JPWO2004058621A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

昇降路(2)と、この昇降路内に上下に複数個配置され、昇降路内を昇降する複数の昇降体(12a、12b)と、複数の昇降体を、独立して昇降させる駆動手段(20a、20b)とを備えるワンシャフトマルチカーエレベータ装置に、複数の昇降体のうち1の昇降体(12a)と、その昇降体の直下に配置される他の昇降体(12b)との間に配置されて昇降する昇降体間ブレーキ手段(30)を備える。また、この昇降体間ブレーキ手段(30)は、要時において、1の昇降体(12a)と、他の昇降体(12b)との間で、独立して停止することができるようにする。

Description

この発明は、エレベータ装置に関する。さらに具体的には、ワンシャフトマルチカーエレベータに用いるものとして好適なものである。
現在、特に、高層ビルなどに多く用いられるエレベータ装置として、ワンシャフトマルチカーエレベータ装置と呼ばれるエレベータ装置がある。これは、昇降路内に、上下にかごを複数配置し、各かごを独立して駆動させる駆動手段により、昇降させるものである。このエレベータ装置より、例えば、出退時間帯や、昼間などの、利用頻度の高い時間には、衝突を避けるように制御しながら、かごを複数昇降させて対応し、利用頻度の低い時間には、1のかごのみを移動させるようにすることができる。これにより、効率のよいエレベータの運行を図ることができ、また、複数台のエレベータ装置を設置するためのスペースや費用等を押さえることができる。
このような、ワンシャフトマルチカーエレベータ装置の構造については、例えば、日本特開昭60−19769号公報に開示されているものがある。
具体的に、このようなエレベータ装置においては、例えば、上下に配置された2つのかごのうち、下側の下かごの吊り車に巻きかけられた下かご用ロープが、下かご用巻上機に巻きかけられる。続けて、下かご用ロープは、巻上機から、上下に配置された釣合錘のうち、上側の下かご用釣合錘の吊り車に巻きかけられる。また、下かご用ロープの両端は、それぞれ、昇降路上方に固定される。
一方、上側に配置された上かごの天井に固定された上かご用ロープは、上かご用巻上機に巻きかけられる。続けて、上かご用ロープは、巻上機から、下かご用釣合錘に設けられたロープ通し穴に通され、下側に配置された、上かご用釣合錘に固定される。
即ち、下かごは、下側に配置され、一方、この下かごに、下かご用ロープを介して接続され、昇降の際、下かごとの釣り合いをとって昇降する下かご用釣合錘は、昇降路上側に配置されている。逆に、上かごは、昇降路上側に配置され、上かご用釣合錘は、昇降路下側に配置されている。
また、昇降路底部の下かご下方と上かご釣合錘下方とに、計2つの緩衝器が設けられている。下かご下方の緩衝器は、故障などにより、下かごが、昇降路底部に衝突する場合の衝撃を緩和する。また、上かご用釣合錘下方の緩衝器は、上かごが上昇し、昇降路上部に衝突する場合に、これに伴って昇降路底部に衝突する上かご用釣合錘の衝撃を緩和することにより、上かごの衝突の衝撃を、間接的に緩和する。
しかし、上述のようなエレベータ装置には、下かごが昇降路上方に行き過ぎが場合や、上かごが昇降路下方に行き過ぎた場合、あるいは、上かごと下かごとが接近した場合等に、これらを抑止する手段が設けられていない。従って、制御系などが故障し、かご又は釣合錘を制止することができない場合には、かご同士、あるいは、釣合錘同士が直接衝突することになり、かごや釣合錘が損傷を受ける場合がある。
発明の概要
従って、この発明は、以上説明したように、かごの上方、下方への行き過ぎ等による、かご同士、あるいは、釣合錘同士の衝突を回避し、または、衝突の衝撃を和らげることを目的として、改良したエレベータ装置を提案するものである。
従って、この発明のエレベータ装置は、昇降路と、前記昇降路内を昇降する複数の昇降体と、前記複数の昇降体を、独立して昇降させる駆動手段と、前記複数の昇降体のうち1の昇降体と、その昇降体の直下に配置される他の昇降体との間に配置されて昇降し、かつ、要時に、前記1の昇降体と、前記他の昇降体との間で、独立して停止する昇降体間ブレーキ手段と、を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、上下に配置された昇降体が、直接衝突するのを防ぐことができるため、エレベータ装置の更なる安全性を確保でき、また、昇降体同士の衝突による破損等を押さえることができる。
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を説明するための正面図である。
図2は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を説明するための側面図である。
図3は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の、かご間ブレーキ装置を説明するための正面図である。
図4は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の、かご間ブレーキ装置を説明するための側面図である。
図5は、この発明の実施の形態1のかご間ブレーキ装置における、油圧のシステムを説明するための概念図である。
図6は、この発明の実施の形態1におけるかご間ブレーキ装置が作動した状態を説明するための正面図である。
図7は、この発明の実施の形態1におけるかご間ブレーキが作動した状態を説明するための側面図である。
図8は、この発明の実施の形態1におけるかご間ブレーキ装置が作動した状態を説明するための正面図である。
図9は、この発明の実施の形態1におけるかご間ブレーキが作動した状態を説明するための側面図である。
図10は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置を説明するための正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
まず図1から図9にて、この発明の実施の形態1について説明する。
図1及び図2は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置100を説明するための模式図であり、図1は、正面から見た場合を示し、図2は、側面から見た場合を示している。
なお、この明細書において、かごの出入口が設けられている側を正面側(図2においては、左側)と称し、反対側(図2においては、右側)を背面側と称する。
図1、2を参照して、エレベータ装置100は、昇降路2と、昇降路2に立設された、一対のかごガイドレール4と、一対の釣合錘ガイドレール6と、昇降路2内を、それぞれ独立に昇降する下かごエレベータ100aと、上かごエレベータ100bとを備える。
下かごエレベータ100aにおいては、昇降路2内を昇降する下かご12aと下かご用釣合錘14aとが備えられている。また、下かご12aの下方には、吊り車16が設けられ、下かご用釣合錘14aの上部には、吊り車18が設けられている。また、昇降路2の上方には、下かご用巻上機20aが設置されている。下かご用ロープ22aは、両端部を、それぞれ、昇降路2上部に設けられた綱止め24に固定されている。下かご用ロープ22aは、綱止め24に固定された一端から、下かご12aの吊り車16に巻きかけられて、下かご12aの底部を通り、昇降路2上方の下かご用巻上機20aに巻きかけられている。さらに、下かご用ロープ22aは、下かご用巻上機20aから、下かご用釣合錘14aの吊り車18に巻きかけられ、他端を綱止め24に固定されている。
このように、下かごエレベータ100aは、2:1ローピング方式のようにロープの巻き回されたエレベータである。なお、下かご用釣合錘14aの中心部には、昇降方向に貫通するロープ通し穴26が設けられている。
また、昇降路2底部の下かご12a下方に、下かご用緩衝器28aが設けられている。
一方、上かごエレベータ100bにおいては、昇降路2内を昇降する上かご12bと上かご用釣合錘14bとが備えられている。また、昇降路2の上方には、上かご用巻上機20bが設置されている。上かご用ロープ22bの一端は、上かご12bの天井面の中央付近に固定され、他端は、上かご用釣合錘14bの天井面の中央付近に固定されている。また、上かご用ロープ22bの、上かご12bと、上かご用釣合錘14bとの間の部分は、上かご用巻上機20bに巻きかけられている。言い換えると、上かご用ロープ22bは、一端において、上かご12bの天井に固定され、上かご12bから、上かご用巻上機20bに巻きかけられた後、下かご用釣合錘14aのロープ通し穴26を通って、他端において、上かご用釣合錘14bの天井に固定されている。
このように、上かごエレベータ100bは、1:1ローピング方式のように、ロープが巻き回されたエレベータである。
また、昇降路2底部の上かご用釣合錘14b下方には、上かご用緩衝器28bが設けられている。
このように構成された下かごエレベータ100aと、上かごエレベータ100bとの昇降路2内における位置関係について説明する。
上かご12bと、下かご12aとは、昇降路2内に、昇降方向に、上下に配置されている。即ち、下かご12aは、上かご12bの真下方向に配置され、常に、上かご12bより下を昇降するようになっている。
また、下かご用釣合錘14aと、上かご用釣合錘14bとは、昇降路2内に、昇降方向に上下に配置されている。即ち、下かご用釣合錘14aは、上かご用釣合錘14bの真上方向に配置され、常に、上かご用釣合錘14bよりも上を昇降するようになっている。
また、下かご12aと、上かご12bとの間には、かご間ブレーキ装置30が、設けられている。
図3及び図4は、かご間ブレーキ装置30について説明するための模式図であり、図3は、正面から見た場合を示し、図4は、側面から見た場合を示している。
図3、図4を参照して、かご間ブレーキ装置30において、1本の下側緩衝器32aが下方に突出するようにしてレール掴み装置34に設置されている。また、下側緩衝器32aの両側に、2本の上側緩衝器32bが上方に向けて突出するようにして配置され、それぞれ、レール掴み装置34に設置されている。
また、レール掴み装置34の両端は、ガイド装置36に接続され、ガイド装置36により、かごガイドレール4に可動に設置されている。また、レール掴み装置34の、上側緩衝器32bの両側には、支持部38が設けられている。各支持部38には、それぞれ、下方及び上方に突出する下側衝突検出器40a及び上側衝突検出器40bが設けられている。支持部38には、油が充填され、通常時は、支持部38に充填された油の油圧により、各衝突検出器40a、40bが、下方及び上方に突出するようになっている。
また、下かご12a天井面には、パワーユニット42が設けられている。
レール掴み装置34は、かごガイドレール4に対して垂直に配置された、下側支持板48aと、上側支持板48bとを備える。
下側支持板48aの両端のかごガイドレール4に接する部分には、それぞれ、下方向くわえ金具50aが設けられている。図4に示すように、各下方向くわえ金具50aには、それぞれ、上側に向けて幅の細くなった下方向くさび型溝52aが設けられている。下側支持板48aは、その両端に設けられた下方向くさび型溝52aが、かごガイドレール4に係合した状態で、かごガイドレール4に対して垂直に配置されている。
再び、図3及び図4を参照して、下側支持板48aの正面側の両端部には、それぞれ、L形の下方向レバー54aが設けられている。各下方向レバー54aは、縦柱部分と、この縦柱部分の一端に接続し、縦柱部分に対して垂直に設けられた横柱部分とにより構成される。各下方向レバー54aの縦柱部分は、それぞれ、下側支持板48aの両端に、下方向回転ピン56aにより、回転可能に取り付けられている。また、各横柱部分は、それぞれ、正面側から背面側に向かう方向に配置されている。各下方向レバー54aの横柱部分の、背面側の一端には、それぞれ、下方向コロ58aが設けられている。各下方向コロ58aは、かごガイドレール4と共に、各下方向くさび型溝52aに、嵌め込まれている。
各下方向レバー54aの、縦柱部分には、横柱部分と接続する部分とは反対側の端部において、それぞれ、下方向スプリング60aの一端が固定されている。各下方向スプリング60aの他端は、それぞれ、ガイド装置36に固定されている。各下方向スプリング60aは、下方向レバー54aを、下方向に押圧するように弾性力を発揮する。
各下方向レバー54aの、下方向スプリング60aが設けられている面に対向する面側には、それぞれ、油圧式の下方向押さえ装置62aが設けられている。各下方向押さえ装置62aは、内部に油が充填されて圧力がかけられ、この油圧により、各下方向スプリング60aの弾性力を反対側、即ち上側に押し返す力を発揮する。
上述したように、下側支持板48aには、下方向くわえ金具50a、下方向くさび型溝52a、下方向レバー54a、下方向回転ピン56a、下方向コロ58a、下方向スプリング60a、下方向押さえ装置62aが設置されている。また、下側支持板48aとは、水平方向の線対称になる形で、上側支持板48bの両端にも、上方向くわえ金具50b、上方向くさび型溝52b、上方向レバー54b、上方向回転ピン56b、上方向コロ58b、上方向スプリング60b、上方向押さえ装置62bが、それぞれ、設置されている。なお、各上方向くさび型溝52bは、下方向くさび型溝52aとは反対に、下方向に幅の狭まった形状をしている。また、上方向スプリング60bは、下方向スプリング60aとは逆に、上方向レバー54bを上方向に押す力を発揮する。従ってまた、上方向押さえ装置62bも、下方向押さえ装置62aとは逆に、上方向スプリング60bの制動力に対応して、上方向レバー54bを、下側方向に押し返す力を発揮する。
また、上述したように、各部材の設置された下側支持板48aと、上側支持板48bとが、かごガイドレール4とは垂直な方向に、2本平行に配置されて、レール掴み装置34が構成される。
図5は、パワーユニット42と、支持部38及び押さえ装置62a、62bとの接続の状態を説明するための概念図である。
図3〜図5を参照して、下かご12aの天井に設けられたパワーユニット42と、各支持部38とは、それぞれ、支持部用油圧配管64で接続されている。また、パワーユニット42と、各下方向押さえ装置62aとは、それぞれ、下方向押さえ装置用油圧配管66aで接続され、パワーユニット42と、各上方向押さえ装置62bとは、それぞれ、上方向押さえ装置用油圧配管66bにより接続されている。
また、図5に示すように、パワーユニット42内において、各下方向押さえ装置用油圧配管66aと、各支持部用油圧配管64とは、それぞれ、下方向バルブ68aと介して接続されている。また、各上方向押さえ装置用油圧配管66bと、各支持部用油圧配管64とは、それぞれ、上方向バルブ68bと介して接続されている。尚、図6においては、一方の支持部38と、押さえ装置62a、62bとの接続のみを表しているが、実際には、同様の構造で、他方も接続されている。
図6、図7は、エレベータ装置100において、下かご12aから、上かご12bに衝突した状態を説明するための模式図であり、図6は、正面から見た場合、図7は側面から見た場合を示す。また、図8、図9は、エレベータ装置100において、上かご12bから、下かご12aに衝突した状態を説明するための模式図であり、図8は、正面から見た場合を示し、図9は、側面から見た場合を示す。
以下、図1〜図9を用いて、実施の形態1におけるエレベータ装置100の動作について説明する。
まず、図1、図2を参照して、エレベータ装置100の下かごエレベータ100aにおいては、下かご用巻上機20aが回転することにより下かご用ロープ22aが移動する。この下かご用ロープ22aの移動に伴って、下かご12a及び、下かご用釣合錘14aが、下かご用ロープ22aの張力を保ち、バランスをとりながら昇降する。
また、上かごエレベータ100bにおいては、上かご用巻上機20bが回転することにより、上かご用ロープ22bが移動する。この上かご用ロープ22bの移動に伴って、上かご12b及び、上かご用釣合錘14bが、上かご用ロープ22bの張力を保ち、バランスをとりながら昇降する。
また、このとき、下かご用巻上機20a及び、上かご用巻上機20bは、それぞれ、独立して駆動し、下かご12a及び上かご12bを昇降させることができる。従って、例えば、下かごエレベータ100aは、下かご12aを昇降路2の最下階より下方に停止させたままの状態にして、上かごエレベータ100bのみを稼動させるなど、エレベータ装置100は、利用頻度に合わせた運行を行うことができる。また、エレベータ装置100においては、各エレベータ100a、100bが共に、正常に稼動している場合には、各かご12a、12bは、互いに衝突することがないよう制御されている。
ここで、巻上機の故障等、何らかの原因により、下かご12aが、昇降路2の最下階より更に下方に降りても制止しない場合、下かご12aは、下かご用緩衝器28aに衝突する。下かご用緩衝器28aにより、下かご12aが、昇降路2底部の床に衝突する際の衝撃は緩和される。
また、上かご12bが、昇降路2の最上階より更に上方に昇っても制止しない場合、上かご用釣合錘14bは、逆に、昇降路2の最下階より更に下方に降りる。この場合、上かご用釣合錘14bは、昇降路2底部に設置された上かご用緩衝器28bに衝突する。上かご用衝突器28bにより、上かご用釣合錘14bが、昇降路2床部の床に衝突する際の衝撃は緩和される。また、これにより、間接的に、上かご12bが、昇降路2天井部に衝突する際の衝撃も緩和されることになる。
更に、制御系の故障等により、例えば、下かご12aの制止が効かず、停止中、あるいは減速中の上かご12bに接近すると、図6に示すように、下かご12aの天井面と、上かご12bの底面との距離が近くなる。これにより、各衝突検出器40a、40bとが、下かご12aの天井面と、上かご12bの底面とに挟まって、押圧されることになる。
図5を参照して、各衝突検出器40a、40bとが、押圧されると、各支持部38内部の圧力が上がり、これにより、各支持部38内部に充填された油が、各支持部用油圧配管64に排出される。ここで排出された油により、各支持部用油圧配管64内が所定の圧力になると、各バルブ68a、68bが開放される。これにより、各支持部38内部の油は、各支持部用油圧配管64を通ってパワーユニット42内に排出され、各衝突検出器40a、40bは、各支持部38内に収納された状態となる。
一方、各バルブ68a、68bは、共に開放されるため、各押さえ装置用油圧配管66a、66bを介して、各押さえ装置62a、62b内に充填された油が排出される。これにより、各押さえ装置62a、62bの油圧力が解除される。
再び、図6、図7を参照して、各押さえ装置62a、62bの油圧力が解除されると、各押さえ装置62a、62bに押し返されていた各スプリング60a、60bは、伸張して、各レバー54a、54bを、各回転ピン56a、56bを中心に回転させる。これにより、各コロ58a、58bが、各くさび型溝52a、52bの幅の狭くなっている方側に押され、かごガイドレール4と、各くさび型溝52a、52bとの間に押し込まれる。これによって、かご間ブレーキ装置30が、かごガイドレール4に支持されて、昇降路2の途中で停止する。
例えば、上かご用巻上機20bの故障等により、上かご12bの下降が停止しない場合には、上かご12bは、停止したかご間ブレーキ装置30の上側緩衝器32bに衝突し、衝突の衝撃が緩衝されながら停止する。
また、下かご12aが、上かご12bと接近した際の衝撃は、下側緩衝器32aに衝突することにより吸収される。更に、下かご12aが、下かご用巻上機20a等の故障により、下方に落下した場合には、下かご用緩衝器28aに衝突して、衝突の衝撃を和らげられて停止する。
一方、エレベータ装置100の上かご12bの下降が制御できず、上かご12bから、下かご12aに衝突する場合にも、かご間ブレーキ装置30の動作は、同様である。この場合にも、図8、図9に示すように、下かご12aの天井面と、上かご12bの底面との間の距離が近くなることにより、各衝突検出器40a、40bが押圧されると、各支持部38内の油が支持部用油圧配管64に排出され、バルブ68a、68bが開放される。これにより、各押さえ装置62a、62bの油圧が解除され、各スプリング60a、60bが伸張する。これにより、各コロ58a、58bが、各くさび型溝52a、52bに嵌め込まれ、くさび効果により、かご間ブレーキ装置30は停止する。
また、ここで、上かご12bが、下かご12aに接近して衝突する場合の衝撃は、上側緩衝器32bにより吸収される。また、下かご用巻上機20a等の故障により、下かご12aが落下する場合には、下かご用緩衝器28aに衝突して、衝突の衝撃が吸収される。
なお、かご間ブレーキ装置30が上方向に移動している場合には、コロ58a、58bとかごガイドレール4との摩擦力は、下方向に働いている。従って、下方向コロ58aにおいては、下方向スプリング60aからの上向きの弾性力とは反対の、かごガイドレール4との摩擦力がかかるため、下方向コロ58aが、下方向くさび型溝52aに、嵌め込まれる力は多少弱まっている。これに対して、上方向コロ58bには、上方向スプリング60bからの下向きの弾性力に、かごガイドレール4との下向きの摩擦力が加わるため、より強く上方向くさび型溝52bにはめ込まれる。
逆に、かご間ブレーキ装置30が、下方向に移動している場合には、各コロ58a、58bと、かごガイドレール4との摩擦力は、上方向に働くため、下方向コロ58aが、下方向くさび型溝52aに嵌め込まれる力の方が強い。
即ち、かご間ブレーキ装置30が上昇している場合には、主に、上方向コロ58bと、上方向くさび型溝52bとのくさび効果により、その上昇が停止し、下降している場合には、主に、下方向コロ58aと、下方向くさび型溝52aとのくさび効果により、その下降が停止する。
以上説明したように、実施の形態1によれば、下かご12aと上かご12bとの間に設けられたかご間ブレーキ装置30により、衝突の衝撃を緩衝することができる。また、かご間ブレーキ装置30は、独立して、昇降路2途中位置に停止することができるため、上かご12bの下降をその位置で、停止させることができる。従って、上下のかご同士の衝突による破損等を押さえることができる。
なお、実施の形態1では、油圧により、衝突を検出して、かご間ブレーキ装置30を停止させる場合について説明した。これによれば、特に、電気的な制御を設けることなく、衝突を検出して、かごを停止させ、あるいは、衝突の衝撃を和らげることができる。従って、例えば、停電や、制御系の故障等の場合にも作動させることができる。しかし、この発明は、例えば、センサーなどにより衝突を感知し、電気的な信号を押さえ装置に送って、各スプリング60a、60bの弾性力を解放することにより、かご間ブレーキ装置を停止させるもの等であってもよく、油圧により作動するものに限るものではない。
また、実施の形態1では、かご間ブレーキ装置30が、下かご12a上に設けられている場合について説明した。しかし、この発明は、これに限るものではなく、上かご12bの底部に何らかの形で設置されているものであってもよい。
また、実施の形態1において、下かごエレベータ100aが、2:1ローピング方式でロープを巻きまわしたものであり、上かごエレベータ100bが、1:1ローピング方式でロープを巻きまわしたものである場合について説明した。しかし、この発明はこの場合に限るものではなく、他のローピング方式によるものであってもよい。
また、この実施の形態1において説明した、かご間ブレーキ装置30は、1本の下側緩衝器32aと、2本の上側緩衝器32bを有する。しかし、この発明は、これに限るものではなく、例えば、1本ずつの緩衝器を設けたものなど、他の本数あるいは、他の配置であってもよい。
また、実施の形態1におけるかご間ブレーキ装置30は、レール掴み装置34の各コロ58a、58bと、各くさび型溝52a、52bとのくさび効果により、かごガイドレール4の途中で停止させるものとした。しかしこの発明においては、このようなものに限るものではなく、他の方法により、停止させる物であってもよい。
また、この発明のかご間ブレーキ装置30や他の部材の形状は、この実施の形態において説明したものに限るものではなく、同様の効果を発揮する物であれば、他の形状、構造によるものであってもよい。
次に、図10を用いて、この発明の実施の形態2について説明する。
図10は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置200を説明するための正面図である。
エレベータ装置200は、実施の形態1において説明したエレベータ装置100と類似するものであるが、エレベータ装置100と異なり、かご間ブレーキ装置30が設けられていない。一方、かご間ブレーキ装置30の代わりに、上かご用釣合錘14b上部に、釣合錘間ブレーキ装置70が設けられている。
釣合錘間ブレーキ装置70の構造は、実施の形態1におけるかご間ブレーキ装置30の構造と同じである。釣合錘間ブレーキ装置70は、かご間ブレーキ装置30と同様に動作し、上下の釣合錘14a、14bが接近した場合に作動し、釣合錘ガイドレール6に係合するくさび型溝に、コロを嵌め込ませることにより、釣合錘ガイドレール6に固定させる。また、釣合錘間ブレーキ装置70には、下方及び上方に緩衝器32a、32bを備え、各釣合錘14a、14bが停止した釣合錘間ブレーキ装置70に衝突する際には、この緩衝器32a、32bに衝突するようになっている。これにより、上下の釣合錘14a、14b間の衝突の衝撃を和らげる。また、釣合錘14a、14b間の衝突が和らぐことにより、それぞれ、ロープ22a、22bによって接続されているかご12a、12b間の衝突を抑え、あるいは、衝突の衝撃を和らげることができる。
その他の部分は、実施の形態1において説明したものと同様であるから説明を省略する。
尚、実施の形態2においては、上かご用釣合錘14bの天井に、釣合錘間ブレーキ装置70を設ける場合について説明した。しかし、この発明は、これに限るものではなく、下かご用釣合錘14aの底部に、釣合錘間ブレーキ装置70を設けるものであってもよい。
また、実施の形態2においては、釣合錘14a、14bの間にのみ、釣合錘間ブレーキ70を設けたが、この発明は、これに限るものではなく、実施の形態1で説明したような、かご間ブレーキ装置30を、更に、かご12a、12bの間に設置するものであってもよい。このようにすれば、ロープが切断した場合等による、かご、あるいは、釣合錘の衝突の衝撃を適切に緩和させることができる。
なお、この発明において昇降体には、例えば、実施の形態1、2における下かご12a、上かご12bあるいは、下かご用釣合錘14a、上かご用釣合錘14bが該当し、駆動手段には、例えば、下かご用巻上機20a、上かご用巻上機20bが該当する。また、昇降体間ブレーキ手段には、例えば、実施の形態1にけるかご間ブレーキ装置30あるいは、実施の形態2における釣合錘間ブレーキ装置70が該当する。
また、この発明において、緩衝器には、例えば、実施の形態1、2における下側緩衝器32a、上側緩衝器32bが該当し、検知手段には、例えば、衝突検出器40a、40bが該当する。
また、この発明において、制動部材には、例えば、実施の形態1、2における、各コロ58a、58bが該当し、突出部材には、例えば、衝突検出器40a、40bが該当し、押圧部材には、例えば、各スプリング60a、60bが該当し、押さえ部材には、例えば、各押さえ装置62a、62bが該当し、検知手段用配管には、例えば、支持部用油圧配管64が該当し、押さえ部材用配管には、例えば、各押さえ装置用配管66a、66bが該当する。
以上説明したように、この発明においては、上下に配置される昇降体の間に、独立して停止する昇降体間ブレーキ手段を備える。従って、上下に配置された昇降体が、直接衝突するのを防ぐことができるため、エレベータ装置の運行の安全性を確保でき、また、昇降体同士の衝突による破損等を押さえることができる。従って、この発明はエレベータ装置として有用な物である。

Claims (8)

  1. 昇降路と
    前記昇降路内を昇降する複数の昇降体と、
    前記複数の昇降体を、独立して昇降させる駆動手段と、
    前記複数の昇降体のうち1の昇降体と、その昇降体の直下に配置される他の昇降体との間に配置されて昇降し、かつ、要時に、前記1の昇降体と、前記他の昇降体との間で、独立して停止する昇降体間ブレーキ手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記昇降体間ブレーキ手段は、
    前記1の昇降体又は前記他の昇降体に対応する位置に設けられ、前記1の昇降体又は前記他の昇降体の衝突の衝撃を和らげる緩衝器を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  3. 前記昇降体間ブレーキ手段は、
    前記1の昇降体と、前記他の昇降体とが所定の距離に接近した場合に、その接近を検知する検知手段を備え、
    前記検知手段による接近の検知に応じて、昇降を停止することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 前記昇降路は、前記昇降体の移動を案内するガイドレールを備え、
    前記昇降体間ブレーキ手段は、
    前記ガイドレールに対向する位置に設けられた制動部材と、
    を備え、
    前記昇降体間ブレーキ手段は、要時に、前記制動部材を、ガイドレールに押圧することにより、停止することを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  5. 前記昇降体間ブレーキ手段は、
    内部に液体を満たして、圧力を加えることにより突出する突出部材を含み、前記1の昇降体と、前記他の昇降体とが所定の距離に接近した場合に、前記突出部が押圧されることにより、その接近を検知する検知手段と、
    前記制動部材を前記ガイドレールに押圧する方向の力を加える押圧部材と、
    内部に液体を満たして圧力を加え、この圧力により、前記制動部材に、押圧部材とは逆方向の力を加える押さえ部材と、
    前記検知手段に接続し、前記突出部が押圧された場合に、前記検知手段内部の液体を排出できる検知手段用配管と、
    前記検知手段用配管に接続され、前記検知手段用配管に液体が排出されると開放されるバルブと、
    前記押さえ部材と、前記バルブとに接続し、前記バルブが開放されると、前記押さえ部材内部の液体を排出させる押さえ部材用配管と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ装置。
  6. 前記昇降体間ブレーキ手段は、前記ガイドレールに組み合うくさび型溝を備え、
    前記制動部材は、前記くさび型溝にはめ込まれたコロであり、
    前記弾性体は、前記くさび型溝に、前記コロを押し込み、前記コロを前記ガイドレールに押圧することにより、前記昇降体間ブレーキ手段を停止させることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。
  7. 前記複数の昇降体は、互いにロープによって接続されたかごと釣合錘とを含む1組の昇降体を、少なくとも2組以上備え、
    前記昇降体間ブレーキ装置は、前記昇降体のうち、1組の昇降体のかごと他の組の昇降体のかごとの間に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のエレベータ装置。
  8. 前記複数の昇降体は、互いにロープによって接続されたかごと釣合錘とを含む1組の昇降体を、少なくとも2組以上備え、
    前記昇降体間ブレーキ装置は、前記昇降体のうち、1組の昇降体の釣合錘と他の組の昇降体の釣合錘との間に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のエレベータ装置。
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