JPWO2005115907A1 - エレベータ駆動用ベルト装置 - Google Patents

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Abstract

ベルトとプーリ相互間に油や水が付着しても、乗カゴの停止状態が維持させるべく、静止保持能力を向上させたエレベータ駆動用ベルト装置を提供する。複数のプーリ1,2,3にベルト4を掛け渡して、プーリ1,2,3の回転によりベルト4を回転させるエレベータ駆動用ベルト装置であって、ベルト4における少なくとも駆動用プーリ1との接触面の摩擦係数が0.6〜3.0に設定され、前記接触面が硬度(IRHD)65〜95で且つテーバー磨耗(ISO547−1−1999 条件:磨耗輪H18、荷重1kg、1000回転)が5〜300mm3の耐磨耗性を有するゴムから構成されている。

Description

本発明は、エレベータ駆動用ベルト装置に関する。
近年、エレベータ駆動装置に新方式のものが開発され、特許出願されている(例えば特許文献1)。
上記エレベータ駆動装置9は、図10に示すように、一端側にエレベータの乗カゴ90が、他端側にバランスウエイト91がそれぞれ取付けられたエレベータロープ92がシーブ93に掛けられ、前記シーブ93に巻付いているエレベータロープ92の円弧状領域に、複数の平プーリ94で張設されたエレベータ駆動用のベルト95を圧接させ、前記平プーリ94のうちの一つをモータで回転駆動させることにより乗カゴ90が昇降するようにしてある。
このような方式のエレベータ駆動装置は、ベルト95の回転駆動源であるモータを比較的小型のもので間に合う等のメリットがある。
しかしながら、上記エレベータ駆動装置9では、ベルト95又はこれが張設されている平プーリ94に油や水が付着していると、これら相互間の摩擦係数が低下して、静止保持能力が低下する。前記静止保持能力が極端に低下した場合にはシーブ93の回転を静止することができず、乗カゴが停止の状態を維持できないという極めて好ましくない状態を招くことになる。
特開2003−252554号公報
本発明の課題は、ベルトとプーリ相互間に油や水が付着しても、乗カゴの停止状態を維持させるべく、静止保持能力を向上させたエレベータ駆動用ベルト装置を提供することである。
本発明は、複数のプーリにベルトを掛け渡して、プーリの回転によりベルトを回転させるエレベータ駆動用ベルト装置であって、前記ベルトは、少なくとも駆動用プーリとの接触面の摩擦係数が0.6〜3.0に設定され、ベルトの前記接触面が硬度(IRHD)65〜95且つテーバー磨耗(ISO547−1−1999 試験条件:磨耗輪H18、荷重1kg、1000回転)が5〜300mm3の耐磨耗性を有するゴムから構成されている。
本発明のエレベータ駆動用ベルト装置では、ベルトとプーリとの接触面の摩擦係数、前記接触面を形成するゴム層の硬度及びテーバー磨耗を、上記のように設定しているので、ベルトのプーリとの接触面の磨耗が防止できると共に、ベルトとプーリ相互間の静止保持能力が向上する。このため、たとえベルトと平プーリ相互間に油や水が付着しても、乗カゴの停止状態を維持させ得る。
前記プーリは、駆動用プーリと従動用プーリとからなり、少なくとも駆動用プーリの周面には、その円周方向に対してローレット目が直交ないし斜めとなるローレット加工を施してあるのがよい。ローレット加工によって形成されるローレット目のモジュールは0.2〜0.5mmであることが好ましい。さらに、前記ローレット目がプーリの円周方向に対して30°〜45°の角度で形成されていることが好ましい。
上記のようにプーリの周面にローレット加工を施せば、プーリに刻まれたローレット目にベルトが食い込むことで、静止保持能力が向上し、またベルトやプーリに油や水が付着していても、ローレット溝に前記油や水が逃げるので静止保持能力が向上する。
本発明のエレベータ駆動用ベルト装置は、ベルトにおけるプーリとの接触面を形成するゴムが、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、水素化ニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴムおよび天然ゴムから選ばれる1種または2種以上を複合したゴムであることが好ましい。
本発明のエレベータ駆動用ベルト装置によると、静止保持能力が向上するので、ベルトとプーリ相互間に油や水が付着しても、乗カゴの停止状態を維持させ得る。
本発明のエレベータ駆動用装置の一実施形態を示す概念図。 エレベータ駆動用装置の駆動用プーリの周面に形成されたローレット加工の一例を示しており、(a)はひら目模様のローレット目を、(b)はあや目模様のローレット目をそれぞれ示す概念図。 エレベータ駆動用装置のプーリとベルトとの関係を示す断面図。 摩擦係数の測定方法を示す説明図。 エレベータ駆動用装置のプーリとシーブとベルトとの関係を示す断面図。 本発明の他の実施形態にかかるベルトを示す断面図。 本発明の他の実施形態にかかるベルトの設置状態を示す概念図。 本発明のさらに他の実施形態にかかるベルトの設置状態を示す概念図。 ベルト裏面の磨耗量測定に使用する装置の概念図。 従来のエレベータ駆動用装置の概念図。
符号の説明
1 駆動用プーリ
2 従動用プーリ
3 従動用プーリ
4 ベルト
5 シーブ
6 エレベータロープ
7 乗カゴ
8 バランスウエイト
10 プーリ本体
12 周面
13 ローレット目
以下、本発明のエレベータ駆動用ベルト装置の一実施形態を、図1〜5を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、エレベータ駆動用装置20は、一端にエレベータの乗カゴ7が、他端にバランスウエイト8がそれぞれ取付けられたエレベータロープ6がシーブ5に掛けられ、このシーブ5に巻付いているエレベータロープ6の円弧状領域に、駆動用プーリ1及び従動用プーリ2,3で張設されたベルト4を圧接させ、前記駆動用プーリ1をモータで回転駆動させることにより乗カゴ7が昇降するようになっている。
駆動用プーリ1は、図2(a),(b)に示すように、プーリ本体10の周面12にローレット目13が形成されている。このローレット目13は、プーリ本体10の周面12の円周方向に対して斜め(例えば図2(a),(b)に示す角度αが30〜45°)に傾斜して刻まれている。ローレット目13のモジュールは0.2〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.5mmであるのがよい。モジュールは、式:m=t/π(ただし、mはモジュール、tはローレット目13のピッチを示す。πは円周率である。)から求められる(JIS B 0951)。モジュールは、一般に、ピッチの大きさを表しており、値が大きいほどピッチも大きくなる。なお、ローレット目13は前記円周方向に対して直交していてもよく、一般にはαが30°〜90°の範囲であればよい。ただし、図2(b)に示すあや目模様のローレット目13では、αは90°未満である。
従動用プーリ2,3は、上記駆動用プーリ1と同じであるが、直径、幅などは駆動用プーリ1と異なっていてもよい。従動用プーリ2,3は駆動用プーリ1と同様なローレット加工を施してもよく、あるいはローレット加工を施さなくてもよい。
ベルト4は、駆動用プーリ1との接触面(ベルト4の裏面に相当する。)の摩擦係数が0.6〜3.0に設定される。また、ベルト4は、従動用プーリ2,3との接触面の摩擦係数が0.4〜3.0に設定される。ベルト4の前記接触面は、硬度(IRHD:International Rubber Hardness Degree、国際ゴム硬さ)が65〜95、且つテーバー磨耗が5〜300mm3の耐磨耗性を有するゴム材から構成してある。
テーバー磨耗は、ISO547−1−1999に規定に準じて、磨耗輪H18を荷重1kgで1000回転させて測定したものである。磨耗輪「H18」はJIS K 6264(ISO547‐1−1999)に規定される磨耗輪を示す記号である。
ベルト4は、図3に示すように、クロロプレン製のゴム層41と、ポリアミド製の帆布(織布)42と、クロロプレンゴム製の薄ゴム層43と、クロロプレン製のゴム層にアラミドコードを埋設してなるコード埋設層44と、ポリアミド製の帆布(織布)45と、クロロプレン製の薄ゴム層46とを積層一体化して成るエンドレスのものである。シーブ5と対向又は接触する面には、エレベータロープ6が嵌まり込む複数の周溝40を形成してある。
ゴム層41、43、46の材料としては、上記クロロプレンゴムの他、例えば、ウレタンゴム(例えばミラブルウレタンゴム)、ニトリルゴム、ポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、水素化ニトリルゴム(H−NBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、および天然ゴムから選ばれる1種または2種以上を複合したゴムが使用可能である。なお、前記ゴム層4のうち少なくとも駆動用プーリ1及び従動用プーリ2,3との接触面を形成する部分のみ、すなわちゴム層46のみを上記ゴム材で構成させることもできる。また、2種以上を複合したゴムとは、混合または積層をいう。
ベルト4と、駆動用プーリ1との接触面の摩擦係数を0.6〜3.0に設定するためには、例えばローレット目の数や深さ、角度(α)などを調整すればよい。また、ベルト4と、ローレット加工が施されない従動用プーリ2,3との接触面の摩擦係数を調整するには、例えばプーリ表面の材質(例えばウレタン樹脂など)、表面粗さなどを変更すればよい。
摩擦係数は、いわゆるベルト移動法またはプーリ回転法にて測定することができる。ベルト移動法では、図4に示すように、プーリ1,2または3は回転せずに固定されており、このプーリに掛け渡したベルト4の一端に取付けられた重錘10による張力Ts(Tension of slack side)、およびベルト4が矢印12の方向に移動したときにロードセル11に示される張り張力Tt(Tension of tight side)から次式により摩擦係数を求める。ベルト4の移動速度は30mm/秒程度であるのがよい。
Figure 2005115907

Tt:ロードセル11により測定された張力(N)
Ts:ベルト4の一端に取付けられた重錘による張力(N)
μ:ベルトとプーリ間の見かけの摩擦係数
θ:ベルトとプーリとの接触角(rad)

プーリ回転法は、ベルトを固定して、プーリを回転させる他は、ベルト移動法と同様にして摩擦係数を求める。
シーブ5の周面には、エレベータロープ6が嵌まりこむ複数の周溝を設けることが好ましい。本実施形態において、シーブ5は、図5に示すように、その周面にエレベータロープ6が嵌まりこむ3本の周溝52を設けてある。
(他の実施形態)
上記ベルト4が、外面側に複数本の周溝を有する板状ゴム部材内に樹脂製帆布(織布)及び複数の樹脂コードを埋設して構成されたものとしてもよい。図6には、外面側に三本の周溝40を有する板状ゴム部材47内に樹脂製帆布(織布)48及び複数の樹脂コード49を埋設して構成されたベルト4を示している。
図7および図8は、本発明の他の実施形態を示している。図7に示すエレベータ駆動用装置21では、駆動用プーリ1及び従動用プーリ2のみで張設されたベルト4を、シーブ5に巻付いているエレベータロープ6の円弧状領域に圧接させている。このエレベータ駆動用装置21のように、上記エレベータ駆動用装置20と異なる圧接の領域を持つ装置としてもよい。
図8に示すエレベータ駆動用装置22は、駆動用プーリ1、従動用プーリ2、3、3’で張設されたベルト4を、シーブ5に巻付いているエレベータロープ6の円弧状領域に圧接させている。本発明はこのような実施形態であってもよい。
次に実施例および比較例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(静止保持能力)
図1に示したエレベータ駆動用装置20と相似する小型試験装置を製作し、駆動用プーリ1を固定して静止保持能力試験を行った。なお、構成部材の名称はそのまま使用する。
試験に使用した駆動用プーリ1は、その円周方向に対して傾斜角度αが40°のローレット目を有するローレット加工を施すと共に、モジュールを0.3mmとしたものである。従動用プーリ2、3は周面にローレット加工がない以外は駆動用プーリ1と同じである。
試験に使用したベルト4は、前記したように、クロロプレン製のゴム層41と、ポリアミド製の帆布(織布)42と、クロロプレンゴム製の薄ゴム層43と、クロロプレン製のゴム層にアラミドコードを埋設してなるコード埋設層44と、ポリアミド製の帆布(織布)45と、クロロプレン製の薄ゴム層46とを積層一体化して成るエンドレスのものである。シーブ5と対向又は接触する面には、エレベータロープ6が嵌まり込む複数の周溝40を形成してある。
ベルト4におけるプーリ1との接触面の摩擦係数を前記したベルト移動法にて測定した。その結果、前記接触面の摩擦係数は2.6であった。また、前記接触面を形成するゴム層のIRHDは90、前記した条件で測定したテーバー磨耗は15.4mm3であった。
駆動用プーリ1を回転不能に固定した状態で以下の(1)〜(3)に示す方法で静止保持能力の試験を行った。
(1) 駆動用プーリ1を固定し、エレベータロープ6にバランスウエイト8を変化させて偏荷重をかける。
(2) エレベータロープ6は、図4に示すように、シーブ5とベルト4の表面によって挟まれ、押さえ付けているベルト4の表面に偏荷重を伝える。なお、ここでのエレベータロープ6とベルト4の表面との間の滑りはない。
(3) ベルト4に伝達された偏荷重の力は、ベルト4を時計方向に回転する力となる。このとき、唯一固定された駆動用プーリ1とベルト4相互間の滑りを観察する。
以上の試験は、駆動用プーリ1の周面12に油および水が付着していない条件下と、駆動用プーリ1の周面12に油をウエスで塗布した条件下とでそれぞれ行った。
[比較例1]
従来の駆動用プーリ94として、ローレット加工が施されていない平プーリを用いた他は、実施例1と同様にして静止保持能力試験を行った。ここで、ベルトにおける平プーリ94との接触面の摩擦係数は1.2であった。実施例1および比較例1の試験結果を表1および表2にそれぞれ示す。
Figure 2005115907
Figure 2005115907
表1、表2からも明らかなように、駆動用プーリ1は従来の駆動プーリである平プーリよりも、油や水がついていない状態及び油がついている状態の両方において、静止保持能力が非常に優れている。
(ベルト裏面の磨耗量)
図9に示す如く、駆動用プーリ1と負荷をかけた従動用プーリ2相互間にベルト4を張設し、駆動用プーリ1を回転させた。使用した駆動用プーリ1およびベルト4は実施例1と同じである。従動用プーリ2は周面にローレット加工がない以外は駆動用プーリ1と同じである。
そして、駆動用プーリ1で回転させる前および回転させた後のベルトの重量を測定し、それらの重量差からベルト裏面の磨耗量を求めた。
[比較例2]
実施例2と同様に図9に示す如く、駆動用プーリ1と負荷をかけた従動用プーリ2相互間に、ゴム含浸織布面がプーリとの接触面となっている従来のゴム含浸織布面型ベルトを張設し、前記駆動用プーリ1を回転させる。このベルトのゴム含浸織布面のIRHDは80、前記した条件で測定したテーバー磨耗は約25.0mm3であった。


Figure 2005115907

表3から、実施例2のベルト4は比較例2のゴム含浸織布面型ベルトと比較すると磨耗量が非常に少ないことが判る。

Claims (6)

  1. 複数のプーリにベルトを掛け渡して、プーリの回転によりベルトを回転させるエレベータ駆動用ベルト装置であって、前記ベルトは、少なくとも駆動用プーリとの接触面の摩擦係数が0.6〜3.0に設定され、前記接触面が硬度(IRHD)65〜95で且つテーバー磨耗(ISO547−1−1999 条件:磨耗輪H18、荷重1kg、1000回転)が5〜300mm3の耐磨耗性を有するゴムから構成してあることを特徴とするエレベータ駆動用ベルト装置。
  2. 前記プーリは、駆動用プーリと従動用プーリとからなり、少なくとも駆動用プーリの周面には、該プーリの円周方向に対してローレット目が直交ないし斜めとなるローレット加工を施してある請求項1記載のエレベータ駆動用ベルト装置。
  3. 前記ベルトは、前記従動用プーリ2,3との接触面の摩擦係数が0.4〜3.0に設定される請求項2記載のエレベータ駆動用ベルト装置。
  4. 前記ローレット目のモジュールが0.2〜0.5mmである請求項2記載のエレベータ駆動用ベルト装置。
  5. 前記ローレット目の円周方向に対する角度が30°〜45°である請求項2記載のエレベータ駆動用ベルト装置。
  6. ベルトにおけるプーリとの接触面を形成するゴムが、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、水素化ニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、および天然ゴムから選ばれる1種または2種以上を複合したゴムであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ駆動用ベルト装置。
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