JP4020925B2 - 蓄電システム及びその組立方法 - Google Patents

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本発明は、蓄電システム、特に複数のキャパシタセルを容器に収容した蓄電システムとその組立方法に関する。
複数のキャパシタセルを容器に内蔵した蓄電システム(電気二重層キャパシタ)が、例えば特許文献1,非特許文献1で提案されている。これらの文献では、複数の大容量のキャパシタを直列接続して蓄電システムを構成する際の課題として、各キャパシタセルの負担電圧を均等化することが指摘されているとともに、直列接続された個々のキャパシタセルに電圧監視制御装置としての並列モニタを接続し、各キャパシタセルの耐電圧の範囲内で最大の充電ができるようにした技術が開示されている(ECaSS:登録商標)。この技術は、高性能な電気二重層キャパシタとその能力を最大限に発揮させる電気回路によって構成されており、ナノゲート・カーボンの開発をはじめとした独自のキャパシタ技術と充電電流を効率的に制御する技術などを組み込んだ電子回路との組み合わせによって、これまでにない革新的な蓄電システムを提供し得るものである。
特開2000−78765号公報 岡村迪夫、電気二重層キャパシタと蓄電システム(第2版)、日刊工業新聞社
具体的に、並列モニタは、図15に示すように、各キャパシタセル151について、コンパレータ301がキャパシタセル充電電圧と基準電圧Vrefと比較して監視しており、キャパシタセル151の充電電圧が所定の設定値を超えるとトランジスタ302をオンして充電電流をバイパスする。この動作によって、キャパシタセル151の充電電圧は設定値に保たれ、直列に接続された他のキャパシタセルが満充電に達してから後の放電に至る間での間、定電圧の緩和充電モードを形成するものである。このように構成された並列モニタを備えた蓄電システムは、すべてのキャパシタセルの電圧を上限で揃えて充放電させる(初期化する)ことにより、キャパシタの電圧配分が個々の容量のばらつきや充電開始電圧のばらつきに起因する問題を解消した。
ところが、このような並列モニタを備えた蓄電システムでは、各キャパシタセルから導出されている集電極を対応する並列モニタの電気接続部に接続しなければならない。このとき留意すべきことが集電極、電気接続部、及びこれらを電気的に接続する導電材料である。具体的に説明すると、キャパシタセルの集電極は、キャパシタ内に収容される電解液との相性を考慮してアルミニウムが使用される。一方、並列モニタは通常プリント基板上に構成されており、各回路素子の間を接続する配線やキャパシタセルが接続される電気接続部は銅製のトレース(配線パターン)によって構成されている。ところが、アルミニウムと銅は溶接できない。そのため、集電極から電気接続部の間に機械電気的な接続手段(例えば、かしめ、ボルト・ナット)を使用せざるを得ず、それが生産効率の低下を招いていた。
また、キャパシタセルのパッケージには通常ラミネートフィルムが使用されており、このラミネートフィルムから引き出された一対の集電極を隣接する別のキャパシタセルの集電極と電気的に接続しなければならない。ところが、溶接によって集電極同士を接続する場合、ラミネートフィルムの変形し易さによって集電極の位置決めが容易にできず、そのために溶接の熱によってラミネートフィルムを損傷するおそれがある。特に、特許文献2に開示されているレーザ溶接装置はアルミニウムの溶接に適しており、このような溶接技術を採用するためにも、溶接に先立って集電極をいかに精度良く位置決めするかが大きな課題となっている。
WO2003/034554号公報
本発明は、これらの問題を解消し、生産性及び安全性に優れた蓄電システム及びその組立方法を提供するものである。具体的に、本発明の第1の形態は、フィルムパッケージから一対の板状集電極を導出させた複数のキャパシタセルを並列に整列し、各キャパシタセルの板状集電極を隣接する別のキャパシタセルの板状集電極と接続することにより上記複数のキャパシタセルを直列に接続する蓄電システムの組立方法であって、複数のキャパシタセルを並列に整列して、各キャパシタセルの板状集電極を隣接する別のキャパシタセルの板状集電極と背中合わせに配置し、上記背中合わせに配置された板状集電極の配置に対応する複数の開口部をそれぞれ有する一組の下段と上段の整列プレートを用意し、上記一組の整列プレートの各開口部に上記背中合わせに配置された各対の板状集電極を挿通し、上記一組の整列プレートの一方を他方に対して移動させて上記背中合わせに配置された各対の板状集電極を挟持して重ね合わせた状態で保持し、上記重ね合わされて保持された上記各対の板状集電極を溶接することを特徴とする。
また、本発明の第2の形態は、上記一組の整列プレートの開口部に対応する開口部を有する一組のカッタープレートを用意し、上記一組のカッタープレートの各開口部に上記重ね合わされた各対の板状集電極を挿通し、上記一組のカッタープレートの一方を他方に対して上記板状集電極の板厚方向に移動して各対の板状集電極を移動させて剪断し、上記剪断されて上記背中合わせに配置された各対の板状集電極を、重ね合わされて保持された状態で溶接することを特徴とする。
本発明の第1の形態によれば、重ね合わされて保持された状態で2つの板状集電極が溶接されるので、このようにして位置決めされた板状集電極の目的箇所に溶接を正確に行うことができる。また、本発明の第2の形態によれば、剪断された板状集電極は隙間無く接合しているので、これらを別の電極に容易に接続することができる。
添付図面を参照して本発明に係るキャパシタ蓄電システムの実施形態を説明する。なお、以下の説明では、図面に表されたシステム又はその構成部品の位置を基準とする特定の方向を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」およびそれらの用語を含む他の用語)を使用するが、それは図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、発明の技術的範囲を解釈するために利用されるべきものではない。
図1は、本発明に係るキャパシタ蓄電システム(以下、「蓄電システム」という。)10を示す。図示するように、蓄電システム10は、例えば自動車に搭載されるバッテリに類似した略箱型ハウジング11を有する。
ハウジング11は、下部構造の容器100と上部構造の蓋120で構成されている。容器100は、電気絶縁材料を成型して形成されており、上部に四角形の開口部を有する箱型容器からなる。容器100の大きさと形状、特に水平長手方向と水平幅方向の長さは、容器100の中に収容するキャパシタセル(後に説明する。)の数に応じて異なる。蓋120は、容器100と同様に、電気絶縁材料を成型して形成されており、複数のボルト121によって、容器100に着脱自在としてある。また、蓋120は、長手方向両側に一対の主端子122を備えており、これら主端子122の間で、容器内の複数のキャパシタセルが直列に接続されている。さらに、蓋120の一部には、制御端子184が配置されており、これらが後に説明する内部の電子回路と電気的に接続されている。
容器100の内部には、図2に示すように、蓋120と一体的に連結された蓄電ユニット12が収容されている。図3に示すように、蓄電ユニット12は、概略、フレーム140と、セル集合体150と、電気回路部180からなる。フレーム140は、長方形の底板141と、底板141の短辺に沿って配置される一対のエンドフレーム(短辺フレーム)142と、底板141の長辺に沿って配置される一対のサイドプレート(長辺フレーム)143を有し、これらエンドプレート142とサイドプレート143が複数のねじ144で相互に連結されている。底板141は、エンドプレート142又はサイドプレート143若しくはそれらの両方に適当な連結具(例えば、ねじ)によって連結してもよいし、それらに連結せずに独立させてもよい。エンドプレート142は、サイドプレート143との連結部分又はその近傍部分を上方に伸ばして伸張部145が形成されている。伸張部145の上部は内方に折り曲げて水平方向に向けられており、この水平部146に蓋固定用ねじ孔147が形成されている。したがって、図2に示すように、蓋120の四隅近傍に形成された貫通孔に挿入したねじ149をねじ孔147に螺合することで、蓋120とフレーム140が連結される。
図4に示すように、セル集合体150は、複数のキャパシタセル151を並べて構成されている。実施の形態では、セル集合体150は、12個のキャパシタセル151を重ねて構成されているが、その数は限定的ではない。図5に示すように、外観上、各キャパシタセル151は、略四角形の袋状容器を構成するパッケージ152を有する。パッケージ152は、少なくとも最内層と最外層が電気的に絶縁性の材料からなるフィルムで構成された積層型の可撓性シートからなり、上部のフィルム接合部から2つの端子板である正極集電極153と負極集電極154が突出させてある。
図面から省略されているが、パッケージ152の内部には、両面に炭素を主体とする分極性電極を有する複数の集電極が、セパレータを介して重ね合わせた積層体が電解液と共に収容されている。また、複数の集電極の正極端子と負極端子がそれぞれ正極集電極153と負極集電極154に接続されている。
図4に戻り、複数のキャパシタセル151は、これら複数のキャパシタセル151を直列に接続するために、キャパシタセル151の正極集電極153と負極集電極154がこれに隣接する別のキャパシタセル151の正極集電極153と負極集電極154にそれぞれ対向するように配置される。このような配置の中で正極集電極153と負極集電極154を確実に接続するために、実施の形態では、これら集電極153,154に特有の形状が与えられている。
再び図5を参照して具体的に説明すると、正極集電極153と負極集電極154はそれぞれ、パッケージ152から導出された部分を第1の折曲部155で反対方向(積層方向の反対方向)にほぼ直角に折り曲げて水平部156を形成し、そして、この水平部156を再び第2の折曲部157で上方に向けて折り曲げて垂直部158が設けてあり、この垂直部158が集電極連結部160としてある。このように構成された複数のキャパシタセル151は、図4に示すように、隣接するキャパシタセル151の正極集電極153と負極集電極154の集電極連結部160を背中合わせに整列し、両者の接合部が溶接されて一体化される。
集電極153,154の整列及び成形には専用の治具が使用される。具体的に図7〜図11を参照して説明すると、集電極整列成形治具200は、一組の整列プレート(下段整列プレート201と上段整列プレート202)を有する。図8に示すように、下段整列プレート201は、背中合わせに配置された集電極153,154の整列位置に対応する複数の開口部203を有する。実施形態において、開口部203は、キャパシタセル151の整列方向(キャパシタセルの厚み方向)とこれに直交する方向の縁部によって囲まれた四角形の窓として形成されており、その直交方向の寸法は集電極153,154の長手方向の長さよりも大きくしてある。一方、上段整列プレート202は、下段整列プレート201の複数の開口部203と同様の配置と寸法を有する複数の開口部204と、開口部204を形成している整列方向一端側の縁部から下方に伸びる垂直部205と該垂直部205の下端から整列方向他端側に向けて整列プレート202と平行に伸びる水平部206からなる略L字状の突片207を有する。突片207の大きさと形状は、下段整列プレート201の開口部よりも小さく、下段整列プレート201の上に上段整列プレート202を重ねた状態で、上段整列プレート202の突片207が下段整列プレート201の開口部203に収まるようにしてある。
集電極整列成形治具200はさらに、図9に示す一組の成形用切断プレート(下段カッタープレート210と上段カッタープレート211)を有する。下段カッタープレート210と上段カッタープレート211はそれぞれ、背中合わせに配置された集電極153,154の整列位置に対応する複数の開口部212,213を有する。開口部212,213の大きさと形状は、そこに背中合わせに配置された集電極153,154を挿通できるように決められている。
集電極整列成形治具200を用いた集電極153,154の整列及び成形を説明すると、まず、整列された複数のキャパシタセル151の上に、下段整列プレート201と上段整列プレート202を配置する。このとき、下段整列プレート201の各開口部203の内側に上段整列プレート202の対応する突片207を位置させる。また、背中合わせに配置された各対の集電極153,154を開口部203,204に挿通する。そして、この状態から下段整列プレート201に対して上段整列プレート202を移動させ、図8に示すように、突片207の先端と、これに対向する下段整列プレート開口部の壁208の間に集電極153,154を挟持する。次に、集電極153,154を溶接214で連結し、両者を位置決めする。このとき使用する溶接は、上述した特許文献2に記載されたレーザ装置を用いて行うのが好ましい。また、溶接時、集電極153,154の端部には僅かな隙間(例えば、0.1mm程度の隙間)が存在し得る。しかし、集電極153,154はプレート201,202で位置決めされているので、溶接が精度良く行われ、溶接の熱でラミネートフィルムが損傷することはない。
次に、図9に示すように、上段整列プレート202の上に下段カッタープレート210と上段カッタープレート211を配置するとともにこれらカッタープレート210,211の開口部212,213に対応する対の集電極153,154を挿入する。そして、下段カッタープレート210と上段カッタープレート211を整列方向逆方向に移動し、下段カッタープレート210と上段カッタープレート211の境界位置で、背中合わせの対の集電極153,154を板厚方向から剪断する(図10、図11参照)。剪断された集電極153,154では、剪断面において、剪断方向に関して上流側のプレートの剪断縁が下流側プレートに食い込み、集電極153,154間に隙間ができないだけでなく、集電極153,154同士が隙間なく接合される。その後、これら集電極153,154は、重ね合わされて保持された状態で溶接されて一体化される。
このようにして接合された各対の集電極153,154には、図6Bに示すように、接続端子が取り付けられる。接続端子の一例を図6Aに示す。図示するように、接続端子161は、一枚の導電性金属からなる板162を折り曲げて略V字形状に形成されており、対向する一対の端子保持片163,164を備えている。また、一方の端子保持片163を伸ばしてケーブル接続部(ケーブル端子かしめ部)165が形成されている。そして、端子保持片163,164はそれぞれ、外面から内面に向かって、つまり他方の端子保持片に向かって複数の突起166が打ち出されている。なお、これらの突起166は、図示するように略V字状に折り曲げた状態で、一方の端子保持片163の突起166と他方の端子保持片164の突起166が対向しないように配置することが好ましい。このように構成された接続端子161は、対向する端子保持片163,164の間に接合された集電極153,154を位置させた後、これら端子保持片163,164を対向方向に曲げて集電極153,154を押圧挟持する。その結果、端子保持片163,164の対向内面に形成されている突起部が集電極153,154に食い込む。このようにして集電極153,154に連結された接続端子161は、配線ケーブル166の一端に固定されたケーブル端子174がケーブル接続部165にかしめられて連結される。具体的に、図12に示すように、ケーブル端子174は、先端接続部が略C形状に形成されているので、この略C形状先端接続部にケーブル接続部165に差し込んだ状態で該ケーブル端子174の略C形状先端接続部をかしめることによって容易にケーブル接続部165と接続できる。
このような接続端子161を用いた端子連結構造は、正極集電極153と負極集電極154に導電性に優れた銅やアルミニウム板を使用した場合に特に有効である。その理由は、銅やアルミニウムは時間の経過と共に物理的寸法が変化するコールドフロー(クリープ)を生じ易いが、このような突起部を備えた接続端子161を用いることにより、長期間に亘って安定的に2つの集電極連結部160を保持できるからである。
以上のようにして整列されたセル集合体150は、図3に示すように、適当な整列装置(図示せず)を用いて底板141上に整列したうえで、連結具161で正極と負極の集電極153,154を連結する前に又は連結した後、セル集合体150の周囲にエンドフレーム142とサイドフレーム143を組み付け、フレーム141に固定される。このとき、対向する一対のエンドフレーム142の一方の内側には図示しないばねが配置され、エンドフレーム142とサイドフレーム143を組み立てた状態で、整列(水平方向に積層)された各キャパシタセル151は、その厚み方向(整列方向)から均等に圧力が加えられる。
このようにしてフレーム140とそれに一体化されたセル集合体150は、図3に示すように、ケーブル168を介して電気回路部180と電気的に接続される。具体的に、電気回路部180は配線基板181を有する。配線基板181は、複数のねじ(図示せず)によって、蓋120の下面に該下面と所定の間隔をあけて固定されている。配線基板181の上には、並列モニタ(制御回路)183を構成する複数の回路素子が配置されており、上述のようにしてキャパシタセル集電極に一端が接続されたケーブル166の他端が、対応する接続部185に電気的に接続される。また、セル集合体150の両端に配置されている2つのキャパシタセル151のうち一方と他方のそれぞれの正極集電極153と負極集電極154に接続されているケーブルの他端が、蓋120に固定された一対の主端子122(図1、2参照)に接続される。
なお、図3に示すように、配線基板181とセル集合体150との間には、キャパシタセル151の連結具161と配線基板181上の電気回路が接触するのを防止するために、電気絶縁材料からなるシート187を設けることが好ましい。
上述した実施形態では、接合された対の集電極153,154はケーブル166を介して配線基板に接続したが、図12に示す配線構造を使用することもできる。図示する配線構造220は、絶縁材料からなる基板221を有する。絶縁基板221は、絶縁材料のフィルムであることが好ましい。絶縁基板221の上面には、複数のトレース配線又は導体222が設けてある。各導体222は、その一端に接続端子223を一体的に有し、その他端にめっき部224を有する。実施形態において、導体222は、集電極153,154と同一材料であるアルミニウムで形成されている。一方、めっき部224は、電気回路部180において集電極153,154が電気的に接続される電極又はトレース配線と同一の材料である銅又はニッケルを導体222にめっきして形成されている。
このような配線構造220は、図13に示すように、接続端子223が対応する接続端子161と溶接等によって接続される。また、図示するように絶縁基板221を折り返し、電気回路部180の配線基板181に設けた対応の電極185にめっき部224がはんだ等で接合される。このとき、めっき部224は、配線基板181上の電極185を構成している材料と溶接し易い材料で形成されているので、確実に目的の場所に接続できる。
なお、配線構造は図12に示す形態に限るものでなく図14に示すように、一定の間隔をあけて等間隔にめっき部224を有する配線構造220も利用できる。
本発明に係る蓄電システムの斜視図。 容器を除いた蓄電システムの斜視図。 容器と蓋を除いた蓄電システムの斜視図。 セル集合体の斜視図。 キャパシタセルの斜視図。 接続端子の斜視図。 キャパシタセルと接続端子の接続を説明する図。 集電極整列成形治具の整列プレートを示す斜視図。 整列プレートの使用方法を説明する断面図。 カッタープレートの使用方法を説明する断面図。 カッタープレートの使用方法を説明する断面図。 カッタープレートの使用方法を説明する断面図。 配線構造の斜視図。 図12の配線構造を用いた配線状態を示す斜視図。 他の配線構造の斜視図。 並列モニタの部分回路図。
符号の説明
10:蓄電システム、11:ハウジング、12:蓄電ユニット、100:容器、120:蓋、122:主端子、140:フレーム、141:底板、142:エンドフレーム、143:サイドフレーム、150:セル集合体、151:キャパシタセル、152:パッケージ、153:正極集電極、154:負極集電極、161:接続端子、165:ケーブル接続部、168:ケーブル、180:電気回路部、181:配線基板、183:並列モニタ、184:制御端子、200:集電極整列治具、201:下段整列プレート、202:上段整列プレート、203:開口部、204:開口部、205:垂直部、206:水平部、207:突片、208:壁、210:下段カッタープレート(切断プレート)、211:上段カッタープレート(切断プレート)、212:開口部、213:開口部、214:レーザビーム、220:配線構造、212:絶縁基板、222:導体、223:接続端子、224:めっき部。

Claims (2)

  1. フィルムパッケージから一対の板状集電極を導出させた複数のキャパシタセルを並列に整列し、各キャパシタセルの板状集電極を隣接する別のキャパシタセルの板状集電極と接続することにより上記複数のキャパシタセルを直列に接続する蓄電システムの組立方法であって、
    複数のキャパシタセルを並列に整列して、各キャパシタセルの板状集電極を隣接する別のキャパシタセルの板状集電極と背中合わせに配置し、
    上記背中合わせに配置された板状集電極の配置に対応する複数の開口部をそれぞれ有する一組の下段と上段の整列プレートを用意し、
    上記一組の整列プレートの各開口部に上記背中合わせに配置された各対の板状集電極を挿通し、
    上記一組の整列プレートの一方を他方に対して移動させて上記背中合わせに配置された各対の板状集電極を挟持して重ね合わせた状態で保持し、
    上記重ね合わされて保持された上記各対の板状集電極を溶接することを特徴とする蓄電システムの組立方法。
  2. 上記一組の整列プレートの開口部に対応する開口部を有する一組のカッタープレートを用意し、
    上記一組のカッタープレートの各開口部に上記重ね合わされた各対の板状集電極を挿通し、
    上記一組のカッタープレートの一方を他方に対して上記板状集電極の板厚方向に移動して各対の板状集電極を剪断し、
    上記剪断されて上記背中合わせに配置された各対の板状集電極を、重ね合わされて保持された状態で溶接することを特徴とする請求項1に記載の蓄電システムの組立方法。
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