JPWO2003039684A1 - アイアンクラブヘッド及びアイアン型ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

本発明は、アイアン型ゴルフクラブ用のアイアンクラブヘッドに関する。アイアンクラブヘッド1は、フェース面を画成する前壁を有する前部エリア2と、前記前部エリア2に接続された後部エリア3とを有し、前記後部エリア3は、少なくともソール部32、トウ部33、トップブレード部34で形成され、前記前部エリアは、前記後部エリアの少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部に対応する部分において前記前壁の外周縁から後部エリアに向かって伸びるリブ23を有し、前記後部エリアが前記リブの端面で前記前部エリアに接合されている。

Description

技術分野
本発明は、アイアン型ゴルフクラブヘッドに関し、詳細には、強度が高くてスイートエリアを広くとれ、しかもゴルフボールを打ち易く、上げ易いアイアンクラブヘッド及びそのようなアイアンクラブヘッドを使用したアイアン型ゴルフクラブに関する。
背景技術
アイアンクラブ用ヘッドとしては、重心高さを低くして、ゴルフボールを打ち易く上げ易くしたヘッド構造として、フェース面を画成するフェース部とソール面を画成するソール部とが一体的に形成されかつ後部に開口する凹所を有するいわゆるキャビティタイプのアイアンクラブヘッドがある。また、キャビティタイプのアイアンヘッドにも、互いに別個に作られたフェース面を画成する前部と、ソール面を画成する後部とを互いに接合した構造のものもある。一方、ウッド型ゴルフクラブのクラブヘッドとしては、互いに別個に形成されたフェース部とソール部とを接合させて内部を空洞を形成したいわゆる中空タイプが主流になっている。
アイアン型ゴルフクラブは、強度が高くてスイートエリアが広くとれる性能がもとめられる。しかしながら、従来の接合型のアイアンクラブヘッドでは、図1に示されるように、平板状の前部aに、ソール部を有する後部bを直接接合させた構造であるため、十分な強度を確保することが難しくまたスイートエリアを広くとれない問題があった。
また、アイアン型ゴルフクラブは、ゴルフボールを打ち易く、高く上げ易くする性能を求められるが、このうち後者に対しては、アイアンクラブヘッドの重心深度を深くかつ重心高さを低くすることが極めて有効となる。アイアンクラブヘッドの重心深度を深くすれば、ゴルフボールのインパクト時のヘッドのインパクトロフト角が大きくなり、また、重心高さを低くすれば、ヘッドの重心近くでボールを打つこととなり、いずれも、ゴルフボールを打ち易く、高く上げ易くなる。
しかしながら、従来の一体型のキャビティタイプのアイアンクラブヘッドでは、ソール面にインサートを取り付ける等して重量を付加することでアイアンクラブヘッドの重心深度を深くかつ重心高さを低くすることも理論的には可能であるが、これでは、ヘッドそのものの自重が増加し、クラブ全体の重量やスイングウエイトが重くなり、スイングに影響する。これに対して、ヘッドの重量を減らすため、フェース部やその周辺部の重量を減らすようにすると、剛性が低下してフェースの歪みが大きくなり使用に耐えない。
一方、ウッド型ゴルフクラブの中空タイプのクラブヘッドの場合には、フェース部の周縁にリブを形成してそのリブの部分でソール部に接合させたカップフェース式を採用したものは既にあるが、ウッド型クラブヘッドへのカップフェース型フェース部の適用はソール部とフェース部との接合部及び/又はその近傍の強度アップを主目的としたものである。しかもウッド型のキャビティタイプのクラブヘッドの場合、従来からフェース部とソール部とが同じ材質でつくられているのが一般的であった。
そこで、本発明者らは、上記課題を克服すべくアイアンクラブヘッドに求められるヘッド本体の剛性及びゴルフボール打撃時の衝撃に対する強度を満足してスイートエリアを広くとれる構造について鋭意研究を重ねた結果、構造を根本的に改良することによりヘッド全体の剛性及びゴルフボール打撃時の衝撃に対する強度を満足してスイートエリアを広くとることが可能であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
発明の概要
本発明の目的は、フェース面を画成する前壁を有する前部エリアと、その前部エリアに接合される後部エリアの構造を改良することにより、強度に優れかつスイートエリアを広くとれるアイアンクラブヘッドを提供することである。
本発明の他の目的は、前部エリアを後部エリアの材料より比重が小さい材料でつくることによって、アイアンクラブヘッドの重心深度を深くかつ重心高さを低くしたアイアンクラブヘッドを提供することである。
本発明の別の目的は、上記のような構造のアイアンクラブヘッドを有するアイアン型ゴルフクラブを提供することである。
本発明は、アイアン型ゴルフクラブ用のアイアンクラブヘッドにおいて、
フェース面を画成する前壁を有する前部エリアと、前記前部エリアに接続された後部エリアとを有し、
前記後部エリアは、少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部で形成され、
前記前部エリアは、前記後部エリアの少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部に対応する部分において前記前壁の外周縁から後部エリアに向かって伸びるリブを有し、前記後部エリアが前記リブの端面で前記前部エリアに接合されて構成されている。
本発明によれば、クラブヘッド全体の剛性を高め、ゴルフボール打撃時の衝撃に対する強度を向上することができると共に、スイートエリアをひろくすることができる。
上記アイアンクラブヘッドにおいて、前記前部エリアが前記後部エリアの材料より比重が小さい材料でつくられていてもよい。これにより、重心深度を深くかつ重心高さを低くできる。
また、前記前部エリアの材料及び前記後部エリアの材料は、その強度及び比重等に基づき採用されるが、例えば、前記前部エリアの材料がチタン又はチタン合金であり、前記後部エリアの材料がステンレスであってもよい。ここで、チタンの比重は4〜5g/cmであり、ステンレスの比重は7〜10g/cmである。
更に、前記後部エリアのソール部は、重心深度を深く、重心高さを低くするために加重されるように設計されるが、例えば、前記後部エリアの材料より比重の大きな材料でできたインサートがソール部に接合されていてもよい。
本願の他の発明は、アイアンクラブヘッドを備えるアイアン型ゴルフクラブにおいて、
前記アイアンクラブヘッドが、フェース面を画成する前壁を有する前部エリアと、前記前部エリアに接続された後部エリアとを有し、
前記後部エリアは、少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部で形成され、
前記前部エリアは、前記後部エリアのソール部、トウ部及びトップブレード部に対応する部分において前記前壁の外周縁から後部エリアに向かって伸びるリブを有し、前記後部エリアが前記リブの端面で前記前部エリアに接合されて構成されている。
これにより、アイアン型ゴルフクラブのヘッド全体の剛性を高め、ゴルフボール打撃時の衝撃に対する強度を向上することができると共に、スイートエリアを広くできる。
上記ゴルフクラブにおいて、前記前部エリアが前記後部エリアの材質より比重が小さい材料でつくられていてもよい。これによって重心深度を深くかつ重心高さを低くできる。
また、前記前部エリアの材料及び前記後部エリアの材料は、その強度及び比重等に基づき採用されるが、例えば、前記前部エリアの材料がチタン又はチタン合金であり、前記後部エリアの材料がステンレスであってもよい。ここで、チタンの比重は4〜5g/cmであり、ステンレスの比重は7〜10g/cmである。
更に、前記後部エリアのソール部は、重心深度を深く、重心高さを低くするために加重されるように設計されるが、例えば、前記後部エリアの材料より比重の大きな材料でできたインサートがソール部に接合されていてもよい。なお、前記アイアンクラブヘッドとシャフトの接合は、例えば、ネック部内に挿入されて構成されるホーゼルを介してなされ、前記ホーゼルが前記アイアンクラブヘッドと別体に作られかつ前記後部エリアの材質より比重が小さい材料でできて構成されていてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下図面を参照して、本発明によるアイアンクラブヘッドの実施形態についてに説明する。
図2ないし図5において、本発明の一つの実施形態を示すアイアンクラブヘッド1が示されている。アイアンクラブヘッド1は、フェース面を画成する前部エリア2と、後部エリア3とを有し、それらは互いに接合されて一体のアイアンクラブヘッドにつくられている。前部エリア2は、フェース面21を画成する前壁22と、前壁の周辺部から後方(後部エリア側)に向かって伸びるリブ23とを有し、それらは一体的に形成されている。リブ23は、この実施形態では、前壁の全周に形成されているのでなく、ゴルフクラブヘッドのソール側、トウ側及びトップブレード側に形成され、ヒール側には形成されていない。リブ23の後部エリア側の端面(図4において左端面)26は後部エリアとの接続面を形成している。ホーゼル取り付け部側には後部エリア3との接合面27が形成されている。フェース面21には横方向(図2において左右方向)に伸びる複数のスコアライン24が形成されている。この前部は、この実施形態ではチタン又はチタン合金で作られているが、アルミニウム合金、マグネシウム合金で作られてもよい。なお、フェース面を形成する前壁は全体を同じ厚さでなく中央部を厚く周辺部を薄くすることで、フェースの強度を保ちつつバネ特性を高めるようにしてもよい。この場合フェース面の裏側の面を、例えば湾曲上に厚くしてもよいし、段階的に中央部を厚くしてもよいし、連続的に中央部が厚くなるように変化させてもよい。
後部エリア3は、アイアンクラブヘッドのソールを画成するソール部32と、トウを画成するトウ部33と、トップブレードを画成するトップブレード部34と、ホーゼル取り付け部35とを有し、それらは一体的につくられている。この実施形態において、後部エリア3のこれらの部分はステンレス材料で一体的につくられている。ソール部32、トウ部33及びトップブレード部34の前部エリア2側の端面36は同一平面上にあってそれらは前部エリアとの接合面を構成している。後部エリア3のホーゼル取り付け部35側には前部エリアとの接合面37が形成されている。前部エリア2と後部エリア3とはそれらの端面26と36及び接合面27と37において、公知の接合方法により接合され一体構造にされている。したがって、アイアンクラブヘッド1には、前壁、後壁、ソール部、トップブレード部、トウ部等によって画成されたキャビティ部Cが形成されている。
このように、アイアンクラブヘッド1の前部エリア2にはソール部が形成されていないので前部エリアを構成する材料の使用量を少なくできる。したがって、前部エリアをチタン又はチタン合金のように高い衝撃強度を有し高価な材料でつくった場合にも材料費を節減できる。更に、後部エリアをステンレス材料のような前部エリアの材料より比重の大きい材料でつくることによって、アイアンクラブヘッドの重心深度を深くかつ重心高さを低くすることができる。更に、前部エリアの全周に亘ってリブが形成されているので、強度を強くできまたフェースエリアを広くでき、ゴルフボールの打撃時に発生するフェース面の歪みを少なく抑えることができる。
ホーゼル取り付け部35は、図6に示されるように、横断面円形の段付き穴38が形成されている。段付き穴内にはホーゼル4の先端(図6において下端)41が挿入されている。本例においては、後部エリア3とホーゼル4とはネジと溶接との併用により接合を行うことで接合強度を高めているが、公知の接合方法により接合してもかまわない。このホーゼル4は、全体として筒状になってていて、チタン又はチタン合金のような後部エリア3の材料より比重の小さい材料でつくられている。ホーゼル4の軸方向穴42内には、ゴルフクラブのシャフト5の下端が勘合固定されている。ホーゼル4を後部エリアと別体にしかも後部エリアの材料よりも比重の小さな材料で形成することによりアイアン型ゴルフクラブのヘッド部分の重心高さを低くすることができる。
なお、上記実施形態では前部エリアの接合面26と27とが、したがって後部エリアの接合面36と37が図に示されるように平坦面で互いに接合するようにしたが、接合強度を上げるように、前部エリアのリブに凸部を形成し、後部エリアの対応する部分にその凸が嵌る凹部を形成し、また、前部エリアのリブに凹部を形成し、後部エリアの対応する部分にその凹部に入る凸部を形成し、それらを勘合して接合してもよい。また、前部エリア2のヒール取り付け部側の部分にもリブを形成することによってそれらを同一面にしてもよい。
図7において、本発明によるアイアンクラブヘッドの変形例が1aで示されている。このアイアンクラブヘッド1aも、フェース面21aを画成する前部エリア2と、その前部エリアに接合された後部エリア3とで構成されている。この実施形態のアイアンクラブヘッド1aは後部エリア3aの構造のみが前記実施形態と異なっているので、その異なる部分についてのみ説明し、その他の点についての説明は省略する。
後部エリア3aのソール部32aの下隅縁(図7において)に切欠き部311aが形成され、その部分には切欠き部と同じ形状であるが、後部エリアの材料より比重の大きな材料、例えばタングステン(比重約10〜20g/cm)でできたインサート6が取り付けられ接合されている。このようにすることによって、アイアンクラブヘッドのソール部を形成する材料の比重が大きくなりしかもその取り付け位置の関係でアイアンクラブヘッドの後方に重心の位置が移動するのでアイアンクラブヘッドの重心深度を更に深くしかつ重心高さを更に低くすることができる。
次に、図1に示された従来のキャビティタイプのアイアンクラブヘッド(以下従来ヘッド(モデル:MACTEC NV 5番アイアン))と、本発明の一実施例のキャビティタイプのアイアンクラブヘッド(以下本発明ヘッド(モデル:MACTEC NV2 5番アイアン))との反発係数(COR)及びスイートエリアの広がり状態を比較した試験結果について説明する。
試験は、従来ヘッド及び本発明ヘッドの各々につき、スイートスポットすなわち重心点(SS)と、スイートスポットからトウ部(TOE)側に10mm離れた点(PTOE)及びヒール部(HEEL)側に10mm離れた点(PHEEL)との3点でそれぞれ10回試験を行なった。従来のクラブヘッド(クラブヘッドA)は前部エリアがチタン製で後部エリアがステンレススチール製であり、全体の重量が255.4gで、上記3点についての10回の試験の測定値は下記表1に示す通りである。また、本発明のクラブヘッド(クラブヘッドB)も前部エリアがチタン製で後部エリアがステンレススチール製であり、全体の重量が257.8gで、上記3点についての10回の試験の測定値は下記表2に示す通りである。
Figure 2003039684
Figure 2003039684
上記各クラブヘッドについての10回の試験結果の測定値の平均値を上記3点についてまとめて示せば下記表3に示されるようになる。
Figure 2003039684
Figure 2003039684
表3の値を用いてグラフで分かり易く示せば図8に示されるようになる。このグラフから、従来のヘッドに比較して本発明のヘッドは反発係数が全体として高くなり、ボールの飛距離を従来のヘッドより伸ばすことが可能であることが分かる。また本発明のヘッドではスイートスポットSSにおける反発係数に対する点PTOP及び点PHEELにおける反発係数の値の低下の度合いが従来のヘッドに比べて小さいことが分かる。このことは、スイートエリアが従来のヘッドより広がっていることを示していると言える。
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することが可能である。
(イ)前部エリアは、少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部において前壁の外周縁から後部エリアに向かって伸びるリブを有し、後部エリアがリブの端面で前部エリアに接合されていることによって、フェース面の端面に作用する衝撃を緩和して破損を防止でき、図8示される結果からもスイートエリアを広くとることが可能であることが明らかである。
(ロ)フェース面の反発係数を従来の構造に比較して増大できる。
(ハ)後部エリアを前部エリアの材料より比重の大きい材料でつくることによって、アイアンクラブヘッドの重心深度を深くかつ重心高さを低くすることができる。
(ニ)アイアンクラブヘッドを前部エリアと後部エリアとで構成し、フェース面を画成する前部エリアの容積を少なくしたので、前部エリアをチタン又はチタン合金のように高い衝撃強度を有しかつ高価な材料でつくった場合にも材料を節減できる。
(ホ)後部エリアのソール部に後部エリアの材料より比重の大きい材料でできたインサートを固定することによりアイアンクラブヘッドの重心深度を更に深くできかつ重心高さを更に低くできる。
(ヘ)ホーゼルをアイアンクラブヘッドの後部エリアの材料より比重が小さい材料でつくることによって、アイアン型ゴルフクラブのヘッド部の重心位置を、前記アイアンクラブヘッドのみを使用したゴルフクラブのヘッド部より更に低くできる。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の接合型のアイアンクラブヘッドの断面図である。
図2は本発明によるアイアンクラブヘッドの一実施形態の正面図である。
図3は、図2のアイアンクラブヘッドの側面図である。
図4は、図2のアイアンクラブヘッドの矢印A−Aに沿って見た断面図である。
図5は、図2のアイアンクラブヘッドの矢印B−Bに沿って見た断面図である。
図6は、図2及び図3のアイアンクラブヘッドのホーゼル取り付け部及びそこに取り付けられたホーゼルを示す断面図であって、図3の矢印D−Dに沿って見た断面図である。
図7は、本発明のアイアンクラブヘッドの他の実施形態の断面図であって、図4と同様の断面図である。
図8は、従来のクラブヘッド及び本発明の一実施例のクラブヘッドの反発係数測定試験結果を示すグラフ図である。

Claims (9)

  1. アイアン型ゴルフクラブ用のアイアンクラブヘッドにおいて、
    フェース面を画成する前壁を有する前部エリアと、前記前部エリアに接続された後部エリアとを有し、
    前記後部エリアは、少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部で形成され、
    前記前部エリアは、前記後部エリアの少なくとも前記ソール部、トウ部及びトップブレード部に対応する部分において前記前壁の外周縁から後部エリアに向かって伸びるリブを有し、前記後部エリアが前記リブの端面で前記前部エリアに接合されているアイアンクラブヘッド。
  2. 請求の範囲1に記載のアイアンクラブヘッドにおいて、前記前部エリアが前記後部エリアの材料より比重が小さい材料でつくられているアイアンクラブヘッド。
  3. 請求の範囲1又は2に記載のアイアンクラブヘッドにおいて、前記前部エリアの材料がチタン又はチタン合金であり、前記後部エリアの材料がステンレスであるアイアンクラブヘッド。
  4. 請求の範囲1ないし3のいずれかに記載のアイアンクラブヘッドにおいて、前記後部エリアのソール部に前記後部エリアの材料より比重の大きな材料でできたインサートが接合されているアイアンクラブヘッド。
  5. アイアンクラブヘッドを備えるアイアン型ゴルフクラブにおいて、
    前記アイアンクラブヘッドが、フェース面を画成する前壁を有する前部エリアと、前記前部エリアに接続された後部エリアとを有し、
    前記後部エリアは、少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部で形成され、
    前記前部エリアは、前記後部エリアの少なくともソール部、トウ部及びトップブレード部に対応する部分において前記前壁の外周縁から後部エリアに向かって伸びるリブを有し、前記後部エリアが前記リブの端面で前記前部エリアに接合されているアイアン型ゴルフクラブ。
  6. 請求の範囲5に記載のアイアン型ゴルフクラブにおいて、前記前部エリアが前記後部エリアの材質より比重が小さい材料でつくられているアイアン型ゴルフクラブ。
  7. 請求の範囲5又は6に記載のアイアン型ゴルフクラブにおいて、前記アイアンクラブヘッドの前部エリアの材料がチタン又はチタン合金であり、前記アイアンクラブヘッドの後部エリアの材料がステンレスであるアイアン型ゴルフクラブ。
  8. 請求の範囲5ないし7のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブにおいて、前記アイアンクラブヘッドの後部エリアのソール部に前記後部エリアの材料より比重の大きな材料でできたインサートが接合されているアイアン型ゴルフクラブ。
  9. 請求の範囲5ないし8のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブにおいて、前記アイアンクラブヘッドとシャフトとを接続するホーゼルが前記アイアンクラブヘッドと別体に作られかつ前記前記アイアンクラブヘッドの後部エリアの材料より比重が小さい材料でできているアイアン型ゴルフクラブ。
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