JPWO2005120526A1 - 筋ジストロフィー進行抑制組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ホヤ類またはその加工物を有効成分として含んでなる、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる、組成物または飲食品に関する。本発明による組成物または飲食品は、日常生活において容易に摂取することができ、かつ、副作用の極めて少ないものである。また本発明は、筋ジストロフィーの症状もしくはこれに関連する状態の進行を抑制するかまたはそれを改善する方法も提供する。

Description

関連出願の参照
本願は、先行する日本国特許出願である特願2004−173637号(出願日:2004年6月11日)に基づくものであって、その優先権の利益を主張するものであり、その開示内容全体は参照することによりここに組み込まれる。
発明の背景
発明の分野
本発明は、筋ジストロフィー進行抑制組成物、すなわち、筋ジストロフィーの症状進行を抑制する効果を有する組成物に関する。詳しくは、本発明は、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる組成物に関する。
背景技術
筋ジストロフィー症は、進行性筋委縮と筋力低下とを主症状とする筋疾患であり、Becker型筋ジストロフィー症(BMD)と、Duchenne型筋ジストロフィー症(DMD)とに大別される。中でも、DMDは最も重篤であり、新生児は生後20〜30日齢で心不全または呼吸困難により死亡することがある。筋ジストロフィーは、新生児3,500人に1人の割合で発症することが知られている。その中の1/3は両親に遺伝的要素のない発症例であり、およそ10,000人に1人の割合で健常人夫婦から患児が生まれる可能性がある。
しなしながら、筋ジストロフィーに対して特に有効な治療方法は未だ得られていない。筋ジストロフィーに対して有効的な成分については、様々な研究がなされている。例えば、特開平10−167984号公報には、ヒト免疫グロブリンを主成分とする筋ジストロフィー治療剤が開示されている。また特開2001−072588号公報には、ポラプレジンクを活性成分として含む筋ジストロフィー治療剤が開示されている。
ホヤ(海鞘)は、海底の岩石などに着生する尾索動物の一種で、例えば日本国では、外被(被嚢)を除去した軟体部(筋肉および内蔵)を可食部として古くから食用に供している。ホヤには、栄養価値が高い成分や人体にとって有用な成分が豊富に含まれていることが知られているが、ホヤ類またはその加工物に含まれる成分の筋ジストロフィー症に対する影響または治療効果については、本発明者らの知る限り、これまで検討されていない。
発明の概要
本発明者らは今般、ホヤ類またはその加工物がジストロフィン欠損マウスの顕著な体重増加作用を有することを見出した。そしてこれに基づいて、本発明者らは、ホヤ類またはそれに由来する成分が、筋ジストロフィー症の症状の進行を抑制する効果を有することを見出した。本発明はこのような知見に基づくものである。
よって、本発明の目的は、日常生活において容易に摂取することができ、かつ、副作用の極めて少ない、医薬または飲食品として用いることのできる筋ジストロフィーの症状進行を抑制する効果を有する組成物を提供することである。
本発明による組成物は、ホヤ類またはその加工物を有効成分として含んでなるものであって、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる。また、本発明による筋ジストロフィー進行抑制組成物は、ホヤ類またはその加工物を有効成分として含んでなる。
本発明の好ましい態様によれば、このホヤ類の加工物は、乾燥粉末、抽出物、および酵素処理物からなる群より選択されるものである。また本発明の好ましい態様によれば、ホヤ類または加工物の原料は、ホヤの可食部、ホヤの外皮、およびホヤの内腔液からなる群より選択される。
また、本発明による組成物を飲食品に添加して、該組成物を含む飲食品として製品化することもできる。このため本発明によれば、本発明による組成物を含んでなる、飲食品が提供される。
よって、本発明によれば、前記有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる、飲食品が提供される。また、本発明によれば、前記有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善する機能が表示された、飲食品が提供される。
本発明による筋ジストロフィーの症状もしくはこれに関連する状態の進行を抑制するかまたはそれを改善する方法は、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態を発症しているか、または発症の疑いのある患者に、有効量のホヤ類またはその加工物を投与するかまたは摂取させることを含んでなる。
本発明によれば、筋ジストロフィーまたはこれに関連する疾患もしくは状態の進行抑制または改善に用いられる組成物を製造するための、ホヤ類またはその加工物の使用が提供される。
本発明によれば、有効成分を医薬品または飲食品として摂取することによって、筋ジストロフィー疾患者、特にDuchenne型の筋ジストロフィー疾患者に対し、体重増加、筋力増加といった症状の抑制効果、改善効果、さらには治療効果を示すことができる。また、本発明における有効成分であるホヤ類等は、古くから食品として利用されてきたものであり、その食経験から、毒性や副作用がないことは明らかである。このため、本発明による組成物、飲食品および方法は、副作用がほとんど無く、安全性に優れたものである。よって、本発明による組成物および飲食品は、日常生活において容易に摂取することができる。
は、正常マウス、およびmdxマウスのそれぞれに対して、ホヤ乾燥粉末を投与しない群および投与したの体重の変化を、経時的に測定した結果を示す。 は、本発明の組成物を投与していないmdxマウス(mdxマウスA群)の骨格筋の拡大倍率180倍の顕微鏡写真である。 は、本発明の組成物を投与したmdxマウス(mdxマウスB群)の骨格筋の拡大倍率180倍の顕微鏡写真である。
発明の具体的説明
ホヤ類およびその加工品
本発明においては、組成物および飲食品の有効成分として、ホヤ類またはその加工品が使用される。
ここで、ホヤ類は、食用に供することのできるものであれば特に制限はなく、例えば、マボヤ科マボヤ属(Halocynthia)に属するホヤ類が挙げられる。好ましくは、ホヤ類は、マボヤ(Halocynthia roretzi)、アカボヤ(Halocynthia Aurantiura)、およびそれらの混合物からなる群より選択されるから選択される。より好ましくは、ホヤ類は、マボヤである。
本発明においてホヤ類は、ホヤ類の可食部(外皮を除去した軟体部)、外皮、および内腔液を粉砕、破砕してそのまま用いることができる。よって本発明の好ましい態様によれば、ホヤ類または加工物の原料は、ホヤの可食部、ホヤの外皮、およびホヤの内腔液からなる群より選択される。そのままホヤ類を使用する場合には、その可食部を使用するのがより好ましい。
また本発明においては、ホヤ類は、保存安定性や、臭気低減化、および用途範囲の広さなどの点から、その加工物として用いることが好ましい。ここで、ホヤ類の加工品とは、ホヤ類を、慣用の手段により、医薬品や飲食品用途にホヤ由来の成分を使用するのに適した形態または状態のものをいい、例えば、乾燥粉末、抽出物、および酵素処理物等が挙げられる。よって本発明の好ましい態様によれば、ホヤ類の加工物は、乾燥粉末、抽出物、および酵素処理物からなる群より選択されるものである。これらは必要により組み合わせても良い。より好ましくは、ホヤの加工品は、ホヤ類の乾燥粉末である。
本発明において、ホヤ類を乾燥粉末とするにあたっての処理方法としては、真空凍結乾燥、噴霧乾燥、減圧乾燥のいずれの処理方法であってもよい。これらの処理法によって得られた乾燥粉末は臭気が極めて少なく、また、栄養素の変性、抽出ロスといったものも少ない。
真空凍結乾燥によるホヤ類の乾燥粉末化は、次のようにして行うことができる。まず、ホヤ類を適当な大きさや形状に切断や破砕などして凍結する。このとき凍結温度は特に制限はないが、フリーザーなどを用いることによって、例えば−20℃〜−50℃で凍結させることができる。その後、真空度1Pa〜50Pa(好ましくは1Pa〜10Pa)、乾燥温度30℃〜70℃(好ましくは50〜60℃)で水分活性が0.5以下となるようにして、真空凍結乾燥を行う。真空凍結乾燥は慣用の装置を使用して実施することができる。次いで、真空凍結乾燥処理により得られた乾燥体を、粉砕または破砕することによって、ホヤ類の乾燥粉末(凍結乾燥粉末)を得ることができる。また、真空凍結乾燥によるホヤ類の乾燥粉末化に際しては、必要に応じて、国際公開WO00/44246号パンフレットを参照することができる。なおこの記載は参照することにより本明細書に包含される。
噴霧乾燥によるホヤ類の乾燥粉末化は、次のようにして行うことができる。まず、ホヤ類を、例えばマスコロイダーやボールミルなどの常法に従ってペースト化する。その後、例えば、入り口熱風温度130℃〜200℃、出口排風温度50℃〜120℃、風量3〜7m/minの条件の噴霧乾燥機に、前記ペーストを導入することによって、ホヤ類の乾燥粉末を得ることができる。
また、減圧乾燥によるホヤ類の乾燥粉末化は、次のようにして行うことができる。まず、ホヤ類を、例えばマスコロイダーやボールミルなどの常法に従ってペースト化する。次いで、ペースト状物を減圧乾燥して、例えば、そのペースト状物をプレート上に薄く延ばし、圧力5×10〜10×10Pa、乾燥温度30〜50℃の条件下にて留置することによって、ホヤ類の乾燥粉末を得ることができる。
ホヤ類の抽出物は、ホヤ類を粉砕し、必要に応じて乾燥粉末化した後、水(好ましくは、温水)や有機溶媒(例えば、エタノール等)を抽出溶媒として、デカンテーションや濾過等の方法によって、0〜100℃の温度条件下にて抽出して得ることができる。得られた抽出液は、そのままホヤ類の抽出物として使用しても良いが、好ましくは、さらにこの抽出液を濃縮または乾燥粉末化し、得られたものを抽出物として使用する。抽出物は、抽出溶媒により、水抽出物と有機溶媒抽出物に分類することができる。
ホヤ類の酵素処理物は、まず、ホヤ類を粉砕し、必要に応じて緩衝液などで調整した後、酵素としてトリプシン、キモトリプシン、ペプシン、およびアクチナーゼからなる群より選択される少なくとも1種のものを添加して、ホヤ類を酵素分解することによって、得ることができる。酵素処理する場合の温度、pH等の周囲条件は、酵素の種類、使用するホヤ類の種類、その部位等に応じて当業者であれば適宜選択することができる。必要に応じて、さらにその酵素分解されたホヤ類を、濃縮または乾燥粉末化し、これをホヤ類の酵素抽出物として好ましく使用することができる。
用途
本発明による有効成分は、筋ジストロフィー症の進行を抑制する効果を有する。すなわち、後述する実施例に示されるように、ホヤ類から調製された乾燥粉末は、ジストロフィン欠損マウスに対して顕著な体重増加作用を実際に示した(図1)。また、本発明による有効成分の投与群と非投与群のマウスの組織所見より、本発明による組成物によって病態の進行が軽減されたことが実際に確認された(図2および3)。このように、ホヤ類の乾燥粉末は、筋ジストロフィー症の進行を抑制する効果を実際に示した。よって、本発明における有効成分は、筋ジストロフィー疾患者に対し、体重増加、筋力増加といった症状の進行抑制、症状の緩和、改善効果をもたらすことができ、さらには治療効果も期待できる。また本発明の有効成分は、日本国等においてヒトが古くから食品として利用されてきたものであることから、毒性も低く、哺乳動物(例えば、ヒト、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、ブタ、サル等)に対し安全に用いることができる。
したがって、本発明による有効成分は、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いることができる。ここで、症状または状態の「進行抑制または改善」とは、症状または状態の、調節、進行の抑制、遅延、緩和、改善、症状等の再進行の予防などを包含する意味で使用される。
またここで、「筋ジストロフィー」は、好ましくは、進行性筋ジストロフィーであり、ここには、Becker型筋ジストロフィー症(BMD)と、Duchenne型筋ジストロフィー症(DMD)とが包含される。本発明の好ましい態様によれば、筋ジストロフィーは、Duchenne型筋ジストロフィー症である。また、筋ジストロフィーの「症状またはこれに関連する状態」とは、筋ジストロフィーを発症しているか、またその可能性のある場合に見られる症状または状態を意味する。
また本発明によれば、前記したように、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態を発症しているか、またはその発症の疑いのある患者に、有効量のホヤ類またはその加工物を投与するかまたは摂取させることを含んでなる、筋ジストロフィーの症状もしくはこれに関連する状態の進行を抑制するかまたはそれを改善する方法が提供される。ここで「有効量」とは、症状または状態の進行を抑制するか、または改善するために、その効果を発揮する上で少なくとも必要とされる有効成分の量を意味する。
組成物または飲食品
本発明による組成物は、前記したいように、ホヤ類またはその加工物を有効成分として含んでなるものである。
ここで「有効成分として含んでなる」とは、所望する製品形態に応じた生理学的に許容されうる担体を含んでいてもよいことは当然として、併用可能な他の補助成分を含有する場合も包含する意味である。すなわち、本発明による組成物は、有効成分であるホヤ類またはその加工物を用いて、必要に応じて、生理学的に許容されうる担体、賦形剤、結合剤、希釈剤などと混合することにより製造できる。本発明による組成物は、経口または非経口的に投与または摂取することができる。経口用の形態としては、食品、顆粒剤、散剤、錠剤(糖衣錠を含む)、丸剤、カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤が挙げられる。非経口用の形態としては、注射剤、点滴剤、外用剤、坐剤が挙げられる。これらの製剤は、当該技術分野で通常行われている手法により、薬学的に許容される担体(例えば、賦形剤、添加剤)とともに製剤化することができる。薬学的に許容される担体としては、賦形剤、結合剤、香料、緩衝剤、増粘剤、着色剤、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、崩壊剤、滑沢剤、防腐剤等が挙げられる。具体例としては、例えば、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、低融点ワックス等が挙げられる。
また併用可能な他の補助成分としては、例えば、ビタミン成分(例えば、ビタミンC、ビタミンE、タウリン)、抗生物質、グリコーゲン、アミノ酸類、ペプチド類、ミネラル類(例えば、亜鉛、鉄、銅、マンガンなど)などが挙げられる。
製剤の内、例えば経口剤は、下記のようにして製造できる。有効成分に、例えば賦形剤(例えば、乳糖、白糖、デンプン、マンニトール)、崩壊剤(例えば、炭酸カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム)、結合剤(例えば、α化デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニールピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース)、または滑沢剤(例えば、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール)を添加して圧縮成形し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性もしくは持続性の目的のために慣用の方法でコーティングすることによって、経口剤を製造することができる。コーティング剤としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリオキシエチレングリコールなどを用いることができる。
また例えば、注射剤は、有効成分を、分散剤、保存剤、等張化剤などと共に水性溶剤(例えば、蒸留水、生理的食塩水等)または油性溶剤(例えば、植物油、プロピレングリコール)などに溶解、懸濁または乳化することにより製造することができる。外用剤や坐剤等の他の製剤も慣用の方法により製造することができる。
製剤化にあたっては、本発明による有効成分以外の1種以上の医療上有効な有効成分をさらに添加し配合してもよい。また本発明による有効成分の投与にあたっては、本発明による有効成分以外の1種以上の医療上有効な有効成分を組み合わせて投与してもよい。このような他の有効成分としては、例えば、蛋白同化ホルモン、成長ホルモン、カルシウム拮抗剤、プロテアーゼ阻害剤、ダントロレンナトリウム等が挙げられる。
本発明による組成物は、医薬品への適用のみならず、食品への適用も意図されている。よって、本発明による飲食品は、本発明による有効成分を有効量含んでなるものである。
ここで「有効成分を有効量含んでなる」とは、個々の飲食品を通常喫食される量摂取した結果、有効成分としての効果を発揮しうるような量で有効成分を含有することをいう。本発明による飲食品には、本発明による有効成分をそのまままたは上記のような組成物の形態で、飲食品に配合してもよい。また、本発明による飲食品は、本発明による有効成分に安定剤等の慣用の添加成分を加えて飲食品として調製したもの、各種タンパク質、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類等をそれらにさらに配合して調製したもの、液状、半液体状若しくは固体状にしたもの、ペースト状にしたもの、または、一般の飲食品へ添加したものであってもよい。
本発明において、「飲食品」は、医薬以外のものであって、哺乳動物が摂取可能なものであれば特に制限はなく、その形態も液状、半液体状または固体状のいずれのものであってもよい。このため飲食品には、例えば飲料の形態も包含される。飲食品はまた、サプリメントのような栄養補助食品の錠剤形態であってもよい。
本発明において「飲食品」には、健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養補助食品、疾病リスク低減表示を付した食品、または、病者用食品のような分類のものも包含される。さらに「飲食品」という用語は、ヒト以外の哺乳動物を対象として使用される場合には、飼料を含む意味でここで用いてもよい。ここでいう特定保健用食品とは、高血圧性の臓器障害、またはそれらに伴う疾患または状態の予防、改善、状態の緩和等を目的として食品の製造または販売等を行う場合に、保健上の観点から、各国において法上の何らかの制限を受けることがある食品をいう。このような食品は、食品が疾病リスクを低減する可能性があること表示した食品、すなわち、疾病リスク低減表示を付した食品であることもできる。ここで、疾病リスク低減表示とは、疾病リスクを低減する可能性のある食品の表示であって、FAO/WHO合同食品規格委員会(コーデックス委員会)の定める規格に基づいて、またはその規格を参考にして、定められた表示または認められた表示であることができる。
本発明による有効成分は、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善作用を有する。このため、日常生活で摂取する食品、健康食品、機能性食品、サプリメント(例えば、カルシウム、マグネシウム等のミネラル類、ビタミンK等のビタミン類を1種以上含有する食品)に本発明の有効成分を配合することにより、前記作用に基づく機能を併せ持つ食品を提供することができる。
本発明によれば、前記したように、本発明における有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる飲食品が提供される。
本発明の別の態様によれば、本発明における有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善する機能が表示された飲食品が提供される。ここで飲食品に付される機能表示は、例えば、製品の本体、容器、包装、説明書、添付文書、または宣伝物のいずれかにすることができる。
本発明による飲食品の具体例としては、ジュース、清涼飲料水、茶飲料、機能性飲料等の各種飲料;ビール等のアルコール飲料;飯類、麺類、パン類およびパスタ類等の炭水化物含有食品;魚肉ハム、ソーセージ、水産練り製品等の練製品;カレー、あんかけ、中華スープ等のレトルト製品;スープ;牛乳、乳飲料、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト等の乳製品;みそ、ヨーグルト、乳酸菌、発酵飲料、漬け物等の発酵物;豆製品;クッキーなどの洋菓子類、饅頭や羊羹等の和菓子類、キャンディー類、ガム類、プリンなどの冷菓や氷菓などの各種菓子類等が挙げられる。
本発明による飲食品の製造に当たっては、通常の飲食品の処方設計に用いられている糖類、香料、果汁、食品添加剤、安定剤などを適宜添加することができる。飲食品の製造は、当該技術分野に公知の製造技術を参照して実施することができる。本発明による飲食品は様々な形態を取ることができ、公知の医薬品の製造技術に準じて本発明による飲食品を製造してもよい。その場合には、本発明による組成物の製造の項目において述べたような担体や製剤用添加剤を用いて製造することができ、具体的には、経口剤の欄に記載された担体や製造用添加剤を用いて製造することができる。また、本発明における機能以外の機能を発揮する他の成分あるいは他の機能性食品と組み合わせることによって、多機能性の飲食品としてもよい。
本発明による組成物は、有効成分(例えばホヤ類の乾燥粉末)を、組成物全量に対して、0.1〜100重量%含んでなることが好ましく、80〜100重量%含んでなることがより好ましい。
本発明による組成物を飲食品に添加して使用する場合、飲食品中への該組成物の添加量は、0.05〜50質量%とすることが好ましく、1〜5質量%とすることがより好ましい。
本発明による組成物および飲食品を投与または摂取する場合、本発明による有効成分の投与量または摂取量は、受容者、受容者の年齢および体重、症状、投与時間、剤形、投与方法、薬剤の組み合わせ等に依存して決定できる。例えば、本発明による有効成分を経口投与または経口摂取する場合、ホヤ類の乾燥粉末量として、成人1人の一日当たり摂取量が、50〜5000mgの範囲であることが好ましく、1000〜2000mgであることがより好ましい。これらは、一日1または数回の投与単位に分割して投与することができる。なお、これらの投与量または摂取量は、成人の体重を60kgと仮定して、体重60kgの成人1人1日あたりの有効成分の投与量もしくは摂取量として、必要に応じて計算することによって算出ことができる。
本発明を以下の例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
製造例: ホヤの乾燥粉末の製造
日本国東北地方の三陸海岸で収穫されたマボヤを、漁獲後速やかに外皮と軟体部に分離し、分離した軟体部を水洗いした後、−35℃の冷凍庫に入れ、凍結させた。
この凍結物を真空凍結乾燥機に入れて、真空度25Pa以下の条件で、−35℃から40℃まで上昇させて、24時間乾燥を行い、乾燥ホヤを得た。得られた乾燥ホヤを粉砕機で粉砕し、平均粒径約50μmの乾燥粉末を得た。
試験例
製造例で得られたホヤの乾燥粉末を試料として、生後14日目のジストロフィン欠損マウス(以下、mdxマウスという)(C57BL/10−mdx、日本クレア株式会社より入手可能)と、生後14日目の正常なマウスとを用いて下記試験を行った。なお、固形飼料としては、表1に示す組成のものを用いた。
最初の6日間は、予備飼育として水、および固形飼料Iを適宜摂取させた。予備飼育期間終了後、mdxマウスおよび正常マウスを、2群(n=6)に分けた。A群のmdxマウスおよび正常マウスには、更に継続して固形飼料Iを40日間自由摂取させ、B群のmdxマウスおよび正常マウスには、固形飼料Iに製造例で得られたホヤ乾燥粉末を1質量%添加した固形飼料IIを、40日間自由摂取させた。
試験群をまとめると下記の通りである。
正常マウスA群: 正常マウスに固形飼料Iと水を与えて自由摂取させた。
正常マウスB群: 正常マウスにホヤ乾燥粉末を1質量%添加した固形飼料IIと水を与えて自由摂取させた。
mdxマウスA群 :mdxマウスに固形飼料Iと水を与えて自由摂取させた。
mdxマウスB群 :mdxマウスにホヤ乾燥粉末を1質量%添加した固形飼料IIと水を与えて自由摂取させた。
評価A: マウス体重
上記飼育期間中の各群のマウス体重の経時変化を観察した。
結果は図1に示される通りであった。
図1の結果より、正常マウスにおいては、A群、B群のいずれも良好な体重増加を示した。一方、mdxマウスは、体重増加量が減少する傾向があるものの、本発明の組成物であるホヤ乾燥粉末を投与したB群のmdxマウスは、未投与であるA群のmdxマウスよりも体重の増加率が大きかった。このため、ホヤ乾燥粉末には、筋ジストロフィー症に対する抑制効果があることが認められた。
評価B: 組織観察
試験終了後、A群およびB群のmdxマウスの骨格筋切片を採取し、ヘマトキシリン・エオシン(HE)染色を行って、光学顕微鏡で筋繊維の観察した。
結果は図2および図3に示されるとおりであった。図2は、mdxマウスA群の骨格筋切片の180倍拡大写真を示し、図3は、mdxマウスB群の骨格筋切片の180倍拡大写真を示す。
図2に示されるように、mdxマウスA群の骨格筋組織には、筋ジストロフィー症を発症した場合に特有の黒い小斑点が散在していることが観察された。すなわち、mdxマウスA群の骨格筋組織には、筋繊維の崩壊、再生筋繊維(中心核繊維)の増加、湿潤細胞の増加が観察され、筋肉組織の劣化を表す所見が得られた。
したがって、A群のmdxマウスは筋ジストロフィー症によって筋繊維の崩壊、再生筋繊維の増加、湿潤細胞の増加が認められた。
一方、図3に示されるように、本発明による組成物を投与したB群のmdxマウスの骨格筋組織には、筋ジストロフィー症を発症した場合に特有の黒い小斑点が大幅に減少していることが観察された。すなわち、mdxマウスB群の骨格筋組織では、筋崩壊の割合が減少するとともに、再生筋繊維(中心角繊維)の割合も減少した。また湿潤細胞の割合についても減少している組織像が多く観察された。
したがって、本発明の組成物の投与により、病態の進行が軽減されることが認められた。

Claims (17)

  1. ホヤ類またはその加工物を有効成分として含んでなる、筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる、組成物。
  2. ホヤ類がマボヤ科マボヤ属に属するものである、請求項1に記載の組成物。
  3. ホヤ類が、マボヤ、アカボヤ、およびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。
  4. ホヤ類の加工物が、乾燥粉末、抽出物、および酵素処理物からなる群より選択されるものである、請求項1に記載の組成物。
  5. ホヤ類または加工物の原料が、ホヤの可食部、ホヤの外皮、およびホヤの内腔液からなる群より選択される、請求項1または4に記載の組成物。
  6. 医薬である、請求項1に記載の組成物。
  7. 請求項1に記載の有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、
    筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる、飲食品。
  8. 請求項1に記載の有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、
    筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善する機能が表示された、飲食品。
  9. 健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養補助食品、疾病リスク低減表示が付された食品、または病者用食品である、請求項7または8に記載の飲食品。
  10. 筋ジストロフィーの症状またはこれに関連する状態を発症しているか、またはその発症の疑いのある患者に、有効量のホヤ類またはその加工物を投与するかまたは摂取させることを含んでなる、筋ジストロフィーの症状もしくはこれに関連する状態の進行を抑制するかまたはそれを改善する、方法。
  11. ホヤ類がマボヤ科マボヤ属に属するものである、請求項10に記載の方法。
  12. ホヤ類が、マボヤ、アカボヤ、およびそれらの混合物からなる群より選択される、請求項10に記載の方法。
  13. ホヤ類の加工物が、乾燥粉末、抽出物、および酵素処理物からなる群より選択されるものである、請求項10に記載の方法。
  14. ホヤ類または加工物の原料が、ホヤの可食部、ホヤの外皮、およびホヤの内腔液からなる群より選択される、請求項10または13に記載の方法。
  15. 筋ジストロフィーまたはこれに関連する疾患もしくは状態の進行抑制または改善に用いられる組成物を製造するための、ホヤ類またはその加工物の使用。
  16. ホヤ類の加工物が、乾燥粉末、抽出物、および酵素処理物からなる群より選択されるものである、請求項15に記載の使用。
  17. ホヤ類または加工物の原料が、ホヤの可食部、ホヤの外皮、およびホヤの内腔液からなる群より選択される、請求項15または16に記載の使用。
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