JP3707949B2 - コンピュータ、コンピュータネットワークシステム及び記録媒体 - Google Patents

コンピュータ、コンピュータネットワークシステム及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータに関し、特にセルフメンテナンスの際の自己診断結果に従って修復が必要な領域と修復する必要が無い領域とを自動的に設定することが可能なコンピュータ及び汎用コンピュータにそのような機能を備えさせるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体に関し、またそのような機能をクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークで相互に接続された複数のコンピュータで実現する場合、更にそのようなコンピュータネットワークシステムに接続されたコンピュータ及び汎用コンピュータをそのようなコンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータのセルフメンテナンスシステムは、データ(アプリケーションファイル,データファイル等)のコピーをバックアップデータとしてバックアップ領域に保存しておき、自己診断を行なった際にあるデータに損傷が生じていることが判明した場合、またコンピュータウィルスに感染した場合等にそのデータをバックアップ領域に保存されているデータで書き換えることにより直ちに修復することを可能にするためのシステムである。
【0003】
一方、近年ではパーソナルコンピュータの性能向上に伴って複数のコンピュータをネットワークで接続したクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークネットワークシステムが普及している。クライアント/サーバシステムにおいては、ユーザの操作ミス、または単純な環境設定ミス等が引金となってネットワークシステム全体に影響するトラブルが発生し易く、そのような場合には、トラブルが解消するまでの間はメンテナンス作業自体が不可能になると共にシステムダウンの状態に陥る虞もある。このような虞はサーバに接続するクライアント数の増加に伴って大きくなるため、ネットワークシステムが大きくなるに伴って、経済的な面での損失も無視出来なくなる。従って、クライアント/サーバシステムでは、孤立して使用されるスタンドアローンのコンピュータに比して、よりセルフメンテナンスが重要になる。
【0004】
更に、クライアント/サーバシステムのような複数のパーソナルコンピュータをクライアント及びサーバとして使用するシステムでは、コンピュータウィルスの伝染が近年の重要な問題となっている。即ち、クライアント/サーバシステムの複数のクライアントの内の一つのパーソナルコンピュータにコンピュータウィルスが侵入すると、ネットワークを介して全てのクライアント及びサーバに伝染するため、重大な損失を招来する。このため、クライアント/サーバシステムを快適に運用するためには、システムのメンテナンスが効率よく行なえることが非常に重要になる。このことはスタンドアローンのコンピュータでも基本的には同様である。
【0005】
このような事情から、クライアント/サーバシステムの個々のコンピュータは勿論のこと、スタンドアローンのコンピュータにおいてもメンテナンスの一環として、それぞれのバックアップ作業、具体的には各コンピュータが使用しているデータ(アプリケーションファイル,データファイル等)のコピーをバックアップデータとして保存しておく作業が実施される。そのようなバックアップデータを保存しておき、セルフメンテナンスを実行することにより、各コンピュータにおいてあるデータに損傷が生じた場合、またコンピュータウィルスに感染した場合等にも直ちに修復することを可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のコンピュータ個々のまたはクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークシステムに接続された各コンピュータのセルフメンテナンスでは、修復の必要が無いデータを予め指定しておくことによりセルフメンテナンスの対象外として扱うようにしてセルフメンテナンスに要する時間を短縮している。しかし、従来は手動でセルフメンテナンスの対象外とすべきデータを設定していたため、予め対象外として容易に認識可能なたとえば、ユーザ自身が作成したワーキングファイル、tempフォルダ等をセルフメンテナンスの対象外として手動で設定することは可能ではあっても、それ以外のデータに関しては高度な知識と技術が要求される。
【0007】
また、近年では個々のコンピュータのOS、またはクライアントOS及びアプリケーションソフトのファイルサイズが大きくなりまたその内容も複雑になっているため、セルフメンテナンス自体に要する時間が長くなっており、更にいずれの領域をセルフメンテナンスの対象とするか、または対象外とするかを一般のユーザのみならずシステムの管理者でも判断することが困難になっている。このため、作業負荷が増大すると共に全体としての作業時間の長時間化を招来し、個々のコンピュータにおいても、またクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークシステムにおいても稼動効率を低下させることになる。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、セルフメンテナンスに際して、セルフメンテナンスの対象外として明確に判明している領域を指定したり、OS及びアプリケーションソフトの情報を調査したり、個人が蓄積した情報を参照して設定内容の見直しを行なったりする必要無しにセルフメンテナンスの対象とすべき領域/対象外とすべき領域を設定することが可能なスタンドアローンのコンピュータ、複数のコンピュータをネットワークで相互に接続したクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークシステム及びそのコンピュータの提供を目的とする。また、それらのコンピュータコンピュータを汎用コンピュータで実現するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体の提供をも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、端的には、スタンドアローンのコンピュータ、またはクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークシステムに接続されたコンピュータにおいて、自己診断結果に伴う修復結果ログを各データに関して集計する手段と、分析のための条件を設定する分析条件ファイルと、修復結果ログを各データに関して集計した結果が条件を満たすか否かを分析する手段と、条件を満たす場合にそのファイルを爾後は修復対象とはしないように設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明に係るコンピュータは、自身が使用するデータのバックアップデータを記憶するバックアップデータ記憶部と、自身が使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定記憶部と、自身が使用するデータの自己診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定記憶部に設定されている情報で特定されるデータを前記バックアップデータ記憶部に保存されているデータで置換して修復する診断修復手段とを備えたコンピュータであって、前記診断修復手段が自己診断を実行する都度、修復したデータを特定する情報を記憶する診断修復結果記憶部と、前記診断修復手段が自己診断を実行する都度、前記診断修復結果記憶部の記憶内容を各データを特定する情報に分類して集計する診断修復結果集計手段と、該診断修復結果集計手段による集計結果を記憶する診断修復結果集計記憶部と、該診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析するための条件を記憶した分析条件記憶部と、前記分析条件記憶部の記憶内容に従って前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析し、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断する診断修復結果分析手段と、該診断修復結果分析手段による分析結果に従って前記診断修復対象設定記憶部の設定内容を変更する診断修復対象設定変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
また本発明に係るコンピュータは上述のようなコンピュータにおいて、前記分析条件記憶部が記憶する条件は、各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする。
【0012】
このような本発明のコンピュータでは、所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、それまでの診断実行時の自己診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。
【0013】
更に本発明に係るコンピュータネットワークシステムは、第1のコンピュータと、該第1のコンピュータが使用するデータのバックアップデータを記憶する第2のコンピュータとがネットワークに接続されたコンピュータネットワークシステムであって、前記第1のコンピュータが使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定記憶部と、前記第1のコンピュータが使用するデータの診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定記憶部に設定されている情報で特定されるデータを前記第2のコンピュータが保存するデータで置換して修復する診断修復部と、前記診断修復部が前記第1のコンピュータの診断を実行する都度、修復されたデータを特定する情報を記憶する診断修復結果記憶部と、前記診断修復部が前記第1のコンピュータの診断を実行する都度、前記診断修復結果記憶部の記憶内容を収集し、各データを特定する情報に分類して集計する診断修復結果収集/集計部と、該診断修復結果収集/集計部による集計結果を記憶する診断修復結果集計記憶部と、前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析するための条件を記憶した分析条件記憶部と、前記分析条件記憶部の記憶内容に従って前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析し、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断する診断修復結果分析部と、該診断修復結果分析部による分析結果に従って前記診断修復対象設定記憶部の設定内容を変更する診断修復対象設定変更部とが前記ネットワークに接続された複数のコンピュータのいずれかに備えられていることを特徴とする。
【0014】
また本発明に係るコンピュータネットワークシステムは上述のようなシステムにおいて、前記分析条件記憶部が記憶する条件は、前記第1のコンピュータに関する各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする。
【0015】
このような本発明のコンピュータネットワークシステムでは、各第1のコンピュータにおいて所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、各第1のコンピュータのそれまでの診断実行時の自己診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。
【0016】
更にまた本発明に係るコンピュータは、診断対象のコンピュータが使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定記憶部と、診断対象のコンピュータが使用するデータの診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定記憶部に設定されている情報で特定されるデータをバックアップデータによって置換して修復する診断修復部と、前記診断修復部が診断を実行する都度、修復したデータを特定する情報を記憶する診断修復結果記憶部とを備えたコンピュータにネットワークを介して接続されたコンピュータにおいて、前記診断修復部が前記診断対象のコンピュータの診断を実行する都度、前記診断修復結果記憶部の記憶内容を収集し、各データを特定する情報に分類して集計する診断修復結果収集/集計部と、該診断修復結果収集/集計部による集計結果を記憶する診断修復結果集計記憶部と、前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析するための条件を記憶した分析条件記憶部と、前記分析条件記憶部の記憶内容に従って前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析し、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断する診断修復結果分析部と、該診断修復結果分析部による分析結果に従って前記診断修復対象設定記憶部の設定内容を変更する診断修復対象設定変更部とを備えたことを特徴とする。
【0017】
また本発明に係るコンピュータは上述のようなサーバコンピュータにおいて、前記分析条件記憶部が記憶する条件は、前記診断対象のコンピュータに関する各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする。
【0018】
このような本発明のコンピュータでは、各診断対象のコンピュータにおいて所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、各診断対象のコンピュータのそれまでの診断実行時の自己診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。
【0019】
更にまた本発明に係る記録媒体は、コンピュータに、コンピュータが使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定情報を記憶させておき、コンピュータが使用するデータの自己診断を行なわせることにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定情報に設定されている情報で特定されるデータをバックアップデータで置換して修復させるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、自己診断を実行させる都度、修復させたデータを特定する診断修復結果情報を記憶させるプログラムコード手段と、コンピュータに、自己診断を実行させる都度、前記診断修復結果情報の内容を各データを特定する情報に分類して集計させるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記診断修復結果情報を集計した診断修復結果集計情報を記憶させるプログラムコード手段と、コンピュータに、所定の分析条件情報に従って前記診断修復結果集計情報を分析させ、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断させるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記診断修復結果集計情報の分析結果に従って前記診断修復対象設定情報の設定内容を変更させるプログラムコード手段とを含むコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする。
【0020】
また本発明に係る記録媒体は上述の記録媒体において、前記分析条件情報は、各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする。
【0021】
このような本発明の記録媒体を汎用コンピュータに読み取らせた場合、所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、それまでの診断実行時の自己診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。
【0022】
更に本発明に係る記録媒体は、自身が使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定情報を記憶し、自身が使用するデータの自己診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定情報に設定されている情報で特定されるデータをバックアップデータで置換して修復する診断対象のコンピュータに接続されたコンピュータに、前記診断修復対象設定情報の設定を行なわせるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、前記診断対象のコンピュータが自己診断を実行する都度、前記診断対象のコンピュータの診断修復結果情報の内容を各データを特定する情報に分類して集計させるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記診断修復結果情報を集計した診断修復結果集計情報を各診断対象のコンピュータそれぞれに関して記憶させるプログラムコード手段と、コンピュータに、所定の分析条件情報に従って前記診断修復結果集計情報を分析させ、各診断対象のコンピュータに関して各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断させるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記診断修復結果集計情報の分析結果に従って前記診断対象のコンピュータの診断修復対象設定情報の設定内容を変更させるプログラムコード手段とを含むコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする。
【0023】
また本発明に係る記録媒体は上述の記録媒体において、前記分析条件情報は、各診断対象のコンピュータに関する各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする。
【0024】
このような本発明の記録媒体をネットワークに接続されたコンピュータに読み取らせた場合、各診断対象のコンピュータにおいて所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、各診断対象のコンピュータでの診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるため、各診断対象のコンピュータの診断実行に要する時間が短縮される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るコンピュータの構成例を示す模式図である。
【0026】
図1において、参照符号2はコンピュータを示しており、ハードウェアとしてはCPU,メモリ, ディスクユニット (ハードディスク, フレキシブルディスク等),プリンタ, ディスプレイ,キーボード,マウス等を備えた汎用のパーソナルコンピュータであり、ハードディスク,磁気テープ等のハードウェアを利用した大容量記憶媒体20が接続されている。この記憶媒体20にはOS(Operating System)及び種々のソフトウェアがインストールされている。
【0027】
コンピュータ2の記憶媒体20には、運用システムファイル21、マスタログファイル22、バックアップファイル23、セルフメンテナンスシステムファイル24、診断修復領域設定ファイル25、診断結果ログファイル26、修復ログファイル27、診断修復結果ログファイル28、診断修復結果ログ集計ファイル29、分析条件ファイル30、新診断修復領域設定ファイル31等のファイル化された情報が格納されている。
【0028】
運用システムファイル21には、コンピュータ2に必要なOS及び種々のアプリケーションソフトウェアがファイル化されて格納されており、それらがコンピュータ2により実行された場合には、運用部211 として機能する。運用部211 は運用システムファイル21に格納されているOS及びたとえばワードプロセッサ、スプレッドシート等の一般的なアプリケーションソフトウェアがコンピュータ2により実行された場合にそれらの機能を実行する。
【0029】
マスタログファイル22はこのコンピュータ2の運用履歴を保持しており、セルフメンテナンスに際して参照される。バックアップファイル23にはこのコンピュータ2自身のセルフメンテナンス時に修復対象とされるフォルダ/ファイルのバックアップデータが格納されている。
【0030】
セルフメンテナンスシステムファイル24にはコンピュータ2自身のセルフメンテナンスに必要な種々のソフトウェアがファイル化されて格納されており、それらがコンピュータ2により実行された場合には、診断修復部212 、診断修復結果ログ収集/集計部213 、付加条件設定部214 、診断修復結果ログ分析部215 及び新診断修復領域設定部216 として機能する。
【0031】
診断修復領域設定ファイル25にはこのコンピュータ2の種々のファイルの内のセルフメンテナンス実行時に診断修復が必要と判断されているデータ(フォルダ/ファイル)を特定する情報が格納されている。
【0032】
診断結果ログファイル26には診断修復部212 により自己診断が実行された際にその結果が記憶される。修復ログファイル27には診断結果ログファイル26の内容に従って修復が必要であると判断されたデータを特定する情報が記録される。診断修復結果ログファイル28はには、修復ログファイル27の内容に従って修復が行なわれた場合にその結果が記録される。なおこの診断修復結果ログファイル28はセルフメンテナンス機能が実行される都度作成される。
【0033】
診断修復結果ログ集計ファイル29には、セルフメンテナンスが実行される都度、修復されたデータを特定する情報(ファイル名、フォルダ名)及びその修復回数等が蓄積される。分析条件ファイル30には修復対象とするか否かの分析条件、たとえば修復頻度、修復回数等が設定されて記憶されている。新診断修復領域設定ファイル31には新たに診断修復対象として設定されたデータを特定する情報が診断修復対象領域として記憶される。
【0034】
次に、運用部211 以外のコンピュータ2の内部機能について説明する。診断修復部212 は、たとえば電源投入時またはユーザからの指示があった場合等の適宜のタイミングにおいてコンピュータ2自身の自己診断を実行し、バックアップデータによって修復すべきデータの有無を判断し、修復すべきデータが存在する場合にはバックアップファイル23から必要なデータを読み出して書き換えることによりそのデータを修復する。
【0035】
診断修復結果ログ収集/集計部213 は、セルフメンテナンスが実行される都度、新たに作成された診断修復結果ログファイル28の内容を診断修復結果ログ集計ファイル29の記録内容に加えてその結果を診断修復結果ログ集計ファイル29に新たに記録する。
【0036】
付加条件設定部214 は後述する付加条件をユーザが設定した場合に、診断修復結果ログ分析部215 による分析結果に対して後述するような付加条件を設定する。
【0037】
診断修復結果ログ分析部215 は、セルフメンテナンスが所定回数実行される都度、診断修復結果ログ集計ファイル29の記録内容を分析条件ファイル30の内容に従って分析し、新たに診断修復対象とすべきデータ、または診断修復対象外とすべきデータが存在するか否かを判断する。この結果は新診断修復領域設定ファイル31に記録される。
【0038】
新診断修復領域設定部216 は、新診断修復領域設定ファイル31の記録内容に従って診断修復領域設定ファイル25、運用システムファイル21、マスタログファイル22、バックアップファイル23の内容を更新する。
【0039】
図2は本発明に係るコンピュータのセルフメンテナンス処理の手順を示すフローチャートである。以下、この図2のフローチャートを参照してコンピュータ2のセルフメンテナンス処理について説明する。
【0040】
コンピュータ2の電源が投入されて起動すると、そのコンピュータ2のセルフメンテナンスシステムファイル24に保存されている自己診断を行なうためのソフトウェアにより診断修復部212 が起動する。そして、まず診断修復部212 によるコンピュータ2の自己診断が実行される (ステップS11)。但し、本実施の形態においては電源投入時のみならず、メンテナンス処理が可能な時点であれば任意の時点においてユーザが指示を与えることにより同様のセルフメンテナンスの実行が可能である。
【0041】
この診断修復部212 による自己診断が実行されることにより、運用システムファイル21及びマスタログファイル22の内容が比較されてコンピュータ2のシステム環境、即ちソフトウェア等のフォルダ/ファイルに関して変更、新規作成があったか否かが診断され、診断結果ログファイル26が作成される (ステップS12)。そして、新たに作成された診断結果ログファイル26の内容と診断修復領域設定ファイル25の記憶内容、即ち診断修復の対象とされているデータを特定する情報とに基づいて実際に修復が必要なデータを特定する情報が記録された修復ログファイル27が作成される (ステップS13)。
【0042】
たとえば、図3は診断修復領域設定ファイル25の内容を示す模式図である。診断修復領域設定ファイル25には図3の模式図に示されているように、各フォルダA,B,C…に関して診断修復対象である場合には”1”が、新だ修復対象外である場合には”0”がそれぞれ記憶されているとする。たとえば図4は診断結果ログファイル26の内容を示す模式図である。診断結果ログファイル26には自己診断の結果、図4の模式図に示されているように、フォルダAの各ファイルA1,A2…及びフォルダBの各ファイルB1,B2…に関して修復が必要と診断された場合には”1”が、不要と診断された場合には”0”がそれぞれ記憶されているとする。このような診断修復領域設定ファイル25の記憶内容と診断結果ログファイル26の記憶内容とから、実際に修復が必要なデータを特定する情報が修復ログファイル27に記録される。
【0043】
この新たに作成された修復ログファイル27の内容に従って修復が必要なデータ(フォルダ/ファイル)のバックアップデータがバックアップファイル23から診断修復部212 によって読み出され、それが運用システムファイル21に再インストールされることにより修復が必要な部分が修復され (ステップS14)、この修復結果を記録した診断修復結果ログファイル28が作成される (ステップS15)。なおこの診断修復結果ログファイル28はセルフメンテナンス機能が実行される都度、新たに作成される。
【0044】
このようにして診断修復結果ログファイル28が作成されると、その内容が診断修復結果ログ収集/集計部213 によりドライブ、フォルダ、ファイル等の単位で集計され、この結果が診断修復結果ログ集計ファイル29のその時点の内容に加えられることにより診断修復結果ログ集計ファイル29が更新される (ステップS16)。そして、診断修復結果ログ分析部215 が診断修復結果ログ集計ファイル29、分析条件ファイル30、マスタログファイル22の内容に基づいて診断修復対象領域の分類を行なう (ステップS18)。具体的には、いずれのデータを新たに診断修復の対象とし、いずれのデータを新たに診断修復の対象外にするかの分類が行なわれる。
【0045】
図5は診断修復結果ログ集計ファイル29の内容を示す模式図である。この例ではフォルダAの各ファイルA1,A2…及びフォルダBの各ファイルB1,B2…に関してそれぞれ修復回数、修復頻度等が記録されている。
【0046】
但し、この診断修復結果ログ分析部215 による処理は診断修復部212 による自己診断が所定回数実行される都度1回実行される (ステップS17)。またこの診断修復結果ログ分析部215 による処理に際して、ユーザが付加条件設定部214 を介して設定を行なうことにより、分析条件ファイル30の内容を変更設定しておくことにより、ユーザの意志を反映した診断修復対象領域の分類が可能になる。
【0047】
以下、診断修復結果ログ分析部215 による上述の診断修復対象領域の分類処理について、ステップS18 の処理内容の詳細を示す図6のフローチャートを参照して説明する。
【0048】
第1に、特定フォルダ配下の全てのフォルダ/ファイルが自己診断実行の都度、毎回修復されている場合には (ステップS181で”YES")、その特定フォルダは修復の対象外とされる (ステップS185) 。この場合の具体的な例としては、特定フォルダはOSのtempフォルダ、インターネットブラウザのキャッシュフォルダ等が該当する。OSのtempフォルダはコンピュータ2の稼動に伴って書き換えられることが一般的であり、またインターネットブラウザのキャッシュフォルダもブラウザを使用した場合には必ず書き換えられるため、通常の自己診断を行なうと修復されてしまう。しかし、それ故にこれらのフォルダを自己診断実行の都度修復する必要は無いということになる。
【0049】
第2に、特定フォルダ配下の特定のファイルが自己診断実行の都度、毎回修復されている場合には (ステップS182で”YES")、その特定ファイルは修復の対象外とされる (ステップS185) 。この場合の具体的な例としては、OSのswapファイル等が該当する。OSのswapファイルはコンピュータ2の稼動に伴って新たに作成されることが一般的であり、それ故に自己診断実行の都度修復する必要は無いということになる。
【0050】
第3に、特定フォルダ配下の一部のファイルは自己診断実行の都度、毎回修復されているが、他の大半のファイルは修復されない場合には (ステップS183で”YES")、その特定のフォルダは修復の対象とされる (ステップS186) 。特定フォルダ配下の一部のファイルが自己診断実行の都度、毎回修復されるということは、通常の自己診断実行に際しても修復する必要があるということであり、従って本発明においても修復対象とされる。
【0051】
第4に、特定フォルダ配下の大半のファイルは修復頻度が高いが、他のファイルの修復頻度が低い場合には (ステップS184で”YES")、その特定のフォルダは基本的には修復の対象外とされるが、最終的な判断はユーザに委ねられる。
【0052】
上述のステップS181,S182, S183, S184のいずれにも当てはまらない場合は (ステップS184で”NO")、そのフォルダは修復対象とされる (ステップS186) 。
【0053】
なお、付加条件として、新たに診断修復対象外となったフォルダ/ファイルはバックアップデータも含めて全て削除するか、そのまま残すかをユーザが選択することを可能にしておくことが望ましい。またこのような新たに修復対象外となったフォルダ/ファイルに関しては、それがOSまたはアプリケーションソフトのシステムファイルである可能性が高い場合には従来通りの設定にしておくことが望ましい。
【0054】
以上のようにして診断修復結果ログ分析部215 による分類が行なわれると、その結果は新診断修復領域設定ファイル31に書き込まれ (ステップS19)、その内容に従って新診断修復領域設定部216 は診断修復領域設定ファイル25、運用システムファイル21、マスタログファイル22、バックアップファイル23を更新する (ステップS20)。これにより、診断修復領域設定ファイル25には次回の自己診断実行時に診断修復対象とすべきデータを特定する情報が記録され、次回の自己診断実行時にはこの診断修復領域設定ファイル25に記録されている情報で特定されるデータのみが対象となる。
【0055】
たとえば、診断修復結果ログ集計ファイル29の内容が図5の模式図に示されているフォルダBが上述の第1の場合に該当する場合、図3の模式図に示されている診断修復領域設定ファイル25の内容のフォルダBに対応する”1”が”0”に書き換えられる。この後、コンピュータ2は実際の運用状態になる (ステップS21)。なお、ステップS17 においてセルフメンテナンスの実行回数が所定回数に達していない場合は、その時点でコンピュータ2は運用状態になる。
【0056】
なお、上述の実施の形態では、スタンドアローンのコンピュータに本発明を適用しているが、それ自体で上述のような処理を行なう場合にはネットワークに接続されたコンピュータであってもよい。
【0057】
上述の実施の形態では、スタンドアローンのコンピュータに本発明を適用しているが、複数のコンピュータがネットワークに接続されたシステム、たとえばクライアント/サーバシステムのようなコンピュータネットワークシステムに適用することも勿論可能であることは言うまでもない。図7はそのような本発明に係るコンピュータネットワークシステムの構成例を示す模式図である。なお、この例では本発明のコンピュータネットワークシステムの一例としてクライアント/サーバシステムの構成例が示されている。
【0058】
図7において、参照符号1はサーバユニットを、200 はクライアントユニットをそれぞれ示しており、 LAN回線100 で接続されている。なお、図7にはサーバユニット1及びクライアントユニット200 ともに1個ずつが示されているが、いずれも複数を LAN回線100 を介して接続することが可能である。
【0059】
サーバユニット1は、ハードウェアとしてはCPU,メモリ, ディスクユニット (ハードディスク, フレキシブルディスク等),プリンタ, ディスプレイ,キーボード,マウス等を備えた汎用のパーソナルコンピュータであり、ハードディスク,磁気テープ等のハードウェアを利用した大容量記憶媒体10が接続されている。この記憶媒体10にはOS(Operating System)及び種々のソフトウェアがインストールされている。
【0060】
サーバユニット1の記憶媒体10には、サーバユニット1自身の動作に必要なOS及び種々のアプリケーションソフトウェアがファイル化されて格納されたサーバシステムファイル11の他に、図1に示されているスタンドアローンのコンピュータ2では自身に備えているバックアップファイル23、診断修復結果ログ集計ファイル29、分析条件ファイル30、新診断修復領域設定ファイル31を、それぞれバックアップファイル12、診断修復結果ログ集計ファイル13、分析条件ファイル14、新診断修復領域設定ファイル15として個々のクライアントユニット200 に代わって集約して保持している。
【0061】
また、図1に示されているスタンドアローンのコンピュータ2では自身が有している診断修復結果ログ収集/集計部213 、付加条件設定部214 、診断修復結果ログ分析部215 、新診断修復領域設定部216 の機能もクライアント/サーバシステムにおいてはサーバユニット1の機能として、それぞれ診断修復結果ログ収集/集計部113 、付加条件設定部114 、診断修復結果ログ分析部115 、新診断修復領域設定部116 として備えられている。
【0062】
従って、クライアント/サーバシステムにおいては、クライアントユニット200 自身には運用部211 及び診断修復部212 のみ有しており、またクライアントユニットの記憶媒体20には運用システムファイル21、マスタログファイル22、セルフメンテナンスシステムファイル24、診断修復領域設定ファイル25、診断結果ログファイル26、修復ログファイル27及び診断修復結果ログファイル28が保持されている。
【0063】
このようなコンピュータネットワークシステムの一例としてのクライアント/サーバシステムに本発明を適用した場合の処理手順について、図8の本発明に係るコンピュータネットワークシステムのクライアントユニット200 での処理手順を示すフローチャート、図9の本発明に係るコンピュータネットワークシステムのサーバユニット1での処理手順を示すフローチャートを参照して以下に説明する。
【0064】
個々のクライアントユニット200 は診断修復部212 により自身の自己診断を行ない (ステップS31)、診断結果ログファイル26を生成し (ステップS32)、修復ログファイル27を生成し (ステップS33)、これに基づいてサーバユニットへ修復要求を発行する (ステップS34)。
【0065】
このようにしてクライアントユニット200 から発行された修復要求に対応してサーバユニット1では、要求されたバックアップデータを自身の記憶媒体10のバックアップファイル12から読み出してクライアントユニット200 へ送付するので、クライアントユニットではそのバックアップデータをサーバユニット1からダウンロードして修復を実行し (ステップS35)、診断修復結果ログファイル28を作成する (ステップS36)。この診断修復結果ログファイル28はサーバユニット1へ送信される (ステップS37)。この後、クライアントユニット200 は運用開始許可がサーバユニット1から与えられるのを待機する状態になる (ステップS38)。
【0066】
サーバユニット1では、各クライアントユニット200 の診断修復結果ログファイル28を診断修復結果ログ収集/集計部113 が集計し (ステップS51)、診断修復結果ログ集計ファイル13を更新し (ステップS52)、このような処理が所定回数に達している場合、換言すればクライアント/サーバシステムのセルフメンテナンスの実行回数が所定回数に達していない場合には (ステップS53 で”NO" )、そのまま直ちに各クライアントユニット200 に対して運用開始の許可が発行される (ステップS57)。
【0067】
この場合、各クライアントユニット200 ではステップS38 で運用開始許可を待機しているので、直ちに運用開始常状態になる (ステップS41)。
【0068】
しかし、ステップS53 においてセルフメンテナンスの実行回数が所定回数に達している場合には (ステップS53 で”YES")、サーバユニット1では個々のクライアントユニット200 に関して診断修復結果ログ分析部115 による分析を行なって診断修復領域の再分類を行ない (ステップS54)、この結果に従って新診断修復領域設定部116 が個々のクライアントユニット200 に関する新診断修復領域設定ファイル15を生成し (ステップS55)、この結果を個々のクライアントユニット200 に対して配布する (ステップS56)。そして、最後にサーバユニット1から各クライアントユニット200 に対して運用開始許可が与えられる (ステップS57)。
【0069】
一方、各クライアントユニット200 では、サーバユニット1から各クライアントユニット200 に対して配布された新診断修復領域設定ファイル15を受信すると (ステップS39)、自身の診断修復領域設定ファイル25、運用システムファイル21、マスタログファイル22の更新を行ない (ステップS40)、その後にサーバユニット1から各クライアントユニット200 に対して運用開始許可が与えられると、運用状態になる (ステップS41)。
【0070】
図10は本発明のコンピュータネットワークシステムの他の実施の形態を示すブロック図である。この例では、図7に示されているサーバユニット1が備えている機能の内の診断修復結果ログ収集/集計部113 、付加条件設定部114 、診断修復結果ログ分析部115 及び新診断修復領域設定部116 を、診断対象のクライアントユニット200 とは異なるたとえば管理者がシステムの管理のために使用する第2のクライアントユニット200-1 に備えさせている。なお、バックアップファイル12、診断修復結果ログ集計ファイル13、分析条件ファイル14、新診断修復領域設定ファイル15はサーバユニット1の記憶媒体10に保存されている。
【0071】
このような図10に示されているコンピュータネットワークシステムでは、必要なファイルをサーバユニット1の大容量の記憶媒体10に保存しておき、管理者がクライアントユニット200-1 を介して種々の設定を行なうことが容易になる。
【0072】
なお、上述の図10に示されているような構成のみならず、クライアントユニット200-1 が備えている各機能及びサーバユニット1の記憶媒体10に保存されている各ファイルをネットワークとしての LAN回線100 に接続された診断対象のクライアントユニット200 及びサーバユニット1を含む複数のコンピュータに分散させてもよいことは言うまでもない。
【0073】
なお、上述の各実施の形態においては、コンピュータが所定回数のセルフメンテナンスを実行する都度、またはクライアント/サーバシステムの各クライアントユニットが所定回数のセルフメンテナンスを実行する都度、診断修復領域設定ファイル25のの再設定が行なわれるようにしているが、ユーザが所定の指示を与えた場合は言うに及ばず、所定時間が経過する都度(たとえば1日、1週間等)行なうようにしてもよいことは言うまでもない。
【0074】
ところで、上述のような本発明のスタンドアローンのコンピュータ2及びクライアント/サーバシステムのサーバユニット1、クライアントユニット200-1 等はたとえばパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータに、記録媒体に記録されているソフトウェアプログラムをインストールすることにより実現可能である。
【0075】
図11は汎用コンピュータしてのパーソナルコンピュータPCの外観を示す模式図である。このパーソナルコンピュータPCには、上述のような本発明のコンピュータ2またはクライアント/サーバシステムのサーバユニット1として機能させるためのプログラムPGが記録されたフレキシブルディスク205Mからその記録内容 (プログラムコード) を読み取るためのフレキシブルディスクドライブ205 及び/又は上述のような処理プログラムPGが記録されたCD-ROM206Mからその記録内容 (プログラムコード) を読み取るためのCD-ROMドライブ206 が備えられている。
【0076】
なお、参照符号201 は CRTディスプレイ等の表示装置を、203 はマウス等のポインティングデバイスを、204 はキーボード等の入力装置を示している。
【0077】
フレキシブルディスクドライブ205 によりフレキシブルディスク205Mから読み取られたプログラムPGのコードまたはCD-ROMドライブ206 によりCD-ROM206Mから読み取られたプログラムPGのコードはたとえばハードディスクを利用した記憶媒体20(10)にインストールされ、前述の如く、運用部211,診断修復部212,診断修復結果ログ収集/集計部213,付加条件設定部214 等として機能する。
【0078】
なお、ここでは記録媒体としてはフレキシブルディスク及び/又はCD-ROMを示したが、これらに限られることはなく、適宜のドライブ (読み取り手段) と組み合わせることにより、磁気テープ, 光磁気ディスク等の利用も勿論可能であることは言うまでもない。
【0079】
また参照符号100 は LAN回線であり、他のコンピュータ(サーバユニット)または管理センタとこのパーソナルコンピュータPCとを接続している。従って、この LAN回線100 を介して他のコンピュータまたは管理センタから処理プログラムPGをインストールすることも可能である。
【0080】
図12は記録媒体の一例としてのフレキシブルディスク205Mに記録されている本発明のコンピュータ2の機能を実現させるためのプログラムPGの内容、即ちプログラムコードを示す模式図である。
【0081】
図12に示されているフレキシブルディスク205Mは、コンピュータ2に、診断修復の対象とするデータを特定する診断修復領域設定ファイル25を記憶させておき、自己診断を行なわせることにより修復が必要であると診断されたデータの内の診断修復領域設定ファイル25に診断修復の対象として記憶されているデータをバックアップデータで修復させるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体記録媒体である。
【0082】
そしてそのコンピュータプログラムの具体的な内容は、コンピュータ2に、自己診断を実行させる都度、修復されたデータを特定する診断修復結果ログファイル28を記憶させるプログラムコードPC11と、コンピュータ2に、自己診断を実行させる都度、診断修復結果ログファイル28の内容を各データを特定する情報に分類して集計させるプログラムコードPC12と、コンピュータに、診断修復結果ログファイル28を集計した診断修復結果ログ集計ファイル29を記憶させるプログラムコードPC13と、コンピュータ2に、分析条件ファイル30に従って診断修復結果ログ集計ファイル29を分析させ、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断させるプログラムコードPC14と、コンピュータ2に、診断修復結果ログ集計ファイル29の分類結果の分析結果に従って診断修復領域設定ファイル25の設定内容を変更させるプログラムコードPC15とを含むコンピュータプログラムである。
【0083】
このような記録媒体の一例としてのフレキシブルディスク205Mに記録されているプログラムPGをコンピュータ2が読み込むことにより、そのコンピュータ2は前述のような本発明のコンピュータ2として機能する。
【0084】
また、図13は記録媒体の一例としてのフレキシブルディスク205Mに記録されている本発明のクライアント/サーバシステムのサーバユニット1またはクライアントユニット200-1 の機能を実現させるためのプログラムPGの内容、即ちプログラムコードを示す模式図である。
【0085】
図13に示されているフレキシブルディスク205Mは、診断修復の対象とするデータを特定する診断修復領域設定ファイル25を記憶し、自己診断を行なうことにより修復が必要であると診断されたデータの内の診断修復領域設定ファイル25に診断修復の対象として記憶されているデータをバックアップデータで修復するクライアントユニット200 に接続されたサーバユニット1に、診断修復領域設定ファイル25の設定を行なわせるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であある。
【0086】
そしてそのコンピュータプログラムの具体的な内容は、サーバユニット1(またはクライアントユニット200-1)に、クライアントユニット200 が自己診断を実行する都度、診断修復結果ログファイル28の内容を各データを特定する情報に分類して集計させるプログラムコードPC21と、サーバユニット1(またはクライアントユニット200-1)に、診断修復結果ログファイル28を集計した診断修復結果ログ集計ファイル13をクライアントユニット200 それぞれに関して記憶させるプログラムコードPC22と、サーバユニット1(またはクライアントユニット200-1)に、分析条件ファイル14に従って診断修復結果ログ集計ファイル13を分析させ、各クライアントユニット200 に関して各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断させるプログラムコードPC23と、サーバユニット1(またはクライアントユニット200-1)に、診断修復結果ログ集計ファイル13の分析結果に従ってクライアントユニット200 の診断修復領域設定ファイル25の設定内容を変更させるプログラムコードPC24とを含むコンピュータプログラムである。
【0087】
このような記録媒体の一例としてのフレキシブルディスク205Mに記録されているプログラムPGをサーバユニット1またはクライアントユニット200-1 が読み込むことにより、前述のような本発明のサーバユニット1またはクライアントユニット200-1 として機能する。
【0088】
【発明の効果】
以上に詳述したように本発明のコンピュータによれば、所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、それまでの診断実行時の自己診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。従って、ユーザの負担が軽減され、短時間での診断実行が可能になる。
【0089】
また本発明のコンピュータネットワークシステムによれば、各第1のコンピュータにおいて所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、それまでの診断実行時の診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。従って、システム全体の診断に要する時間が短縮され、またシステム管理者の負担が軽減され、更に作業効率がシステム管理者の能力に左右されない。
【0090】
また本発明のコンピュータによれば、各診断対象のコンピュータにおいて所定回数の診断が実行される都度、所定の時間が経過する都度、またはユーザの指示がある都度、それまでの診断実行時の診断結果に基づいて今後診断修復が不要なデータが判明するため、爾後の診断実行に際して診断修復が必要なデータのみに関して診断修復が行なわれるようになる。従って、システム全体の診断実行に要する時間が短縮され、またシステム管理者の負担が軽減され、更に作業効率がシステム管理者の能力に左右されない。
【0091】
更に、本発明の記録媒体によれば、その記録内容であるコンピュータプログラムを汎用コンピュータに読み込ませることにより、上述のようなコンピュータ、コンピュータネットワークシステムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンピュータの構成例を示す模式図である。
【図2】本発明に係るコンピュータのセルフメンテナンス処理手順を示すフローチャートである。
【図3】診断修復領域設定ファイルの内容を示す模式図である。
【図4】診断結果ログファイルの内容を示す模式図である。
【図5】診断修復結果ログ集計ファイルの内容を示す模式図である。
【図6】本発明に係るコンピュータのセルフメンテナンス処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るコンピュータネットワークシステムの構成例を示す模式図である。
【図8】本発明に係るコンピュータネットワークシステムのクライアントユニットでの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るコンピュータネットワークシステムのサーバユニットでの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係るコンピュータネットワークシステムの他の構成例を示す模式図である。
【図11】本発明に係るコンピュータとしての汎用コンピュータの構成例を示す模式図である。
【図12】本発明に係る記録媒体に記録されたコンピュータプログラムの内容を示す模式図である。
【図13】本発明に係る記録媒体に記録されたコンピュータプログラムの内容を示す模式図である。
【符号の説明】
1 サーバユニット(サーバコンピュータ)
2 コンピュータ
10 記憶媒体
12 バックアップファイル
13 診断修復結果ログ集計ファイル
14 分析条件ファイル
15 新診断修復領域設定ファイル
20 記憶媒体
23 バックアップファイル
24 セルフメンテナンスシステムファイル
25 診断修復領域設定ファイル
26 診断結果ログファイル
27 修復ログファイル
28 診断修復結果ログファイル
29 診断修復結果ログ集計ファイル
30 分析条件ファイル
31 新診断修復領域設定ファイル
113 診断修復結果ログ収集/集計部
114 付加条件設定部
115 診断修復結果ログ分析部
116 新診断修復領域設定部
200 クライアントユニット(クライアントコンピュータ)
200-1 クライアントユニット(クライアントコンピュータ)
212 診断修復部
213 診断修復結果ログ収集/集計部
214 付加条件設定部
215 診断修復結果ログ分析部
216 新診断修復領域設定部
205M フレキシブルディスク
206M CD-ROM
PG コンピュータプログラム

Claims (10)

  1. 自身が使用するデータのバックアップデータを記憶するバックアップデータ記憶部と、自身が使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定記憶部と、自身が使用するデータの自己診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定記憶部に設定されている情報で特定されるデータを前記バックアップデータ記憶部に保存されているデータで置換して修復する診断修復手段とを備えたコンピュータにおいて、
    前記診断修復手段が自己診断を実行する都度、修復したデータを特定する情報を記憶する診断修復結果記憶部と、
    前記診断修復手段が自己診断を実行する都度、前記診断修復結果記憶部の記憶内容を各データを特定する情報に分類して集計する診断修復結果集計手段と、
    該診断修復結果集計手段による集計結果を記憶する診断修復結果集計記憶部と、
    該診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析するための条件を記憶した分析条件記憶部と、
    前記分析条件記憶部の記憶内容に従って前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析し、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断する診断修復結果分析手段と、
    該診断修復結果分析手段による分析結果に従って前記診断修復対象設定記憶部の設定内容を変更する診断修復対象設定変更手段と
    を備えたことを特徴とするコンピュータ。
  2. 前記分析条件記憶部が記憶する条件は、各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。
  3. 第1のコンピュータと、該第1のコンピュータが使用するデータのバックアップデータを記憶する第2のコンピュータとがネットワークに接続されたコンピュータネットワークシステムにおいて、
    前記第1のコンピュータが使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定記憶部と、
    前記第1のコンピュータが使用するデータの診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定記憶部に設定されている情報で特定されるデータを前記第2のコンピュータが保存するデータで置換して修復する診断修復部と、
    前記診断修復部が前記第1のコンピュータの診断を実行する都度、修復されたデータを特定する情報を記憶する診断修復結果記憶部と、
    前記診断修復部が前記第1のコンピュータの診断を実行する都度、前記診断修復結果記憶部の記憶内容を収集し、各データを特定する情報に分類して集計する診断修復結果収集/集計部と、
    該診断修復結果収集/集計部による集計結果を記憶する診断修復結果集計記憶部と、
    前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析するための条件を記憶した分析条件記憶部と、
    前記分析条件記憶部の記憶内容に従って前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析し、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断する診断修復結果分析部と、
    該診断修復結果分析部による分析結果に従って前記診断修復対象設定記憶部の設定内容を変更する診断修復対象設定変更部と
    が前記ネットワークに接続された複数のコンピュータのいずれかに備えられていることを特徴とするコンピュータネットワークシステム。
  4. 前記分析条件記憶部が記憶する条件は、前記第1のコンピュータに関する各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする請求項3に記載のコンピュータネットワークシステム。
  5. 診断対象のコンピュータが使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定記憶部と、診断対象のコンピュータが使用するデータの診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定記憶部に設定されている情報で特定されるデータをバックアップデータによって置換して修復する診断修復部と、前記診断修復部が診断を実行する都度、修復したデータを特定する情報を記憶する診断修復結果記憶部とを備えたコンピュータにネットワークを介して接続されたコンピュータにおいて、
    前記診断修復部が前記診断対象のコンピュータの診断を実行する都度、前記診断修復結果記憶部の記憶内容を収集し、各データを特定する情報に分類して集計する診断修復結果収集/集計部と、
    該診断修復結果収集/集計部による集計結果を記憶する診断修復結果集計記憶部と、
    前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析するための条件を記憶した分析条件記憶部と、
    前記分析条件記憶部の記憶内容に従って前記診断修復結果集計記憶部の記憶内容を分析し、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断する診断修復結果分析部と、
    該診断修復結果分析部による分析結果に従って前記診断修復対象設定記憶部の設定内容を変更する診断修復対象設定変更部と
    を備えたことを特徴とするコンピュータ。
  6. 前記分析条件記憶部が記憶する条件は、前記診断対象のコンピュータに関する各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ。
  7. コンピュータに、コンピュータが使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定情報を記憶させておき、コンピュータが使用するデータの自己診断を行なわせることにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定情報に設定されている情報で特定されるデータをバックアップデータで置換して修復させるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータに、自己診断を実行させる都度、修復させたデータを特定する診断修復結果情報を記憶させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、自己診断を実行させる都度、前記診断修復結果情報の内容を各データを特定する情報に分類して集計させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、前記診断修復結果情報を集計した診断修復結果集計情報を記憶させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、所定の分析条件情報に従って前記診断修復結果集計情報を分析させ、各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、前記診断修復結果集計情報の分析結果に従って前記診断修復対象設定情報の設定内容を変更させるプログラムコード手段と
    を含むコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記分析条件情報は、各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  9. 自身が使用するデータの内の診断修復の対象とすべきデータを特定する情報が設定された診断修復対象設定情報を記憶し、自身が使用するデータの自己診断を実行することにより修復が必要であると診断されたデータの内の前記診断修復対象設定情報に設定されている情報で特定されるデータをバックアップデータで置換して修復する診断対象のコンピュータに接続されたコンピュータに、前記診断修復対象設定情報の設定を行なわせるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータに、前記診断対象のコンピュータが自己診断を実行する都度、前記診断対象のコンピュータの診断修復結果情報の内容を各データを特定する情報に分類して集計させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、前記診断修復結果情報を集計した診断修復結果集計情報を各診断対象のコンピュータそれぞれに関して記憶させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、所定の分析条件情報に従って前記診断修復結果集計情報を分析させ、各診断対象のコンピュータに関して各データを診断修復の対象とすべきか否かを判断させるプログラムコード手段と、
    コンピュータに、前記診断修復結果集計情報の分析結果に従って前記診断対象のコンピュータの診断修復対象設定情報の設定内容を変更させるプログラムコード手段と
    を含むコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 前記分析条件情報は、各診断対象のコンピュータに関する各データの修復頻度、修復回数を含むことを特徴とする請求項9に記載の記録媒体。
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