JPWO2004022208A1 - 液体希釈混合装置 - Google Patents

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陽一 橋口
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Abstract

殺菌消毒液の連続供給を可能とし、殺菌効果が高く、弱酸性が維持された殺菌消毒液を容易に調整可能な殺菌消毒液供給装置。前記殺菌消毒液供給装置は、少なくとも2箇所の液体吸引口と作動流体の供給口および排出口を有するアスピレータを備え、前記作動流体を前記供給口から供給すると共に前記排出口から排出することにより、前記液体の吸引流量を調整する、機構を有する液体希釈混合装置からなる。一つの吸引口から一定量の殺菌消毒液が流水の流れに吸引されて一定の口径の管を流れ、流水に流れ込み、混合されて一定濃度の殺菌消毒液が調整される。また、もう一方の吸引口から、一定量のpH調整液が吸引により流水中に供給され、殺菌消毒液のpHが維持される。

Description

食品の原材料および食品の製造過程での仕掛品、並びに食品加工に使用した設備・機器・器具等の殺菌消毒に使われる殺菌消毒液の調製に用いる液体希釈混合装置に関する。
食品会社の生産現場においては、安全な食品を生産し、一般消費者に安全な食品を提供することが重要な使命である。食品の安全性を確保するためには、1.添加物、農薬等の化学的危害、2.金属、昆虫等の異物混入による物理的危害、3.危害微生物による生物的危害から食品を防御することが必須である。なかでも、微生物による生物的危害は、食品を摂取した人がその危害微生物により発病し、重篤な場合は生命の危機に瀕することが起こりうる為、最も重要な危害要因物質と考えられている。
これら危害微生物の制御に重点をおいて、食品の生産を行なう場合、1.食品原材料生産後の出荷前の殺菌消毒(野菜、魚介類等)、2.食品原材料の殺菌消毒(野菜等)、3.食品製造工程中での仕掛品の殺菌消毒(野菜、魚介類、鶏等)、4.最終製品の殺菌消毒(カット野菜等)、5.食品製造工程で使用された施設、設備、機械、機器、器具、まな板等の殺菌消毒、などの殺菌消毒工程は、食品を生産するためには必須の殺菌洗浄である。これら殺菌消毒で使用されている殺菌消毒液は、次亜塩素酸ナトリウム液、オゾン水、酸性水、加熱蒸気水、強酸性および弱酸性電解水が代表的なものである。なかでも、オゾン水はオゾンによる臭気、長期に使用した場合の人体に対するオゾンによる危害およびオゾン生成装置が高価である等の問題が指摘されている。酸性水は、その酸性の性質のため、酸性に晒されることによる食品の変質の問題および高価な酸性水製造装置が必要である等の問題が指摘されている。強酸性および弱酸性電解水も高価の装置が必要との問題点が指摘されている。
一方、次亜塩素酸ナトリウムは安価で取り扱いが容易なため、水道水はじめ、あらゆる食材の殺菌消毒および食品の生産現場で最もよく使用されている。そして、危害微生物に対する殺菌効果の高い殺菌消毒液である。
市販されている次亜塩素酸ナトリウム液は、通常有効塩素濃度が5%以上とされている。野菜等の殺菌消毒液として、水道水や井戸水等により50ppmから500pmの濃度に希釈されて食品等の殺菌消毒に使用されている。その場合、一定量の水を入れた容器に次亜塩素酸ナトリウム液を加えて上記濃度に希釈して調製し、殺菌されるべき食材等を一定濃度の塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム液に浸して殺菌消毒がなされている。
殺菌消毒液として使用されている次亜塩素酸ナトリウムの適用範囲とその有効塩素濃度は、野菜等は20〜100ppm、魚介類は50〜200ppm、機器・器具等の殺菌は300〜1,000ppmであり、約5分間程度浸漬すると良いとされている。
食品関連企業においては、生産数量に応じて、数百リットルから数トンの容器に一定量の水を貯め、その中に次亜塩素酸ナトリウム液を加えて混合して殺菌消毒液を調製し、食材等をその中に漬けて殺菌消毒している。この場合、通常は容器数個に殺菌消毒液を調製し、使用回数を限定して順次使用している。このように、殺菌消毒液の希釈による殺菌効果の低下を防ぐ為に数回の使用で交換使用しているのが現状である。最近、次亜塩素酸ナトリウムは食品添加物として許可された殺菌消毒剤であり、広く食品加工現場にて普及している。しかし、次亜塩素酸ナトリウムの希釈水溶液は殺菌効果の持続期間が短く、長時間の使用に耐えるものではない。
このような殺菌消毒剤においては、製造から使用者にわたるまでの流通過程でかなりの日数を経る場合があると共に、使用者側でも仕入れて直ちに使用することは稀であり、必要が生じるまで不定期に保管しておく場合も多いことから、使用時に充分な殺菌消毒力を発揮する上で保存安定性に優れることが要求されるが、塩素系殺菌剤は分解性が強いために長期間にわたって安定した殺菌消毒力を維持させることは至難である。このような問題を解決するために、固形であって保存安定団に優れると共に取扱い性がよく、水に溶解することによって、安全であると同時に優れた殺菌消毒作用を持ち合わせた殺菌消毒液を容易に調製できるものを提供することを目的とし、高度サラシ粉100重量部に対して酸性剤粉末40〜200重量部が混合されてなる殺菌消毒用製剤について開示されている(特許文献1)。しかしながら、このような製剤は、保存安定性があっても用時溶解する必要があり、溶解には時間を要し、さらに溶解した後の殺菌消毒液の保存安定性の問題は解決されているとはいえない。
食品加工現場の殺菌消毒工程においては、新鮮な殺菌消毒液の使用が初回に限定されているため、頻回洗浄および経時的な殺菌効果の低下に繋がる可能性が危惧される。このように、殺菌消毒液の調製、容器の保管場所、頻回使用による殺菌効果の低下、調製後の安定性等による「食の安全」に対する危険性の問題点が存在している。それゆえ、これらを改善してより効果的な食品の安全性を確保することが求められている。
新鮮な殺菌消毒液を使用して食材等を殺菌消毒するためには、殺菌消毒液の用時調製および調製時直ぐの使用がおこなわれ、且つ新鮮な殺菌消毒液の連続使用が理想的と考えられる。そして、使用後の殺菌消毒液はそのまま廃棄されるよう工夫される必要がある。
代表的な殺菌消毒液である次亜塩素酸ナトリウム液は、殺菌消毒効果の本体は次亜塩素酸(HClO)であるが、次亜塩素酸は中性のpHでは不安定なため、アルカリ性のナトリウム塩として6%から12%濃度の溶液として市販されている。
次亜塩素酸ナトリウム液は、有効成分である次亜塩素酸(HClO)濃度がpHにより異なるため、その殺菌効果はpH依存性があり、あまり高いpHでは殺菌効果が減弱する。
次亜塩素酸ナトリウムは酸性側のpH6では約90%以上がHClOで存在し、pH5ではほぼ100%がHClOで存在し、pH4以下になると塩素ガスClが発生する。アルカリ性になるに従い、HClOからClOに乖離が進む。HClOはClOと以下の平衡状態にあり、pHによりその存在比率が変わる。pH7付近では約80%がHClOで存在し、pH8ではHClOは約20%になる。pH10ではHClOはほとんどなく、ClOで存在する。HClOの殺菌効果は、ClOに比べて10倍以上と言われている。
HClO→H+ClO
次亜塩素酸ナトリウム液(約10%)を水で希釈して食材等の殺菌に使用されている有効塩素濃度が150ppmから200ppmの次亜塩素酸ナトリウム液を調製すると、pHは10付近になる。
殺菌効果の高い次亜塩素酸(HClO)の存在比率を高めるには、殺菌消毒液のpHを弱酸性にする必要がある。そのため、次亜塩素酸ナトリウム液を希釈して調製した殺菌消毒液(50〜500ppm)に塩酸液、クエン酸液あるいは酢酸液を加えてpHを弱酸性にして使用する場合が多い。つまり、殺菌効果を高めるためと同時に食材に対する変化を与えないためにpHが弱酸性から中性付近にされているのである。食品の生産現場においては、数百リットルから数トンの容器に使用水をとり、次亜塩素酸ナトリウム液を加え、必要な場合は酸性液により弱酸性〜中性pHに調整して使用している。食品生産現場では、このように調製された殺菌消毒液は作り置きをせざるを得ない現状がある。
しかし、次亜塩素酸ナトリウムの希薄水溶液は非常に不安定なため、調製後の早い段階で殺菌効果が減弱し、危害微生物に対する殺菌効果の低下による危害微生物の増殖がおこり、「食の安全」の危険性に繋がる可能性が存在する。このような問題点を解決するためには、新鮮な殺菌消毒液が選択された有効塩素濃度で連続的に使用でき、また大きな殺菌消毒用容器の必要がなく、殺菌消毒液の排水も容易にできる工夫が必要であった。
(先行文献)
特許文献1:特許第3004958号公報
本発明の課題は、殺菌消毒液による食材および食品加工で使用された機器・容器・器具等の殺菌洗浄効率の向上を計るため、新鮮殺菌消毒液の連続供給による殺菌効率の高い殺菌消毒液供給装置を提供することである。
本発明者は、鋭意研究した結果、2つの吸引枝管を備えたアスピレータを加圧流水の配管あるいは蛇口に設置することにより、加圧流水中に1つの吸引枝管から一定量の殺菌消毒液が流水の流れに吸引されて一定の口径の管を流れ、流水に流れ込み、混合されて一定濃度の殺菌消毒液が調製できるとともに、もう一方の吸引枝管から一定量のpH調整液が加圧流水による吸引により流水中に供給され、適切な濃度およびpHの殺菌消毒液が調製されることを見出し、本発明を完成した。さらに、殺菌消毒液と酸性液からアスピレータに至るチューブに、一定の内径と一定の長さのキャピラリーチューブを設けることにより、消毒液の濃度およびpHが自由に調整できることも見出した。
本発明は以下の構成からなる。
1.少なくとも2箇所の液体吸引口と、作動流体の供給口及び排出口を有するアスピレータを備え、前記作動流体を前記供給口から供給すると共に前記排出口から排出することにより、前記液体の吸引流量を調整する機溝を有することを特徴とする液体希釈混合装置。
2.前記液体の吸引流量を調整する機構により流水排出量と吸引液量の比が100:1以上とする機能を有する前項1に記載の装置、
3.作動流体を供給口から0.2〜8kg/cmの圧力で供給する前項1または2に記載の装置。
4.前記液体吸引口に、内径が0.25〜2.0mmφのいずれかからなる連結チューブを設けて、吸引液量を調整することを特徴とする前項1〜3のいずれか1に記載の装置。
5. 前記液体吸引口に、内径が0.1〜1.0mmφのいずれかからなるキャピラリーチューブを設けて、吸引液量を調整することを特徴とする前項1〜4のいずれか1に記載の装置。
6.前記連結チューブと前記キャピラリーチューブを直接又は活栓を介して連結して吸引液量を調整することを特徴とする前項4または5に記載の装置。
7.流入する液体が殺菌消毒液およびpH調整液である前項1〜6のいずれか1に記載の装置。
8.殺菌消毒液が次亜塩素酸ナトリウムである前項7に記載の装置。
9.前項1〜8のいずれか1に記載の装置を使用し、前記少なくとも2箇所の液体吸引口から流入する液体の量を調節することによる弱酸性の殺菌消毒液の調製方法。
10.前項1〜8のいずれか1に記載の装置により調製した弱酸性の殺菌消毒液を用いる殺菌消毒方法。
本発明の液体希釈混合装置により、食品加工現場における食材および設備・器具等の殺菌消毒に使用されている殺菌消毒液を、簡易な装置により新鮮な状態で連続的に使用できるようになる。
第1図 本発明のアスピレータの断面を示す図である。
第2図 本発明の自動混合流水装置の概念を示す図である。(実施例1)
第3図 本発明の自動混合流水装置の一態様を示す図である。(実施例2)
第4図 他の一態様の自動混合流水装置の一部を示す図である。(実施例3)
第5図 キャピラリーチューブの長さを変えたときの有効塩素濃度を示す。(実験例1)
本発明の内容を理解するために、第1〜4図を例示して説明するが、本発明の液体希釈混合装置はこれらに限定されるものでないことはいうまでもない。本発明は、少なくとも2箇所の吸引口2を備えた吸引アスピレータ様の液体希釈混合装置であって、2種の液体を例えば水道水のような大量の液体で希釈する場合の液体希釈混合装置に関する。
図中の符号1は「作動流体供給口」、符号2は「液体吸引口」、符号3は「混合液排出口」、符号4は「連結チューブ」、符号5は「キャピラリーチューブ」、符号5’は「0.25mmφ、5cmキャピラリーチューブ(キャピラリー1)」、符号5”は「0.4mmφ、10cmのキャピラリーチューブ(キャピラリー2)」、符号6は「液体吸引管」、符号7は「液体」、符号8は「三方活栓」、符号9は「Y型フィッティング」を示す。
本発明の装置は、作動流体の供給口1と少なくとも2箇所の吸引口2を備えたアスピレータを含み、一方の吸引管6から殺菌消毒液が、そしてもう一方の吸引管6からpH調整液が加圧流水量に応じて吸引され、一定の口径の吸引口2や、場合により連結チューブ4、キャピラリーチューブ5等を通じて加圧流水中に吸引流入されるように設計され、排出口3から吸引された液体が作動流体により希釈されて排出される装置である。該装置を水道の蛇口等の加圧流水の配管あるいは出口に設置することで、連続的に新鮮な殺菌効果の高い殺菌消毒液を供給することができる。
水道水等の加圧流水の蛇口に設置する装置として、1つの吸引枝管の付いた吸引可能な吸引アスピレータは公知である。アスピレータは、作動流体による吸引により吸引管に取り付けた容器の真空に近い状態を引き起こすことを目的とする装置である。真空状態にするため、流水口径を細くし、作動流体の流速を早めることにより空気の吸引力を強めている。つまり、アスピレータは、高速水流で生じた吸引効果により吸引容器を真空に近い状態に減圧することにより低温度で容器中の溶液を蒸発させる等の目的に使用される。
本発明者等は、アスピレータの吸引管に殺菌消毒液を導入すると、作動流体により殺菌消毒液が希釈され、適度な濃度の殺菌消毒液が調製できることを見出し、アスピレータによる殺菌消毒液の調製装置である液体希釈混合装置を検討した。該アスピレータに別の吸引管を設けてpH調整液を導入すると、pHが調整された殺菌消毒液ができることを考えついた。そこで、鋭意研究を重ねた結果、アスピレータに少なくとも2箇所の液体吸引口を設けることで、2種以上の液体を希釈、混合し、成分が調整された溶液が調製されることを見出し、本発明の液体希釈混合装置を完成した。
本発明の装置に適用される作動流体は、希釈媒体となりえる液体であれば良く特に限定されないが、例えば天然水、水道水、井戸水等の流水が挙げられ、特に水道水が使用に使利である。
本発明で希釈される液体は、例えば殺菌消毒液が挙げられる。該殺菌消毒液は食品生産現場や医療の現場等で用いられる殺菌消毒薬として使用されるものであれば良く、特に限定されない。例えば保存状態では安定であっても、水道水で希釈すると数時間で殺菌能力が減弱するような殺菌消毒液に対して、特に効果的に適用することができ、具体的には次亜塩素酸ナトリウム液、塩化ベンザルコニウム等があげられ、好ましくは次亜塩素酸ナトリウム液が適用される。
本発明で使用される他方の希釈される液体は、例えば希釈前に上記の一方の希釈されるべき液体と混合すると、好ましくない化学反応、例えば安定性の低下等を起こすような液体が挙げられる。例えば、上記次亜塩素酸ナトリウム液にpHを調整する目的で使用される酸性溶液が挙げられる。該酸性溶液として、例えばクエン酸、酢酸、コハク酸、リンゴ酸、塩酸等が挙げられる。なかでも、塩酸、クエン酸、酢酸等は食品添加物として許可されている為、最も適したものである。
以下、本発明の理解のために、具体的に殺菌消毒液である次亜塩素酸ナトリウムを、水道水で希釈すると同時にpH調整液も加えてpH調整する場合の例を挙げて詳細に説明するが、本発明の液体希釈装置はこれらの具体例の適用に限定されるものではない。
食品加工の現場、または医療の手術室等多くの適用範囲で、次亜塩素酸ナトリウム液は、殺菌消毒液として使用されている。その有効塩素濃度は通常、0.005〜0.05%(50〜500ppm)である。流通する次亜塩素酸ナトリウム液の有効塩素濃度が6%(60,000ppm)の場合、50〜500ppmの殺菌消毒液の調製には、120〜1200倍希釈する必要がある。具体的には、6%の有効塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム液(以下、6%次亜塩素酸ナトリウム液ともいう。)400mLに対して流水48〜480Lを混合することが必要である。例えば、6%次亜塩素酸ナトリウム液から200ppmの有効塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液を調製するには、300倍に希釈する必要がある。
市販のアスピレータは、流水管、すなわち作動流体の供給口の径は10mmで、排出口、すなわち作動流体の排出内口径は1.5〜2mmに調整されている。該市販アスピレータを水道水蛇口に設置して、50〜200ppmの有効塩素を含む次亜素酸ナトリウム液殺菌消毒液を調製する場合について検討したところ、作動流体、すなわち水道水の排出水量と吸引される液体の吸引水量の関係は、アスピレータからの排水が1分間で2,640mL排出されるのに対して、180mLの吸引液量であった。これにより、アスピレータからの排出水量と吸引液量の比は約15:1となり、6%次亜塩素酸ナトリウム液は、水道水により約15倍希釈されることになる。つまり、市販のアスピレータでは希釈後の有効塩素濃度は4,000ppmであり、一般的に使用される消毒液の有効塩素濃度のものは得られない。
次亜塩素酸ナトリウム液を水道水で希釈して殺菌消毒液を調製する場合、水道水量に対してできるだけ少ない量の次亜塩素酸ナトリウム液が吸引されれば、少量の次亜塩素酸ナトリウム液から所望の濃度の有効塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液を調製することができる。そのためには、この希釈倍数を大きくするように装置を調整することが必要である。つまり、作動流体の量に対して希釈される液体の量を少なく調節できるようにすれば、より効果的で小さい装置の液体の自動混合装置が可能になる。作動流体の供給口1および排出口3および液体吸引口2に繋がる連結チューブ4やこれらを連結する管等の口径を加減することにより、吸引液量を調整することができる。
市販されている次亜塩素酸ナトリウムの高濃度液を、酸性のpH調整液で弱酸性にすると、次亜塩素酸ナトリウム液と酸性溶液が混合された時点で有毒の塩素ガスが発生する。そのため、次亜塩素酸ナトリウム液の殺菌効果の高い弱酸性の殺菌消毒液を調製する場合、次亜塩素酸ナトリウム液を水で希釈した後、酸性液で弱酸性にpHを調整しなければならない。しかし、次亜塩素酸ナトリウム液は弱酸性にすると不安定なため、希釈した後の弱酸性液での次亜塩素酸ナトリウム液の流通は不可能であり、用時調製が必要である。用時調製する場合に、次亜塩素酸ナトリウム液とpH調整液が調節されて同時に吸引され、作動流体に希釈されれば、適切な有効塩素濃度で適切なpHの次亜塩素酸殺菌消毒液を得ることができ便利である。
公知のアスピレータでは1つの吸引枝管を設けたものしかないので、弱酸性殺菌消毒液を調製する為の次亜塩素酸ナトリウム液とpH調整液は同時に混合することはできない。次亜塩素酸ナトリウム液の希釈およびpHの調整を効率良く行うには、少なくとも2箇所の吸引枝管が設けられたアスピレータを使用することが必須と考えた。
本発明の少なくとも2箇所の液体吸引口2を有するアスピレータを含む液体希釈混合装置を使用すると、一方の吸引口2から次亜塩素酸ナトリウム液が、他方の吸引口2から酸性液(pH調整液)が同時に吸引され、水道水で同時希釈されることにより塩素ガスの発生しない弱酸性の殺菌消毒液を調製することができる。2箇所の液体吸引口2を有するアスピレータを用いて流水排出量と吸引液量の比を各々100:1以上にするために、作動流体の供給口1の口径を約10mmφとすると、流水管排出内口径、すなわち作動流体の排出内口径の径を3〜4mmφの間で選択することができる。流水排出量と吸引液量の比を約200:1にするためには、作動流体の排出内口径は3.5〜4mmψの間で選択することができる。このとき連結チューブ4の径は1〜1.5mmφの間で選択することができる。さらに、アスピレータと両液体試液(次亜塩素酸ナトリウム液、pH調整液)の間の連結チューブ4を一定の長さにし、0.1〜1.5mmφの間で選択される内径にすることで、吸引液量の調整、すなわち有効塩素濃度およびpHの調整が可能となる。さらに、両液体試液とアスピレータの間に、一定の長さで、内径0.1〜0.7mmφのキャピラリーチューブ5を連結することもできる。これにより、10〜500ppmまでの有効塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液の濃度調整を自由に行うことがきる。流水排出量と吸引液量の比を各々100:1以上とする機能を有するアスピレータであれば本発明に包含され、上記の口径に限定されるものではない。
食品工場あるいは食品厨房の現場では、水道水栓と次亜塩素酸ナトリウム液および酸性液までの距離は2mが適当と考えられる。そのため、水道水栓に設置したアスピレータの吸引口2と両試液との間を繋ぐ連結チューブ4は0.5〜2mmφのいずれかの内径で、長さが少なくとも2mのものを使用することができる。
例えば200ppmの塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液は、排出内口径が3.5mmφのアスピレータを使用する場合、アスピレータの一方の吸引口2に長さ2mで内径1mmφの連結チューブ4を連結し、6%次亜塩素酸ナトリウム液(60,000ppm)を吸引すると調製することができる。さらに、アスピレータの他方の吸引口2に長さ2mで内径1mmφの連結チューブ4を連結し、6〜7%の酢酸液を吸引すれば、次亜塩素酸殺菌消毒液のpHを弱酸性のpH5.5〜6.5とすることが可能となり、200ppmの有効塩素を含む弱酸性の次亜塩素酸殺菌消毒液を調製することができる。また、内径1mmφチューブ(以下、「1mmφ連結チューブ」とする)4の長さを短くすると、200ppm以上の高濃度の殺菌消毒液を調製することができ、長くすると低濃度の殺菌消毒液を調製することができる。このように、本発明の液体希釈混合装置を用いて適切な消毒殺菌液を調製するためには内径が0.25〜2.0mmφのいずれかからなり、適当な長さの連結チューブを設けることができる。
各吸引される液体7と連結チューブ4の間、あるいは連結チューブ4とアスピレータ吸引口2の間に、内径0.25mmφで5cmのキャピラリーチューブ5を各々設ければ、弱酸性(pH5.5〜6.5)で50ppm濃度の有効塩素を含む次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液を調製することができる。例えば内径が1mmφで長さが2mの連結チューブ4を含むアスピレータに、内径0.25mmφで15cmのキャピラリーチューブ5を設けて作動させると、弱酸性の次亜塩素酸殺菌消毒液の有効塩素濃度は20ppmとなる。同様に内径0.4mmφで10cmキャピラリーチューブ5を設けると、弱酸性の次亜塩素酸殺菌消毒液の有効塩素濃度は100ppmとなる。このように、吸引される液体からアスピレータに至る間にキャピラリーチューブを連結し、その内径と長さを変えることで、生成される次亜塩素酸殺菌消毒液のpHと有効塩素濃度を自由に調整することができる。キャピラリーチューブ5は、0.1〜1mmφ、好ましくは0.25〜0.6mmφのいずれかの内径のものを使用することができる。
本発明の理解を助けるために実施例を設けて説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
2つの吸引口2有し、排出内口径の口径3.5mmφアスピレータ(第1図参照)を水道水栓に取り付け、内径1mmφ、長さ2mの連結チューブ4を三方活栓8を間にして各吸引管6につなぎ、6%次亜塩素酸ナトリウム液および7%酢酸液が吸引できるようセットした。連結チューブ4と三方活栓8および連結チューブ4とアスピレータは、約2cmのシリコンチューブ(内径1mmφ)を用いて連結した。以下同様に行った。
水道水栓を開放して水道水を流し、次亜塩素酸ナトリウム液および酢酸液を希釈して得た排水液のpHは6.0であった。また、排水液を脱イオン水で200倍希釈して、残留塩素測定器(くろるくん)で有効塩素濃度を測定したところ、210ppmであった。
実施例1の両試液の各連結チューブ4と三方活栓の間に、内径0.4mmφ、10cmのキャピラリーチューブ5を繋ぎ(第3図参照)、実施例1と同様にして得た排水液のpHと有効塩素濃度を測定したところ、各々、pH6.1、有効塩素濃度100ppmであった。
実施例1のアスピレータを取り付けた2つの連結チューブ4の各々の片方に、Y型フィッティング9を繋ぎ、Y型フィッティング9の一方に内径0.25mmφ、長さ5cmのキャピラリーチューブ(キャピラリー1)5’を連結、Y型フィッティング9のもう一方に0.4mmφ、長さ10cmのキャピラリーチューブ(キャピラリー2)5”を連結し、各々に液体が吸引できるように三方活栓8を設けた。三方活栓8を液体吸引管6に連結し、2種の液体試薬である酢酸液および次亜塩素酸ナトリウム溶液を吸引できるようにセットした(第4図参照)。
2つの三方活栓8を動かしてキャピラリーチューブ5’側に液が流れるよう調整し、水道水栓を開放して水道水を流し、その排出液のpHおよび有効塩素濃度を測定したところ、pHは5.9で有効塩素濃度は50ppmであった。次に、三方活栓8を動かしてキャピラリーチューブ5”に液が流れるように調整し、同様に、水道水栓を開放して水道水を流し、その排出液のpHおよび有効塩素濃度を測定した。その結果、pHは6.1、有効塩素濃度は100ppmであった。このように、三方活栓を使用することにで、2濃度の弱酸性の次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液を容易に調製することができた。
(実験例1)
実施例2に記載のアスピレータで、内径1mmφで長さが2mの連結チューブ4と内径0.25mmφで長さが0〜15cmのいずれかキャピラリーチューブ5を連結した。三方活栓8を間にして吸引管6を2種類の液体試薬(12%の次亜塩素酸ナトリウム液および11.2%酢酸液)が吸引できるようセットした。水道水栓を開放して水道水を流し、その排出液のpHおよび有効塩素濃度を測定した。
その結果を表1および第5図に示した。これらの結果から、0.25mmφのキャピラリーチューブ5の長さを15cmまで変化させることで、有効塩素濃度が37ppmから230ppmまで調節することができることが明らかになった。
Figure 2004022208
(実験例2)
実施例1の両試液の各連結チューブ4と三方活栓の間に、内径0.25mmφ、5cmのキャピラリーチューブを繋ぎ、実施例1と同様にして得た排水液のpHと有効塩素濃度を測定したところ、各々、pH6.2、有効塩素濃度64ppmであった。
この条件で、7%酢酸液に連結しているキャピラリーチューブだけを、内径0.25mmφで10cm、12cm、15cmと替えて、各排出液のpHを測定したところ、各々、pH7.2、pH8.4、pH9.2となった。pH6.2、pH7.2、pH8.4、pH9.2の各排出液および水道水で、手指を3分間各々洗浄した後、各々の手指から、一般細菌を拭き取り検査用具「ペタンチェック」(栄研器材)で拭き取り、24時間培養して細菌の生残を調べたところ、表2に示すように、弱酸性pHの殺菌洗浄水の殺菌効果が強いことが確認された。
Figure 2004022208
(実験例3)
実施例4に記載された条件のうち、内径が0.25mmφで長さが6cm(76ppm)、9cm(52ppm)、15cm(37ppm)のキャピラリーチューブを連結し、実施例5と同様に各排出液で洗浄した各々の手指を手指型拭き取り検査器具「パームスタンプチェック」(日研生物)で拭き取り、24時間培養して手指細菌の生残を確認した。対照は水道水洗浄および未洗浄とした。
Figure 2004022208
その結果、表3に示すように、有効塩素濃度が約50ppmの殺菌洗浄水で殺菌効果が発揮されていることが確認された。
2つの吸引枝管を備えたアスピレータを水道水出口に設置し、第4図に示すように、内径1mmφで長さ2mの連結チューブ4を繋ぎ、さらにキャピラリーチューブ5と三方活栓7と液体吸引管2を繋ぎ、液体試薬6の次亜塩素酸ナトリウム液および酢酸液を吸引できるようにセットし、水道水を流すことにより、1つの吸引枝管から次亜塩素酸ナトリウム液が吸引導入され、もう1つの吸引枝管から酢酸液が吸引導入され、水道水と次亜塩素酸ナトリウムおよび酢酸液が混合され、弱酸性のpHをもつ一定濃度の次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液が、水道水蛇口から連続的に生成されることが判明した。
そして、連結チューブ4の内径と長さ、および(あるいは)キャピラリーチューブ5の内径と長さを調整することにより、pH5.0〜6.5の弱酸性の次亜塩素酸ナトリウム殺菌消毒液が、簡便に、大量かつ連続的に調製でき、また、本発明によって生成した弱酸性の殺菌洗浄水は殺菌洗浄効果が高いことが確認された。
以上説明したように、本発明の液体混合装置は大量に殺菌消毒液を調製することができ、該調製された殺菌消毒液を用いて効果的に食品生産現場や医療の現場等で殺菌消毒を行うことができる。

Claims (10)

  1. 少なくとも2箇所の液体吸引口と、作動流体の供給口及び排出口を有するアスピレータを備え、前記作動流体を前記供給口から供給すると共に前記排出口から排出することにより、前記液体の吸引流量を調整する機構を有することを特徴とする液体希釈混合装置。
  2. 前記液体の吸引流量を調整する機構により流水排出量と吸引液量の比が100:1以上とする機能を有する請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 作動流体を供給口から0.2〜8kg/cmの圧力で供給する請求の範囲第1項または第2項に記載の装置。
  4. 前記液体吸引口に、内径が0.25〜2.0mmφのいずれかからなる連結チューブを設けて、吸引液量を調整することを特徴とする請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記液体吸引口に、内径が0.1〜1.0mmφのいずれかからなるキャピラリーチューブを設けて、吸引液量を調整することを特徴とする請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記連結チューブど前記キャピラリーチューブを直接又は活栓を介して連結して吸引液量を調整することを特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の装置。
  7. 流入する液体が殺菌消毒液およびpH調整液である請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の装置。
  8. 殺菌消毒液が次亜塩素酸ナトリウムである請求の範囲第7項に記載の装置。
  9. 請求の範囲第1〜8項のいずれか1に記載の装置を使用し、前記少なくとも2箇所の液体吸引口から流入する液体の量を調節することによる弱酸性の殺菌消毒液の調製方法。
  10. 請求の範囲第1〜8項のいずれか1項に記載の装置により調製した弱酸性の殺菌消毒液を用いる殺菌消毒方法。
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