための制御回線を設定する。また、ユ−ザデータを有線にて基地局2との間で送受信し、基地局2からの要求に応じてS−CPICHを割り当て、割り当てたS−CPICHを基地局2及び移動局3に通知する機能を有する。
基地局2は、同一セル内の移動局3に対して、第1の下り共通パイロットチャネル(P−CPICH)を無指向性のアンテナパタ−ン4を用いて一様に送信する。また、セル内を分割する複数のアンテナビーム5−1〜5−3を有しており、このアンテナビーム5−1〜5−3毎に異なる第2の下り共通パイロットチャネル(S−CPICH)を送信する。なお、アンテナビームの数は、本形態においては3つとしているが、本発明はこれに限らない。また、基地局2は、回線制御局1からデータを受信した場合、複数のアンテナビーム5−1〜5−3の中から移動局3に応じてアンテナビームを1つ選択し、受信したデータと制御信号とを、選択したアンテナビームを使ってそれぞれDL−DPDCHとDL−DPCCHとにより移動局3に送信する。
図2は、図1に示した基地局2の第1の実施の形態における構成を示す図である。なお、本形態においては、アンテナ、ユーザ及びアンテナビームの数をそれぞれ、3、2、3としたが、本発明はこれに限らない。
図2に示すように、本形態における基地局2においては、アンテナビーム5−1〜5−3のそれぞれに対応して複数のアンテナ111−1〜111−3及び送受共用器121−1〜121−3が設けられている。この送受共用器121−1〜121−3により上り信号と下り信号とが分離される。アンテナ111−1〜113−3を介して受信された上り信号は、送受共用器121−1〜121−3にて分離されてアンテナ毎に分配器131−1〜131−3に入力され、分配器131−1〜131−3により、ユ−ザと同じ数に分配されてユ−ザ毎に信号受信部140−1,140−2に入力される。信号受信部140−1は、ユ−ザ方向検出器141と、ユ−ザデータ復調部142とから構成され、信号受信部140−2もこれと同一の構成である。また、信号生成部150−1は、ユ−ザデータ合成部151と、アンテナビーム形成部152とから構成され、信号生成部150−2もこれと同一の構成である。ユ−ザ方向検出器141は、アンテナ111−1〜111−3における上り信号の受信電力を求め、最大の電力が得られるアンテナ111−1〜111−3に対応するアンテナビームから移動局3の方向を検出する。検出された移動局3の方向は移動局3毎に信号生成部150−1,150−2に送られ、下り信号を生成する際に利用される。ユ−ザ方向検出器141は、上述した処理によって移動局3の方向が変化したことを検出した場合、その旨を回線制御局1に通知する。一方、最大の電力が得られたアンテナ111−1〜111−3を介して受信されたデータはユ−ザデータ復調部142に入力されて復調され、回線制御局1に送られる。
一方、回線制御局1から送られてきたユ−ザデータは、ユーザ毎に信号生成部150−1,150−2に入力される。信号生成部150−1,150−2に入力されたユーザデータは、ユ−ザデータ合成部151において制御信号と合成されて出力される。ユ−ザデータ合成部151から出力された合成信号は、アンテナビーム形成部152において、ユ−ザ方向検出部141から通知された移動局3の方向に応じたアンテナ111−1〜111−3毎の重みを乗じることでアンテナ111−1〜111−3毎の信号に変換される。
また、基準位相情報であるPhase Referenceとして用いられるS−CPICHは、S−CPICHと同数のS−CPICH生成部160−1〜160−3によって異なるアンテナビーム5−1〜5−3でこのアンテナビーム5−1〜5−3と一対一で対応づけられて送信される。S−CPICH生成部160−1は、S−CPICH発生部161とアンテナビーム形成部162とから構成されており、S−CPICH生成部160−2,160−3もこれと同一の構成である。S−CPICH発生部161にて生成されたS−CPICHは、アンテナビーム形成部162に与えられ、アンテナビーム形成部162において、S−CPICH発生部161にて生成されたS−CPICHを用いてアンテナ信号が形成される。
信号生成部150−1,150−2とS−CPICH生成部160−1〜160−3にてそれぞれ形成されたアンテナ信号は、それぞれ加算器132−1〜132−3によりアンテナ111−1〜111−3毎に加算され、送受共用部121−1〜121−3及びアンテナ111−1〜111−3を介して送信される。
図3は、図1に示した移動局3の第1の実施の形態における構成を示す図である。
本形態は図3に示すように、アンテナ112と、送受共用器122と、データ復調部180と、Phase Reference検出部170と、データ変調部180とから構成されている。送受共用器122は、上り信号と下り信号とを分離する。アンテナ112を介して受信され、送受共用器122にて分離された下り信号は、Phase Reference検出部170とデータ復調部181とにそれぞれ入力される。Phase Reference検出部170は、送受共用器122にて分離された下り信号の中から回線制御局1からの指示を検出し、Phase Referenceにどの物理チャネルを適用すればよいかを判断する。判断されたPhase Referenceに関する情報はデータ復調部190に送られる。データ復調部190では、Phase Reference検出部170から送られてきた情報に従ってフェ−ジングによる通信路変動を計算し、アンテナ112を介して受信され、送受共用器122にて分離された上り信号のデータの復調を行う。
一方、移動局3から基地局2に送信されるデータは、データ変調部190にて変調された後、送受共用器122を介してアンテナ112から送信される。
以下に、上記のように構成された移動通信システムにおける動作について説明する。
まず、移動局3の動作について説明する。
図4は、図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における移動局3の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、移動局3は、データ通信を開始するにあたって、Phase Referenceに関する回線制御局1からの指示を確認する(ステップS101)。回線制御局1から指示がない場合は、Phase ReferenceとしてP−CPICHを利用する。また、Phase ReferenceとしてS−CPICHを利用する旨の指示を回線制御局1から受信した場合は、その指示によるS−CPICHをPhase Referenceに設定し(ステップS102)、設定したS−CPICH用いてデータ復調を行う(ステップS103)。
その後、データ受信が完了するまで回線制御局1からPhase Referenceに関する指示があるかどうかを確認する(ステップS104)。
次に、基地局2の動作について説明する。
図5は、図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における基地局2の初期設定時の動作を説明するためのフローチャートである。
基地局2は、初期設定時においてはまず、セル内に送信可能なアンテナビームの数を回線制御局1に通知し、その数と同数のS−CPICHを回線制御局1に要求する(ステップS105)。
そして、回線制御局1にて割り当てられたS−CPICHが通知された後、通知されたS−CPICHをアンテナビーム毎に割り当てて下り回線で送信を開始する(ステップS106)。
上述した初期設定が完了したら定常状態に移る。
図6は、図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における基地局2の定常状態時の動作を説明するためのフローチャートである。
定常状態においては、基地局2は、移動局3からの回線接続の要求があるまで待機する(ステップS107)。
移動局3から回線接続が要求された場合、まず、上り回線の信号から移動局3の方向を検出し(ステップS108)、移動局3の方向に最もアンテナ利得が大きくなるアンテナビームで送信されるS−CPICHを選択し、また、そのアンテナビームを下り回線のアンテナビームとして設定する(ステップS109)。
また、ステップS109にて設定されたS−CPICHの情報を回線制御局1に通知する(ステップS110)。
その後、割り当てたアンテナビームにより移動局3との間にてデータの送受信を行いながら定期的に上り信号を使って移動局3の方向を検出し、現在用いているアンテナビームと移動局3の方向の検出により得られるアンテナビームとが一致しているかどうかを確認し(ステップS111)、両者が一致しなくなった場合、移動局3の方向の検出により得られるアンテナビームに切り替え(ステップS112)、ステップS110における処理に戻り、切り替えたアンテナビームに割り当てられているS−CPICHに関する情報を回線制御局1に通知する。
そして、通信が終了するまで移動局3の方向の検出結果を監視する(ステップS113)。
次に、回線制御局1の動作について説明する。
図7は、図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における回線制御部1の動作を説明するためのフローチャートである。
回線制御部1は、初期動作として基地局2からS−CPICHの割り当てが要求されたら、要求された数と同数のS−CPICHを割り当てる(ステップS114)。
その後、通信が終了するまで(ステップS115)、基地局2にて移動局3に割り当てたS−CPICHの情報を基地局2から受け取った場合(ステップS116)、基地局2から受け取ったS−CPICHをPhase Referenceとして適用する指示を移動局3に送信する(ステップS117)。初期設定が終了した回線制御局1は、通信が終了するまで常に基地局2からのS−CPICHの設定または変更の通知を待ちつづける。
次に、上述した回線制御局1、基地局2及び移動局3での制御信号の流れを説明する。
図8は、図1に示した移動通信システムの第1の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。
まず、基地局2は、回線制御局1に対して送信可能なアンテナビームの数を通知し、同数のS−CPICHを割り当てるように要求を送信する。
すると、回線制御局1は、基地局2からの要求に応じてS−CPICHを割り当て、割り当てたS−CPICHを基地局2に通知する。
次に、基地局2は、接続要求のある移動局3の方向に応じて、移動局3がPhase Referenceとして利用すべきS−CPICHを設定し、設定したS−CPICHを回線制御局1に通知する。
すると、回線制御局1は、基地局2にて設定されたS−CPICHをPhase Referenceとして適用する指示を移動局3に送信する。
移動局3は、回線制御局1からの指示に従って、基地局2にて設定されたS−CPICHをPhase Referenceとして適用し、基地局2から送信されてきたデータの復調を行う。
その後、基地局2は、定期的に移動局3への送信に用いるアンテナビームを検出して、アンテナビームを変更する場合には、回線制御局1にアンテナビームを変更することを通知する。
回線制御局1は、基地局2からアンテナビームの変更通知を受け取ったら、移動局3に対してPhase Referenceを変更するように指示を出す。
移動局3は、回線制御局1からPhase Referenceの変更の指示を受けた場合、指示を受けたS−CPICHをPhase Referenceとしてデータの復調を行う。
上述したように本形態においては、基地局2がアンテナビーム毎に異なるS−CPICHを割り当て、移動局3の方向に最も近いアンテナビームでデータを送信するとともにS−CPICHに関する情報を移動局3に通知するので、移動局3はデータと同一の通信路変動を得たS−CPICHをPhase Referenceとして利用することができる。
(第2の実施の形態)
本形態におけるシステム構成は、図1に示したものと同様に、回線制御部1と、基地局2と、移動局3とからなる。
基地局2は、同一セル内の移動局3に対して、第1の下り共通パイロットチャネル(P−CPICH)を無指向性のアンテナパタ−ン4を用いて一様に送信する。また、セル内を分割する複数のアンテナビーム5−1〜5−3を有しており、このアンテナビーム5−1〜5−3毎に異なる第2の下り共通パイロットチャネル(S−CPICH)を、アンテナビームを一定周期で順番に切り替えて送信する。なお、基地局2は、回線制御局1からデータを受信した場合、複数のアンテナビーム5−1〜5−3の中から移動局3に対してアンテナビームを1つ選択し、受信したデータと制御信号とを、選択したアンテナビームを使ってそれぞれDL−DPDCHとDL−DPCCHとにより移動局3に送信する。
図9は、図1に示した基地局2の第2の実施の形態における構成を示す図である。なお、本形態においては、アンテナ、ユーザ及びアンテナビームの数をそれぞれ、3、2、3としたが、本発明はこれに限らない。
本形態における基地局2は図9に示すように、図2に示したものに対して、S−CPICH生成部260の構成のみが異なるものである。
本形態におけるS−CPICH生成部206は、回線制御局1から指示されたS−CPICHを発生させるS−CPICH発生部261と、一定時間でアンテナビームを切り替えてアンテナ信号に変換するアンテナビーム切り替え部263とから構成され、アンテナビームの数にかかわらず1つである。
また、本形態における移動局3の構成は、図3に示したものと同一である。
以下に、上記のように構成された移動通信システムにおける動作について説明する。
まず、移動局3の動作について説明する。
図10は、図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における移動局3の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、移動局3は、データ通信を開始するにあたって、Phase Referenceに関する回線制御局1からの指示を確認する(ステップS201)。回線制御局1から指示がない場合は、Phase ReferenceとしてP−CPICHを利用する。また、Phase ReferenceとしてS−CPICHを利用する旨の指示を回線制御局1から受信した場合は、その指示によるS−CPICHをPhase Referenceに設定する(ステップS202)。
また、S−CPICHは時分割で基地局2から送信されるので、受信タイミングを同期させる必要がある。受信タイミングは、回線制御局1から送信されてくる制御情報により、スロット番号あるいはフレ−ム番号と周期とが通知されるので、その情報に基づいてS−CPICHの受信タイミングを検出する(ステップS203)。
そして、S−CPICHをPhase Referenceとしてフェ−ジングによる位相の補正量を求め、基地局から送信されてくるデータの復調を行う(ステップS204)。
その後、データ受信が完了するまで回線制御局1からPhase Referenceに関する指示があるかどうかを確認する(ステップS205)。
次に、基地局2の動作について説明する。
図11は、図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における基地局2の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、初期動作として、基地局2は、回線制御局1にS−CPICHを1つ要求する。S−CPICHが割り当てられた基地局2は一定時間毎にアンテナビームを切り替えながらS−CPICHを送信する。
基地局2は、接続する移動局3の上り回線を受信する方向から下り回線に用いるアンテナビームを設定する(ステップS206)。
アンテナビームが設定されると、そのアンテナビームを使って既に送信を開始しているS−CPICHのスロット番号またはフレ−ム番号を調べ、それにより、S−CPICHの移動局3における受信タイミングを検出し(ステップS207)、基地局2は移動局3に対してS−CPICHの受信タイミングに関する情報(スロット番号またはフレ−ム番号と周期)を回線制御局1を介して通知する(ステップS208)。
その後、設定されたアンテナビームにより通信を行いながら定期的に上り信号を使って移動局3の方向を検出し、現在用いているアンテナビームと移動局3の方向の検出により得られるアンテナビームとが一致しているかどうかを確認し(ステップS209)、両者が一致しなくなった場合、移動局3の方向の検出により得られるアンテナビームに切り替え(ステップS210)、ステップS208における処理に戻り、切り替えたビームによるS−CPICHの受信タイミングに関する情報(スロット番号またはフレ−ム番号と周期)を回線制御局1を介して通知する。
そして、通信が終了するまで移動局3の方向の検出結果を監視する(ステップS211)。これにより、移動局3にとって最適なS−CPICHの受信タイミングを検出することになる。
次に、回線制御局1の動作について説明する。
図12は、図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における回線制御部1の動作を説明するためのフローチャートである。
回線制御部1は、初期動作として基地局2からS−CPICHの割り当てが要求されたら、要求に応じてS−CPICHを割り当てる(ステップS212)。
その後、通信が終了するまで(ステップS213)、基地局2から移動局3のS−CPICHの受信タイミングに関する情報が通知された場合(ステップS214)、移動局3に対して、Phase ReferenceとしてS−CPICHを適用する指示を送信するとともに受信タイミングに関する情報も送信する(ステップS215)。
そして、移動局3の通信が終了するまでこの動作を繰り返す。
次に、上述した回線制御局1、基地局2及び移動局3での制御信号の流れを説明する。
図13は、図1に示した移動通信システムの第2の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。
まず、基地局2は、回線制御局1に対して1つのS−CPICHを割り当てるように要求を出す。
回線制御局1は、基地局2から要求を受けた場合、基地局2に対してS−CPICHを割り当て、基地局2に通知する。
また、基地局2は、接続要求のある移動局3がPhase Referenceとして受信すべきS−CPICHの受信タイミングを回線制御局1に通知する。
回線制御局1は、基地局2から移動局3のS−CPICHの受信タイミングを受け取った場合、移動局3に対してPhase ReferenceにS−CPICHを利用する指示と受信タイミングを送信する。
移動局3は、回線制御局1からPhase Referenceの変更の指示を受けたら、指示を受けたS−CPICHを指定された受信タイミングでPhase Referenceとして復調を行う。
その後、基地局2は、定期的に移動局3への送信に用いるアンテナビームを確認して、アンテナビームを変更する場合には、回線制御局1にアンテナビームを変更することと新しい受信タイミングを通知する。
回線制御局1は、基地局2からアンテナビームの変更通知を受け取った場合、移動局3に対してPhase Referenceの受信タイミングを変更するように指示を送信する。
このように本形態においては、基地局2がS−CPICHを送信するアンテナビームを時間的に切り替え、移動局3の方向に最も近いアンテナビームでデータを送信し、データ送信をしているアンテナビームと同時刻にS−CPICHを送信するタイミングを移動局3に通知するので、移動局3はデータと同一の通信路変動を得たS−CPICHをPhase Referenceとして利用することができる。
(第3の実施の形態)
本形態におけるシステム構成は、図1に示したものと同様に、回線制御部1と、基地局2と、移動局3とからなる。
図14は、図1に示した基地局2の第3の実施の形態における構成を示す図である。
図14に示すように本形態における基地局2は、図2に示したものに対して信号受信部340−1,340−2が異なる構成となっている。図2に示したものにおいては、ユ−ザ方向検出器141により、移動局3の方向を信号生成部150−1,150−2に通知しているが、本形態においては通知を行わない。その代わり、信号受信部340−1,340−2に、Phase Reference候補検出部343を追加し、ユ−ザデータ復調部342から出力された個別制御情報から移動局3が報告する受信電力が最大となるS−CPICHを検出する。Phase Reference候補検出部343は、移動局3から通知されるS−CPICHが送信された方向を信号生成部350−1,350−2内のアンテナビーム形成部352に通知する。信号生成部350−1,350−2では、Phase Reference候補検出部343の出力に基づき、アンテナビームを形成してユ−ザデータをアンテナ信号に変換する。
図15は、図1に示した移動局3の第3の実施の形態における構成を示す図である。
本形態における移動局3は図15に示すように、図3に示したものに対して、Phase Reference検出部370にて、回線制御局1から通知された全てのS−CPICHの受信電力を測定し、電力が最大となるS−CPICHの情報をデータ変調部390に入力し、データ変調部390にて、Phase Reference検出部370から得られるS−CPICHの情報を個別制御データとしてデータとともに送信することで基地局2に受信電力が最大となるS−CPICHを報告する点のみが異なるものである。
以下に、上記のように構成された移動通信システムにおける動作について説明する。
まず、移動局3の動作について説明する。
図16は、図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における移動局3の動作を説明するためのフローチャートである。
移動局3は、回線制御局1から基地局2がBeam−formingを行っていることが通知され、アンテナビームで送信されているS−CPICHの情報を一定の周期で取得すると(ステップS301)、取得したS−CPICH毎に受信感度(受信電力)を比較し、最も大きな電力で受信するS−CPICHを求め(ステップS302)、それにより、受信品質の最も良いS−CPICHを選択する。
そして、測定するまで最大であったS−CPICHと測定して得られたS−CPICHとが異なる場合は(ステップS303)、その旨を基地局2に個別データ回線を介して報告するとともに、Phase Referenceとして比較後のS−CPICHを設定する(ステップS304)。
そして、設定したS−CPICHを用いて、基地局2から送信されてきたデータの復調を行う(ステップS305)。その後、通信が終了するまで、データの復調を続けながら定期的にS−CPICHの感度比較を行う(ステップS306)。
次に、基地局2の動作について説明する。
図17は、図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における基地局2の初期設定時の動作を説明するためのフローチャートである。
基地局2は、初期設定時においてはまず、Beam−formingを行っていることを回線制御局1に通知するとともに、アンテナビーム数を回線制御局1に通知し、Phase Referenceに用いるS−CPICHをアンテナビーム数分要求する(ステップS307)。
そして、回線制御局1にて割り当てられたS−CPICHが通知された後、S−CPICHを割り当てて下り回線で送信を開始する(ステップS308)。
上述した初期設定が完了したら定常状態に移る。
図18は、図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における基地局2の定常状態時の動作を説明するためのフローチャートである。
基地局2は、まず、移動局3の上り回線から移動局3の方向を検出し、移動局3の方向に送信するアンテナパタ−ンを有するアンテナビームを設定し、このアンテナパターンを用いて移動局3にデータを送信する(ステップS309)。
そして、移動局3から報告される受信電力が最大となるS−CPICHの情報を取得した後(ステップS310)、報告されたS−CPICHを送信しているアンテナビームと現在データを送信しているアンテナビームを比較し(ステップS311)、両者が一致した場合は、ビームの切り替えは行わずに通信を継続する。もし、両者が一致しない場合は、データを送信しているビームを、移動局3から報告されたビームに切り替えて送信を行う(ステップS312)。
その後、通信が終了するまで、移動局3から定期的に報告されるS−CPICHの情報を用いてビーム切り替えの判断を継続して行う(ステップS313)。
次に、回線制御局1の動作について説明する。
図19は、図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における回線制御部1の動作を説明するためのフローチャートである。
回線制御局1は、基地局2からの要求に応じてS−CPICHを割り当て(ステップS314)、割り当てたS−CPICHを基地局2に通知する。
その後、移動局3に対して、回線制御局1が基地局2に対して割り当てた全てのS−CPICHを通知し、Phase ReferenceとしてS−CPICHを適用することを指示する(ステップS315)。
次に、上述した回線制御局1、基地局2及び移動局3での制御信号の流れを説明する。
図20は、図1に示した移動通信システムの第3の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。
まず、基地局2は、回線制御局1にS−CPICHを要求する。
回線制御局1は、S−CPICHを割り当てたら、割り当てたS−CPICHを基地局2に通知するとともに、基地局2に割り当てたS−CPICHの情報を移動局3に通知する。
移動局3は、回線制御局1から通知されたS−CPICHに対して品質測定(受信電力)を行い、測定結果を基地局2に報告する。測定結果の報告は、通信中は一定の周期で行う。
このように本形態においては、基地局2がアンテナビーム毎に異なるS−CPICHを割り当て、移動局3からのS−CPICHの受信品質に関する報告を利用して、データとS−CPICHを同じアンテナビームにより送信するので、移動局3はデータと同一の通信路変動を得たS−CPICHをPhase Referenceとして利用することができる。
また、本形態においては、アンテナビームの変更時に回線制御局1を介さずに基地局2が移動局3から報告される情報に基づいて変更を行うので、回線制御局1を介してアンテナビームを変更する場合に比べて切り替え時間を短くすることができる。また、回線制御局1に情報を通知しないので、回線制御局1の負荷を低減することができる。
(第4の実施の形態)
図21は、本発明の移動通信システムの他の実施の形態を示す図である。
本形態は図21に示すように、図1に示したものに対して、回線制御局1、基地局2及び移動局3から構成される点は同一であるが、基地局2が送信する共通パイロットチャネルの送信方法が異なる。本形態においては、基地局2は、移動局3毎に異なるアンテナビーム5を形成し、そのアンテナビーム5によってS−CPICHを送信する。従って、S−CPICHを送信するアンテナビーム5は移動局3と同じ数だけ必要となる。
図22は、図21に示した基地局2の第4の実施の形態における構成を示す図である。
本形態における基地局2は図22に示すように、図2に示したものに対して、S−CPICH生成部160−1〜160−3がなく、信号生成部450−1,450−2にS−CPICH発生部453が設けられている点と、ユ−ザ方向検出部141の代わりにアンテナ合成部444が設けられている点のみが異なるものである。
信号生成部450−1,450−2では、S−CPICH発生部453で生成したS−CPICHをユ−ザデータ合成部451に入力する。ユ−ザデータ合成部451では、回線制御局1から送られてきたデータと制御情報とを合成し、S−CPICHを多重する。多重された信号はアンテナビーム形成部452に入力され、アンテナ信号に変換される。
そして、ユ−ザ毎にS−CPICHを多重したアンテナ信号を加算器432−1〜432−3により合成し、送受共用器421−1〜421−3及びアンテナ411−1〜411−3を介して送信する。
また、基地局2は、移動局3毎にアンテナビームを持ち、適応的にアンテナビームを更新する。アンテナ合成部444で用いたアンテナビームは信号生成部450−1,450−2に送られ、上り回線で用いたアンテナビームから下り回線で用いるアンテナビームに変換してアンテナビーム形成部452で用いられる。
また、本形態における移動局3の構成は、図3に示したものと同一である。
以下に、上記のように構成された移動通信システムにおける動作について説明する。
まず、移動局3の動作について説明する。
図23は、図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における移動局3の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、移動局3は、データ通信を開始するにあたって、Phase Referenceに関する回線制御局1からのPhase Referenceに関する指示を確認する(ステップS401)。回線制御局1から指示がない場合は、Phase ReferenceとしてP−CPICHを利用する。また、Phase ReferenceとしてS−CPICHを利用する指示を回線制御部1から受信した場合は、その指示によるS−CPICHをPhase Referenceに設定し(ステップS402)、設定したS−CPICHを用いて、基地局2から送信されてきたデータの復調を行う(ステップS403)。
その後、データ受信が完了するまでデータ復調を行う(ステップS404)。
次に、基地局2の動作について説明する。
図24は、図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における基地局2の動作を説明するためのフローチャートである。
基地局2はまず、回線制御局1に対して接続する移動局3毎にS−CPICHを要求する(ステップS405)。
また、アンテナビームを、上り回線用に得られたアンテナビームから下り回線用に変換し、移動局3毎にアンテナビームを形成する(ステップS406)。
そして、回線制御局1によりS−CPICHが割り当てられたら、このS−CPICHとユ−ザデータ信号とを多重して送信する(ステップS407)。
その後、上述したステップS406,S407における処理を通信終了まで継続して行う(ステップS408)。
次に、回線制御局1の動作について説明する。
図25は、図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における回線制御局1の動作を説明するためのフローチャートである。
回線制御局1は、基地局2からの要求に応じて、移動局3毎に異なるS−CPICHを割り当てる(ステップS409)。
そして、移動局3毎にS−CPICHを割り当てたら、割り当てたS−CPICHの情報を基地局2及び移動局3に通知し、Phase Referenceに通知したS−CPICHを適用する指示を行う(ステップS410)。
次に、上述した回線制御局1、基地局2及び移動局3での制御信号の流れを説明する。
図26は、図21に示した移動通信システムの第4の実施の形態における制御信号の流れを説明するためのシーケンスチャートである。
基地局2が、回線制御局1にS−CPICHの割り当て要求を送信すると、回線制御局1は、移動局3毎にS−CPICHを割り当て、割り当てたS−CPICHの情報を基地局2に通知するとともに、移動局3に対して、割り当てたS−CPICHをPhase Referenceとして適用することを指示する。
このように本形態においては、基地局2が移動局3の方向に応じたアンテナビームを形成し、データとS−CPICHを形成したアンテナビームにより送信するので、移動局3は同一の通信路変動を受けたS−CPICHをPhase Referenceとして利用することができる。
(第5の実施の形態)
図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局2の構成からS−CPICH生成部160−1〜160−3を削除し、基地局2がS−CPICHを送信しない構成とすることも考えられる。
以下に、上述した構成における移動通信システムにおける動作について説明する。
まず、移動局3の動作について説明する。
図27は、図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局2の構成からS−CPICH生成部160−1〜160−3を削除し、基地局2がS−CPICHを送信しない構成とした場合における移動局3の動作を説明するためのフローチャートである。
移動局3は、回線制御局1から基地局2がBeam−formingを適用しているという通知と、Phase Referenceとして個別パイロットチャネルを設定する指示とを受けた場合、Phase Referenceとして個別パイロットチャネルを設定する(ステップS501)。
そして、個別パイロットチャネルから通信路の変動を推定し、基地局2から送信されてきたデータの復調を行い(ステップS502)、通信が終了するまで繰り返す(ステップS503)。
次に、基地局2の動作について説明する。
図28は、図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局2の構成からS−CPICH生成部160−1〜160−3を削除し、基地局2がS−CPICHを送信しない構成とした場合における基地局2の動作を説明するためのフローチャートである。
基地局2は、回線制御局1にBeam−formingを適用していることを通知する(ステップS504)。
また、基地局2は、移動局3の上り回線から移動局3の方向を一定の周期で検出し(ステップS505)、検出結果と現在送信しているアンテナビームのよる方向とを比較し(ステップS506)、両者が一致していない場合は、アンテナビームを更新する(ステップSS507)。
検出結果と現在送信しているアンテナビームのよる方向とが一致している場合、または、ステップS507にてアンテナビームを更新した後、そのアンテナビームでデータを移動局3に送信し(ステップS508)、データがなくなるまで移動局3の方向の検出を行いながら通信を行う(ステップS509)。
次に、回線制御局1の動作について説明する。
図29は、図1に示した移動通信システムにおいて、図2に示した基地局2の構成からS−CPICH生成部160−1〜160−3を削除し、基地局2がS−CPICHを送信しない構成とした場合における回線制御局1の動作を説明するためのフローチャートである。
回線制御局1は、基地局2がBeam−formingを適用していることを基地局2から通知されると(ステップS510)、基地局2がBeam−formingを適用している旨と、Phase Referenceとして個別パイロットチャネルを設定する指示とを移動局3に通知する(ステップS511)。
次に、本形態における制御信号の流れを説明する。
基地局2がBeam−formingを適用していることを回線制御局1に通知すると、回線制御局1は、基地局2がBeam−formingを適用していることを移動局3に通知する。
このように本形態においては、回線制御局1が移動局3にPhase Referenceとして個別パイロットを適用するように指示を出すので、データと同じ通信路変動を受けたPhase Referenceを得ることができる。
(第6の実施の形態)
図21に示した移動通信システムにおいて、図22に示した基地局2の構成からS−CPICH発生部453を削除し、基地局2がS−CPICHを送信しない構成とすることも考えられる。
本形態における移動局3及び回線制御局1の動作は、第5の実施の形態に示したものと同様である。
また、本形態における基地局2の動作は、第4の実施の形態に示したステップS407にて、データにS−CPICHを多重せず、基地局2からS−CPICHを送信しない点だけが異なり、その他の動作は同じである。
また、制御信号のフロ−は第5の実施の形態にて示したものと同一である。
本形態においては、回線制御局1が移動局3にPhase Referenceとして個別パイロットを適用するように指示を出すので、データと同じ通信路変動を受けたPhase Referenceを得ることができる。
上述した6つの実施の形態にて説明したように、本発明においては、基地局2は移動局3へのデータ送信と同じアンテナビームを用いてPhase Referenceを送信することが可能である。従って、移動局3は、適応アンテナを適用した基地局2と接続している場合に、通信路変動を表す最適なPhase Referenceを選択することが可能となる。
なお、本発明においては、回線制御局1及び基地局2内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを回線制御局1及び基地局2にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを回線制御局1及び基地局2に読み込ませ、実行するものであっても良い。回線制御局1及び基地局2にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、回線制御局1及び基地局2に内蔵されたHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、例えば、制御ブロックにて読み込まれ、制御ブロックの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。

Claims (29)

  1. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記基地局から前記回線制御局に要求するステップと、
    前記基地局からの要求に応じて前記回線制御局にて前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知するステップと、
    前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する通信制御方法。
  2. 請求項1に記載の通信制御方法において、
    前記複数のアンテナビームの数を前記基地局から前記回線制御局に通知するステップと、
    前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを前記回線制御局にて割り当て、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局から前記基地局に通知するステップと、
    前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルの中から、データを送受信する移動局との間にて最適な共通パイロットチャネルを選択し、該共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該共通パイロットチャネルを前記基地局から前記回線制御局を介して前記移動局に通知するステップと、
    前記基地局から前記回線制御局を介して通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する通信制御方法。
  3. 請求項1に記載の通信制御方法において、
    前記基地局にて前記移動局の位置から該移動局にとって最適な前記共通パイロットチャネルの受信タイミングを検出し、該受信タイミングで送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該受信タイミングを前記基地局から前記回線制御局を介して前記移動局に通知するステップと、
    前記基地局から前記回線制御局を介して通知された受信タイミングに基づいた共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する通信制御方法。
  4. 請求項1に記載の通信制御方法において、
    前記複数のアンテナビームの数を前記基地局から前記回線制御局に通知するステップと、
    前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを前記回線制御局にて割り当て、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局から前記基地局に通知するステップと、
    前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記基地局から前記移動局に送信するステップと、
    前記移動局にて前記基地局から送信された前記複数の共通パイロットチャネルの中から受信品質の最も良い共通パイロットチャネル選択し、該共通パイロットチャネルを前記基地局に報告するとともに、該共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定するステップと、
    前記移動局から報告された共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームを用いて前記基地局から前記移動局にデータを送信するステップとを有する通信制御方法。
  5. 移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    基準位相情報として用いるために前記アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記基地局から前記回線制御局に要求するステップと、
    前記基地局からの要求に応じて前記回線制御局にて前記移動局毎に前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知するステップと、
    前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記移動局にて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する通信制御方法。
  6. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記基地局にて適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告するステップと、
    基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記回線制御局から前記移動局に指示するステップと、
    前記移動局にて前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する通信制御方法。
  7. 移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とからなる移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記基地局にて適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告するステップと、
    基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記回線制御局から前記移動局に指示するステップと、
    前記移動局にて前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調するステップとを有する通信制御方法。
  8. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、
    該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、
    前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有し、
    前記基地局は、基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記回線制御局に要求し、
    前記回線制御局は、前記基地局からの要求に応じて前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知し、
    前記移動局は、前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する移動通信システム。
  9. 請求項8に記載の移動通信システムにおいて、
    前記回線制御局は、前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを割り当て、該共通パイロットチャネルを前記基地局に通知し、
    前記基地局は、前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルの中から、データを送受信する移動局との間にて最適な共通パイロットチャネルを選択し、該共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局を介して前記移動局に通知し、
    前記移動局は、前記基地局から前記回線制御局を介して通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する移動通信システム。
  10. 請求項8に記載の移動通信システムにおいて、
    前記基地局は、前記移動局の位置から該移動局にとって最適な前記共通パイロットチャネルの受信タイミングを検出し、該受信タイミングで送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該受信タイミングを前記回線制御局を介して前記移動局に通知し、
    前記移動局は、前記基地局から前記回線制御局を介して通知された受信タイミングに基づいた共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する移動通信システム。
  11. 請求項8に記載の移動通信システムにおいて、
    前記回線制御局は、前記基地局から通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを割り当て、該共通パイロットチャネルを前記基地局に通知し、
    前記基地局は、前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信し、
    前記移動局は、前記基地局から送信された前記複数の共通パイロットチャネルの中から受信品質の最も良い共通パイロットチャネル選択し、該共通パイロットチャネルを前記基地局に報告するとともに、該共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、
    前記基地局は、前記移動局から報告された共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームを用いて前記移動局にデータを送信する移動通信システム。
  12. 移動局と、
    該移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、
    前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有し、
    前記基地局は、基準位相情報として用いるために前記アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを前記回線制御局に要求し、
    前記回線制御局は、前記基地局からの要求に応じて前記移動局毎に前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知し、
    前記移動局は、前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する移動通信システム。
  13. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナによってデータの送受信を行う基地局と、
    該基地局との間にてデータの送受信を行う移動局と、
    前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有し、
    前記基地局は、適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告し、
    前記回線制御局は、基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記移動局に指示し、
    前記移動局は、前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する移動通信システム。
  14. 移動局と、
    該移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局と、
    前記移動局の無線回線を制御する回線制御局とを有し、
    前記基地局は、適応アンテナを適用していることを前記回線制御局に報告し、
    前記回線制御局は、基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記移動局に指示し、
    前記移動局は、前記回線制御局からの指示に従って個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として設定し、前記個別パイロットチャネルを前記基準位相情報として用いて前記基地局から送信されてきたデータを復調する移動通信システム。
  15. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナによって移動局との間にてデータの送受信を行う基地局であって、
    基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局に要求し、前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを送信するアンテナビームを用いてデータを送受信する基地局。
  16. 請求項15に記載の基地局において、
    前記複数のアンテナビームの数を前記回線制御局に通知し、前記回線制御局から通知された前記アンテナビーム毎の共通パイロットチャネルの中から、データを送受信する移動局との間にて最適な共通パイロットチャネルを選択し、該共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局を介して前記移動局に通知する基地局。
  17. 請求項15に記載の基地局において、
    前記移動局の位置から該移動局にとって最適な前記共通パイロットチャネルの受信タイミングを検出し、該受信タイミングで送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該受信タイミングを前記回線制御局を介して前記移動局に通知する基地局。
  18. 請求項15に記載の基地局において、
    前記回線制御局から通知された複数の共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信し、当該基地局から送信された前記複数の共通パイロットチャネルの中から受信品質の最もよい共通パイロットチャネルが前記移動局から報告された場合に、報告された共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームを用いて前記移動局にデータを送信する基地局。
  19. 移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局であって、
    基準位相情報として用いるために前記アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局に要求し、前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを送信するアンテナビームを用いてデータを送受信する基地局。
  20. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナを具備する基地局との間にて前記適応アンテナによってデータの送受信を行う移動局の無線回線を制御する回線制御局であって、
    前記基地局から基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルが要求された場合に、前記共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知する回線制御局。
  21. 請求項20に記載の回線制御局において、
    前記基地局から前記アンテナビームの数が通知された場合に、通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを割り当て、該共通パイロットチャネルを前記基地局に通知する回線制御局。
  22. 移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナを具備する基地局との間にて前記適応アンテナによってデータの送受信を行う前記移動局の無線回線を制御する回線制御局であって、
    前記基地局から基準位相情報として用いるために前記移動局毎のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルが要求された場合に、前記移動局毎に共通パイロットチャネルを設定し、該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知する回線制御局。
  23. 複数のアンテナビームを有する適応アンテナを具備する基地局との間にて前記適応アンテナによってデータの送受信を行う移動局の無線回線を制御する回線制御局であって、
    前記適用アンテナを適用していることが前記基地局から報告された場合に、基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記移動局に指示する回線制御局。
  24. 移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナを具備する基地局との間にて前記適応アンテナによってデータの送受信を行う前記移動局の無線回線を制御する回線制御局であって、
    前記適用アンテナを適用していることが前記基地局から報告された場合に、基準位相情報として個別パイロットチャネルを設定することを前記移動局に指示する回線制御局。
  25. コンピュータに、
    複数のアンテナビームを有する適応アンテナによって移動局との間にてデータの送受信を行う基地局において、基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局に要求する手順と、
    前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを送信するアンテナビームを用いてデータを送受信する手順とを実行させるためのプログラム。
  26. 請求項25に記載のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記複数のアンテナビームの数を前記回線制御局に通知する手順と、
    前記回線制御局から通知された前記アンテナビーム毎の共通パイロットチャネルの中から、データを送受信する移動局との間にて最適な共通パイロットチャネルを選択する手順と、
    該共通パイロットチャネルを送信しているアンテナビームと同じアンテナビームでデータを前記移動局に送信するとともに、該共通パイロットチャネルを前記回線制御局を介して前記移動局に通知する手順とを実行させるためのプログラム。
  27. コンピュータに、
    移動局毎にアンテナビームを有する適応アンテナによって前記移動局との間にてデータの送受信を行う基地局において、基準位相情報として用いるために前記アンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルを、前記移動局の無線回線を制御する回線制御局に要求する手順と、
    前記回線制御局から通知された共通パイロットチャネルを送信するアンテナビームを用いてデータを送受信する手順とを実行させるためのプログラム。
  28. コンピュータに、
    複数のアンテナビームを有する適応アンテナを具備する基地局との間にて前記適応アンテナによってデータの送受信を行う移動局の無線回線を制御する回線制御局において、前記基地局から基準位相情報として用いるために前記複数のアンテナビーム毎に送信される共通パイロットチャネルが要求された場合に、前記共通パイロットチャネルを設定する手順と、
    該共通パイロットチャネルを前記基地局及び前記移動局に通知する手順とを実行させるためのプログラム。
  29. 請求項28に記載のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記基地局から前記アンテナビームの数が通知された場合に、通知された前記アンテナビームの数分の前記共通パイロットチャネルを割り当てる手順と、
    該共通パイロットチャネルを前記基地局に通知する手順とを実行させるためのプログラム。
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