JPWO2005110584A1 - ろ過膜の逆洗方法および逆洗装置 - Google Patents

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Abstract

無数のろ過孔を有する基体層11bと、この基体層より微細なろ過孔を有する分離層11aとを備えたセラミックろ過膜をケーシング内に収納した膜ろ過装置の逆洗方法に関するもので、ろ過膜の2次側に圧力をp1に制御した空気を供給して、膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々にドレンした後、空気圧をp3に高めてろ過膜内部の水を空気とともに1次側に押し出し、閉塞物を剥離する。従来のように大量の逆洗排水が一挙に排出されないので、逆洗効果を低下させることなく逆洗排水管の径を小さく設計でき、設備のコンパクト化と設備自由度を高めることができる。

Description

本発明は、ろ過膜の逆洗方法および逆洗装置に関するものである。
例えば、図2に例示するような多孔質部11に多数のろ過流路12を平行に配置したろ過膜エレメント1を、図4に示すようにケーシング13内に配設した膜ろ過装置のろ過運転は、原水aを1次入口室13aに導入し、ろ過流路12を通過して1次出口室13b及び上部ヘッダ管17を経て返送原水bとして循環しながら原水aを多孔質部11の微細なろ過孔によってろ過し、ろ過水ヘッダ管14から取り出すクロスフローろ過方式や、1次側を満水状態にしてからケーシング上部のバルブを閉じ、導入された原水をろ過水ヘッダ管14を介して全量ろ過水として得るデッドエンドろ過方式によって、ろ過水cがケーシング13側面とろ過エレメント1側面との間の2次室13cを経て取り出すように、行なわれる。
かくして、ろ過運転が進行するに従い、ろ過流路12の内表面には分離されたSSなどが堆積して閉塞物となり、ろ過効率が低下するようになる。この場合、適宜なタイミングでろ過運転を中止し、逆洗水fを2次室13cから高圧で送給して前記多孔質部11のろ過孔を逆流させ、ろ過流路12の内表面に堆積した閉塞物を剥離させて、逆洗排水eとして取り出す、という逆洗操作が行なわれる。
この場合、逆洗水fとしてろ過水c自体が利用されるのが普通であるが、逆洗が繰り返されると汚れた逆洗排水eの量が増大する一方、ろ過水cの量が相対的に減少するのでろ過装置の運転効率が低下するという問題があった。そして、このような問題に対処するため、逆洗水fとしてろ過水cを利用するのではなく、高圧空気を送給して逆洗する方法(特許文献1、2)も提案されている。
しかしろ過水を用いて逆洗を行う場合にも、高圧空気を用いて逆洗を行う場合にも、ろ過膜エレメント1の内部に存在する大量の水が一挙に一次側に押し出されることとなり、逆洗効果を高めるためには逆洗排水を速やかに系外に放出しなければならない。このため逆洗排水を流す配管の径を十分大きく設計しておくことが必要であり、膜ろ過設備のコンパクト化を妨げ、設備配置自由度を低くしていた。複数のエレメントを操作単位とする実設備では例えば図5に示すように逆洗排水を流す配管を下部ヘッダ管15としてろ過膜エレメント1を収めたケーシングの下部と直結させていた。そのため複数のエレメントから流れる逆洗排水を速やかに流すために下部ヘッダ管15及び逆洗排水バルブ16を大径とする必要があった。
特開2002−126468号公報:請求項1、段落(0010) 特開2002−35748号公報:請求項2、段落(0007)
本発明は前記した従来の問題点を解決し、逆洗効果を低下させることなく逆洗排水管の径を小さく設計することができ、それによって設備のコンパクト化と設備自由度を高めることができるろ過膜の逆洗方法および逆洗装置を提供することを目的してなされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明のろ過膜の逆洗方法は、閉塞物により目詰まりを生じたろ過膜の2次側に圧力を制御した空気を供給して、膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々にドレンした後、空気圧を高めてろ過膜内部の水を空気とともに1次側に押し出し、閉塞物を剥離することを特徴とするものである。
なお膜ろ過装置は、無数のろ過孔を有する基体層と、この基体層より微細なろ過孔を有する分離層とを備えたセラミックろ過膜をケーシング内に収納したものであることが好ましく、膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々にドレンした後、セラミックろ過膜の基体層の表面から分離層との境界面までの滞留水を1次側に押し出すステップを含ませることができる。また、逆洗操作の前に洗浄薬品を含む洗浄水でろ過エレメント内の滞留水を置換することもできる。
また上記の課題を解決するためになされた本発明の逆洗装置は、無数のろ過孔を有するセラミックろ過膜から形成されたろ過エレメントをケーシング内に収納した膜ろ過装置のための逆洗装置であって、逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管の下側にろ過水ヘッダ管を配置するとともに、逆洗空気供給管の先端に圧力制御可能な逆洗空気供給源を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、閉塞物により目詰まりを生じたろ過膜の2次側から圧力を制御しつつ空気を供給して、ろ過膜内に滞留している滞留水と空気を置換し、膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々にドレンするため、逆洗排水を流す配管の径を大きくしなくても排水することができる。またその後に空気圧を高めてろ過膜内部の水を空気とともに1次側に押し出し閉塞物を剥離するが、その際の逆洗排水量は比較的僅かであるから、逆洗排水を流す配管の径を大きくしなくても排水可能である。このため、逆洗効果を低下させることなく下部ヘッダ管などの径を小さく設計することができ、それによって設備のコンパクト化と設備自由度を高めることができる。
また本発明の逆洗装置は、逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管の下側にろ過水ヘッダ管を配置したものである。このため上記した本発明の逆洗が行えることはもちろん、逆洗空気の供給時にろ過水ヘッダ管内のろ過水は逆流しないから逆洗排水量が少なくなり、ろ過水量に対する逆洗時の排水量の比であらわされる回収率が向上するという利点がある。
図1は膜ろ過装置の模式図である。 図2はろ過膜エレメントを示す斜視図である。 図3は、本発明の逆洗方法を説明するろ過膜の模式的な断面図である。 図4は従来のろ過装置の模式図である。 図5は多数のエレメントを備えた従来の実設備の模式図である。
符号の説明
1 ろ過膜エレメント
11 多孔質部
11a 分離層
11b 基体層
11x セラミック細粒子
11y セラミック粗粒子
12 ろ過流路
13 ケーシング
13a 1次入口室
13b 1次出口室
13c 2次室
14 ろ過水ヘッダ管
15 下部ヘッダ管
16 逆洗排水バルブ
17 上部ヘッダ管
2 ケーシング
2a 1次入口室
2b 1次出口室
2c 2次室
2d パッキン
21 ろ過水ヘッダ管
22 逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管
23 逆洗空気供給源
24 上部ヘッダ管
25 下部ヘッダ管
a 原水
b 返送原水
c ろ過水
e 逆洗排水
f 逆洗水
g 空気
x バルブ
次に、本発明の実施形態を図1から図3を参照しながら説明する。本発明が適用され得る膜ろ過装置は、先に説明したものと基本的に同じである。すなわち、図2に示されるように多孔質部11に多数のろ過流路12を平行に配置したろ過膜エレメント1を、ケーシング2内に配設したものである。ろ過膜エレメント1の上下外周はパッキン2dによりシールされ、ろ過膜エレメント1自体の上下両端面もシールされて、原水とろ過水が混じらない構造となっている。原水aは1次入口室2aに導入され、ろ過流路12、1次出口室2b、上部ヘッダ管24を経由して返送原水bとして循環するクロスフロー方式や、1次出口室2b途中に配置したバルブxを閉じた全量ろ過方式によりろ過される。原水aはろ過流路12の内面に形成された微細なろ過孔を有する分離層でろ過され、ろ過水cがケーシング2の側面とろ過エレメント1側面との間の2次室2cを経て、ろ過水配管22からろ過水ヘッダ管21に取り出される。
そして、本発明の特徴とするところは、このような膜ろ過装置におけるろ過運転が進行して、ろ過膜が閉塞物により目詰まりを生じたときに、1)ろ過膜の2次側から圧力を制御しつつ空気を供給する、2)加圧空気によって膜ろ過装置内の滞留ろ過水を一次側にドレンする、3)空気圧を高めてろ過膜内部の水を空気とともに1次側に押し出し、閉塞物を剥離する、という逆洗操作を行なう点にある。なお、逆洗操作の前に洗浄薬品を含む洗浄水でろ過エレメント内の滞留水を置換しておくことも可能である。
この点をより詳細に説明すると、先ず、前記ろ過エレメント1としては、そのろ過膜の構造が、図3(A)に模式的に示すように、無数のセラミック粗粒子11yからなり、無数のろ過孔を有する基体層11bと、その1次側(ろ過流路12側)のセラミック細粒子11xからなり、基体層11bより微細なろ過孔を有する分離層11aとからなるものを対象としている。
(ステップ1)
本発明では、このようなろ過エレメント1をケーシング2内に配設した膜ろ過装置を逆洗するに際して、ステップ1として、図3(A)のように、分離層11a、基体層11b、2次室2cにろ過水が充満している状態において、ろ過エレメント1とケーシング2との間の2次室2cに排水・給気配管と逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管22を通じて圧力を制御した空気gを供給する。
ステップ1では、基体層11bの発泡圧より低い圧力p1の空気gを2次側室2cに送る。この結果、図3(B)に示すように、その2次室2c内は空気で置換され、ろ過水は一次側(原水側)に押し出されドレンされる。この圧力p1を制御することにより、膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々に排出することができる。
(ステップ2)
本発明は、さらに次のステップ2を含むことができる。すなわちステップ2では、圧力p1の空気による2次室内ろ過水の押し出しに続いて、より高い圧力p2に制御した空気gを供給して、図3(C)に示すように、その基体層11b内(基体層11bの表面から基体層11bと分離層11aとの境界面まで)の滞留水を空気で置換して、1次側に徐々に排出する。
この場合の圧力p2は、ステップ1で用いた圧力p1より高い圧力を用いる。すなわちp2は基体層11bの発泡圧より高く、分離層11aの発泡圧より低い圧力に設定する。なお、ステップ1の段階でステップ2の圧力p2の空気を供給することによって、2次室2cと基体層11bの置換操作を実質的に同時に行うことも可能であるから、ステップ2はステップ1の後に行う他、実質的に同時に行うこともできる。この圧力p2では空気は分離層を通過できない。
(ステップ3)
以上説明した2段階の加圧空気による2次室2cと基体層11bの置換操作の後、ステップ3として図3(D)に示すように、分離層11aの発泡圧以上の圧力p3の空気gを供給すれば、加圧空気は分離層11a内の滞留水をろ過流路12内に押し出すとともに、噴出空気として堆積物を剥離させ、ろ過膜の目詰まりを解消する。このステップ3でろ過流路12内に押し出されるろ過膜内の滞留水は、ケーシング容積の約2.5%(後述を参照)に過ぎないので、逆洗排水を流す下部ヘッダ管25などを大径としなくても高流速での排水が可能であり十分な洗浄効果が得られる。
また膜閉塞物の種類によっては、水が逆流する力により閉塞物を押し出すことが必要であるが、その場合には、ステップ1からステップ3に直接移行することによって、ケーシング2の容積の約24%(基体層11b内と分離層11aに滞留した水量、後述を参照)の水を分離層11aから高速で押出し、効果的な膜の洗浄が可能となる。
次に本発明の逆洗装置について説明する。
図4に示したように、従来はろ過水ヘッダ管14を逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管15の上側に配置していた。これは逆洗に水の圧力を用いているため流路に空気が残留していると、逆洗圧力が残留空気の圧縮によって失われ逆洗効率の大幅な低下をもたらすこととなるため、ろ過水ヘッダ管14をろ過水配管15の上に設置することによりろ過水配管15中の空気を完全に抜く必要があるためである。
これに対して本発明の逆洗装置では、図1に示すようにろ過水ヘッダ管21を逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管22の下側に配置している。従来の構造では、逆洗時にろ過水ヘッダ管14内の滞留ろ過水が逆流するのに対して、本発明では、逆洗に先立ってろ過水配管内を空気で置換する工程を含むため残留空気の存在は逆洗効果に影響がない。そのためろ過水ヘッダ管21を下向きに設置することが可能となり、逆洗空気供給源23から空気gを供給しても、ろ過水ヘッダ管21内のろ過水は逆流しないから、逆洗排水量が少なくなる。
以下に本発明の実施例を示す。
直径180mm、長さ1000mmで、その内部に内径2.5mmのろ過流路(セル)を2000個備えたろ過膜エレメント1を、直径200mmのケーシング2に収納した場合、ケーシング内容積(入口室、出口室は含まない)を100%とすると、2次室2cの容積:21%、ろ過エレメント1の容積:48%、ろ過流路分:31%となる。またろ過膜エレメント1は基体層分:分離層分=9:1とし、基体層と分離層の気孔率を50%とすると、基体層と分離層に滞留するろ過水量は、それぞれ21%、2.5%となる。
従来の逆洗方法では、ケーシング内の2次室分21%、基体層分21%、分離層分2.5%の合計44.5%が少なくとも逆洗排水として排出されており、上記した膜を逆洗する場合、最大で流束2m/secで40Lの水を流していた。これに対して本発明では、段落0021に記載の方法では、およそ1Lを流すだけでよくなる。また段落0022に記載のステップ1からステップ3に直接移行する方法でも、およそ6Lを流すだけでよい。この場合の配管径は同じ流束で流すために従来の40Lの時に80mm必要であったのに対して、1Lのときは25mm、6Lのときも50mmで十分となる。どちらで設計するかは、水質や運転条件に依存するが、いずれの場合においても従来と比較し大幅なコンパクト化が可能となる。
なお、ここで用いた膜はおよそ10μmの孔径をもつ基体層と、孔径1μmからなる分離層をもっていたが、p1は10kPa、p2は50kPa、p3は300kPaに設定したところ、前記した3ステップの逆洗を支障なく実施することができた。

Claims (5)

  1. 閉塞物により目詰まりを生じたろ過膜の2次側に圧力を制御した空気を供給して、膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々にドレンした後、空気圧を高めてろ過膜内部の水を空気とともに1次側に押し出し、閉塞物を剥離することを特徴とするろ過膜の逆洗方法。
  2. 膜ろ過装置が、無数のろ過孔を有する基体層と、この基体層より微細なろ過孔を有する分離層とを備えたセラミックろ過膜をケーシング内に収納したものであることを特徴とする請求項1記載のろ過膜の逆洗方法。
  3. 膜ろ過装置内の滞留ろ過水を1次側に徐々にドレンした後、セラミックろ過膜の基体層の表面から分離層との境界面までの滞留水を1次側に押し出すステップを含むことを特徴とする請求項2記載のろ過膜の逆洗方法。
  4. 逆洗操作の前に洗浄薬品を含む洗浄水でろ過エレメント内の滞留水を置換することを特徴とする請求項1記載のろ過膜の逆洗方法。
  5. 無数のろ過孔を有するセラミックろ過膜から形成されたろ過エレメントをケーシング内に収納した膜ろ過装置のための逆洗装置であって、逆洗空気供給管を兼ねるろ過水配管の下側にろ過水ヘッダ管を配置するとともに、逆洗空気供給管の先端に圧力制御可能な逆洗空気供給源を設けたことを特徴とする逆洗装置。
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