JPWO2005096283A1 - 光ピックアップの移送装置 - Google Patents

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Abstract

光ピックアップを保持する第1噛合部と、第1噛合部に噛合する第2噛合部と、第2噛合部を駆動して第1噛合部をラジアル方向に移送する移送部と、第1噛合部の移送方向における第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出する算出部と、駆動制御部と、を有する。駆動制御部は算出されたバックラッシ値に基づいて駆動部を制御して光ピックアップの移送を行う。

Description

本発明は、光ピックアップの移送装置、特に光ピックアップのスレッド移送装置に関する。
光ディスクの高記録密度化に伴い、光ピックアップをスレッド(スライディング)移送する移送装置の性能に対する要求が高まっている。例えば、青色レーザを用いて光ディスクを記録再生するブルーレイディスク(Blu−ray Disc:BD)は、デジタル他用途ディスク(Digital Versatile Disc:DVD)の1/2以下のトラックピッチを有する。従って、Blu−ray Disc用の光ピックアップの送り精度もDVD用の光ピックアップの1/2以下とするのが望ましいが、それを機械精度の向上によって実現しようとすると大きなコストアップにつながる。
光ピックアップの移送は、モータの回転をギアや送りねじによって直線運動に変換する機構が用いられる。しかし、移送装置に用いられるギア等はガタ(バックラッシ)を有しており、送りねじを回転させても光ピックアップが移送されない状態が生じる。このような移送されない状態が精度低下の大きな要因となっていた。また、このようなバックラッシによって不感帯が生じ、追従の遅れ等の制御性能の劣化を招いていた。従って、バックラッシを小さく抑えるためにギア等に高い機械精度が要求されたり、ばねなどで押し付けるような機構を付加しなければならなかった。あるいは、複数のガイド軸を設けたり、ピックアップ支持部とラック部または送りネジ部を弾性的に結合する弾性支持部の形状を工夫するといったことが行われてきた(特開2003−263848号公報参照)。
すなわち、従来技術におけるピックアップ装置の移送機構は、バックラッシの影響を軽減し振動や遅れを抑制することはできるが、高い性能を得ようとすると、機械精度が要求されたり構造が複雑になったりするため、コストアップにつながるという問題があった。さらに、従来例技術においては、機械的ガタを抑える方法の一つとして、ピックアップ支持部とラック部または送りネジ部を弾性的に結合する弾性支持部の弾性支持力を強化する方法が用いられる場合がある。しかしながら、この場合、駆動負荷の増加から脱調等の不具合を生じ、最悪の場合では、本来の目的である移送動作を行うことができなくなるという問題も生じていた。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、ピックアップの移送部がバックラッシを有していてもバックラッシの影響を抑制することができ、高精度で安定した移送動作を行うことが可能なピックアップ移送装置を提供することが一例として挙げられる。
本発明によるピックアップ移送装置は、光ピックアップを記録媒体のラジアル方向に移送するピックアップ移送装置であって、光ピックアップを保持する第1噛合部と、第1噛合部に噛合する第2噛合部と、第2噛合部を駆動して第1噛合部をラジアル方向に移送する移送部と、第1噛合部の移送方向における第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出する算出部と、算出部において算出されたバックラッシ値に基づいて移送部を制御する駆動制御部と、を有することを特徴としている。
また、本発明によるピックアップの移送方法は、第1噛合部に保持された光ピックアップを、第1噛合部に噛合する第2噛合部を駆動して記録媒体のラジアル方向に移送するピックアップの移送方法であって、第1噛合部の移送方向における第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出するステップと、算出されたバックラッシ値に基づいて第2噛合部を駆動し、第1噛合部を移送するステップと、を有することを特徴としている。
図1は、本発明の実施例1である光ピックアップの移送装置の構成を模式的に示すブロック図である。
図2は、スレッドモータにステッピングモータを用いた場合の、送りネジ部のラック部に対する相対位置を模式的に示す図である。
図3は、基準位置センサを用いて総バックラッシを算出する方法を説明する図である。
図4は、トラッキング引き込みを行う際の制御の手順について示すフローチャートである。
図5は、実施例2である光ピックアップの移送装置により、光ディスク11の所望の記録位置にアクセスを行う際の移送制御の手順について示すフローチャートである。
図6は、実施例3であるトラックジャンプを行う際の移送制御の手順について示すフローチャートである。
図7は、光ピックアップの移送装置において、総バックラッシ値を算出する他の方法について模式的に示す図である。
図8は、図7に示す方法における外乱信号(DIS)及びスレッド制御信号を示す図である。
図9は、DCモータを用いた場合に、スレッド制御信号からスレッド駆動信号及びステップ信号を生成する構成を示すブロック図である。
図10は、図9に示す構成におけるスレッド制御信号(DC信号)、スレッド駆動信号及びステップ信号を示す図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に示す実施例において、等価な構成要素には同一の参照符を付している。
図1は、本発明の実施例1である光ピックアップの移送装置10の構成を模式的に示すブロック図である。
光ピックアップの移送装置10は、光ディスクに対して情報信号の記録再生を行う光ディスク記録再生装置に設けられ、光ディスク11を回転駆動するスピンドルモータ12と情報信号の記録再生を行う光ピックアップ14を備えている。光ピックアップ14は、レーザ光源から出射された光ビームを対物レンズ15により集光し、光ディスク11の信号記録面から反射された読取信号を光検出器16によって検出する。光検出器16で検出された検出信号は、光ピックアップ制御部(以下、単にピックアップ制御部という)31に供給され、読み取りデータ信号(再生信号)及びピックアップ制御信号(フォーカスエラー、トラッキングエラー信号)が生成される。
ピックアップ制御部31は、ピックアップ制御信号に基づいて光ビームを光ディスク11の記録面および記録トラックに位置決めするように対物レンズ15をフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動可能な2軸アクチュエータ17によって駆動する。
2軸アクチュエータ17のうちトラッキングアクチュエータのダイナミックレンジはディスクの半径に対し非常に小さいため、トラッキング制御時においてピックアップ制御部31で生成されるスレッド制御信号に基づいて、光ピックアップ14は光ディスク11の回転に対してラジアル方向にスレッド送り(スライディング)される。
かかるスレッド制御を行うピックアップ移送装置は、光ピックアップ14を支持するピックアップ支持部(保持部)21と、ピックアップ支持部21(すなわち、光ピックアップ14)を光ディスクのラジアル方向に摺動可能に支持するガイド部22と、螺旋状あるいは歯車状に形成された溝を有するラック部24(第1噛合部)及びラック部24と噛み合うように形成された溝によって回転運動を直線運動に変換する送りネジ部23(第2噛合部)からなるピックアップ送り部と、送りネジ部23を回転駆動するスレッドモータ25と、ピックアップ支持部21とピックアップ送り部とを弾性的に結合する弾性支持部26と、ピックアップ支持部21の基準位置(すなわち、光ピックアップ14の位置)を検出する基準位置センサ27と、を備えている。基準位置センサ27は、例えば機械スイッチであり、光ピックアップ14が基準位置にあるときにON状態(又はOFF状態)となり、基準位置から離れたときにOFF状態(又はON状態)に切り替わるスイッチとして構成されている。なお、基準位置センサ27は、機械スイッチに限らず、例えば光学式スイッチ等であってもよい。基準位置としては、例えば光ピックアップ14が光ディスク11の情報記録領域の最内周に位置するときの位置として定めることができる。しかしながら、最内周位置に限らず、所定の固定された位置であればよい。
また、このピックアップ移送装置は、スレッドモータ25の回転駆動信号を生成し、またサーボ制御等の制御をなす駆動制御部32と、スレッドモータ25の回転駆動信号からピックアップ送り部のバックラッシ量(バックラッシ値)を算出するバックラッシ算出器33と、駆動制御部32及びピックアップ制御部31を制御するシステムコントローラ(CPU)(以下、単にコントローラという)35と、を有する。ピックアップ制御部31で生成されたスレッド制御信号は駆動制御部32に供給される。また、光ピックアップ14が基準位置にあることを表す基準位置センサ27からの検出信号がコントローラ(CPU)35に送られる。なお、図1においては、主たる信号線について示したが、これら各構成部はコントローラ35に双方的に接続されている。コントローラ35は、ピックアップ移送装置全体の制御をなすように構成されている。
次に、ピックアップの移送動作について詳細に説明する。光ディスク記録再生装置は、光ディスク11から必要な情報を得るために光ピックアップ14によって光ディスク11へのアクセス動作を行う。このアクセス動作において、光ピックアップ14は光ピックアップ移送装置により光ディスク11の回転に対してラジアル方向に移送され、所望の位置に移送される。移送後、フォーカス及びトラッキング制御を行い、記録再生を行う。また、この動作に加え、トラッキングアクチュエータによって再生トラックを移動するトラックジャンプと光ピックアップの移送を同時に行うアクセス動作も行われることがある。
光ピックアップ14の移送時において、コントローラ35からスレッド制御信号(移送命令)が駆動制御部32に送出される。駆動制御部32は、スレッド制御信号に応答してスレッドモータ25の駆動信号を生成する。例えば、スレッドモータ25にステッピングモータが用いられる場合、駆動信号は2相送りパルス、1−2相送りパルスあるいはマイクロステップ送りパルス等の信号が移送量に応じた分だけ駆動回路に与えられ電流に変換されてスレッドモータ25を回転駆動する。このときスレッドモータ25のモータ軸と一体となっている送りネジ部23も同時に回転駆動され、ラック部24によって直線運動に変換される。ピックアップ支持部21は弾性支持部26を介してラック部24に固定されているため、光ピックアップ14は光ディスク11の回転に関してラジアル方向に移送される。
この移送の際、送りネジ部23とラック部24の噛み合い部分には機械的なガタが存在するとバックラッシが生じる。このバックラッシの状態は、前回の移送履歴に大きく依存する。すなわち、現在移送しようとする方向に対して、前回の移送において同じ方向に駆動されていた場合にはバックラッシは小さく、前回の移送と反対の方向に駆動されていた場合にはバックラッシが大きい。
まず、本実施例におけるバックラッシ算出の原理について説明する。図2は、スレッドモータ25にステッピングモータを用いた場合の、送りネジ部23のラック部24に対する相対位置を模式的に表している。より詳細に説明すると、図2上段に示すように、送りネジ部23及びラック部24の歯が噛み合った状態(状態P1)において送りネジ部23が図中、−X方向(左方向)に移動する期間においては、バックラッシがなく相対位置は変化しない。つまり、ラック部24は供給されたステッピングパルス(駆動パルス)数に応じた距離だけ図中、−X方向に移送される(移送期間)。次に、送りネジ部23の送り方向を反転させ(図中、A)、+X方向(右方向)に送りネジ部23を移動させると、送りネジ部23及びラック部24の歯の間隙によって送りネジ部23及びラック部24の歯が噛み合っていない状態(状態P2,P3)なので、ステッピングパルスを供給してもラック部24は移送されない(不感期間)。そしてさらにステッピングパルスの供給により送りネジ部23の歯がラック部24の歯に噛み合う位置(図中、B)に達すると、ラック部24は移送され始める。さらに同一方向(+X方向)に送りネジ部23を移動させると、送りネジ部23及びラック部24の歯は噛み合っている状態(状態P4)なので、供給されたステッピングパルス(駆動パルス)数に応じてラック部24は+X方向に移送される(移送期間)。
従って、送りネジ部23及びラック部24の歯が噛み合った状態で送りネジ部23の送り方向を反転させた位置(位置A)から送りネジ部23及びラック部24の歯が噛み合った状態(位置B)になるまでに要するステッピングパルス(駆動パルス)数がネジ部23及びラック部24間のバックラッシに対応する。なお、以下においては、この送りネジ部23及びラック部24の歯が噛み合った状態(一方の回転方向においてそれぞれの歯が接触した状態)でのバックラッシを総バックラッシ(又は総バックラッシ値)と称する。なお、(総)バックラッシは送りネジ部23及びラック部24の製造精度及び組み立て精度によって異なる。
バックラッシ算出器33は、駆動制御部32からのステッピングパルス信号に基づいて、ステッピングパルス数及び送りネジ部23の送り(駆動)方向を確定する。すなわち、予め総バックラッシが分かっていれば、現在の位置が不感区間のどこに対応するか、つまり移送方向におけるバックラッシを前回のステッピングパルス信号から知ることができる。従って、不感区間を脱するのに要する送り方向及び送り量(アップカウント値、ダウンカウント値)を算出することができる。例えば、図2を例に説明すると、不感区間の間のP2に位置する状態から図中位置Aの方向に移送して不感区間を脱する場合には、ダウンカウント値が2(ステッピングパルス数は−2)であり、P3に位置する状態から位置Bの方向に移送して不感区間を脱する場合には、アップカウント値が3である。また、P1に位置する状態から図中位置Bの方向、あるいはP4に位置する状態から図中位置Aの方向に移送して不感区間を脱する場合には、総バックラッシに対応するステッピングパルス数による送りネジ部23の駆動が必要である。
なお、バックラッシ算出器33は、前回の駆動履歴に基づいて、現在の位置についての情報を格納している。すなわち、内周方向及び外周方向の両方向において、不感区間を脱するのに要する駆動量(アップカウント値、ダウンカウント値)を格納している。
上記した総バックラッシは、例えば、図3に示す方法により知ることができる。具体的には、例えば光ディスク記録再生装置の電源投入時、ディスクのローディング終了時等において、コントローラ35の制御により、駆動制御部32はスレッドモータ25を制御し、光ピックアップ14を保持するピックアップ支持部21(すなわち、ラック部24)を光ディスク11の情報記録領域の内周に向けて移動させる(図3(a))ピックアップ支持部21が基準位置センサ27に接触した時点において、基準位置センサ27からの検出信号に応答して光ピックアップ14の移動が停止され、光ピックアップ14が基準位置に位置するように制御される(図3(b))。例えば光ピックアップ14が光ディスク11の情報記録領域の最内周に位置するようにピックアップ支持部21が移動される。次に、スレッドモータ25の回転方向を反転させ、ラック部24(ピックアップ支持部21)を反対方向(外周方向)へ移送するよう駆動を開始する。しかしながら、ラック部24は送りネジ部23との間のガタ(バックラッシ)による不感区間のため移送されない。この間、トラッキングエラー信号等の光検出器16の検出信号は変化しない状態となる。その後、不感区間を脱する時点において基準位置センサ27が解除され(図3(c))、移送が開始される。基準位置センサ27による検出から解除されるまでの区間が総バックラッシである。従って、この不感区間に対応する駆動量(例えば、ステッピングパルス数)が総バックラッシとして得られる。
バックラッシ算出器33は、駆動ステップごとに加減算される送りステップを入力として、ダイナミックレンジが総バックラッシ値である飽和カウンタのように動作する。そして、このカウンタ値によって前回の駆動履歴が反映された現在のバックラッシ(現在位置から内周方向及び外周方向へのバックラッシ)を算出することができる。従って、バックラッシ算出器33によって、バックラッシが解消されるまでの時間は高速に駆動を行ったり、トラックジャンプを行う際には、ジャンプの開始のタイミングをバックラッシが解消されるまで待つことによって移送性能を大きく改善することができる。
以下に、トラッキング引き込みを行う際の制御について、図4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
従来、トラッキング制御が開始(ON)すると同時に、あるいはトラッキング制御が安定した後直ちにスレッド制御が開始(ON)されていた。しかしながら、バックラッシが大きい状態のときはスレッドモータを駆動してもバックラッシが解消されるまでの長い間不感となり、対物レンズが大きく偏奇してしまう。最悪の場合、トラッキング制御が外れてしまう。この不感の状態の間は駆動負荷が小さいため高速に駆動可能であるが、バックラッシが解消された瞬間に駆動負荷が急激に増加するため、脱調等の不具合が生じていた。
本実施例においては、まず、ピックアップ制御部31の制御によりトラッキング制御が開始(トラッキング制御:ON)される(ステップS11)。ピックアップ制御部31は、トラッキングサーボが安定したか否かを判別するトラッキングサーボ判別部を有する。すなわち、当該トラッキングサーボ判別部によりトラッキング制御が安定したか否かが判別される(ステップS12)。トラッキング制御が安定したと判別された場合には、バックラッシ算出器33により送り方向のバックラッシが算出される。すなわち、送り方向におけるバックラッシを解消するのに要する駆動量(アップカウント値又はダウンカウント値)が算出される(ステップS13)。駆動制御部32はコントローラ35と協働して第1噛合部(ラック部24)すなわち光ピックアップ14を移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ移送部(スレッドモータ25)を駆動したか否かを判別する駆動判別部として動作する。すなわち、駆動制御部32はコントローラ35の制御の下、算出されたバックラッシに対応する駆動量分の数のステッピングパルスをスレッドモータ25に送出し、送りネジ部23を高速で、すなわちスレッド制御時の移送速度よりも速く移送する(ステップS14)。当該移送が完了したか否かが判別され(ステップS15)、移送が完了したと判別された時点(すなわち、バックラッシが解消された時点)で、スレッドサーボ制御が開始(スレッドサーボ:ON)される(ステップS16)。
従って、トラッキング制御実行時において、送り方向におけるバックラッシ値を算出し、そのバックラッシ値の分だけ高速に駆動を行い、速やかに不感状態を脱するよう動作する。その後スレッドサーボを実行するのでトラッキング制御およびスレッド制御を安定に動作させることが可能となる。
本発明の実施例2である光ピックアップの移送装置10により光ディスク11の所望の記録位置にアクセスを行う際の移送制御について、図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
アクセス時において、光ピックアップ14は光ディスクの回転に対してラジアル方向に所望の位置に移送する必要がある。まず、バックラッシ算出器33によって現在位置からアクセス位置への移送方向におけるバックラッシ値が算出される。すなわち、当該移送方向におけるバックラッシを解消するのに要する駆動量(アップカウント値又はダウンカウント値)が算出される(ステップS21)。駆動制御部32はコントローラ35の制御の下、算出されたバックラッシ値に対応する駆動量分の数のステッピングパルスをスレッドモータ25に送出し、送りネジ部23を移動させる(ステップS22)。当該移送が完了したか否か(すなわち、バックラッシが解消されたか否か)が判別され(ステップS23)、バックラッシが解消されたと判別された時点で、スレッド制御によって現在位置からアクセス位置までの距離に対応する移送量でスレッド送りが行われる(ステップS24)。すなわち、現在位置からアクセス位置までの移送量を設定し、駆動指令を行ったとしてもバックラッシ値の分だけ移送が行われず所望の位置まで到達しないが、本実施例によれば、移送開始時のバックラッシ値を算出し、その算出バックラッシ値だけ余分に駆動を行うので所望のアクセス位置に迅速かつ正確に移送することができる。
本発明の実施例3である光ピックアップの移送装置10によりトラックジャンプを行う際の移送制御について、図6に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
従来、トラックジャンプを開始すると同時にスレッドの協調移送も開始されるのが一般的である。すなわち、制御信号(トラッキングエラー)に基づいてトラックを横切るようにトラッキングアクチュエータを駆動するトラックジャンプを行いながら、スレッドの協調移送が行われていた。しかしながら、バックラッシが大きい場合、スレッドモータを駆動してもバックラッシが解消されるまでの間は不感期間となり、トラックジャンプが先行して行われるためにレンズが大きく偏奇してしまう。従って、最悪の場合では揺り戻し現象を生じトラックジャンプに失敗したり、故障の原因となる。
本実施例においては、トラックジャンプ時において、まず、バックラッシ算出器33によって現在位置からアクセス位置への移送方向におけるバックラッシ値が算出される。すなわち、当該トラックジャンプをする方向におけるバックラッシを解消するのに要する駆動量が算出される(ステップS31)。駆動制御部32はコントローラ35の制御の下、算出されたバックラッシ値に対応する駆動量(アップカウント値又はダウンカウント値)をスレッドモータ25に送出し、送りネジ部23を移動させる(ステップS32)。当該移送が完了したか否か(すなわち、バックラッシが解消されたか否か)が判別され(ステップS33)、バックラッシが解消されたと判別された時点で、スレッド制御によって現在位置からアクセス位置までの距離に対応する移送量でスレッド送りが行われる(ステップS34)。
次に、トラックジャンプのための実際の移送がなされる。より具体的には、トラックジャンプを開始すると同時にスレッドの協調移送が開始される(ステップS34)。光ピックアップ14が横切ったトラック数を計数し(ステップS35)、トラックジャンプを終了したか否かが判別される(ステップS36)。トラックジャンプが終了したと判別された場合には、トラッキング制御を開始(ステップS37)するとともに、スレッドサーボ制御を実行する(ステップS38)。
従って、トラックジャンプ開始時において、バックラッシ値の分だけ余分に駆動を行った後にトラックジャンプを開始することによって、トラッキングアクチュエータの駆動及びスレッド移送の協調動作のタイミングが合致するので安定したトラックジャンプを行うことができる。
光ピックアップの移送装置10において、総バックラッシ値を算出する他の方法について説明する。図7は、外乱信号を用い、バックラッシ値を算出する構成を模式的に示すブロック図である。より具体的には、加算器37において、ピックアップ制御部31で生成されたスレッド制御信号に外乱信号(DIS)が重畳され、駆動制御部32に供給される。外乱信号(DIS)は、トラッキング及びスレッドサーボ制御時においてスレッド制御信号に重畳される。外乱信号(DIS)は、図8に示すように、例えばコントローラ35から供給される鋸歯状波(三角波)の信号である。この場合、スレッドモータ25によって送りネジ部23は、光ピックアップ14を内周方向および外周方向に交互に駆動するように移動するが、上記したように送りネジ部23及びラック部24間のガタ(バックラッシ)による不感区間のため移送されない期間が生じる。従って、スレッド制御信号には三角波状の外乱信号に追従しない不感領域(図中、平坦領域)が現れる。すなわち、この平坦領域に対応する駆動分が総バックラッシ値として得られる。
上記した実施例においては、スレッドモータ25にステッピングモータを用い、ステッピングパルスをカウントする場合について説明した。しかしながら、他の種類の駆動装置、例えばDCモータを用いることもできる。ステッピングモータの場合は駆動入力に対し位置出力を行うが、DCモータを用いる場合は駆動入力に対して速度出力がなされる。
図9は、スレッド制御信号からスレッド駆動信号及びステップ信号を生成する構成を示すブロック図であり、例えば、駆動制御部32内に設けられている。図10に示すように、スレッド制御信号(DC信号)は増幅器43により増幅され、スレッド駆動信号が生成される。また、スレッド制御信号は積分器41により積分され、速度−位置(移動量)変換がなされる。当該変換により得られた位置信号はコンパレータ42において単位移動量と比較され、ステップ信号が生成される。かかるステップ信号を用いることによって、ステッピングモータを用いた上記実施例と同様に移送制御を行うことができる。
以上、詳細に説明したように、バックラッシを有していてもバックラッシの影響を抑制することができ、高精度な移送動作を行うことが可能となる。
なお、上記した実施例においては、光ピックアップ14を保持する第1噛合部としてラック構造を、第2噛合部として送り駆動部に送りネジ構造を用いた場合を例に説明したが、互いに噛合し、光ピックアップ14(保持部21)をラジアル方向に移送できるような一対のネジ、ラック、ボルト、ナット、ギア等種々の噛合部を有する部材を用いても良い。
また、上記した実施例は、適宜組み合わせて適用することができる。例えば、実施例1−3を組み合わせ、トラッキング引き込み制御、アクセスを行う際の移送制御、トラックジャンプ時の移送制御のうちから複数、又は全てを備えた光ピックアップの移送装置として構成してもよい。

Claims (10)

  1. 光ピックアップを記録媒体のラジアル方向に移送するピックアップ移送装置であって、
    前記光ピックアップを保持する第1噛合部と、
    前記第1噛合部に噛合する第2噛合部と、
    前記第2噛合部を駆動して前記第1噛合部を前記ラジアル方向に移送する移送部と、
    前記第1噛合部の移送方向における前記第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出する算出部と、
    前記算出部において算出されたバックラッシ値に基づいて前記移送部を制御する駆動制御部と、を有することを特徴とするピックアップ移送装置。
  2. 前記算出部は、前記第1噛合部の移送方向を反転して移送する際の前記移送部の駆動量及び前記第1噛合部の移送量に基づいて前記第1及び第2噛合部間の総バックラッシ値を算出することを特徴とする請求項1に記載のピックアップ移送装置。
  3. 前記算出部は、前記総バックラッシ値に基づいて前記第1噛合部の移送方向における前記第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出することを特徴とする請求項1に記載のピックアップ移送装置。
  4. 前記第1噛合部を移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ前記移送部を駆動したか否かを判別する駆動判別部と、前記移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ前記移送部を駆動したと判別された場合に前記移送部の移送制御をなす移送制御部と、を有することを特徴とする請求項2に記載のピックアップ移送装置。
  5. 前記光ピックアップのトラッキングサーボ制御をなすトラッキングサーボ部と、トラッキングサーボが安定したか否かを判別するトラッキングサーボ判別部と、を有し、
    前記駆動制御部は前記トラッキングサーボが安定したと判別された場合に前記第1噛合部を移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ前記移送部を駆動することを特徴とする請求項4に記載のピックアップ移送装置。
  6. 前記第1噛合部を移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ前記移送部を駆動する際の駆動速度は前記移送制御時の駆動速度よりも大であることを特徴とする請求項4に記載のピックアップ移送装置。
  7. 前記移送制御部は前記移送部の移送サーボ制御をなす移送サーボを含むことを特徴とする請求項4に記載のピックアップ移送装置。
  8. 前記第1噛合部を移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ前記移送部を駆動したか否かを判別する駆動判別部と、
    前記移送すべき方向におけるバックラッシ値だけ前記移送部を駆動したと判別された場合に前記光ピックアップのトラッキング位置のジャンプをなすトラッキングジャンプ部と、を有することを特徴とする請求項2に記載のピックアップ移送装置。
  9. 前記移送部はステッピングモータを含み、前記算出部は前記ステッピングモータを駆動するパルス数に基づいて前記総バックラッシ値及び前記第1噛合部の移送方向における前記第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出することを特徴とする請求項2に記載のピックアップ移送装置。
  10. 第1噛合部に保持された光ピックアップを、前記第1噛合部に噛合する第2噛合部を駆動して記録媒体のラジアル方向に移送するピックアップの移送方法であって、
    前記第1噛合部の移送方向における前記第1及び第2噛合部間のバックラッシ値を算出するステップと、
    算出されたバックラッシ値に基づいて前記第2噛合部を駆動し、前記第1噛合部を移送するステップと、を有することを特徴とするピックアップの移送方法。
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