JPWO2005026632A1 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
使用者が、冷蔵庫の圧縮機回転状態を認知することができる冷蔵庫を提供する。冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備えた冷蔵庫において、圧縮機回転数を表示する表示部は圧縮機回転数が低い時は表示を小さく、回転数が高いときは大きく点灯表示する。このようにして、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減を図ることができる。
Description
本発明は、冷蔵庫の運転状況を表示する表示部に関する。
地球環境保護の動きの中で、家電製品にも省資源、省エネルギーが強く求められている。そして家電製品の中で、冷蔵庫に対して消費電力を節約するための提案がなされている。このような例が、特開2000−74548号公報に開示されている。
上記従来の冷蔵庫は、冷蔵室扉に操作パネルが設けられ、この操作パネルの中央に液晶表示部が配置されている。
液晶表示装置の周囲に、冷蔵室、温度が切り替えられる切替室、冷凍室等の各部屋の庫内温度を設定するための複数の操作ボタンが設けられている。液晶表示装置及び温度設定ボタンは制御装置に接続されている。上記各部屋が操作ボタンで設定された庫内温度になるように、制御装置で圧縮機、ファン、ダンパモータ等が制御される。そして、それらの運転状態が液晶表示装置にそれぞれ表示される。
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は、圧縮機の回転状況を表示するものではなく、使用者が、冷蔵庫の圧縮機の運転状態を認知することができなかった。そのため、冷蔵庫の負荷電流が最大のときに、冷蔵庫の扉の開閉を行ってしまう可能性がある。
その結果、電力使用量がさらに増えることになり、省エネルギーの観点から解決すべき課題となっている。
本発明は上記課題を解決し、電力消費量の低減できる冷蔵庫を提供する。
上記従来の冷蔵庫は、冷蔵室扉に操作パネルが設けられ、この操作パネルの中央に液晶表示部が配置されている。
液晶表示装置の周囲に、冷蔵室、温度が切り替えられる切替室、冷凍室等の各部屋の庫内温度を設定するための複数の操作ボタンが設けられている。液晶表示装置及び温度設定ボタンは制御装置に接続されている。上記各部屋が操作ボタンで設定された庫内温度になるように、制御装置で圧縮機、ファン、ダンパモータ等が制御される。そして、それらの運転状態が液晶表示装置にそれぞれ表示される。
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は、圧縮機の回転状況を表示するものではなく、使用者が、冷蔵庫の圧縮機の運転状態を認知することができなかった。そのため、冷蔵庫の負荷電流が最大のときに、冷蔵庫の扉の開閉を行ってしまう可能性がある。
その結果、電力使用量がさらに増えることになり、省エネルギーの観点から解決すべき課題となっている。
本発明は上記課題を解決し、電力消費量の低減できる冷蔵庫を提供する。
本発明は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備えた冷蔵庫において、前記圧縮機回転数の各段階を前記表示部に表示する冷蔵庫を提供する。
図1は本発明の実施の形態による冷蔵庫の正面図である。
図2は本発明の実施の形態による冷蔵庫の側面断面図である。
図3は本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示部の分解斜視図である。
図4は本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示の状態を説明する図である。
図面の参照符号の一覧表
1 表示部
2 テーブル
3 表示基板
4 収納ケース
5 化粧版
6 ボタン
7 化粧版の穴
8 LED表示部
9 小楕円
10 中楕円
11 大楕円
12 速凍ボタン
13 扉
図2は本発明の実施の形態による冷蔵庫の側面断面図である。
図3は本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示部の分解斜視図である。
図4は本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示の状態を説明する図である。
図面の参照符号の一覧表
1 表示部
2 テーブル
3 表示基板
4 収納ケース
5 化粧版
6 ボタン
7 化粧版の穴
8 LED表示部
9 小楕円
10 中楕円
11 大楕円
12 速凍ボタン
13 扉
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、図面は模式図であり、各位置関係を寸法的に正しく示したものではない。
(実施の形態1)
図1〜図4を用いて、実施の形態を説明する。
本実施の形態の冷蔵庫は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を配置し、それぞれ前面に扉13を備えている。そして最上部に設けた表示部1は、テーブル2と、表示基板3と、表示基板3を固定する収納ケース4と、化粧板5とから構成されている。ここで、収納ケース4には複数のボタン6が設けられ、ボタン6は化粧板5の穴7から表面に突出している。そして、ボタン6により冷蔵室、冷凍室の温度設定、温度表示を行うことができる。化粧板5は、接着部材としての両面テープを介して、テーブル2へ固着される。表示基板3はLED表示部8も有している。そして、ボタン6の操作によりLED表示部8に温度表示するとともに、圧縮機の回転数の各段階に応じ、各段階は表示基板3によって表示部1に表示される。
なお、表示部1は扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置されている。また、ボタン6は操作しやすい形状であれば全て使用できる。さらに、表面が凹状であっても凸状であってもよい。
ここで、上記圧縮機の回転数の各段階を表示する表示形態の一例として圧縮機の回転数を低回転、中回転、高回転の3段階に分けて、図4に示すように表示する。
圧縮機の回転数が低回転時は小楕円9、圧縮機の回転数が中回転時は小楕円9と中楕円10の二つの中心部を共有した相似形の楕円、圧縮機の回転数が高回転時は小楕円9と中楕円10と大楕円11の3つの中心部を共有した相似形の楕円がそれぞれ点灯する。このようにして、圧縮機の回転数を3種類の形態で表示する。
つまり、回転数が高いときは大きく表示されるので、使用者は冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができるという特徴を有している。
これにより、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
なお、図4中の矢印は、高回転から低回転までの表示の変化の例を示している。
また、LED表示部8および表示基板3の圧縮機の回転数の各段階を表示する部分が見やすいように、化粧板5はLED表示部8および表示基板3に対応した部分を透明あるいは透光性にすることが望ましい。また、LED表示部8および表示基板3に対応した部分に開口部を設けてもよい。
また、本実施の形態の冷蔵庫は急速冷凍機能を有し、表示部1に設置された速凍ボタン12を押すことで前記急速冷凍機能が動作し、圧縮機の回転数を所要時間、高回転を維持する。そして、速凍ボタン12を押すことで、表示部1の表示基板3に表示される、中心部を共有した楕円相似形が、小楕円9、小楕円9と中楕円10、小楕円9と中楕円10と大楕円11の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
これにより、急速冷凍機能の動作を使用者が容易に認知しやすくなる。その結果、たとえば、急速冷凍機能の動作中は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。
また、急速冷凍機能動作の表示は、圧縮機が高回転を維持する所定時間または速凍ボタン12が再度押されるまで行なわれる。
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
なお、冷蔵室、冷凍室の前面に配置した扉の開閉を検知する扉スイッチを少なくともいずれか一方の扉に備え、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記急速冷凍機能の動作表示を消灯する。なお、扉スイッチは公知のものが使用できる。
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
また、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部1は、扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置する。その結果、表示部1との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。
また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
本発明の特徴をまとめると、以下の通りである。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備え、この圧縮機の回転数を表す各段階を前記表示部に表示する。このようにして、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減を図ることができる。
さらに本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、複数の相似形からなる円または楕円とする。そして、圧縮機回転数が低い時は小さく、回転数が高いときは大きく点灯表示する。このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができる。
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方とする。圧縮機の回転数が低回転時は小、圧縮機の回転数が中回転時は小と中、圧縮機の回転数が高回転時は小と中と大の3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方が点灯し圧縮機の回転状況を表示する。
このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態をさらに容易に認知することができる。
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部の表示形状を点灯する。このようにして、急速冷凍機能が動作中であることを使用者が明確に認知できる。
その結果、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。
さらに本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。
そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者がより容易に認知しやすくなる。
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
上記点灯行程は所定時間または速凍ボタンが再度押されるまで行なわれる。
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
本発明の冷蔵庫は、扉および扉スイッチを備え、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部に表示する形状を点灯し、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記表示を消灯する。
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部を、扉と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置したものである。
このようにして、表示部との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
以上のように、本発明の冷蔵庫は、使用者に圧縮機の運転状態を報せることができる。したがって、圧縮機に流れる負荷電流が大きい時には、使用者が扉の開閉を控えたりすることできる。
このようにして、消費電力量の余分な増大を防ぎ、省エネルギーが実現できる。
(実施の形態1)
図1〜図4を用いて、実施の形態を説明する。
本実施の形態の冷蔵庫は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を配置し、それぞれ前面に扉13を備えている。そして最上部に設けた表示部1は、テーブル2と、表示基板3と、表示基板3を固定する収納ケース4と、化粧板5とから構成されている。ここで、収納ケース4には複数のボタン6が設けられ、ボタン6は化粧板5の穴7から表面に突出している。そして、ボタン6により冷蔵室、冷凍室の温度設定、温度表示を行うことができる。化粧板5は、接着部材としての両面テープを介して、テーブル2へ固着される。表示基板3はLED表示部8も有している。そして、ボタン6の操作によりLED表示部8に温度表示するとともに、圧縮機の回転数の各段階に応じ、各段階は表示基板3によって表示部1に表示される。
なお、表示部1は扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置されている。また、ボタン6は操作しやすい形状であれば全て使用できる。さらに、表面が凹状であっても凸状であってもよい。
ここで、上記圧縮機の回転数の各段階を表示する表示形態の一例として圧縮機の回転数を低回転、中回転、高回転の3段階に分けて、図4に示すように表示する。
圧縮機の回転数が低回転時は小楕円9、圧縮機の回転数が中回転時は小楕円9と中楕円10の二つの中心部を共有した相似形の楕円、圧縮機の回転数が高回転時は小楕円9と中楕円10と大楕円11の3つの中心部を共有した相似形の楕円がそれぞれ点灯する。このようにして、圧縮機の回転数を3種類の形態で表示する。
つまり、回転数が高いときは大きく表示されるので、使用者は冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができるという特徴を有している。
これにより、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
なお、図4中の矢印は、高回転から低回転までの表示の変化の例を示している。
また、LED表示部8および表示基板3の圧縮機の回転数の各段階を表示する部分が見やすいように、化粧板5はLED表示部8および表示基板3に対応した部分を透明あるいは透光性にすることが望ましい。また、LED表示部8および表示基板3に対応した部分に開口部を設けてもよい。
また、本実施の形態の冷蔵庫は急速冷凍機能を有し、表示部1に設置された速凍ボタン12を押すことで前記急速冷凍機能が動作し、圧縮機の回転数を所要時間、高回転を維持する。そして、速凍ボタン12を押すことで、表示部1の表示基板3に表示される、中心部を共有した楕円相似形が、小楕円9、小楕円9と中楕円10、小楕円9と中楕円10と大楕円11の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
これにより、急速冷凍機能の動作を使用者が容易に認知しやすくなる。その結果、たとえば、急速冷凍機能の動作中は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。
また、急速冷凍機能動作の表示は、圧縮機が高回転を維持する所定時間または速凍ボタン12が再度押されるまで行なわれる。
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
なお、冷蔵室、冷凍室の前面に配置した扉の開閉を検知する扉スイッチを少なくともいずれか一方の扉に備え、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記急速冷凍機能の動作表示を消灯する。なお、扉スイッチは公知のものが使用できる。
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
また、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部1は、扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置する。その結果、表示部1との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。
また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
本発明の特徴をまとめると、以下の通りである。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備え、この圧縮機の回転数を表す各段階を前記表示部に表示する。このようにして、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減を図ることができる。
さらに本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、複数の相似形からなる円または楕円とする。そして、圧縮機回転数が低い時は小さく、回転数が高いときは大きく点灯表示する。このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができる。
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方とする。圧縮機の回転数が低回転時は小、圧縮機の回転数が中回転時は小と中、圧縮機の回転数が高回転時は小と中と大の3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方が点灯し圧縮機の回転状況を表示する。
このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態をさらに容易に認知することができる。
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部の表示形状を点灯する。このようにして、急速冷凍機能が動作中であることを使用者が明確に認知できる。
その結果、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。
さらに本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。
そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者がより容易に認知しやすくなる。
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
上記点灯行程は所定時間または速凍ボタンが再度押されるまで行なわれる。
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
本発明の冷蔵庫は、扉および扉スイッチを備え、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部に表示する形状を点灯し、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記表示を消灯する。
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部を、扉と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置したものである。
このようにして、表示部との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
以上のように、本発明の冷蔵庫は、使用者に圧縮機の運転状態を報せることができる。したがって、圧縮機に流れる負荷電流が大きい時には、使用者が扉の開閉を控えたりすることできる。
このようにして、消費電力量の余分な増大を防ぎ、省エネルギーが実現できる。
本発明は、回転数可変型の圧縮機を採用した冷凍空調機器などの製品分野において、広く適用できる。
【書類名】明細書
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫の運転状況を表示する表示部に関する。
【背景技術】
【0002】
地球環境保護の動きの中で、家電製品にも省資源、省エネルギーが強く求められている。そして家電製品の中で、冷蔵庫に対して消費電力を節約するための提案がなされている。このような例が、特開2000−74548号公報に開示されている。
【0003】
上記従来の冷蔵庫は、冷蔵室扉に操作パネルが設けられ、この操作パネルの中央に液晶表示部が配置されている。
【0004】
液晶表示装置の周囲に、冷蔵室、温度が切り替えられる切替室、冷凍室等の各部屋の庫内温度を設定するための複数の操作ボタンが設けられている。液晶表示装置及び温度設定ボタンは制御装置に接続されている。上記各部屋が操作ボタンで設定された庫内温度になるように、制御装置で圧縮機、ファン、ダンパモータ等が制御される。そして、それらの運転状態が液晶表示装置にそれぞれ表示される。
【0005】
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は、圧縮機の回転状況を表示するものではなく、使用者が、冷蔵庫の圧縮機の運転状態を認知することができなかった。そのため、冷蔵庫の負荷電流が最大のときに、冷蔵庫の扉の開閉を行ってしまう可能性がある。
【0006】
その結果、電力使用量がさらに増えることになり、省エネルギーの観点から解決すべき課題となっている。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、電力消費量の低減できる冷蔵庫を提供する。
【発明の開示】
【0008】
本発明は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備えた冷蔵庫において、前記圧縮機回転数の各段階を前記表示部に表示する冷蔵庫を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、回転数可変型の圧縮機を採用した冷凍空調機器などの製品分野において、広く適用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、図面は模式図であり、各位置関係を寸法的に正しく示したものではない。
【0011】
(実施の形態1)
図1〜図4を用いて、実施の形態を説明する。
【0012】
本実施の形態の冷蔵庫は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を配置し、それぞれ前面に扉13を備えている。そして最上部に設けた表示部1は、テーブル2と、表示基板3と、表示基板3を固定する収納ケース4と、化粧板5とから構成されている。ここで、収納ケース4には複数のボタン6が設けられ、ボタン6は化粧板5の穴7から表面に突出している。そして、ボタン6により冷蔵室、冷凍室の温度設定、温度表示を行うことができる。化粧板5は、接着部材としての両面テープを介して、テーブル2へ固着される。
【0013】
表示基板3はLED表示部8も有している。そして、ボタン6の操作によりLED表示部8に温度表示するとともに、圧縮機の回転数の各段階に応じ、各段階は表示基板3によって表示部1に表示される。
【0014】
なお、表示部1は扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置されている。また、ボタン6は操作しやすい形状であれば全て使用できる。さらに、表面が凹状であっても凸状であってもよい。
【0015】
ここで、上記圧縮機の回転数の各段階を表示する表示形態の一例として圧縮機の回転数を低回転、中回転、高回転の3段階に分けて、図4に示すように表示する。
【0016】
圧縮機の回転数が低回転時は小楕円9、圧縮機の回転数が中回転時は小楕円9と中楕円10の二つの中心部を共有した相似形の楕円、圧縮機の回転数が高回転時は小楕円9と中楕円10と大楕円11の3つの中心部を共有した相似形の楕円がそれぞれ点灯する。このようにして、圧縮機の回転数を3種類の形態で表示する。
【0017】
つまり、回転数が高いときは大きく表示されるので、使用者は冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができるという特徴を有している。
【0018】
これにより、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
【0019】
なお、図4中の矢印は、高回転から低回転までの表示の変化の例を示している。
【0020】
また、LED表示部8および表示基板3の圧縮機の回転数の各段階を表示する部分が見やすいように、化粧板5はLED表示部8および表示基板3に対応した部分を透明あるいは透光性にすることが望ましい。また、LED表示部8および表示基板3に対応した部分に開口部を設けてもよい。
【0021】
また、本実施の形態の冷蔵庫は急速冷凍機能を有し、表示部1に設置された速凍ボタン12を押すことで前記急速冷凍機能が動作し、圧縮機の回転数を所要時間、高回転を維持する。そして、速凍ボタン12を押すことで、表示部1の表示基板3に表示される、中心部を共有した楕円相似形が、小楕円9、小楕円9と中楕円10、小楕円9と中楕円10と大楕円11の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
【0022】
これにより、急速冷凍機能の動作を使用者が容易に認知しやすくなる。その結果、たとえば、急速冷凍機能の動作中は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
【0023】
また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。 【0024】
また、急速冷凍機能動作の表示は、圧縮機が高回転を維持する所定時間または速凍ボタン12が再度押されるまで行なわれる。
【0025】
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
【0026】
なお、冷蔵室、冷凍室の前面に配置した扉の開閉を検知する扉スイッチを少なくともいずれか一方の扉に備え、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記急速冷凍機能の動作表示を消灯する。なお、扉スイッチは公知のものが使用できる。
【0027】
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
【0028】
また、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部1は、扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置する。その結果、表示部1との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。
【0029】
また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
【0030】
本発明の特徴をまとめると、以下の通りである。
【0031】
本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備え、この圧縮機の回転数を表す各段階を前記表示部に表示する。このようにして、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減を図ることができる。
【0032】
さらに本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、複数の相似形からなる円または楕円とする。そして、圧縮機回転数が低い時は小さく、回転数が高いときは大きく点灯表示する。このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができる。
【0033】
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方とする。圧縮機の回転数が低回転時は小、圧縮機の回転数が中回転時は小と中、圧縮機の回転数が高回転時は小と中と大の3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方が点灯し圧縮機の回転状況を表示する。
【0034】
このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態をさらに容易に認知することができる。
【0035】
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部の表示形状を点灯する。このようにして、急速冷凍機能が動作中であることを使用者が明確に認知できる。
【0036】
その結果、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。
【0037】
さらに本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。
【0038】
そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
【0039】
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者がより容易に認知しやすくなる。
【0040】
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
【0041】
上記点灯行程は所定時間または速凍ボタンが再度押されるまで行なわれる。
【0042】
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
【0043】
本発明の冷蔵庫は、扉および扉スイッチを備え、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部に表示する形状を点灯し、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記表示を消灯する。
【0044】
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
【0045】
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部を、扉と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置したものである。
【0046】
このようにして、表示部との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
【0047】
以上のように、本発明の冷蔵庫は、使用者に圧縮機の運転状態を報せることができる。したがって、圧縮機に流れる負荷電流が大きい時には、使用者が扉の開閉を控えたりすることできる。
【0048】
このようにして、消費電力量の余分な増大を防ぎ、省エネルギーが実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、回転数可変型の圧縮機を採用した冷凍空調機器などの製品分野において、広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施の形態による冷蔵庫の正面図
【図2】本発明の実施の形態による冷蔵庫の側面断面図
【図3】本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示部の分解斜視図
【図4】本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示の状態を説明する図
【符号の説明】
【0051】
1 表示部
2 テーブル
3 表示基板
4 収納ケース
5 化粧版
6 ボタン
7 化粧版の穴
8 LED表示部
9 小楕円
10 中楕円
11 大楕円
12 速度ボタン
13 扉
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫の運転状況を表示する表示部に関する。
【背景技術】
【0002】
地球環境保護の動きの中で、家電製品にも省資源、省エネルギーが強く求められている。そして家電製品の中で、冷蔵庫に対して消費電力を節約するための提案がなされている。このような例が、特開2000−74548号公報に開示されている。
【0003】
上記従来の冷蔵庫は、冷蔵室扉に操作パネルが設けられ、この操作パネルの中央に液晶表示部が配置されている。
【0004】
液晶表示装置の周囲に、冷蔵室、温度が切り替えられる切替室、冷凍室等の各部屋の庫内温度を設定するための複数の操作ボタンが設けられている。液晶表示装置及び温度設定ボタンは制御装置に接続されている。上記各部屋が操作ボタンで設定された庫内温度になるように、制御装置で圧縮機、ファン、ダンパモータ等が制御される。そして、それらの運転状態が液晶表示装置にそれぞれ表示される。
【0005】
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は、圧縮機の回転状況を表示するものではなく、使用者が、冷蔵庫の圧縮機の運転状態を認知することができなかった。そのため、冷蔵庫の負荷電流が最大のときに、冷蔵庫の扉の開閉を行ってしまう可能性がある。
【0006】
その結果、電力使用量がさらに増えることになり、省エネルギーの観点から解決すべき課題となっている。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、電力消費量の低減できる冷蔵庫を提供する。
【発明の開示】
【0008】
本発明は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備えた冷蔵庫において、前記圧縮機回転数の各段階を前記表示部に表示する冷蔵庫を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、回転数可変型の圧縮機を採用した冷凍空調機器などの製品分野において、広く適用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、図面は模式図であり、各位置関係を寸法的に正しく示したものではない。
【0011】
(実施の形態1)
図1〜図4を用いて、実施の形態を説明する。
【0012】
本実施の形態の冷蔵庫は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を配置し、それぞれ前面に扉13を備えている。そして最上部に設けた表示部1は、テーブル2と、表示基板3と、表示基板3を固定する収納ケース4と、化粧板5とから構成されている。ここで、収納ケース4には複数のボタン6が設けられ、ボタン6は化粧板5の穴7から表面に突出している。そして、ボタン6により冷蔵室、冷凍室の温度設定、温度表示を行うことができる。化粧板5は、接着部材としての両面テープを介して、テーブル2へ固着される。
【0013】
表示基板3はLED表示部8も有している。そして、ボタン6の操作によりLED表示部8に温度表示するとともに、圧縮機の回転数の各段階に応じ、各段階は表示基板3によって表示部1に表示される。
【0014】
なお、表示部1は扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置されている。また、ボタン6は操作しやすい形状であれば全て使用できる。さらに、表面が凹状であっても凸状であってもよい。
【0015】
ここで、上記圧縮機の回転数の各段階を表示する表示形態の一例として圧縮機の回転数を低回転、中回転、高回転の3段階に分けて、図4に示すように表示する。
【0016】
圧縮機の回転数が低回転時は小楕円9、圧縮機の回転数が中回転時は小楕円9と中楕円10の二つの中心部を共有した相似形の楕円、圧縮機の回転数が高回転時は小楕円9と中楕円10と大楕円11の3つの中心部を共有した相似形の楕円がそれぞれ点灯する。このようにして、圧縮機の回転数を3種類の形態で表示する。
【0017】
つまり、回転数が高いときは大きく表示されるので、使用者は冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができるという特徴を有している。
【0018】
これにより、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
【0019】
なお、図4中の矢印は、高回転から低回転までの表示の変化の例を示している。
【0020】
また、LED表示部8および表示基板3の圧縮機の回転数の各段階を表示する部分が見やすいように、化粧板5はLED表示部8および表示基板3に対応した部分を透明あるいは透光性にすることが望ましい。また、LED表示部8および表示基板3に対応した部分に開口部を設けてもよい。
【0021】
また、本実施の形態の冷蔵庫は急速冷凍機能を有し、表示部1に設置された速凍ボタン12を押すことで前記急速冷凍機能が動作し、圧縮機の回転数を所要時間、高回転を維持する。そして、速凍ボタン12を押すことで、表示部1の表示基板3に表示される、中心部を共有した楕円相似形が、小楕円9、小楕円9と中楕円10、小楕円9と中楕円10と大楕円11の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
【0022】
これにより、急速冷凍機能の動作を使用者が容易に認知しやすくなる。その結果、たとえば、急速冷凍機能の動作中は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。
【0023】
また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。 【0024】
また、急速冷凍機能動作の表示は、圧縮機が高回転を維持する所定時間または速凍ボタン12が再度押されるまで行なわれる。
【0025】
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
【0026】
なお、冷蔵室、冷凍室の前面に配置した扉の開閉を検知する扉スイッチを少なくともいずれか一方の扉に備え、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記急速冷凍機能の動作表示を消灯する。なお、扉スイッチは公知のものが使用できる。
【0027】
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
【0028】
また、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部1は、扉13と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置する。その結果、表示部1との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。
【0029】
また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
【0030】
本発明の特徴をまとめると、以下の通りである。
【0031】
本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の前面に庫内温度等の表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備え、この圧縮機の回転数を表す各段階を前記表示部に表示する。このようにして、たとえば圧縮機の回転数が高い場合は、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減を図ることができる。
【0032】
さらに本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、複数の相似形からなる円または楕円とする。そして、圧縮機回転数が低い時は小さく、回転数が高いときは大きく点灯表示する。このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態を容易に認知することができる。
【0033】
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数を表示部に表示する形状を、3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方とする。圧縮機の回転数が低回転時は小、圧縮機の回転数が中回転時は小と中、圧縮機の回転数が高回転時は小と中と大の3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方が点灯し圧縮機の回転状況を表示する。
【0034】
このようにして、使用者が冷蔵庫の圧縮機の運転状態をさらに容易に認知することができる。
【0035】
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部の表示形状を点灯する。このようにして、急速冷凍機能が動作中であることを使用者が明確に認知できる。
【0036】
その結果、使用者が扉の開閉を控えたりすることで、消費電力量の低減につながる。また、表示部1を圧縮機の運転状態の表示部と兼用することで低コスト化が図れる。
【0037】
さらに本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。
【0038】
そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
【0039】
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者がより容易に認知しやすくなる。
【0040】
本発明の冷蔵庫は、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部の複数の相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、そのサイクルを繰り返し表示する。
【0041】
上記点灯行程は所定時間または速凍ボタンが再度押されるまで行なわれる。
【0042】
このようにして、急速冷凍機能の動作を使用者が確実に認知することができる。
【0043】
本発明の冷蔵庫は、扉および扉スイッチを備え、急速冷凍機能を有し、操作部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作する。そして、前記表示部に表示する形状を点灯し、扉開閉により扉スイッチが動作した時点で前記表示を消灯する。
【0044】
このようにして、急速冷凍機能の動作を確認したあとに表示を消灯することで消費電力量の低減が図れる。
【0045】
本発明の冷蔵庫は、圧縮機回転数の各段階を表示する表示部を、扉と離間した冷蔵庫本体の前面最上部に配置したものである。
【0046】
このようにして、表示部との接続配線の簡素化が可能となり、低コスト化が図れる。また、前面最上部に配置することで、使用者の視認性が高まる。
【0047】
以上のように、本発明の冷蔵庫は、使用者に圧縮機の運転状態を報せることができる。したがって、圧縮機に流れる負荷電流が大きい時には、使用者が扉の開閉を控えたりすることできる。
【0048】
このようにして、消費電力量の余分な増大を防ぎ、省エネルギーが実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明は、回転数可変型の圧縮機を採用した冷凍空調機器などの製品分野において、広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施の形態による冷蔵庫の正面図
【図2】本発明の実施の形態による冷蔵庫の側面断面図
【図3】本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示部の分解斜視図
【図4】本発明の実施の形態による冷蔵庫の表示の状態を説明する図
【符号の説明】
【0051】
1 表示部
2 テーブル
3 表示基板
4 収納ケース
5 化粧版
6 ボタン
7 化粧版の穴
8 LED表示部
9 小楕円
10 中楕円
11 大楕円
12 速度ボタン
13 扉
Claims (9)
- 冷蔵庫本体の前面に表示部を有し、回転数可変型の圧縮機を備えた冷蔵庫において、前記圧縮機回転数の各段階を前記表示部に表示することを特徴とする冷蔵庫。
- 前記表示部に表示する形状は、複数の相似形からなる円と楕円のうちのいずれか一方であり、前記圧縮機回転数が低い時は小さく回転数が高いときは大きく点灯表示することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記表示部に表示する形状は、3つの相似形からなる円と楕円のいずれか一方であり、前記圧縮機回転数が低回転時は小、前記圧縮機回転数が中回転時は小と中、前記圧縮機回転数が高回転時は小と中と大の前記相似形が点灯し前記圧縮機の回転状況を表示したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
- 急速冷凍機能を有し、前記表示部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部に点灯表示することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 急速冷凍機能を有し、前記表示部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部に表示される相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、前記サイクルを繰り返し表示することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
- 急速冷凍機能を有し、前記表示部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部に表示される相似形が、小、小と中、小と中と大の点灯3行程を1サイクルとして、前記サイクルを繰り返し表示し、前記点灯行程は所定時間または速凍ボタンが再度押されるまで行なわれることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
- 扉および扉スイッチを備え、急速冷凍機能を有し、前記表示部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部の相似形を点灯し、前記扉開閉により前記扉スイッチが動作した時点で前記表示を消灯することを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
- 扉および扉スイッチを備え、急速冷凍機能を有し、前記表示部に設置された速凍ボタンを押すことで前記急速冷凍機能が動作するとともに、前記表示部の相似形を点灯し、前記扉開閉により前記扉スイッチが動作した時点で前記表示を消灯することを特徴とする請求項5と請求項6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記圧縮機回転数の各段階を表示する前記表示部は、扉と離間した前記冷蔵庫本体の前面最上部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Applications Claiming Priority (3)
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