JPWO2004083975A1 - 数値制御システム - Google Patents

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Abstract

コンバートデータを使用する数値制御装置において、オペレータが速度オーバライド等によって送り速度を変更させたい場合、変数データの内容によって機械動作を変更させたい場合、ワークオフセットデータを加工運転中にオペレータが変更させたい場合に、すぐに変更が可能な数値制御装置。コンバート時に加工プログラムの指令を数値制御装置のアプリケーションプログラムに割り付ける加工プログラム・内部処理コンバート手段502と、コンバート時に加工プログラム中の変数・工具オフセット等の指令を当該指令の参照先情報のみをセットする変数・オフセットコンバート手段504と、加工プログラム運転時にコンバート手段502、504にて割り付けられたデータに基づいて当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段900とを備える。

Description

本発明は数値制御システムに関するものであり、更に詳しくは加工プログラムの指令(Gコード、MSTB指令等)を数値制御装置の内部処理(アプリケーションプログラム)に割り付けるデータを生成し、加工プログラム運転時に制御動作で高速運転を行うようにするものである。
数値制御装置は紙テープ等から指令された加工プログラムに基づいて数値制御処理を実行し、当該処理結果により工作機械を駆動してワークに指令どおりの加工を施すものである。
ところで、一般的に数値制御装置は基本的にはマイクロプロセッサを用いたノイマン型計算機の構成を採っており、このシステムを制御するソフトウェアはリアルタイムオペレーティングシステムを用いた時分割制御方式を採用している。これらのシステムに於いては階層構造に関連付けられたタスクである逐次処理プログラムを、制御単位時間ΔT(例えば10ms)の割り込み信号(Interrupt、以下ITという)により予め決められた順番に時分割で実行するために、実行中のプログラム解析が途中で中断されると演算結果の出力に空白が生じることがある。これは数値制御装置の場合は機械(工具)位置制御情報が無し、つまりNullデータが出力されるという現象となって現れ、この中断自体は殆どの場合に於いて加工面に影響を与えるものではないが、微少時間ながらこれが累積するとサイクルタイムが長くなる一因となる。
そこで、上記課題を解決する手段として、例えば国際公開番号:WO 01/44882 A1の明細書に記載されているような、指定された加工プログラムを加工運転前に予めNC軸に対しては補間データに従った位置決めや補間送り等を施すための制御のデータを、主軸に対しては指令回転数で主軸を回転、停止、オリエント動作等の動作を施すための制御のデータにコンバートしておき、加工運転時には当該コンバートデータを使ってサーボモータまたは主軸モータを制御するシステムが存在する。
しかしながら、当該システムは加工プログラムを補間データに従った位置決めや補間送り等を施すための制御のデータに置き換えてしまうため、オペレータが速度オーバライド等によって送り速度を変更させたい場合や、変数データの内容によって機械動作を変更させたい場合や、加工運転中にワークオフセットデータをオペレータが変更させたい場合などに対応できない問題点がある。
さらにまた、複数の加工プログラムを一括してコンバートできない問題点や加工運転前には必ずオペレータがコンバート操作を行わなければならない問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためのもので、加工プログラムを運転する前に、前記加工プログラムの指令を数値制御装置の内部処理に割り付けるデータを生成するコンバート手段と、加工プログラム運転時に前記コンバート手段にて生成されたデータに基づいて当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段とを有する構成としたものである。
また本発明は、前記加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記コンバート手段を、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットするものとしたものである。
また本発明は、前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場合、前記コンバート手段を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照先アドレスをセットするものとしたものである。
また本発明は、加工プログラムを運転する前に、前記加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットする加工プログラム・内部処理コンバート手段と、加工プログラムを運転する前に、前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照アドレスをセットする変数・オフセットコンバート手段と、加工プログラム運転時に前記各コンバート手段にて生成されたデータに基づいて当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段とを有する構成としたものである。
このため、加工プログラムの運転時に解析処理部が走らないため(解析処理部が不要のため)、途中で演算が中断されて演算結果の出力に空白が生じることがなく、かつ、数値制御装置側のCPUの負担を増やすことなしにサイクルタイムが短縮でき、生産性が向上する。
また、変数データの内容によって機械動作を変更させたい場合や、加工運転中にワークオフセットデータをオペレータが変更させたい場合などでも操作やデータ変更がすぐに有効になる。また、変数、工具オフセットを変更する度に必ずオペレータがコンバート操作を行う必要はなくなる。
また本発明は、オペレータが操作した信号を検出し、当該信号の内容に応じて内部処理に条件を通知するI/O信号通知処理手段を有する構成としたものである。
このため、加工運転中においてもオペレータが速度オーバライド等によって送り速度を変更させることができる。即ち、運転条件を簡単に変更することができる。
また本発明は、加工プログラム運転時にコンバートデータの存在を判定し、存在する場合はコンバートデータを実行するようコンバートデータ実行手段に通知するコンバートデータ判定手段を有する構成としたものである。
このため、コンバートデータが存在する加工プログラムは必ずコンバータデータが使用されることになる。
また本発明は、加工プログラムに記述されたコンバート有効/無効の命令を判別し、コンバート有効の命令がある加工プログラムのみコンバートするよう前記コンバート手段に通知するコンバート対象プログラム判定手段を有する構成としたものである。
このため、すべての加工プログラムを一括してコンバートする場合に比べコンバートデータを登録するメモリ領域(メモリ使用量)を削減することができる。
また本発明は、表示器に加工プログラム一覧表を表示し、この加工プログラム一覧表からコンバート対象のプログラムを選択するコンバートプログラム選択手段と、このコンバートプログラム選択手段にて選択されたデータを参照し、コンバート有効の命令がある加工プログラムのみコンバートするよう前記コンバート手段に通知するコンバート対象プログラム判定手段とを有する構成としたものである。
このため、すべての加工プログラムを一括してコンバートする場合に比べコンバートデータを登録するメモリ領域(メモリ使用量)を削減することができる。
また本発明は、コンバート結果を表示器に一覧表として表示するコンバート結果一覧表示手段を有する構成としたものである。
このため、多数の加工プログラムを一括してコンバートした場合でも、加工プログラム毎のコンバート結果をオペレータが簡単に確認することができる。
また本発明は、コンバートエラーの詳細情報を表示器に表示するコンバートエラー表示手段を有する構成としたものである。
このため、多数の加工プログラムを一括してコンバートした場合でも、加工プログラム毎のコンバートエラーをオペレータが簡単に確認することができる。
また本発明は、電源投入時に前記コンバート手段を起動する電源投入時加工プログラムコンバート起動手段を有する構成としたものである。
このため、オペレータはコンバート操作をしなくてもすむ。
また本発明は、PLC信号の入力で前記コンバート手段を起動する加工プログラムコンバート起動手段を有する構成としたものである。
このため、オペレータはコンバート操作をしなくてもすむ。
第1図は本発明の実施の形態1による加工プログラムコンバート機能を有する数値制御装置の要部ブロック図である。
第2図は本発明の実施の形態1による加工プログラムコンバート手順を示すフローチャートである。
第3図は本発明の実施の形態1によるコンバートされたデータを加工運転時に実行する手順を示すフローチャートである。
第4図は本発明の実施の形態1によるコンバートデータの詳細を示す図である。
第5図は本発明の実施の形態1によるコンバート対象の加工プログラム例を示す図である。
第6図は本発明の実施の形態1による加工プログラムのコンバートを選択するための加工プログラム一覧表の表示例を示す図である。
第7図は本発明の実施の形態1によるコンバート結果一覧表の表示例を示す図である。
第8図は本発明の実施の形態1によるコンバートエラー発生時の詳細内容の表示例を示す図である。
第9図は本発明の実施の形態1による加工プログラム制御情報を示す図である。
第10図は本発明の実施の形態1によるコンバート結果内部情報を示す図である。
第11図は本発明の実施の形態1による加工運転時にオペレータが運転条件を変えた場合のコンバートデータ実行手順を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、第1図〜第11図に基づいて本発明の実施の形態1を説明する。
なお、第1図はこの実施の形態1による加工プログラムコンバート機能を有する数値制御装置101の要部を示すブロック図である。第2図は加工プログラムをコンバートする手順を示すフローチャート、第3図はコンバートされたデータを加工運転時に実行する手順を示すフローチャート、第4図はメモリ601に登録されたコンバートされたデータの詳細を示す図、第5図はコンバート対象の加工プログラムの記述例を示す図、第6図はコンバート対象/非対象のプログラムの設定例を示す図、第7図はコンバート結果の表示例を示す図、第8図はコンバートエラー発生時の詳細内容の表示例を示す図、第9図は加工プログラムの制御情報を示す図、第10図はコンバート結果の内部詳細情報を示す図、第11図は加工運転時にオペレータが運転条件を変えた場合のコンバートデータ実行手順を示すフローチャートである。
第1図において、101は数値制御装置を表しており、解析処理部103と、補間処理部104と、機械制御信号処理部106と、PLC回路105と、NC軸制御部180と、主軸制御部110と、データ入出力回路120と、メモリ107と、パラメータ設定部108と、画面処理部109とを有している。
また、数値制御装置101は、データ入出力回路120を介して、サーボ駆動装置201と結合され、NC軸204を駆動せしめる。また、データ入出力回路120を介して、主軸駆動装置301と結合され、主軸304を駆動せしめる。
テープリーダ等から読み込まれた加工プログラム102は、メモリ107の加工プログラムエリア601に格納される。次にメモリ107から加工プログラムエリア601に格納された加工プログラムを、通常は解析処理部103が1ブロックずつ読み出し、1ブロックずつ解析する。1ブロック毎に解析されたコードは、補間処理部104に渡され、指令に従い、1ブロック毎の補間制御、主軸制御、補助機能制御等を行う。
NC軸制御部180は、NC軸204に対して、補間データに従った位置決めや補間送り等を施すための制御を行う。主軸制御部110は、指令された主軸に対して、指令回転数で主軸を回転、停止、オリエント動作等の動作を施すための制御を行う。
サーボ駆動装置201は、サーボモータ202と結合され、検出器205からの位置フィードバックによる位置制御により、ギヤ、ボールネジ等を介して、NC軸204を駆動する。
また、主軸駆動装置301は、主軸モータ302とギヤ等を介して結合され、主軸304を駆動する。主軸304には、検出器305が取り付けられており、主軸駆動装置301は、当該検出器305より入力される位置データによって主軸モータ302のオリエント動作を制御する。
以上説明した構成、動作は、一般的な数値制御装置の構成、動作であるが、本発明の実施の形態1によれば、加工プログラム102をコンバートするための次に説明する構成が、一般的な数値制御装置の構成に追加されている。なお、次に説明する各構成の詳細については、第2図以降の図面を用いて説明する。
即ち、解析処理部103に、コンバートデータ判定手段401が追加されている。
また、補間処理部104には、コンバートデータ実行手段900、電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901、G指令処理群902、MSTB指令処理群903、変数指令処理904、及びオフセット指令処理905が追加されている。
また、数値制御装置101に、加工プログラムコンバート処理部501が追加されており、この加工プログラムコンバート処理部501は、加工プログラム・内部処理コンバート手段502、コンバート対象プログラム判定手段503、及び変数・オフセットコンバート手段504から構成されている。
また、メモリ107には、コンバートデータ登録エリア603が追加されている。
また、パラメータ設定部108には、コンバートプログラム選択手段701が追加されている。
また、画面処理部109には、コンバート結果一覧表手段801、及びコンバートエラー表示手段802が追加されている。
更にまた、機械制御信号処理部106には、加工プログラムコンバート起動手段1002、I/O信号通知手段1003、及びMSTB指令実行手段1004が追加されている。
本発明の実施の形態1は、一般的な数値制御装置の構成に、前記各構成が追加されている。
次に第2図のフローチャートを使って加工プログラム102をコンバートする手順について説明する。
なお、ここで言うコンバートとは、後述の説明より明らかになるが、例えば国際公開番号:WO 01/44882 A1の明細書に記載されているような、加工プログラムを補間処理後の制御データにコンバートするものではなく、加工プログラムを解析し、前記加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットし、また前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場合、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照先アドレスをセットすることを指す。
ステップ1では、補間処理部104の電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901が、数値制御装置101の電源投入中か否かを判断する。なお、電源投入中か否かは以下のようにして検出する。先ず、補間処理部104のイニシャル処理の一部として電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901を予め登録しておく。このイニシャル処理はオペレーティングシステムからサブルーチンとして起動されるもので、数値制御装置101の電源投入時に1回のみ起動される。従って、数値制御装置101の電源投入時に1回のみ電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901が起動される。このため、電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901が起動されるか否かにより、電源投入中か否かを検出する。
そして電源投入中である場合、電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901は加工プログラムコンバート処理部501を起動し、ステップ4に移行する。また、電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901が起動されない場合は電源投入中ではないので、ステップ2に移行する。
ステップ2では、PLC回路105からのコンバート要求信号を加工プログラムコンバート起動手段1002がチェックする。このコンバート要求信号は自動起動、NCリセット等のような通常使用されている信号と同じ扱いのI/O信号の一つとして定義され、PLC回路105と機械制御信号処理部106との間でやり取りされるものである。このコンバート要求信号がオンの場合は、加工プログラムコンバート起動手段1002が加工プログラムコンバート処理部501を起動し、ステップ4に移行する。また、オフの場合、即ち、コンバート要求信号が入力されていない場合はステップ3に移行する。
ステップ3では、コンバートプログラム選択手段701がオペレータの操作によるコンバート要求をチェックする。具体的には次のようにチェックする。先ず、画面処理部109が、数値制御装置101の表示器に、メモリ107に登録された加工プログラム601を、第6図に示したような形式の加工プログラム一覧を表示する。なお、第6図において、O110は一番上位の加工プログラム番号を表しており、通常、オペレータが自動起動する加工プログラム、即ち製品を加工するための加工プログラムを示している。O9000とO8800はO110から呼び出される加工プログラムで、サブプログラムと呼ばれる。さらに、O9000から呼び出されるサブプログラムO9010、さらには、O9010から呼び出されるサブプログラムO9020が順次番号表示されている。また、加工プログラム番号の前(左端)にはチェックボックスが表示されており、オペレータはコンバートさせたい加工プログラムのチェックボックスを有効にする(第6図ではコンバート有効は■を示している)。オペレータがチェックボックスを有効にすると、コンバートプログラム選択手段701は、第9図に示したようなメモリ107に登録されている加工プログラム制御情報のコンバート制御情報をオンする(「1」にする)。第9図の例では加工プログラム制御情報は加工プログラム番号、プログラム編集可否、コンバート制御情報、加工プログラム領域へのポインタから構成されている。なお、プログラム編集可否は加工プログラム編集が可能かどうかの情報として使われる。例えばプログラム編集可否がオン(ビット情報「1」)の場合、当該加工プログラムは書き込み・読み出しの両方が可能な(編集可能な)状態になる。プログラム編集可否がオフ(ビット情報「0」)の場合、当該加工プログラムは読み出しのみ可能なリードオンリ状態(編集不可の状態)になる。本実施の形態1ではこの加工プログラム制御情報にコンバート制御情報(コンバート有効フラグ)を付加し、前述のコンバートプログラム選択手段701によって、このコンバート有効フラグがオンされる。即ち、コンバート有効フラグがオン(ビット情報「1」)の場合はコンバート対象となり、コンバート有効フラグがオフ(ビット情報「0」)の場合、当該プログラムはコンバート対象とはならない。次にオペレータは第6図の右下に表示されているコンバート実行メニューボタンを押下する。コンバートプログラム選択手段701は、オペレータのコンバート要求を受けて加工プログラムコンバート処理部501を起動し、ステップ4に移行する。また、オペレータのコンバート要求がない場合は処理を終了する。
ステップ4では、電源投入時加工プログラムコンバート起動手段901、または加工プログラムコンバート起動手段1002、またはコンバートプログラム選択手段701によって起動された加工プログラムコンバート処理部501が、加工プログラムのコンバート処理を開始する。具体的にはコンバート処理はループ処理になっており、先ず、コンバート対象プログラム判定手段503がこのループ処理の終了をチェックする。具体的には、メモリ107に登録された加工プログラムを読み出し、次に読み出すべき加工プログラムがなくなった場合にステップ9に進む。次に読み出すべき加工プログラムがある場合にはステップ5に進む。
ステップ5では、コンバート対象プログラム判定手段503が、前述のコンバート制御情報または加工プログラム内容(先頭の1ブロック)をチェックする。具体的には前述のコンバート制御情報を読み出し、コンバート有効フラグがオン(ビット情報「1」)しているかどうかをチェックする。また、加工プログラム内容をチェックする場合は、第5図に示したように先ず加工プログラムの先頭ブロックに「#CONVERT#」なる文字列を予め記述しておく。当該文字列は、通常、数値制御装置101の編集機能を使って加工プログラムの先頭に挿入する。コンバート対象プログラム判定手段503は加工プログラムの先頭ブロックを読み出し、「#CONVERT#」なる文字列がないかどうかをチェックする。コンバート有効フラグがオン、または加工プログラムの先頭ブロックに「#CONVERT#」なる文字列がある場合は、コンバート対象プログラム判定手段503が加工プログラム・内部処理コンバート手段502にコンバート要求を通知してステップ6に進む。コンバート有効フラグがオフ、または加工プログラムの先頭ブロックに「#CONVERT#」なる文字列がない場合は、ステップ4に進み、処理を繰り返す。
ステップ6では、加工プログラム・内部処理コンバート手段502が、コンバート対象プログラム判定手段503からの通知を受けてコンバート対象と判定された加工プログラムを読み出し、メモリ107のコンバートデータ登録エリア603に加工プログラム番号の情報を書きこむ。
コンバートについては第4図を用いて説明する。第4図の左端はコンバート対象の加工プログラムを示している。プログラム番号は「O110」である。「G0X10.0;」は位置決め指令でX軸の10.0mmへの移動を表している。加工プログラム・内部処理コンバート手段502は、当該指令を補間処理部104内のアプリケーションプログラムであるG指令処理群902のG0指令処理へのポインタ(先頭アドレス)を、コンバートデータ登録エリア603に書き込む。また、「X10.0」をG0指令処理の引数としてコンバートデータ登録エリア603に書き込む。なお、G0指令処理へのポインタ(先頭アドレス)は次のようにして算出する。即ち、オペレーティングシステムには、通常、数値制御装置101のアプリケーションプログラム(G0指令処理、M指令処理、変数指令処理など)のシンボル情報が登録されている。このシンボル情報には、アプリケーションプログラムの飛び先番地、即ちアプリケーションプログラムの先頭アドレスが登録されている。オペレーティングシステムにはこのシンボル情報を読むための処理が準備されており、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は、このオペレーティングシステムの処理を呼び出すことによって目的のアプリケーションプログラムの先頭アドレスを取得できる。このようにして、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は、このオペレーティングシステムの処理で取得されたG0指令処理の先頭アドレスを、コンバートデータ登録エリア603に書き込むことができる。ここではG0について説明したが、他の指令、例えば、G1(切削送り指令)、G2・G3(円弧指令)等も前述と同様にして処理の先頭アドレスを取得でき、引数とともにコンバートデータ登録エリア603に書き込むことができる。第4図の例では「G0X20.0」指令が「G0X10.0」指令と同じG0指令処理の先頭アドレスと引数「X20.0」がコンバートデータ登録エリア603に書き込まれる。ここで、G0の場合、送り速度の情報はパラメータ(メモリ107)に登録されているため、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は送り速度の情報を引数としてコンバートデータ登録エリア603には登録しない。また、G1(G2、G3等)の場合は、送り速度の情報は加工プログラム指令で与えられるため、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は送り速度の情報を引数としてコンバートデータ登録エリア603には登録する。
次に、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は「M3」指令を読み込むと、MSTB指令処理群903中のM指令処理の先頭アドレスと引数「3」がコンバートデータ登録エリア603に書き込む。なお、第4図の「M3」指令はPLC回路105に通知すべき指令で機械動作に関する指令の1つである。M3は、通常、主軸の正転指令を表しており、その他M指令には主軸の逆転指令、停止指令、切削油オン・オフ指令などがあり、機械制御に関する信号を取り扱う。以上、M指令について説明したが、他のSTB指令についても同様に、加工プログラム・内部処理コンバート手段502が、S指令処理の先頭アドレスと引数、T指令処理の先頭アドレスと引数、B指令処理の先頭アドレスと引数をコンバートデータ登録エリア603に書き込む。ここでS指令とは主軸モータ302に対する回転速度を指令するもので、例えば「S1000」は主軸モータ302に対して1000rpmで回転させるという意味で、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は、この指令をS指令処理へのアドレスと引数「1000」をコンバートデータ登録エリア603に登録する。また、T指令は工具交換に関する指令で、例えば「T1008」は上2桁が工具番号を表しており、この場合10番工具を選択するという意味になる。因みに下2桁「08」は工具オフセット番号を示しており、これについては後述する。加工プログラム・内部処理コンバート手段502は、この指令をT指令処理へのアドレスと引数「10」をコンバートデータ登録エリア603に登録する。B指令は第2補助機能命令と呼ばれるもので、M指令と同様に機械制御を行うもので、加工プログラム・内部処理コンバート手段502は、この指令をB指令処理へのアドレスと引数をコンバートデータ登録エリア603に登録する。
次に、「#500=#105」指令の場合は変数・オフセットコンバート手段504が読み込む。#500と#105は変数指令を表しており、#500=#105は#105の値を#500に代入するという意味である。変数の値は、加工プログラム実行中に加工プログラムの中で書き換えられるケースやオペレータが書き換えるケースが多いため、コンバート時に変数設定画面で設定されている値を、予め、コンバートしてコンバートデータ登録エリア603に登録することはできない。
従って、変数のコンバートは、変数の値が実際に設定されている変数テーブルのアドレスをコンバートデータ登録エリア603に登録する。また、変数は演算、代入命令と一緒に記述される場合が多い。従って、コンバートデータ登録エリア603には変数演算を記述するエリアを設け、演算がある場合には演算子の記号を記述する。例えば、第4図の例では「#500=#105」の指令に対して、先ず変数指令処理904の先頭アドレスを1番目のテーブルに登録する。2番目のテーブルには#105の参照先変数アドレスを登録する。次に#500のコンバートについて説明する。既に変数指令処理904の先頭アドレスが直前で登録されているため、1番目のテーブルには何も登録しない。次に2番目のテーブルには演算子を登録する。この場合には代入文を示す「=」が登録される。3番目のテーブルには#500の参照先変数アドレスを登録する。
次に参照先変数アドレスの計算について説明する。数値制御装置101で扱われる変数はメモリ107の固定領域に割り付けられている。数値制御装置101には基本的には「#100〜#199」と「#500〜#599」の2種類の変数が存在するが、これらはメモリ107の固定の領域に割付けられている。例えば「#100〜199」のエリアの先頭アドレス、即ち#100のアドレスは0xa806c000、「#500〜#599」のエリアの先頭アドレス、即ち#500のアドレスは0xa806d000のように決められている。従って、変数番号の値から変数参照先アドレスを計算することができる。変数のサイズは通常4byteであるため、変数#105の場合、
0xa806c000 + 4×5 = 0xa806c014
となり、
変数#500の場合、
0xa806d000 + 4×0 = 0xa806d000
となる。
次に、変数・オフセットコンバート手段504は「T1008」を読み込む。下2桁の指令「08」は前述したように工具オフセット番号を表している。工具オフセットの値は、変数と同様に、加工プログラム実行中に加工プログラムの中で書き換えられるケースやオペレータが書き換えるケースが多いため、コンバート時に変数設定画面で設定されているオフセット値を、予めコンバートしてコンバートデータ登録エリア603に登録することはできない。従って、工具オフセットのコンバートは、工具オフセット値が実際に設定されている工具オフセットテーブルのアドレスをコンバートデータ登録エリア603に登録する。すなわち、変数・オフセットコンバート手段504は、当該指令を補間処理部104内のオフセット指令処理905への先頭アドレスをコンバートデータ登録エリア603に書き込み、次に、参照先オフセットアドレスをコンバートデータ登録エリア603に書き込む。
参照先オフセットアドレスは次のようにして算出する。工具オフセットデータは基本的には数値制御装置101のメモリ107の固定領域に割付けられている。例えば「T8」の場合は工具オフセットデータの先頭アドレス(「T1」のアドレス)を0xa806e000とすると、工具オフセット番号からオフセット参照先アドレスを計算することができる。オフセットのサイズは通常4byteであるため、この場合、
0xa806e000 + 4×(8−1) = 0xa806e01c
となり、これをコンバートデータ登録エリア603に登録する。
以上の処理を繰り返すことにより、1本の加工プログラムを数値制御装置101のアプリケーションプログラムにコンバートできる。
ステップ7では、コンバートが正常に終了した場合は、加工プログラムコンバート処理部501が、メモリ107のコンバートデータ登録エリア603の第10図に示したコンバート結果内部情報に、加工プログラム番号とコンバートエラーフラグに「0」を書いた後、ステップ4に戻り、処理を繰り返す。また、加工プログラムに記述ミスがあった場合、コンバートできずエラーになる。この場合、加工プログラムコンバート処理部501が、メモリ107のコンバートデータ登録エリア603のコンバートエラーフラグに「1」を書き込み、さらにコンバートエラー内容をコンバートデータ登録エリア603に書き込む。具体的には、第10図に示したように、加工プログラム番号と、コンバートエラーフラグと、エラー番号と、エラー発生シーケンス番号と、エラー発生ブロック番号と、エラー発生プログラム内容とを書き込む。コンバートエラーフラグは前述のようにビット情報で、「0」のときは正常完了、「1」のときがエラー発生を表している。コンバートが正常に完了した場合は、加工プログラム番号とコンバートエラーフラグ(「0」)を書き込む。コンバートエラーが発生した場合、第10図の例では加工プログラム番号:8800、コンバートエラーフラグ「1」、エラー番号「32」、シーケンス番号「20」、ブロック番号「3」、プログラム内容「M−1」をコンバート結果内部情報に書き込む。ここでエラー番号「32」は不正アドレスを意味している。
ステップ8では、コンバートエラー表示手段802が、コンバート結果内部情報のコンバートエラーフラグをチェックして、第8図に示したような形式で表示器に表示する。第8図において、左からエラー発生加工プログラム番号、エラー番号、エラー発生シーケンス番号、エラー発生ブロック番号、エラー発生プログラム内容を順に表示している。第8図では1番目にはO9000のエラーカが、2番目にはO9020のエラーが3番目にはO8800のエラーが各々表示されている。
ステップ9では、コンバート結果一覧表手段801が、コンバート結果内部情報のコンバートエラーフラグをチェックして、第7図に示したような形式で表示器に表示する。表示形式は、加工プログラム番号とコンバートデータが正常かエラーかまたはコンバート非対象を表示している。第7図では、O110が正常、O9000がエラー、O9010はコンバート非対象、O9020はエラー、O8800がエラーであることを表示している。オペレータが表示器に表示された前記2つ情報(画面)からコンバート結果を確認することができる。
次に第3図のフローチャートを使ってコンバートされたデータを実行する手順について説明する。
ステップ21では、コンバートデータ判定手段401が先ず加工プログラム番号をメモリ107から読み出す。
ステップ22では、コンバートデータ判定手段401が、コンバートデータ登録エリア603の加工プログラム番号と前述のメモリ107から読み出された加工プログラム番号とを比較する。当該加工プログラム番号がコンバートデータ登録エリア603に存在しない場合はステップ31に進み、メモリ107に登録された通常の加工プログラム601を従来通り実行する。当該加工プログラム番号がコンバートデータ登録エリア603に存在する場合は、コンバートデータ判定手段401が、コンバートデータ実行手段900に当該加工プログラム番号のコンバートデータ実行を通知し、ステップ23に進む。
ステップ23では、コンバートデータ実行手段900が当該加工プログラム番号のコンバートデータの実行終了をチェックする。これは実行処理がループ処理になっているためである。実行終了は当該加工プログラム番号のコンバートデータのjumpテーブルを最後まで実行したどうかで判断する。実行完了していれば処理を終了する。実行完了していなければステップ24に進む。
ステップ24では、コンバートデータ登録エリア603のjumpテーブルが、G指令処理群902へのアドレスであればステップ25へ進み、G指令処理群902へのアドレスでなければステップ27に進む。
ステップ25では、コンバートデータ実行手段900が、G指令処理群902への引数をスタックに積んでG指令処理群902へのアドレスをプログラムカウンタに設定し、G指令処理群902を呼びだす。
ステップ26では、第4図の例で説明するとG0指令処理が引数(「X10.0」)から終点座標を計算し、位置決めを行う。ここで、送り速度に関する情報はG0の場合、パラメータ(メモリ107に登録されている)で設定されているため、G0指令処理が送り速度データをパラメータから読み出す。具体的には制御軸(X軸)の移動量と前述で読みだした送り速度データを用いて単位時間当たりの移動量、つまり補間移動量を求める。当該補間移動量は速度に対応した値で生成され、さらに前記補間移動量は予めパラメータで設定されているパターンと時定数に基づいて所定の加減速パターンを描くように単位時間当たりの移動量で算出される。また、G1(G2,G3等)指令の場合は、前述のように送り速度に関する情報はコンバートデータ登録エリア603の引数として与えられているため、G1指令処理は引数の送り速度データから、単位時間当たりの移動量、つまり補間移動量を求める。当該補間移動量はG0と同様に速度に対応した値で生成され、さらに前記補間移動量は、予めパラメータで設定されているパターンと時定数に基づいて所定の加減速パターンを描くように単位時間当たりの移動量で算出される。当該処理完了後はステップ23に戻り処理を繰り返す。
ステップ27では、コンバートデータ登録エリア603のjumpテーブルが、MSTB指令処理へのアドレスであればステップ28へ進み、MSTB指令処理へのアドレスでなければステップ30に進む。
ステップ28では、コンバートデータ実行手段900が、MSTB指令処理群903への引数をスタックに積んでMSTB指令処理群903へのアドレスをプログラムカウンタに設定し、MSTB指令処理群903を呼びだす。
ステップ29では、第4図の例で説明すると、M3指令の場合、MSTB指令処理群903のM指令処理が、引数「3」(M番号3)から機械制御信号処理部106のMSTB指令実行手段1004を介してPLC回路105とのインタフェースにM番号「3」とストローブ信号をセットする。ストローブ信号は、M指令、またはS指令、またはT指令、またはB指令を、PLC回路105に通知するための信号である。次にPLC回路105が、ストローブ信号を検出してM指令が解析されたことを認識する。そして、インタフェースにセットされたM番号から対応した処理、即ち機械シーケンス処理を実行する。例えば、M3の場合は、主軸正転を表しているので、PLC回路105は主軸が回転できる状態であるか(たとえば、チェックが閉じられているかどうか等)を判断し、主軸が回転できる状態であれば、主軸正転信号とM指令の処理を完了したことを通知するための完了信号をインタフェースにセットする。MSTB指令実行手段1004は当該完了信号を検出すると、MSTB指令処理群903のM指令処理に主軸正転指令の情報を通知する。M指令処理はMSTB指令実行手段1004からの通知を受けると、主軸モータ302に対する正転信号を主軸制御部110、データ入出力回路120を介して主軸駆動装置301に出力することによって主軸モータ302を回転させる。処理を完了するとステップ23に戻り、処理を繰り返す。本説明ではM指令について説明したが、他の指令、即ちB指令、S指令、T指令も同様に処理される。
ステップ30では、変数指令処理904へのアドレスの場合は、コンバートデータ実行手段900が、それに続く参照先変数アドレスを変数指令処理904への引数としてスタックに積む。またさらに、次のjumpテーブルを読み出して処理へのアドレスが空になっているときは、さらにそれに続く演算子または参照先変数アドレスを変数指令処理904への引数としてスタックに積む。さらに次のjumpテーブルを読み出して処理へのアドレスが空になっていないときは、1つ前の変数指令処理904へのアドレスをプログラムカウンタにセットして変数指令処理904を呼び出す。第4図の例で説明すると「#500=#105」は、変数指令処理904の中で#105への参照先変数アドレスから実際の変数値を読み出す。次に演算子「=」と「#500」から#500への代入と判断して、実際に読み出した#105の変数値を#500への参照先変数アドレスから検索し#500に書き込む。
オフセット指令処理905へのアドレスの場合は、コンバートデータ実行手段900それに続く参照先オフセットアドレスをオフセット指令処理905への引数としてスタックに積み、オフセット指令処理905を呼び出す。第4図の例で説明すると「T1008」の場合、オフセット番号「08」の参照先オフセットアドレスから実際のオフセット値を読み出して機械座標値をオフセット値分だけ変更する。ステップ30の処理が終了するとステップ23に戻り処理を繰り返す。
最後に第11図のフローチャートを使って、コンバートデータを実行中にオペレータの操作によって運転条件が変化した場合のコンバートデータ実行手順について説明する。
先ずステップ41では、I/O信号通知手段1003がPLC回路105からの信号変化を監視する。例えば、オペレータが速度オーバライドダイヤルを操作した場合は、PLC回路105が速度オーバライドダイヤルのダイヤル値を読み込んでオーバライド値として前述のインタフェースにセットする。また、オペレータがMSTBロックスイッチをオンするとPLC回路105が当該スイッチの状態を検知して、前述のインタフェースにMSTBロック信号をセットする。これらをI/O信号通知手段1003が信号変化としてとらえる。
ステップ42では、I/O信号通知手段1003がG指令処理関連の信号を判断する。G指令処理関連の信号判定はI/O信号を予めG指令処理関連信号を分類、メモリ107に登録しておき、この情報を参照することによって判定する。G指令処理関連の信号の場合はステップ43に進み、G指令処理関連の信号でない場合はステップ45に進む。
ステップ43では、I/O信号通知手段1003が対象のG指令処理に信号内容を通知する。例えば、第4図の例で説明するとG0X10.0実行中にオペレータが速度オーバライドダイヤルを100%から50%に操作した場合、PLC回路105からの速度オーバライド値が100%から50%へと変化する。I/O信号通知手段1003は、現在実行されている処理をコンバートデータ実行手段900に問い合わせる。コンバートデータ実行手段900は、I/O信号通知手段1003に現在実行中の処理を通知する。本ケースではG0指令処理であることを通知する。I/O信号通知手段1003は、コンバートデータ実行手段900からの通知を受けてG0指令処理に対して速度オーバライド値が100%から50%へと変化したことを通知する。第4図の例では点線矢印部分が相当する。
ステップ44では、G0指令処理はI/O信号通知手段1003からの速度オーバライド値変更通知を受け取ると、補間移動量を指令速度(本ケースでは50%即ち1/2の速度データ)に対応した値で生成し直し、さらに前記補間移動量は予めパラメータで設定されているパターンと時定数とに基づいて所定の加減速パターンを描くように、単位時間当たりの移動量で算出し直される。
ステップ45では、I/O信号通知手段1003が対象のMSTB指令処理に信号内容を通知する。例えば、第4図の例で説明すると、オペレータがMSTBロックの操作スイッチをオンした場合、MSTBロック信号がPLC回路105を介してI/O信号通知手段1003に通知される。MSTBロック信号はMSTB指令を実行しないという意味の信号のため、I/O信号通知手段1003はM指令処理、S指令処理、T指令処理、B指令処理各々にMSTBロック信号が入力されたことを通知する。
ステップ46では、M指令処理はI/O信号通知手段1003からのMSTBロック信号の通知を受け取ると、次のM指令からは信号処理を実行しないように内部状態を変える。第4図の例で説明すると、主軸正転指令であるM3指令でM指令処理が呼び出されても、主軸を回転させるための信号を主軸駆動装置301に通知しないことになる。
実施の形態2.
前記実施の形態1においては、全ての処理を数値制御装置で行うものについて説明したが、一部の処理を数値制御装置の外部で処理してもよい。
例えば、加工プログラムコンバート処理部501をPC(パソコン)に設け、このPCにて、加工プログラム運転前に前記説明したコンバート処理を行い、このコンバートしたデータを、数値制御装置本体のコンバートデータ登録エリア603に通信回線を介して格納するようにしてもよい。
また、表示処理等の数値制御装置(NC)の一部処理がPCにて処理されるPC−NCの場合には、このPCにて、加工プログラム運転前に前記説明したコンバート処理を行い、このコンバートしたデータを、数値制御装置本体のコンバートデータ登録エリア603に2ポートRAMを介して格納するようにしてもよい。
また、加工プログラムコンバート処理部501及びコンバートデータ登録エリア603をPCに設け、このPCにて、加工プログラム運転前に、前記説明したコンバート処理を行うとともに、このコンバートしたデータを、PC側に設けたコンバートデータ登録エリア603に格納しておき、またNC本体側にバッファメモリを予め用意しておき、加工プログラムの運転時に、PC側のコンバートデータ登録エリア603に格納されたコンバートデータを、通信回線または2ポートRAMを介してNC本体側に設けたバッファメモリに送り込むことにより、数値制御装置本体の内部処理(アプリケーションプログラム)を実行するように構成してもよい。
更にまた、コンバートプログラム選択手段701、コンバート結果一覧表示手段801、コンバートエラー表示手段802等も、必要に応じてPC側に設けてもよい。
以上のように本発明に係る数値制御システムは、加工プログラム運転時に高速運転を行う数値制御システムとして用いられるのに適している。
【0002】
A1の明細書に記載されているような、指定された加工プログラムを加工運転前に予めNC軸に対しては補間データに従った位置決めや補間送り等を施すための制御のデータを、主軸に対しては指令回転数で主軸を回転、停止、オリエント動作等の動作を施すための制御のデータにコンバートしておき、加工運転時には当該コンバートデータを使ってサーボモータまたは主軸モータを制御するシステムが存在する。
しかしながら、当該システムは加工プログラムを補間データに従った位置決めや補間送り等を施すための制御のデータに置き換えてしまうため、オペレータが速度オーバライド等によって送り速度を変更させたい場合や、変数データの内容によって機械動作を変更させたい場合や、加工運転中にワークオフセットデータをオペレータが変更させたい場合などに対応できない問題点がある。
さらにまた、複数の加工プログラムを一括してコンバートできない問題点や加工運転前には必ずオペレータがコンバート操作を行わなければならない問題点があった。
発明の開示
本発明は上記のような問題点を解決するためのもので、加工プログラムの指令を数値制御装置の内部処理に割り付けるデータを予め生成し、このデータをメモリに記憶し保存するコンバート手段と、前記加工プログラムを実行し被制御体を制御する時に、前記コンバート手段にて生成されメモリに予め記憶されたデータを用いることにより、加工プログラムの指令を数値制御装置の内部処理に割り付ける処理を行うことなく、当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段とを有する構成としたものである。
また本発明は、前記加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記コンバート手段を、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットするものとしたものである。
また本発明は、前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場
【0003】
合、前記コンバート手段を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照先アドレスをセットするものとしたものである。
また本発明は、加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットし保存する加工プログラム・内部処理コンバート手段と、前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照アドレスをセットし保存する変数・オフセットコンバート手段と、前記加工プログラムを実行し被制御体を制御する時に、前記各コンバート手段にて生成されメモリに予め記憶されたデータを用いることにより、加工プログラムの指令を数値制御装置の内部処理に割り付ける処理を行うことなく、当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段とを有する構成としたものである。
このため、加工プログラムの運転時に解析処理部が走らないため(解析処理部が不要のため)、途中で演算が中断されて演算結果の出力に空白が生じることがなく、かつ、数値制御装置側のCPUの負担を増やすことなしにサイクルタイムが短縮でき、生産性が向上する。
また、変数データの内容によって機械動作を変更させたい場合や、加工運転中にワークオフセットデータをオペレータが変更させたい場合などでも操作やデータ変更がすぐに有効になる。また、変数、工具オフセットを変更する度に必ずオペレータがコンバート操作を行う必要はなくなる。
また本発明は、オペレータが操作した信号を検出し、当該信号の内容に応じて内部処理に条件を通知するI/O信号通知処理手段を有する構成としたものである。
このため、加工運転中においてもオペレータが速度オーバライド等によって送り速度を変更させることができる。即ち、運転条件を簡単に変更することができる。

Claims (12)

  1. 加工プログラムを運転する前に、前記加工プログラムの指令を数値制御装置の内部処理に割り付けるデータを生成するコンバート手段と、加工プログラム運転時に前記コンバート手段にて生成されたデータに基づいて当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段とを有することを特徴とする数値制御システム。
  2. 前記加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記コンバート手段は、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットするものであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の数値制御システム。
  3. 前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場合、前記コンバート手段は、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照先アドレスをセットするものであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の数値制御システム。
  4. 加工プログラムを運転する前に、前記加工プログラムの指令がGコード、MSTB指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと引数をセットする加工プログラム・内部処理コンバート手段と、加工プログラムを運転する前に、前記加工プログラムの指令が変数、オフセット指令である場合、前記加工プログラムの指令を、メモリに設けられたテーブルに、数値制御装置の内部処理アドレスと参照アドレスをセットする変数・オフセットコンバート手段と、加工プログラム運転時に前記各コンバート手段にて生成されたデータに基づいて当該内部処理を直接順次実行するコンバートデータ実行手段とを有することを特徴とする数値制御システム。
  5. オペレータが操作した信号を検出し、当該信号の内容に応じて内部処理に条件を通知するI/O信号通知処理手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項または第4項に記載の数値制御システム。
  6. 加工プログラム運転時にコンバートデータの存在を判定し、存在する場合はコンバートデータを実行するようコンバートデータ実行手段に通知するコンバートデータ判定手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
  7. 加工プログラムに記述されたコンバート有効/無効の命令を判別し、コンバート有効の命令がある加工プログラムのみコンバートするよう前記コンバート手段に通知するコンバート対象プログラム判定手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
  8. 表示器に加工プログラム一覧表を表示し、この加工プログラム一覧表からコンバート対象のプログラムを選択するコンバートプログラム選択手段と、このコンバートプログラム選択手段にて選択されたデータを参照し、コンバート有効の命令がある加工プログラムのみコンバートするよう前記コンバート手段に通知するコンバート対象プログラム判定手段とを有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
  9. コンバート結果を表示器に一覧表として表示するコンバート結果一覧表示手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
  10. コンバートエラーの詳細情報を表示器に表示するコンバートエラー表示手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
  11. 電源投入時に前記コンバート手段を起動する電源投入時加工プログラムコンバート起動手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
  12. PLC信号の入力で前記コンバート手段を起動する加工プログラムコンバート起動手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項、第4項及び第5項の何れかに記載の数値制御システム。
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