JPWO2003014087A1 - 5−メチル−1−フェニル−2(1h)ピリジノンの製造方法 - Google Patents

5−メチル−1−フェニル−2(1h)ピリジノンの製造方法 Download PDF

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Abstract

特殊な試薬や装置を必要とせず、短工程かつ簡便な操作で、医薬原体として有用な5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノン(式2)を製造する。下式1で表される5−メチル−2(1H)ピリジノンと、ブロモベンゼンまたはクロロベンゼンとを、1価銅触媒および2価銅触媒から選ばれる少なくとも1種の銅触媒、および、塩基の存在下で反応させることを特徴とする下式2で表される5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンの製造方法。

Description

<技術分野>
本発明は、医薬原体や医薬中間体として有用な5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンの製造方法に関する。
<背景技術>
5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンの合成法としては、5−メチル−2(1H)ピリジノンとヨードベンゼンを、亜鉛−銅(0価)触媒を用いて、炭酸カリウム共存下で加熱還流させ、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンを合成する方法が知られている(US3839346)。
しかし、ヨードベンゼンを用いる方法は、経済的に不利である問題があった。また加熱還流条件にするには、反応器内温をヨードベンゼンの沸点(約190℃)付近になるまで加熱する必要があり、エネルギーを多量に消費する点や、また、環境上不利である点で問題があった。
該方法の欠点を解決する目的で、より低沸点のブロモベンゼン(沸点156℃)を用いて、亜鉛−銅(0価)触媒、および、炭酸カリウム共存下で加熱還流を行う試みをしたが、きわめて反応収率が低く、工業的製造方法としては採用できない方法であった。また、亜鉛−銅触媒(0価)は用時にその都度調製しなければならないため、製造工程が煩雑になる問題があった。また触媒活性が一定である触媒を調製することが困難であり、製造工程の条件設定が定まらない問題もあった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、安価なブロモベンゼンを用いて、従来よりも低い温度で、調製しやすい触媒を用い、かつ、安定な製造条件で、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンを高収率で製造する方法を提供する。
<発明の開示>
すなわち本発明は、下式1で表される5−メチル−2(1H)ピリジノンと、ブロモベンゼンまたはクロロベンゼンとを、1価銅触媒および2価銅触媒から選ばれる少なくとも1種の銅触媒、および、塩基の存在下で反応させることを特徴とする下式2で表される5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンの製造方法を提供する。
Figure 2003014087
<発明を実施するための最良の形態>
式1で表される5−メチル−2(1H)ピリジノン、およびブロモベンゼン、とクロロベンゼンは公知の化合物であり、公知の方法で合成できる。
本発明においては、5−メチル−2(1H)ピリジノンをブロモベンゼンまたはクロロベンゼンと反応させる。ブロモベンゼンまたはクロロベンゼンの量は5−メチル−2(1H)ピリジノンに対して1〜50倍モルが好ましく、操作性および容積効率の面から1.0〜15倍モルが特に好ましく、1.0〜10倍モルがさらに好ましい。さらに、ブロモベンゼンまたはクロロベンゼンを4〜10倍モル使用した場合には、反応条件が調節しやすくなる等の反応の操作性が向上し、かつ、反応後の塩基および銅触媒の除去がしやすくなる利点があり、とりわけ好ましい。ブロモベンゼンおよびクロロベンゼンを、それぞれ過剰量使用した場合には、反応生成物からこれらを回収して、次の反応または他の反応にリサイクルすることができる。
本発明の反応は溶媒の存在下で行ってもよいが、溶媒の不存在下に行うのが好ましい。溶媒の不存在下に反応を実施した場合には、後処理で溶媒を除去する工程が不要になり、生成する5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンへの溶媒の残留を防止でき、かつ、溶媒分の製造コストを抑えられること、等の利点がある。
溶媒を用いる場合には、反応条件下で不活性な溶媒から選ぶのが好ましい。該溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒や、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジノンなどのアミド系溶媒、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのグライム系溶媒、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。溶媒は、5−メチル−2(1H)ピリジノン1gに対して0.5〜20mlを使用するのが好ましい。
本発明の反応は、1価銅触媒および2価銅触媒から選ばれる少なくとも1種の銅触媒の存在下に行い、これらは触媒として作用する。1価銅触媒としては、酸化第一銅、酸化第二銅、ヨウ化第一銅、硫酸第一銅等が挙げられる。2価銅触媒としては、ヨウ化第二銅、臭化第一銅、臭化第二銅、塩化第一銅、塩化第二銅、硫酸第二銅等が挙げられる。なかでも反応性が良好なことから酸化第一銅が好ましい。本発明の方法で用いる銅触媒は、安価に市販されており、入手容易な触媒である。また、本発明の反応に用いる銅触媒は、精製することなしにそのまま使用でき、またその都度調製する必要のない点で、従来の方法で採用されていた触媒よりも使用しやすい触媒である。
5−メチル−2(1H)ピリジノン(式1)に対する銅触媒の量は、銅1原子あたりの量に換算した場合、5−メチル−2(1H)ピリジノン(式1)に対する銅触媒の量が0.005倍モル〜1倍モルであるのが好ましく、0.02倍モル〜0.5倍モルであるのがより好ましく、特に0.05倍モル〜0.2倍モルであるのが好ましい。
また本発明の反応には塩基を存在させる。塩基としては、副生する臭化水素または塩化水素を捕捉できるものであれば特に限定されず、無機塩基であっても、有機塩基であってもよい。塩基としては、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエチルアミン、ジイロプロピルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどが挙げられ、後処理の容易さから無機塩基が好ましく、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムが特に好ましい。
このような塩基の量は、5−メチル−2(1H)ピリジノン(式1)に対して、0.5倍モル〜10倍モルが好ましく、0.8倍モル〜3倍モルが特に好ましい。
本発明の反応において使用される、ブロモベンゼン、クロロベンゼン、銅触媒、塩基の入手経路は特に限定されず、通常は市販品を用いるのが好ましい。市販品は必要に応じて精製してもよいが、通常の場合には精製せずに用いることができる。
本発明の反応は、5−メチル−2(1H)ピリジノン(式1)、銅触媒、塩基、および、ブロモベンゼンまたはクロロベンゼンを反応容器に入れて、通常は加熱することにより容易に実施できる。本発明の反応の温度は、80℃〜180℃が好ましく、特に100℃〜160℃が好ましい。反応の圧力は通常は常圧であるのが好ましいが、場合によっては加圧であってもよい。反応時間は1〜30時間が好ましく、特に2〜24時間が好ましい。
本発明の反応で生成する反応生成物は、通常の後処理方法や、目的に応じた精製を行うのが好ましい。具体的には、下記方法1〜4によるのが好ましい。
(方法1);反応生成物を水で希釈し、つぎにジクロロメタン、トルエン、酢酸エチル等の非水溶性有機溶媒を加えて分液し、必要に応じて有機層に活性炭等の吸着剤を加えて吸着処理した後に、該有機層を濃縮し単離する方法。
(方法2);反応生成物を水で希釈し、つぎにジクロロメタン、トルエン、酢酸エチル等の非水溶性有機溶媒を加えて分液し、必要に応じて有機層に活性炭等の吸着剤を加えて吸着処理した後に、該有機層から晶出させる方法。
(方法3);反応生成物にジクロロメタン、トルエン、酢酸エチル等の非水溶性有機溶媒を加えて目的物を抽出したのち、該有機層を水や食塩水で洗浄する。さらに必要に応じて活性炭などの吸着剤を添加した後に、該有機層から晶出させる方法。
(方法4);反応生成物にアルカリ水溶液などを加え、無機塩や銅触媒を溶解させ、つぎにジクロロメタン、トルエン、酢酸エチル等の非水溶性有機溶媒を加えて目的物を抽出したのち、該有機層を水や食塩水で洗浄する。さらに必要に応じて活性炭などの吸着剤、またはキレート剤を添加した後に、該有機層から晶出させる方法。
上記方法における、吸着剤(たとえば、活性炭など)の添加は、反応生成物中に含まれる、タール状物質などの不純物を除去できる。キレート剤(たとえば、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)など)の添加は、触媒に由来する重金属を除去できる。本発明の方法においては、反応生成物を吸着剤またはキレート剤で処理するのが好ましく、特に活性炭で処理するのが好ましい。
本発明の製造方法により得られる5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノン(式1)は医薬原体または医薬の中間体として有用な公知の化合物である。本発明によれば、特別な装置や試薬を使用することなく、安定にかつ温和な反応条件で該化合物を製造できる。
(実施例)
以下に実施例を示して、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されない。
[実施例1]
撹拌器、内温計を備えた1Lのフラスコに、5−メチル−2(1H)ピリジノン(100.06g)、酸化第一銅(6.566g)、炭酸カリウム(139.5g)、ブロモベンゼン(259.4g)をはかりとり、大気圧下、175℃に調整した油浴中、内温を156℃にして加熱還流を3.5時間行った。反応終了後、生成物に酢酸エチルを加えて抽出し、酢酸エチル層における不溶物をろ別した。ろ過後の酢酸エチル層を10%食塩水で洗浄し、活性炭で処理したのち、晶析を行った。析出した結晶を濾別し、90℃で5%酢酸に溶解させ、25%水酸化ナトリウム水溶液を溶液のpHが13になるまで滴下した後、5℃まで冷却し、4時間保持した。析出した結晶をろ別し、充分に水洗した後に乾燥し、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノン(110.05g)を得た。5−メチル−2(1H)ピリジノンからの収率は64.8%であった。
[実施例2]
撹拌器、内温計、コンデンサを備えた50mLのフラスコに、5−メチル−2(1H)ピリジノン(5.00g)、酸化第一銅(0.33g)、炭酸カリウム(6.97g)、ブロモベンゼン(12.95g)をはかりとり、大気圧下、内温を120℃にして22時間加熱した。反応終了後、生成物に酢酸エチルを加えて抽出し、酢酸エチル層における不溶物をろ別した。ろ過後の酢酸エチル層を10%食塩水で洗浄し、活性炭で処理したのち、晶析を行った。析出した結晶を濾別し、90℃で5%酢酸に溶解させ、25%水酸化ナトリウム水溶液を溶液のpHが13になるまで滴下した後、5℃まで冷却し、5時間保持した。析出した結晶をろ別し、充分に水洗した後に乾燥し、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノン(5.70g)を得た。5−メチル−2(1H)ピリジノンからの収率は67.2%であった。
[実施例3]
撹拌器、内温計、コンデンサを備えた50mLのフラスコに、5−メチル−2(1H)ピリジノン(5.00g)、酸化第一銅(0.66g)、炭酸カリウム(6.97g)、ブロモベンゼン(12.95g)をはかりとり、大気圧下、内温を120℃にして9時間加熱した。反応終了後、生成物に酢酸エチルを加えて抽出し、酢酸エチル層における不溶物をろ別した。ろ過後の酢酸エチル層を10%食塩水で洗浄し、活性炭で処理したのち、晶析を行った。析出した結晶を濾別し、90℃で5%酢酸に溶解させ、25%水酸化ナトリウム水溶液を溶液のpHが13になるまで滴下した後、5℃まで冷却し、5時間保持した。析出した結晶をろ別し、充分に水洗した後に乾燥し、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノン(5.41g)を得た。5−メチル−2(1H)ピリジノンからの収率は63.7%であった。
[実施例4]
撹拌器、内温計、コンデンサを備えた500mLのフラスコに、5−メチル−2(1H)ピリジノン(40.00g)、酸化第一銅(2.62g)、炭酸カリウム(55.73g)、ブロモベンゼン(347.39g)をはかりとり、大気圧下、175℃に調整した油浴中、内温を156℃にして加熱還流を4時間行った。反応終了後、生成物に酢酸エチルを加えて抽出し、酢酸エチル層における不溶物をろ別した。ろ過後の酢酸エチル層を10%食塩水で洗浄し、活性炭で処理したのち、晶析を行った。析出した結晶を濾別し、90℃で5%酢酸に溶解させ、25%水酸化ナトリウム水溶液を溶液のpHが13になるまで滴下した後、5℃まで冷却し、4.5時間保持した。析出した結晶をろ別し、充分に水洗した後に乾燥し、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノン(46.24g)を得た。5−メチル−2(1H)ピリジノンからの収率は68.1%であった。
[参考例]
撹拌器、内温計、コンデンサを備えた50mLのフラスコに、5−メチル−2(1H)ピリジノン(5.46g)、亜鉛−銅(0価)触媒(63.8mg)、炭酸カリウム(7.62g)、ブロモベンゼン(14.16g)をはかりとり、180℃の油浴中で、40時間、加熱還流させた。生成物をメタノールで抽出し、高速液体クロマトグラフィーで定量した結果、5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンの収率は9.85%であった。
<産業上の利用可能性>
本発明の方法によれば、5−メチル−2(1H)ピリジノン(式1)から短工程で、医薬原体または中間体として有用な5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンを得ることができる。本発明の方法は、より安価で使用しやすい試薬を用いて、低い反応温度で実施できることから、経済性に優れた方法である。また、本発明の製造方法は、特別な反応条件や反応装置を用いることなしに実施でき、反応の収率も高いことから、工業的な大容量の製造方法として有用な方法である。

Claims (10)

  1. 下式1で表される5−メチル−2(1H)ピリジノンと、ブロモベンゼンまたはクロロベンゼンとを、1価銅触媒および2価銅触媒から選ばれる少なくとも1種の銅触媒、および、塩基の存在下で反応させることを特徴とする下式2で表される5−メチル−1−フェニル−2(1H)ピリジノンの製造方法。
    Figure 2003014087
  2. 5−メチル−2(1H)ピリジノンと、ブロモベンゼンを、溶媒の不存在下で反応させる請求項1に記載の製造方法。
  3. 銅触媒が1価銅触媒である請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 銅触媒が、酸化第一銅、酸化第二銅、ヨウ化第一銅、ヨウ化第二銅、臭化第一銅、臭化第二銅、塩化第一銅、塩化第二銅、および硫酸銅から選ばれる請求項1または2に記載の製造方法。
  5. 銅触媒が、酸化第一銅である請求項1または2に記載の製造方法。
  6. 塩基が、炭酸カリウムである請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 反応温度が80〜180℃である請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
  8. 反応温度が100℃〜160℃である請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
  9. 反応の生成物を、吸着剤またはキレート剤で処理する請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法。
  10. 式1で表される5−メチル−2(1H)ピリジノンに対してブロモベンゼンまたはクロロベンゼンを4〜10倍モル反応させる請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法。
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