JPWO2003071459A1 - 交換品の斡旋システム - Google Patents
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Abstract
本発明は、サーバライアントシステムやそのサーバクライアントシステムを構成するサーバマシン、クライアントマシン等に関し、クライアントマシンの障害をその障害が実際に発生する前に未然に防止することを目的とし、クライアントマシンを構成する部品の状態を監視し、障害が見つかるとサーバマシンに通知し、サーバマシンにより、そのクライアントマシンにその障害のある部品の交換品を斡旋する。
Description
技術分野
本発明は、通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されそのクライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシン、通信回線を介在させてサーバマシンに接続されそのサーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシン、これらサーバマシンとクライアントマシンを有するサーバクライアントシステム、コンピュータをサーバマシンとして動作させるサーバプログラム、およびコンピュータをクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムに関する。
背景技術
パーソナルコンピュータやその他の機器には、快適な運用のために専門的な知識が必要とされるものも多い。パーソナルコンピュータを例に挙げて説明すると、近年のインターネットや電子メールの普及などによりパーソナルコンピュータは専門知識のない一般の人々にも広く普及してきている。このため、一般の人々がパーソナルコンピュータを快適に運用できるよう専門知識を持つメーカ等によるサポートが必要とされている。
しかし、従来のサポートの流れは、そのパーソナルコンピュータのユーザがサポートを依頼することを起点としているため、十分な専門知識を持たない一般の人々においては、自分のパーソナルコンピュータで使用しているバッテリの劣化やハードディスクの故障等、そのパーソナルコンピュータに発生する可能性のある障害を事前に察知することは難しく、そのトラブルや障害が実際に発生するまでサポートの依頼を行なうことができず、また、障害が発生してもどの部品に障害が発生したか不明であってサポートを依頼しても復旧に手間取ることも多い。さらには、ある程度軽い障害の場合、障害が発生したこと自体に気づかず使い続け、後になって重大な障害につながることも多い。例えば、ハードディスクでこのような障害が発生すると、ユーザが作成した文書など復元不可能なデータが消滅してしまい致命的である。
また、メーカ側から様々な交換部品等の情報を提供することも行なわれているが、同じ情報が多数のユーザに向けて提供されるだけであるので、個々のユーザにとっては、障害を事前に察知できないこともあって、自分のパーソナルコンピュータのどの部品をどの時点で交換すればよいのか不明のことも多い。
発明の開示
本発明は、上記事情に鑑み、個々のユーザに向けてそのユーザにとって適切な情報を適切なタイミングで提供することのできるサーバマシン、そのような適切な情報を適切なタイミングで受け取ることのできるクライアントマシン、そのようなサーバマシンとクライアントマシンを有するサーバクライアントシステム、コンピュータをそのようなサーバマシンあるいはクライアントマシンとして動作させるサーバプログラム、およびクライアントプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のサーバマシンは、通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されそのクライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシンであって、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
カタログ検索部で検索されたカタログ情報をそのクライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記本発明のサーバマシンにおいて、情報受信部は、クライアントマシンから、ハードウェア情報として、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を受信するものであって、カタログ検索部は、情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化したそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するものであることが好ましい。
本発明のサーバマシンは、クライアントマシンから、そのクライアントマシンのハードウェア情報、例えばそのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の劣化を表わすハードウェア情報を受信し、そのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンの構成部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索してそのクライアントマシンに送信するものであり、そのクライアントマシンでは、そのカタログ情報を参照して、今の段階でどの部品を交換することが好ましいかを知ることができる。
ここで、上記本発明のサーバマシンは、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有するものであって、カタログ検索部は、そのカタログデータベースを検索するものであってもよく、あるいは、上記通信回線には、さらに、本発明のサーバマシンとは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、カタログ検索部は、上記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせて、その所望のカタログ情報を入手するものであってもよい。
また、上記本発明のサーバマシンにおいて、カタログ検索部はカタログ情報を複数箇所から検索するものであってそのカタログ情報は価格情報を含むものであり、カタログ検索部は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであることが好ましい。
こうすることにより、クライアントマシンに対し、交換品を、例えば最も安価な価格で紹介することができる。
さらに、上記本発明のサーバマシンは、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、そのカタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける購入申込受付部を備えたものであることが好ましい。
この購入申込受付部を備えることにより、サーバマシンは、情報提供サービスに加え、交換品の販売サービスも合わせて行なうことができる。
また、上記目的を達成する本発明のクライアントマシンは、通信回線を介在させてサーバマシンに接続されそのサーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシンであって、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させてサーバマシンに送信する情報送信部と、
情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記カタログ出力部は、表示画面上に出力(表示)するものであってもよく、プリンタ等によりプリント出力するものであってもよく、そのクライアントマシンのユーザに認識されるように出力するものであればどのような形態で出力するものであってもよい。
本発明のクライアントマシンは、自分のクライアントマシンを監視し自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得してサーバマシンに送信するものであるため、自分のクライアントマシンのハードウェアの状態に適合したカタログ情報を受け取ることができ、障害が生じるおそれのある箇所を事前に知り、部品交換等、事前の対処が可能となる。
ここで、上記本発明のクライアントマシンにおいて、カタログ受信部で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きを行なう購入申込部を備えることが好ましい。
この購入申込部を備えて、通信回線を経由して購入申込みを行なうことができるようにすることで、そのカタログ情報に掲載された交換品を簡便に購入することができる。
また、上記目的を達成する本発明のサーバクライアントシステムは、通信回線を介在させて相互に接続された、情報を提供するサーバマシンとそのサーバマシンからの情報の提供を受けるクライアントマシンとを有するサーバクライアントシステムであって、
上記サーバマシンは、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
カタログ検索部で検索されたカタログ情報をそのクライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたものであり、
上記クライアントマシンは、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させてサーバマシンに送信する情報送信部と、
情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたものであることを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明のサーバプログラムは、通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、クライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムであって、
上記コンピュータを、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
カタログ検索部で検索されたカタログ情報をクライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたサーバマシンとして動作させるものであることを特徴とする。
ここで、上記本発明のサーバプログラムにおいて、情報受信部は、クライアントマシンから、ハードウェア情報として、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を受信するものであって、カタログ検索部は、情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化したそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するものであることが好ましい。
ここで、上記サーバマシンは、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有し、カタログ検索部は、そのカタログデータベースを検索するものであってもよく、あるいは、上記通信回線には、さらに、上記サーバマシンとは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、カタログ検索部は、上記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせて、その所望のカタログ情報を入手するものであってもよい。
また、上記本発明のサーバプログラムにおいて、前記カタログ検索部はカタログ情報を複数箇所から検索するものであってそのカタログ情報は価格情報を含むものであり、カタログ検索部は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであることも好ましい形態である。
さらに、上記本発明のサーバプログラムは、上記コンピュータを、さらに、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、そのカタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける購入申込受付部を備えたサーバマシンとして動作させるものであることが好ましい。
また、上記目的を達成する本発明のクライアントプログラムは、通信回線を介在させてサーバマシンに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、サーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムであって、
上記コンピュータを、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させてサーバマシンに送信する情報送信部と、
情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とする。
ここで、上記本発明のクライアントプログラムは、さらに、カタログ受信部で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きを行なう購入申込部を備えたクライアントマシンとして動作させるものであることが好ましい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、サーバクライアントシステムの模式図である。
ここには、サーバマシンとして動作する1台のコンピュータ100と、そのコンピュータ100に通信回線600を介して接続された、クライアントマシンとして動作する3台のコンピュータ300,400,500が例示的に示されている。通信回線600は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのいずれでもよい。
1台のコンピュータ100には、サーバプログラムがインストールされ、3台のコンピュータ300,400,500には、クライアントプログラムがそれぞれインストールされて、それぞれ、サーバマシン、クライアントマシンとして動作するる。
これらのコンピュータ100,300,400,500としては、一般にワークステーションまたはパーソナルコンピュータと呼ばれるコンピュータを用いることができる。この図1に示すシステムでは、コンピュータ300は、いわゆるノート型パーソナルコンピュータが用いられている。
これらの各コンピュータ100,300,400,500は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101,301,401,501、本体部101,301,401,501からの指示により表示画面102a,302a,402a,502a上に画像や文字列を表示する表示部102,302,402,502、各コンピュータ100,300,400,500に利用者の指示を入力するためのキーボード103,303,403,503、表示画面102a,302a,402a,502a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示をポインティングデバイス(コンピュータ100,400,500の場合はマウス104,404,504、コンピュータ300の場合はトラックパッド304)を備えている。
本体部101,301,401,501は、さらに外観上、フレキシブルディスク(図示せず)、CD−ROM700が装填されるフレキシブルディスク装填口101a,301a,401a,501a、CD−ROM装填口101b,301b,401b,501bを有しており、それらの内部には、それらの装填口101a,301a,401a,501a、101b,301b,401b,501bから装填されたフレキシブルディスクやCD−ROM700をドライブしてアクセスするフレキシブルディスクドライブやCD−ROMドライブも内蔵されている。
図2は、図1に外観を示したコンピュータのハードウェア構成図である。ここでは代表的にコンピュータ100を取り上げて説明するが、コンピュータ300,400,500も基本的に同様の構成を有する。
図2のハードウェア構成図には、CPU111、RAM112、ハードディスクコントローラ113、フレキシブルディスクドライブ114、CD−ROMドライブ115、マウスコントローラ116、キーボードコントローラ117、ディスプレイコントローラ118、および通信用ボード119が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
フレキシブルディスクドライブ114、CD−ROMドライブ115は、図1を参照して説明したように、それぞれフレキシブルディスク装填口101aおよびCD−ROM装填口101bから装填されたフレキシブルディスク710、CD−ROM700をアクセスするものである。通信用ボード119は通信回線600に接続される。
また、図2には、ハードディスクコントローラ113によりアクセスされるハードディスク120、マウスコントローラ116により制御されるマウス104、キーボードコントローラ117により制御されるキーボード103、およびディスプレイコントローラ118により制御されるCRTディスプレイ102も示されている。
ここで、ノート型パーソナルコンピュータであるコンピュータ300には、いわゆるスマートバッテリが搭載されており、ある程度の長い時間、そのスマートバッテリからの電力だけで動作することができる。このスマートバッテリは、自分自身を監視し自分自身の劣化の程度を認識することができる二次電池である。
以上説明した各コンピュータ100,300,400,500のCD−ROM装填口101b,301b,401b,501bに、以下に説明するサーバプログラムまたはクライアントプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体またはクライアントプログラム記憶媒体であるCD−ROM700を装填して、CD−ROM700に記憶されたサーバプログラムをコンピュータ100にインストールし、クライアントプログラムを3台のコンピュータ300,400,500にインストールすることにより、それぞれサーバマシンおよびクライアントマシンが構築され運用される。
ただし、サーバプログラム、クライアントプログラムは、CD−ROMを介在させることなく、図1に示すコンピュータ100、コンピュータ300,400,500のそれぞれのハードディスク内に最初からインストールされているものであってもよく、あるいは、コンピュータ100(サーバマシン)に保存されているクライアントプログラム、あるいは他の装置に保存されているクライアントプログラムを、通信回線600を経由してコンピュータ300,400,500に送信してもよい。あるいは、クライアントプログラムは、CD−ROM以外の、例えばフレキシブルディスクやその他の可搬型記憶媒体に記録され、それを読み出してコンピュータ300,400,500にアップロードするようにしてもよい。
次に、本発明の一実施形態のサーバプログラムおよびクライアントプログラムについて説明する。
図3は、本発明のサーバプログラムの一実施形態の概略構成図である。
このサーバプログラム20は、サーバプログラム記憶媒体10に記憶されている。このサーバプログラム記憶媒体10は、サーバプログラム20が記憶されているCD−ROMや、そのCD−ROM等からサーバプログラム20がインストールされてそのサーバプログラム20を記憶した状態にある、図1に示すコンピュータ100のハードディスク120(図2参照)等を代表的に指標するものである。
このサーバプログラム20は、図1に示すコンピュータ100にインストールされて実行され、そのコンピュータ100をサーバマシンとして動作させるものであり、情報受信部21、カタログ検索部22、カタログ送信部23、および購入申込受付部24から構成されている。
ここで、情報受信部21は、クライアントマシンとして動作する、図1に示す各コンピュータ300,400,500のそれぞれのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線600(図1参照)を経由して受信するものである。この実施形態では、ハードウェア情報として、特に、それぞれのクライアントマシン(コンピュータ)を構成する部品あるいはそれぞれのクライアントマシン(コンピュータ)自体の劣化に相関のある情報が採用されている。
また、カタログ検索部22では、情報受信部21で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報が検索される。
本実施形態では、ハードウェア情報として、クライアントマシンを構成する部品あるいはクライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を採用しており、カタログ検索部22では、情報受信部21で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化したそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報が検索対象となる。
ここで、サーバマシン(図1に示すコンピュータ100)は、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有し、カタログ検索部22は、そのカタログデータベースを検索するものであってもよく、あるいは、通信回線600には、さらに、上記サーバマシン(コンピュータ100)とは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、カタログ検索部22は、上記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせてその所望のカタログ情報を入手するものであってもよく、それら双方を行なうものであってもよい。
また、カタログ検索部22は、カタログ情報を複数箇所から検索するものであってそのカタログ情報は価格情報を含むものであり、カタログ検索部22は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであってもよい。
上記のようにしてカタログ検索部22で検索されたカタログ情報は、カタログ送信部23により、そのカタログ情報検索の基になったハードウェア情報を送信してきたクライアントマシン(図1のコンピュータ300,400,500のいずれか)に向けて通信回線600を介して送信される。
また、購入申込受付部24は、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、そのカタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける。
図4は、本発明のクライアントプログラムの一実施形態の概略構成図である。
このクライアントプログラム40は、クライアントプログラム記憶媒体30に記憶されている。このクライアントプログラム記憶媒体30は、図3に示すサーバプログラム記憶媒体10と同様、クライアントプログラム40が記憶されているCD−ROMや、そのCD−ROM等からクライアントプログラム40がインストールされてそのクライアントプログラム40を記憶した状態にある、図1に示すコンピュータ300,400,500のハードディスク等を代表的に指標するものである。
このクライアントプログラム40は、図1に示すコンピュータ300,400,500のそれぞれにインストールされ、各コンピュータ300,400,500を各クライアントマシンとして動作させるものである。このクライアントプログラム40は、監視部41、情報送信部42、カタログ受信部43、カタログ出力部44、および購入申込部45から構成されている。
ここで、監視部41は、自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得するものであり、この監視部41で取得したハードウェア情報は、情報送信部42により、通信回線を介在させて、サーバマシンに送信される。
またカタログ受信部43は、情報送信部42からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、クライアントマシンを構成する部品あるいはクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するものである。このカタログ受信部43で受信されたカタログ情報はカタログ出力部44により出力される。
このカタログ出力部44によるカタログ情報の出力は、そのカタログ情報の内容がそのクライアントマシンに認識されるように出力するものであればその出力形態の如何を問うものではないが、本実施形態では、そのクライアントマシン(図1のコンピュータ300,400,500)の表示画面302a,402a,502a上に、そのカタログ情報に基づく画面が表示される。
また、購入申込部45では、カタログ受信部43で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きが行なわれる。
図5は、本発明のサーバマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
この図5に示すサーバマシン50は、図1に示すコンピュータ100に図3に示すサーバプログラム20がインストールされて実行されることによりそのコンピュータ100内に構築されるものである。
このサーバマシン50には、情報受信部51、カタログ検索部52、カタログ送信部53、および購入申込受付部54が備えられている。
ここで、このサーバマシン55は、カタログ情報が格納されたカタログデータベース55を有し、カタログ検索部52はそのサーバマシン55内のカタログデータベース55を検索するように構成されているが、カタログデータベース55はこのサーバマシン50とは別の、通信回線600(図1参照)に接続された図示しないサーバマシンに格納され、カタログ検索部52はその外部のサーバマシンに所望のカタログ情報有無を問い合わせるものであってもよい。
ここで、このサーバマシン50を格納する情報受信部51、カタログ検索部52、カタログ送信部53、および購入申込受付部54は、それぞれ、図3に示すサーバプログラム20を構成する情報受信部21、カタログ検索部22、カタログ送信部23、および購入申込受付部24に対応するが、図5のサーバマシン50を構成する各部51〜54は、図1に示すコンピュータ100のハードウェアとそのコンピュータ100内で動作するソフトウェアとの複合で構成されているのに対し、図3のサーバプログラム20を構成する各部21〜24は、そのハードウェアとソフトウェアのうちの、アプリケーションプログラムの部分のみで構成されている。
図5のサーバマシン50の各部51〜54の作用は、図3のサーバプログラム20が図1のコンピュータ100にインストールされて実行されたときのサーバプログラム20の各部21〜24の作用とそれぞれ同一であり、ここでは重複説明は省略する。
図6は、本発明のクライアントマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
この図6に示すクライアントマシン60は、図1に示すコンピュータ300、400、500のいずれか(ここではコンピュータ300で代表させる)に、図4に示すクライアントプログラム40がインストールされ実行されることによりそのコンピュータ300内に構築されるものである。
このクライアントマシン60には、監視部61、情報送信部62、カタログ受信部63、カタログ出力部64、および購入申込部65が備えられている。ここで、このクライアントマシン60を構成する、監視部61、情報送信部62、カタログ受信部63、カタログ出力部64、および購入申込部65は、それぞれ、図4に示すクライアントプログラム40を構成する、監視部41、情報送信部42、カタログ受信部43、カタログ出力部44、および購入申込部45に対応するが、図6のクライアントマシン60を構成する各部61〜65は、図1に示すコンピュータ300(ここではコンピュータ300で代表させている)のハードウェアとそのコンピュータ300内で動作するソフトウェアとの複合で構成されるのに対し、図4のクライアントプログラム40を構成する各部41〜45は、そのハードウェアとソフトウェアのうちの、アプリケーションプログラムの部分のみで構成されている。
図6のクライアントマシン60の各部61〜65の作用は、図5のサーバマシン50の場合と同様、図4のクライアントプログラム40が図1のコンピュータ300にインストールされて実行されたときのクライアントプログラム40の各部41〜45の作用とそれぞれ同一であり、ここでは、重複説明は省略する。
以下、本発明の実施形態をさらに具体的に説明する。
図7は、本発明の一実施形態としてのサーバクライアントシステムを示す図である。
ユーザPC(パーソナルコンピュータ)70は本発明にいうクライアントマシンの一例に相当するものであり、ここでは1台で代表させている。このユーザPC70はインターネット90を介在させてサーバ80と相互に接続されている。このサーバ80は、本発明にいうサーバマシンの一例に相当するものであり、インターネット90は本発明にいう通信回線の一例に相当するものである。
ユーザPC70には本発明のクライアントプログラムの一例であるハードウェア監視プログラム72が搭載されており、このハードウェア監視プログラム72は、ユーザPC70の起動時に自動的に起動されてメモリに常駐する。
このメモリに常駐したハードウェア監視プログラム72は、ユーザPC70内の監視対象装置73(例えばバッテリ、ハードディスクなど)に関する異常(例えばバッテリの劣化やハードディスクのシークエラーなど)を監視する。
ハードウェア監視プログラム72が監視対象装置73の異常を検出すると、その検出された異常に関する情報(本発明にいうハードウェア情報の一例)を、問題/障害データベース71に保存するとともに、異常が検出されたことを表示画面にダイアログボックス74を表示させ、ユーザの閲覧に供される。
図8は、図7に1つのブロックで示すダイアログボックス74の一例を示す図である。
この図8は、バッテリが劣化したときに表示されるダイアログボックスである。このダイアログボックスには異常が検出されたことに対する問題解決のために参照すべきURLが記載されている。ユーザは、このダイアログボックス中の「ウェブページを開く」ボタンを押すことにより、そのURLをブラウザで開くことができる。
ユーザがブラウザでURLを開くと、そのブラウザにより、問題/障害データベース71の内容がインターネット90を介してサーバ80に通知される。
サーバ80では、受信した問題/障害データベースの内容の解析が行なわれ、ユーザPC70で発生している問題が特定される。さらにサーバ80では、カタログ情報が格納されているカタログデータベース81が検索され、問題が発生した装置の代替品のカタログ情報が掲載されてその代替品を販売するウェブページが生成されこのようにしてユーザ向けにカスタマイズされたウェブページが生成されたことが、ブラウザ上でユーザPC70に通知される。
ユーザPC70は、上記の通知を受け、生成されたウェブページにアクセスすることにより、ユーザは、問題が発生した装置の代替品のカタログを閲覧し、その代替品の購入手続を行なうことができる。
このような手順を踏むことにより、通常では問題を検出しづらい段階、例えばバッテリの劣化が始まったが目に見える問題は未だ発生していない段階)で問題のある装置を知り、その代替品を調べて購入することができ、目に見える問題の発生を未然に回避することができる。
図9は、図7のユーザPC70に常駐するハードウェア監視プログラム72のフローチャートである。
ハードウェア監視プログラム72は、ハードウェア監視メインプログラム72Aと、タイマイベント発生で作動するタイマコールバック72Bと、タイマイベント以外のイベントで発生するイベント監視コールバック72Cとで構成されている。図9には、タイマコールバック72B、イベント監視コールバック72Cが1つずつ示されているが、これは代表的に示したものであり、監視内容に応じて、タイマコールバック72B、イベント監視コールバック72Cはいくつ存在していてもよい。
このハードウェア監視プログラム72は、ユーザPCのシステム起動時にメモリに常駐し、ハードウェア監視メインプログラム72Aは監視タイマを開始し(ステップa1)、イベント監視コールバックを設定し(ステップa2)、問題発生まで待機する(ステップa3)。ステップa1で監視タイマが開始されると、所定の時間間隔、例えば1分おきにタイマイベントが発生し、タイマコールバック72Bが動作して、本実施形態では、バッテリの劣化状態を表わす情報が取得され(ステップa21)、劣化が発生しているか否かが判定される(ステップa22)。バッテリに劣化が発生していなければそのままタイマコールバックが終了し、バッテリに劣化が発生していたときは、ハードウェア監視メインプログラム72Aに問題が発生したことが通知される。
また、ステップa2でイベント監視コールバックが設定されると、ここに示す例では、ハードディスクのシークエラーの発生によりイベント監視コールバック72Cが動作して、そのイベント(ここではハードディスクのシークエラー)に応じた情報が生成される(ステップa31)、その生成された情報がハードウェア監視メインプログラム72Aに通知される。
ハードウェア監視メインプログラム72Aは、問題発生の通知を受けると、問題の情報を特定フォーマットに変換して問題/障害データベース71(図7参照)に保存し(ステップa4)、ダイアログボックス74(図7、図8参照)を開くことによりユーザに問題の発生を通知し(ステップa5)、再び待機状態となる(ステップa3)。これを繰返すことにより、図7に示すユーザPC70内の監視対象装置73の監視が行なわれる。
図10は、図7に示す問題/障害データベース71に保存される情報のフォーマットを示す図、図11は、「Device」の一覧を示す図、図12は、「Status」の一覧を示す図である。
問題/障害データベース71には、図10に示すように「Device」=「Status」のフォーマットで情報が格納される。ここで、「Device」は、図11に示すように、監視対象装置を表わしており、「Status」は、図12に示すように、その監視対象装置に発生した問題の状況を表わしている。
図10には、抽象的に「Device1」=「Status1」、「Device2」=「Status2」が示されているが、実際には、例えば「SMARTBATT」=「FATIGUED」、「HDD」=「SEEKERROR」等であり、「SMARTBATT」=「FATIGUED」は、スマートバッテリに装置疲労(劣化)が生じていること、「HDD」=「SEEKERROR」、「MACHINE」=「PASOCPN−ABC」はハードディスクにシークエラーが発生したこと、「MACHINE」=「PASOCPN−ABC」は図7のユーザPC70として使用しているコンピュータがPASOCPN−ABCという名称のコンピュータであって、そのコンピュータがかなり使い古されて全体に劣化が生じてきていることを表わしている。ユーザPC全体としての劣化は、例えばCPUの稼動累積時間等から判定される。
図13は、図7のサーバ80内で実行される処理フローを示す図である。
ユーザが、図8に例示するようなダイアログボックスの「ウェブページを開く」ボタンをマウスクリックすると、そこに示されるウェブページへのアクセスが行なわれる(ステップb1)。
すると、サーバ80では、これから生成しようとするウェブページの初期化が行なわれ(ステップb2)、クライアント(ユーザPC70)の問題/障害データベース71に保有されている、全ての「DeviceX」情報、全ての「StatusX」情報が処理されるまで、ステップb3〜b5のループが行なわれる(ステップb3)。すなわち、ステップb4では、サーバ内のデータベースが「DeviceX+StatusX」のキーワードで検索され、サーバ内のデータベース内にそのキーワードに対応する情報が存在する場合は、ステップb5に進んで、その検索されたウェブページの内容が、生成しようとしているウェブページに追加される。この検索されたウェブページには、「DeviceX+StatusX」に対する代替品のカタログ情報が含まれている。
クライアント(ユーザPC70)の問題/障害データベース71に保有されている全ての「DeviceX」、「StatusX」についてのループが終了すると(ステップb2)、ステップb6に進み、完成したウェブページのリンクを、クライアント(ユーザPC70)のブラウザに表示させ、これにより、クライアント側でそのウェブページを表示することができるようになる(ステップb6)
図14は、サーバ内データベースに格納された情報のデータ構造を示す図、図15は、そのデータベースに格納された情報の具体例を示す図である。
図14に示すように、1つの情報は、「DeviceX」と「StatusX」と「URL」とで構成されている。「DeviceX」の欄には、クライアント環境で問題が発生している装置の略称(図11参照)が記入され、「StatusX」の欄には、クライアント環境で発生している問題の略称(図12参照)が記入され、「URL」の欄には、そこに示す「DeviceX」に「StatusX」の問題が発生した場合にユーザに通知すべき内容が書かれているウェブページのURLが記入されている。
具体的には、例えば、図15の「データ1」の欄には、「DeviceX」、「StatusX」、「URL」としてそれぞれ「SMARTBATT」、「FATIGUED」、「http://www.netstore−wedbmart.com/BATTERY」が示されている。
図16は、ダイアログボックスが表示された後のフローを示した図である。
ユーザが、ハードウェア監視プログラムが表示したダイアログボックスの「ウェブページを開く」ボタンを選択すると、その「ウェブページを開く」ボタンの押下が、ハードウェア監視プログラムにより検出され、ユーザPCのOS(オペレーションシステム)の機能により特定のウェブページ(ここではウェブページA)を開く処理が行なわれて、表示画面上にウェブページAが表示される。
ここで、図8に示すように、同ダイアログボックスにはウェブページAのURLが明記されているので、ユーザは「ウェブページを開く」ボタンを使用しなくとも、手動によりウェブページAを開くことも可能である。
ウェブページAは、クライアントマシン(ユーザPC)上で発生している問題が、サーバ上で解析され、その結果生成されたものである。ウェブページAには、クライアントマシン上で発生した問題点に対応する、代替品を斡旋するウェブページであるウェブページBおよびウェブページCのいずれかへジャンプするための選択肢が用意されている。このウェブページAは、クライアントマシン上で発生している問題に応じて生成されるものであるから、この選択肢の数と内容は、クライアントマシン上で発生している問題により異なる。各選択肢は、その問題が発生した装置の代替品を斡旋するウェブページへの誘導が目的であり、それぞれ、製品の斡旋ウェブページにジャンプする機能を持つ。図16の例では、バッテリおよびハードディスクに関する問題がクライアントマシン上で発生したことを想定し、ウェブページAにはバッテリ交換およびハードディスク交換の選択肢が表示されている。
ウェブページB、ウェブページCは、製品の斡旋を行なうウェブページである。それぞれのページには1つのカテゴリに対する製品の一覧が表示される。図16の例では、ウェブページBはバッテリ交換に対応する製品斡旋のウェブページであり、そのウェブページBにはバッテリ製品の一覧が表示される。また、ウェブページCはハードディスク交換に対応する製品斡旋のウェブページであり、そのウェブページCにはハードディスク製品の一覧が表示される。この他にも、必要に応じて、クライアントマシン先で発生する問題に対応する各種製品の斡旋ウェブページが、ウェブページB、ウェブページCと同様に用意される。
ウェブページB、ウェブページC上で、ユーザが製品を選択した場合、ウェブページDへジャンプする。ウェブページDは、ウェブページB上あるいはウェブページC上で選択された製品の一覧を表示し、ユーザに確認を催すためのウェブページである。ユーザは、自分が選択した製品に間違いがないことを、ここで確認することができる。
ウェブページDには、購入ボタンが用意されており、選択した製品に間違いがないことを確認したユーザが、購入ボタンを押すと、実際の製品購入手続きを行なうウェブページであるウェブページEにジャンプする。
ウェブページEは、製品購入の手続きを行なうウェブページであり、用意されている手順にしたがって配送先や支払い方法の指定が行なわれる。ウェブページEに用意されている「決定」ボタンが押下されると、そのウェブページEに書き込まれた情報がサーバ70(図7参照)を経由して販売元に送信され、製品送付や集金が行なわれる。
以上、ユーザPCの表示画面に表示されるウェブページに関する要点を述べたが、上記手順はブラウザ上で行なわれているため、ブラウザが持つ「進む」、「戻る」機能により、各ウェブページ間を行き来したり、途中で中断して他のウェブページへ移動したり、インターネット接続自体を中断することも可能である。このような一般的操作については、冗長であるため、説明を割愛する。
図17は、図16中のウェブページAの例を示す図である。
この図17中の「バッテリを交換する」はバッテリの劣化の問題に対応する選択肢、「ハードディスクを交換する」はハードディスクのシークエラーの問題に対応する選択肢である。これらの選択肢は、画面上では図のようにユーザに判り易いよう表現されるが、その実体はURLであり、ユーザがブラウザ上で選択することにより、バッテリの製品斡旋ウェブページへとジャンプする。更に複数の問題点がある場合や、問題点が1つの場合など、選択肢の数は問題の数に応じて増減する。
図18は、図16中のウェブページBの例を示す図である。ウェブページBは、例えばバッテリの斡旋を行なうページであり、ウェブページB上には斡旋を行なう製品のカタログが表示される。実際に斡旋する製品の内容や製品の数は、場合により異なる。ユーザは望む製品を選択することにより、ウェブページDへジャンプすることができる。
図19は、図16中のウェブページCの例を示す図である。ウェブページCは、ここでの説明で、製品斡旋ページが複数ある場合の例を示すためのものであり、その詳細はウェブページCと同様である。
図20は、図16中のウェブページDの例を示す図である。ウェブページDは、ウェブページB、ウェブページCでユーザが選択した製品の一覧を表示して確認を促すためのウェブページである。ここに示す例は、ユーザがウェブページCでハードディスク1を選択した場合のものであり、この内容はユーザの選択に応じて変化する。このウェブページには「購入」ボタンが用意されており、選択した製品を確認したユーザが「購入」ボタンを押下することにより、ウェブページEへジャンプし、購入手続きを取ることができる。
また、例えば確認の結果、思った製品ではなかった場合にその製品を一覧から削除する「削除」ボタンを用意することも可能である。また、複数の製品を選択しやすいよう、ウェブページAへジャンプするための「他の問題も解決する」ボタンを用意することも可能である。
図21は、図16中のウェブページEの例を示す図である。ウェブページEは、ウェブページDで購入する製品の確認を行なったユーザが、製品の配送先や、支払い方法の決定など、購入手続きを行なうためのページである。
このウェブページには、配送先を指定するための入力欄や支払いの為のクレジットカード番号を指定するための入力欄が示されている。
ここに示す例では、最低限である配送先入力欄とクレジットカード番号入力欄のみが用意されているが、その他にも例えば、配送日時の指定や代金引き換え等他の支払い方法の指定など、販売元で選択可能なサービス内容に応じた情報の入力欄が用意される。
各入力欄への入力が完了したユーザは、「決定」ボタンを押下することにより、購入手続きを完了する。「決定」ボタンが押下されると、ウェブページEでのユーザ入力項目がサーバ80(図7参照)を経由して販売元に送付され、製品の発送や集金が行なわれる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。以下では、これまで述べてきた実施形態と比べ異なる部分についてのみ説明する。
図22は、サーバ内データベースの1つの情報欄を示す図である。
この図22に示すURLは、CGIに向けられたURLであり、このCGIへのURLが参照されると、サーバによりそのCGIが起動される。このCGIは、サーバ上で動作するプログラムであり、ウェブ上のデータベースへアクセスし、その結果を取得することができるものである。ここでは、図7のサーバマシン80と提携しているいくつか(ここでは、図23に示すようにサーバAとサーバBの2つ)のサーバマシンがインターネット90(図7参照)に接続されており、このCGIでは、提携先ウェブサイトのサーバにアクセスし、同じ製品を最も安価に販売しているサイトが検出される。
図23は、図22のCGIが起動される場合の、サーバ内で動作するカタログ選択の処理(図7参照)を示す図である。
CGIが起動されると(ステップc1)、「現在の復帰値」に自社(このサーバ80の運営会社)のウェブ販売サイトが設定され(ステップc2)、次に、以下のようにして全ての提携先ウェブサイトの検索が行なわれる(ステップc3)。すなわち、ある1つのウェブサイトの検索が終了すると、次の提携先ウェブサイトのサーバ内のデータベースがアクセスされて対象装置の値段の情報が取得され(ステップc4)、「現在の復帰値」に記録されているウェブ販売サイトでの値段より安価であるか否かが判定され(ステップc5)、今回検索したウェブサイトの方が安価の場合、今回検索したウェブサイトのURLが「現在の復帰値」として設定される(ステップc6)。
全ての提携先ウェブサイトの検索が終了すると(ステップc3)、各ウェブサイトに対応して設けられている参照カウンタのうちの、「現在の復帰値」に記録されているウェブサイトの参照カウンタを1だけ増加させ(ステップc7)、「現在の復帰値」が復帰される(ステップc8)。図7のサーバ80のウェブページの生成のステップでは、上記CGIからの復帰情報である「現在の復帰値」が参照され、同じ装置を最も安価に販売しているウェブサイトのURLが、自分のサーバ内のデータベースのURLに代わって採用(ユーザPCのブラウザ上に表示)される。これにより、ユーザは同じ装置を安価に購入することが可能となる。
また、図23のステップC7で「現在の復帰値」のウェブサイトの参照カウンタを増加させるのは、このサーバ80の運営会社が、提携ウェブサイトの運営会社からその参照カウンタのカウント値に応じたマージンを得るためである。このマージンは、提携ウェブサイトのURLがユーザに示されることによりその提携ウェブサイトの運営会社のビジネスチャンスが増えることとなり、その対価としてのマージンである。
以上の実施形態では、クライアントマシンはユーザPC(パーソナルコンピュータ)であるとして説明してきたが、本発明にいうクライアントマシンはいわゆるコンピュータに限定されるものではなく、インターネット等の通信回線に接続される機器であればどのような機器であっても本発明にいうクライアントマシンになり得る。
例えば、近年、一般の家庭電化製品(家電製品)のインターネット接続が注目されてきており、例えばビデオデッキでは、インターネットによる遠隔録画予約や、ウェブからの番組情報の取得を目的としたインターネット接続、冷蔵庫では、冷蔵庫に収納される品物の在庫管理から発注までを目的としたインターネット接続などの製品化が計画されている。
これら家電製品においてもHTTPプロトコルやブラウザを使用したユーザインタフェースが用いられることから、監視対象装置をそれぞれの家電製品に合わせてカスタマイズすることにより、それらのインターネット接続された一般家電も本発明のクライアントマシンとして動作させることができる。
図24は、ハードディスク録画を行なうビデオデッキをサポートするためのサーバ内データベースの例を示す図である。
ここには、そのビデオデッキのハードディスクにシークエラーが発生したときのそのハードディスクの代替品を示すURLが示されている。
【図面の簡単な説明】
図1は、サーバクライアントシステムの模式図である。
図2は、コンピュータのハードウェア構成図である。
図3は、本発明のサーバプログラムの一実施形態の概略構成図である。
図4は、本発明のクライアントプログラムの一実施形態の概略構成図である。
図5は、本発明のサーバマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
図6は、本発明のクライアントマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
図7は、本発明の一実施形態としてのサーバマシンクライアントシステムを示す図である。
図8は、図7に1つのブロックで示すダイアログボックスの一例を示す図である。
図9は、図7のユーザPCに常駐するハードウェア監視プログラムのフローチャートである。
図10は、図7に示す問題/障害データベースに保存される情報のフォーマットを示す図である。
図11は、「Device」の一覧を示す図である。
図12は、「Status」の一覧を示す図である。
図13は、図7のサーバ内で実行される処理フローを示す図である。
図14は、サーバ内データベースに格納された情報のデータ構造を示す図である。
図15は、サーバ内データベースに格納された情報の具体例を示す図である。
図16は、ダイアログボックスが表示された後のフローを示した図である。
図17は、図16中のウェブページAの例を示す図である。
図18は、図16中のウェブページBの例を示す図である。
図19は、図16中のウェブページCの例を示す図である。
図20は、図16中のウェブページDの例を示す図である。
図21は、図16中のウェブページEの例を示す図である。
図22は、サーバ内データベースの1つの情報欄を示す図である。
図23は、図22のCGIが起動される場合の、サーバ内で動作するカタログ選択の処理(図7参照)を示す図である。
図24は、ハードディスク録画を行なうビデオデッキをサポートするためのサーバ内データベースの例を示す図である。
本発明は、通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されそのクライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシン、通信回線を介在させてサーバマシンに接続されそのサーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシン、これらサーバマシンとクライアントマシンを有するサーバクライアントシステム、コンピュータをサーバマシンとして動作させるサーバプログラム、およびコンピュータをクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムに関する。
背景技術
パーソナルコンピュータやその他の機器には、快適な運用のために専門的な知識が必要とされるものも多い。パーソナルコンピュータを例に挙げて説明すると、近年のインターネットや電子メールの普及などによりパーソナルコンピュータは専門知識のない一般の人々にも広く普及してきている。このため、一般の人々がパーソナルコンピュータを快適に運用できるよう専門知識を持つメーカ等によるサポートが必要とされている。
しかし、従来のサポートの流れは、そのパーソナルコンピュータのユーザがサポートを依頼することを起点としているため、十分な専門知識を持たない一般の人々においては、自分のパーソナルコンピュータで使用しているバッテリの劣化やハードディスクの故障等、そのパーソナルコンピュータに発生する可能性のある障害を事前に察知することは難しく、そのトラブルや障害が実際に発生するまでサポートの依頼を行なうことができず、また、障害が発生してもどの部品に障害が発生したか不明であってサポートを依頼しても復旧に手間取ることも多い。さらには、ある程度軽い障害の場合、障害が発生したこと自体に気づかず使い続け、後になって重大な障害につながることも多い。例えば、ハードディスクでこのような障害が発生すると、ユーザが作成した文書など復元不可能なデータが消滅してしまい致命的である。
また、メーカ側から様々な交換部品等の情報を提供することも行なわれているが、同じ情報が多数のユーザに向けて提供されるだけであるので、個々のユーザにとっては、障害を事前に察知できないこともあって、自分のパーソナルコンピュータのどの部品をどの時点で交換すればよいのか不明のことも多い。
発明の開示
本発明は、上記事情に鑑み、個々のユーザに向けてそのユーザにとって適切な情報を適切なタイミングで提供することのできるサーバマシン、そのような適切な情報を適切なタイミングで受け取ることのできるクライアントマシン、そのようなサーバマシンとクライアントマシンを有するサーバクライアントシステム、コンピュータをそのようなサーバマシンあるいはクライアントマシンとして動作させるサーバプログラム、およびクライアントプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のサーバマシンは、通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されそのクライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシンであって、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
カタログ検索部で検索されたカタログ情報をそのクライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記本発明のサーバマシンにおいて、情報受信部は、クライアントマシンから、ハードウェア情報として、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を受信するものであって、カタログ検索部は、情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化したそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するものであることが好ましい。
本発明のサーバマシンは、クライアントマシンから、そのクライアントマシンのハードウェア情報、例えばそのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の劣化を表わすハードウェア情報を受信し、そのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンの構成部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索してそのクライアントマシンに送信するものであり、そのクライアントマシンでは、そのカタログ情報を参照して、今の段階でどの部品を交換することが好ましいかを知ることができる。
ここで、上記本発明のサーバマシンは、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有するものであって、カタログ検索部は、そのカタログデータベースを検索するものであってもよく、あるいは、上記通信回線には、さらに、本発明のサーバマシンとは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、カタログ検索部は、上記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせて、その所望のカタログ情報を入手するものであってもよい。
また、上記本発明のサーバマシンにおいて、カタログ検索部はカタログ情報を複数箇所から検索するものであってそのカタログ情報は価格情報を含むものであり、カタログ検索部は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであることが好ましい。
こうすることにより、クライアントマシンに対し、交換品を、例えば最も安価な価格で紹介することができる。
さらに、上記本発明のサーバマシンは、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、そのカタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける購入申込受付部を備えたものであることが好ましい。
この購入申込受付部を備えることにより、サーバマシンは、情報提供サービスに加え、交換品の販売サービスも合わせて行なうことができる。
また、上記目的を達成する本発明のクライアントマシンは、通信回線を介在させてサーバマシンに接続されそのサーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシンであって、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させてサーバマシンに送信する情報送信部と、
情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記カタログ出力部は、表示画面上に出力(表示)するものであってもよく、プリンタ等によりプリント出力するものであってもよく、そのクライアントマシンのユーザに認識されるように出力するものであればどのような形態で出力するものであってもよい。
本発明のクライアントマシンは、自分のクライアントマシンを監視し自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得してサーバマシンに送信するものであるため、自分のクライアントマシンのハードウェアの状態に適合したカタログ情報を受け取ることができ、障害が生じるおそれのある箇所を事前に知り、部品交換等、事前の対処が可能となる。
ここで、上記本発明のクライアントマシンにおいて、カタログ受信部で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きを行なう購入申込部を備えることが好ましい。
この購入申込部を備えて、通信回線を経由して購入申込みを行なうことができるようにすることで、そのカタログ情報に掲載された交換品を簡便に購入することができる。
また、上記目的を達成する本発明のサーバクライアントシステムは、通信回線を介在させて相互に接続された、情報を提供するサーバマシンとそのサーバマシンからの情報の提供を受けるクライアントマシンとを有するサーバクライアントシステムであって、
上記サーバマシンは、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
カタログ検索部で検索されたカタログ情報をそのクライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたものであり、
上記クライアントマシンは、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させてサーバマシンに送信する情報送信部と、
情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたものであることを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明のサーバプログラムは、通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、クライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムであって、
上記コンピュータを、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
カタログ検索部で検索されたカタログ情報をクライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたサーバマシンとして動作させるものであることを特徴とする。
ここで、上記本発明のサーバプログラムにおいて、情報受信部は、クライアントマシンから、ハードウェア情報として、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を受信するものであって、カタログ検索部は、情報受信部で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化したそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するものであることが好ましい。
ここで、上記サーバマシンは、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有し、カタログ検索部は、そのカタログデータベースを検索するものであってもよく、あるいは、上記通信回線には、さらに、上記サーバマシンとは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、カタログ検索部は、上記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせて、その所望のカタログ情報を入手するものであってもよい。
また、上記本発明のサーバプログラムにおいて、前記カタログ検索部はカタログ情報を複数箇所から検索するものであってそのカタログ情報は価格情報を含むものであり、カタログ検索部は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであることも好ましい形態である。
さらに、上記本発明のサーバプログラムは、上記コンピュータを、さらに、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、そのカタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける購入申込受付部を備えたサーバマシンとして動作させるものであることが好ましい。
また、上記目的を達成する本発明のクライアントプログラムは、通信回線を介在させてサーバマシンに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、サーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムであって、
上記コンピュータを、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させてサーバマシンに送信する情報送信部と、
情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とする。
ここで、上記本発明のクライアントプログラムは、さらに、カタログ受信部で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きを行なう購入申込部を備えたクライアントマシンとして動作させるものであることが好ましい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、サーバクライアントシステムの模式図である。
ここには、サーバマシンとして動作する1台のコンピュータ100と、そのコンピュータ100に通信回線600を介して接続された、クライアントマシンとして動作する3台のコンピュータ300,400,500が例示的に示されている。通信回線600は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのいずれでもよい。
1台のコンピュータ100には、サーバプログラムがインストールされ、3台のコンピュータ300,400,500には、クライアントプログラムがそれぞれインストールされて、それぞれ、サーバマシン、クライアントマシンとして動作するる。
これらのコンピュータ100,300,400,500としては、一般にワークステーションまたはパーソナルコンピュータと呼ばれるコンピュータを用いることができる。この図1に示すシステムでは、コンピュータ300は、いわゆるノート型パーソナルコンピュータが用いられている。
これらの各コンピュータ100,300,400,500は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101,301,401,501、本体部101,301,401,501からの指示により表示画面102a,302a,402a,502a上に画像や文字列を表示する表示部102,302,402,502、各コンピュータ100,300,400,500に利用者の指示を入力するためのキーボード103,303,403,503、表示画面102a,302a,402a,502a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示をポインティングデバイス(コンピュータ100,400,500の場合はマウス104,404,504、コンピュータ300の場合はトラックパッド304)を備えている。
本体部101,301,401,501は、さらに外観上、フレキシブルディスク(図示せず)、CD−ROM700が装填されるフレキシブルディスク装填口101a,301a,401a,501a、CD−ROM装填口101b,301b,401b,501bを有しており、それらの内部には、それらの装填口101a,301a,401a,501a、101b,301b,401b,501bから装填されたフレキシブルディスクやCD−ROM700をドライブしてアクセスするフレキシブルディスクドライブやCD−ROMドライブも内蔵されている。
図2は、図1に外観を示したコンピュータのハードウェア構成図である。ここでは代表的にコンピュータ100を取り上げて説明するが、コンピュータ300,400,500も基本的に同様の構成を有する。
図2のハードウェア構成図には、CPU111、RAM112、ハードディスクコントローラ113、フレキシブルディスクドライブ114、CD−ROMドライブ115、マウスコントローラ116、キーボードコントローラ117、ディスプレイコントローラ118、および通信用ボード119が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
フレキシブルディスクドライブ114、CD−ROMドライブ115は、図1を参照して説明したように、それぞれフレキシブルディスク装填口101aおよびCD−ROM装填口101bから装填されたフレキシブルディスク710、CD−ROM700をアクセスするものである。通信用ボード119は通信回線600に接続される。
また、図2には、ハードディスクコントローラ113によりアクセスされるハードディスク120、マウスコントローラ116により制御されるマウス104、キーボードコントローラ117により制御されるキーボード103、およびディスプレイコントローラ118により制御されるCRTディスプレイ102も示されている。
ここで、ノート型パーソナルコンピュータであるコンピュータ300には、いわゆるスマートバッテリが搭載されており、ある程度の長い時間、そのスマートバッテリからの電力だけで動作することができる。このスマートバッテリは、自分自身を監視し自分自身の劣化の程度を認識することができる二次電池である。
以上説明した各コンピュータ100,300,400,500のCD−ROM装填口101b,301b,401b,501bに、以下に説明するサーバプログラムまたはクライアントプログラムを記憶したサーバプログラム記憶媒体またはクライアントプログラム記憶媒体であるCD−ROM700を装填して、CD−ROM700に記憶されたサーバプログラムをコンピュータ100にインストールし、クライアントプログラムを3台のコンピュータ300,400,500にインストールすることにより、それぞれサーバマシンおよびクライアントマシンが構築され運用される。
ただし、サーバプログラム、クライアントプログラムは、CD−ROMを介在させることなく、図1に示すコンピュータ100、コンピュータ300,400,500のそれぞれのハードディスク内に最初からインストールされているものであってもよく、あるいは、コンピュータ100(サーバマシン)に保存されているクライアントプログラム、あるいは他の装置に保存されているクライアントプログラムを、通信回線600を経由してコンピュータ300,400,500に送信してもよい。あるいは、クライアントプログラムは、CD−ROM以外の、例えばフレキシブルディスクやその他の可搬型記憶媒体に記録され、それを読み出してコンピュータ300,400,500にアップロードするようにしてもよい。
次に、本発明の一実施形態のサーバプログラムおよびクライアントプログラムについて説明する。
図3は、本発明のサーバプログラムの一実施形態の概略構成図である。
このサーバプログラム20は、サーバプログラム記憶媒体10に記憶されている。このサーバプログラム記憶媒体10は、サーバプログラム20が記憶されているCD−ROMや、そのCD−ROM等からサーバプログラム20がインストールされてそのサーバプログラム20を記憶した状態にある、図1に示すコンピュータ100のハードディスク120(図2参照)等を代表的に指標するものである。
このサーバプログラム20は、図1に示すコンピュータ100にインストールされて実行され、そのコンピュータ100をサーバマシンとして動作させるものであり、情報受信部21、カタログ検索部22、カタログ送信部23、および購入申込受付部24から構成されている。
ここで、情報受信部21は、クライアントマシンとして動作する、図1に示す各コンピュータ300,400,500のそれぞれのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線600(図1参照)を経由して受信するものである。この実施形態では、ハードウェア情報として、特に、それぞれのクライアントマシン(コンピュータ)を構成する部品あるいはそれぞれのクライアントマシン(コンピュータ)自体の劣化に相関のある情報が採用されている。
また、カタログ検索部22では、情報受信部21で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する部品あるいはそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報が検索される。
本実施形態では、ハードウェア情報として、クライアントマシンを構成する部品あるいはクライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を採用しており、カタログ検索部22では、情報受信部21で受信したクライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、そのクライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化したそのクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報が検索対象となる。
ここで、サーバマシン(図1に示すコンピュータ100)は、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有し、カタログ検索部22は、そのカタログデータベースを検索するものであってもよく、あるいは、通信回線600には、さらに、上記サーバマシン(コンピュータ100)とは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、カタログ検索部22は、上記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせてその所望のカタログ情報を入手するものであってもよく、それら双方を行なうものであってもよい。
また、カタログ検索部22は、カタログ情報を複数箇所から検索するものであってそのカタログ情報は価格情報を含むものであり、カタログ検索部22は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであってもよい。
上記のようにしてカタログ検索部22で検索されたカタログ情報は、カタログ送信部23により、そのカタログ情報検索の基になったハードウェア情報を送信してきたクライアントマシン(図1のコンピュータ300,400,500のいずれか)に向けて通信回線600を介して送信される。
また、購入申込受付部24は、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、そのカタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける。
図4は、本発明のクライアントプログラムの一実施形態の概略構成図である。
このクライアントプログラム40は、クライアントプログラム記憶媒体30に記憶されている。このクライアントプログラム記憶媒体30は、図3に示すサーバプログラム記憶媒体10と同様、クライアントプログラム40が記憶されているCD−ROMや、そのCD−ROM等からクライアントプログラム40がインストールされてそのクライアントプログラム40を記憶した状態にある、図1に示すコンピュータ300,400,500のハードディスク等を代表的に指標するものである。
このクライアントプログラム40は、図1に示すコンピュータ300,400,500のそれぞれにインストールされ、各コンピュータ300,400,500を各クライアントマシンとして動作させるものである。このクライアントプログラム40は、監視部41、情報送信部42、カタログ受信部43、カタログ出力部44、および購入申込部45から構成されている。
ここで、監視部41は、自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得するものであり、この監視部41で取得したハードウェア情報は、情報送信部42により、通信回線を介在させて、サーバマシンに送信される。
またカタログ受信部43は、情報送信部42からのハードウェア情報の送信に応答してサーバマシンから送信されてきた、クライアントマシンを構成する部品あるいはクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するものである。このカタログ受信部43で受信されたカタログ情報はカタログ出力部44により出力される。
このカタログ出力部44によるカタログ情報の出力は、そのカタログ情報の内容がそのクライアントマシンに認識されるように出力するものであればその出力形態の如何を問うものではないが、本実施形態では、そのクライアントマシン(図1のコンピュータ300,400,500)の表示画面302a,402a,502a上に、そのカタログ情報に基づく画面が表示される。
また、購入申込部45では、カタログ受信部43で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きが行なわれる。
図5は、本発明のサーバマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
この図5に示すサーバマシン50は、図1に示すコンピュータ100に図3に示すサーバプログラム20がインストールされて実行されることによりそのコンピュータ100内に構築されるものである。
このサーバマシン50には、情報受信部51、カタログ検索部52、カタログ送信部53、および購入申込受付部54が備えられている。
ここで、このサーバマシン55は、カタログ情報が格納されたカタログデータベース55を有し、カタログ検索部52はそのサーバマシン55内のカタログデータベース55を検索するように構成されているが、カタログデータベース55はこのサーバマシン50とは別の、通信回線600(図1参照)に接続された図示しないサーバマシンに格納され、カタログ検索部52はその外部のサーバマシンに所望のカタログ情報有無を問い合わせるものであってもよい。
ここで、このサーバマシン50を格納する情報受信部51、カタログ検索部52、カタログ送信部53、および購入申込受付部54は、それぞれ、図3に示すサーバプログラム20を構成する情報受信部21、カタログ検索部22、カタログ送信部23、および購入申込受付部24に対応するが、図5のサーバマシン50を構成する各部51〜54は、図1に示すコンピュータ100のハードウェアとそのコンピュータ100内で動作するソフトウェアとの複合で構成されているのに対し、図3のサーバプログラム20を構成する各部21〜24は、そのハードウェアとソフトウェアのうちの、アプリケーションプログラムの部分のみで構成されている。
図5のサーバマシン50の各部51〜54の作用は、図3のサーバプログラム20が図1のコンピュータ100にインストールされて実行されたときのサーバプログラム20の各部21〜24の作用とそれぞれ同一であり、ここでは重複説明は省略する。
図6は、本発明のクライアントマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
この図6に示すクライアントマシン60は、図1に示すコンピュータ300、400、500のいずれか(ここではコンピュータ300で代表させる)に、図4に示すクライアントプログラム40がインストールされ実行されることによりそのコンピュータ300内に構築されるものである。
このクライアントマシン60には、監視部61、情報送信部62、カタログ受信部63、カタログ出力部64、および購入申込部65が備えられている。ここで、このクライアントマシン60を構成する、監視部61、情報送信部62、カタログ受信部63、カタログ出力部64、および購入申込部65は、それぞれ、図4に示すクライアントプログラム40を構成する、監視部41、情報送信部42、カタログ受信部43、カタログ出力部44、および購入申込部45に対応するが、図6のクライアントマシン60を構成する各部61〜65は、図1に示すコンピュータ300(ここではコンピュータ300で代表させている)のハードウェアとそのコンピュータ300内で動作するソフトウェアとの複合で構成されるのに対し、図4のクライアントプログラム40を構成する各部41〜45は、そのハードウェアとソフトウェアのうちの、アプリケーションプログラムの部分のみで構成されている。
図6のクライアントマシン60の各部61〜65の作用は、図5のサーバマシン50の場合と同様、図4のクライアントプログラム40が図1のコンピュータ300にインストールされて実行されたときのクライアントプログラム40の各部41〜45の作用とそれぞれ同一であり、ここでは、重複説明は省略する。
以下、本発明の実施形態をさらに具体的に説明する。
図7は、本発明の一実施形態としてのサーバクライアントシステムを示す図である。
ユーザPC(パーソナルコンピュータ)70は本発明にいうクライアントマシンの一例に相当するものであり、ここでは1台で代表させている。このユーザPC70はインターネット90を介在させてサーバ80と相互に接続されている。このサーバ80は、本発明にいうサーバマシンの一例に相当するものであり、インターネット90は本発明にいう通信回線の一例に相当するものである。
ユーザPC70には本発明のクライアントプログラムの一例であるハードウェア監視プログラム72が搭載されており、このハードウェア監視プログラム72は、ユーザPC70の起動時に自動的に起動されてメモリに常駐する。
このメモリに常駐したハードウェア監視プログラム72は、ユーザPC70内の監視対象装置73(例えばバッテリ、ハードディスクなど)に関する異常(例えばバッテリの劣化やハードディスクのシークエラーなど)を監視する。
ハードウェア監視プログラム72が監視対象装置73の異常を検出すると、その検出された異常に関する情報(本発明にいうハードウェア情報の一例)を、問題/障害データベース71に保存するとともに、異常が検出されたことを表示画面にダイアログボックス74を表示させ、ユーザの閲覧に供される。
図8は、図7に1つのブロックで示すダイアログボックス74の一例を示す図である。
この図8は、バッテリが劣化したときに表示されるダイアログボックスである。このダイアログボックスには異常が検出されたことに対する問題解決のために参照すべきURLが記載されている。ユーザは、このダイアログボックス中の「ウェブページを開く」ボタンを押すことにより、そのURLをブラウザで開くことができる。
ユーザがブラウザでURLを開くと、そのブラウザにより、問題/障害データベース71の内容がインターネット90を介してサーバ80に通知される。
サーバ80では、受信した問題/障害データベースの内容の解析が行なわれ、ユーザPC70で発生している問題が特定される。さらにサーバ80では、カタログ情報が格納されているカタログデータベース81が検索され、問題が発生した装置の代替品のカタログ情報が掲載されてその代替品を販売するウェブページが生成されこのようにしてユーザ向けにカスタマイズされたウェブページが生成されたことが、ブラウザ上でユーザPC70に通知される。
ユーザPC70は、上記の通知を受け、生成されたウェブページにアクセスすることにより、ユーザは、問題が発生した装置の代替品のカタログを閲覧し、その代替品の購入手続を行なうことができる。
このような手順を踏むことにより、通常では問題を検出しづらい段階、例えばバッテリの劣化が始まったが目に見える問題は未だ発生していない段階)で問題のある装置を知り、その代替品を調べて購入することができ、目に見える問題の発生を未然に回避することができる。
図9は、図7のユーザPC70に常駐するハードウェア監視プログラム72のフローチャートである。
ハードウェア監視プログラム72は、ハードウェア監視メインプログラム72Aと、タイマイベント発生で作動するタイマコールバック72Bと、タイマイベント以外のイベントで発生するイベント監視コールバック72Cとで構成されている。図9には、タイマコールバック72B、イベント監視コールバック72Cが1つずつ示されているが、これは代表的に示したものであり、監視内容に応じて、タイマコールバック72B、イベント監視コールバック72Cはいくつ存在していてもよい。
このハードウェア監視プログラム72は、ユーザPCのシステム起動時にメモリに常駐し、ハードウェア監視メインプログラム72Aは監視タイマを開始し(ステップa1)、イベント監視コールバックを設定し(ステップa2)、問題発生まで待機する(ステップa3)。ステップa1で監視タイマが開始されると、所定の時間間隔、例えば1分おきにタイマイベントが発生し、タイマコールバック72Bが動作して、本実施形態では、バッテリの劣化状態を表わす情報が取得され(ステップa21)、劣化が発生しているか否かが判定される(ステップa22)。バッテリに劣化が発生していなければそのままタイマコールバックが終了し、バッテリに劣化が発生していたときは、ハードウェア監視メインプログラム72Aに問題が発生したことが通知される。
また、ステップa2でイベント監視コールバックが設定されると、ここに示す例では、ハードディスクのシークエラーの発生によりイベント監視コールバック72Cが動作して、そのイベント(ここではハードディスクのシークエラー)に応じた情報が生成される(ステップa31)、その生成された情報がハードウェア監視メインプログラム72Aに通知される。
ハードウェア監視メインプログラム72Aは、問題発生の通知を受けると、問題の情報を特定フォーマットに変換して問題/障害データベース71(図7参照)に保存し(ステップa4)、ダイアログボックス74(図7、図8参照)を開くことによりユーザに問題の発生を通知し(ステップa5)、再び待機状態となる(ステップa3)。これを繰返すことにより、図7に示すユーザPC70内の監視対象装置73の監視が行なわれる。
図10は、図7に示す問題/障害データベース71に保存される情報のフォーマットを示す図、図11は、「Device」の一覧を示す図、図12は、「Status」の一覧を示す図である。
問題/障害データベース71には、図10に示すように「Device」=「Status」のフォーマットで情報が格納される。ここで、「Device」は、図11に示すように、監視対象装置を表わしており、「Status」は、図12に示すように、その監視対象装置に発生した問題の状況を表わしている。
図10には、抽象的に「Device1」=「Status1」、「Device2」=「Status2」が示されているが、実際には、例えば「SMARTBATT」=「FATIGUED」、「HDD」=「SEEKERROR」等であり、「SMARTBATT」=「FATIGUED」は、スマートバッテリに装置疲労(劣化)が生じていること、「HDD」=「SEEKERROR」、「MACHINE」=「PASOCPN−ABC」はハードディスクにシークエラーが発生したこと、「MACHINE」=「PASOCPN−ABC」は図7のユーザPC70として使用しているコンピュータがPASOCPN−ABCという名称のコンピュータであって、そのコンピュータがかなり使い古されて全体に劣化が生じてきていることを表わしている。ユーザPC全体としての劣化は、例えばCPUの稼動累積時間等から判定される。
図13は、図7のサーバ80内で実行される処理フローを示す図である。
ユーザが、図8に例示するようなダイアログボックスの「ウェブページを開く」ボタンをマウスクリックすると、そこに示されるウェブページへのアクセスが行なわれる(ステップb1)。
すると、サーバ80では、これから生成しようとするウェブページの初期化が行なわれ(ステップb2)、クライアント(ユーザPC70)の問題/障害データベース71に保有されている、全ての「DeviceX」情報、全ての「StatusX」情報が処理されるまで、ステップb3〜b5のループが行なわれる(ステップb3)。すなわち、ステップb4では、サーバ内のデータベースが「DeviceX+StatusX」のキーワードで検索され、サーバ内のデータベース内にそのキーワードに対応する情報が存在する場合は、ステップb5に進んで、その検索されたウェブページの内容が、生成しようとしているウェブページに追加される。この検索されたウェブページには、「DeviceX+StatusX」に対する代替品のカタログ情報が含まれている。
クライアント(ユーザPC70)の問題/障害データベース71に保有されている全ての「DeviceX」、「StatusX」についてのループが終了すると(ステップb2)、ステップb6に進み、完成したウェブページのリンクを、クライアント(ユーザPC70)のブラウザに表示させ、これにより、クライアント側でそのウェブページを表示することができるようになる(ステップb6)
図14は、サーバ内データベースに格納された情報のデータ構造を示す図、図15は、そのデータベースに格納された情報の具体例を示す図である。
図14に示すように、1つの情報は、「DeviceX」と「StatusX」と「URL」とで構成されている。「DeviceX」の欄には、クライアント環境で問題が発生している装置の略称(図11参照)が記入され、「StatusX」の欄には、クライアント環境で発生している問題の略称(図12参照)が記入され、「URL」の欄には、そこに示す「DeviceX」に「StatusX」の問題が発生した場合にユーザに通知すべき内容が書かれているウェブページのURLが記入されている。
具体的には、例えば、図15の「データ1」の欄には、「DeviceX」、「StatusX」、「URL」としてそれぞれ「SMARTBATT」、「FATIGUED」、「http://www.netstore−wedbmart.com/BATTERY」が示されている。
図16は、ダイアログボックスが表示された後のフローを示した図である。
ユーザが、ハードウェア監視プログラムが表示したダイアログボックスの「ウェブページを開く」ボタンを選択すると、その「ウェブページを開く」ボタンの押下が、ハードウェア監視プログラムにより検出され、ユーザPCのOS(オペレーションシステム)の機能により特定のウェブページ(ここではウェブページA)を開く処理が行なわれて、表示画面上にウェブページAが表示される。
ここで、図8に示すように、同ダイアログボックスにはウェブページAのURLが明記されているので、ユーザは「ウェブページを開く」ボタンを使用しなくとも、手動によりウェブページAを開くことも可能である。
ウェブページAは、クライアントマシン(ユーザPC)上で発生している問題が、サーバ上で解析され、その結果生成されたものである。ウェブページAには、クライアントマシン上で発生した問題点に対応する、代替品を斡旋するウェブページであるウェブページBおよびウェブページCのいずれかへジャンプするための選択肢が用意されている。このウェブページAは、クライアントマシン上で発生している問題に応じて生成されるものであるから、この選択肢の数と内容は、クライアントマシン上で発生している問題により異なる。各選択肢は、その問題が発生した装置の代替品を斡旋するウェブページへの誘導が目的であり、それぞれ、製品の斡旋ウェブページにジャンプする機能を持つ。図16の例では、バッテリおよびハードディスクに関する問題がクライアントマシン上で発生したことを想定し、ウェブページAにはバッテリ交換およびハードディスク交換の選択肢が表示されている。
ウェブページB、ウェブページCは、製品の斡旋を行なうウェブページである。それぞれのページには1つのカテゴリに対する製品の一覧が表示される。図16の例では、ウェブページBはバッテリ交換に対応する製品斡旋のウェブページであり、そのウェブページBにはバッテリ製品の一覧が表示される。また、ウェブページCはハードディスク交換に対応する製品斡旋のウェブページであり、そのウェブページCにはハードディスク製品の一覧が表示される。この他にも、必要に応じて、クライアントマシン先で発生する問題に対応する各種製品の斡旋ウェブページが、ウェブページB、ウェブページCと同様に用意される。
ウェブページB、ウェブページC上で、ユーザが製品を選択した場合、ウェブページDへジャンプする。ウェブページDは、ウェブページB上あるいはウェブページC上で選択された製品の一覧を表示し、ユーザに確認を催すためのウェブページである。ユーザは、自分が選択した製品に間違いがないことを、ここで確認することができる。
ウェブページDには、購入ボタンが用意されており、選択した製品に間違いがないことを確認したユーザが、購入ボタンを押すと、実際の製品購入手続きを行なうウェブページであるウェブページEにジャンプする。
ウェブページEは、製品購入の手続きを行なうウェブページであり、用意されている手順にしたがって配送先や支払い方法の指定が行なわれる。ウェブページEに用意されている「決定」ボタンが押下されると、そのウェブページEに書き込まれた情報がサーバ70(図7参照)を経由して販売元に送信され、製品送付や集金が行なわれる。
以上、ユーザPCの表示画面に表示されるウェブページに関する要点を述べたが、上記手順はブラウザ上で行なわれているため、ブラウザが持つ「進む」、「戻る」機能により、各ウェブページ間を行き来したり、途中で中断して他のウェブページへ移動したり、インターネット接続自体を中断することも可能である。このような一般的操作については、冗長であるため、説明を割愛する。
図17は、図16中のウェブページAの例を示す図である。
この図17中の「バッテリを交換する」はバッテリの劣化の問題に対応する選択肢、「ハードディスクを交換する」はハードディスクのシークエラーの問題に対応する選択肢である。これらの選択肢は、画面上では図のようにユーザに判り易いよう表現されるが、その実体はURLであり、ユーザがブラウザ上で選択することにより、バッテリの製品斡旋ウェブページへとジャンプする。更に複数の問題点がある場合や、問題点が1つの場合など、選択肢の数は問題の数に応じて増減する。
図18は、図16中のウェブページBの例を示す図である。ウェブページBは、例えばバッテリの斡旋を行なうページであり、ウェブページB上には斡旋を行なう製品のカタログが表示される。実際に斡旋する製品の内容や製品の数は、場合により異なる。ユーザは望む製品を選択することにより、ウェブページDへジャンプすることができる。
図19は、図16中のウェブページCの例を示す図である。ウェブページCは、ここでの説明で、製品斡旋ページが複数ある場合の例を示すためのものであり、その詳細はウェブページCと同様である。
図20は、図16中のウェブページDの例を示す図である。ウェブページDは、ウェブページB、ウェブページCでユーザが選択した製品の一覧を表示して確認を促すためのウェブページである。ここに示す例は、ユーザがウェブページCでハードディスク1を選択した場合のものであり、この内容はユーザの選択に応じて変化する。このウェブページには「購入」ボタンが用意されており、選択した製品を確認したユーザが「購入」ボタンを押下することにより、ウェブページEへジャンプし、購入手続きを取ることができる。
また、例えば確認の結果、思った製品ではなかった場合にその製品を一覧から削除する「削除」ボタンを用意することも可能である。また、複数の製品を選択しやすいよう、ウェブページAへジャンプするための「他の問題も解決する」ボタンを用意することも可能である。
図21は、図16中のウェブページEの例を示す図である。ウェブページEは、ウェブページDで購入する製品の確認を行なったユーザが、製品の配送先や、支払い方法の決定など、購入手続きを行なうためのページである。
このウェブページには、配送先を指定するための入力欄や支払いの為のクレジットカード番号を指定するための入力欄が示されている。
ここに示す例では、最低限である配送先入力欄とクレジットカード番号入力欄のみが用意されているが、その他にも例えば、配送日時の指定や代金引き換え等他の支払い方法の指定など、販売元で選択可能なサービス内容に応じた情報の入力欄が用意される。
各入力欄への入力が完了したユーザは、「決定」ボタンを押下することにより、購入手続きを完了する。「決定」ボタンが押下されると、ウェブページEでのユーザ入力項目がサーバ80(図7参照)を経由して販売元に送付され、製品の発送や集金が行なわれる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。以下では、これまで述べてきた実施形態と比べ異なる部分についてのみ説明する。
図22は、サーバ内データベースの1つの情報欄を示す図である。
この図22に示すURLは、CGIに向けられたURLであり、このCGIへのURLが参照されると、サーバによりそのCGIが起動される。このCGIは、サーバ上で動作するプログラムであり、ウェブ上のデータベースへアクセスし、その結果を取得することができるものである。ここでは、図7のサーバマシン80と提携しているいくつか(ここでは、図23に示すようにサーバAとサーバBの2つ)のサーバマシンがインターネット90(図7参照)に接続されており、このCGIでは、提携先ウェブサイトのサーバにアクセスし、同じ製品を最も安価に販売しているサイトが検出される。
図23は、図22のCGIが起動される場合の、サーバ内で動作するカタログ選択の処理(図7参照)を示す図である。
CGIが起動されると(ステップc1)、「現在の復帰値」に自社(このサーバ80の運営会社)のウェブ販売サイトが設定され(ステップc2)、次に、以下のようにして全ての提携先ウェブサイトの検索が行なわれる(ステップc3)。すなわち、ある1つのウェブサイトの検索が終了すると、次の提携先ウェブサイトのサーバ内のデータベースがアクセスされて対象装置の値段の情報が取得され(ステップc4)、「現在の復帰値」に記録されているウェブ販売サイトでの値段より安価であるか否かが判定され(ステップc5)、今回検索したウェブサイトの方が安価の場合、今回検索したウェブサイトのURLが「現在の復帰値」として設定される(ステップc6)。
全ての提携先ウェブサイトの検索が終了すると(ステップc3)、各ウェブサイトに対応して設けられている参照カウンタのうちの、「現在の復帰値」に記録されているウェブサイトの参照カウンタを1だけ増加させ(ステップc7)、「現在の復帰値」が復帰される(ステップc8)。図7のサーバ80のウェブページの生成のステップでは、上記CGIからの復帰情報である「現在の復帰値」が参照され、同じ装置を最も安価に販売しているウェブサイトのURLが、自分のサーバ内のデータベースのURLに代わって採用(ユーザPCのブラウザ上に表示)される。これにより、ユーザは同じ装置を安価に購入することが可能となる。
また、図23のステップC7で「現在の復帰値」のウェブサイトの参照カウンタを増加させるのは、このサーバ80の運営会社が、提携ウェブサイトの運営会社からその参照カウンタのカウント値に応じたマージンを得るためである。このマージンは、提携ウェブサイトのURLがユーザに示されることによりその提携ウェブサイトの運営会社のビジネスチャンスが増えることとなり、その対価としてのマージンである。
以上の実施形態では、クライアントマシンはユーザPC(パーソナルコンピュータ)であるとして説明してきたが、本発明にいうクライアントマシンはいわゆるコンピュータに限定されるものではなく、インターネット等の通信回線に接続される機器であればどのような機器であっても本発明にいうクライアントマシンになり得る。
例えば、近年、一般の家庭電化製品(家電製品)のインターネット接続が注目されてきており、例えばビデオデッキでは、インターネットによる遠隔録画予約や、ウェブからの番組情報の取得を目的としたインターネット接続、冷蔵庫では、冷蔵庫に収納される品物の在庫管理から発注までを目的としたインターネット接続などの製品化が計画されている。
これら家電製品においてもHTTPプロトコルやブラウザを使用したユーザインタフェースが用いられることから、監視対象装置をそれぞれの家電製品に合わせてカスタマイズすることにより、それらのインターネット接続された一般家電も本発明のクライアントマシンとして動作させることができる。
図24は、ハードディスク録画を行なうビデオデッキをサポートするためのサーバ内データベースの例を示す図である。
ここには、そのビデオデッキのハードディスクにシークエラーが発生したときのそのハードディスクの代替品を示すURLが示されている。
【図面の簡単な説明】
図1は、サーバクライアントシステムの模式図である。
図2は、コンピュータのハードウェア構成図である。
図3は、本発明のサーバプログラムの一実施形態の概略構成図である。
図4は、本発明のクライアントプログラムの一実施形態の概略構成図である。
図5は、本発明のサーバマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
図6は、本発明のクライアントマシンの一実施形態の機能ブロック図である。
図7は、本発明の一実施形態としてのサーバマシンクライアントシステムを示す図である。
図8は、図7に1つのブロックで示すダイアログボックスの一例を示す図である。
図9は、図7のユーザPCに常駐するハードウェア監視プログラムのフローチャートである。
図10は、図7に示す問題/障害データベースに保存される情報のフォーマットを示す図である。
図11は、「Device」の一覧を示す図である。
図12は、「Status」の一覧を示す図である。
図13は、図7のサーバ内で実行される処理フローを示す図である。
図14は、サーバ内データベースに格納された情報のデータ構造を示す図である。
図15は、サーバ内データベースに格納された情報の具体例を示す図である。
図16は、ダイアログボックスが表示された後のフローを示した図である。
図17は、図16中のウェブページAの例を示す図である。
図18は、図16中のウェブページBの例を示す図である。
図19は、図16中のウェブページCの例を示す図である。
図20は、図16中のウェブページDの例を示す図である。
図21は、図16中のウェブページEの例を示す図である。
図22は、サーバ内データベースの1つの情報欄を示す図である。
図23は、図22のCGIが起動される場合の、サーバ内で動作するカタログ選択の処理(図7参照)を示す図である。
図24は、ハードディスク録画を行なうビデオデッキをサポートするためのサーバ内データベースの例を示す図である。
Claims (15)
- 通信回線を介在させてクライアントマシンに接続され該クライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシンにおいて、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
前記情報受信部で受信した前記クライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、該クライアントマシンを構成する部品あるいは該クライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
前記カタログ検索部で検索されたカタログ情報を前記クライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたことを特徴とするサーバマシン。 - 前記情報受信部は、前記クライアントマシンから、前記ハードウェア情報として、該クライアントマシンを構成する部品あるいは該クライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を受信するものであって、
前記カタログ検索部は、前記情報受信部で受信した前記クライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、該クライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化した該クライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するものであることを特徴とする請求項1記載のサーバマシン。 - 前記サーバマシンは、カタログ情報が格納されたカタログデータベースを有し、前記カタログ検索部は、該カタログデータベースを検索するものであることを特徴とする請求項1記載のサーバマシン。
- 前記通信回線には、さらに、前記サーバマシンとは異なる、カタログ情報を提供する他のマシンが接続されたものであって、
前記カタログ検索部は、前記他のマシンに対し所望のカタログ情報の存在を問い合わせて該所望のカタログ情報を入手するものであることを特徴とする請求項1記載のサーバマシン。 - 前記カタログ検索部はカタログ情報を複数箇所から検索するものであって該カタログ情報は価格情報を含むものであり、
前記カタログ検索部は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであることを特徴とする請求項1記載のサーバマシン。 - カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、該カタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける購入申込受付部を備えたことを特徴とする請求項1記載のサーバマシン。
- 通信回線を介在させてサーバマシンに接続され該サーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシンにおいて、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
前記監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させて前記サーバマシンに送信する情報送信部と、
前記情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答して前記サーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
前記カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたことを特徴とするクライアントマシン。 - 前記カタログ受信部で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きを行なう購入申込部を備えたことを特徴とする請求項7記載のクライアントマシン。
- 通信回線を介在させて相互に接続された、情報を提供するサーバマシンと該サーバマシンからの情報の提供を受けるクライアントマシンとを有するサーバクライアントシステムにおいて、
前記サーバマシンは、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
前記情報受信部で受信した前記クライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、該クライアントマシンを構成する部品あるいは該クライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
前記カタログ検索部で検索されたカタログ情報を前記クライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたものであり、
前記クライアントマシンは、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
前記監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させて前記サーバマシンに送信する情報送信部と、
前記情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答して前記サーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
前記カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたものであることを特徴とするサーバクライアントシステム。 - 通信回線を介在させてクライアントマシンに接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該クライアントマシンに対し情報を提供するサーバマシンとして動作させるサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
クライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を通信回線を経由して受信する情報受信部と、
前記情報受信部で受信した前記クライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、該クライアントマシンを構成する部品あるいは該クライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するカタログ検索部と、
前記カタログ検索部で検索されたカタログ情報を前記クライアントマシンに向けて通信回線を介して送信するカタログ送信部とを備えたサーバマシンとして動作させることを特徴とするサーバプログラム。 - 前記情報受信部は、前記クライアントマシンから、前記ハードウェア情報として、該クライアントマシンを構成する部品あるいは該クライアントマシン自体の劣化に関係のある情報を受信するものであって、
前記カタログ検索部は、前記情報受信部で受信した前記クライアントマシンのハードウェア情報に基づいて、該クライアントマシンを構成する劣化した部品あるいは劣化した該クライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を検索するものであることを特徴とする請求項10記載のサーバプログラム。 - 前記カタログ検索部はカタログ情報を複数箇所から検索するものであって該カタログ情報は価格情報を含むものであり、
前記カタログ検索部は、所望のカタログ情報を、カタログ情報中の価格情報を参照して検索するものであることを特徴とする請求項10記載のサーバプログラム。 - 前記コンピュータを、さらに、カタログ情報が送信されたクライアントマシンからの、該カタログ情報に掲載された交換品の、通信回線を経由しての購入申込みを受け付ける購入申込受付部を備えたサーバマシンとして動作させることを特徴とする請求項10記載のサーバプログラム。
- 通信回線を介在させてサーバマシンに接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該サーバマシンから情報の提供を受けるクライアントマシンとして動作させるクライアントプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
自分のクライアントマシンを監視して自分のクライアントマシンのハードウェアの状態を表わすハードウェア情報を取得する監視部と、
前記監視部で取得したハードウェア情報を通信回線を介在させて前記サーバマシンに送信する情報送信部と、
前記情報送信部からのハードウェア情報の送信に応答して前記サーバマシンから送信されてきた、自分のクライアントマシンを構成する部品あるいは自分のクライアントマシン自体の交換品を紹介したカタログ情報を受信するカタログ受信部と、
前記カタログ受信部で受信したカタログ情報を出力するカタログ出力部とを備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とするクライアントプログラム。 - 前記コンピュータを、さらに、前記カタログ受信部で受信したカタログ情報に掲載された交換品の購入申込手続きを行なう購入申込部を備えたクライアントマシンとして動作させることを特徴とする請求項14記載のクライアントプログラム。
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