JP2019152354A - 冷蔵庫 - Google Patents

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三嶋 浩二
Koji Mishima
浩二 三嶋
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Abstract

【課題】扉には電装品が配置され、扉の内部に束線が通っていても、観音開き扉から片開き扉への変更や、片開き扉から観音開き扉への変更が可能な冷蔵庫を提供することを課題とする。【解決手段】冷蔵庫は、冷蔵室を開閉する右扉8および左扉7からなる観音開き扉と、を備える。右扉8および左扉7のうちの一方の扉に、電装品と、この電装品に接続する束線とが集約して配置されている。右扉8および左扉7のうちの他方の扉には、電装品が非配置にされている。本体1Aには、一方の扉の回動中心軸Cに隣接する部位に、束線と着脱可能に接続する束線接続部50が配置されており、観音開き扉が片開き扉に交換可能な構造にされている。【選択図】図2

Description

本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には、冷蔵室の扉が観音開き扉であるタイプと、片開き扉であるタイプとの2種類のタイプがある。観音開き扉は、冷蔵庫の本体にそれぞれヒンジを介して開閉可能に取り付けられ、片開き扉は、本体にヒンジを介して開閉可能に取り付けられている。
使用者が観音開き扉の冷蔵庫を一度購入した後に、引っ越し等で住居の構造が変わる等により、ライフスタイルに変化が生じる場合がある。しかし、従来の観音開き扉の冷蔵庫と、片開き扉の冷蔵庫とでは、扉に配置されている電装品とその束線の配置形式が異なる。このため、観音開き扉から片開き扉へ変えたり、逆に片開き扉から観音開き式を変えることができない構造になっている。
例えば、観音開き扉の冷蔵庫では、左扉の内部と右扉の内部に、それぞれ電装品であるタッチオープンボタンが配置されている。これらの左右のタッチオープンボタンは、使用者が左扉と右扉をそれぞれ自動で開けるために、指でタッチするようになっている。また、例えば左扉には、電装品である表示パネル部が配置され、右扉には電装品である湿度センサが配置されている。
左扉のタッチオープンボタンと、表示パネル部とは、左扉内に配置された束線を用いて本体側に電気的に接続されている。同様にして、右扉のタッチオープンボタンと、湿度センサとは、右扉内に配置された束線を用いて本体側に電気的に接続されている。
また、片開き扉の冷蔵庫の場合には、扉には例えば電装品であるタッチオープンボタンと表示パネル部と、タッチオープンボタンの束線と、表示パネル部の束線とが、配置されている。各束線は、扉の内部を通って本体側に電気的に接続されている。
特開2007−71465号公報
従来の観音開き扉の冷蔵庫では、左扉と右扉にそれぞれ電装品と、電装品の束線とが配置されている。そして、使用者のライフスタイルに変化が生じても、これらの観音開き扉を、片開き扉に単純に交換することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、扉には電装品が配置され、扉の内部に束線が通っていても、観音開き扉から片開き扉への変更や、片開き扉から観音開き扉への変更が可能な冷蔵庫を提供することにある。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、冷蔵室を有する本体と、前記冷蔵室の前面側の開口部を開閉する右扉および左扉からなる観音開き扉と、を備え、前記右扉および前記左扉のうちの一方の扉に、電装品と、該電装品に接続する束線とが集約して配置され、前記右扉および前記左扉のうちの他方の扉には、電装品が非配置にされ、前記本体には、前記一方の扉の回動中心軸に隣接する部位に、前記束線と着脱可能に接続する束線接続部が配置され、前記観音開き扉が片開き扉に交換可能な構造にされている。
本発明の実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の観音開き扉を示している斜視図である。 冷蔵庫の電気的な配線等を示すブロック図である。 片開き扉を有する冷蔵庫の例を示す正面図である。 湿度センサが表示パネル部の表示装置に設置されている例を示す側面断面図である。 湿度センサが表示パネル部の操作基板に設置されている例を示す側面断面図である。
以下、図面を用いて、実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。以下の説明では、右扉に電装品が配置され、左扉には電装品が非配置にされている例で説明するが、右扉に電装品が非配置で、左扉に電装品が配置されている例であってももちろん適用可能である。
図1は、実施形態の冷蔵庫の全体を示す正面図である。図1に示す冷蔵庫1は、本体1Aを有している。この冷蔵庫1の本体1Aは、断熱性を有するキャビネットにより構成されていて、内部に複数の貯蔵室が形成されている。貯蔵室としては、上から順に冷蔵室2、野菜室3が設けられ、この野菜室3の下には製氷室4と小冷凍室5が左右の並べて設けられ、最下部に主冷凍室6が設けられている。
このうち、上部の冷蔵室2と野菜室3は、冷蔵温度帯の貯蔵室であり、約3℃から5℃の温度に調整される。また、製氷室4と小冷凍室5と主冷凍室6は、冷凍温度帯の貯蔵室であり、約−20℃前後の温度に調整される。
本体1Aには、図示しないが、冷蔵温度帯の貯蔵室を冷却するための冷蔵用冷却器と、冷凍温度帯の貯蔵室を冷却するための冷凍用冷却器とを含む冷凍サイクルが設けられている。
図2は、図1に示す冷蔵庫1の左扉7および右扉8を主に示している斜視図である。図1、図2に示すように、本体1Aの冷蔵室2の前面には、冷蔵室2の前面開口部を開閉する左扉7と右扉8が設けられている。左扉7および右扉8は、観音開き扉である。以下、説明の都合上、左扉7と右扉8との組み合わせを、適宜に「観音開き扉7、8」とも言う。また、説明の簡単化のため、左扉や右扉を単に「扉」と言うこともある。
図1と図2に示すように、左扉7の外端部7Cが、ヒンジ部7Bと、下部の支持部7Hとにより、本体1Aに対して回動可能に取り付けられている。同様にして、右扉8の外端部8Cが、ヒンジ部8Bと、下部の支持部8Hとにより、本体1Aに回動可能に取り付けられている。
図1に示すように、野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の各前面には、各前面開口部を開閉する引出し式の扉9,10,11,12が設けられている。
図1に示すように、好ましくは観音開き扉7、8と引出し式の扉9,10,11,12の各前面には、前面側の見栄えを良くするために、透光性を有するガラス板である前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されている。観音開き扉7,8と、引出し式の扉9,10,11,12とは、内部に断熱材を設けることで断熱性を有している。
なお、図2では、野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6と、引出し式の扉9,10,11,12は、図示を省略している。
図2に示すように、左扉7の外端部7Cは、扉取付部としてのヒンジ部7Bと下部の支持部7Hとにより、回動中心軸Cを中心にP1方向に開くことができる。例えば左扉7の下端部7Dは、取っ手部7Gを有している。
図2に示すように、右扉8の外端部8Cは、扉取付部としてのヒンジ部8Bと下部の支持部8Hとにより、回動中心軸Cを中心にP2方向に開くことができる。例えば右扉8の下端部8Dは、取っ手部8Gを有している。ただし、取っ手部7Gと取っ手部8Gは、観音開き扉7、8の内端部7F,8F側に、それぞれ設けても良い。
図1と図2に示す例では、ヒンジ部7B,8Bは、本体1Aの天面1Bに配置されている。左扉7には、電装品やこの電装品のための電気的な接続用の束線は、配置されていない(非配置)。これに対して、右扉8には、電装品やこの電装品のための電気的な接続用の束線が、集約して配置されている。すなわち、観音開き扉7、8に関係する電装品とその束線は、すべて右扉8に集約することで、纏められている。束線は、電気配線やワイヤーハーネス等とも呼ぶことができる。
図1と図2に示す例では、右扉8は、電装品の例として、表示パネル部20と、タッチオープンボタン30(開扉ボタン)と、湿度センサ40とを有している。表示パネル部20と、タッチオープンボタン30と、湿度センサ40とは、右扉8の内部に配置されている。右扉8は、ガラス板である前面板8Aを備えているので、表示パネル部20と、タッチオープンボタン30と、湿度センサ40とは、前面板8Aの内面側に配置されている。
図2に示す表示パネル部20は、操作パネルユニット等とも呼ぶことができる。表示パネル部20の構成例を説明すると、表示パネル部20は、例えば操作領域20Pと、表示領域20Qとを有している。
操作領域20Pにタッチすることで、各種の動作機能を操作することができる。また、表示領域20Qは、冷蔵庫1の各種の動作機能を表示する。
例えば操作領域20Pは、複数のタッチ式の操作ボタンを有している。操作ボタンは、例えば使用者が指で触れることで操作できる静電容量変化型のボタンである。操作ボタンとしては、例えば、「冷蔵」ボタンや「冷凍」ボタンや「製氷」ボタンや「節電」ボタン等である。各操作ボタンは、使用者が冷蔵庫1の機能を調整するために設けられている。これらの操作ボタンの種類の数や組み合わせは、特に限定されない。
例えば表示領域20Qは、複数の表示部を有する。表示部としては、例えば冷凍機能表示部や製氷機能表示部や節電機能表示部やエコモード表示部や半ドア表示部等である。これらの表示部は、冷蔵庫1の機能を表示する。これらの表示部の数や種類の組み合わせは、特に限定されない。
図1と図2に示すように、表示パネル部20は、好ましくは右扉8の内端部8F寄りの位置で、しかもZ方向に沿って配置されている。このZ方向とは、冷蔵庫1の上下方向である。
図2に示すタッチオープンボタン30は、例えば使用者が指で触れることで操作できる静電容量変化型の開扉用のボタンである。タッチオープンボタン30は、使用者が指で触れると静電容量が変化して、左扉7あるいは右扉8を自動的に開扉するための信号を発生する。このタッチオープンボタン30は、好ましくは右扉8の内端部8F寄りの位置で、しかも表示パネル部20の下部の位置に配置されている。
図2に示す湿度センサ40は、冷蔵室2内の湿度を検知する。湿度センサ40は、例えば取っ手部8Gの付近であって、右扉8の下端部8D寄りの位置に配置されている。
図2に示すように、右扉8の内部には、破線で示すように、束線21と、束線31と、束線41とが配置されている。また、本体1Aには、右扉8の回動中心軸Cに隣接する部位(例えばヒンジ部8Bに隣接する部位)には、束線と着脱可能に接続する束線接続部50が配置されている。束線21は、表示パネル部20と束線接続部50とを電気的に接続している。束線31は、タッチオープンボタン30と束線接続部50とを電気的に接続している。束線41は、湿度センサ40と束線接続部50とを電気的に接続している。
束線21の接続端部21Rと束線31の接続端部31Rと束線41の接続端部41Rとは、それぞれ電気的コネクタである。各接続端部21R,31R,41Rは、束線接続部50に対して簡単に着脱でき、電気的に接続可能になっている。
図2に示すように、束線接続部50は、本体1Aの天面1Bに配置されている。束線接続部50は、好ましくはヒンジ部8Bの近くに配置されている。
そして開扉装置61,62が、本体1Aの天面1Bに配置されている。開扉装置61,62としては、例えばプッシュロッドを有する電磁ソレノイド等を用いることができる。使用者が1つのタッチオープンボタン30の押し方を変えることで、開扉装置61あるいは開扉装置62は、電磁ソレノイドのプッシュロッドを突出させる。従って、使用者は、左扉7あるいは右扉8を、選択的に押して自動的に開扉することができる。これにより、1つのタッチオープンボタン30を片側の例えば右扉8に配置すれば、観音開き扉7、8のいずれも選択的に開扉することができる。
また、図3は、冷蔵庫1の電気ブロック例を示している。図3に示すように、本体1Aには、制御部100が配置されている。この制御部100は、冷蔵庫1の各種の動作や表示等の制御を行う。右扉8の表示パネル部20と、タッチオープンボタン30と、湿度センサ40とは、束線21、31、41と束線接続部50とを介して、制御部100に電気的に接続されている。束線21,31,41は、束線接続部50に対して、接続端部21R,31R,41Rで着脱可能に接続されている。
ここで、図3を参照して、観音開き扉7、8の開扉操作の例について、説明する。
制御部100は、操作時間判断部110を有する。操作時間判断部110は、開扉装置61,62に対して電気的に接続されている。
1つのタッチオープンボタン30が右扉8に配置され、これ以外にタッチオープンボタンは配置されていないので、左扉7、右扉8をそれぞれ自動的に開けるためには、タッチオープンボタン30は、次のようにして、異なる開扉信号を発生する。
使用者が、指によりタッチオープンボタン30を一定時間以下の操作時間だけ押す。この一定時間とは、例えば1秒間であるが、特に限定されない。
操作時間判断部110が、タッチオープンボタン30の押された時間を一定時間以下であることを判断すると、操作時間判断部110は、片方の扉の開扉装置だけ、例えば左扉7の開扉装置61だけを動作させるように指令する。これにより、右扉8を開けずに左扉7だけを自動的に押し開くことができる。
また、使用者が、指によりタッチオープンボタン30を、一定時間を超えた操作時間だけ押す。操作時間判断部110が、タッチオープンボタン30の押された時間を一定時間超えたと判断すると、操作時間判断部110は、もう片方の扉の開扉装置だけ、例えば右扉8の開扉装置62だけを動作させるように指令する。これにより、右扉8だけを自動的に押し開くことができる。
このように、左扉7にはタッチオープンボタンは設けずに、右扉8だけに1つのタッチオープンボタン30を設けている。このため、使用者が、1つのタッチオープンボタン30をタッチする時間を変えるだけで、左扉7、右扉8の何れかを選択して自動的に開扉することができる。これにより、冷蔵庫1が観音開き扉7、8を有していても、タッチオープンボタン30の設定数が、1つで済む。このため、部品点数の削減と、右扉8の組み立て工数の削減と、コスト低減とが図られる。
<観音開き扉を片開き扉に取り替える例>
図4は、片開き扉200が取り付けられた冷蔵庫201の正面図である。図4に示す片開き扉200は、電装品の例として、表示パネル部220と、タッチオープンボタン230とを有している。表示パネル部220と、タッチオープンボタン230とは、片開き扉200の内部に配置されている。片開き扉200は、好ましくはガラス板である前面板200Aを備えているので、表示パネル部220と、タッチオープンボタン230とは、前面板200Aの内面側に配置されている。図4に示す表示パネル部220とタッチオープンボタン230とは、それぞれ、図2に示した表示パネル部20とタッチオープンボタン30と同様のものである。
冷蔵庫201には、表示パネル部220と、タッチオープンボタン230と、束線221と、束線231とが、片開き扉200に配置されている。束線221の接続端部221Rと束線231の接続端部231Rとは、束線接続部50に対して、電気的に接続可能になっている。束線221の接続端部221Rと束線231の接続端部231Rとは、電気的コネクタであり、束線接続部50に対して着脱可能に電気的に接続することができる。
次に、図1と図2に示す冷蔵庫1から左扉7と右扉8を取り外して、図4に例示するように、片開き扉200に取り換える例を説明する。
例えば観音開きの冷蔵庫1を使用していて、例えば使用者が引っ越し等で住居の構造が変わる等により観音開きの冷蔵庫1を設置する場所の状況が変わることがある。この場合には、冷蔵庫の設置場所によっては、左扉7と右扉8を有する観音開きの冷蔵庫ではなく、片開き扉200を有する冷蔵庫の方が使用勝手が良いことがあり、使用者は、左扉7と右扉8を、片開き扉200に変更したいことがある。
そこで、使用者または工事者は、図1に示す冷蔵庫1の左扉7と右扉8とを外して、代わりに図4に示す片開き扉200に変更して取り付ける作業を行う。
使用者または工事者は、図1に示す本体1Aのヒンジ部7Bと下部の支持部7Hから左扉7を外す。この際、左扉7には、電装品と電装品の束線は配置されていないので、電装品と電装品の束線については全く配慮をする必要がなく、本体1Aから左扉7を簡単に取り外せる。
次に右扉8を外す。右扉8には、表示パネル部20と、タッチオープンボタン30と、湿度センサ40と、束線21と、束線31と、束線41とが配置されている。上述したように、束線21の接続端部21Rと束線31の接続端部31Rと束線41の接続端部41Rは、束線接続部50に対して着脱可能に接続されている。
このため、束線21の接続端部21Rと束線31の接続端部31Rと束線41の接続端部41Rは、束線接続部50から簡単に取り外せる。従って、使用者または工事者は、右扉8を本体1Aのヒンジ部8Bと下部の支持部8Hから、簡単に取り外せる。
次に、片開き扉200(図4参照)を冷蔵庫1に取り付ける。片開き扉200の端部200Tは、ヒンジ部8Bと下部の支持部8Hに対して取り付ける。片開き扉200の束線221の接続端部221Rと束線231の接続端部231Rは、束線接続部50に対して簡単に接続することができる。この結果、図4に示した冷蔵庫201とすることができる。
このように、冷蔵庫1では、電装品と電装品の束線とが、左扉7と右扉8のうちの例えば右扉8側に集約して纏めるように配置されている。このため、冷蔵庫1は、左扉7と右扉8(観音開き扉)から片開き扉200へ、簡単に変更することができる。
以上説明したように、実施形態の冷蔵庫1は、冷蔵室2を有する本体1Aと、本体1Aの冷蔵室2の前面開口部を開閉する左扉7(一方の扉)と右扉8(他方の扉)からなる観音開き扉を備える。例えば電装品として表示パネル部20と、タッチオープンボタン30と、湿度センサ40と、電装品の束線21,31,41が、観音開き扉7、8のいずれかだけに、集約して配置されている。例えば右扉8には電装品として表示パネル部20と、タッチオープンボタン30と、湿度センサ40とが配置され、右扉8の内部に束線21,31,41が通っている。
従って、引っ越し等で住居の構造が変わる等、使用者のライフスタイルが変わった場合には、新しいライフスタイルに合わせて、観音開き扉7、8から片開き扉200へ交換することができ、また、逆に、片開き扉200から観音開き扉7、8に交換することができる。
また、本体1Aは、観音開き扉7、8(左扉7および右扉8)を、片開き扉200に交換可能な扉取付部であるヒンジ部8Bと下部の支持部8Hとを有する。これにより、観音開き扉7、8から片開き扉200への交換や、片開き扉200から観音開き扉7、8への交換の作業を短時間で容易に行うことができる。
また、タッチオープンボタン30が配置され、タッチオープンボタン30が一定時間以下で押された場合には、左扉7と右扉8のうちの片方を開き、タッチオープンボタン30が一定時間を超えて押された場合には、左扉7と右扉8のうちのもう片方を開ように指令する制御部100を有する。これにより、1つのタッチオープンボタン30を配置するだけで、観音開き扉7、8のうちの片方の扉を開くことができる。このため、扉の部品点数の削減と、扉の組み立て工数の削減と、コスト低減とが図られる。
なお、制御部100は、タッチオープンボタン30の押された時間で制御するのではなく、タッチオープンボタン30が規定時間内に一定回数以下で押された場合には左扉7と右扉8のうちの片方を開き、タッチオープンボタン30が規定時間内に一定回数を超えて押された場合には左扉7と右扉8のうちのもう片方の扉を開くように制御してもよい。
また、実施形態では、1箇所の束線接続部50に3つの接続端部21R、31R、41Rが接続する構成で説明したが、束線21、31、41が1つの接続端部にまとめられ、この1つの接続端部が束線接続部50に着脱可能に接続する構成にしてもよい。これにより、束線接続部50の小型化と、扉の着脱作業の時間短縮とを図ることができる。
<温度センサの具体例1>
図5は、湿度センサ40が、表示パネル部20の表示装置20Mに設置されている例を示している。操作基板20Nは、例えばバックライト照明用の例えば発光ダイオード70と、タッチセンサ80を搭載している。ここで、湿度センサ40が表示装置20Mとは別ユニットにされている。従って、表示装置20Mにはめ込むことで組立てることが可能になり、組立て作業の作業時間が短縮されている。
図5では、湿度センサ40が表示パネル部20に設置されている。仮に、湿度センサが表示パネル部とは別の位置に設置されていたとすると、湿度センサを扉内に固定するための部品と、束線とが別途必要になる。
本具体例では、湿度センサ40が表示パネル部20に設置されていることで、湿度センサ専用の部品と束線とを右扉8の内部に別途配置する必要が無くなる。このため、右扉8の部品点数の削減と、右扉8の組み立て工数の削減と、コスト低減とが図られる。
また、仮に、湿度センサが表示パネル部とは別の位置の右扉内部に設置されていると、湿度センサを右扉に設置する際には、右扉に設けた孔を通じて右扉の内部に設置する。このため、湿度センサは、右扉内の断熱材の一部を除去して配置して、その孔を塞ぐ蓋を別途取り付ける作業が必要である。
本具体例では、図5に示すように湿度センサ40が表示パネル部20に設置されることで、そのような断熱材の一部を除去することや蓋を準備することが不要になる。しかも、断熱材は部分的に除去しなくて済むので、断熱材は右扉内部に隙間なく充填でき、右扉8の断熱性を上げることができる。
<温度センサの具体例2>
図6は、湿度センサ40が、表示パネル部20の操作基板20Nに配置されている例を示している。図6では、湿度センサ40が、表示パネル部20の操作基板20Nに配置されている。これにより、湿度センサ40は、操作基板20Nに、一体化して固定して電気的に接続できる。このように湿度センサ40が表示パネル部20の操作基板20Nに設置されていると、湿度センサ専用の部品と束線とを右扉内部に別途配置する必要が無くなる。このため、右扉8の部品点数の削減と、右扉8の組み立て工数の削減と、コスト低減とが図られる。
仮に、湿度センサが、表示パネル部20とは別の位置である扉の内部に設置されていると、湿度センサを扉に設置する際には、扉に設けた孔を通じて扉の内部に設置する。このため、湿度センサは、扉内の断熱材の一部を除去して配置して、その孔を塞ぐ蓋を別途取り付ける作業が必要である。
本具体例では、図6に示すように、湿度センサ40が表示パネル部20の操作基板20Nに設置されることで、そのような断熱材の一部を除去することや蓋を準備することが不要になる。しかも、断熱材は除去しなくて済むので、断熱材は右扉8内に隙間なく充填でき、右扉8の断熱性を上げることができる。
以上、具体例も含めて実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、観音開き扉7、8と引出し扉9,10,11,12の各前面には、前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されている。しかし、このような前面板を配置せずに、観音開き扉7、8と引出し扉9,10,11,12の各前面は、通常用いられている鋼板であっても良い。
扉に配置される電装品の他の例としては、上述した他に、例えば人の接近を検知する人感センサ、冷蔵庫1が置かれた部屋の環境温度を検知する温度センサ、あるいは人が近づいた時に冷蔵庫1が置かれた部屋を照明する照明具等がある。
また、上述した実施形態では、使用者が、指によりタッチオープンボタン30を一定時間以下の操作時間であるか、一定時間を超えた操作時間であるかで、左扉7を自動的に開けるか、右扉8を自動的に開けるかで説明している。
しかし、これに限らず、使用者は、指によりタッチオープンボタン30を一定回数だけ(例えば1回)押すことで、左扉7が自動的に開扉され、指によりタッチオープンボタン30を、一定回数を超えて(例えば2回)押すことで、右扉8が自動的に開扉される構成にしてもよい。
また、上述した実施形態では、観音開き扉7、8を取り外して片開き扉200に取り換える例で説明したが、図4に例示する片開き扉の冷蔵庫201から片開き扉200を取り外して、図1と図2に例示したような、観音開き扉7、8を取り付けた冷蔵庫1の構成にしてもよい。
すなわち、図4に示すように、片開き扉200に、表示パネル部220やタッチオープンボタン230などの電装品と、これらの電装品に接続する束線221、231とが配置され、本体1Aのうち片開き扉200の回動中心軸Cに隣接する部位に、束線221、231と着脱可能に接続する束線接続部50が配置され、片開き扉200が観音開き扉に交換可能な構造にされていてもよい。この場合、ヒンジ部7Bを冷蔵庫が予め備えていることが、左扉7(図1参照)を短時間で容易に設置する観点で好ましい。
1 冷蔵庫
1A 本体
2 冷蔵室
7 左扉
8 右扉
20 表示パネル部
20N 操作基板
21 束線
21R 接続端部
30 タッチオープンボタン(開扉ボタン、電装品)
31 束線
31R 接続端部
40 湿度センサ(電装品)
41 束線
41R 接続端部
50 束線接続部
100 制御部
200 片開き扉
201 冷蔵庫
220 表示パネル部
230 タッチオープンボタン
C 回動中心軸

Claims (6)

  1. 冷蔵室を有する本体と、前記冷蔵室の前面側の開口部を開閉する右扉および左扉からなる観音開き扉と、を備え、
    前記右扉および前記左扉のうちの一方の扉に、電装品と、該電装品に接続する束線とが集約して配置され、
    前記右扉および前記左扉のうちの他方の扉には、電装品が非配置にされ、
    前記本体には、前記一方の扉の回動中心軸に隣接する部位に、前記束線と着脱可能に接続する束線接続部が配置され、
    前記観音開き扉が片開き扉に交換可能な構造にされている冷蔵庫。
  2. 前記右扉と前記左扉とを開けるための開扉ボタンが前記電装品として配置され、
    前記開扉ボタンが一定時間以下で押された場合には、前記右扉および前記左扉の片方を開くように指令し、前記開扉ボタンが一定時間を超えて押された場合には、前記右扉および前記左扉のもう片方を開くように指令する制御部を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記右扉と前記左扉とを開けるための開扉ボタンが前記電装品として配置され、
    前記開扉ボタンが規定時間内に一定回数以下で押された場合には、前記右扉および前記左扉のうちの設定された片方の扉を開くように指令し、前記開扉ボタンが規定時間内に一定回数を超えて押された場合には、前記右扉および前記左扉のうちの設定されたもう片方の扉を開くように指令する制御部を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵室を有する本体と、前記本体の前記冷蔵室の前面開口部を開閉する片開き扉と、を備え、
    前記片開き扉に、電装品と、該電装品に接続する束線とが配置され、
    前記本体には、前記片開き扉の回動中心軸に隣接する部位に、前記束線と着脱可能に接続する束線接続部が配置され、
    前記片開き扉が観音開き扉に交換可能な構造にされている冷蔵庫。
  5. 前記冷蔵庫の機能を表示する表示パネル部が前記電装品として配置され、
    前記表示パネル部には、湿度センサが前記電装品として配置されている請求項1〜4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記湿度センサは、前記表示パネル部の操作基板に搭載されている請求項5に記載の冷蔵庫。
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