JPWO2005115627A1 - 電極および電気集塵機 - Google Patents

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Abstract

電気集塵機の電極1において、板状のベース部材3と、このベース部材3の厚さ方向の一方の面で所定の間隔をあけて互いが平行なように設けられている複数の第1のリブ5と、前記ベース部材3の厚さ方向の他方の面で所定の間隔をあけて互いが平行なように設けられている複数の第2のリブ7とを有し、前記ベース部材3の厚さ方向から眺めた場合、前記第2の各リブ7が前記第1の各リブ5の間に設けられている。

Description

本発明は、電極およびこの電極が使用されている電気集塵機に係り、特に、前記電極が平板状の板状部材とこの板状部材の両面に立設して設けられた複数のリブとを備えているものに関する。
空気中に含まれる塵を集める電気集塵機は、一般的に、塵を荷電させる電極と、この電極で荷電された塵を捕獲する電極とを備えている。
従来、前記電極として、平板状のベース部材と、このベース部材の厚さ方向の一方の面からほぼ直角に起立し、前記ベース板の幅方向に伸びて設けられていると共に所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材の厚さ方向の各面に設けられている複数の平板状のリブとを有するものが知られている(たとえば、特開平11−290717号公報参照)。
前記従来の電極の各リブは、前記ベース板の一方の面と他方の面に同じように設けられている。換言すれば、前記ベース部材の厚さ方向から眺めた場合、前記ベース部材と前記ベース部材の一方の面に設けられているリブとの交差部位と、前記ベース部材と前記ベース部材の他方の面に設けられているリブとの交差部位とが互いに一致している(前記特許文献1の図3参照)。
前記特許文献1の図1や図5に示すように、前記各リブが互いに入り込むように複数の電極を筐体内に配置し、隣接する電極の一方の電極に正の高い電圧を印加し他方の電極を接地することによって、荷電された塵が前記配置された各電極を通過するときに、前記各電極に捕獲されるようになっている。
ところで、前記電極では、前述したように、前記ベース部材の厚さ方向から眺めた場合、前記ベース部材と前記ベース部材の一方の面に設けられているリブとの交差部位と、前記ベース部材と前記ベース部材の他方の面に設けられているリブとの交差部位とが互いに一致しているので、前記電極をモールドや溶接等によって製造する場合、前記ベース部材と前記各リブとの接合部に発生する内部応力が他の部位に比べて大きくなるおそれがあるという問題がある。
すなわち、たとえば、前記電極を導電性の合成樹脂でモールド成形して製造した場合、前記ベース部材と前記各リブとの接合部は、他の部位に比べ遅く冷え、このために、前記接合部が他の部位から何らかの力を受け、前記接合部に他の部位よりも大きな内部応力が発生するおそれがあるものである。
また、溶接で製造する場合も前記接合部が主に加熱され、前記接合部が他の部位に比べて遅く冷えるので、前記モールド成形の場合と同様に、他の部位よりも大きな内部応力が前記接合部に発生するおそれがあるものである。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、板状のベース部材と、この前記ベース部材の厚さ方向の両面に複数のリブを備えた電気集塵機の電極において、電極を製造した場合、前記ベース部材と前記各リブとの接合部に発生する内部応力が他の部位に比べて大きくなることを抑制することができる電極およびこの電極が使用されている電気集塵機を提供することを目的とする。
本発明の第1のアスペクトに基づく発明は、荷電された塵を捕獲する電気集塵機の捕獲側電極において、板状のベース部材と、前記ベース部材の厚さ方向の一方の面で前記ベース部材の幅方向に延伸していると共に、所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材の厚さ方向の一方の面で前記ベース部材に一体的に設けられている複数の第1のリブと、前記ベース部材の厚さ方向の他方の面で前記ベース部材の幅方向に延伸していると共に、所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材の厚さ方向の他方の面で前記ベース部材に一体的に設けられている複数の第2のリブとを有し、前記ベース部材の厚さ方向から眺めた場合、前記第2の各リブが前記第1の各リブの間に設けられている電極である。
本発明の第2のアスペクトに基づく発明は、前記第1のアスペクトに記載の電極において、前記ベース部材は、平板状に形成されており、前記第1の各リブは、前記ベース部材の厚さ方向の一方の面からほぼ直角に起立して設けられており、前記第2の各リブは、前記ベース部材の厚さ方向他方の面からほぼ直角に起立して設けられていると共に、前記第1の各リブの設置間隔と等しい設置間隔で設けられている電極である。
本発明の第3のアスペクトに基づく発明は、前記第2のアスペクトに記載の電極において、前記各電極を、前記ベース部材の厚さ方向で所定の間隔をあけて、互いに重ね合わせて配置するためのボス部を有し、前記ボス部は、前記ベース部材に一体的に設けられ、また、前記ボス部は、前記ボス部によって所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極で構成された第1の電極群の間に、この第1の電極群と同様な電極であって前記ボス部によって所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極で構成された第2の電極群を、前記第1の電極群を構成する各電極とは非接触な状態で、しかも、前記各リブの厚さ方向から眺めたときに、前記第1の電極群の電極のリブの一部と、前記第2の電極群の電極のリブの一部とが互いに重なり合った状態で、配置することができるように構成されている電極である。
本発明の第4のアスペクトに基づく発明は、前記第3のアスペクトに記載の電極において、前記第1のリブの高さを「La」とし、前記第1の各リブの設置間隔を「Pa」とし、前記第1のリブの厚さを「ta」とし、前記ベース部材の厚さを「T」とすると、前記ベース部材の厚さ方向の中心から前記ボス部の一端部までの高さ「L」は、「L=La+Pa/2−ta+T/2」になっていると共に、前記第1の各リブの高さ「La」と前記第2の各リブの高さとは、互いがほぼ等しく形成されており、前記第1の各リブの設置間隔「Pa」と前記第2の各リブの設置間隔とは、互いがほぼ等しくなっており、前記第1の各リブの厚さ「ta」と前記第2の各リブの厚さとは、互いがほぼ等しく形成されており、前記ベース部材の厚さ方向の中心から前記ボス部の他端部までの高さは、前記ボス部の一端部までの高さ「L」と等しくなっている電極である。
本発明の第5のアスペクトに基づく発明は、前記第3のアスペクトまたは前記第4のアスペクトに記載の電極において、前記ボス部には、前記ベース部材の厚さ方向に貫通した孔が設けられている電極である。
本発明の第6のアスペクトに基づく発明は、前記第3のアスペクト〜前記第5のアスペクトのいずれかに記載の電極において、前記ベース部材の厚さ方向における前記ボス部の一端部には、小さい外径の嵌合部が形成されており、前記ベース部材の厚さ方向における前記ボス部の他端部には、前記嵌合部よりも僅かに大きな内径の被嵌合部が形成されている電極である。
本発明の第7のアスペクトに基づく発明は、前記第1のアスペクト〜前記第6のアスペクトのいずれかに記載の電極を備えた電気集塵機である。
本発明の第8のアスペクトに基づく発明は、前記第7のアスペクトに記載の電気集塵機において、塵を荷電する荷電部の放電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は半絶縁性材料で構成され、放電極に対向する対向電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は導電性材料又は半絶縁性材料で構成される電気集塵機である。
本発明の第9のアスペクトに基づく発明は、前記第7のアスペクトに記載の電気集塵機において、塵を荷電する荷電部の放電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は、樹脂を基材とし抵抗率を所定の値に調整した半絶縁性材料で構成され、放電極に対向する対向電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は、樹脂を基材とし抵抗率を所定の値に調整した導電性材料で構成される電気集塵機である。
図1は、本発明の実施形態に係る電気集塵機の電極の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1におけるII矢視を示す図であり、電極の平面図である。 図3は、図1におけるIII矢視を示す図であり、電極の正面図である。 図4は、電極を電気集塵機に設置する前の状態を示す斜視図である。 図5は、電気集塵機に設置された各電極の状態を示す図であり、図4のV矢視に対応した図である。 図6は、電極の変形例である電極の概略構成を示す斜視図である。 図7は、図6におけるVII矢視を示す図であり、電極の平面図である。 図8は、電極を電気集塵機に設置する前の状態を示す斜視図であり、図4に対応した図である。 図9は、前記各電極の別の変形例である電極の概略構成を示す斜視図である。 図10は、図11におけるX矢視を示す図であり、電極の平面図である。 図11は、電極を電気集塵機に設置する前の状態を示す斜視図であり、図4に対応した図である。
図1は、本発明の実施形態に係る電気集塵機の電極1の概略構成を示す斜視図である。
図2は、図1におけるII矢視を示す図であり、電極1の平面図である。
図3は、図1におけるIII矢視を示す図であり、電極1の正面図である。
電極(たとえば捕獲側電極)1は、荷電された塵を捕獲する電気集塵機の電極として使用されるものであり、導電性を備えた部材で構成されている平板状のベース部材3を備えている。
前記ベース部材3は、たとえば、所定の長さと幅とを備えた矩形状に形成されている。
前記ベース部材3の厚さ方向の一方の面には、導電性を備えた部材で構成された平板状の第1のリブ5が設けられており、前記ベース部材3の厚さ方向の一方の面には、導電性を備えた部材で構成された平板状の第2のリブ7が設けられている。
前記第1のリブ5は、前記ベース部材3の厚さ方向の一方の面からほぼ直角に起立し前記ベース部材3の幅方向に延伸していると共に、前記第1のリブ5の厚さ方向で所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材3に複数個設けられている。
また、前記第2のリブ7は、前記ベース部材3の厚さ方向の他方の面からほぼ直角に起立し前記ベース部材3の幅方向に延伸していると共に、前記第2のリブ7の厚さ方向で所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材3の厚さ方向の他方の面に複数個設けられている。なお、前記第2の各リブ7の設置間隔は、前記第1の各リブ5の設置間隔と等しくなっている。
さらに、前記ベース部材3の厚さ方向から眺めた場合、前記第2の各リブ7は、前記第1の各リブ5と平行に、しかも、前記第1の各リブ5の間に設置されている(図2参照)。
より、詳しく説明すると、前記第1の各リブ5は、薄い板状であって矩形状に形成され、このリブ5の幅方向の一端部が前記ベース部材3に一体的に固定され、前記リブ5の幅方向の他端部が、前記ベース部材3から離れた方向に位置している。したがって、前記第1のリブ5の幅方向が、前記第1のリブ5の高さ方向になっているということもできる。また、前記第1の各リブ5の長さは、前記ベース部材3の幅とほぼ一致している。
さらに、前記第1の各リブ5の設置間隔(設置のピッチ)は、ほぼ一定になっており、前記第2の各リブ7も前記第1の各リブ5と同様に構成され、ほぼ同様に前記ベース部材3に一体的に固定されている。
そして、前記第2の各リブ7は、前記第1の各リブ5が設置されていない部位のほぼ中間部に設けられている。換言すれば、前記第2の各リブ7は、前記各リブ5、7が間隔をあけて並んでいる方向(前記ベース部材3の長さ方向)で、前記第1の各リブ5に対して、前記各リブ5(前記各リブ7)が設置されているピッチの半分Dだけずれた位置に設置されている。
また、前記電極1に、ボス部9を設けてもよい。このボス部9は、各電極1を、前記ベース部材3の厚さ方向で所定の間隔をあけて、互いに重ね合わせて配置するために設けられるものである。
前記ボス部9を設ける場合、前記ボス部9はたとえば、円筒状に形成され、また、前記ボス部9は、前記ベース部材3の幅方向の一端部であって前記ベース部材3の長さ方向の中間部(ほぼ中央部)で、前記ベース部材3に一体的に設けられると共に、前記ベース部材3の厚さ方向に長く延伸するように設けられる。
ここで、前記電極1を構成している部材3、リブ5、7、ボス部9の各寸法や位置関係について説明する。
図3に示すように、前記第1のリブ5の高さ(前記ベース部材3の厚さ方向の中心から、前記ベース部材3の厚さ方向における前記第1のリブ5の先端までの距離)を「La」とし、前記第1の各リブ5の設置間隔(第1のリブ5の中心から前記第1のリブ5に隣接している第1のリブ5の中心までの間の距離;ピッチ)を「Pa」とし、前記第1のリブ5の厚さを「ta」とし、前記ベース部材の厚さを「T」とする。
そして、前記ベース部材3の厚さ方向の中心から前記ボス部9の一端部9Aまでの高さ(前記ベース部材3の厚さ方向の中心と、前記ベース部材3の厚さ方向における前記ボス部9の一端部9Aとの間の距離)を「L」とすると、この「L」は、「L=La+Pa/2−ta+T/2」の関係になっている。
また、前記第1の各リブ5の高さ「La」と前記第2の各リブ7の高さLbとは、互いがほぼ等しく形成されており、前記第1の各リブ5の設置間隔「Pa」と前記第2の各リブ7の設置間隔と「Pb」は、互いがほぼ等しくなっており、前記第1の各リブ5の厚さ「ta」と前記第2の各リブ7の厚さ「tb」とは、互いがほぼ等しく形成されており、前記ベース部材3の厚さ方向の中心から前記ボス部9の他端部9Bまでの高さ「L1」は、前記ベース部材3の厚さ方向の中心から前記ボス部9の一端部9Aまでの高さ「L」と等しくなっている。
また、図3中「D」で示すように、前記第1の各リブ5と前記第2の各リブ7との位置関係は、前記各リブ5の接地間隔Paの中央位置にリブ7が配置されるようにするものである。このようにすることで、前記ベース部材3と前記各リブ5、7との接合部に発生する内部応力が他の部位に比べて大きくなることを抑制することができるという効果を奏する物である。
さらに、図3に示すように、電極1の正面図において(電極1のベース部材3の幅方向から眺めた場合において)、前記ベース部材3の長さ方向の中央部を前記ベース部材3の厚さ方向に延伸している中心軸CL1に対して、前記電極1は対称な形に形成されている。
次に、前記電極1を電気集塵機(図示せず)に設置する場合について説明する。
図4は、前記電極1を電気集塵機に設置する前の状態を示す斜視図である。図5は、前記電気集塵機に設置された各電極1の状態を示す図であり、図4のV矢視に対応した図である。
前記各電極1は、たとえば、この長さ方向(ベース部材3の長さ方向)の両端部が、前記電気集塵機の筐体(図示せず)に支持されて前記筐体に設置されるようになっている。
また、図4に示すように、複数の電極1は、ベース部材3の厚さ方向で所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされて、前記電気集塵機の筐体内に設置される。なお、前記重ね合わせた方向から眺めた場合、前記各電極1の長さ方向の端部および幅方向の端部は、互いが重なって一致している。
さらに、前記筐体内では、前記ベース部材3の厚さ方向で所定間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極1で構成された第1の電極群Aの間に、前記ベース部材3の厚さ方向で所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極1で構成された第2の電極群Bが配置されている。
前記第1の電極群Aの各電極1と前記第2の電極群Bの各電極1とは、電気的に互いが非接触であり、たとえば、前記第1の電極群Aの各電極1に高い電圧を印加し、前記第2の電極群Bの各電極1を接地する。そして、前記第1の電極群Aの各電極1と前記第2の電極群Bの各電極1との間の空間に、帯電(荷電)された塵を含んだ空気を流すことによって、前記各電極1で前記帯電された塵を捕獲することができるようになっている。
また、前述する設置(前記ボス部9が設けられている各電極1の前記筐体内への設置)をする際には、図4に示すように、第1の電極群Aの各電極1と第2の電極群Bの各電極1とを、第1の電極群Aの各電極1の各ボス部9の各端部9A、9B同士が接触するように互いに重ね合わせる。さらに、第2の電極群Bの各電極1の各ボス部9の各端部9A、9B同士が接触するように互いに重ね合わせる。
このように設置することによって、前記電気集塵機の前記筐体内で、図5に示すように、第1の電極群Aの各電極1の間に、前記第1の電極群Aの各電極1とは非接触な状態で、第2の電極群Bの各電極1が設置される。
また、前述したように設置した状態では、各電極1のベース部材3のたとえば長さ方向から眺めた場合(図5の右方向または左方向から眺めた場合;各リブ5、7の厚さ方向から眺めた場合)、第1の電極群Aの各電極1の各リブ7と、第2の電極群Bの各集電極1の各リブ5とが互いに重なっている。
また、前記第1の電極群Aを構成している各電極1の互いの位置関係は、前記電極1のベース部材3の厚さ方向に、各電極1を所定の距離(前記ボス部9の長さ(2×L))だけ平行移動して得られる関係になっている。
また、前記第2の電極群Bを構成している各電極1の互いの位置関係は、前記第1の電極群Aを構成している各電極1の互いの位置関係と同様に、前記電極1のベース部材3の厚さ方向に、各電極1を所定の距離(前記ボス部9の長さ(2×L))だけ平行移動して得られる関係になっている。
さらに、前記第1の電極群Aを構成している電極1と、前記第2の電極群Bを構成している電極1との関係は、前記電極1のベース部材3の中心を通って前記ベース部材3の厚さ方向に延伸している軸を中心にして、電極1を180°旋回した位置関係になっていると共に、前記電極1のベース部材3の厚さ方向に、電極1を所定の距離(前記ボス部9の長さの半分(L))だけ平行移動して得られる位置関係になっている。
したがって、前記ボス部9は、前記ボス部9によって所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極1で構成された第1の電極群Aの間に、前記ボス部9によって所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極1で構成された第2の電極群Bを、前記第1の電極群Aを構成する各電極1とは非接触な状態で、しかも、前記各リブ5、7の厚さ方向(前記ベース部材3の長さ方向から)から眺めたときに、前記第1の電極群Aの電極1のリブ5、7の一部と、前記第2の電極群Bの電極1のリブ5、7の一部とが互いに重なり合った状態で、配置することができるように構成されているということが言える。
なお、上述したような位置関係で各電極1を設置すれば、第1の電極群Aを構成する各電極1と、第2の電極群Bを構成する各電極1とを同じ形状のものにすることができる。
ところで、前記ボス部9が円筒状に形成されていることによって、前記ボス部9の中心部には、前記ベース部材3の厚さ方向に貫通した孔9Cが設けられている(図4参照)。そして、前記第1の電極群Aを構成している各電極1に電圧を印加するための配線部材11Aを、前記貫通孔9Cに通し、前記第2の電極群Bを構成している各電極1に電圧を印加するための配線部材11Bを、前記貫通孔9Cに通すことができるようになっている。
さらに、前記ベース部材3の厚さ方向における前記ボス部9の一端部9Aに、前記ボス部9の本体部よりも小さい外径の円筒状の嵌合部(図示せず)を形成し、前記ベース部材3の厚さ方向における前記ボス部9の他端部9Bに、前記嵌合部よりも僅かに大きな内径の被嵌合部(図示せず)してもよい。
このように、ボス部9の一端部9Aに嵌合部を形成し、他端部9Bに前記嵌合部よりも僅かに大きな内径の被嵌合部を形成し、前記各電極1を互いに組み付けるとき、前記各嵌合部・被嵌合部を互いに嵌合すれば、各電極1同士の位置関係を容易に正確なものにすることができ、各電極1同士を電気集塵機の筐体に設置する作業が容易になる。
電極1によれば、第1のリブ5の設置位置と第2のリブ7の設置位置とが、より精確には、第1の各リブ5とベース板3との接合部の位置と、第2のリブ7とベース板3との接合部の位置とが、互いにずれているので、第1のリブ5の設置位置と第2のリブ7の設置位置とが従来のように互いに一致しているものに比べ、モールド成形や溶接等によって電極を製造した場合、ベース板3と各リブ5、7との接合部に発生する内部応力の値が他の部位に比べて大きくなることを抑制することができる。
すなわち、前記従来の電極に比べ、ベース部材3と各リブ5、7との接合部が分散して設けられているので、各接合部が従来の電極の各接合部よりも早く冷え、接合部に発生する内部応力の値が大きくなることを抑制することができる。
また、電極1によれば、平板状のベース部材3と、この前記ベース部材3の厚さ方向の一方の面からほぼ直角に起立し前記ベース部材3の幅方向に延伸していると共に所定の間隔をあけて互いが平行なように前記ベース部材3の厚さ方向の一方の面に設けられている複数の平板状の第1のリブ5と、前記ベース部材3の厚さ方向の他方の面からほぼ直角に起立し前記ベース部材3の幅方向に延伸していると共に前記第1の各リブ5の設置間隔と等しい所定の間隔をあけて互いが平行なように前記ベース部材3の厚さ方向の他方の面に設けられている複数の平板状の第2のリブ7とを有し、前記ベース部材3の厚さ方向から眺めた場合、前記第1の各リブ5の間に、前記第2の各リブ7が存在しているので、各電極1を電気集塵機の筐体に設置するときの作業が従来よりも容易になる。
すなわち、ボス部9が設けられていない同じ姿勢の各電極1(回転移動することなく平行移動しただけの位置関係の各電極1)の各端面(ベース部材3の長さ方向の端面や幅方向の端面)をそろえ、前記ベース部材3の厚さ方向(前記各リブ5、7の起立方向)で所定の間隔をあけ、前記同じ姿勢の各電極1を筐体に設置することにより、隣接する各電極1の各リブ5、7が、互いに非接触な状態で互いに交互に入り込むように、前記各電極1(第1の電極群Aと第2の電極群Bとを構成する各電極1)を前記筐体に設置することができ、各電極1を電気集塵機の筐体に設置する場合の作業が簡素になるものである。
なお、ボス部9を設けた場合であっても、第1の電極群Aを構成している各電極1に対して、第2の電極群Bを構成している各電極1を180°旋回して、前記電気集塵機の筐体に設置すればよいので、各電極1を電気集塵機の筐体に設置する場合の作業が簡素になるものである。
また、電極1によれば、電極1に設けられているボス部9の各端部9A、9Bを互いに接触させて各電極1(第1の電極群Aの各電極1、第2の電極群Bの各電極1)を筐体に設置すれば、隣接する各電極1の各リブ5、7が(第1の電極群Aの各電極1の各リブ5、7と、第2の電極群Bの各電極1の各リブ5、7とが)、互いに非接触な状態で互いに交互に入り込むように、前記各電極1を筐体に設置する作業が容易になる。
また、電極1によれば、電極1の各部位の寸法や位置関係が前述した関係(L=La+Pa/2−ta+T/2)になっているので、ボス部9の各端部9A、9Bを互いに接触させて各電極1を前記電気集塵機の筐体の適切な位置に設置すれば、隣接する各電極1において、一方の電極の面(各リブ5、7やベース部材3の面)とこれに対向している他方の電極の面(各リブ5、7やベース部材3の面)との間の距離が、いずれの箇所においても等しくなり、効率良く集塵を行なうことができる。
なお、「L>La+Pa/2−ta+T/2」の関係にしてもよい(L;前記ベース部材3の厚さ方向の中心から前記ボス部9の一端部9Aまでの高さ、La;前記第1の各リブ5の高さ、Pa;前記第1の各リブ5の設置間隔、ta;前記第1の各リブ5の厚さ、T;前記ベース部材の厚さ)。
このような関係にすることによって、リブ5やリブ7の先端面とこれに対向しているベース部材3の面との間の距離が、他の箇所よりも大きくなるが、リブ5、7の先端面の面積は他の部分の面積に比べて小さいので、集塵効率はほとんど変化しない。
また、電極1によれば、前記ボス部9に前記ベース部材3の厚さ方向に貫通した孔9Cが設けられているので、この貫通孔9Cに前記各電極1への配線部材11A、11Bを通すことができ、前記各電極1に確実に電圧を印加することができる。
次に、電極1の変形例について説明する。
図6は、電極1の変形例である電極51の概略構成を示す斜視図である。
図7は、図6におけるVII矢視を示す図であり、電極51の平面図である。
電極51は、ボス9の設置形態が電極1とは異なり、その他の点は、電極1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、図1に示すようにボス部9が突出した態様で電極1を形成した場合には、ボス部9がベース部材3より突き出した状態となりスペース的な問題が発生する。この対策として図6に記載のようにボス部9をベース部材3から突き出さない位置に設けると共に、ベース部材3の幅方向の対向する位置に切り欠き部52を設けるようにすることで上記問題を解決した本発明の別の形態の電極51を構成することができる。なお、ボス部9は一箇所とは限らず必要な適宜の数だけ、すなわち複数個設けてもよいし、今回の実施例として記載した部位以外の他の部位に設けてもよい。この際に注意すべきことは、切り欠き部52の形成位置をボス部9の形成位置に対応させて変更し、また、同一形状を用いて電極群すなわち電気集塵機を設けられるようにボス部9を配置することである。また、電極を180°回転させたときに各ボス部9が重ならないように配置されていることでである。
なお、図8(電極51を電気集塵機に設置する前の状態を示す斜視図;図4に対応した図)に示すように、各電極51も各電極1と同様に組み立てられて電気集塵機に設置される。
続いて、電極1の別の変形例について説明する。
図9は、前記電極1の別の変形例である電極71の概略構成を示す斜視図である。
図10は、図11におけるX矢視を示す図であり、電極71の平面図である。
電極71は、ボス9の設置形態が電極1とは異なり、その他の点は、電極1等とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、図1に示すようにボス部9が突出した態様で電極1を形成した場合には、ボス部9がベース部材3より突き出した状態となりスペース的な問題が発生する。この対策として図9に記載のようにボス部9をベース部材3から突き出さない位置に設けると共に、ベース部材3の幅方向の対向する位置に切り欠き部72、74を設けるようにすることで上記問題を解決した本発明の別の形態の電極71を構成することができる。
なお、ボス部9は3箇所とは限らず必要な数だけ1個若しくは複数個設けてもいいし、今回の実施例として記載した他の部位に設けてもよい。この際に注意すべきことは、同一形状を用いて電極群すなわち電気集塵機を設けられるようにボス部9を配置することである。また、電極を180°回転させたときに各ボス部9が重ならないように配置されていることである。
ところで、前記電極1、51、71の材質としては、従来から知られているような金属製材料を用いることができる。この場合の具体的な材料としては例えば、アルミ、ステンレス、銅などがあげられ、その材料に応じてダイキャスト製法やインジェクション製法で本発明の必須要件を満たした電極を一体的に設けることができる。
本発明において、もっとも肝要なことは周知の材料で構成された電極を特許請求の範囲に記載した内容にもとづいて、電極となったときに一体的に構成させることである。このようにすることで、同一形状の電極を180°回転させて積層するだけで、容易に電極群および電気集塵機が構成できるようになることである。
各電極1(電極51、71でもよい。)を用いて電気集塵機に内装して機能させる場合は、荷電された塵の中に導電性粉塵が混在していると、第1の電極群Aと第2の電極群とを構成する電極間でスパークが起き、これにともない不快な音と光が発生し、場合によっては不快な音と光の発生状態が長く続くという問題がある。
このような問題の解決手段としては、電極の材料を絶縁性である合成樹脂を基材として導電材および/または吸湿性樹脂を配合し、抵抗率を1010〜1013Ωcmのオーダーの範囲内となるように調整した半絶縁性樹脂製電極とすることで解決できる。
このような材料を用いてインジェクション成型法で本発明記載の電極を構成させるには、前述の通り応力の分散などを考慮した本発明であるから、集塵面積が広く応力の集中を少なくした樹脂電極を容易に製造することが可能となり、併せて、スパークなどの問題が発生しないようにすることができる。
抵抗率を1010〜1013Ωcmのオーダーの範囲内となるように調整した半絶縁性樹脂製電極は、電極群Aまたは電極群Bの一方もしくは両方に用いる事が可能であるが、電気集塵機の主目的である高効率での塵の捕集(捕獲)という点かつスパークなどの問題が発生しないようにするには、電極群Aを前記の半絶縁性樹脂電極とし、他方の電極群Bを絶縁性である合成樹脂を基材として導電材および/または吸湿性樹脂を配合し、抵抗率を10Ωcmのオーダー以下の範囲内となるように調整した導電性樹脂製電極とする組合せが好ましい。更に好ましくは、塵を荷電する荷電部(一般的なコロナ放電装置)の放電極と同電位側が半絶縁性樹脂電極群、放電極と対向する対向電極と同電位側が導電性樹脂とすることで高効率で塵を除去できる電極群、すなわち電気集塵機を得ることができる。
なお、日本国特許出願第2004−159084号(2004年5月28日出願)の内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
また、本発明は、上述したように、前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。

Claims (9)

  1. 荷電された塵を捕獲する電気集塵機の捕獲側電極において、
    板状のベース部材と;
    前記ベース部材の厚さ方向の一方の面で前記ベース部材の幅方向に延伸していると共に、所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材の厚さ方向の一方の面で前記ベース部材に一体的に設けられている複数の第1のリブと;
    前記ベース部材の厚さ方向の他方の面で前記ベース部材の幅方向に延伸していると共に、所定の間隔をあけて互いが平行なように、前記ベース部材の厚さ方向の他方の面で前記ベース部材に一体的に設けられている複数の第2のリブと;
    を有し、前記ベース部材の厚さ方向から眺めた場合、前記第2の各リブが前記第1の各リブの間に設けられていることを特徴とする電極。
  2. 請求項1に記載の電極において、
    前記ベース部材は、平板状に形成されており、
    前記第1の各リブは、前記ベース部材の厚さ方向の一方の面からほぼ直角に起立して設けられており、
    前記第2の各リブは、前記ベース部材の厚さ方向他方の面からほぼ直角に起立して設けられていると共に、前記第1の各リブの設置間隔と等しい設置間隔で設けられていることを特徴とする電極。
  3. 請求項2に記載の電極において、
    前記各電極を、前記ベース部材の厚さ方向で所定の間隔をあけて、互いに重ね合わせて配置するためのボス部を有し、
    前記ボス部は、前記ベース部材に一体的に設けられ、また、前記ボス部は、前記ボス部によって所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極で構成された第1の電極群の間に、この第1の電極群と同様な電極であって前記ボス部によって所定の間隔を保ちつつ互いに重ね合わされる複数の電極で構成された第2の電極群を、前記第1の電極群を構成する各電極とは非接触な状態で、しかも、前記各リブの厚さ方向から眺めたときに、前記第1の電極群の電極のリブの一部と、前記第2の電極群の電極のリブの一部とが互いに重なり合った状態で、配置することができるように構成されていることを特徴とする電極。
  4. 請求項3に記載の電極において、
    前記第1のリブの高さを「La」とし、前記第1の各リブの設置間隔を「Pa」とし、前記第1のリブの厚さを「ta」とし、前記ベース部材の厚さを「T」とすると、前記ベース部材の厚さ方向の中心から前記ボス部の一端部までの高さ「L」は、「L=La+Pa/2−ta+T/2」になっていると共に、前記第1の各リブの高さ「La」と前記第2の各リブの高さとは、互いがほぼ等しく形成されており、前記第1の各リブの設置間隔「Pa」と前記第2の各リブの設置間隔とは、互いがほぼ等しくなっており、前記第1の各リブの厚さ「ta」と前記第2の各リブの厚さとは、互いがほぼ等しく形成されており、前記ベース部材の厚さ方向の中心から前記ボス部の他端部までの高さは、前記ボス部の一端部までの高さ「L」と等しくなっていることを特徴とする電極。
  5. 請求項3または請求項4に記載の電極において、
    前記ボス部には、前記ベース部材の厚さ方向に貫通した孔が設けられていることを特徴とする電極。
  6. 請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の電極において、
    前記ベース部材の厚さ方向における前記ボス部の一端部には、小さい外径の嵌合部が形成されており、前記ベース部材の厚さ方向における前記ボス部の他端部には、前記嵌合部よりも僅かに大きな内径の被嵌合部が形成されていることを特徴とする電極。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の電極を備えたことを特徴とする電気集塵機。
  8. 請求項7に記載の電気集塵機において、塵を荷電する荷電部の放電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は半絶縁性材料で構成され、放電極に対向する対向電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は導電性材料又は半絶縁性材料で構成されることを特徴とする電気集塵機。
  9. 請求項7に記載の電気集塵機において、塵を荷電する荷電部の放電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は、樹脂を基材とし抵抗率を所定の値に調整した半絶縁性材料で構成され、放電極に対向する対向電極と同じ電位側の電極群を構成する電極は、樹脂を基材とし抵抗率を所定の値に調整した導電性材料で構成されることを特徴とする電気集塵機。
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