JPWO2006006405A1 - 育児器具および幌 - Google Patents
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Abstract
幌1は、左右側面の開口状態をそれぞれ独立に調整できるようにしたものである。幌1は、幌本体2と、幌本体2の前方縁に接続されて座席の前方を覆う前カバー部材4と、前カバー部材4の左右の側縁に接続されて座席の左右の側面を覆う左側面カバー部材5および右側面カバー部材6とを備える。左右の側面カバー部材5,6は、前カバー部材4の上に重なるように折畳まれるものである。また、前カバー部材4および左右の側面カバー部材5,6の積層体3は、幌本体2の上面上に重なるように折畳まれるものである。
Description
この発明は、子供ベッド、育児椅子、乳母車、自動車用子供座席等の育児器具に関し、特に育児器具における子供受入空間の上方を覆う幌に関するものである。
アップリカ育児研究会監修のカタログ「2004年版 アップリカの育児書 赤ちゃん幸せの本」には、種々の育児器具が掲載されている。例えば、第99〜136頁に自動車用子供座席が掲載され、第137〜172頁に乳母車が掲載され、第173〜198頁に子守帯が掲載され、第198〜214頁に子供用ベッドおよび椅子が掲載されている。これらの育児器具のうち、戸外で使用される乳母車については、日除けのための幌が装備されている。
乳母車に取付けられる幌は、主として、座席に着座した子供を強い陽射しから保護する機能を有している。幌は、複数の幌骨と、この幌骨上に延在する幌布とを備える。このような幌を備えた乳母車は、市場に多く提供されている。その中に、座席内への通風を確保するために、幌布に通風窓を備えたものもある。
暑くて湿気の多い日には通風窓を開放することにより、座席内に涼感を与えることができる。一方、寒い日や風の強い日には、通風窓を閉鎖しておく必要がある。そのため、従来の通風窓付き幌を有する場合、窓を覆う柔らかい布製等のカバー部材を設けている。
幌に設けられる窓には、上記のような通風を意図したものと、座席内の子供の様子を透視できるようにすることを意図したものとがある。後者の場合、一般的には、幌布に開口を設け、この開口に透明フィルムを取付けている。陽射しは、透明フィルムを通過して座席内に入り込むので、この透明フィルムの窓も必要に応じて閉鎖できるようにするために、窓を覆う柔らかい布製等のカバー部材を設ける工夫がなされている。
特開2002−187554号公報は、幌を備えた乳母車を開示している。この公報に開示された幌は、陽射しの入射角度の変化に対応できるようにするために、幌の前方に突出する位置と、幌の内側に収容される位置とが選択可能に設けられた日除け部材を備える。
特開2002−187554号公報に開示された幌では、日除け部材によって幌前方から入射する陽射しの変化に対応しようとするものであるが、幌の側方の環境変化に対しては特に工夫を施していない。
戸外で使用される乳母車には、主として、日除けおよび風塵防止の観点から、幌が装備されることが多い。それに対して、室内で使用される育児器具の場合、日光や風を考慮する必要が無いので、子供受入空間の上部は完全に開放されている。しかしながら、本願発明者は、室内で使用される育児器具においても、子供受入空間の上部を覆う必要性があることを認識した。その理由は、次の通りである。
第1の理由は、目の発達が十分ではない乳児に関連するものである。生後間もない乳児は目の発達が十分ではなく、日中の室内の明るさが乳児の目に強すぎる刺激を与えるおそれがある。同様に、室内の照明器具の照明光も、乳児の目には強すぎる可能性がある。このような観点から、室内で使用される育児器具においても、生後間もない乳児を光の刺激から守るために、子供受入空間の上部を覆う必要がある。
第2の理由は、乳児の睡眠環境を整える観点からのものである。近年、乳幼児の睡眠環境は、非常に悪くなっている。これは、もっぱら母親の夜型化等に起因する。母親は、夜遅くまで照明をつけ、テレビを見ており、その横で乳児が寝ていることがある。照明光によって明るくされた雰囲気では、乳児は十分な睡眠を取ることができない。かかる観点から、室内で使用される育児器具においても、乳児が十分な睡眠を取るために、子供受入空間の上部を覆う必要がある。
第3の理由は、乳児の睡眠および覚醒のリズムに関連するものである。乳児は、一定の周期で睡眠と覚醒とを規則正しく繰り返す。このリズムはサーカディアンリズムと呼ばれ、体温変化によってもたらされていると言われている。ヒトの体温リズムが正確に動いているとすると、体温は、午後4〜7時に最も高く、夜になるに従い低下し、早朝の午前4〜7時に最低となり、再び上昇する傾向が見られる。乳児に対する規則正しい生体リズムを考慮すると、睡眠時においても昼夜の区別をしっかりとつけることが重要と思われる。具体的には、乳児が夜寝ているときには育児器具の子供受入空間を最も暗くし、昼寝の際には育児器具の子供受入空間を暗くしすぎないことが重要と思われる。かかる観点から、室内で使用される育児器具においても、規則正しい生体リズムを守るために、子供受入空間の上部を覆う必要がある。
この発明の目的は、乳児の健全な発育を促進することのできる育児器具を提供することである。
この発明の他の目的は、育児器具の子供受入空間の明るさを調節することのできる幌を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、幌の側方の環境変化に対して柔軟に対応できる育児器具の幌を提供することである。
この発明の一つの局面における育児器具は、子供受入空間を形成する本体と、子供受入空間の上方を覆うように本体に取り付けられる幌とを備える。幌は、子供受入空間の上方に広がる覆い部を含む。覆い部は、それぞれが透過光の照度調節機能を持つ複数の照度調節領域を含む。
上記構成の本発明によれば、幌の覆い部が複数の照度調節領域を有しているので、各照度調節領域を透過する光の照度を調節することにより、子供受入空間の明るさを複数の段階に調節できる。
一つの実施形態では、複数の照度調節領域は、左右に分かれて位置している。このような構成であれば、育児器具の左右の外部環境に応じて、柔軟に透過光の照度を調節できる。より柔軟に対応するために、好ましい実施形態では、複数の照度調節領域は、前後左右に分かれて位置している。
好ましくは、各照度調節領域は、内側に位置する内側シートと、内側シート上に重なる外側シートとを含む。外側シートは、開閉可能に設けられている。一つの実施形態では、内側シートは、メッシュ地である。また、一つの実施形態では、外側シートは、紫外線の透過を遮断する素材から作られている。
さらに、一つの実施形態では、幌は、本体に取り付けられる支持部材と、その下端部が支持部材に回動可能に連結される第1幌骨と、第1幌骨よりも後方に位置し、その下端部が支持部材に回動可能に連結される第2幌骨とを含む。覆い部は、第1幌骨よりも前方に位置する前方部と、第1幌骨と第2幌骨との間に位置する中央部と、第2幌骨よりも後方に位置する後方部とを含む。覆い部の前方部、中央部および後方部が、それぞれ、複数の照度調節領域を有している。
より具体的には、覆い部の前方部、中央部および後方部は、それぞれ、照度調節機能を持つ中間領域と、この中間領域の両側部に位置し、照度調節機能を持つ側部領域とを有している。好ましくは、上記の幌は、覆い部の後方部の下端縁に接続され、かつその前端部が支持部材に回動可能に連結される第3幌骨をさらに含む。
この発明の他の局面における育児器具の幌は、左右側面の開口状態をそれぞれ独立に調整できるにしたことを特徴とする。
この発明が適用されるべき育児器具の一例として乳母車を考えると、この乳母車の幌の本来の機能は、陽射しを遮ることにある。一方、幌の存在は、座席の通気性を阻害する。そこで、本発明では、左右側面の開口状態を独立に調整することにより、左右のいずれかの方向からの陽射しを遮ることができるようにし、また必要に応じて通気性を適度に調整できるようにしている。例えば、幌の左側方からの陽射しを遮りながら座席の通気性を確保しようとする場合には、幌の左側面の開口を閉じ、右側面の開口を開放する。また、左右側方からの陽射しの入射がなく、十分な通気性が必要なときには、左右側面の開口を開放する。さらに、座席内の子供を風や埃から守ろうとする場合には、左右側面の開口を閉じる。
また、幌の機能として、座席内の明るさを調整する機能も持たせたい。生後間もない乳幼児にとって、天気の良い日の戸外の明るさは眩しすぎる可能性がある。この場合にも、左右の側面の開口状態を調整することにより、座席内の明るさを調整することができる。
この発明の一つの実施形態に係る育児器具の幌は、幌本体と、幌本体の前方縁に接続されて座席の前方を覆う前カバー部材と、前カバー部材の左右の側縁に接続されて座席の左右側面を覆う左右の側面カバー部材とを備える。左右の側面カバー部材は前カバー部材の上に重なるように折りたたまれるものである。また、前カバー部材および左右の側面カバー部材の積層体は、幌本体の上面上に重なるように折りたたまれるものである。
上記構成の幌によれば、以下の4形態を実現できる。
(1)座席の前方および左右側面のすべてを開放する状態。
(2)座席の前方を閉じ、左右側面を開放する状態。
(3)座席の前方および左側面を閉じ、右側面を開放する状態。
(4)座席の前方および右側面を閉じ、左側面を開放する状態。
上記の実施形態において、好ましくは、幌本体は、その上面部分に開口窓を有しており、前カバー部材および左右の側面カバー部材の積層体は、開口窓を覆うように折りたたまれるものである。育児器具の一例としての乳母車を移動操作する母親等は、座席内の乳幼児の様子を目で観察できれば安心できる。この好ましい実施形態によれば、幌本体の上面部分の開口窓を開放することにより、母親等は座席内の乳幼児の様子を観察できる。
上記の実施形態において、好ましくは、幌本体の開口窓には、メッシュ地が張られている。メッシュ地は、明るさを緩和する機能を有しているので、座席内の明るさ調整をきめ細かく行なうことができるようになる。
上記の実施形態において、例えば、開口窓は幌本体の前方縁側を底辺とする三角形の形状を有している。これに対応して、前カバー部材および左右の側面カバー部材の積層体は、幌本体の前方縁側を底辺とする三角形の形状を有して開口窓を覆うように折りたたまれる。このような形態であれば、デザイン的に優れたものとなる。
この発明の他の実施形態に係る育児器具の幌は、左右側面にそれぞれ開口窓を有する幌本体と、左側面の開口窓を覆う左側面カバー部材と、右側面の開口窓を覆う右側面カバー部材とを備える。
上記の実施形態に係る幌によれば、以下の3形態を実現できる。
(1)左右の側面の開口窓を開放する状態。
(2)左側面の開口窓を閉じ、右側面の開口窓を開放する状態。
(3)右側面の開口窓を閉じ、左側面の開口窓を開放する状態。
上記の実施形態において、好ましくは、左右側面の開口窓に、それぞれメッシュ地が張られている。メッシュ地を張ることにより、座席内の明るさ調整をきめ細かく行なうことができるようになる。
この発明のさらに他の局面における幌は、逆U字形状を有し、その両端が育児器具本体に支持される第1幌骨と、第1幌骨よりも前方の領域に位置する第1幌布と、第1幌骨よりも後方の領域に位置する第2幌布とを備える。第1幌布は、第1下層布と、この第1下層布上に開閉可能に重なる第1上層布とを含む。第1上層布は、第1下層布の左側部領域を開閉可能に覆う第1左側部上層布と、第1下層布の右側部領域を開閉可能に覆う第1右側部上層布とを含む。第2幌布は、第2下層布と、この第2下層布上に開閉可能に重なる第2上層布とを含む。第2上層布は、第2下層布の左側部領域を開閉可能に覆う第2左側部上層布と、第2下層布の右側部領域を開閉可能に覆う第2右側部上層布とを含む。
上記構成の本発明によれば、第1左側部上層布、第1右側部上層布、第2左側部上層布および第2右側部上層布の開閉状態を調節することにより、子供受入空間の明るさを数段階に調整できる。従って、子供受入空間の明るさ調節により、乳児の健全な発育を促進することができる。
この発明の一つの実施形態では、幌は、第2幌布の後方縁を支持するように逆U字形状を有し、その両端が育児器具本体に支持される第2幌骨と、第2幌骨よりも後方の領域に位置する第3幌布とを備える。第3幌布は、第3下層布と、この第3下層布上に開閉可能に重なる第3上層布とを含む。第3上層布は、第3下層布の左側部領域を開閉可能に覆う第3左側部上層布と、第3下層布の右側部領域を開閉可能に覆う第3右側部上層布とを含む。
幌は、さらに、第3幌布の後方縁を支持するように逆U字形状を有し、その両端が育児器具本体に支持される第3幌骨を備えるものであってもよい。この場合、好ましくは、幌は、第1幌骨、第2幌骨および第3幌骨を回動可能に支持するベース支柱を備える。このベース支柱は、育児器具本体に取外し可能に接続される。
幌布の材質に注目すると、例えば、各下層布は、メッシュ地で形成され、各上層布は、光遮断効果の高い生地で形成される。
好ましくは、第1下層布は、上に捲りあげることができるようにされている。第1下巻層を上に捲り上げると、子供受入空間の前方は大きく開放される。
本発明が適用されるべき育児器具は、子供受入空間を形成する本体と、子供受入空間の上方を覆うように本体に取り付けられる幌とを備える。幌は、子供受入空間の上方に広がる覆い部を含み、この覆い部は、それぞれが透過光の照度調節機能を持つ複数の照度調節領域を含む。
育児器具には、子供ベッド、育児椅子、乳母車、自動車用子供座席等があるが、図1〜図12には育児器具の一例としての乳母車を示し、図13〜図27には育児器具の他の例としての室内用子供ベッドを示し、図28および図29には育児器具の一例としての乳母車の幌を示している。以下に、各実施形態の具体的な構造を説明する。
図1〜図8は、この発明の一実施形態に係る乳母車の幌1を示している。幌1は、左右側面の開口状態をそれぞれ独立に調整できるようにしたものである。より具体的に説明すると、幌1は、幌本体2と、幌本体2の前方縁に接続されて座席の前方を覆う前カバー部材4(図4参照)と、前カバー部材4の左右の側縁に接続されて座席の左右の側面を覆う左側面カバー部材5(図5参照)および右側面カバー部材6(図6参照)とを備える。左右の側面カバー部材5,6は、前カバー部材4の上に重なるように折りたたまれるものである(図3参照)。また、前カバー部材4および左右の側面カバー部材5,6の積層体3は、幌本体2の上面上に重なるように折りたたまれるものである(図1および図2参照)。
幌本体2は、その上面部分に開口窓7を有しており、この開口窓7にメッシュ地が張られている(図3〜図6参照)。メッシュ地の張られた開口窓7は、幌本体2の前方縁側を底辺とする三角形の形状を有し、前カバー部材4および左右の側面カバー部材5,6の積層体3は、幌本体2の前方縁側を底辺とする三角形の形状を有して開口窓7を覆うように折りたたまれる。
図7は、幌本体2の開口窓7と、前カバー部材4と、左側面カバー部材5と、右側面カバー部材6とを展開した状態の図解図であり、図8は、右側面カバー部材6を前カバー部材4上に重なるように折りたたんだ状態の図解図である。図示するように、前カバー部材4は、幌本体2の開口窓7に対してほぼ対称的な三角形の布地4aと、その両側に位置する小さな三角形のメッシュ地4bとを含む。左側面カバー部材5は、前カバー部材4のメッシュ地4bに接続された小さな三角形のメッシュ地5bと、その横に接続された小さな三角形の布地5aとを含む。右側面カバー部材6は、前カバー部材4のメッシュ地4bに接続された小さな三角形のメッシュ地6bと、その横に接続された小さな三角形の布地6aとを含む。
上記のように幌本体2の開口窓7にメッシュ地を張ることに加えて、前カバー部材4および左右の側面カバー部材5,6が部分的にメッシュ地を有することにより、座席の明るさおよび通気性をきめ細かく調整できる。
図8に示すように、右側面カバー部材6を折りたたむときには、前カバー部材4の一方のメッシュ地4bを布地4a上に重ならせ、さらに右側面カバー部材6のメッシュ地6bを前カバー部材4のメッシュ地4b上に重ならせ、さらに右側面カバー部材6の布地6aをメッシュ地6b上に重ならす。左側面カバー部材5の折りたたみ動作も同様である。
各カバー部材および各部の折りたたみ状態の形態を安定に維持するために、折りたたみ時に対面する部位に面ファスナ等の接合手段を設けるようにするのが好ましい。
次に、図1〜図6に示す各形態について簡単に説明する。
図1および図2に示す状態では、積層体3が幌本体2の開口窓7を覆うように位置している。座席の前方および左右側面は開放されているので、十分な通気性を確保できる。
図3は、積層体3を前方に垂らして幌本体2の開口窓7を開放している状態を示している。この形態を安定して維持するために、乳母車の前ガード部材8と前カバー部材4とを面ファスナ等の接合手段を介して接続するようにしてもよい。図3に示す状態では、幌本体2の上面の開口窓7が開放されているので、乳母車を移動操作する母親等は、この開口窓7を通して子供の様子を観察できる。また、上部から陽射しが入射する場合であっても、その陽射しは開口窓7に張られたメッシュ地を通過するので光強度が緩和される。また、左右の側面カバー部材5,6に加えて、前カバー部材4のメッシュ地4bも折りたたまれて前カバー部材4の布地上に重なっているので、座席の左右側面は大きく開放される。
図4は、前カバー部材4のメッシュ地4bを横に開き、左右の側面カバー部材5,6を前カバー部材4の下に重ねた状態を示している。この状態においても、座席の左右側面は開放されている。例えば、前方から陽射しが入射するような場合には、この幌の形態が採用される。
図5は、前カバー部材4および左側面カバー部材5を展開状態にし、右側面カバー部材6を前カバー部材4の下に重ねた状態を示している。この状態では、座席の右側面が開放されている。例えば、座席の左側方から陽射しが入射するような場合には、この幌の形態が採用される。
図6は、前カバー部材4および右側面カバー部材6を展開状態にし、左側面カバー部材5を前カバー部材4の下に重ねた状態を示している。この状態では、座席の左側面が開放されている。例えば、座席の右側方から陽射しが入射するような場合には、この幌の形態が採用される。
図9および図10は、この発明の他の実施形態に係る乳母車の幌10を示している。幌10は、上面にメッシュ地が張られた開口窓12を有する幌本体11と、開口窓12を覆うように設けられた積層体13とを備えている。図示するように、開口窓12および積層体13は、四角形の形状を有している。
図10に示すように、積層体13は、一辺が幌本体11に接続された四角形の前カバー部材14と、一辺が前カバー部材14に接続された四角形の左側面カバー部材15と、一辺が前カバー部材14に接続された四角形の右側面カバー部材16とを備える。
図9および図10に示す実施形態においても、周囲の環境の変化に対応して、幌の形態を柔軟に変化させることができる。
図11および図12は、この発明のさらに他の実施形態に係る乳母車の幌20を示している。ドーム形状の幌20は、左右側面にそれぞれ開口窓22を有する幌本体21と、左側面の開口窓22を覆う左側面カバー部材23と、右側面の開口窓を覆う右側面カバー部材とを備える。図示した実施形態では、左右側面の開口窓22にメッシュ地が張られている。また、左側面カバー部材23の両側辺と幌本体24とは、スライドファスナ24を介して離脱可能に接続されている。同様に、右側面カバー部材の両側辺と幌本体24とは、スライドファスナを介して離脱可能に接続されている。
図11に示す状態では、左側面カバー部材23が幌本体21の左側面の開口窓22を覆い、右側面カバー部材が幌本体の右側面の開口窓を覆っている。この形態は、例えば、座席内の乳幼児を風や埃から守ろうとするときや、座席内を暗くしようとするときに採用される。
図12に示す状態では、左側面カバー部材23が幌本体21の上面に重なるように折りたたまれ、左側面の開口窓22が開放されている。図では確認できないが、右側面カバー部材は幌本体の右側面の開口窓を覆ったままである。この形態は、例えば、右側方からの陽射しの入射を遮りながら、座席内にある程度の通気性を維持しようとするときに採用される。また、図11に示す形態と比較して、メッシュ地が張られた一方の側面開口22が露出しているので、座席はやや明るくなる。
図示していないが、右側面カバー部材を幌本体21の上面に重なるように折りたたみ、右側面の開口窓を開放する形態をとることもできる。この形態では、幌本体21の左側面の開口窓22は、左側面カバー部材23によって覆われたままである。この形態は、例えば、左側方からの陽射しの入射を遮りながら、座席内にある程度の通気性を維持しようとするときに採用される。
図13〜図16は、育児器具の他の例としての室内用子供ベッド200を示している。子供ベッド200は、ベッド状の形態と椅子状の形態とに切換え可能である。子供ベッド200の子供受入空間の上部は、幌100によって覆われている。図示した実施形態では、幌100は、子供受入空間を隙間無く覆う形状を有している。
具体的には、幌100は、逆U字形状を有し、その両端が子供ベッド200に支持される第1幌骨101と、第1幌骨101よりも前方の領域に位置する第1幌布110と、第1幌骨よりも後方の領域に位置する第2幌布120と、第2幌布120の後方縁を支持するように逆U字形状を有し、その両端が子供ベッド200に支持される第2幌骨102と、第2幌骨102よりも後方の領域に位置する第3幌布130と、第3幌布130の後方縁を支持するように逆U字形状を有し、その両端が子供ベッド200に支持される第3幌骨103とを備える。
図17は、第1幌骨101、第2幌骨102および第3幌骨103の基端部付近の構造を示している。第1、第2および第3幌骨101,102,103の基端部は、軸105を介して、ベース支柱104に回動可能に支持されている。ベース支柱104は、子供ベッド200に固定されている筒体201に取外し可能に受入れられている。好ましくは、隣接する幌骨間の展開角度を任意に調節できるようにするために、各幌骨は、任意の角度の位置で固定されることができるようになっている。
最も前方に位置する第1幌布110は、目の細かいメッシュ地で形成された第1下層布111と、第1下層布111の上に開閉可能に重なる第1上層布112a,112bとを含む。第1上層布は、第1下層布111の左側部領域を開閉可能に覆う第1左側部上層布112aと、第1下層布111の右側部領域を開閉可能に覆う第1右側部上層布112bとを含む。第1左右側部上層布112a,112bは、例えば、光遮断効果の高い生地で形成される。図示した実施形態では、第1下層布111の前方領域は、上層布112a,112bによって覆われていない。
図18に示すように、第1下層布111は、上に捲りあげて保持されることができるようになっている。この図18に示す状態では、子供受入空間の前方は完全に開放されている。
第1幌骨101と第2幌骨102との間に位置する第2幌布120は、メッシュ地の第2下層布121が張られた窓(図20および図21参照)と、この窓を開閉可能に覆う第2上層布122とを含む。第2上層布122は、例えば、光遮断効果の高い生地で形成されている。
第2上層布122は、第2下層布121の左側部領域を開閉可能に覆う第2左側部上層布122aと、第2下層布121の右側部領域を開閉可能に覆う第2右側部上層布122bとを含む。第2左側部上層布122aと第2右側部上層布122bとはスライドファスナー123を介して分離可能に接続されている。第2上層布122は、例えば面ファスナを介して、第2下層布121からなる窓の周囲に取外し可能に接合される。
第2幌骨102と第3幌骨103との間に位置する第3幌布130は、メッシュ地の第3下層布131が張られた窓(図24および図25参照)と、この窓を開閉可能に覆う第3上層布132とを含む。第3上層布132は、例えば、光遮断効果の高い生地によって形成されている。
第3上層布132は、第3下層布131の左側部領域を開閉可能に覆う第3左側部上層布132aと、第3下層布131の右側部領域を開閉可能に覆う第3右側部上層布132bとを含む。第3左側部上層布132aと第3右側部上層布132bとはスライドファスナー133を介して分離可能に接続されている。第3上層布132は、例えば面ファスナを介して、第3下層布131からなる窓の周囲に取外し可能に接合される。
図示した実施形態によれば、子供受入空間の明るさを、以下に記載するように、数段階に調節することができる。
図13〜図16に示す状態では、光遮断効果の高い各上層布112a,112b,122a,122b,132a,132bがそれぞれ下層布111,121,131を覆っているので、子供受入空間は最も暗くなる。この状態においても、子供受入空間の前方領域は、第1上層布112に覆われていないので、母親はメッシュ地の下層布111を通してベッド200内の子供を観察できる。
図18に示す状態では、前方に位置するメッシュ地の下層布111のみを上に捲り上げて保持している。この状態では、子供受入空間の前方領域が完全に開放されているので、図13に示す全閉状態に比べて子供受入空間は明るくなる。
図19に示す状態では、第1右側部上層布112bのみを上に捲り上げて第1下層布111の右側部領域を露出させている。この状態の子供受入空間は、図13に示す全閉状態に比べてやや明るい。
図20に示す状態では、第2左側部上層布122aを右側方に捲り上げて第2下層布121の左側部領域を露出させている。この状態の子供受入空間は、図13に示す全閉状態に比べてやや明るい。
図21に示す状態では、第2上層布120のスライドファスナー123を開いて第2左側部上層布122aと第2右側部上層布122bとを分離している。さらに、第2左側部上層布122aを左側方に捲り上げて第2下層布121の中央領域を露出させている。この状態の子供受入空間は、図13に示す全閉状態に比べてやや明るい。
図22に示す状態では、図21に示す状態から、さらに第2右側部上層布122bを右側方に捲り上げている。
図23に示す状態では、第2左側部上層布122aおよび第2右側部上層布122bをそれぞれ中央側に折り返すことにより、第2下層布121の左右の側部領域を露出させている。
図24に示す状態では、第3左側部上層布132aおよび第3右側部上層布132bをそれぞれ中央側に折り返すことにより、第3下層布131の左右の側部領域を露出させている。
図25に示す状態では、第3上層布のスライドファスナー133を開いて第3左側部上層布132aと第3右側部上層布132bとを分離している。さらに、第3左側部上層布132bおよび第3右側部上層布132aをそれぞれ左右の側方に折り返すことにより、第3下層布131の中央領域を露出させている。
上記のように、第1左側部上層布112a、第1右側部上層布112b、第2左側部上層布122a、第2右側部上層布122b、第3左側部上層布132aおよび第3右側部上層布132bの開閉状態を適宜調節することにより、子供ベッド200の子供受入空間の明るさを数段階に調節できる。
なお、幌100の立体的な形状を維持するために少なくとも1本の幌骨は必要であるが、第2幌骨102および第3幌骨103を省略することも可能である。この場合には、幌は、第1幌骨101と、その前後に位置する第1および第2幌布110,120とを有するだけのものとなる。
図26および図27は、幌の他の形態を示す図解図である。半円形の下層布301上に重なるように、4分の1円形状の左側上層布302および右側上層布303が設けられている。下層布301は、メッシュ地で形成されている。
左側上層布302のほぼ中央には、紐304が通されている。この紐304の先端は左側上層布302の下端縁に連結されている。同様に、右側上層布303のほぼ中央には、紐305が通されている。この紐305の先端は右側上層布303の下端縁に連結されている。
図26は、左右の上層布302,303によって下層布301の全面を覆っている状態を示している。この状態から、紐304および305を上方に引張ると、左右の上層布302および303の下端縁は上方に向かって引き上げられ、最終的に図27に示すように、左右の上層布302および303はリボン状の形態に折畳まれて下層布301を露出する。このように上層布302および303をリボン状に畳む構造は、デザイン的な興味を惹くものとなる。
図28および図29は、幌のさらに他の形態を示す図解図である。図28では、覆い部としての幌布406を想像線で示している。また、図29は、覆い部としての幌布406の図解的平面図である。
図28に示すように、幌400は、乳母車などの育児器具本体に着脱可能に取り付けられる支持部材401と、その下端部が支持部材401に連結軸402を介して回動可能に連結される逆U字形状の第1幌骨403と、第1幌骨403よりも後方に位置し、その下端部が支持部材401に連結軸402を介して回動可能に連結される逆U字形状の第2幌骨404と、第2幌骨404よりも後方に位置し、その前端部が連結軸402を介して回動可能に連結される逆U字形状の第3幌骨405とを含む。各幌骨403,404,405と支持部材401との当接部分には、例えば連結軸402を取り囲むようにラチェット係合部が形成されている。従って、各幌骨403,404,405は、任意の角度位置で固定し得るようになっている。
幌400の覆い部としての幌布406は、第1幌骨403よりも前方に位置する前方部410と、第1幌骨403と第2幌骨404との間に位置する中央部411と、第2幌骨404よりも後方に位置する後方部412とを含む。幌布406の前端縁は、例えば、育児器具の座席の前方部分に連結される。また、幌布406の後端縁を、育児器具の座席の後方部分に連結するようにするならば、第3幌骨405を省略してもよい。
好ましくは、覆い部406の前方部410、中央部411および後方部412が、それぞれ、複数の照度調節領域を有している。具体的には、図29の図解的平面図に示すように、覆い部406の前方部410、中央部411および後方部412は、それぞれ、照度調節機能を持つ中間領域410a,411a,412aと、この中間領域410a,411a,412aの両側部に位置し、照度調節機能を持つ側部領域410b,411b,412bとを有している。このような構造であれば、幌400の覆い部406を照度調節機能を持つ9領域に分割できるので、子供受入空間の明るさを任意かつ最適に調節することが可能となる。
なお、照度調節機能を持たせるための構造の一例は、各領域の覆い部を2重の布として、下層布をメッシュ地、上層布を紫外線透過遮断機能を持つ素材とする。
上述した各実施形態は、室内で使用される子供ベッド、車内に設置される自動車用子供座席、戸外で使用される乳母車等の育児器具に適用可能である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変更を加えることが可能である。
この発明は、明るさ調節機能を有する育児器具または幌として有利に利用され得る。
Claims (22)
- 子供受入空間を形成する本体と、
前記子供受入空間の上方を覆うように前記本体に取り付けられる幌とを備え、
前記幌は、前記子供受入空間の上方に広がる覆い部を含み、
前記覆い部は、それぞれが透過光の照度調節機能を持つ複数の照度調節領域を含む、育児器具。 - 前記複数の照度調節領域は、左右に分かれて位置している、請求項1に記載の育児器具。
- 前記複数の照度調節領域は、前後左右に分かれて位置している、請求項1に記載の育児器具。
- 前記各照度調節領域は、内側に位置する内側シートと、前記内側シート上に重なる外側シートとを含み、
前記外側シートは、開閉可能に設けられている、請求項1に記載の育児器具。 - 前記内側シートは、メッシュ地である、請求項4に記載の育児器具。
- 前記外側シートは、紫外線の透過を遮断する素材から作られている、請求項4に記載の育児器具。
- 前記幌は、前記本体に取り付けられる支持部材と、その下端部が前記支持部材に回動可能に連結される第1幌骨と、前記第1幌骨よりも後方に位置し、その下端部が前記支持部材に回動可能に連結される第2幌骨とを含み、
前記覆い部は、前記第1幌骨よりも前方に位置する前方部と、前記第1幌骨と前記第2幌骨との間に位置する中央部と、前記第2幌骨よりも後方に位置する後方部とを含み、
前記覆い部の前方部、中央部および後方部が、それぞれ、複数の照度調節領域を有している、請求項1に記載の育児器具。 - 前記覆い部の前方部、中央部および後方部は、それぞれ、照度調節機能を持つ中間領域と、この中間領域の両側部に位置し、照度調節機能を持つ側部領域とを有している、請求項7に記載の育児器具。
- 前記幌は、前記覆い部の後方部の下端縁に接続され、かつその前端部が前記支持部材に回動可能に連結される第3幌骨をさらに含む、請求項7に記載の育児器具。
- 左右側面の開口状態をそれぞれ独立に調整できるようにしたことを特徴とする、育児器具の幌。
- 幌本体と、
前記幌本体の前方縁に接続されて座席の前方を覆う前カバー部材と、
前記前カバー部材の左右の側縁に接続されて座席の左右側面を覆う左右の側面カバー部材とを備え、
前記左右の側面カバー部材は前記前カバー部材の上に重なるように折りたたまれるものであり、
前記前カバー部材および前記左右の側面カバー部材の積層体は、前記幌本体の上面上に重なるように折りたたまれるものである、育児器具の幌。 - 前記幌本体は、その上面部分に開口窓を有しており、
前記前カバー部材および前記左右の側面カバー部材の積層体は、前記開口窓を覆うように折りたたまれるものである、請求項11に記載の育児器具の幌。 - 前記開口窓には、メッシュ地が張られている、請求項12に記載の育児器具の幌。
- 前記開口窓は前記幌本体の前方縁側を底辺とする三角形の形状を有し、
前記前カバー部材および前記左右の側面カバー部材の積層体は、前記幌本体の前方縁側を底辺とする三角形の形状を有して前記開口窓を覆うように折りたたまれる、請求項12に記載の育児器具の幌。 - 左右側面にそれぞれ開口窓を有する幌本体と、
前記左側面の開口窓を覆う左側面カバー部材と、
前記右側面の開口窓を覆う右側面カバー部材とを備える、育児器具の幌。 - 前記左右側面の開口窓には、それぞれメッシュ地が張られている、請求項15に記載の育児器具の幌。
- 育児器具における子供受入空間の上方を覆う幌であって、
逆U字形状を有し、その両端が育児器具本体に支持される第1幌骨と、
前記第1幌骨よりも前方の領域に位置する第1幌布と、
前記第1幌骨よりも後方の領域に位置する第2幌布とを備え、
前記第1幌布は、第1下層布と、この第1下層布上に開閉可能に重なる第1上層布とを含み、
前記第1上層布は、前記第1下層布の左側部領域を開閉可能に覆う第1左側部上層布と、前記第1下層布の右側部領域を開閉可能に覆う第1右側部上層布とを含み、
前記第2幌布は、第2下層布と、この第2下層布上に開閉可能に重なる第2上層布とを含み、
前記第2上層布は、前記第2下層布の左側部領域を開閉可能に覆う第2左側部上層布と、前記第2下層布の右側部領域を開閉可能に覆う第2右側部上層布とを含む、育児器具の幌。 - 前記第2幌布の後方縁を支持するように逆U字形状を有し、その両端が育児器具本体に支持される第2幌骨と、
前記第2幌骨よりも後方の領域に位置する第3幌布とを備え、
前記第3幌布は、第3下層布と、この第3下層布上に開閉可能に重なる第3上層布とを含み、
前記第3上層布は、前記第3下層布の左側部領域を開閉可能に覆う第3左側部上層布と、前記第3下層布の右側部領域を開閉可能に覆う第3右側部上層布とを含む、請求項17に記載の育児器具の幌。 - 前記第3幌布の後方縁を支持するように逆U字形状を有し、その両端が育児器具本体に支持される第3幌骨を備える、請求項18に記載の育児器具の幌。
- 前記第1幌骨、第2幌骨および第3幌骨を回動可能に支持するベース支柱を備え、
前記ベース支柱は、育児器具本体に取外し可能に接続される、請求項19に記載の育児器具の幌。 - 前記各下層布は、メッシュ地で形成されており、
前記各上層布は、光遮断効果の高い生地で形成されている、請求項17に記載の育児器具の幌。 - 前記第1下層布は、上に捲りあげることができるようにされている、請求項17に記載の育児器具の幌。
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