JPWO2005086168A1 - 処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
記録再生装置100は、CPU240のダビング制御手段にて、例えばHD171に記憶された番組データをDVD181へダビングする。CPU240の記録再生表示手段は、ダビング中にダビング以外の処理を実施する旨の入力操作を認識すると、ダビング以外の処理を適宜実施する。CPU240の電力供給制御手段は、ダビングが終了したことを認識すると、ダビング以外の処理が継続中であるか否かを判断する。電力供給制御手段は、ダビング以外の処理が継続中でないと判断した場合、電力供給の中断を要求する供給中断情報を電力供給手段230へ出力する。一方で、電力供給制御手段は、ダビング以外の処理が継続中であると判断した場合、電力供給の継続を要求する供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。
Description
本発明は、電力の供給を制御する処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体に関する。
従来、例えばビデオテープなどの磁気テープ、HD(Hard Disk)などの磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスクなどの各種記録媒体に記録された例えば映像データなどを、他の各種記録媒体に再記録する機能である、いわゆるダビング機能を有する記録装置や記録再生システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、AVセンタとされるテレビジョン受像器と、4つのVTR(Video Tape Recorder)と、などを備えている。AVセンタ側は、ダビングの際に、録画側のVTRと再生側のVTRの双方に、適当な間隔をおきながら「メディアエンドになったら教えろ」というコマンドを送り続ける。そして、録画側のVTRまたは再生側のVTRのどちらか一方がメディアエンドになると、録画側のVTRまたは再生側のVTRは、「メディアエンドに達した」という情報をAVセンタに返す。AVセンタ側では、「メディアエンドに達した」という情報を一方のVTRから受信すると、他方のVTRをストップさせ、全てのAV機器の電源を停止させるオールパワーオフを実行する。
ところで、上述した特許文献1に記載のものが有するオールパワーオフの機能を備えた記録装置には、ダビングと並行して例えば衛星放送などを受信する機能を備えたものがある。しかしながら、このような構成のものでは、利用者が衛星放送などの番組を視聴している最中であっても、ダビングの終了後に実施されるオールパワーオフにより衛星放送の受信を終了してしまうおそれがある。このことから、電力を適切に供給可能な構成が望まれている。
本発明は、このような実情に鑑みて、電力の供給を適切に制御する処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1の処理を実施する第1の処理実施手段と、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施する第2の処理実施手段と、前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得する実施信号取得手段と、前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識する処理実施認識手段と、前記第1の処理の終了を認識する処理終了認識手段と、前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されているか否かを判断し、前記第2の処理の実施が認識されていないと判断した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させる電力供給制御手段と、を具備したことを特徴とした処理制御装置である。
請求項10に記載の発明は、電力を供給する電力供給手段と、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置と、を具備したことを特徴とした電力供給制御装置である。
請求項11に記載の発明は、第1の処理を実施し、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施し、前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得し、前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識し、前記第1の処理の終了を認識し、前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されているか否かを判断し、前記第2の処理の実施が認識されていないと判断した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させることを特徴とする処理制御方法である。
請求項12に記載の発明は、演算手段を、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置として機能させることを特徴とした処理制御プログラムである。
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の処理制御方法を演算手段に実行させることを特徴とした処理制御プログラムである。
請求項14に記載の発明は、請求項12または請求項13に記載の処理制御プログラムが演算手段にて読取可能に記憶されたことを特徴とした処理制御プログラムを記録した記録媒体である。
170 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するHDドライブ
171 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するHD
180 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するDVDドライブ
181 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するDVD
230 電力供給制御装置を構成する電力供給手段
240 演算手段としても機能するCPU
241 処理制御装置および電力供給制御装置を構成する、第1の処理実施手段としてのダビング制御手段
242 処理制御装置および電力供給制御装置を構成する、第2の処理実施手段としての記録再生表示手段
243 処理制御装置および電力供給制御装置を構成し得る、終了後計時手段としての終了起動タイマ
244 処理制御装置、電力供給制御装置、および、処理間隔認識手段を構成し得る、処理間隔計時手段としても機能し得る、処理中計時手段としての並行起動タイマ
245 処理制御装置および電力供給制御装置を構成する、実施信号取得手段、処理実施認識手段、および、処理終了認識手段としても機能する電力供給制御手段
246 処理制御装置、電力供給制御装置、および、処理間隔認識手段を構成し得る、間隔計時認識手段としても機能し得る、終了後計時認識手段、終了後計時制御手段、処理中計時認識手段、および、処理中計時制御手段としてのタイマ制御手段
t 所定時間である計時設定時間
u 所定時間である計時設定時間
171 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するHD
180 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するDVDドライブ
181 第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するDVD
230 電力供給制御装置を構成する電力供給手段
240 演算手段としても機能するCPU
241 処理制御装置および電力供給制御装置を構成する、第1の処理実施手段としてのダビング制御手段
242 処理制御装置および電力供給制御装置を構成する、第2の処理実施手段としての記録再生表示手段
243 処理制御装置および電力供給制御装置を構成し得る、終了後計時手段としての終了起動タイマ
244 処理制御装置、電力供給制御装置、および、処理間隔認識手段を構成し得る、処理間隔計時手段としても機能し得る、処理中計時手段としての並行起動タイマ
245 処理制御装置および電力供給制御装置を構成する、実施信号取得手段、処理実施認識手段、および、処理終了認識手段としても機能する電力供給制御手段
246 処理制御装置、電力供給制御装置、および、処理間隔認識手段を構成し得る、間隔計時認識手段としても機能し得る、終了後計時認識手段、終了後計時制御手段、処理中計時認識手段、および、処理中計時制御手段としてのタイマ制御手段
t 所定時間である計時設定時間
u 所定時間である計時設定時間
以下に、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、本発明の処理制御装置および電力供給制御装置を備えた記録再生装置を例示して説明するが、これに限らず、電力の供給を制御するいずれの構成でも適用できる。
〔記録再生装置の構成〕
図1において、100は記録再生装置である。この記録再生装置100は、例えばテレビ番組などを第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するHD171や、第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するDVD181に適宜記憶させたり、この記憶させたテレビ番組などを図示しない表示装置に適宜表示させる。また、記録再生装置100は、第1の処理としての、例えばHD171に記憶されたテレビ番組などの映像データや音声データなどをDVD181に適宜再記憶させる処理であるいわゆるダビングを実施する。さらに、記録再生装置100は、ダビングと並行して、第2の処理としての、ダビングに関する処理以外の処理を適宜実施する。例えば、記録再生装置100は、ダビングと並行して、図示しないアンテナで受信した衛星放送などのテレビ番組を表示装置に表示させる処理や、HD171に記憶されたテレビ番組などの再生処理などを適宜実施する。なお、以下において、また、ダビングと並行して実施するダビングに関する処理以外の処理を、ダビング並行処理と適宜称して説明する。そして、記録再生装置100は、データ入力部110と、選局部120と、音声A/Dコンバータ130と、バス140と、ROM(Read Only Memory)150と、メモリ160と、HDドライブ170と、DVDドライブ180と、音声D/Aコンバータ190と、データ出力部200と、表示部210と、サブCPU(Central Processing Unit)220と、電力供給手段230と、演算手段としても機能するCPU240と、などを備えている。
図1において、100は記録再生装置である。この記録再生装置100は、例えばテレビ番組などを第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するHD171や、第1の記憶手段または第2の記憶手段を構成するDVD181に適宜記憶させたり、この記憶させたテレビ番組などを図示しない表示装置に適宜表示させる。また、記録再生装置100は、第1の処理としての、例えばHD171に記憶されたテレビ番組などの映像データや音声データなどをDVD181に適宜再記憶させる処理であるいわゆるダビングを実施する。さらに、記録再生装置100は、ダビングと並行して、第2の処理としての、ダビングに関する処理以外の処理を適宜実施する。例えば、記録再生装置100は、ダビングと並行して、図示しないアンテナで受信した衛星放送などのテレビ番組を表示装置に表示させる処理や、HD171に記憶されたテレビ番組などの再生処理などを適宜実施する。なお、以下において、また、ダビングと並行して実施するダビングに関する処理以外の処理を、ダビング並行処理と適宜称して説明する。そして、記録再生装置100は、データ入力部110と、選局部120と、音声A/Dコンバータ130と、バス140と、ROM(Read Only Memory)150と、メモリ160と、HDドライブ170と、DVDドライブ180と、音声D/Aコンバータ190と、データ出力部200と、表示部210と、サブCPU(Central Processing Unit)220と、電力供給手段230と、演算手段としても機能するCPU240と、などを備えている。
データ入力部110は、音声入力端子111と、映像入力端子112と、を備えている。音声入力端子111は、例えば図示しないプラグが着脱可能に接続されるコネクタやリード線が接続されるターミナルなどである。この音声入力端子111は、選局部120などに接続されている。また、音声入力端子111には、例えば衛星放送における衛星からの例えばテレビ番組の音声データを受信して、この受信した音声データを出力する図示しないアンテナが着脱可能に接続される。そして、音声入力端子111には、このアンテナから出力される音声データの入力音声信号Sonが入力される。映像入力端子112は、音
声入力端子111と同様の構成を有している。この映像入力端子112は、選局部120などに接続されている。また、映像入力端子112には、例えば衛星放送における衛星からの例えばテレビ番組の映像データを受信して、この受信した映像データを出力する図示しないアンテナが着脱可能に接続される。そして、映像入力端子112には、このアンテナから出力される映像データの入力映像信号Senが入力される。
声入力端子111と同様の構成を有している。この映像入力端子112は、選局部120などに接続されている。また、映像入力端子112には、例えば衛星放送における衛星からの例えばテレビ番組の映像データを受信して、この受信した映像データを出力する図示しないアンテナが着脱可能に接続される。そして、映像入力端子112には、このアンテナから出力される映像データの入力映像信号Senが入力される。
選局部120は、音声A/Dコンバータ130と、サブCPU220と、CPU240と、などに接続されている。そして、この選局部120は、サブCPU220により制御され、任意のチャンネルの例えばテレビ番組の音声データやデータとしての映像データを出力する。具体的には、選局部120は、データ入力部110に入力された入力音声信号Sonの音声データと、入力映像信号Senの映像データと、を取得する。また、選局部120は、サブCPU220から選局信号Skyを適宜取得する。この後、この選局信号Skyの後述する選局要求情報に基づいて、利用者にて選局されたチャンネルの音声データや映像データを出力する旨の要求を認識する。そして、選局部120は、データ入力部110に入力された音声データから選局されたチャンネルの音声データを取得する。この後、この音声データを選局音声信号Sosに適宜変換して、音声A/Dコンバータ130へ出力する。また、選局部120は、データ入力部110に入力された映像データから選局されたチャンネルの映像データを取得する。この後、この映像データを選局映像信号Sesに適宜変換して、CPU240へ出力する。
音声A/Dコンバータ130は、CPU240などに接続されている。この音声A/Dコンバータ130は、選局部120から選局音声信号Sosの音声データを取得する。この後、この音声データをデジタルの音声データであるデジタル音声データに変換する。そして、音声A/Dコンバータ130は、このデジタル音声データを入力デジタル音声信号Sdoに適宜変換して、CPU240へ出力する。
バス140は、例えばPCI(Peripheral Component Interconnect)バスや、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394バスなどが例示できる。このバス140には、ROM150と、メモリ160と、CPU240と、などが接続されている。
ROM150は、記録再生装置100全体を動作制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムなどを適宜読み出し可能に記憶している。なお、ROM150としては、HDや光ディスクなどの記録媒体に読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成などとしてもよい。
メモリ160は、各種データを格納、すなわち適宜読み出し可能に記憶する。なお、メモリ160としては、HDや光磁気ディスクなどの記録媒体に読み取り可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成としてもよい。
HDドライブ170は、CPU240などに接続され、記録媒体としてのHD171を備えている。このHDドライブ170は、CPU240により制御され、CPU240からの映像データやデジタル音声データなどをHD171に適宜読み出し可能に記憶させる。なお、HDドライブ170およびHD171にて、本発明の第1の記憶手段または第2の記憶手段が構成されている。また、映像データおよびデジタル音声データをまとめて説明する際には、これらを番組データと適宜称して説明する。具体的には、HDドライブ170は、CPU240からHD記録信号Smhを適宜取得する。次に、このHD記録信号S
mhの番組データを取得する。また、HD記録信号Smhの後述するHD記録要求情報に基づいて、この取得した番組データなどをHD171に記憶させる旨の要求を認識する。そして、HDドライブ170は、番組データなどをHD171に適宜読み出し可能に記憶させる。この後、HDドライブ170は、CPU240から取得した全ての番組データなどをHD171に記憶させることができたか否かを判断する。そして、全ての番組データなどをHD171に記憶させることができたと判断した場合、その旨が記載された正常終了情報を生成する。一方で、全ての番組データなどをHD171に記憶させることができなかったと判断した場合、その旨が記載された異常終了情報を生成する。この後、正常終了情報または異常終了情報をHD終了信号Sshに適宜変換して、CPU240へ出力する。
mhの番組データを取得する。また、HD記録信号Smhの後述するHD記録要求情報に基づいて、この取得した番組データなどをHD171に記憶させる旨の要求を認識する。そして、HDドライブ170は、番組データなどをHD171に適宜読み出し可能に記憶させる。この後、HDドライブ170は、CPU240から取得した全ての番組データなどをHD171に記憶させることができたか否かを判断する。そして、全ての番組データなどをHD171に記憶させることができたと判断した場合、その旨が記載された正常終了情報を生成する。一方で、全ての番組データなどをHD171に記憶させることができなかったと判断した場合、その旨が記載された異常終了情報を生成する。この後、正常終了情報または異常終了情報をHD終了信号Sshに適宜変換して、CPU240へ出力する。
また、HDドライブ170は、HD171に記憶させた番組データなどを適宜読み出してCPU240へ出力する。具体的には、HDドライブ170は、CPU240からHD読出信号Syhを適宜取得する。そして、このHD読出信号Syhの後述するHD読出要求情報に基づいて、任意のテレビ番組に関する番組データなどを出力する旨の要求を認識する。この後、この要求された番組データなどをHD171から読み出す。そして、HDドライブ170は、この読み出した番組データなどをHD読出データ信号Sdhに適宜変換して、CPU240へ出力する。
DVDドライブ180は、CPU240などに接続され、記録媒体としてのDVD181が着脱可能に構成されている。このDVDドライブ180は、CPU240により制御され、CPU240からの番組データなどをDVD181に適宜読み出し可能に記憶させる。なお、DVDドライブ180およびDVD181にて、本発明の第1の記憶手段または第2の記憶手段が構成されている。具体的には、DVDドライブ180は、CPU240からDVD記録信号Smdを適宜取得する。次に、このDVD記録信号Smdの番組データを取得する。また、DVD記録信号Smdの後述するDVD記録要求情報に基づいて、番組データなどをDVD181に記憶させる旨の要求を認識する。そして、DVDドライブ180は、番組データなどをDVD181に適宜読み出し可能に記憶させる。この後、DVDドライブ180は、CPU240から取得した全ての番組データなどをDVD181に記憶させることができたか否かを判断する。そして、全ての番組データなどをDVD181に記憶させることができたと判断した場合、その旨が記載された正常終了情報を生成する。一方で、全ての番組データなどをDVD181に記憶させることができなかったと判断した場合、その旨が記載された異常終了情報を生成する。この後、正常終了情報または異常終了情報をDVD終了信号Ssdに適宜変換して、CPU240へ出力する。
また、DVDドライブ180は、DVD181に記憶させた番組データなどを適宜読み出してCPU240へ出力する。具体的には、DVDドライブ180は、CPU240からDVD読出信号Sydを適宜取得する。そして、このDVD読出信号Sydの後述するDVD読出要求情報に基づいて、任意のテレビ番組に関する番組データなどを出力する旨の要求を認識する。この後、この要求された番組データなどをDVD181から読み出す。そして、DVDドライブ180は、これら読み出した番組データなどをDVD読出データ信号Sddに適宜変換して、CPU240へ出力する。
音声D/Aコンバータ190は、CPU240などに接続されている。この音声D/Aコンバータ190は、CPU240から出力デジタル音声信号Ssaのデジタル音声データを取得する。この後、このデジタル音声データをアナログの音声データであるアナログ音声データに変換する。そして、音声D/Aコンバータ190は、このアナログ音声データを出力アナログ音声信号Sauに適宜変換して、データ出力部200へ出力する。
データ出力部200は、データ入力部110の例えば音声入力端子111と同様の構成を有する、映像出力端子201と、アナログ音声出力端子202と、DIF(Digital Interface)音声出力端子203と、を備えている。映像出力端子201は、CPU240などに接続されている。この映像出力端子201には、例えば映像データを画面表示する図示しない表示装置などが着脱可能に接続される。そして、この映像出力端子201には、CPU240からのCVBSフォーマットやYCフォーマットあるいはYCbCrフォーマットなどの映像データの出力映像信号Secが入力される。アナログ音声出力端子20
2は、音声D/Aコンバータ200などに接続されている。このアナログ音声出力端子202には、アナログ音声データを音にて出力する表示装置や図示しないスピーカなどが着脱可能に接続される。そして、このアナログ音声出力端子202には、音声D/Aコンバータ190からのデジタル音声データの出力アナログ音声信号Sauが入力される。DIF音声出力端子203は、CPU240などに接続されている。このDIF音声出力端子203には、例えばDIFフォーマットの音声データを音にて出力する表示装置やスピーカなどが着脱可能に接続される。そして、このDIF音声出力端子203には、CPU240からのDIFフォーマットの音声データの出力DIF音声信号Sifが入力される。
2は、音声D/Aコンバータ200などに接続されている。このアナログ音声出力端子202には、アナログ音声データを音にて出力する表示装置や図示しないスピーカなどが着脱可能に接続される。そして、このアナログ音声出力端子202には、音声D/Aコンバータ190からのデジタル音声データの出力アナログ音声信号Sauが入力される。DIF音声出力端子203は、CPU240などに接続されている。このDIF音声出力端子203には、例えばDIFフォーマットの音声データを音にて出力する表示装置やスピーカなどが着脱可能に接続される。そして、このDIF音声出力端子203には、CPU240からのDIFフォーマットの音声データの出力DIF音声信号Sifが入力される。
表示部210は、サブCPU220などに接続されている。この表示部210としては、例えば液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなどが例示できる。この表示部210は、サブCPU220により制御され、サブCPU220から出力される画像信号Sdpの画像データを画面表示する。この画面表示する画像データとしては、例えば利用者により選局されたチャンネルの表示、HD171やDVD181に記憶された番組データの再生時間などの記録再生装置100の動作状態などを示す各種情報などが例示できる。
サブCPU220は、CPU240などに接続されている。このサブCPU220は、CPU240により制御され、選局部120の動作を適宜制御する。具体的には、サブCPU220は、CPU240から設定選局信号Spsを適宜取得する。そして、この設定選局信号Spsの後述する設定選局情報に基づいて、利用者により選局されたチャンネルに関する情報を認識する。次に、この選局されたチャンネルの番組データを出力する旨の要求が記載された選局要求情報を生成する。この後、サブCPU220は、この選局要求情報を選局信号Skyに適宜変換して、選局部120へ出力する。
また、サブCPU220は、表示部210の動作を適宜制御する。具体的には、サブCPU220は、CPU240から表示信号Sphを適宜取得する。そして、この表示信号Sphの後述する画像表示情報に基づいて、表示部210に表示させる画像データに関する情報を認識する。次に、この情報に基づいて、画像データを生成する。この後、サブCPU220は、この画像データを画像信号Sdpに適宜変換して、表示部210へ出力する。
電力供給手段230は、CPU240などに接続されている。この電力供給手段230は、CPU240により制御され、記録再生装置100への電力供給を適宜実施をする。具体的には、電力供給手段230は、CPU240から電源オン信号Suoを適宜取得する。そして、この電源オン信号Suoの後述するオン要求情報に基づいて、記録再生装置100の電源をオンする旨の要求を認識する。この後、電力供給手段230は、記録再生装置100への電力供給を直ちに開始して、記録再生装置100の電源をオンにする。また、電力供給手段230は、CPU240から電源オフ信号Sufを適宜取得する。そして、この電源オフ信号Sufの後述するオフ要求情報に基づいて、記録再生装置100の電源をオフする旨の要求を認識する。この後、電力供給手段230は、記録再生装置100への電力供給を直ちに終了して、記録再生装置100の電源をオフにする。
さらに、電力供給手段230は、CPU240から供給継続信号Skeを適宜取得する。そして、この供給継続信号Skeの後述する供給継続情報に基づいて、記録再生装置100への電力供給を継続する旨の要求を認識する。この後、電力供給手段230は、記録再生装置100への電力供給を継続して電源のオン状態を継続する。また、電力供給手段230は、CPU240から供給中断信号Scyを適宜取得する。そして、この供給中断信号S
cyの後述する供給中断情報に基づいて、記録再生装置100への電力供給を中断する旨の要求を認識する。この後、電力供給手段230は、記録再生装置100への電力供給を直ちに中断して記録再生装置100の電源をオフする。
cyの後述する供給中断情報に基づいて、記録再生装置100への電力供給を中断する旨の要求を認識する。この後、電力供給手段230は、記録再生装置100への電力供給を直ちに中断して記録再生装置100の電源をオフする。
CPU240は、図示しない各入出力ポート、例えば選局部120が接続される選局ポート、音声A/Dコンバータ130が接続される音声A/Dポート、バス140が接続されるバスポート、HDドライブ170が接続されるHDポート、DVDドライブ180が接続されるDVDポート、音声D/Aコンバータ190が接続される音声D/Aポート、映像出力端子201が接続される映像出力ポート、DIF音声出力端子203が接続されるDIF音声出力ポート、サブCPU220が接続されるサブポート、電力供給手段230が接続される電力供給ポート、図示しない入力部が接続される入力ポートなどを有している。そして、CPU240は、各種プログラムとして、図2に示すように、第1の処理実施手段としてのダビング制御手段241と、第2の処理実施手段としての記録再生表示手段242と、終了後計時手段としての終了起動タイマ243と、処理中計時手段としての並行起動タイマ244と、実施信号取得手段、処理実施認識手段、および、処理終了認識手段としても機能する電力供給制御手段245と、終了後計時認識手段、終了後計時制御手段、処理中計時認識手段、および、処理中計時制御手段としてのタイマ制御手段246と、などを備えている。なお、ダビング制御手段241、記録再生表示手段242、終了起動タイマ243、並行起動タイマ244、電力供給制御手段245、および、タイマ制御手段246にて、本発明の処理制御装置が構成されている。また、ダビング制御手段241、記録再生表示手段242、終了起動タイマ243、並行起動タイマ244、電力供給制御手段245、タイマ制御手段246、および、電力供給手段230にて、本発明の電力供給制御装置が構成されている。ここで、本発明の処理制御装置および電力供給制御装置は、前述した構成において、終了起動タイマ243、並行起動タイマ244、および、タイマ制御手段246を設けない構成としてもよい。
ダビング制御手段241は、利用者による入力部の入力操作に基づいて、番組データのダビングを適宜実施する。具体的には、ダビング制御手段241は、入力部からダビング操作信号を取得して、HD171に記憶された番組データのDVD181へのダビング、DVD181に記憶された番組データのHD171へのダビング、HD171の任意の記憶領域に記憶された番組データのHD171の他の記憶領域へのダビングなどのうちのいずれかを実施する旨の設定入力を認識する。そして、ダビング制御手段241は、例えばHD171の番組データのDVD181へのダビングが要求されていることを認識すると、HD171の任意のテレビ番組に関する番組データなどを出力する旨を要求するHD読出要求情報を生成する。この後、ダビング制御手段241は、このHD読出要求情報をHD読出信号Syhに適宜変換して、HDドライブ170へ出力する。また、ダビング制御手段241は、入力部からダビング操作信号を取得してダビングを開始する旨、すなわち利用者による入力操作を認識してダビングを開始する旨のダビング開始信号を適宜生成する。この後、このダビング開始信号を電力供給制御手段245へ出力する。
そして、ダビング制御手段241は、HDドライブ170からのHD読出データ信号Sdhの番組データなどを適宜取得する。次に、この番組データなどをDVD181に記憶させる旨を要求するDVD記録要求情報を生成する。そして、番組データやDVD記録要求情報などをDVD記録信号Smdに適宜変換して、DVDドライブ180へ出力する。これにより、DVDドライブ180にて、このDVD記録信号Smdに基づいて番組データがD
VD181に記憶され、HD171の番組データがDVD181にダビングされる。この後、ダビング制御手段241は、例えばDVDドライブ180からDVD終了信号Ssdを適宜取得する。次に、このDVD終了信号Ssdに基づいて、DVDドライブ180へ出力した番組データがDVD181に全てダビングされたか否か、すなわちダビングが正常終了したか否かを判断する。そして、DVD終了信号Ssdが正常終了情報である場合、ダビングが正常終了したと判断する。この後、ダビング制御手段241は、ダビングが正常終了した旨の正常終了信号を生成して電力供給制御手段245へ適宜出力する。一方で、DVD終了信号Ssdが異常終了情報である場合、ダビングがエラー終了したと判断する。この後、ダビング制御手段241は、ダビングがエラー終了した旨のエラー終了信号を生成して電力供給制御手段245へ適宜出力する。
VD181に記憶され、HD171の番組データがDVD181にダビングされる。この後、ダビング制御手段241は、例えばDVDドライブ180からDVD終了信号Ssdを適宜取得する。次に、このDVD終了信号Ssdに基づいて、DVDドライブ180へ出力した番組データがDVD181に全てダビングされたか否か、すなわちダビングが正常終了したか否かを判断する。そして、DVD終了信号Ssdが正常終了情報である場合、ダビングが正常終了したと判断する。この後、ダビング制御手段241は、ダビングが正常終了した旨の正常終了信号を生成して電力供給制御手段245へ適宜出力する。一方で、DVD終了信号Ssdが異常終了情報である場合、ダビングがエラー終了したと判断する。この後、ダビング制御手段241は、ダビングがエラー終了した旨のエラー終了信号を生成して電力供給制御手段245へ適宜出力する。
また、ダビング制御手段241は、ダビングの実施中に入力部からダビングキャンセル操作信号を取得して、ダビングをキャンセルする旨の設定入力を認識する。この後、ダビング制御手段241は、実施しているダビングを終了させる。また、ダビング制御手段241は、入力部からダビングキャンセル操作信号を取得してダビングをキャンセルした旨、すなわち利用者による入力操作を認識してダビングをキャンセルした旨のキャンセル終了信号を適宜生成する。この後、このキャンセル終了信号を電力供給制御手段245へ出力する。
記録再生表示手段242は、利用者による図示しない入力部の入力操作に基づいて、ダビングに関する処理以外の各種処理を適宜実施する。また、記録再生表示手段242は、ダビング制御手段241によりダビングが実施されている場合、ダビングと並行してダビングに関する処理以外の各種処理を実施する。
具体的には、記録再生表示手段242は、入力部から処理操作信号を取得して、例えば任意のチャンネルのテレビ番組を表示装置に画面表示させる旨の設定入力を認識する。そして、このチャンネルに関する情報が記載された設定選局情報を生成する。次に、この設定選局情報を設定選局信号Spsに適宜変換して、サブCPU220へ出力する。また、記
録再生表示手段242は、入力部から処理操作信号を取得してダビングに関する処理以外の処理を開始する旨、すなわち利用者による入力操作を認識して処理を開始する旨の処理実施信号としても機能する処理開始信号を適宜生成する。そして、この処理開始信号を電力供給制御手段245へ出力する。この後、記録再生表示手段242は、選局部120から選局映像信号Sesを適宜取得する。そして、この選局映像信号Sesの映像データを、CVBSフォーマットやYCフォーマットあるいはYCbCrフォーマットなどの映像データに適宜変換する。この後、この映像データを出力映像信号Secに適宜変換して、映像出力端子201へ出力する。また、記録再生表示手段242は、音声A/Dコンバータ130から入力デジタル音声信号Sdoを適宜取得する。そして、この入力デジタル音声信号Sdoのデジタル音声データを出力デジタル音声信号Ssaに適宜変換して、音声D/Aコンバータ190へ出力する。さらに、記録再生表示手段242は、入力デジタル音声信号Sdoのデジタル音声データをDIFフォーマットの音声データに適宜変換する。この後、この音声データを出力DIF音声信号Sifに適宜変換して、DIF音声出力端子203へ出力する。そして、記録再生表示手段242は、例えば選局部120にて取得した番組データのチャンネルを表示部210に表示させる旨を要求する画像表示情報を生成する。この後、この画像表示情報を表示信号Sphに適宜変換して、サブCPU220へ出力する。
録再生表示手段242は、入力部から処理操作信号を取得してダビングに関する処理以外の処理を開始する旨、すなわち利用者による入力操作を認識して処理を開始する旨の処理実施信号としても機能する処理開始信号を適宜生成する。そして、この処理開始信号を電力供給制御手段245へ出力する。この後、記録再生表示手段242は、選局部120から選局映像信号Sesを適宜取得する。そして、この選局映像信号Sesの映像データを、CVBSフォーマットやYCフォーマットあるいはYCbCrフォーマットなどの映像データに適宜変換する。この後、この映像データを出力映像信号Secに適宜変換して、映像出力端子201へ出力する。また、記録再生表示手段242は、音声A/Dコンバータ130から入力デジタル音声信号Sdoを適宜取得する。そして、この入力デジタル音声信号Sdoのデジタル音声データを出力デジタル音声信号Ssaに適宜変換して、音声D/Aコンバータ190へ出力する。さらに、記録再生表示手段242は、入力デジタル音声信号Sdoのデジタル音声データをDIFフォーマットの音声データに適宜変換する。この後、この音声データを出力DIF音声信号Sifに適宜変換して、DIF音声出力端子203へ出力する。そして、記録再生表示手段242は、例えば選局部120にて取得した番組データのチャンネルを表示部210に表示させる旨を要求する画像表示情報を生成する。この後、この画像表示情報を表示信号Sphに適宜変換して、サブCPU220へ出力する。
また、記録再生表示手段242は、入力部から処理操作信号を取得して、例えばDVD181の番組データを再生する旨の設定入力を認識する。そして、この番組データの出力を要求する旨のDVD読出要求情報を生成する。次に、このDVD読出要求情報をDVD読出信号Sydに適宜変換して、DVDドライブ180へ出力する。また、記録再生表示手段242は、処理開始信号を適宜生成して、電力供給制御手段245へ出力する。この後、記録再生表示手段242は、DVDドライブ180からDVD読出データ信号Sddを適宜取得する。そして、このDVD読出データ信号Sddの番組データである映像データを、上述したようなフォーマットなどの映像データに適宜変換する。この後、この映像データを出力映像信号Secに適宜変換して、映像出力端子201へ出力する。また、記録再生表示手段242は、DVD読出データ信号Sddの番組データである音声データを出力デジタル音声信号Ssaに適宜変換して、音声D/Aコンバータ190へ出力する。さらに、記録再生表示手段242は、DVD読出データ信号Sddの番組データである音声データをDIFフォーマットの音声データに適宜変換する。この後、この音声データを出力DIF音声信号Sifに適宜変換して、DIF音声出力端子203へ出力する。また、記録再生表示手段242は、番組データの再生時間を適宜認識する。次に、記録再生表示手段242は、例えば番組データの再生時間を表示部210に表示させる旨を要求する画像表示情報を生成する。この後、この画像表示情報を表示信号Sphに適宜変換して、サブCPU220へ出力する。
さらに、記録再生表示手段242は、電力供給制御手段245から後述する並行処理確認信号を適宜取得する。そして、この並行処理確認信号に基づいて、ダビング並行処理の処理状況に関する情報を電力供給制御手段245へ出力する旨の要求を認識する。この後、記録再生表示手段242は、ダビング並行処理が継続中であるか否かに関する処理実施信号としても機能する並行処理状況信号を生成する。そして、記録再生表示手段242は、この並行処理状況信号を電力供給制御手段245へ適宜出力する。
また、記録再生表示手段242は、録画予約の設定がされている場合、この設定に基づいて、任意のチャンネルの例えばテレビ番組をHD171やDVD181に録画する処理を適宜実施する。具体的には、記録再生表示手段242は、図示しない計時手段が計時する時刻に基づいて、録画予約の時刻になったことを認識すると、録画予約されたチャンネルに関する情報が記載された設定選局情報を生成する。そして、この設定選局情報を設定選局信号Spsに適宜変換して、サブCPU220へ出力する。この後、記録再生表示手段242は、選局部120から選局映像信号Sesの映像データを適宜取得するとともに、音
声A/Dコンバータ130から入力デジタル音声信号Sdoの音声データを適宜取得する。そして、この番組データなどを例えばHD171に記憶させる旨を要求するHD記録要求情報を生成する。この後、記録再生表示手段242は、番組データやHD記録要求情報などをHD記録信号Smhに適宜変換して、HDドライブ170へ出力する。これにより、HDドライブ170にて、このHD記録信号Smhに基づいて番組データがHD171に記憶され、録画予約されたテレビ番組の番組データがHD171に録画される。
声A/Dコンバータ130から入力デジタル音声信号Sdoの音声データを適宜取得する。そして、この番組データなどを例えばHD171に記憶させる旨を要求するHD記録要求情報を生成する。この後、記録再生表示手段242は、番組データやHD記録要求情報などをHD記録信号Smhに適宜変換して、HDドライブ170へ出力する。これにより、HDドライブ170にて、このHD記録信号Smhに基づいて番組データがHD171に記憶され、録画予約されたテレビ番組の番組データがHD171に録画される。
そして、記録再生表示手段242は、入力部の入力操作に基づいて、例えばメニュー画面を画面表示させる処理、画面表示されたテレビ番組のチャンネル変更処理、HD171やDVD181の例えばテレビ番組の早送り処理やスキップ処理など、ダビングに関する処理以外の処理を適宜実施する。また、記録再生表示手段242は、処理開始信号を適宜生成して、電力供給制御手段245へ出力する。
終了起動タイマ243は、タイマ制御手段246により制御され、例えば内部クロックなどの基準パルスに基づいてダビングが終了してからの経過時間を計時する。そして、この終了起動タイマ243は、計時した経過時間に関する時間情報をタイマ制御手段246へ適宜出力する。
並行起動タイマ244は、終了起動タイマ243と同様の構成を有している。この並行起動タイマ244は、タイマ制御手段246により制御され、ダビング並行処理が実施されてからの経過時間を計時する。そして、この並行起動タイマ244は、計時した経過時間に関する時間情報をタイマ制御手段246へ適宜出力する。
電力供給制御手段245は、各手段241,242からの各信号に基づいて、タイマ制御手段246の動作を適宜制御する。また、入力部、各手段241,242,246からの各信号に基づいて、電力供給手段230の動作を適宜制御する。具体的には、電力供給制御手段245は、ダビング制御手段241からエラー終了信号または正常終了信号を適宜取得する。この後、この取得した信号に基づいて、ダビングが終了したことを認識する。そして、エラー終了信号を取得している場合、ダビングがエラー終了したことを認識する。次に、電力供給制御手段245は、記録再生装置100への電力供給の継続を要求する供給継続情報を生成する。そして、この供給継続情報を供給継続信号Skeに適宜変換して、電力供給手段230へ出力する。
また、電力供給制御手段245は、正常終了信号を取得している場合、ダビングが正常終了したことを認識する。次に、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理の処理状況に関する情報の出力を要求する並行処理確認信号を生成する。そして、この並行処理確認信号を記録再生表示手段242へ適宜出力する。この後、電力供給制御手段245は、記録再生表示手段242から並行処理状況信号を適宜取得する。そして、この並行処理状況信号に基づいて、ダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する。例えば、電力供給制御手段245は、ダビングと並行して実施されていた任意のチャンネルの画面表示処理が継続中であるか否かを判断する。そして、ダビング並行処理が継続中であると判断した場合、供給継続信号Skeを電力供給手段230へ適宜出力する。
一方で、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、終了起動タイマ243で計時を開始する旨を要求する終了計時要求信号を生成する。そして、この終了計時要求信号をタイマ制御手段246へ適宜出力する。この後、電力供給制御手段245は、タイマ制御手段246から後述する終了計時完了信号を適宜取得する。次に、この終了計時完了信号に基づいて、終了起動タイマ243が予め設定された所定時間である計時設定時間のn分を計時したことを認識する。この後、電力供給制御手段245は、記録再生装置100への電力供給の中断を要求する供給中断情報を生成する。そして、この供給中断情報を供給中断信号Scyに適宜変換して、電力供給手段230へ適宜出力する。
また、電力供給制御手段245は、終了計時要求信号を出力してから終了計時完了信号を取得するまでの間に、記録再生表示手段242から処理開始信号を取得したか否か、すなわち終了起動タイマ243の計時中にダビング以外の処理を実施させる旨の入力操作が実施されたか否かを適宜判断する。そして、入力操作が実施されたと判断した場合、終了起動タイマ243での計時を中断する旨を要求する終了計時中断信号を生成する。次に、この終了計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力する。この後、電力供給制御手段245は、タイマ制御手段246から後述する終了中断完了信号を適宜取得する。次に、この終了中断完了信号に基づいて、終了起動タイマ243の計時が中断されたことを認識する。この後、電力供給制御手段245は、供給継続信号S
keを電力供給手段230へ適宜出力する。
keを電力供給手段230へ適宜出力する。
さらに、電力供給制御手段245は、終了計時要求信号を出力してから終了計時完了信号を取得するまでの間に、録画予約の設定がされているか否かを判断する。そして、録画予約の設定がされていると判断した場合、終了計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力する。この後、電力供給制御手段245は、タイマ制御手段246から終了中断完了信号を取得すると、供給継続信号Skeを電力供給手段230へ適宜出力する。
また、電力供給制御手段245は、ダビング制御手段241からエラー終了信号または正常終了信号を取得する前に、ダビング制御手段241からキャンセル終了信号を取得したか否か、すなわちダビング中にダビングをキャンセル終了する旨の入力操作が実施されたか否かを判断する。そして、キャンセル終了する旨の入力操作が実施されたと判断した場合、供給継続信号Skeを電力供給手段230へ適宜出力する。
さらに、電力供給制御手段245は、ダビング制御手段241からエラー終了信号または正常終了信号を取得する前に、記録再生表示手段242から処理開始信号を取得したか否か、すなわちダビング中にダビング並行処理を実施させる旨の入力操作が実施されたか否かを判断する。そして、入力操作が実施されたと判断した場合、並行起動タイマ244で計時を開始する旨を要求する並行計時要求信号を生成する。そして、この並行計時要求信号をタイマ制御手段246へ適宜出力する。この後、電力供給制御手段245は、タイマ制御手段246から後述する並行計時完了信号を適宜取得する。次に、この並行計時完了信号に基づいて、並行起動タイマ244が予め設定された所定時間である計時設定時間のm分を計時したことを認識する。この後、電力供給制御手段245は、ダビングが終了しているか否かを判断する。そして、ダビングが終了していると判断した場合、このダビングがエラー終了したか否かを判断する。この後、電力供給制御手段245は、ダビングがエラー終了したと判断した場合、供給継続信号Skeを電力供給手段230へ適宜出力する。一方で、ダビングが正常終了したと判断した場合、上述したような処理を実施して、ダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する。この後、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中であると判断した場合、供給継続信号Skeを電力供給手段230へ適宜出力する。一方で、ダビング並行処理が継続中はないと判断した場合、供給中断信号Scyを電力供給手段230へ適宜出力する。
そして、電力供給制御手段245は、並行計時要求信号を出力してから並行計時完了信号を取得するまでの間に、記録再生表示手段242から処理開始信号を取得したか否か、すなわち並行起動タイマ244の計時中にダビング以外の処理を実施させる旨の入力操作が実施されたか否かを適宜判断する。そして、入力操作が実施されたと判断した場合、並行起動タイマ244の計時をリセットして再び計時を開始させる旨を要求するリセット要求信号を生成する。この後、このリセット要求信号をタイマ制御手段246へ適宜出力する。
さらに、電力供給制御手段245は、並行起動タイマ244の計時中にダビングをキャンセル終了する旨の入力操作が実施されたか否かを判断する。そして、キャンセル終了する旨の入力操作が実施されたと判断した場合、並行計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力する。この後、電力供給制御手段245は、タイマ制御手段246から並行中断完了信号を取得すると、供給継続信号Skeを電力供給手段230へ適宜出力する。
また、電力供給制御手段245は、入力部から電力供給開始信号を適宜取得して、記録再生装置100への電力供給を開始して記録再生装置100の電源をオンする旨の設定入力を認識する。そして、記録再生装置100の電源をオンする旨を要求するオン要求情報を生成する。この後、このオン要求情報を電源オン信号Suoに適宜変換して、電力供給手段230へ出力する。さらに、電力供給制御手段245は、入力部から電力供給終了信号を適宜取得して、記録再生装置100への電力供給を終了して記録再生装置100の電源をオフする旨の設定入力を認識する。そして、記録再生装置100の電源をオフする旨を要求するオフ要求情報を生成する。この後、このオフ要求情報を電源オフ信号Sufに適宜変換して、電力供給手段230へ出力する。
タイマ制御手段246は、電力供給制御手段245により制御され、終了起動タイマ243や並行起動タイマ244の動作を適宜制御する。具体的には、タイマ制御手段246は、電力供給制御手段245から終了計時要求信号を適宜取得する。そして、この終了計時要求信号に基づいて、終了起動タイマ243をリセットしてから起動させる。この後、タイマ制御手段246は、終了起動タイマ243から時間情報を適宜取得して、計時設定時間のn分を計時したか否かを適宜判断する。そして、n分を計時したと判断した場合、終了起動タイマ243に計時を終了させる。この後、タイマ制御手段246は、n分の計時が終了した旨の終了計時完了信号を生成する。そして、この終了計時完了信号を電力供給制御手段245へ適宜出力する。また、タイマ制御手段246は、電力供給制御手段245から終了計時中断信号を適宜取得する。そして、この終了計時中断信号に基づいて、終了起動タイマ243の計時を中断させる。この後、タイマ制御手段246は、終了起動タイマ243の計時を中断した旨の終了中断完了信号を生成する。そして、この終了中断完了信号を電力供給制御手段245へ適宜出力する。
また、タイマ制御手段246は、電力供給制御手段245から並行計時要求信号を適宜取得する。そして、この並行計時要求信号に基づいて、並行起動タイマ244をリセットしてから起動させる。この後、タイマ制御手段246は、並行起動タイマ244から時間情報を適宜取得して、計時設定時間のm分を計時したか否かを適宜判断する。そして、m分を計時したと判断した場合、並行起動タイマ244に計時を終了させる。この後、タイマ制御手段246は、m分の計時が終了した旨の並行計時完了信号を生成する。そして、この並行計時完了信号を電力供給制御手段245へ適宜出力する。また、タイマ制御手段246は、電力供給制御手段245から並行計時中断信号を適宜取得する。そして、この並行計時中断信号に基づいて、並行起動タイマ244の計時を中断させる。この後、タイマ制御手段246は、並行起動タイマ244の計時を中断した旨の並行中断完了信号を生成する。そして、この並行中断完了信号を電力供給制御手段245へ出力する。さらに、タイマ制御手段246は、電力供給制御手段245からリセット要求信号を適宜取得する。そして、このリセット要求信号に基づいて、並行起動タイマ244の計時をリセットして、再び計時を開始させる。
〔記録再生装置の動作〕
次に、記録再生装置100の動作として、ダビング時の電力供給処理について、図3に基づいて説明する。なお、ここでは、HD171に記憶された番組データのDVD181へのダビング時の電力供給処理を例示して説明する。
次に、記録再生装置100の動作として、ダビング時の電力供給処理について、図3に基づいて説明する。なお、ここでは、HD171に記憶された番組データのDVD181へのダビング時の電力供給処理を例示して説明する。
まず、記録再生装置100は、電力が供給された後、CPU240のダビング制御手段241にて、利用者によるダビングを開始する旨の入力操作を認識する。そして、ダビング制御手段241は、図3に示すように、この入力操作に基づいて、HD171に記憶された番組データのDVD181へのダビングを開始する(ステップS101)。この後、CPU240は、電力供給制御手段245にて、ダビング制御手段241または記録再生表示手段242で入力操作を認識したか否かを判断する(ステップS102)。
このステップS102において、電力供給制御手段245は、入力操作を認識したと判断した場合、この入力操作がダビングをキャンセルする旨のキャンセル終了操作であるか否かを判断する(ステップS103)。そして、このステップS103において、電力供給制御手段245は、入力操作がキャンセル終了操作であると判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。また、ダビング制御手段241は、キャンセル終了操作に基づいて、ダビングをキャンセル終了させる(ステップS104)。この後、電力供給手段230は、供給継続情報を取得すると、電力供給制御手段245からオフ要求情報を取得したか否か、すなわち電力供給制御手段245で記録再生装置100の電源をオフする旨の電源オフ操作を認識したか否かを判断する(ステップS105)。このステップS105において、電力供給手段230は、電源オフ操作を認識していないと判断した場合、ステップS105の処理を繰り返す。一方、ステップS105において、電源オフ操作を認識したと判断した場合、記録再生装置100の電源を直ちにオフする(ステップS106)。そして、ダビング時の電力供給処理を終了する。
一方、ステップS103において、電力供給制御手段245は、入力操作がキャンセル終了操作でないと判断した場合、例えば入力操作がHD171の他のテレビ番組などの再生であると判断した場合、並行計時要求信号をタイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、並行計時要求信号を取得すると、並行起動タイマ244をリセットしてから起動させて、ダビング並行処理が実施されてからの経過時間の計時を開始させる(ステップS107)。また、記録再生表示手段242は、入力操作に基づいて、例えばHD171の他のテレビ番組などの再生をダビング並行処理として開始する。この後、電力供給制御手段245は、ダビング制御手段241または記録再生表示手段242で新たな入力操作を認識したか否かを判断する(ステップS108)。
このステップS108において、電力供給制御手段245は、新たな入力操作を認識したと判断した場合、ステップS103と同様の処理を実施して、入力操作がキャンセル終了操作であるか否かを判断する(ステップS109)。そして、このステップS109において、電力供給制御手段245は、入力操作がキャンセル終了操作ではないと判断した場合、リセット要求信号をタイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、リセット要求信号を取得すると、ステップS107に戻り、並行起動タイマ244の計時をリセットして計時を再開させる。また、記録再生表示手段242は、入力操作に基づいて、ダビングのキャンセル終了以外の処理、例えば再生しているテレビ番組の早送り処理を実施する。一方、ステップS109において、電力供給制御手段245は、入力操作がキャンセル終了操作であると判断した場合、並行計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、並行計時中断信号を取得すると、並行起動タイマ244の計時を中断させる(ステップS110)。そして、タイマ制御手段246は、並行中断完了信号を電力供給制御手段245へ出力する。電力供給制御手段245は、並行中断完了信号を取得すると、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。そして、ダビング制御手段241は、キャンセル終了操作に基づいて、ステップS104へ進み、ダビングをキャンセル終了する。
一方、ステップS108において、電力供給制御手段245は、新たな入力操作を認識していないと判断した場合、タイマ制御手段246から並行計時完了信号を取得したか否か、すなわち並行起動タイマ244がm分を計時したか否かを判断する(ステップS111)。このステップS111において、電力供給制御手段245は、並行起動タイマ244がm分を計時していないと判断した場合、ステップS108に戻る。一方、ステップS111において、m分を計時したと判断した場合、ダビングがすでに終了しているか否かを判断する(ステップS112)。このステップS112において、電力供給制御手段245は、ダビングがまだ終了していないと判断した場合、ステップS102に戻る。一方、ステップS112において、ダビングがすでに終了していると判断した場合、ダビングがエラー終了したか否かを判断する(ステップS113)。このステップS113において、電力供給制御手段245は、ダビングがエラー終了していると判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。この後、電力供給手段230は、供給継続情報を取得して、ステップS105の処理を実施する。一方、ステップS113において、電力供給制御手段245は、ダビングが正常終了したと判断した場合、ダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する(ステップS114)。このステップS114において、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ出力する。この後、電力供給手段230は、供給中断情報を取得して、ステップS106の処理を実施する。一方、ステップS114において、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中であると判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。この後、電力供給手段230は、供給継続情報を取得して、ステップS105の処理を実施する。
また、ステップS102において、電力供給制御手段245は、入力操作を認識していないと判断した場合、ダビングが終了したか否かを判断する(ステップS115)。このステップS115において、電力供給制御手段245は、ダビングが終了していないと判断した場合、ステップS102に戻る。一方、ステップS115において、ダビングが終了したと判断した場合、ステップS113と同様の処理を実施して、ダビングの終了がエラー終了であるか否かを判断する(ステップS116)。このステップS116において、電力供給制御手段245は、エラー終了であると判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。この後、電力供給手段230は、供給継続情報を取得して、ステップS105の処理を実施する。一方、ステップS116において、電力供給制御手段245は、ダビングが正常終了したと判断した場合、ステップS114と同様の処理を実施して、ダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する(ステップS117)。例えば、HD171の他のテレビ番組の再生が継続中であるか否かを判断する。
このステップS117において、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中であると判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。この後、電力供給手段230は、供給継続情報を取得して、ステップS105の処理を実施する。一方、ステップS117において、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、終了計時要求信号をタイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、終了計時要求信号を取得すると、終了起動タイマ243をリセットしてから起動させて、ダビングが終了してからの経過時間の計時を開始する(ステップS118)。そして、電力供給制御手段245は、ステップS108と同様の処理を実施して、ダビング制御手段241または記録再生表示手段242で新たな入力操作を認識したか否かを判断する(ステップS119)。
このステップS119において、電力供給制御手段245は、新たな入力操作を認識したと判断した場合、終了計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、終了計時中断信号を取得すると、終了起動タイマ243の計時を中断させる(ステップS120)。そして、タイマ制御手段246は、終了中断完了信号を電力供給制御手段245へ出力する。電力供給制御手段245は、終了中断完了信号を取得すると、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。そして、記録再生表示手段242は、入力操作に基づいて、各種処理を実施する。また、電力供給手段230は、供給継続情報を取得して、ステップS105の処理を実施する。
一方、ステップS119において、電力供給制御手段245は、新たな入力操作を認識していないと判断した場合、録画予約が設定されているか否かを判断する(ステップS121)。このステップS121において、電力供給制御手段245は、録画予約が設定されていると判断した場合、終了計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、終了計時中断信号を取得すると、終了起動タイマ243の計時を中断させる(ステップS122)。そして、CPU240は、記録再生表示手段242にて、録画予約を実施する(ステップS123)。この後、CPU240は、電力供給手段230にて、ステップS105の処理を適宜実施する。一方、ステップS121において、電力供給制御手段245は、録画予約が設定されていないと判断した場合、タイマ制御手段246から終了計時完了信号を取得したか否か、すなわち終了起動タイマ243がn分を計時したか否かを判断する(ステップS124)。このステップS124において、電力供給制御手段245は、終了起動タイマ243がn分を計時していないと判断した場合、ステップS119に戻る。一方、ステップS124において、電力供給制御手段245は、n分を計時したと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ適宜出力する。この後、電力供給手段230は、供給中断情報を取得して、ステップS106の処理を実施する。
上述したように、上記実施の形態では、記録再生装置100は、CPU240のダビング制御手段241にて、例えばHD171の番組データをDVD181へダビングする。そして、CPU240の記録再生表示手段242は、ダビング中にダビング以外の処理であるダビング並行処理を実施する旨の入力操作を認識すると、ダビング並行処理を適宜実施する。この後、CPU240の電力供給制御手段245は、ダビングが終了したことを認識すると、記録再生表示手段242から並行処理状況信号を適宜取得する。次に、この並行処理状況信号に基づいて、ダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する。そして、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ出力する。一方で、ダビング並行処理が継続中であると判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。電力供給手段230は、電力供給制御手段245から供給中断情報を取得すると、記録再生装置100への電力供給を中断して、記録再生装置100の電源を直ちにオフする。一方で、電力供給制御手段245から供給継続情報を取得すると、記録再生装置100への電力供給を継続して、電源オフ操作を認識するまで記録再生装置100の電源をオフしない。
このため、記録再生装置100は、ダビングが終了した際に、このダビングと並行して実施していた例えばHD171の他のテレビ番組などの再生処理が継続中の場合、電源オフ操作を認識するまで電力供給を継続できる。したがって、利用者は、例えばHD171の再生中にダビングが終了したことに気付かなかったとしても電源のオン状態が継続されるので、意志に反して電源がオフされ再生しているテレビ番組などの視聴が妨げられることがない。また、記録再生装置100は、ダビングが終了した際に、このダビングと並行して実施していた例えばHD171の再生処理も終了している場合、入力操作を認識することなく電力供給を直ちに中断できる。したがって、記録再生装置100は、利用者が近傍にいなくても電源をオフでき、消費電力を低減できる。よって、記録再生装置100は、電力を適切に供給できる。
電力供給制御手段245は、ダビングがエラー終了したか否かを判断する。そして、エラー終了したと判断した場合、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。このため、記録再生装置100は、ダビングがエラー終了した後にも電源オフ操作を認識するまで電源のオン状態を継続できる。したがって、記録再生装置100は、エラー終了後も電源のオン状態を継続することにより、例えばエラー終了後に記録再生装置100の近傍に戻ってきた利用者にダビングがエラー終了したことを容易に認識できる。よって、記録再生装置100の利便性を向上できる。
電力供給制御手段245は、ダビングの終了後にダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する。そして、ダビング並行処理が継続中ではないと判断した場合、終了計時要求信号をタイマ制御手段246へ出力して、終了起動タイマ243にn分の計時を開始させる。この後、電力供給制御手段245は、終了起動タイマ243による計時中に、例えば記録再生表示手段242から処理開始信号を取得したか否か、すなわち新たな入力操作を認識したか否かを判断する。そして、計時中に新たな入力操作を認識したと判断した場合、終了計時中断信号をタイマ制御手段246へ出力して、終了起動タイマ243の計時を中断させる。この後、供給継続情報を電力供給手段230へ出力する。一方で、電力供給制御手段245は、新たな入力操作を認識することなくn分の計時が終了したと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ出力する。
このため、記録再生装置100は、ダビングの終了後にダビング並行処理も終了している場合でも、n分間だけ電源のオン状態を継続できる。そして、このn分間の間に入力操作を認識すると、n分間が経過した後にも電源オフ操作を認識するまで電源のオン状態を継続できる。したがって、利用者は、例えばダビングおよびダビング並行処理が終了した時点で記録再生装置100から離れていたとしても、n分間の間に戻ってくれば電源をオンする入力操作を実施することなく記録再生装置100を動作させることができる。また、記録再生装置100は、n分間の間に利用者が戻ってこなかったとしても、n分間が経過した後に電源をオフでき、消費電力を低減できる。よって、記録再生装置100は、電力をより適切に供給できる。
電力供給制御手段245は、ダビング中に記録再生表示手段242から処理開始信号を取得したか否か、すなわち記録再生表示手段242で入力操作を認識したか否かを判断する。そして、ダビング中に入力操作を認識したと判断した場合、並行計時要求信号をタイマ制御手段246へ出力して、並行起動タイマ244にm分の計時を開始させる。この後、電力供給制御手段245は、新たな入力操作を認識することなくm分の計時が終了したと判断した場合、ダビングが終了しているか否かを判断する。そして、ダビングが終了していると判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ出力する。一方で、ダビングが終了していないと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ出力しない。このため、記録再生装置100は、ダビング中に入力操作を認識した時点からm分間が経過した後に電源を適宜オフできる。したがって、記録再生装置100は、例えば利用者が入力操作を実施した後に記録再生装置100から長時間離れてしまった場合、ダビングが終了した時点からの経過時間に基づいて電源をオフする構成と比べて、適宜早いタイミングで電源をオフできる。よって、記録再生装置100は、消費電力を適宜低減させることができ、電力をより適切に供給できる。
電力供給制御手段245は、並行起動タイマ244による計時中に、記録再生表示手段242から処理開始信号を取得したか否か、すなわち新たな入力操作を認識したか否かを判断する。そして、計時中に新たな入力操作を認識したと判断した場合、リセット要求信号をタイマ制御手段246へ出力する。そして、並行起動タイマ244の計時をリセットさせてから計時を再開させる。このため、記録再生装置100は、ダビング中に入力操作を複数回認識した場合、最後の入力操作を認識した時点からm分間が経過した後に電源を適宜オフできる。したがって、記録再生装置100は、例えば利用者が複数回の入力操作を長時間にわたって実施した場合でも、最初の入力操作を認識した時点からの経過時間に基づいて電源をオフする構成のように、利用者の意志に反して電源をオフするおそれがない。よって、記録再生装置100は、電力をさらに適切に供給できる。
本発明の処理制御装置および電力供給制御装置を、例えばHD171に記憶された番組データのDVD181へのダビング中に、例えばHD171に記憶された他の番組データの再生が可能な記録再生装置100に適用している。このため、電力を適切に供給可能な利便性が高い記録再生装置100を提供できる。
[実施の形態の変形]
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、例えば電力供給制御手段245に、ダビングがエラー終了したか否かを判断する機能を設けた構成について例示したが、このような機能を設けない構成などとしてもよい。このような構成にすれば、ステップS113やステップS116の処理を省略できる。したがって、記録再生装置100は、ダビング時の電力供給処理をより迅速にできる。
電力供給制御手段245に、ダビングの終了時にダビング並行処理が継続中であるか否かを判断し、終了起動タイマ243を適宜制御する機能を設けた構成について例示したが、このような機能を設けずに例えば以下のような処理を実施させる構成などとしてもよい。すなわち、電力供給制御手段245に、ステップS117においてダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、ステップS121の処理を実施させる。そして、ステップS121において、録画予約が設定されていると判断した場合、ステップS123の処理を実施させ、録画予約が設定されていないと判断した場合、ステップS106の処理を実施させる構成などとしてもよい。このような構成によれば、ステップS118ないしS120,S122,S124の処理を省略できる。したがって、記録再生装置100は、ダビング時の電力供給処理をより迅速にできる。また、CPU240に終了起動タイマ243を設ける必要がなくなるので、CPU240の構成を簡略化できる。さらに、電力供給制御手段245に終了起動タイマ243を制御する機能を設ける必要がなくなるので、電力供給制御手段245の構成を簡略化できる。したがって、記録再生装置100のコスト低減を図ることができる。
電力供給制御手段245に、ダビング中に入力操作が実施されたか否かを判断し、並行起動タイマ244を適宜制御する機能を設けた構成について例示したが、このような機能を設けずに例えば以下のような処理を実施させる構成などとしてもよい。すなわち、電力供給制御手段245に、ステップS103において入力操作がキャンセル終了操作でないと判断した場合、ステップS102の処理を実施させる構成などとしてもよい。このような構成によれば、ステップS107ないしS114の処理を省略できる。したがって、記録再生装置100は、ダビング時の電力供給処理をより迅速にできる。また、CPU240に並行起動タイマ244を設ける必要がなくなるので、CPU240の構成を簡略化できる。さらに、電力供給制御手段245に並行起動タイマ244を制御する機能を設ける必要がなくなるので、電力供給制御手段245の構成を簡略化できる。したがって、記録再生装置100のコスト低減を図ることができる。
電力供給制御手段245に、並行起動タイマ244による計時中に新たな入力操作を認識したか否かを判断し、並行起動タイマ244の計時を適宜リセットして再開させる機能を設けた構成について例示したが、このような機能を設けずに例えば以下のような処理を実施させる構成などとしてもよい。すなわち、電力供給制御手段245に、ステップS109において入力操作がキャンセル終了操作でないと判断した場合、ステップS108の処理を実施させる構成などとしてもよい。このような構成にすれば、電力供給制御手段245に並行起動タイマ244の計時をリセットして再開させる機能を設ける必要がなくなるので、電力供給制御手段245の構成を簡略化できる。したがって、記録再生装置100のコスト低減を図ることができる。
例えば、以下のような構成などとしてもよい。すなわち、CPU240に、計時設定時間のn分やm分を任意の時間に設定する旨の入力操作に応じた時間設定信号を取得する図示しない時間設定信号取得手段と、この時間設定要求信号に基づいて計時設定時間のn分やm分を任意の時間に設定する図示しない時間設定手段と、を設ける構成などとしてもよい。このような構成にすれば、利用者は、ダビング終了後や入力操作実施後から電力供給を中断させるまでの時間を適宜決定できる。したがって、記録再生装置100の利便性をより向上させることができる。
例えば、以下のような構成などとしてもよい。すなわち、記録再生装置100のCPU240に、図示しない自動時間設定手段を設ける。また、並行起動タイマ244を、本発明の処理間隔計時手段として機能させる。さらに、タイマ制御手段246を、本発明の間隔計時認識手段として機能させる。すなわち、タイマ制御手段246に、並行起動タイマ244による計時中に新たな入力操作を認識した際に、並行起動タイマ244が計時している時間をダビング並行処理に関する入力操作の間隔として認識して、この入力操作の間隔を例えばメモリ160に記憶させる機能を設ける。そして、例えば図4に示すような処理を実施するような構成などとしてもよい。なお、このような構成の場合、並行起動タイマ244およびタイマ制御手段246にて、本発明の処理間隔認識手段が構成される。
このような構成において、記録再生装置100は、CPU240の電力供給制御手段245でステップS103の処理を実施した後、自動時間設定手段にて、例えばメモリ160に記憶された過去のダビング並行処理に関する入力操作の間隔を認識する(ステップS201)。この後、この認識した入力操作の間隔に基づいて、終了起動タイマ243の所定時間である計時設定時間tを再設定する(ステップS202)。ここで、この終了起動タイマ243の計時設定時間tの再設定方法としては、例えば認識した入力操作間隔の平均値や最大値、あるいは最大値に任意の時間を加えた時間を演算する。そして、この演算した時間を終了起動タイマ243の計時設定時間tとして例えばメモリ160に記憶させる方法が例示できるがこれに限られない。
この後、自動時間設定手段は、ステップS202と同様の処理を実施して、並行起動タイマ244の所定時間である計時設定時間uを再設定する(ステップS203)。そして、電力供給制御手段245は、メモリ160に記憶された並行起動タイマ244の計時設定時間uを認識する(ステップS204)。この後、並行起動タイマ244で計時設定時間uの計時を開始する旨を要求する並行計時要求信号を生成して、タイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、並行計時要求信号を取得すると、ステップS107の処理を実施する。この後、タイマ制御手段246は、並行起動タイマ244が計時設定時間uを計時したことを認識すると、並行計時完了信号を生成して電力供給制御手段245へ出力する。また、電力供給制御手段245は、並行計時要求信号を出力した後、並行起動タイマ244が計時設定時間uを計時したか否かを判断する(ステップS205)。
このステップS205において、電力供給制御手段245は、並行起動タイマ244が計時設定時間uを計時していないと判断した場合、入力操作の待機状態、すなわちステップS108に戻って、入力操作の有無を判断する。一方、ステップS205において、並行起動タイマ244が計時設定時間uを計時したと判断した場合、ステップS112に進んで、ダビング終了の有無を判断する。また、電力供給制御手段245は、ステップS109において、入力操作がキャンセル終了操作ではないと判断した場合、タイマ制御手段246に並行起動タイマ244が計時している時間をダビング並行処理に関する入力操作の間隔として認識させる。そして、この入力操作の間隔をメモリ160に記憶させる(ステップS206)。そして、電力供給制御手段245は、リセット要求信号をタイマ制御手段246へ出力する。
また、電力供給制御手段245は、ステップS117において、ダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、メモリ160に記憶された終了起動タイマ243の計時設定時間tを認識する(ステップS207)。この後、終了起動タイマ243で計時設定時間tの計時を開始する旨を要求する終了計時要求信号を生成して、タイマ制御手段246へ出力する。タイマ制御手段246は、終了計時要求信号を取得すると、ステップS118に進んで、ダビング終了からの経過時間の計時を開始する。この後、タイマ制御手段246は、終了起動タイマ243が計時設定時間tを計時したことを認識すると、終了計時完了信号を生成して電力供給制御手段245へ出力する。そして、電力供給制御手段245は、ステップS121において、録画予約が設定されていないと判断した場合、終了起動タイマ243が計時設定時間tを計時したか否かを判断する(ステップS208)。このステップS208において、電力供給制御手段245は、終了起動タイマ243が計時設定時間tを計時していないと判断した場合、ステップS119の処理に戻る。一方で、終了起動タイマ243が計時設定時間tを計時したと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ適宜出力する。この後、電力供給手段230は、供給中断情報を取得して、ステップS106の処理、すなわち記録再生装置100の電源を直ちにオフする処理を実施する。
このような構成にすれば、記録再生装置100は、利用者による入力操作の間隔に基づいて、ダビング終了後や入力操作実施後から電源をオフさせるまでの時間を、利用者の入力操作の実施状況に応じて自動的に設定できる。したがって、記録再生装置100は利用者毎に電源をオフさせるまでの時間を自動的に設定するので、記録再生装置100の利便性をより向上できる。
図4に示すような構成において、例えば終了起動タイマ243の計時設定時間tを例えばn分に固定して、並行起動タイマ244の計時設定時間uのみを入力操作間隔に基づいて適宜再設定する構成などとしてもよい。また、並行起動タイマ244の計時設定時間uを例えばm分に固定して、終了起動タイマ243の計時設定時間tのみを入力操作間隔に基づいて適宜再設定する構成などとしてもよい。このような構成にすれば、ステップS202およびステップS207、または、ステップS203およびステップS204の処理を省略できる。したがって、ダビング時の電力供給処理をより迅速にできる。
例えば、以下のような構成などとしてもよい。すなわち、表示装置を、本発明の第2の処理実施手段として機能させる。そして、表示装置に、例えば音量調整を実施した旨の処理実施信号を電力供給制御手段245へ出力する機能を設ける。さらに、電力供給制御手段245に、表示装置から処理実施信号を取得した際に、ダビング以外の処理を実施させる旨の入力操作が実施されたと判断する機能を設ける構成などとしてもよい。このような構成にすれば、電力供給制御手段245は、例えばダビング終了後に利用者が表示装置の音量を調整する入力操作のみを実施して、記録再生装置100の動作に関する入力操作を実施しない場合でも、供給継続情報を電力供給手段230へ出力できる。このため、記録再生装置100は、例えばダビング終了後に利用者が表示装置の音量を調整する入力操作のみを実施した場合でも、電源オフ操作を認識するまで電力供給を継続できる。したがって、利用者は、記録再生装置100の動作に関する入力操作を実施なかったとしても電源のオン状態が継続されるので、意志に反して電源がオフされ例えば視聴しているテレビ番組などの視聴が妨げられることがない。よって、記録再生装置100は、電力をより適切に供給できる。
電力供給制御手段245に、記録再生装置100や表示装置を遠隔操作するリモートコントローラなどの入力操作に基づいて、供給継続情報や供給中断情報を電力供給手段230へ出力する機能を設ける構成などとしてもよい。また、電力供給制御手段245に、接続機器の処理状況に基づいて供給継続情報や供給中断情報を電力供給手段230へ出力する機能を設ける構成などとしてもよい。
本発明の処理制御装置および電力供給制御装置を、DVDドライブ180を有さない構成の記録再生装置100に適用してもよい。
本発明の処理制御装置および電力供給制御装置を、記録再生装置100に適用した構成について例示したが、これに限らず電力の供給を制御するあらゆる構成に適用してもよい。具体的には、例えばHDに記憶された楽曲データを例えばMD(Mini Disc)などの記録媒体にダビングする処理と、HDに記憶された他の楽曲データの再生処理と、を同時に実施可能な楽曲記録再生装置になどに適用してもよい。
上述した各機能をプログラムとして構築したが、例えば回路基板などのハードウェアあるいは1つのIC(Integrated Circuit)などの素子にて構成するなどしてもよく、いずれ
の形態としても利用できる。なお、プログラムや別途記録媒体から読み取らせる構成とすることにより、取扱が容易で、利用の拡大が容易に図れる。
の形態としても利用できる。なお、プログラムや別途記録媒体から読み取らせる構成とすることにより、取扱が容易で、利用の拡大が容易に図れる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
上述したように、上記実施の形態では、記録再生装置100は、CPU240のダビング制御手段241にて、例えばHD171の番組データをDVD181へダビングする。そして、CPU240の記録再生表示手段242は、ダビング中にダビング並行処理を実施する旨の入力操作を認識すると、ダビング並行処理を適宜実施する。この後、CPU240の電力供給制御手段245は、ダビングが終了したことを認識すると、記録再生表示手段242から並行処理状況信号を適宜取得する。次に、この並行処理状況信号に基づいて、ダビング並行処理が継続中であるか否かを判断する。そして、電力供給制御手段245は、ダビング並行処理が継続中でないと判断した場合、供給中断情報を電力供給手段230へ出力する。
このため、記録再生装置100は、ダビングが終了した際に、このダビングと並行して実施していた例えばHD171の他のテレビ番組などの再生処理が継続中の場合、電力供給手段230にて電源オフ操作を認識するまで電力供給を継続できる。したがって、利用者は、例えばHD171の再生中にダビングが終了したことに気付かなかったとしても電源のオン状態が継続されるので、意志に反して電源がオフされ再生しているテレビ番組などの視聴が妨げられることがない。また、記録再生装置100は、ダビングが終了した際に、このダビングと並行して実施していた例えばHD171の再生処理も終了している場合、入力操作を認識することなく電力供給手段230にて電力供給を直ちに中断できる。したがって、記録再生装置100は、利用者が記録再生装置100の近傍にいなくても電源をオフでき、消費電力を低減できる。よって、記録再生装置100は、電力を適切に供給できる。
本発明は、電力の供給を制御する処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体に利用でき、磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの各種記録媒体に記録された例えば画像データなどを他の各種記録媒体に再記録するいわゆるダビング機能を有する記録装置や記録再生システムに利用できる。
【0002】
により衛星放送の受信を終了してしまうおそれがある。このことから、電力を適切に供給可能な構成が望まれている。
[0006] 本発明は、このような実情に鑑みて、電力の供給を適切に制御する処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
[0007] 請求項1に記載の発明は、第1の処理を実施する第1の処理実施手段と、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施する第2の処理実施手段と、前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得する実施信号取得手段と、前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識する処理実施認識手段と、前記第1の処理の終了を認識する処理終了認識手段と、前記第1の処理の終了からの時間を計時する終了後計時手段と、前記終了後計時手段が所定時間を計時したことを認識する終了後計時認識手段と、前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されていないと判断された場合は前記終了後計時手段に計時を開始させ、前記終了後計時手段による前記計時の実施中に前記第2の処理の実施が認識された場合は前記終了後計時手段に前記計時を終了させる終了後計時制御手段と、前記終了後計時手段が前記所定時間を計時したことを認識した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させる電力供給制御手段と、を具備したことを特徴とした処理制御装置である。
[0008] 請求項10に記載の発明は、電力を供給する電力供給手段と、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置と、を具備したことを特徴とした電力供給制御装置である。
[0009] 請求項11に記載の発明は、第1の処理を実施し、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施し、前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得し、前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識し、前記第1の処理の終了を認識し、前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されていない場合は前記第1の処理の終了からの時間の計時を開始し、前記計時の実施中に前記第2の処理の実施が認識された場合は前記計時を終了し、前記計時により所定時間を計時したことを認識した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させることを特徴とする処理制御方法である。
[0010] 請求項12に記載の発明は、演算手段を、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置として機能させることを特徴とした処理制御プログラムである。
[0011] 請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の処理制御方法を演算手段に実行
により衛星放送の受信を終了してしまうおそれがある。このことから、電力を適切に供給可能な構成が望まれている。
[0006] 本発明は、このような実情に鑑みて、電力の供給を適切に制御する処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
[0007] 請求項1に記載の発明は、第1の処理を実施する第1の処理実施手段と、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施する第2の処理実施手段と、前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得する実施信号取得手段と、前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識する処理実施認識手段と、前記第1の処理の終了を認識する処理終了認識手段と、前記第1の処理の終了からの時間を計時する終了後計時手段と、前記終了後計時手段が所定時間を計時したことを認識する終了後計時認識手段と、前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されていないと判断された場合は前記終了後計時手段に計時を開始させ、前記終了後計時手段による前記計時の実施中に前記第2の処理の実施が認識された場合は前記終了後計時手段に前記計時を終了させる終了後計時制御手段と、前記終了後計時手段が前記所定時間を計時したことを認識した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させる電力供給制御手段と、を具備したことを特徴とした処理制御装置である。
[0008] 請求項10に記載の発明は、電力を供給する電力供給手段と、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置と、を具備したことを特徴とした電力供給制御装置である。
[0009] 請求項11に記載の発明は、第1の処理を実施し、前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施し、前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得し、前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識し、前記第1の処理の終了を認識し、前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されていない場合は前記第1の処理の終了からの時間の計時を開始し、前記計時の実施中に前記第2の処理の実施が認識された場合は前記計時を終了し、前記計時により所定時間を計時したことを認識した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させることを特徴とする処理制御方法である。
[0010] 請求項12に記載の発明は、演算手段を、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置として機能させることを特徴とした処理制御プログラムである。
[0011] 請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の処理制御方法を演算手段に実行
Claims (14)
- 第1の処理を実施する第1の処理実施手段と、
前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施する第2の処理実施手段と、
前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得する実施信号取得手段と、
前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識する処理実施認識手段と、
前記第1の処理の終了を認識する処理終了認識手段と、
前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されているか否かを判断し、前記第2の処理の実施が認識されていないと判断した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させる電力供給制御手段と、
を具備したことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項1に記載の処理制御装置であって、
前記処理終了認識手段は、前記第1の処理の終了が異常終了であるか否かを判断し、
前記電力供給制御手段は、前記第1の処理の終了が異常終了であると判断された場合、前記電力供給手段に前記電力供給中断処理を実施させない
ことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の処理制御装置であって、
前記第1の処理の終了からの時間を計時する終了後計時手段と、
前記終了後計時手段が所定時間を計時したことを認識する終了後計時認識手段と、
前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されていないと判断された場合は前記終了後計時手段に計時を開始させ、前記終了後計時手段による前記計時の実施中に前記第2の処理の実施が認識された場合は前記終了後計時手段に前記計時を終了させる終了後計時制御手段と、
を具備し、
前記電力供給制御手段は、前記終了後計時手段が前記所定時間を計時したことを認識した場合、前記電力供給手段に前記電力供給中断処理を実施させる
ことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の処理制御装置であって、
前記第2の処理の実施を認識してからの時間を計時する処理中計時手段と、
前記処理中計時手段が所定時間を計時したことを認識する処理中計時認識手段と、
前記第1の処理の実施中に前記第2の処理の実施を認識した場合、前記処理中計時手段に計時を開始させる処理中計時制御手段と、
を具備し、
前記電力供給制御手段は、前記処理中計時手段が前記所定時間を計時したことを認識した際に前記第1の処理の終了を認識しているか否かを判断し、前記第1の処理の終了を認識していると判断した場合、前記電力供給手段に前記電力供給中断処理を実施させる
ことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項4に記載の処理制御装置であって、
前記処理中計時制御手段は、前記処理中計時手段による前記計時の実施中に次の前記第2の処理の実施を認識した場合、前記計時をリセットして前記計時を再開させる
ことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の処理制御装置であって、
前記所定時間を任意の時間に設定する旨の入力操作に応じた時間設定信号を取得する時間設定信号取得手段と、
前記時間設定信号に基づいて前記所定時間を前記任意の時間に設定する時間設定手段と、
を具備したことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項3ないし請求項6のいずれかに記載の処理制御装置であって、
前記第1の処理の実施中に前記第2の処理の実施を認識する間隔を認識する処理間隔認識手段と、
前記間隔に基づいて前記所定時間を設定する自動時間設定手段と、
を具備したことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項7に記載の処理制御装置であって、
前記処理間隔認識手段は、
前記第1の処理の実施中に前記第2の処理の実施を認識する間隔を計時する処理間隔計時手段と、
前記第1の処理の実施中に前記第2の処理の実施を認識した場合は前記処理間隔計時手段に計時を開始させ、次の前記第2の処理の実施を認識した場合は前記処理間隔計時手段が計時している時間を前記間隔として認識する間隔計時認識手段と、
を備えたことを特徴とした処理制御装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の処理制御装置であって、
前記第1の処理は、各種データを記憶可能な第1の記憶手段に記憶された前記データを第2の記憶手段へ再記憶させる処理である
ことを特徴とした処理制御装置。 - 電力を供給する電力供給手段と、
請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置と、
を具備したことを特徴とした電力供給制御装置。 - 第1の処理を実施し、
前記第1の処理とは異なる第2の処理を実施し、
前記第2の処理の実施に対する処理実施信号を取得し、
前記処理実施信号に基づいて前記第2の処理の実施を認識し、
前記第1の処理の終了を認識し、
前記第1の処理の終了を認識した際に前記第2の処理の実施が認識されているか否かを判断し、前記第2の処理の実施が認識されていないと判断した場合、電力を供給する電力供給手段に前記供給を中断させる電力供給中断処理を実施させる
ことを特徴とする処理制御方法。 - 演算手段を、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の処理制御装置として機能させる
ことを特徴とした処理制御プログラム。 - 請求項11に記載の処理制御方法を演算手段に実行させる
ことを特徴とした処理制御プログラム。 - 請求項12または請求項13に記載の処理制御プログラムが演算手段にて読取可能に記憶された
ことを特徴とした処理制御プログラムを記録した記録媒体。
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JP2004065457 | 2004-03-09 | ||
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JPWO2005086168A1 true JPWO2005086168A1 (ja) | 2008-01-24 |
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---|---|---|---|
JP2006510709A Pending JPWO2005086168A1 (ja) | 2004-03-09 | 2005-03-03 | 処理制御装置、電力供給制御装置、処理制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 |
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JPH0845255A (ja) * | 1994-08-03 | 1996-02-16 | Sony Corp | オーディオビデオシステムの制御方法 |
JP2003110984A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Toshiba Corp | 記録再生装置及びその制御方法 |
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