JPWO2004044465A1 - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、従来の軸封装置について図面を参照して説明する。28は従来の水素冷却形回転電機の機内冷却水素を密封させる軸封装置99の近傍の回転電機端部断面図である。1は筒状をなすステータフレームであり、その端部にステータフレーム端板2を介してエンドブラケット3が固定されている。エンドブラケット3にはベアリングブラケット4が固定され、ベアリングブラケット4の内側にはベアリング台座5、更にその内側に軸受装置(ベアリング)6が取付けられている。ベアリング6は回転軸(シャフト)7を回転可能に支持している。
ステータフレーム1、ステータフレーム端板2、エンドブラケット3等により包囲された機内の水素ガス8が、回転電機の運転により回転する回転軸7との隙間から漏洩しないように、軸封装置99を構成するシールケーシング9およびシールリング10を設けて、ここで封止する。また、軸封装置99およびベアリング6に使用する潤滑油がもれないように機外側および機内側に夫々油切り11、12が設けられ、機内側油切り12と軸封装置99との間にシールキャビティ13と呼ばれる空間が設けられている。
図29は、軸封装置99を構成するシールケーシング9およびシールリング10の詳細を示した拡大図である。図29において、シールリング10は、軸方向に並置された2つのシールリング10Aとシールリング10Bとからなり、また、それぞれの内径は、回転軸7の外径よりもわずかに大きく加工されている。
シールケーシング9側からは発電機冷却用水素ガス圧よりわずかに高い圧力でシール油17が供給される。このシール油17は、シールリング10A、10B間の軸方向ギャップ18を介して、シールリング10A、10Bと回転軸7とにより形成される微小隙間19に供給され、ここで油膜を作ることにより、機内の水素ガス8の機外漏洩を防止している。ここで、スプリング20はシールリング10A、10Bを押圧し、回転軸7とシールリング10A、10Bとのあいだの周方向ギャップ19を調整するものである。
図30は、図29の30−30矢視断面図であり、シールリング10Bは回転軸である回転軸7に対して円周方向に半円弧をなすシールリング上半部10Baとシールリング下半部10Bbとからなる。シールリング10Aも同様である。
またスプリング20は、シールケーシング9に設けられたネジ20aにより固定されている。スプリング20は、シールリング10Aとシールリング10Bとの間の合わせ目に沿って円環状に配置され、最適な押圧力をもって回転軸7との間に周方向ギャップ19を形成する。この周方向ギャップ19の調節により最適油量が供給され、周方向ギャップ19はシール油17で満たされ水素ガス8を機内に封じこめることができる。
周方向ギャップ19から流れ出たシール油17はシールキャビティ13側と軸受装置側に流れ、シールキャビティ13側に流れ出たシール油17は単独で、また軸受装置側に流れ出たシール油17は軸受装置6の潤滑油と一緒に回収され、夫々の油は回収後一緒になり、再度図3031に示すように加圧ポンプ59で加圧し軸封装置と軸受装置に夫々送られる。しかし、周方向ギャップ19から軸受装置6側に流れたシール油17や軸受装置の潤滑油は、その周囲が空気中であることから油中に空気が混入した状態で加圧ポンプ59に戻り、加圧後軸封装置に送られることから、周方向ギャップ19からシールキャビティ13側に流れ出たシール油17に混入した空気の一部がシールキャビティ13側に吐き出され、代わりにシールキャビティ13内の機内冷却用水素ガス13がシール油17に混入し機外に搬出される。シールキャビティ13内に吐き出された空気は油切り12と回転軸7の隙間を介して機内の冷却用水素ガス8と入れ替わり結果として機内の冷却用水素ガス8の濃度が低下する。
これを回避するために通常の軸封装置では、加圧ポンプ59に入る前にこれらの油を真空処理装置58で真空処理し油の中に冷却用水素ガス8や空気等のガスが混入しない状態で、油を軸封装置や軸受装置6に供給する。
しかし、この真空処理装置58は比較的高価であり、これら水素ガス等を冷却媒体とする回転電機のコストアップ要因の一つとなっていた。
なお、図31において、以上の構成以外に、回転電機本体を収納するフレーム内に収納又は図示しない循環系で循環される水素ガスを抽出する水素抽出装置55と、軸受装置6内の潤滑油内の空気を抽出する空気抽出装置56と、空気の取除かれた潤滑油を真空処理装置58及び軸受装置6に与えたりする潤滑油系統システム57とを備えている。
以上述べた従来例の軸封装置以外に、非接触式のシール装置として次のように構成したものがある。これは例えば図28に示すようにシールリング10は、エンドブラケット22に取付けられたシールケーシング9内に収納され、回転軸7との問に狭い間隙を形成するようにスプリング20で支持されている。シールリング10は、回転軸7の軸方向に2列に並設され、両者の隙間に外部から機内ガス圧より若干高い高圧油を供給し、この圧油が間隙を通過し図29に示す矢印のごとき漏洩油を形成することによって機内ガスを密封している。このような構成ものでは、運転中に、シールリング10、シールケーシング9および回転軸7等が複雑に熱変形するため、シール油量(パージ油量)が設計値を超過したり、過渡的(特に起動時)に予想以上に増大したりすることがある。また、変形によって局所的に油膜厚さが減少し、該部の摩擦力に起因した振動が発生することがある。近年、このような問題を解決すべくブラシ式接触シールの開発が進められており、ガスタービン、蒸気タービン用の気体シール、低差圧の液体用シールあるいは防塵用シールとして使用されつつある。しかし、タービン発電機の機内ガスシールのような、液体をシール媒体(パージ油)として用いた高差圧用液体シールとしては、十分なシール特性が得られていない上に、かなりの量のシール油が必要である。
従来以上述べた公知例以外に、次に述べるような公知例3(特開2002−81552号公報)と、公知例4(特開2003−161108号公報)と、公知例5(特開2002−303371号公報)と、公知例6(特開2001−90842号公報)とがある。
公知例3には、回転軸のごとき回転体が圧力隔壁を貫通する部分に設けられるブラシシール装置の改良で、次のように記載されている。すなわち、製造時或いは運用に入ってからの点検時に機器を分解し、内部の回転軸を取り出しやすくするため、ブラシシール装置として、「円周方向に分割された複数のブラシシールのセグメントを有する」構造が記載されているが、漏洩油等の圧力でブラシシールが倒れることが考えられる点の対策については何等記載されていない。
公知例4には、ラビリンスシールを有するターボ機械において、回転軸のシール性能を向上させる目的でラビリンスシールにブラシシールを併用するシール装置において、その取付け方法について着脱が容易なものや、誤取付けがないような構造について記載されているにすぎない。公知例4は、ラビリンスシールであり、ラビリンスシールはラビリンスシールを挟んで高圧側から低圧側への流体の漏れを少なくするシール機構であって、軸受を挟んで配置される油切りとは、異なる。基本的に油切りは油切りを挟んだ両側の流体圧力が同じで、流体の漏れ量を制限するものではない。また、油切りの目的は、ミスト状の油または液体の油が漏れるのを防止あるいは少なくするもので、ラビリンスシールとは異なる。
一方、公知例4には、ラビリンスシールの作用効果に関しては、ラビリンスシールの高圧側に設け、ブラシシールの低圧側に背板を設けることによりシール性能を向上させる、あるいはラビリンスシールの両側にブラシシールを取付けてシール性能を向上させると言う作用効果も書かれているが、油切りとは異なる。
公知例5には、オイルミスト(霧状の油の粒子)を軸受キャビティー内に封じ込めるものが記載されているが、軸受キャビティー内で発生したオイルミストを軸受キャビティー内に閉じ込める為に、軸受ハウジングの片側又は両側側面に取付けるものである。従って、公知例5はオイルミスト(霧状の油の粒子)を軸受キャビティー内に封じ込めるものに対し、一つは軸受の側面から噴出す液状の油(通常サイドリークと呼ばれる)と機内ガスを封じ込める油を使った軸封装置のシール油とを分離(接触させない)するものであり、もう一つは機内で使用する全ての油(シール油および軸受油)を外気(空気)と接触しないように遮断するもので、何れの場合も必ずしも軸受側面に設けるものではない。
公知例6には、ブラシを特殊なもの(極細の繊維を編んだもの)にすることにより流体の漏れを減少させること、金属ブラシと違い異状放電がない、金属ブラシやセラミックブラシのように破損しないなどが記載されているが、この特殊なブラシを用いたブラシシールを機械の内外圧力差がある機械に取付けたこととしており、基本的に圧力差をシールしないものとは明らかに異なる。
本発明の第2の目的は、起動から定常回転まで全ての運転条件において、少油量で足り且つ過渡的な油量変動が無く、更に振動安定性に優れた高耐圧ブラシ式接触シール装置を備えた回転電機を提供することにある。
本発明の第3の目的は、機内の冷却媒体の濃度を低下させることがなく、供給前にシール媒体の真空処理をする必要がなく、真空処理装置を必要としない安価な軸封装置を備えた回転電機の提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、
前記回転軸の外周面に接触するように配設される構成を含み前記冷却媒体と前記シール媒体と或いは前記シール媒体及び又は前記軸受装置内の潤滑媒体と外気が接触するのを防止するシール機構とを具備した回転電機である。
本発明は前記目的を達成するため、請求項2に対応する発明は、回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入或いは前記フレームの外側に流出するのを防ぐ油切りと、前記フレーム内であって前記軸受装置と前記フレーム内側の油切りとの間にシールキャビティを形成するように配設され、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、前記回転軸の外周面に接触するように配設される構成を含み前記冷却媒体と前記シールキャビティ内の媒体又は前記冷却媒体と前記シール媒体と或いは前記シール媒体及び又は前記軸受装置内の潤滑媒体と外気が接触するのを防止するシール機構とを具備した回転電機である。
本発明は前記目的を達成するため、請求項9に対応する発明は、回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記フレーム内に冷却媒体を供給して前記回転電機本体を冷却する冷却媒体系と、前記フレーム内部又は及び前記フレーム外部でかつ前記回転軸の外周側を取り囲むと共に、所定の収納空間を形成するブラシホルダと、前記ブラシホルダ内であって前記回転軸の軸方向に沿って複数段を構成するように収納され、各段は前記回転軸に接触する円形リング状のブラシシールを備えると共に、各々反回転軸側に該ブラシシールを支持する支持部を備え、かつ各ブラシシールは軸方向に沿って半径方向に複数に分割され、隣接する各段のブラシシールの分割部の位置をずらすようにし、前記フレーム内の冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩しないようにするブラシシール機構本体と、前記ブラシホルダ内に前記ブラシシールが、前記冷却媒体と外部との圧力差によって、前記ブラシシールが軸方向に倒れるのを防止する倒れ防止部材とを具備した回転電機である。
本発明は前記目的を達成するため、請求項15に対応する発明は、回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記軸受装置に潤滑媒体を循環させるための潤滑媒体循環系と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入或いは前記フレームの外側に流出するのを防ぐ油切りと、前記フレーム内であって前記軸受装置より機内側に配設され、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記シール媒体と前記潤滑媒体とが接触するのを防止するシール機構とを具備した回転電機である。
本発明は前記目的を達成するため、請求項16に対応する発明は、回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記フレーム内であって前記軸受装置より機内側に対して、前記回転軸の外周面側にシール媒体を循環させて前記軸受装置に供給する潤滑媒体と分離するシール媒体循環系と、前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に接触するように配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入或いは前記フレームの外側に流出するのを防ぐ油切りと、前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記シール媒体と前記潤滑媒体とが接触するのを防止するシール機構とを具備した回転電機である。
本発明は前記目的を達成するため、請求項18に対応する発明は、回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記軸受装置に潤滑媒体を循環させるための潤滑媒体循環系と、前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入および外側に流出するのを防ぐ油切りと、前記フレーム内であって前記軸受装置より機内側に配設され、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、前記軸受装置の前記フレーム内側であって、前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記軸受装置の潤滑媒体と前記シール媒体が接触するのを防止するシール機構とを具備した回転電機である。
本発明は前記目的を達成するため、請求項19に対応する発明は、19.回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、前記軸受装置に潤滑媒体を循環させるための潤滑媒体循環系と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入および外側に流出するのを防ぐ油切りと、前記軸受装置の前記フレーム外側であって、前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記軸受装置の潤滑媒体と前記シール媒体が接触するのを防止するシール機構とを具備した回転電機である。
図2は本発明の第2の実施例の回転電機の軸封装置を示す断面図。
図3は本発明の第3の実施例の軸封装置を備えた回転電機の端部を示す断面図。
図4は本発明の第4の実施例の回転電機の軸封装置を示す断面図。
図5は本発明の第5の実施例の回転電機の軸封装置を示す断面図。
図6は本発明の第6の実施例の回転電機の軸封装置を示す断面図。
図7は本発明に係る第7の実施例の概略構成を示す図。
図8A,Bは、図7に示した第7の実施例におけるブラシの正面形状を示す図。
図9は本発明に係る第8の実施例におけるブラシの倒れ防止方法の説明図。
図10は図9に示した第8の実施例におけるブラシの倒れ防止の他の方法を示す説明図。
図11は本発明に係る第9の実施例におけるブラシ間の隙間を塞ぐ手段を示す説明図。
図12は図11に示した第9の実施例におけるブラシ間の隙間を塞ぐ他の手段を示す説明図。
図13は本発明に係る第10の実施例における回転軸とブラシを同心状態に維持するための手段を示す説明図。
図14は図13に示した第10の実施例における回転軸とブラシを同心状態に維持する他の手段を示す説明図。
図15は図13および図14に示した第10の実施例における回転軸とブラシを同心状態にすべく外部から制御する方法を示す説明図。
図16は図13ないし図15に示した第10の実施例における回転軸とブラシを同心状態にすべく外部から制御する他の方法を示す説明図。
図17は本発明に係る第11の実施例を示すもので、ブラシ式接触シールをタービン発電機に適用する方法を示す構成を示す図。
図18は図17に示した第11の実施例を示すもので、ブラシ式接触シール装置をタービン発電機に適用するときの構造を示す図。
図19は図17および図18に示した第11の実施例を示すもので、ブラシ式接触シール装置をタービン発電機に適用するときの構造を示す図。
図20は本発明の第12の実施例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図21は本発明の第12の実施例の変形例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図22は本発明の第13の実施例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図23は本発明の第13の実施例の変形例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図24は本発明の第13の実施例のもう一つの変形例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図25は本発明の第14の実施例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図26は本発明の第16の実施例における軸封装置周辺の軸方向断面図。
図27は従来の軸封装置を備えた回転電機の端部を示す断面図。
図28は従来の軸封装置の断面図。
図29は図28のシールケーシング部を拡大して示す断面図。
図30は図29の30−30線に沿って切断し矢印方向に見た断面図。
図31は従来の回転電機の軸受装置及びシール媒体の配管系統図。
このように構成された第1の実施例の回転電機の軸封装置100において、機内の冷却媒体である水素ガス8は、機内圧と回転軸7の攪拌作用などにより機内側油切り12と回転軸7との隙間よりシールキャビティ13へと進入しようとするが、基本的に回転軸7との間に隙間を有しないブラシシール21が機内側油切り12のシールキャビティ13側に取付けてあるので、水素ガス8はシールキャビティ13に進入することがない。
従って、シール油17はシールキャビティ13内へ進入するが、シール油17と水素ガス8は接触することがないので、シール油17内の混入気体(空気)による機内水素ガス8の濃度の低下がないので、シール油17を真空処理する必要がなく、図31に示す潤滑油供給系に真空処理装置58を設ける必要がない。この場合、シールリングと回転軸7の間に空気が混じることがないようにシール媒体例えばシール油を供給(満たして)する必要がある。
なお、ブラシシール21はその特性上潤滑材を必要としないことは言うまでもない。また、ブラシシール21の代わりに内周面にホワイトメタルを有するシールリングとしてもよい。
次に、本発明の回転電機の軸封装置の第2の実施例を図2を用いて説明する。すなわち、従来と同じシールリング10A,10Bを保持するシールケーシング9のシールキャビティ13側にシール機構であるブラシシール22を取り付けた構造である。
このように構成された第2の実施例の軸封装置101においては、シールキャビティ側のシールリング10A、ベアリング側のシールリング10Bの軸方向ギャップ18よりシールリング10Aとシールリング10Bと回転軸7との夫々の微小隙間19に流れ込み、夫々シールキャビティ側およびベアリング側へ夫々流れ出るが、シールキャビティ13側にはブラシシール22が設けられているので、シールキャビティ13側へ流れ出たシール油17はシールキャビティ13に流れ出ることはない。
従って、機内側油切り12と回転軸7の隙間よりシールキャビティ13に進入した水素ガス8とシール油17が接触することがないので、シール油17に外部の空気が混入していたとしても、機内の冷却ガスである水素ガス8の濃度が低下することはなく、シール油17を真空処理する必要がなく、従来の技術の図31に示す潤滑油供給系に真空処理装置58を設ける必要がない。
次に、本発明の回転電機の軸封装置の第3の実施例を図3を用いて説明する。本実施例においては、図27の機内側油切り12を設けずに、この部分に複数のシールブラシ24をブラシシールホルダ23により支持した、潤滑材を必要としないシール機構をエンドブラケット3に取付ける。ブラシシール24は軸方向に多段(図3では3段)に設ける。このブラシシール24と、シールケーシング9に取り付けられたシールリング10によって軸封装置102が構成される。
このように構成された第3の実施例においては、機内の冷却ガスである水素ガス8はブラシシール24によって阻止されてシールキャビティ13に進入することがない。また、シールリング10と回転軸7の隙間より流出したシール油17は同じくブラシシール24によって阻止されてシールキャビティ13より機内側に出ることがない。従って、機内冷却水素ガス8とシール油17とが接触することがないので、シール油17の内部に空気が混入していても機内冷却用水素ガス8にシール油17に混入していた空気が放出されることはなく、水素ガス濃度が低下することはない。従って、シール油17の供給系統に真空処理装置を設けてシール油17の真空処理を行う必要がないので、従来の回転電機の軸封装置に必要であった、図31に示すシール油17の供給系統の真空処理装置58を必要としない。
次に、本発明の軸封装置を備えた回転電機の第4の実施例を説明する。本実施例は、図4に示すように、シールキャビティ側のシールリング10Cとベアリング側のシールリング10Bで構成されるシールリング10のうち、シールリング10Cの軸方向長さ(幅)をシールリング10Bのの軸方向長さ(幅)より長くした構造である。
このように構成された第4の実施例の軸封装置103において、シール油17はシールリング10の軸方向ギャップ18よりシールリング10Cと回転軸7及びシールリング10Bと回転軸7との間の夫々の徹小隙間19に流れ込みシールキャビティ側およびベアリング側へ夫々流れ出る。
このとき、シールキャビティ側シールリング10Cはベアリング側シールリング10Bよりも軸方向長さが長いので、シール油17が周方向ギャップ(微小隙間)19を流れる際の流路抵抗がベアリング側シールリング10B側よりも大きい。その結果、同じ周方向ギャップ19でもシールキャビティ13側へ流れ出るシール油(図中点線矢印で表記)はベアリング側へ流れ出るシール油17よりも少なくなる。
こうして、キャビティ側シールリング10Cとベアリング側シールリング10Bの軸方向長さを調整することによって、シールキャビティ13側に流れ出るシール油17の量は極めて少なくなるので、シール油17内に混入した空気がシールキャビティ13内の水素ガス8に放出される量は極めて少なくなる。
第4の実施例では、シールキャビティ側シールリング10Cの形状以外は従来の構成と同じであり、シールキャビティ13は更に機内側にある機内側油切り12により構成されており、機内側の冷却水素ガス8とシールキャビティ13側の水素ガス8の循環量は機内側油切り12の存在により少なくなるので、シール油17に混入した空気が機内の冷却水素ガス8の濃度を低下させる度合は非常に小さい。
従って、図31に示すシール油17の供給系統に真空処理装置58を設けてシール油17の真空処理を行う必要がないので、従来の回転電機の軸封装置に必要であった、シール油17の供給系統の真空処理装置58を必要としない。
次に、本発明の軸封装置104を備えた回転電機の第5の実施例を説明する。本実施例は図5に示すように、シールキャビティ側のシールリングの代わりにブラシシール25を設け、これとベアリング側のシールリング10Bをシールケーシング9で保持した構成である。ブラシシール25とシールリング10Bの間には軸方向ギャップ18が設けられ、外周はスプリング20によって押えられている。ブラシシール25の内周は回転軸7の外周面に接触しているが、シールリングの内周と回転軸7の外周の間には周方向ギャップ19が設けられている。
このように構成された本実施例においては、シール油17は軸方向ギャップ18からベアリング側シールリング10Bと回転軸7との間の周方向ギャップ19を介してベアリング側にだけ流れ出る。また、機内側油切り12と回転軸7とのあいだの隙間を介してシールキャビティ13に進入した機内冷却用水素ガス8はシールリング25が存在するため直接シール17油に接触することはなく、シール油17内の空気が水素ガス8中へ放出されることがないので、機内の水素ガス8の濃度が低下することはない。従って、図3031に示すシール油17の供給系統に真空処理装置58を設けてシール油17の真空処理を行う必要がないので、従来の回転電機の軸封装置に必要であった、シール油17の供給系統の真空処理装置58を必要としない。また、ブラシシール21Aにより、シールキャビティ13内には水素ガスが入ってこないので、真空処理装置58が不要である。
次に、本発明の軸封装置105を備えた回転電機の第6の実施例を説明する。本実施例は図6に示すように、機内側油切り12及び機外側油切り11の代りに、ブラシシール21A及び21Bを配置し、これらをエンドプラケット3及びベアリングブラケット4に取付けても同様に得られる。
第6の実施例によれば、油切り11、12を設けないので、構成部品が少なくてすみ安価となる。
図7は、本発明に係る第7の実施例の概略構成を示す図である。この図7に示すように、ブラシシール機構は、ブラシホルダ15と、ブラシシール機構本体とからなっている。
ブラシホルダ15は、回転電機フレーム内部又は及び回転電機フレーム外部でかつ回転軸7の外周側を取り囲むと共に、所定の収納空間を形成したものである。ブラシシール機構本体は、ブラシホルダ15内であって回転軸7の軸方向に沿って複数段のブラシシール21を構成するように収納され、各段のブラシシール21は回転軸7に接触する円形リング状のブラシ21bを備えると共に、各々反回転軸側に該ブラシシールを支持する基端支持部21aを備えたものである。各ブラシシール21は、図8(a)、(b)に示すように軸方向に沿って半径方向に複数に分割され、隣接する各段の基端支持部21aの分割部21ac及びブラシ21bの分割部21bcの位置をずらすようにし、フレーム内の冷却媒体がフレーム外部に漏洩しないように配置されている。図8(a)、(b)は、図7に示した2つのブラシ21をそれぞれを軸方向から見た形状を示したもので、何れも回転軸7を取り囲む円環状に形成される。そして、図8(a)、(b)に示すように、組立の関係で周方向に2分割(または3以上の数に分割)される。この場合、分割部に隙間が生ずるため、ここから図7に示すように多量の油漏洩14が生じる可能性がある。
そこで、ブラシシール21を回転軸の軸方向に沿って2段または数段にして設置し、且つブラシシール21の分割部21ac及び21bcの位置を周方向にずらして、ブラシホルダ15内に収納することにより、分割部から発生する油漏洩14を減少させることができる。
ところが、ブラシシール21は、図7に示したように、基端支持部21aに設けられたクランプ部の幅がブラシ21bより大きいため、ブラシホルダ15とブラシシール21との間、およびブラシ21b相互間に隙間を生ずる。
このため、高圧部から低圧部に向かって油の圧力によるブラシシール21の倒れ(曲がり)が生じ、回転軸7とブラシ21bの先端との間に隙間が生じたり、適正な押付け代(回転軸内径−ブラシ内径)を維持したりすることができなくなったりする。
図9は、このような問題点に対処するためなされた本発明の第7の実施例を説明するための図である。ブラシホルダ15の内側内周部に倒れ防止部材35(ステップ)を設けて、ブラシシール21の倒れを防止するようにしたものである。このように、ブラシシール21を倒れ防止部材35の作用によって挟み込むことにより、ブラシシール21の倒れを防止して耐圧性に優れたシール性能を得ることができる。
図10は、本発明の第8の実施例を説明するための図である。ブラシシール21を挟み込む幅を任意に変えられるように、可動型の倒れ防止部材26を設け、この倒れ防止部材26の押出し量を調整ねじ28で調整できるように構成したものである。このように構成することにより、適正な挟み込み幅を与えることができるようにしたものである。
数段からなるブラシシール21は、図7に示すように、ブラシール21相互間に隙間を有する。初段のブラシシール21の分割部21ac、21bcから漏れた流体は、この隙間を通って回転軸の円周方向に流れ、次の段の分割部に達して漏れる可能性がある。
このようにして、最終段まで達した上で漏洩することが考えられる。図9及び図10に示した実施例では、この隙間を小さくすることができるものの、図9及び図10に示すように、なおもかなりの隙間が残ることが予測される。
図11は、これを解決するためになされた本発明の第9の実施例を説明するための図であり、シール板9を複数のブラシシール21相互間に、間隔部材29を設けたもので、これによりブラシ21相互間の隙間をほとんど無くして流体の漏れる管路を塞ぎ、漏れ量を低減することができる。
図12は、本発明の第10の実施例を説明するための図であり、図11に示した間隔部材29の代わりに回転軸に7に接触する小型ブラシ30を設置したもので、図11と同様の効果を得ることができる。ブラシシール21および回転軸7は、運転中同心状態に維持される必要があるが、回転軸7の浮き上がりやホルダー15の熱変形などによって同心状態が組立時と異なってくる。
図13は、この対策として本発明の第11の実施例を説明するための図であり、ホルダー支持ケーシング51を設け、ケーシング51の中にシール機構を収納し、さらに半径方向に動けるように円周上の数箇所をスプリング(ばね)42で支持する。これにより、回転軸7が偏心した方向のブラシシール21の反力により、シール機構は同心位置に戻される。
図14は、本発明の第12の実施例を説明するための図であり、図13の機能を他の構造で実施したものである。すなわち、ブラシシール21の外周面に支持板34を取付け、この支持板34とブラシホルダ15との間にばね33を設けて支持する。尚、ブラシホルダ15と支持板34の摺動ずる面にはパッキン53を設け、摺動面からの漏れを防止するようになっている。
図15は、本発明の第13の実施例を説明するための図であり、図14のばね33の代わりにベローズ50を設け、このベローズ50内に高圧流体37を給排するための配管36、回転軸7とブラシ21との相対位置を検出するためのギャップセンサ38を設け、外部から同心状態を制御できるようにしたものである。
ブラシホルダ15に取付けられたギャップセンサ38によって、回転軸7およびブラシホルダ15の偏心状態を測定し、この偏心量をキャンセルするように偏心した方のベローズ50内の圧力を下げるか、または逆側のベローズ50内の圧力を上げるように高圧流体37を給排し、ベローズ50の長さを調整する。
ここで、ギャップセンサ38およびベローズ50は、少なくとも円周上に90度ピッチで4個設置することにより、どの方向に偏心しても対応できるようにする。
図16は、本発明の第14の実施例を説明するための図であり、図15のベローズ50の代わりに圧電素子39を設置し、その長さを圧電素子39に印加する電圧を変えることで制御するようにしたものであり、図15と同様の機能を有するものである。
図17および図18は、ブラシ式接触シール装置をタービン発電機に用いた本発明の第15の実施例を示している。この接触式シール装置は、ベアリングブラケット4の内周に取付けられたシール取付け座44の機外側および機内側に接触シール40および41として設け、両接触シール40、41間にシール油17を供給して機内の冷却水素ガス8を密封するものである。
このような第15の実施例すなわち接触式シール装置を適用することによって、従来のフローティングシール形式で発生した過渡的なシール油量の増大や摩擦力に起因したラビング振動を低減することが可能である。
図19は、本発明の第16の実施例を説明するための図であり、図17に示したエンドブラケット3の内周縁に設けられているシール取付座44に、図15で示すように機内側および機外側の双方にブラシ式接触シール40A、41Aを設けた構成を示すものである。これ以外の構成として、ギャップセンサ38A、38B、ベローズ50A、50B、ギャップセンサ38A、38B、パッキン27A、27Bを備えていることは言うまでもない。この場合も、図15と同様な効果が得られる。
図20は、本発明の第17の実施例を説明するための回転電機の軸封装置周辺の軸方向断面図である。従来の技術を示す図27と異なるところは、従来のエンドブラケット3に取付けられているシールケーシング9のベアリング6と対向する側面に、ブラシシールからなるシール機構31を取付、回転軸の外周面にブラシシールが接触するように設けられている。これ以外の構成要素は、図27と同一であり、軸封装置(シールケーシング9と、シールリング10からなるもの)としての基本的な作用もまったく同じである。
このように構成された図20の実施例において、従来の軸封装置を構成するシールリング10と回転軸7との隙間に供給されたシール油17と軸受装置(ベアリングブラケット4と、ベアリング台座5と、ベアリング6からなるもの)に供給された潤滑油は、従来の軸封装置のシールケーシング9の軸受装置側に取り付けられた、ブラシシール31によって、従来の軸封装置のシールリング9と回転軸7の間に供給されるシール油17と軸受装置に供給される潤滑油が混合することを防ぎ、夫々の油は夫々別々の循環系により循環されるので、夫々の油が混合することはない。従って、潤滑油に混入した空気がブラシシール31を越えて従来の軸封装置の機内側で放出されることはなく、またシール油17に混入した機内冷却用水素ガス8がブラシシール31を越えて軸受装置側に放出されることはないので、シール油17内の混入気体による機内水素ガス8の濃度の低下がないので、従来の技術のようにシール油17を真空処理する必要がなく、潤滑油供給系に真空処理装置58を設ける必要がない。なお、ブラシシール31はその特性上潤滑剤を必要としないことは言うまでもない。
図21は、図20の変形例を説明するための図であり、図20に示すブラシシール31を、軸封装置のシールケーシング9の側面に取り付けず、ベアリング6の側面であってシールケーシング9の側面に取付けたものである。図21の場合も図20と同一の作用効果が得られる。
は言うまでもない。
次に、本発明に係る軸封装置を備えた回転電機の第18の実施例について図22、図23、図24、図25を用いて説明する。図22は本発明の第18の実施例を示す回転電機の軸封装置周辺の軸方向断面図であり、従来の技術を示す図27と異なるところは、ベアリング6の側面であって、機外側油切り11と対向する側面に取付けたものである。これ以外の構成要素は、図27と同一であり、軸封装置107としての基本的な作用も従来技術とまったく同じである。
このように構成された第18の実施形態において、軸受装置のベアリング6の軸端側側面にブラシシール31を設けることによって、従来の軸封装置に供給されるシール油17と軸受装置に供給される潤滑油は、外気と接触することがなく、これらの油に空気が混入することはなく、機内側で接触する冷却用水素ガス8が混入するだけであり、機内の冷却水素ガス8中へこれらの油から空気が放出されることはない。従って、機内冷却用水素ガス8の濃度が低下することはなく、シール油17を真空処理する必要がなく、図30に示す潤滑油供給系に真空処理装置58を設ける必要がない。
図23は、ブラシシール31をベアリング6の軸端側側面に設ける代りに、機外側油切り11の機内側側面に設けた例である。図23のように機外側油切り11の機内側に設けることで、ベアリング6の軸端側側面にも潤滑油が潤滑され、軸受装置の冷却性能が低下しない。
図24は、ブラシシール31をベアリング6の軸端側側面に設ける代りに、機外側油切り11の軸端側に設けた例である。図24のようにブラシシール31を外側油切り11の軸端側に設けた場合には、ブラシシール31の取り付けが容易で、既設の機械に対しても適応することが可能である。
図25は、機外側油切り11の代りに、ブラシシールホルダ23をベアリングブラケット4の側面であって軸端側に取り付け、ブラシシールホルダ23にブラシシール31を設けた例である。図25のように機外側油切り11の代りにブラシシール31を取り付ける構成では、構成部品が少なくてすみ安価となる。
次に、本発明に係る軸封装置108を備えた回転電機の第19の実施例について、図26を参照して説明する。図26は回転電機の軸封装置の周辺の軸方向断面図を示している。
従来の技術を示す図27と異なるところは、機外側油切り11をベアリングブラケット4に設けず、この代りにブラシシール31を内蔵したブラシシールホルダ23をベアリングブラケット4に取り付け、且つ従来の軸封装置である、シールリング9を取り付けない構造となっている。これ以外の構成要素は、図27と同一である。
このように構成された第19の実施形態において、ベアリング6を潤滑する潤滑油と機内冷却用水素ガス8は、機外側に漏れないように新に軸端部に設けられた、基本的に回転軸7との半径方向隙間がゼロであるブラシシール31によってシールされるので、潤滑油が機外の空気に接触することや機内の冷却水素ガス13が機外にもれることはない。従って、潤滑油が循環装置を経て再びベアリング6に供給され機内側に流れ出た場合でも潤滑油から機内冷却用水素ガス8中へ空気が放出され、機内冷却用水素ガス8の濃度を低下させることがないので、図29で示した潤滑油の供給系統に真空処理装置58を設けて潤滑油の真空処理を行う必要がないので、従来の回転電機の軸封装置に必要であった、油の供給系統の真空処理装置58を必要としない。
本発明は、前述した実施例に限定されず、種々変形して実施できる。例えば、前述したブラシシール21、21A、21B、31は、いずれも難燃性の素材で構成する。このようにすることにより、水素ガス8が万一漏れて着火した場合でも、シール部が燃えることにより欠損し水素ガス8の漏れ量が増大することはなく最小限の漏れ量に留めることが可能となり、機内冷却ガスに水素ガス8を使った回転電機の安全性が向上する。
Claims (20)
- 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、
前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、
前記回転軸の外周面に接触するように配設される構成を含み前記冷却媒体と前記シール媒体と或いは前記シール媒体及び又は前記軸受装置内の潤滑媒体と外気が接触するのを防止するシール機構と、
を具備した回転電機。 - 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、
前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入或いは前記フレームの外側に流出するのを防ぐ油切りと、
前記フレーム内であって前記軸受装置と前記フレーム内側の油切りとの間にシールキャビティを形成するように配設され、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、
前記回転軸の外周面に接触するように配設される構成を含み前記冷却媒体と前記シールキャビティ内の媒体又は前記冷却媒体と前記シール媒体と或いは前記シール媒体及び又は前記軸受装置内の潤滑媒体と外気が接触するのを防止するシール機構と、
を具備した回転電機。 - 前記シール機構は、前記油切り、前記シールリング装置、前記軸受装置のいずれに取付けた請求項1又は2記載の回転電機。
- 前記シール機構は、前記油切りに代えて設けた請求項1又は2記載の回転電機。
- 前記シール機構は、前記回転軸の外周面に接触するブラシ及びこのブラシを支持するブラシホルダからなる請求項1乃至4のいずれかに記載の回転電機。
- 前記シール機構は、前記回転軸の外周面に接触するホワイトメタルからなる請求項1乃至4のいずれかに記載の回転電機。
- 前記シールリング装置は、シールリングが前記回転軸の軸方向に対して直交する方向で複数に分割され、このシールリングのうち前記フレーム内側のシールリングを前記回転軸と接触するブラシを含むシールとした請求項1乃至4のいずれかに記載の回転電機。
- 前記シールリング装置は、軸方向に複数のシールリングで構成され、このうち前記フレームの内側が前記フレームの外側に比べて、軸方向長さが長くなるように構成した請求項1〜7のいずれかに記載の回転電機。
- 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記フレーム内に冷却媒体を供給して前記回転電機本体を冷却する冷却媒体系と、
前記フレーム内部又は及び前記フレーム外部でかつ前記回転軸の外周側を取り囲むと共に、所定の収納空間を形成するブラシホルダと、
前記ブラシホルダ内であって前記回転軸の軸方向に沿って複数段を構成するように収納され、各段は前記回転軸に接触する円形リング状のブラシシールを備えると共に、各々反回転軸側に該ブラシシールを支持する支持部を備え、かつ各ブラシシールは軸方向に沿って半径方向に複数に分割され、隣接する各段のブラシシールの分割部の位置をずらすようにし、前記フレーム内の冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩しないようにするブラシシール機構本体と、
前記ブラシホルダ内に前記ブラシシールが、前記冷却媒体と外部との圧力差によって、前記ブラシシールが軸方向に倒れるのを防止する倒れ防止部材と、
を具備した回転電機。 - 前記倒れ防止部材の半径方向の設置位置を調整可能な調整機構を、更に具備した請求項9記載の回転電機。
- 前記ブラシホルダ内であって前記ブラシシール相互間に、間隔部材を更に具備した請求項9又は10に記載の回転電機。
- 前記フレーム内に、前記ブラシホルダを、前記回転軸の円周方向周りに調心するための機構を更に設けた請求項9〜11のいずれかに記載の回転電機。
- 前記ブラシホルダと前記ブラシとの問および前記ブラシホルダと前記回転軸との間の隙間を測定するギャップセンサを設け、このギャップセンサの出力によって前記自動調心するための機構の変位量を自動調整するために利用するようにした請求項9〜11のいずれかに記載の回転電機。
- 前記ブラシホルダと、前記ブラシシール機構本体からなるブラシ式接触シール装置を、前記回転軸の軸方向に沿って少なくとも2箇所に設け、前記ブラシ式接触シール装置の相互間にパージ油を供給するようにした請求項9〜13のいずれかに記載の回転電機。
- 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記軸受装置に潤滑媒体を循環させるための潤滑媒体循環系と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、
前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入或いは前記フレームの外側に流出するのを防ぐ油切りと、
前記フレーム内であって前記軸受装置より機内側に配設され、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、
前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記シール媒体と前記潤滑媒体とが接触するのを防止するシール機構と、
を具備した回転電機。 - 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記フレーム内であって前記軸受装置より機内側に対して、前記回転軸の外周面側にシール媒体を循環させて前記軸受装置に供給する潤滑媒体と分離するシール媒体循環系と、
前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に接触するように配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入或いは前記フレームの外側に流出するのを防ぐ油切りと、
前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記シール媒体と前記潤滑媒体とが接触するのを防止するシール機構と、
を具備した回転電機。 - 前記シール機構は、前記シーリング装置、前記軸受装置、前記油切りのいずれかに取付けた請求項15又は16に記載の回転電機。
- 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記軸受装置に潤滑媒体を循環させるための潤滑媒体循環系と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、
前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入および外側に流出するのを防ぐ油切りと、
前記フレーム内であって前記軸受装置より機内側に配設され、前記回転軸の外周面側にシール媒体を供給する構成を含み前記冷却媒体が前記フレーム外部に漏洩するのを防止するシーリング装置と、
前記軸受装置の前記フレーム内側であって、前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記軸受装置の潤滑媒体と前記シール媒体が接触するのを防止するシール機構と、
を具備した回転電機。 - 回転電機本体を収納するフレーム内にその回転子に有する回転軸が回転可能に支持された軸受装置と、
前記軸受装置に潤滑媒体を循環させるための潤滑媒体循環系と、
前記フレーム内に冷却媒体を循環して前記回転電機本体を冷却するための冷却媒体循環系と、
前記軸受装置の前記フレーム内側及び又は外側における前記回転軸の外周面に配設され、前記軸受装置に供給される潤滑剤が前記フレーム内側に流入および外側に流出するのを防ぐ油切りと、
前記軸受装置の前記フレーム外側であって、前記回転軸の外周面に接触するようにブラシシールからなる構成を含み前記軸受装置の潤滑媒体と前記シール媒体が接触するのを防止するシール機構と、
を具備した回転電機。 - 前記ブラシシールの材質は、難燃性の材料で構成した請求項1〜19のいずれかに記載の回転電機。
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