JPWO2006022266A1 - 収縮性積層フィルム及びその製造方法 - Google Patents

収縮性積層フィルム及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006022266A1
JPWO2006022266A1 JP2006531921A JP2006531921A JPWO2006022266A1 JP WO2006022266 A1 JPWO2006022266 A1 JP WO2006022266A1 JP 2006531921 A JP2006531921 A JP 2006531921A JP 2006531921 A JP2006531921 A JP 2006531921A JP WO2006022266 A1 JPWO2006022266 A1 JP WO2006022266A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated film
layer made
film
shrinkable laminated
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006531921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4956189B2 (ja
Inventor
上原 務
務 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP2006531921A priority Critical patent/JP4956189B2/ja
Publication of JPWO2006022266A1 publication Critical patent/JPWO2006022266A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4956189B2 publication Critical patent/JP4956189B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/34Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyamides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C61/00Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
    • B29C61/003Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor characterised by the choice of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/32Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyolefins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B7/00Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
    • B32B7/04Interconnection of layers
    • B32B7/12Interconnection of layers using interposed adhesives or interposed materials with bonding properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2077/00Use of PA, i.e. polyamides, e.g. polyesteramides or derivatives thereof, as moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2009/00Layered products

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

ポリアミド樹脂からなる層、接着性樹脂からなる層、及びヒートシール性樹脂からなる層を有する収縮性積層フィルムであり、90℃の熱水収縮率が縦横各々2〜15%であり、30℃、80%相対湿度における炭酸ガス透過度が300cm3/m2・day・atm以上である収縮性積層フィルム。

Description

本発明は、ポリアミド樹脂層、接着性樹脂層、ヒートシール性樹脂層からなる特定の収縮性積層フィルム及びその製造方法、並びに共押出による該収縮性積層フィルムの製造方法に関する。
ポリアミド系樹脂フィルムの強度と、ポリオレフィン系樹脂フィルムのヒートシール性とを生かした積層延伸フィルムに関して、公知の積層延伸フィルムが種々提案されている。これらの積層延伸フィルムは、物品、特に食品分野での加工肉製品や、水産物練り製品等の加工食品の包装、チーズ等の加工乳製品の真空包装に使用され、主に袋包装、深絞り包装やスキンパック包装等として用いられている。
国際公開第2004/028920号パンフレットは、底材となる100℃における残存熱収縮率が0より大きく15%以下の微収縮性フィルム(A)と該微収縮性フィルム(A)に熱融着可能な蓋材用フィルム(B)とを用いる深絞り方法に関する発明を開示している。該微収縮性フィルム(A)は、80〜95℃でMD方向に2.5〜4.0倍、TD方向に2.5〜4.0倍、延伸させた後、70〜98℃でMD方向に10〜40%、TD方向に10〜40%収縮させて得られることが記載されている。
特開昭63−214445号公報(特公平8−5170号公報)は、特定のポリアミド系共重合体を主原料とするポリアミド系熱収縮性基材フィルムの片面又は両面に2軸延伸したポリオレフィン系熱収縮性シーラントフィルムをラミネートした熱収縮性積層材料として、2軸延伸ナイロン6/6−6フィルムの片面及び両面に2軸延伸L−LDPEフィルムをドライラミネートしたフィルムを記載している。
特開昭55−130743号公報(特公昭61−53218号公報)は、ポリアミド系樹脂シートとポリオレフィン系シートとの積層二軸延伸フィルムを熱処理温度50〜90℃で、縦横各々2〜15%緩和熱処理したフィルムを記載している。
本発明は、収縮性積層フィルムを鋭利な突起部を有する魚等の食品の包装に用いる際、フィルムの強度(耐ピンホール性)が高く、ピンホールの発生による内容物の劣化を防止でき、また、チーズの様な炭酸ガスの発生の多い食品及び食材の包装に際し、発生ガスによる包装体の膨れを防止し包装体外観を綺麗に保つことができ、深絞り成形用フィルムとして用いるときに問題となるフィルム強度以外の他の性質、例えば、深絞りコーナー部の潰れ、成形時の皺入り、フランジ部分のカール等の発生が改善された収縮性積層フィルム、並びにその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、ポリアミド樹脂層、接着性樹脂層、及びヒートシール性樹脂層からなる共押出積層フィルムを延伸した後、縦横方向に各々20〜40%熱緩和して得た収縮性積層フィルムが、高いフィルム強度と90℃の熱水収縮率で縦横共に低い値を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の収縮性積層フィルムは、ポリアミド樹脂からなる層、接着性樹脂からなる層、及びヒートシール性樹脂からなる層を有する収縮性積層フィルムであり、90℃の熱水収縮率が縦横各々2〜15%であり、30℃、80%相対湿度における炭酸ガス透過度が300cm/m・day・atm以上であることを特徴とするものである。
また、本発明の収縮性積層フィルムは、前記ポリアミド樹脂からなる外層、前記接着性樹脂からなる中間層、及び前記ヒートシール性樹脂からなる内層の3層のみからなるものであることが好ましい。
さらに、本発明の収縮性積層フィルムにおいては、前記炭酸ガス透過度が500cm/m・day・atm以上であることが好ましい。また、本発明の収縮性積層フィルムは、共押出積層フィルムであることが好ましい。さらに、本発明の収縮性積層フィルムにおいては、23℃における引張弾性率が600MPa以下で且つ、23℃における突刺強度が10N以上であることが好ましい。また、本発明の収縮性積層フィルムは、深絞り成形用であることが好ましい。
本発明の収縮性積層フィルムの製造方法は、ポリアミド樹脂からなる層、接着性樹脂からなる層、及びヒートシール性樹脂からなる層を有する共押出積層フィルムを、縦横方向に各々2〜4倍に延伸し、次いで縦横方向に各々20〜40%熱緩和せしめることを特徴とする方法である。
また、本発明の収縮性積層フィルムの製造方法においては、前記共押出積層フィルムが、前記ポリアミド樹脂からなる外層、前記接着性樹脂からなる中間層、及び前記ヒートシール性樹脂からなる内層の3層のみからなるものであることが好ましい。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
本発明の収縮性積層フィルムのポリアミド樹脂からなる層(以下、ポリアミド樹脂層と云うこともある)を構成するポリアミド樹脂としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン69、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12等の脂肪族ポリアミド重合体やナイロン6−66(ナイロン6とナイロン66の共重合体を表す。以下同様に表記する)、ナイロン6−10、ナイロン6−12、ナイロン6−69、ナイロン6−610、ナイロン66−69等の脂肪族ポリアミド共重合体を例示することができる。これらのなかでは、ナイロン6−66やナイロン6−12が成形加工性の点で特に好ましい。これらの脂肪族ポリアミド(共)重合体は、単独あるいは2種以上ブレンドして用いることができる。
また、これらの脂肪族ポリアミド(共)重合体を主体とし、芳香族ポリアミドとのブレンド物も用いられる。ここで芳香族ポリアミドとは、ジアミン及びジカルボン酸の少なくとも一方が芳香族単位を有するものをいい、特にコポリアミドであることが好ましい。その例としては、ナイロン66−610−MXD6(MXD6はメタキシリレンアジパミドの略称)等の脂肪族ナイロンと芳香族ジアミン単位を含む芳香族ポリアミドとの共重合体、ナイロン6I、ナイロン66−69−6I(6Iはヘキサメチレンイソフタラミドの略称)、ナイロン6−6I、ナイロン6I−6T(6Tはヘキサメチレンテレフタラミドの略称)等の脂肪族ポリアミドと芳香族カルボン酸単位を含む共重合芳香族ポリアミドとの共重合体が挙げられる。
これらポリアミド樹脂は、単独で又は混合して、融点が160〜210℃となるものが好ましく用いられる。
ポリアミド樹脂層は融点が2次成形時のフィルム加熱温度よりも好ましくは約15℃以上、更に好ましくは20℃以上、特に好ましくは60℃以上高い融点を有するポリアミド樹脂からなる。融点がフィルム加熱温度+15℃未満のポリアミド樹脂層を含むものは、包装時に溶融することにより塑性変形を起こし、フィルムの回復性が不足し易い。その結果、包装後に皺が発生し易い。
内層となるヒートシール性樹脂からなる層(以下、場合によりヒートシール性樹脂層という)を構成するヒートシール性樹脂としては、ヒートシール可能な樹脂であればよいが、特にポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、直鎖状超低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン(上記のものは、チグラー・ナッタ型触媒、メタロセン型触媒、ダウ社による拘束幾何触媒、フェノキシイミン錯体型触媒のいずれによるものであってもよい。)、高圧法により重合された低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸−不飽和カルボン酸(エステル)共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体等のポリオレフィン系樹脂(エチレンと共重合可能なビニル系コモノマーを30重量%以下)が好ましく用いられる。これらは、単独で使用してもよいし、二種以上混合して用いてもよい。
また、ヒートシール性樹脂層に用いる樹脂の融点は、外層を構成する、例えば、ポリアミド樹脂層を構成する樹脂の融点未満であることが好ましい。ヒートシール性樹脂層に用いる樹脂の融点が外層のポリアミド樹脂層に用いる樹脂の融点よりも高い場合は、包装後のシール時に内表面が溶融した際に、外層も溶融するため、シールがし難くなる。
ヒートシール性樹脂は、融点が150℃以下、更には135〜90℃であることが好ましい。
本発明の好ましい態様において、ポリアミド樹脂層とヒートシール性樹脂層は、接着性樹脂からなる層(以下、場合により接着性樹脂層という)により接着されている。接着性樹脂として、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン・アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン・メタクリル酸共重合体(EMAA)、アイオノマー(IO)、酸変性ポリオレフィン(オレフィン類の単独又は共重合体等マレイン酸やフマル酸等の不飽和カルボン酸や不飽和カルボン酸無水物や不飽和カルボン酸エステルもしくは金属塩等との反応物等、例えば、酸変性VLDPE(Mod-VL)、酸変性LLDPE、酸変性EEA、酸変性EVA、酸変性PP、酸変性PP−Et)等が使用できる。好適なものとしては、マレイン酸等の酸、又はこれらの無水物等で変性された酸変性ポリオレフィンが挙げられる。
接着性樹脂層が存在しないとポリアミド樹脂層とヒートシール性樹脂層との間で剥離が発生し易くなる。例えば、ポリアミド樹脂層がナイロン6、ナイロン6−66(共重合比85−15重量%)、ナイロン6−12(共重合比90−10重量%)等を主体とした樹脂層とヒートシール性樹脂層がポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等を用いた2層積層フィルムの場合、フィルムに衝撃が加わったときに容易に2層間で剥離が発生することがある。
上記の層構成において、いずれかの層に滑剤、帯電防止剤を添加することができる。用いる滑剤としては、炭化水素系滑剤、脂肪酸系滑剤、脂肪族アミド系滑剤、エステル系滑剤、金属石鹸類等が挙げられる。滑剤は、液状であってもよいし、固体状であってもよい。具体的に炭化水素系滑剤としては、流動パラフィン、天然パラフィン、ポリエチレンワックス、マイクロワックス等が挙げられる。脂肪酸系滑剤としては、ステアリン酸、ラウリン酸等が挙げられる。脂肪族アミド系滑剤としては、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、N−オレイルパルミチン酸アミド、ベヘン酸アミド、エルカ酸アミド、アラキジン酸アミド、オレイン酸アミド、エルシン酸アミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミド等が挙げられる。エステル系滑剤としては、ブチルステアレート、硬化ヒマシ油、エチレングリコールモノステアレート、ステアリン酸モノグリセライド等が挙げられる。金属石鹸としては、炭素数12〜30の脂肪酸から誘導されるものであり、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム類が代表的に挙げられる。これらの滑剤の中では、脂肪酸アミド系滑剤、金属石鹸類がポリオレフィン樹脂との相溶性が優れるという点から好ましく用いられる。
無機系の滑剤(アンチブロッキング剤)としては、シリカ、ゼオライト等公知のものを、外層及び/又は内層に添加することができる。
脂肪族アミドやシリカ等の滑剤はマスターバッチの形で加えることができる。その好ましい添加量は滑剤20重量%含有マスターバッチの場合、添加すべき層の樹脂に対してマスターバッチで0.1〜10重量%である。
帯電防止剤としては、界面活性剤が好ましく用いられる。界面活性剤としては、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性界面活性剤及びそれらの混合物を使用することができる。帯電防止剤は添加すべき層の樹脂に対して0.05〜2重量%、更には0.1〜1重量%添加することが好ましい。
本発明の収縮性積層フィルムは、例えば、次のようにして得られる。
積層フィルムを構成する積層樹脂種数に応じた台数の押出機より環状ダイを経てポリアミド樹脂からなる外層、接着性樹脂からなる中間層及びヒートシール性樹脂からなるヒートシール性樹脂層の管状体(パリソン)を共押出しし、水浴等により各層に占める主たる樹脂の融点未満、好ましくは40℃以下に、冷却しつつピンチローラで引き取る。次いで、引き取った管状体フィルムに、必要に応じ大豆油等に代表される開封剤を内封しつつ、各層に占める主たる樹脂の融点以下の、例えば80〜95℃の温水浴中に導入して、加熱された管状体フィルムを上方に引き出し、一対のピンチローラ間に導入した空気によりバブル状の管状体を形成し、10〜20℃のエアリングで冷却しながら、(垂直)縦方向(MD)及び横方向(TD)に、各々2〜4倍、好ましくは各々2.8〜3.5倍に同時二軸延伸する。
次いで延伸後の管状体フィルムを下方に引き出し、一対のピンチローラに導入した空気により再度バブル状の管状体を形成し、熱処理筒中に保持する。そして、この熱処理筒の吹出し口よりスチームを吹き付け(あるいは温水を噴霧して)、二軸延伸後の管状体フィルムを好ましくは60〜98℃、更に好ましくは70〜95℃、最も好ましくは75〜95℃において、好ましくは1〜20秒、更に好ましくは1.5〜10秒程度熱処理して、管状体フィルムを縦方向(MD)及び横方向(TD)に各20〜40%、好ましくは各方向に20〜30%熱緩和させる。熱処理後の管状体フィルムは、本発明で使用するフィルムに相当するものであり、巻き取りロールに巻き取られる。
延伸は、より低い延伸倍率(2倍未満)では、熱処理後に必要なフィルムの強度が得られず、またフィルムの偏肉も大きくなり、包装適性が得難い。一方、延伸倍率が4倍を超えると、上記インフレーション延伸の場合、バブルが破裂してしまい、また常法のテンター延伸の場合にはフィルムが破断してしまい、延伸フィルムの製造が困難となる。熱緩和は、加熱空気等の熱容量の小さい媒体や、60℃未満のより低い熱処理温度を採用した場合には、緩和率を大きくすることが困難となる傾向にあり、一方、100℃を超える高温で熱処理した場合は、ヒートシール性樹脂が溶融し易くなり、その結果としてヒートシール性樹脂層の配向が解け、優れた強度が得難くなる傾向がある。ここで、熱緩和を行う場合の加熱処理は、赤外加熱、エアー(ブロー)加熱、スチーム加熱等により行うことができるが、本発明の如くポリアミド樹脂層を有する場合は、スチーム加熱が好ましい。
熱処理時の緩和率が20%未満である場合は、90℃の熱水収縮率が15%を越えることがあり、収縮応力が大きくなり過ぎ、袋包装の場合、表面殺菌、ボイル殺菌等を行ったとき、内容物を潰したり、深絞り包装では真空シール時に内容物の、特にコーナー部を潰してしまう。熱処理時の緩和率が40%を超える場合は、例えば、インフレーションフィルム製膜時、熱水収縮率が低くなり過ぎ、バブルが安定せず巾斑又は厚み斑を起こし易く、フィルムの透明性が悪くなる。
本発明の収縮性積層フィルムの引張弾性率は、23℃において600MPa以下が好ましい。引張弾性率が高すぎると内容物とのフィット性、セルフウェルド性に欠けると共に、充填された内容物を潰してしまう傾向がある。
突刺強度は、23℃において好ましくは10N以上、更に好ましくは15N以上、最も好ましくは20N以上である。この値が低すぎると衝撃によるピンホール発生、破袋の発生につながる傾向にある。
このようにして得られる収縮性積層フィルムは、ポリアミド樹脂層の高延伸処理の結果として、引張り強度に代表される基礎的強度を高く維持しつつ、引き続く高い熱緩和処理の結果として、積層フィルムの熱収縮性は、必然的に低下し、その結果、シール部は必要以上にカールせず、外観が良好になる。また、深絞り成形した部分が効率よく熱収縮率を発現することにより、包装製品における皺の発生の防止等の外観の向上も得られる。
より具体的な包装材として適当な90℃熱水収縮率は、本発明においては、2〜15%、好ましくは2〜10%である。このような延伸配向積層フィルムにおける熱収縮率は、延伸配向倍率との関係で、緩和率を調節することにより、必要な90℃熱水収縮率にすることができる。このような延伸配向積層フィルムにおける熱収縮率が2%未満では、例えば深絞り成形を行った場合、内容物を充填した後のボイルクッキングにおいて皺入りが多く、内容物へのタイトフィット性が不満足となる。
得られた収縮性積層フィルムの炭酸ガス透過度は、30℃、相対湿度80%で、300cm/m・day・atm以上であり、好ましくは400cm/m・day・atm以上、更に好ましくは500cm/m・day・atm以上である。炭酸ガス透過度が300cm/m・day・atm未満であると、発酵時に炭酸ガスを発生するナチュラルチーズ、キムチ等の食品を包装した場合、包装体がガスで膨張し、場合によっては破裂する。
一方、内容物がチーズのように空気(酸素ガス)との接触によりカビの発生をきたすものは、カビの発生を防止するために酸素ガス透過度は、30℃、相対湿度80%で、好ましくは500cm/m・day・atm以下、更に好ましくは400cm/m・day・atm以下、最も好ましくは300cm/m・day・atm以下である。
上記収縮性積層フィルムとして、全層の厚さ(総厚さ)が15〜150μm、更には20〜120μmの範囲であることが好ましい。より詳しくは、ポリアミド樹脂層の厚さは3〜50μm、更には5〜30μmの範囲であることが好ましく、ヒートシール性樹脂層の厚さは10〜100μm、更には20〜80μmの範囲であることが好ましい。接着性樹脂層は、0.5〜10μm、更には1〜10μmの範囲であることが好ましい。
本発明の収縮性積層フィルムの用途としては、深絞り包装用、冷凍食品包装用、ピロー包装用等が挙げられるが、深絞り成形用底材として用いる場合、蓋材用のフィルムは、本発明の収縮積層フィルムと接着可能な、好ましくは熱融着可能なフィルムであり、本発明の収縮性積層フィルム、他の非収縮性フィルム、収縮性フィルムのいずれでもよい。
本発明の収縮性積層フィルムで包装される内容物は、スライスベーコン、ソーセージ、ハム、焼豚、ハンバーガー、食肉等の加工肉製品;チーズ等の加工乳製品;かまぼこ、かにもどき等の水産物練り製品;加工麺、コンニャク、がんもどき、油揚げ等の植物性加工製品;粉体もしくは液状食品等の加工食品;その他の非食品として機械部品、電子部品;これらの定形品あるいは不定形品等である。尚、これらの内容物は、包装後表面殺菌等を目的としたボイル処理を実施する加工肉製品等、また、冷凍流通する水産物練り製品等も含まれる。
本発明の収縮性積層フィルムを用い深絞り包装した包装体は、収縮性積層フィルムを成形してなる凹形容器部に、上記加工食品等の内容物を充填し、前記蓋材を載せた後、特定の真空包装装置に導き、該凹形容器部の側面及び底面を加熱収縮させて、皺や空隙を発生することなく内容物と密着させると共に蓋材を熱シールした場合にカールが少ない包装体となり、更にチーズのような炭酸ガスを発生する食品を包装した場合は、発生ガスによる膨れのない包装体を与える。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものでない。
なお、本明細書に記載した物性の測定法は、以下の通りである。
熱水収縮率:フィルムの機械方向(縦方向MD)及び機械方向に直角な方向(横方向TD)に10cmの寸法でカッターナイフにて切り出した試料を、90℃の熱水に10秒間浸漬し、取り出した後、常温の水で冷却した。その後、縦、横方向をスケールで測定し、10cmからの減少値の原長10cmに対する割合を百分率で算出した。測定数n=5の平均値で熱水収縮率を表示した。単位は、%である。表中には、(縦方向測定値/横方向測定値)で示した。
引張弾性率:フィルムの縦、横方向をそれぞれカッターナイフで巾20mm、長さ200mmに切り出し、引張試験機(オリエンテック社製、「テンシロンRTM−100」)を用いて、チャック間距離100mm(巾20mm)、引張速度10mm/分、23℃、50%RHの条件で、2.5% Secant Modulusを測定した。測定数n=5の平均値を引張弾性率として表示した。単位は、MPaである。表中には、(縦方向測定値/横方向測定値)で示した。
突刺強度:曲率半径0.5mmR、先端径1.0mmの突刺用ピンを取り付けた引張試験機(オリエンテック社製、「テンシロンRTM−100」)を用いて、該突刺ピンを50mm/分の速度で、直径4.5cmの円形面として固定した試料の収縮性積層フィルムに近づけ、23℃、50%RHの条件で表面側(外側層側)と裏面側(シール層側)から面の中央部に突刺し、破断に至る迄の最大点の値を測定し、測定数n=5の平均値で突刺強度を表示した。単位は、Nである。表中には、(外側層側測定値/シール層側測定値)で示した。
炭酸ガス透過度及び酸素ガス透過度の測定:
炭酸ガス透過度及び酸素ガス透過度は、積層体の状態で測定した。混合ガス透過度測定装置(GLサイエンス(株)社製、フィルム両面加湿ガス透過試験器)を用い、温度30℃、相対湿度80%の条件で測定した。テストガスは混合ガス(CO:O=20:80体積%)を用いた。透過ガス検出器にはGLサイエンス(株)社製のガスクロマトグラフ(GC−390)、カラムはPorapakNを用いた。測定数n=3の平均値を炭酸ガス透過度及び酸素ガス透過度として表示した。単位は、cm/m・day・atmである。
Haze(曇価):
JIS K−7105に準じ、ヘイズ測定器(日本電色社製、NDH2000)を用いて、室温にて測定数n=5の平均値をヘイズ値として表示した。単位は、%である。
深絞り成形性テスト:
2次成形性、包装体の外観、実用強度等を見るために、底材として実施例1〜3のフィルムを、蓋材として実施例1と同様な樹脂構成で第1層からの厚さを15/3/32μm(総厚さ50μm)としたフィルムを作製し、大森機械工業(株)製、深絞り成形機「FV603」を用いて深絞り成形性テストを行った。
成形温度は100℃で行い、直径98mmの円形で、深さ50mmの絞り成形用金型を用いた。内容物として、直径90mm、高さ40mmのナチュラルチーズ(約250g)を充填した。充填の際、真空、シール部底金型を100℃に加熱し、深絞り包装体を得た。包装体の外観を観察し、コーナー部潰れ、膨張、及びカビの発生の有無を観察した。
コーナー部潰れ:
ナチュラルチーズを充填したコーナー部原寸に対し、5mm以下の潰れ変形のときを、「Excellent」とした。内容物のコーナー部原寸に対し、5mm超の潰れ変形があるとき、「Failure」とした。
包装体の膨張:
ナチュラルチーズを充填した包装体を15℃のオーブンで1週間保存したときに膨張がない場合を「Excellent」とした。膨張がある場合を「Failure」とした。
カビの発生の観察:
ナチュラルチーズ包装体について行った。ナチュラルチーズ包装体を15℃で2週間保存してチーズ表面のカビ発生の有無を目視観察した。カビが認められない場合を「Excellent」とした。カビの発生が認められる場合を「Failure」とした。
六角回転テスト:
包装体の強度を見るために上記FV603による成形性テスト時の絞り深さを30mmとし、厚さ5mm、直径98mmの円形板ゴム(重量約60g/枚)5枚を包装した。該包装体を六角管状箱(互いに平行な2つの六角側面の中心を突き刺して水平に延長する軸により回転可能に支持される)中に置き、5℃の雰囲気中で10分間の六角回転テスト(虐待テスト、n=10個)を行い、テスト後の包装体について、ピンホールの発生率(%)を調べ表2に示した。
皺入り:
前述の六角回転テストに供する円形板ゴムを包装した六角回転テスト前の包装体を90℃、30分間ボイルし、包装体の皺入りを観察した。包装体に長さ5mm、深さ2mm以下の皺が5本以下のときを「Excellent」とした。包装体に長さ5mm、深さ2mm以上の皺が5本超のときを「Failure」とした。
カール性:
前記円形板ゴムを包装した六角回転テストをする前の包装体を90℃、30分間ボイルし、フランジ部のカールを観察した。フランジ部がフラットな状態から10mm以下のカール状態のとき、「Excellent」とした。フランジ部がフラットな状態から10mm以上のカール状態のとき、「Failure」とした。
(実施例1〜3)
3台の押出機を用い、環状ダイを経て外層からポリアミド樹脂、接着性樹脂、ポリエチレン樹脂を順に積層し、該ダイス温度245℃にて溶融押出しし、水冷シャワーリングにて冷却し管状体シートを得た。次いで、80〜95℃の温水浴にて加熱後、表2に示した延伸倍率でインフレーション延伸を行った。次いで、熱処理筒内で延伸後の管状フィルムに再度空気を導入し管状バブルを形成し、スチームを吹き込み熱処理筒内の温度を90〜95℃に調整し、縦横各々30%緩和した収縮性積層フィルムを調製した。尚、使用した樹脂材料は、表1に示した。
得られたフィルムの熱水収縮率、引張弾性率、突刺強度、炭酸ガス透過度及び酸素ガス透過度の測定結果、ナチュラルチーズを充填した深絞り成形性テスト、六角回転テストの結果を表2に示した。各層の材質/の後に示す数字は厚み(単位μm)である。
更に、カール性として、上記円形の板ゴムを包装した包装体を90℃、30分間ボイルし、フランジ部のカールを観察し、結果を表2に示した。
Figure 2006022266
(比較例1及び2)
表2に示した積層フィルムを構成する積層樹脂の種類に応じた押出機台数を用い、実施例1に準じて、表2に示した製膜条件で積層フィルムを製造した。比較例1は、炭酸ガス透過度が低く、比較例2は、熱水収縮率が高かった。
(比較例3)
実施例1と同様な樹脂構成の非収縮性積層フィルムをダイレクトインフレーション法で作製した。
Figure 2006022266
(実施例4)
実施例1で得た包材を用い、ムルチバック社製深絞り真空包装機であじの干物を充填し、包装体を得た。この包装体は真空包装時及び六角回転テストによるピンホール発生はなかった。
(実施例5〜9)
層構成及び延伸倍率を実施例1と同じ条件で延伸し、各層厚さ構成が実施例1と同一のフィルムとし、このフィルムの延伸後の緩和率を縦20%、横30%(実施例5)、縦25%、横25%(実施例6)、縦25%、横30%(実施例7)、縦25%、横35%(実施例8)、縦20%、横20%(実施例9)とし、収縮性積層フィルムを調製した。これらのフィルムの熱水収縮率、引張弾性率、突刺強度、炭酸ガス透過度、酸素ガス透過度を測定した。また、実施例1と同様にナチュラルチーズ及びゴム板を充填した深絞り成形性テストを行い、包装体の膨張、六角回転テストによるピンホールの発生、皺入りを見た。これらの結果を
表3に示した。
Figure 2006022266
(実施例10〜13)
実施例1及び実施例3とそれぞれ同じ樹脂を用い、それぞれ層厚みを変えた収縮性積層フィルムを調製した。このときの製膜条件及びフィルム特性の測定結果及びナチュラルチーズ及びゴム板を充填した深絞り成形性テスト、包装体の膨張、六角回転テストによるピンホールの発生、皺入りの評価結果を表4に示した。実施例10及び12は、ナチュラルチーズ約200gを充填した深絞り成形性テスト時には、成形温度は100℃、直径98mmの円形で深さ20mmの絞り成形金型を用いた。六角回転テストには、直径98mmの円形で絞り深さ20mmとし、円形板ゴム3枚(重量約60g/枚)を包装しテストした。実施例11及び13については実施例1の方法に準じた。表4にこれらの結果を示した。
Figure 2006022266
(実施例14、15及び比較例4)
実施例3と同じ樹脂構成を用い緩和率を変えた例(実施例14)、及び緩和率及び各層の層厚さ、結果的には総厚さを変えた例(実施例15)を実施例3に準じて調製した。また、実施例3と同じ樹脂構成で未延伸フィルムを多層インフレーション法で作成し比較例4とした。このときの製膜条件及びフィルム特性の測定結果及びナチュラルチーズを充填した深絞り成形性テスト、包装体の膨張、カビの発生の有無、六角回転テストによるピンホールの発生、皺入りの評価結果を表5に示した。
Figure 2006022266
本発明によれば、収縮性積層フィルムを鋭利な突起部を有する魚等の食品の包装に用いる際、フィルムの耐ピンホール性が高く、ピンホールの発生による内容物の劣化を防止でき、またチーズの様な炭酸ガスの発生の多い食品及び食材の包装に際し、発生ガスによる包装体の膨れを防止し包装体外観を綺麗に保つことができ、深絞り成形用フィルムとして用いるときに問題となるフィルム強度以外の他の性質、例えば深絞りコーナー部の潰れ、成形時の皺入り、フランジ部分のカール等の発生が改善された収縮性積層フィルムが提供される。
従って、本発明で提供される熱水収縮率の低い収縮性積層フィルムは、延伸処理されていても、それを用いて底の深い深絞り成形が可能で、深絞り成形において延伸配向により高強度化し、耐ピンホール性、コーナー部の潰れ、成形時の皺入り、炭酸ガスを発生する食品の包装体の膨れ等を改善した包装体を与えることができる。

Claims (8)

  1. ポリアミド樹脂からなる層、接着性樹脂からなる層、及びヒートシール性樹脂からなる層を有する収縮性積層フィルムであり、90℃の熱水収縮率が縦横各々2〜15%であり、30℃、80%相対湿度における炭酸ガス透過度が300cm/m・day・atm以上である収縮性積層フィルム。
  2. 前記収縮性積層フィルムが、前記ポリアミド樹脂からなる外層、前記接着性樹脂からなる中間層、及び前記ヒートシール性樹脂からなる内層の3層のみからなるものである請求項1記載の収縮性積層フィルム。
  3. 前記炭酸ガス透過度が500cm/m・day・atm以上である請求項1記載の収縮性積層フィルム。
  4. 前記収縮性積層フィルムが共押出積層フィルムである請求項1記載の収縮性積層フィルム。
  5. 23℃における引張弾性率が600MPa以下で且つ、23℃における突刺強度が10N以上である請求項1記載の収縮性積層フィルム。
  6. 深絞り成形用である請求項1記載の収縮性積層フィルム。
  7. ポリアミド樹脂からなる層、接着性樹脂からなる層、及びヒートシール性樹脂からなる層を有する共押出積層フィルムを、縦横方向に各々2〜4倍に延伸し、次いで縦横方向に各々20〜40%熱緩和せしめる請求項1記載の収縮性積層フィルムの製造方法。
  8. 前記共押出積層フィルムが、前記ポリアミド樹脂からなる外層、前記接着性樹脂からなる中間層、及び前記ヒートシール性樹脂からなる内層の3層のみからなるものである請求項7記載の収縮性積層フィルムの製造方法。
JP2006531921A 2004-08-25 2005-08-23 収縮性積層フィルム及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4956189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006531921A JP4956189B2 (ja) 2004-08-25 2005-08-23 収縮性積層フィルム及びその製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004245352 2004-08-25
JP2004245352 2004-08-25
JP2006531921A JP4956189B2 (ja) 2004-08-25 2005-08-23 収縮性積層フィルム及びその製造方法
PCT/JP2005/015284 WO2006022266A1 (ja) 2004-08-25 2005-08-23 収縮性積層フィルム及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006022266A1 true JPWO2006022266A1 (ja) 2008-05-08
JP4956189B2 JP4956189B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=35967477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006531921A Expired - Fee Related JP4956189B2 (ja) 2004-08-25 2005-08-23 収縮性積層フィルム及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4956189B2 (ja)
WO (1) WO2006022266A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7898642B2 (en) 2004-04-14 2011-03-01 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9566768B2 (en) 2007-12-17 2017-02-14 Kureha Corporation Thermally shrinkable laminate film for deep drawing, packaged article, and method for packaging of cheese
WO2009154263A1 (ja) * 2008-06-18 2009-12-23 宇部興産株式会社 突起部分を有する物品用包装フィルム
JP6270385B2 (ja) * 2013-09-10 2018-01-31 クリロン化成株式会社 無カール性多層フィルム
JP6270384B2 (ja) * 2013-09-10 2018-01-31 クリロン化成株式会社 無カール性多層フィルム
JP2020082678A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 クリロン化成株式会社 多層延伸フィルム及びその製造方法
JP7004023B2 (ja) * 2020-05-11 2022-01-21 住友ベークライト株式会社 積層フィルム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459244A (ja) * 1990-06-27 1992-02-26 Gunze Ltd 多層フィルム及びその製造法
JP2002036357A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Asahi Kasei Corp 熱収縮性フィルム
JP2003535733A (ja) * 2000-06-22 2003-12-02 呉羽化学工業株式会社 低温耐衝撃性ポリアミド系延伸配向多層フィルム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE181281T1 (de) * 1993-04-09 1999-07-15 Viskase Corp Käseverpackung,-folie,-beutel und verfahren zum verpacken von co2 atmenden nahrungsmitteln

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459244A (ja) * 1990-06-27 1992-02-26 Gunze Ltd 多層フィルム及びその製造法
JP2003535733A (ja) * 2000-06-22 2003-12-02 呉羽化学工業株式会社 低温耐衝撃性ポリアミド系延伸配向多層フィルム
JP2002036357A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Asahi Kasei Corp 熱収縮性フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006022266A1 (ja) 2006-03-02
JP4956189B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4471562B2 (ja) 深絞り包装方法
JP4931319B2 (ja) 低温耐衝撃性ポリアミド系延伸配向多層フィルムおよびその製造方法
JP4495264B2 (ja) 熱収縮性多層フィルム
US6815023B1 (en) Puncture resistant polymeric films, blends and process
JP4864177B2 (ja) 延伸多層フィルムケーシング
EP3224304B1 (en) Sealable and peelable polyester film
JP5013488B2 (ja) 熱収縮性多層フィルム及びそれを用いた包装材
US6777046B1 (en) Puncture resistant, high shrink films, blends, and process
JP4956189B2 (ja) 収縮性積層フィルム及びその製造方法
EP2067705B1 (en) Deep drawn packaging container and method for production of the packaging container
US20190134961A1 (en) Gas-barrier heat-shrinkable film
WO2000047406A1 (fr) Stratifie d'emballage
JP4889075B2 (ja) 深絞り包装用多層フィルムおよびそれからなる深絞り包装用容器
JP5166444B2 (ja) 深絞り用熱収縮性積層フィルム、包装体及びチーズの包装方法
WO2019002107A1 (en) VACUUM PELLPLAID ENVELOPES FOR SOFT PRODUCTS AND METHOD FOR PACKAGING VACUUM PACKAGING
JPS625061B2 (ja)
AU774244B2 (en) Puncture resistant polymeric films, blends and process
JP2001071435A (ja) スキンパック包装用フィルム
JPS625063B2 (ja)
JPH06191552A (ja) コンシユマーパック蓋用熱収縮性多層フイルム
JPS60232947A (ja) 熱収縮性多層フイルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees