JPWO2003067230A1 - 蛍光画像計測方法および装置 - Google Patents

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Abstract

撮像手段を介して得た画像情報に基づきオートフォーカス(AF)を行なう蛍光画像計測方法および装置において、計測試料としての標本に対して、まず蛍光画像計測波長帯域で発光するオートフォーカス用光を照射し、その結果得た画像情報に基づいて合焦度を判定し、その合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動して合焦点位置をサーチし、合焦点位置に到達した後オートフォーカス用光の照射を止め、その後に、前記標本に対して励起光を照射し、試料が発する蛍光画像を計測するようにすることにより、構成要素の少ないシンプルな構成で、蛍光強度の低い標本についても消光を起こさせることなく、画像情報に基づいてAFを可能とする。

Description

技術分野
この発明は、微生物や組織細胞等の細胞や鉱物粒子などの微粒子を蛍光標識(蛍光試薬で染色)し、試薬を励起することで蛍光を発生させ、あるいは、微生物や組織細胞等の細胞や鉱物粒子などの微粒子が元々有する蛍光性分子を励起することで蛍光を発生させ、その蛍光画像を計測する蛍光画像計測方法および装置に関する。
背景技術
微生物や組織細胞などの蛍光画像計測は、生物を扱う多くの分野で用いられている。このような画像計測においても、近年の撮像素子や画像処理技術の進展に伴い、オートフォーカス(AF)の技術が汎用されるようになってきた。一般的なオートフォーカスは、画像信号に含まれる高周波成分量(コントラスト)を求め、コントラストが最大になる位置を合焦点位置とするものである。
本発明において、前記微生物には、細菌や放線菌などの原核生物、酵母やカビなどの真核生物、下等藻類、ウイルスなどが含まれ、前記組織細胞には、動植物由来の培養細胞及びスギやヒノキなどの花粉などが含まれる。なお、死菌を計測するなど、生きている物のみに限定されない。
また、本発明の計測方法においては、検出対象(例えば、微生物)を染色し得る1種以上の発色性物質にて染色を施すことができる。発色性物質としては、微生物に含まれる細胞成分と作用して発色するものであれば特に限定されないが、その代表的なものとして、核酸やタンパク質を染色する蛍光染色液が挙げられる。さらに具体的な発色性染料としては、微生物一般を対象とする場合は、蛍光性核酸塩基類似体、核酸を染色する蛍光染色剤、タンパク質を染色する染色液、タンパク質などの構造解析に用いられる環境性蛍光プローブ、細胞膜や膜電位の解析に用いられる染色液、蛍光抗体の標識に用いられる染色液などが、好気性細菌を対象とする場合は細胞の呼吸によって発色する染色液などが、真核微生物を対象とする場合はミトコンドリアを染色する染色液、ゴルジ体を染色する染色液、小胞体を染色する染色液、細胞内エステラーゼと反応する染色液及びその修飾化合物などが、高等動物細胞を対象とする場合は骨組織の観察に用いられる染色液、神経細胞トレーサである染色液などが挙げられる。
前記染色試薬で微生物等を染色後、試薬を励起することで蛍光を発生させ、その蛍光画像を撮像素子(例えば、CCDカメラ素子)で計測することにより、微生物等を計数することができる。なお、発生する蛍光の色(緑色、赤色等)あるいは蛍光の波長帯域は、微生物と染色試薬の種類によって異なる。
前記発色性物質の種類を選択することによって、すべての微生物を検出する全菌数測定、呼吸活性を持つ微生物のみを染色し計数する検定、エステラーゼ活性を持つ微生物のみを染色し計数する検定、あるいは複数の発色性物質を組み合わせた多重染色法を用いることによる特定の属や種の微生物を染色し計数する検定など、幅広い分野への適用が可能となる。
ところで、微生物や組織細胞の計測においては、蛍光試薬によって標本を標識する手法が広く用いられているが、この場合、下記のような問題がある。まず、計測対象の蛍光量が小さい場合が多いので、蛍光画像でAFを行おうとすると、AF用の撮像素子で検知可能な入射光量を得るのに長い蓄積時間が必要となり、その結果、AFに要する時間が長くなる。また、AFの間に励起光の照射によって標本が消光し輝度が低下、極端な場合には計測不能となる。
上記のような問題を解決し、オートフォーカスの効率向上を目的とした顕微鏡用焦点検出装置が提案されている(例えば、後記の特許文献1参照)。
特許文献1に開示された顕微鏡用焦点検出装置は、同公報の記載によれば、「特定波長の励起光を標本に照射し、該励起光より波長の長い光を対物レンズで集める落射蛍光観察手段と、透過照明手段の中にあって、蛍光より長い波長の光を透過するフィルタと、フィルタを透過した光のうち一方を透過し、他方を反射するダイクロイックミラーと、ダイクロイックミラーにより分離された短波長側及び長波長側に夫々配され、標本の観察光像を撮像するカメラ及び標本の観察光像の蓄積を行うイメージセンサと、イメージセンサの出力に基づいて標本の観察光像の焦点状態を検出する焦点検出手段と、焦点検出手段の合焦度に応じて対物レンズ、標本側の少なくとも一方を駆動して合焦点サーチを行うサーボ手段及びイメージセンサ、焦点検出手段を制御するCPUを備えたもの」である。
即ち、上記特許文献1に開示されたものは、対物レンズと対向する側に透過照明手段を設け、この透過照明によって蛍光観察波長よりも長波長の光を標本に照射し、それによって得られる観察像に基づいてAFを行なうものであり、蛍光画像とAF用画像とを分離するために波長分離手段を有し、各画像を得るために2系統の撮像手段を備えている。また、蛍光画像計測波長を切り替えて複数の波長帯域で蛍光画像計測を行なう場合は、光路長補正ユニットを組み合せて合焦位置を調節するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたものは、下記のような種々の問題がある。即ち、
1)光学フィルタやミラーが多いだけでなく、複数の撮像素子や光路長補正ユニットを必要とするため、構成が複雑でコスト高になる。
2)光学素子が多く受光効率が低下するため、輝度の低い標本の計測が困難である。
3)透過照明による計測画像をAFに用いているため、光を透過しないメンブレンフィルタ(標本のろ過,補足用フィルタ)などの表面に補足された標本にはフォーカスが行なえない。
4)コントラストが不鮮明でフォーカスのターゲットが明瞭でない標本に対してはAFが難しい。
また、上記特許文献1のように、標本の観察光像の焦点状態を検出するものではないが、光学系の焦点合わせを正確に行なう光計測方法に関して、後記の特許文献2には、下記の方法が記載されている。
特許文献2に開示された光計測方法は、同公報の記載によれば、「異なる波長領域を備えた複数の励起光源を備え、該複数の励起光源の中の第1の励起光源から発生した第1の励起光を試料に照射し、該照射により前記試料から発生した蛍光をレンズを通して検出する光計測方法において、前記複数の励起光源の中から前記蛍光の波長とほぼ等しい波長領域を備えた第2の励起光源を選択し、該第2の励起光源から発生した第2の励起光を前記試料に照射し、該試料で反射した第2の励起光を前記レンズを通して検出し、該検出される値が最大となるように前記レンズの位置を調節してフォーカシングを行うことを特徴とする光計測方法」である。
上記特許文献2に開示された光計測方法は、主として、DNAアレイ試験片の読み取りを対象とし、反射光量最大の位置をフォーカス位置と判断しており、前述のように、標本の観察光像の焦点状態を検出することにより、もしくは画像情報に基づいてオートフォーカスするものではない。また、反射光量を検量するために、オートフォーカス用の光を励起光と同じ光路で照射する必要があり、そのために同軸落射光学系で入射させなくてはならない。さらに、同公報の図4および当該部の説明から明らかなように、複数種類のダイクロイックミラーをモータにより回転させる必要がある等、装置構成が複雑で高コストとなる問題がある。
〔特許文献1〕
特開2001−91822号公報(第1−4頁、図1)
〔特許文献2]
特開2001−74658号公報(第2−4頁、図1、図4)
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、構成要素の少ないシンプルな構成で、蛍光強度の低い標本についても消光を起こさせることなく、さらに、メンブレンフィルタ表面に補足した標本やコントラストが不鮮明な標本についても、画像情報に基づいてAFを可能とする蛍光画像計測方法および蛍光画像計測装置を提供することを目的とする。
発明の開示
上記のような課題を解決するため、請求の範囲第1項の発明では、撮像手段を介して得た画像情報に基づきオートフォーカスを行なう蛍光画像計測方法において、計測試料としての標本に対して、まず蛍光画像計測波長帯域で発光するオートフォーカス用光を照射し、その結果得た画像情報に基づいて合焦度を判定し、その合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動して合焦点位置をサーチし、合焦点位置に到達した後オートフォーカス用光の照射を止め、その後に、前記標本に対して励起光を照射し、試料が発する蛍光画像を計測することを特徴とする。これにより、標本に励起光を照射せずにオートフォーカスが可能であり、また、構成要素の少ないシンプルな構成によりオートフォーカスが可能となるので、受光効率低下が最小限に抑えられ、特に、蛍光強度の低い標本の計測が可能となる。
前記請求の範囲第1項の発明の実施態様としては、下記請求の範囲第2項ないし第8項の発明が好ましい。即ち、前記計測試料は、微生物や組織細胞等の細胞とする(請求の範囲第2項の発明)。
また、請求の範囲第1項または第2項記載の蛍光画像計測方法において、前記オートフォーカス用光は、前記標本に対して励起光照射側と同じ側であって、かつ励起光照射軸と所定の傾斜角を有する照射軸方向から照射する(請求の範囲第3項の発明)。これにより、装置構成がシンプルとなり、また、メンブレンフィルタ表面に補足した標本についても、オートフォーカスが可能である。
さらにまた、請求の範囲第2項記載の蛍光画像計測方法において、前記計測試料は複数種の細胞を含み、この複数種の細胞を計測する場合に、計測する細胞に応じて予め設定された複数の蛍光画像計測波長帯域のオートフォーカス用光を、順次切り替えて照射して前記合焦度を判定し、各細胞の蛍光画像を計測する(請求の範囲第4項の発明)。これによれば、オートフォーカス用の光を切り替えることにより、複数の励起−蛍光特性で画像計測を行なうシステムに対しても、この発明を適用することができる。
また、請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの発明においては、前記標本に近接する模様を設け、この模様の画像情報に基づいてオートフォーカスを行なうようにすることができる(請求の範囲第5項の発明)。AFのためには、コントラストの評価を行なうが、標本保持位置以外にフォーカスしてしまうといった誤動作を防ぎ、コントラスト評価を簡便かつ正確に行なうには、模様を用いる方法が有効である。
この請求の範囲第5項の発明において、前記模様は、標本を保持するスライドガラス表面に設けることができる(請求の範囲第6項の発明)。また、請求の範囲第5項の発明において、前記模様は、前記標本をろ過,補足するフィルタの表面に設けることができる(請求の範囲第7項の発明)。さらに、前記請求の範囲第5項ないし第7項の発明において、前記模様は、数字や図形を含み、これらを識別することで標本の位置情報を得ることを可能とすることができる(請求の範囲第8項の発明)。
また、前記蛍光画像計測方法を実施するための装置としては、下記請求の範囲第9項ないし第11項の発明が好ましい。即ち、撮像手段を介して得た画像情報に基づきオートフォーカスを行なう蛍光画像計測装置において、標本に対して蛍光画像計測波長帯域の光を照射するオートフォーカス用光照射手段と、標本に対する励起光照射手段と、オートフォーカス用および蛍光画像計測用の撮像手段と、蛍光および励起用のフィルタおよびダイクロイックミラーを有する蛍光フィルタブロックと、合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動する合焦用駆動手段と、演算制御手段とを備え、前記演算制御手段は、オートフォーカス用光を照射して得た画像情報に基づいて合焦度を判定し、その合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動して合焦点位置をサーチし、合焦点位置に到達した後オートフォーカス用光の照射を止め、その後に、前記標本に対して励起光を照射し、試料が発する蛍光画像を計測する制御機能を備えることを特徴とする(請求の範囲第9項の発明)。
また、前記請求の範囲第9項の発明において、前記オートフォーカス用光照射手段および/または励起光照射手段における光源は、発光ダイオードもしくは半導体レーザとする(請求の範囲第10項の発明)。
さらに、前記請求の範囲第9項の発明において、複数の蛍光画像計測波長帯域の光を切り替えてオートフォーカスを行なうために、前記オートフォーカス用光照射手段は複数のオートフォーカス用光源を有し、かつ前記蛍光フィルタブロックを複数個設けてなり、さらに、前記演算制御手段は、複数種の細胞にそれぞれ対応する予め設定された複数の蛍光画像計測波長帯域の光源を、順次切り替えてオートフォーカスを行なう機能を備えることを特徴とする(請求の範囲第11項の発明)。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明について、図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す蛍光画像計測装置の概略構成図である。
図1において、1は標本、2はAF用光源、3はダイクロイックミラー、4はフィルタ、5は対物レンズ、6は結像レンズ、7は撮像素子、8は演算部、9はステージ移動機構、10は励起用光源、11は集光レンズ、13は蛍光フィルタブロックを示す。
図1の計測装置においては、標本1に対して斜め上の方向から照射される光でAFを行ない、落射光学系によって蛍光画像計測を行なう方法を示すが、これに限定されるものではなく、例えば励起光,AF用光ともに斜め方向から照射する変形例、場合によってはAF用光を透過光とする例も含むものとするが、構造的には、図1に示す形態が最もシンプルで、かつ低コスト化が図れる。また、AFは従来と同様、画素間のコントラストを利用する一般的な方法を用いることとする。
図1において、まず、標本1に対して、AF用光源2から蛍光画像計測波長帯域の波長を含む光を照射することで、標本の退色を抑えるようにする。蛍光画像計測波長帯域は、ダイクロイックミラー3の分光透過特性と蛍光受光側フィルタ4の分光透過特性とで決まる。
AF用光源2としては、発光ダイオード(LED)や半導体レーザが好適である。その理由は、素子の選択によって発光スペクトルを様々に選ぶことができ、また、ON/OFFを繰り返しても特性が悪化し難いからである。さらに、これらの素子は小形軽量であるため、AF用光源として組み付けることも容易であることにもよる。
蛍光画像計測波長帯域でAF用画像を得られるので、前記特許文献1に開示された装置のように波長分離手段や2系統の撮像素子が不要となり、前記特許文献1や2の装置に比べて、装置構成が簡素化できる。なお、AF用光源として白色ランプを用い、光学フィルタを組み合わせることで所望の波長を得、照射,非照射をシャッタの開閉によって行なうことも可能である。また、AF用光の照射の角度は、試料面に対する傾斜角が5〜45°程度が好ましい。
AF用光照射時の標本の画像は、対物レンズ5,ダイクロイックミラー3,蛍光受光側フィルタ4および結像レンズ6を介して、撮像素子7で捉える。撮像素子としては、CCDカメラ用素子やCMOSカメラ用素子が好適である。撮像素子7で得た画像は、前記演算制御手段としての演算部8に送り、ここでコントラストの評価を行なう。コントラストの評価は、例えば隣り合う画素間の輝度差として算出し、コントラストが最大になる位置を合焦点位置とする、一般的なAF手法により行なう。
合焦点位置に至るまでの処理は、概ね以下のようになる。
1)ステージ移動機構9によって標本を移動
2)画像取込み
3)コントラスト評価
4)前画面とコントラストを比較
5)コントラストが増大していれば同方向にさらに移動
6)コントラストが減少していれば逆方向に移動
実際にAFを行なう際は、上記に加えて、始めに全域を粗くスキャンして概略フォーカス位置を把握したり、フォーカス位置に近づくにつれて移動距離を徐々に小さくしたり、同じ位置を所定回数往復したら合焦点位置と判断するなどのアルゴリズムが必要である。なお、ステージ移動機構9は必須要件ではなく、標本1と受光系の少なくとも一方を駆動して合焦点をサーチできれば良い。
合焦点位置に到達した後にAF用光を消灯し、それに続いて励起用光源10を点灯する。励起用光源10からの光は集光レンズ11,励起側フィルタ12,ダイクロイックミラー3および対物レンズ5を介して標本1に照射されるので、これにより蛍光画像計測が可能となる。
上記励起用光源としては、従来は高圧水銀ランプを用いることが多かったが、高圧水銀ランプは短時間でON/OFFを繰り返すと特性が著しく悪化するため、照射,非照射の切り替えにはシャッタが必要となる。従って、波長特性および光量が満足できれば、励起用光源としてもAF用光源と同様に、発光ダイオード(LED)や半導体レーザを用いることが望ましい。
図1に示す装置における各種主要部材の、好適な具体的諸元の一例(励起青色光−蛍光観察緑色光−AF緑色光の例)について、以下に示す。
1)励起用光源:中心波長470nmの青色LED
2)励起光側光学フィルタの透過波長帯域:450〜470nm
3)ダイクロイックミラーの特性:反射率と透過率の分岐点波長が505nm(即ち、505nmで透過率が約50%であって、505nmより短波長側では透過率が低下(反射率が高上)し、505nmより長波長側では透過率が高上(反射率が低下)するミラー特性を備える)
4)蛍光観察側光学フィルタの透過波長帯域:510〜560nm
5)AF用光源:中心波長535nmの緑色LED
次に、図2に示す本発明の第2の実施の形態を示す蛍光画像計測装置について述べる。図2において、図1に示す部材と同一機能部材には同一番号を付して、その詳細説明を省略する。
図2は、複数の生細胞、例えば複数の細菌を同時に計測する場合や同一の細菌であっても生菌と死菌とを含む場合であって、前記請求の範囲第4項や第11項の発明に関わる装置を示す。例えば複数の細菌を同時に計測する場合には、細菌の種類に応じて、複数の染色試薬が使用され、蛍光色は、細菌の種類や染色剤によって異なる。
そこで、上記のような複数の生細胞を計測する蛍光画像計測システムの場合には通常、前述の励起側フィルタ12,ダイクロイックミラー3および画像計測側フィルタ4の3要素を1つのユニットとする蛍光フィルタブロック13が、図2に示すように、複数個設けられる。そして、これらを切り替えることで、高圧水銀ランプから発せられる白色光を利用した複数の励起−蛍光特性で画像計測を可能としている。このような画像計測条件切り替え機構を有する蛍光画像計測システムに、この発明を適用する例について、図2に基づき以下に説明する。
図2においては、例えば5個の蛍光フィルタブロック13に対し位置認識機構14を設け、ブロックを切り替えたときその出力を取り込むことで、ブロックの設定状況を演算部8により自動認識するようにする。さらに、演算部8は設定された蛍光フィルタブロック13の蛍光画像計測波長を判断し、それに適合するAF用光を標本1に照射する。AF用光源15としては、複数種類の発光ダイオードや半導体レーザを切り替えて使用しても良いし、白色光源に所定の分光透過性を持った光学フィルタの切り替え機構とシャッタ機構を組み合わせて用いても良い。
合焦点位置に到達した後、AF用光を消灯する。それに続いて、励起光源10を点灯するか、あらかじめ励起光源は点灯しておき、励起光を遮っていたシャッタを開けることで、励起光を標本1に照射し、蛍光画像計測を行なう。なお、励起光源としては、前記白色光以外に、測定試料に応じた励起光を発する複数のLEDとすることもできる。
次に、図3ないし図5に基づき、AF用の模様を設けた例について説明する。前記図1および図2に示す蛍光画像計測装置においては、AFのためにコントラストの評価を行なっている。このとき、標本保持位置以外にフォーカスしてしまうといった誤動作を防ぎ、コントラスト評価を簡便かつ正確に行なうには、前述のように、模様を用いる方法が有効である。まず、標本を保持するスライドガラスの表面に模様をつける例について、図3を参照して説明する。
図示のように、スライドガラスGの表面に予め模様を描いておく。模様は、無蛍光性塗料や蛍光を発しない金属の蒸着などにより描く。模様の太さおよび密度は、画像を取り込んだとき視野中に少なくとも一部の境界が映るように設定することとする。
蛍光標識した微生物や組織細胞などの標本をスライドガラス上に滴下し、カバーガラスをかけて計測可能なサンプルとする。このとき、標本はカバーガラスで押えつけられ、スライドガラス表面の模様と近接あるいは密着した状態になる。サンプルを蛍光画像計測システムにセットし、AF用光を照射する。AF用画像の中には少なくとも模様の一部が映っているので、その部分をターゲットとしてオートフォーカスを行なう。それに続いて、励起光源を点灯し、蛍光画像計測を行なうのは、図1および図2に示した実施の形態と同様である。
なお、以上のような計測を行なうには、オートフォーカスの基準である模様と標本とが近接あるいは密着していることが前提である。実際には、対物レンズ,鏡筒,結像レンズおよび撮像素子で構成される受光系の焦点深度に比べ、模様と標本との距離が短ければ良い。
次に、図4について説明する。微生物や組織細胞を計測する際、メンブレンフィルタのろ過によって標本を補足し、それを計測する操作は極めて一般的な操作である。以下では、そのメンブレンフィルタ表面に模様を設ける蛍光画像計測方法について、図4を参照して説明する。
模様は図3の場合と同様、メンブレンフィルタFの表面に、無蛍光性塗料や蛍光を発しない金属の蒸着などにより描く。模様の太さおよび密度は、画像を取り込んだとき視野中に少なくとも一部の境界が映るように設定する。
蛍光標識した微生物や組織細胞などのサンプルを、メンブレンフィルタでろ過する。このメンブレンフィルタ上に補足された標本を、計測に用いるサンプルとする。このとき、標本はメンブレンフィルタ表面の模様と近接した状態になる。
サンプルを蛍光画像計測システムにセットし、AF用光を照射する。AF用画像の中には少なくとも模様の一部が映っているので、その部分をターゲットとしてオートフォーカスを行なう。合焦点位置到達後、AF用光を消灯する。それに続いて、励起光源を点灯し蛍光画像計測を行なう。
前記特許文献1の公報に開示された装置のように、透過光像に基づいてオートフォーカスを行なうものでは、特に、呈色がなく屈折率が水に近い標本に対しては、微分干渉法を用いる画像計測が事実上必須の要件となっている。上述したように、微生物を計測する際フィルタろ過によって標本を補足し、それを計測する操作は極めて良く行なわれる操作であるが、この状態では微分干渉像を得るのは困難である。つまり、特許文献1の公報に開示されたものは、フィルタ上に補足した標本については適用できないことになる。
次に、図5について説明する。微生物や組織細胞といった標本を計測する場合、統計的なバラツキを低減するためにサンプルを蛍光画像計測方向と直交する平面でスキャンし、複数の画面について画像計測を行なうことは少なくない。こうした場合、模様を単純な線などではなく、位置情報を得られる形態、例えば図5に示すように、例えばメンブレンフィルタFの表面に、区画と通し番号の組み合わせで描いておけば、微生物や組織細胞など標本の存在位置を把握することができる。
微生物や組織細胞が経時的に変化するような場合は、この方法を用いることで、個々の標本を個別に認識しつつ、その変化を追跡することができる。その典型例としては、微生物の増殖を捉える用途や、組織細胞に対する薬剤の影響を評価するようなケースが挙げられる。このような位置情報は、スライドガラスの表面に形成するようにしても良い。
産業上の利用の可能性
この発明は、前述のように、微生物や組織細胞等の細胞や鉱物粒子などの微粒子を含む試料を、染色試薬により標識し、試料が発する蛍光画像を計測する計測方法および装置に利用できる。本計測方法および装置の利用分野としては、医療,食品製造,上下水道などがある。
この発明によれば、標本に励起光を照射せずにオートフォーカスが可能であり、また、構成要素の少ないシンプルな機構を実現したことで受光効率低下が最小限に抑えられることから、特に、蛍光強度の低い標本の計測が可能である。
また、励起光照射方向と同じ側であって励起光照射軸と所定の傾斜角を有する照射軸方向からAF用光を照射するため、メンブレンフィルタ表面に補足した標本についても、オートフォーカスが可能である。
さらに、複数のAF用光源を備える方法によれば、蛍光フィルタブロックを切り替えながら複数の励起−蛍光特性で画像計測を行なうシステムに対しても、この発明を適用することができる。さらにまた、コントラストが不鮮明な標本についても、標本に近接して設ける模様を利用してオートフォーカスを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す蛍光画像計測装置の概略構成図である。
図2は、本発明の第2の実施の形態を示す蛍光画像計測装置の概略構成図である。
図3は、AF用の模様を設けた例を説明する説明図である。
図4は、AF用の模様を設けた異なる例を説明する説明図である。
図5は、AF用の模様に位置情報を設けたさらに異なる例を説明する説明図である。

Claims (11)

  1. 撮像手段を介して得た画像情報に基づきオートフォーカスを行なう蛍光画像計測方法において、
    計測試料としての標本に対して、まず蛍光画像計測波長帯域で発光するオートフォーカス用光を照射し、その結果得た画像情報に基づいて合焦度を判定し、その合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動して合焦点位置をサーチし、合焦点位置に到達した後オートフォーカス用光の照射を止め、その後に、前記標本に対して励起光を照射し、試料が発する蛍光画像を計測することを特徴とする蛍光画像計測方法。
  2. 前記計測試料は、微生物や組織細胞等の細胞とすることを特徴とする請求の範囲第1項記載の蛍光画像計測方法。
  3. 前記オートフォーカス用光は、前記標本に対して励起光照射側と同じ側であって、かつ励起光照射軸と所定の傾斜角を有する照射軸方向から照射することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項記載の蛍光画像計測方法。
  4. 前記計測試料は複数種の細胞を含み、この複数種の細胞を計測する場合に、計測する細胞に応じて予め設定された複数の蛍光画像計測波長帯域のオートフォーカス用光を、順次切り替えて照射して前記合焦度を判定し、各細胞の蛍光画像を計測することを特徴とする請求の範囲第2項記載の蛍光画像計測方法。
  5. 前記標本に近接する模様を設け、この模様の画像情報に基づいてオートフォーカスを行なうことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の蛍光画像計測方法。
  6. 前記模様は、前記標本を保持するスライドガラス表面に設けることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の蛍光画像計測方法。
  7. 前記模様は、前記標本をろ過,補足するフィルタの表面に設けることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の蛍光画像計測方法。
  8. 前記模様は、数字や図形を含み、これらを識別することで標本の位置情報を得ることを可能とすることを特徴とする請求の範囲第5項ないし第7項のいずれか1項に記載の蛍光画像計測方法。
  9. 撮像手段を介して得た画像情報に基づきオートフォーカスを行なう蛍光画像計測装置において、
    標本に対して蛍光画像計測波長帯域の光を照射するオートフォーカス用光照射手段と、標本に対する励起光照射手段と、オートフォーカス用および蛍光画像計測用の撮像手段と、蛍光および励起用のフィルタおよびダイクロイックミラーを有する蛍光フィルタブロックと、合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動する合焦用駆動手段と、演算制御手段とを備え、
    前記演算制御手段は、オートフォーカス用光を照射して得た画像情報に基づいて合焦度を判定し、その合焦度に応じて受光光学系または標本の少なくとも一方を駆動して合焦点位置をサーチし、合焦点位置に到達した後オートフォーカス用光の照射を止め、その後に、前記標本に対して励起光を照射し、試料が発する蛍光画像を計測する制御機能を備えることを特徴とする蛍光画像計測装置。
  10. 前記オートフォーカス用光照射手段および/または励起光照射手段における光源は、発光ダイオードもしくは半導体レーザとすることを特徴とする請求の範囲第9項記載の蛍光画像計測装置。
  11. 複数の蛍光画像計測波長帯域の光を切り替えてオートフォーカスを行なうために、前記オートフォーカス用光照射手段は複数のオートフォーカス用光源を有し、かつ前記蛍光フィルタブロックを複数個設けてなり、さらに、前記演算制御手段は、複数種の細胞にそれぞれ対応する予め設定された複数の蛍光画像計測波長帯域の光源を、順次切り替えてオートフォーカスを行なう機能を備えることを特徴とする請求の範囲第9項記載の蛍光画像計測装置。
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