JPWO2002099656A1 - 電子機器およびプログラム - Google Patents
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Abstract
本発明は、通信回線に接続されその通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器に関し、割高な設備を必要とせずに、アクセスポイントを適切に設定することを目的とし、行動スケジュールを記録したスケジュールファイルとアクセスポイントと場所の情報との対応関係を記録したアクセスポイントファイルを用意しておき、スケジュールファイルから現在の所在地を知り、その所在地に応じたアクセスポイントを設定する。
Description
従来分野
本発明は、通信回線に接続されその通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器、電子機器内で実行されることによりその電子機器にアクセスポイントを設定するプログラムに関する。
背景技術
近年、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」と略記する)等の電子機器が広く普及してきている。また最近では、ノートパソコンを始めとする電子機器の、モバイル用途としての利用の増大に伴い、あらゆる場所でモデムを利用したネットワーク接続が日常化してきている。
ところが、モデムを利用してネットワークに接続する場合、電話回線への接続料を抑えるためにそれぞれの場所に応じたアクセスポイントを設定する必要がある。
このような状況から、場所と時間を選ばずに常に適切なアクセスポイントを設定できる環境が実現されることが望ましい。
従来、このような環境を実現するために、GPS(Global Positioning System)やPHS(Personal Handyphon System)等の位置情報検出機能を利用してそのノートパソコン等の現在の所在を知り、その場所に適切なアクセスポイントを設定することが知られている(例えば特開平11−146087号公報参照)。
しかしながらGPSやPHSを利用して位置を検出するシステムを採用すると、例えば出張先であっても有線の電話回線を利用してネットワークに接続するという用途を想定したとき過大な設備を必要とするという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑み、割高な設備を必要とせずに、アクセスポイントを適切に設定することのできる電子機器、電子機器内で実行されることによりその電子機器に適切なアクセスポイントを設定するプログラムを提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成する本発明の電子機器は、通信回線に接続され通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器において、
日時および場所の情報を含むスケジュールを管理するスケジュール管理部と、
場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するアクセスポイント管理部と、
上記スケジュールから現在の日時における場所の情報を取得し、上記対応関係から現在の日時における場所の情報に応じたアクセスポイントを取得して、そのアクセスポイントに接続する通信接続部とを備えたことを特徴とする。
本発明は、スケジュールから現在位置を割り出してアクセスポイントを設定するものであり、特別な設備を必要とせず、適切なアクセスポイントを設定することができる。
ここで、上記本発明の電子機器において、上記アクセスポイント管理部は、地名に代わるインデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するものであって、
通信接続部は、インデックスを含む場所の情報の、操作に応じた入力を受けつけて、アクセスポイントファイルから、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを知り、そのアクセスポイントに接続するモードを有するものであることが好ましい。
アクセスポイントの設定先をスケジュールのみに委ねると、スケジュールにない、あるいはスケジュールとは異なる行動をとったときに設定を誤ったり、正しく設定されないおそれがある。
そこで、操作により場所の情報を入力してその入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを設定する手動モードを有することが好ましく、その場合に、現在地の正式な地名(住所を含む)を入力するのではなく、例えば○○ホテル、△△駅など、自分が今居る場所、あるいは自分が今居る場所の近くにある施設の名称等のインデックスを入力することで正しいアクセスポイントが設定されることが好ましい。上記のように、インデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理しておくことにより、使いやすい手動モードが実現する。
また、上記本発明の電子機器において、スケジュールファイル管理部、及び/又は、アクセスポイント管理部は、上記スケジュール、及び/又は、上記対応関係を、この電子機器でアクセスされる、この電子機器とは別体の記録媒体に記録して管理するものであることが好ましい。
このように、スケジュールあるいは対応関係を別体の記録媒体、例えばスマートカードやPCカード等に入れておいて電子機器を本体とは分けて保管しておくことにより、盗難時などにおける不正な通信を防止することができ、セキュリティが保たれる。
また、上記目的を達成する本発明のアクセスポイント設定プログラムは、日時および場所の情報を含むスケジュールを管理するスケジュール管理部と、場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するアクセスポイント管理部とを備えた、通信回線に接続されその通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器内で実行されることにより、その電子機器にアクセスポイントを設定するアクセスポイント設定プログラムであって、その電子機器を、
現在の日時を取得する日時取得部と、
上記スケジュールから、日時取得部で取得した現在の日時における場所の情報を取得する場所取得部と、
上記対応関係から、場所取得部で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得するアクセスポイント取得部と、
この電子機器に、アクセスポイント取得部で取得されたアクセスポイントを設定するアクセスポイント設定部として動作させることを特徴とする。
ここで、上記本発明のアクセスポイント設定プログラムにおいて、アクセスポイント管理部は、地名に代わるインデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するものであって、
アクセスポイント取得部は、上記対応関係から、場所取得部で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する自動モードに加え、操作に応じて入力された場所の情報を取得して、上記対応関係から、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する手動モードを有するものであることが好ましい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施形態について説明する。ここでは、本発明にいう電子機器の一例として携帯型ノートパソコンについて説明する。
図1は、本発明の電子機器の一実施形態として動作するノートパソコンの外観斜視図である。
このノートパソコン10は、本体11と、表示パネル12とからなり、表示パネル12は、ヒンジ(図示せず)で本体11に開閉自在に取り付けられている。
本体11には、CPUや磁気ディスク等が内蔵され、その上部にはキーボード111やトラックパッド112などが配備されている。また、その本体11の側面には、CD−ROMが装填されるCD−ROM装填口113およびフレキシブルディスク(FD)が装填されるFD装填口114が設けられている。さらに、その本体の前端面にはスマートカードが装填されるスマートカード装填口115が設けられている。
また、表示パネル12には、図1に示すように開いた状態における前面に液晶表示画面121が配備されている。
図2は、図1に外観を示すノートパソコンの内部構成図である。
ここには、CPU201、メモリ202、表示部203、キーボード部204、トラックパッド部205、磁気ディスク部206、CD−ROMドライブ207、FDドライブ208、スマートカードドライブ209、および通信制御部210が備えられており、それらはバス200で相互に接続されている。
磁気ディスク部206は、磁気ディスクおよびその磁気ディスクを駆動する磁気ディスクドライブ等から構成されている。磁気ディスクには様々なプログラムがインストールされており、この磁気ディスク部206は、そのプログラムを読み出したり、新たなプログラムやデータを磁気ディスクに書き込んで保存する役割りを担っている。
また、メモリ202には、磁気ディスク部206から読み出されたプログラムが展開され、そのメモリ202上に展開されたプログラムがCPU201で実行される。
表示部203は、図1に示す、表示パネル12上の液晶表示画面121を備え、その液晶表示画面121上に各種画像を表示する役割りを担っている。
キーボード部204は、図1に示すキーボード111を備え、このノートパソコンのユーザーによるキーボード操作をCPU201に伝達する。
トラックパッド部205は、図1に示すトラックパッド112を備え、ユーザーによるトラックパッド112の操作をCPU201に伝達する。
CD−ROMドライブ207は、図1に示すCD−ROM装填口113から装填されたCD−ROM301をアクセスしてそのCD−ROMに記憶されているプログラムやデータ等をこのノートパソコン10内にアップロードするものである。
また、FDドライブ208は、図1に示すFDディスク装填口114から装填されたフレキシブルディスク(FD)302をアクセスするものであり、FD302に記憶されているデータ等をこのノートパソコン10に取り込み、あるいは、このノートパソコンからそのFD302にデータ等を書き込むためのものである。上記CD−ROM301ではなく、FD302に記録されているプログラムをノートパソコン10内にアップロードするようにしてもよい。
また、スマートカードドライブ209は、図1に示すスマートカード装填口115から装填されたスマートカード303をアクセスするものであり、このスマートカード303内には、後述するように、スケジュールファイルおよびアクセスポイントファイルが格納される。
さらに、通信部210は、モデム211を備えており、通信回線401を介してインターネット等に接続される。
なお、本発明が適用されたプログラムは、上記のようにCD−ROMやFDなど可搬型記録媒体に記録され、それを読み出してノートパソコン10内にアップロードするようにしてもよいし、予めノートパソコン10内の磁気ディスクに記録しておいてもよい。また、通信回線401を利用して、他の装置に保存されている、本発明が適用されたプログラムを取得するようにしてもよい。
図3は、図1、図2に示すノートパソコン10とそのノートパソコン10内で動作するプログラムとにより構成された、本発明の一実施形態としての電子機器の、アクセスポイント設定機能部分の機能ブロック図である。
この図3に示す電子機器500には、スケジュール/アクセスポイント入力部501、スケジュール管理部502、アクセスポイント管理部503、時計管理部504および通信接続部505が備えられている。
また、図2に示すスマートカード303により構成される、電子機器500とは別体の記録媒体510には、スケジュールファイル511とアクセスポイントファイル512が構成されている。
スケジュール/アクセスポイント入力部501は、ハードウェア上はキーボードやマウス等がこれに相当し、スケジュールやアクセスポイントに関する入力や変更を受けつけて、スケジュールに関してはスケジュール管理部502に渡し、アクセスポイントに関してはアクセスポイント管理部503に渡す役割りを担っている。
スケジュール管理部502は、スケジュール/アクセスポイント入力部501から受け渡されたスケジュールに関するデータに矛盾がないかどうかチェックしてそのデータをスケジュールファイル511に書き込んだり必要に応じてスケジュールファイルからスケジュールを読み出したりなど、そのスケジュールファイル511を管理する役割りを担っている。
スケジュールファイル511には、日時と場所の情報を含むスケジュールが記録される。
また、アクセスポイント管理部503は、スケジュール/アクセスポイント入力部501から受け渡されたアクセスポイントに関するデータをチェックしてスケジュールファイルに書き込んだり、必要に応じてスケジュールファイルからスケジュールを読み出したりなど、アクセスポイントファイル512を管理する役割りを担っている。
アクセスポイントファイル512には、場所の情報とアクセスポイントとの対応関係が書き込まれている。
また、時計管理部504は、現在の日時を管理するものである。
さらに、通信接続部505は、時計管理部504から現在の日時を取得し、スケジュール管理部502から、スケジュールファイル511に記録されているスケジュールデータの中から現在の日時における場所の情報を取得し、アクセスポイント管理部503から、アクセスポイントファイル512に記録されているアクセスポイントのうちの現在の日時における場所の情報に応じたアクセスポイントを取得して、その取得したアクセスポイントに接続する役割りを担っている。
ここで、スケジュール/アクセスポイント入力部501は、この電子機器500の操作者の操作による現在地に関する情報の入力を受け付けて通信接続部505に通知する手動モードを有するものであり、そのときは、通信接続部505は、アクセスポイントファイル512に記録されている、入力された現在地に応じたアクセスポイントをアクセスポイント管理部503から受けとってそのアクセスポイントに接続する。
ここで、アクセスポイントファイルには、正しい地名のみでなく、例えばホテル名や施設の名称など、場所を特定することのできるインデックスも場所の情報として書き込んでおくことができる。
したがって、この電子機器500は、そのインデックスを入力することでそのインデックスに対応するアクセスポイントに接続される。
図4は、本発明のアクセスポイント設定プログラムの一実施形態および本発明のアクセスポイント設定プログラム記録媒体の一実施形態を示す模式図である。
ここでは、このアクセスポイント設定プログラム600はCD−ROM301に記憶されており、このCD−ROM301がCD−ROM装填口113(図1参照)からノートパソコン10に装填されてCD−ROMドライブ207(図2参照)によりアクセスされ、そのCD−ROM301に記憶されているアクセスポイント設定プログラム600がノートパソコン10にインストールされる。このノートパソコンにインストールされたアクセスポイント設定プログラム610が実行されることにより、図3に示す電子機器500の通信接続部505が構成される。
このアクセスポイント設定プログラム600は、日時取得部601、場所取得部602、アクセスポイント取得部603、およびアクセスポイント設定部604の各プログラム部品で構成されている。
尚、この図4に示すアクセスポイント設定プログラム600は、図3に示す電子機器500の通信制御部505を構成するアプリケーションプログラムであり、図3の電子機器500の他の構成要素、すなわち、スケジュール/アクセスポイント入力部501、スケジュール管理部502、アクセスポイント管理部503、および時計管理部504に対応するプログラムは含まれていない。これは、スケジュールの管理に関してはスケジュール管理ソフト、アクセスポイントの管理に関しては表管理ソフトとして市販されているものを採用し、時計の管理に関しては、図1に示すノートパソコンに備わっている時計管理機能を採用することができ、このアクセスポイント設定プログラム600はそれらのソフトや時計管理機能と連携をとればよく、アクセスポイント設定プログラム中にそれらの要素が含まれている必要はないからである。ただし、このアクセスポイント設定プログラム600は、図4に示したプログラム部品601〜604に加え、さらにアクセスポイント管理用のソフトウェアやスケジュール管理用のソフトウェア等を含むものであってもよい。
図4に示すアクセスポイント設定プログラム600を構成する日時取得部601は、図3に示す電子機器500の時計管理部504から現在の日時を取得する役割りを持つ。
また、場所取得部602は、スケジュール管理部502に依頼して、スケジュールファイル511に記録されているスケジュールデータの中から、日時取得部601で取得した現在の日時における場所の情報を取得する。
また、アクセスポイント取得部603は、アクセスポイント管理部503に依頼して、アクセスポイントファイル512から、場所取得部602で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する。
さらに、このアクセスポイント取得部603は、アクセスポイントファイル512から、場所取得部602で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する自動モードに加え、操作に応じて入力された場所の情報を取得して、アクセスポイントファイルから、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する手動モードを有する。
さらに、アクセスポイント設定部604は、アクセスポイント取得部603で取得されたアクセスポイントを、このアクセスポイント設定プログラム600が動作している電子機器500(ここでは、図1,図2に示すノートパソコン10)の通信接続部505(図3)を構成する、図2に示す通信制御部210に設定する。すると、この通信制御部210は、モデム211を使って、その設定されたアクセスポイントに接続する。
図5は、スケジュールファイルに記録されているスケジュールの一例を示す図である。
この例に示すように、このスケジュールには、日付および時間と、場所が含まれており、さらに備考欄に自由にコメントやメモを記入するようになっている。
図6は、アクセスポイントファイルに記録されているアクセスポイントテーブルの一例を示す図である。このアクセスポイントテーブルは、場所の情報(アクセスポイント名)とアクセスポイント(市外局および電話番号)が記録されており、さらに、そのアクセスポイントの平均的な混み具合いを表わすビジー率が、平均的に空いているものから順に、○、△、×の記号で表わされている。
場所の情報(アクセスポイント名)の欄には、東京、横浜といった地名のみでなく、○○ホテル、△△駅、会社等、インデックスを記録することもできる。このとき、このインデックスは、この電子機器(ノートパソコン)の操作者にとって場所の情報であればよく、客観的な意味で場所が特定されるものである必要はない。
図7は、図1に示すノートパソコン10の液晶表示画面121に表示されるアイコン一覧画面を示す図である。
ここでは、この実施形態の特徴部分の説明に要するアイコンのみ示してある。
図8は、アクセスポイント更新画面を示す図、図9は、アクセスポイント更新プログラムのフローチャートである。このアクセスポイント更新プログラムは、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600を構成するものではないが、図3の電子機器500の、スケジュール/アクセスポイント入力部501におけるアクセスポイントの入力およびアクセスポイント管理部503の動作として必要なものである。
図1に示すトラックパッドを操作して図7に示すアイコン一覧画面上で「アクセスポイント」のアイコンをクリックすると、液晶表示画面121上に図8に示すアクセスポイント更新画面が表示され、ノートパソコン10のCPU201では図9に示すアクセスポイント更新プログラムが実行される。
図8のアクセスポイント更新画面上では、ナンバ(No.)と場所(インデックス)とアクセスポイントの電話番号(市外局番を含む)とビジィ率が入力される。ビジィ率は、ここでは、「普通」(図6の△に対応)、「混雑」(図6の×に対応)、「空き」(図6の○に対応)の中から選択される。
ナンバ(No.)は既に登録されているアクセスポイントを変更あるいは消去するときに入力される。
「一覧」をクリックすると、図6に示すようなアクセスポイント一覧が液晶表示画面上に表示される。
「入力」をクリックすると、この図8の画面上に記入した内容がアクセスポイント一覧に反映される。
「終了」をクリックすると、このアクセスポイント更新画面が閉じられる。
図9のアクセスポイント更新プログラムでは、図8の「一覧」、「終了]、「入力」のいずれかがクリックされるのをモニタし(ステップa1〜a3)、「一覧」がクリックされると、図8に示す画面とは別に図6に示すようなアクセスポイント一覧が液晶表示画面121(図1参照)上に表示される。したがって操作者は、そのアクセスポイント一覧を確認しながらアクセスポイントの更新や追加を行なうことができる。
「終了」がクリックされると(ステップa2)、図8の画面およびアクセスポイント一覧画面が閉じられる(ステップa5)。
また、「入力」がクリックされると、その「入力」のクリックに先立って図8の画面上に記入された、No.場所(インデックス)、アクセスポイント、ビジー率がこのプログラム内に入力され(ステップa6〜a9)、アクセスポイント一覧に反映される(ステップa10)。ここで、アクセスポイント一覧への反映にあたっては、既に登録されているアクセスポイントのナンバ(No.)が入力され、かつ場所やアクセスポイント等が入力されたときは、そのナンバ(No.)のアクセスポイントが上書きされ、ナンバ(No.)のみ入力されて場所やアクセスポイント等が入力されなかったときはそのナンバ(No.)のアクセスポイントが消去され、ナンバ(No.)を入力せずに、あるいは空欄のナンバを入力して、さらに場所やアクセスポイント等が入力されたときはそのアクセスポイントがアクセスポイント一覧に追加される。
図10は、スケジュール更新画面を示す図、図11は、スケジュール更新プログラムのフローチャートである。このスケジュール更新プログラムも、図9に示すアクセスポイント更新プログラムと同様、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600を構成するものではないが、図3の電子機器500の、スケジュール/アクセスポイント入力部501におけるスケジュールの入力およびスケジュール管理部502の動作として必要なものである。
図1に示すトラックパッドを操作して図7に示すアイコン一覧画面上で「スケジュール」のアイコンをクリックすると、液晶表示画面121上に図10に示すスケジュール更新画面が表示され、ノートパソコン10のCPU201では、図11に示すスケジュール更新プログラムが実行される。
図10のスケジュール更新画面上では、日時(年月日 時分〜時分)と場所(インデックス)が記入され、さらに必要に応じて備考欄にコメントやメモが記入される。
「一覧」をクリックすると、図5に示すようなスケジュール一覧が液晶表示画面上に表示される。
「入力」をクリックすると、この図10の画面上に記入した内容がスケジュール一覧に反映される。
「終了」をクリックすると、このスケジュール更新画面、およびスケジュール一覧が表示されていたときはその画面が閉じられる。
図11のスケジュール更新プログラムでは、図11の「一覧」、「終了」、「入力」のいずれかがクリックされるのをモニタし(ステップb1〜b3)、「一覧」がクリックされると、図8に示す画面とは別に図5に示すようなスケジュール一覧が液晶表示画面121(図1参照)上に表示される。したがって操作者はそのスケジュール一覧を確認しながらスケジュールの変更や追加を行なうことができる。
「終了」がクリックされると(ステップb2)、図10の画面およびスケジュール一覧画面が閉じられる(ステップb5)。
また、「入力」がクリックされると、その「入力」のクリックに先立って図10の画面上に記入された日時、場所(インデックス)、備考がこのプログラム内に入力され(ステップb6〜b9)、スケジュール一覧に反映される(ステップb9)。ここで、スケジュール一覧への反映にあたっては、既に登録されているスケジュールの日時と重なる日時が入力され、かつ場所等が入力されたときは、その日時のスケジュールが変更され、重なった日時のみ入力されて場所等が入力されなかったときはその日時のスケジュールが消去され、スケジュール一覧に記入のない日時が入力され、さらに場所等が入力されたときはその日時のスケジュールがスケジュール一覧に追加される。
図12は、アクセスポイントの自動設定/手動設定の選択画面を示す図、図13は、アクセスポイントを手動で設定する場合の、アクセスポイント設定画面を示す図、図14は、アクセスポイントを設定するアクセスポイント設定プログラムのフローチャートである。
外出先で、あるいは会社あるいは自宅等でこの電子機器(ノートパソコン)電話回線用のジャックを電話回線のターミナルに差し込んだ後、図7に示すアイコン一覧画面上で「通信接続」のアイコンをクリックすると、図12に示すアクセスポイントの自動設定/手動設定の選択画面が表示される。この画面上で、「自動」を選択して「実行」ボタンをクリックするとアクセスポイントの自動設定が行なわれ、その「自動」に代わり「手動」を選択して「実行」ボタンをクリックすると、図13に示すアクセスポイント手動設定画面が表示される。
図13のアクセスポイント手動設定画面上には、場所(インデックス)、あるいはアクセスポイントの何れかが記入される。「一覧」は、図6に示すようなアクセスポイント一覧を表示するボタン、「入力」は、図3のアクセスポイント手動設定画面上に記入した場所あるいはアクセスポイントを図14のアクセスポイント設定プログラム内に取り込むためのボタン、「キャンセル」は手動設定を中止するためのボタンである。
図12に示す自動設定/手動設定の選択画面で「自動」が設定されると、先ず時計管理部504から現在の日時の情報が取得される(図14ステップc1)。したがってこのステップc1は、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600の日時取得部601に相当する。
次いで、図14のアクセスポイント設定プログラムでは、スケジュールファイルのチェックが行なわれ(ステップc2)、そのスケジュールファイル中にステップc1で取得した日時に適合する日時のスケジュールが存在するか否かが判定される(ステップc3)。
適合する日時のスケジュールが存在しないときは、ステップc8に進み、このステップc8では図13に示すアクセスポイント移動設定画面が表示され、手動設定のモードに移行する。
ステップc3で、適合する日時のスケジュールが存在している旨判定されたときは、ステップc4に進み、その日時のスケジュールから場所の情報が取得される。したがって、ステップc2〜c4は、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600の場所取得部602に相当する。
図14のアクセスポイント設定プログラムでは、次にアクセスポイントファイルが参照されて、取得した場所情報と同じ場所に対応するアクセスポイントが検索される(ステップc5)。そのアクセスポイントファイル中にステップc4で取得した場所情報と同じ場所のアクセスポイントが記録されていたときは、そのアクセスポイントが、接続すべきアクセスポイントとして、図3の通信接続部505を構成する図1の通信制御部210に設定され(ステップc7)、通信制御部210は、そこに備えられたモデム211を使ってそのアクセスポイントに接続する。
ステップc6において、アクセスポイントファイルに、ステップc4で取得した場所情報と同じ場所のアクセスポイントが見つからなかったときは、ステップc8に進み、ステップc3で適合する日時が見つからなかったときと同様、図13に示すアクセスポイント手動設定画面が表示される。
図12のアクセスポイント自動設定/手動設定選択画面で手動設定が設定されたとき、あるいは、図14のステップc3で適合する日時が存在しない、あるいはステップc6で適合するアクセスポイントが存在しないと判定されたときは図13に示す手動設定画面が表示され、その手動設定画面上で「場所」あるいは「アクセスポイント」が入力される。
ここで図13に示す手動設定画面上で「一覧」がクリックされると(ステップc9)、図6に示すようなアクセスポイント一覧が表示される。図12の画面上で「手動」を設定しアクセスポイント一覧を表示させて、その一覧を参照しながら図13の画面上に場所あるいはアクセスポイントを記入してもよい。
ステップc11では、「キャンセル」がクリックされたか否かが判定され、「キャンセル」がクリックされたときは、図13の画面、およびアクセスポイント一覧画面が開いていたときはそのアクセスポイント一覧画面が閉じられて(ステップc12)、このルーチンが終了する。
また、図13の画面上で「入力」がクリックされると(ステップc13)、図13の「場所」の記入欄、および「アクセスポイント」の記入欄がこのプログラム内に入力され(ステップc14)、図13の画面、およびアクセスポイント一覧の画面が開いていたときはそのアクセスポイント画面が閉じられた後(ステップc15)、入力されたデータが場所の情報であるかアクセスポイントであるかが判定される(ステップc16)。図13の「場所」の記入欄と「アクセスポイント」の記入欄の双方に記入されていたときは、アクセスポイントの方が優先される。
場所が記入されていたときはステップc15に進み、上述のようにして、その入力された場所情報に対応するアクセスポイントの検索が行なわれる。一方、図13の画面上でアクセスポイントが記入されていたときは、直接にステップC7に進んでその入力されたアクセスポイントが設定される。
このように、本実施形態によれば、電子機器(ノートパソコン)内にスケジュールを記録しておくことでアクセスポイントが自動的に設定され、また手動設定も可能となっている。
以上説明したように、本発明によれば、GPSやPHSといった割高の設備を必要とせず、適切なアクセスポイントに接続することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の電子機器の一実施形態として動作するノートパソコンの外観斜視図である。
図2は、図1に外観を示すノートパソコンの内部構成図である。
図3は、本発明の一実施形態としての電子機器の、アクセスポイント設定機能部分の機能ブロック図である。
図4は、本発明のアクセスポイント設定プログラムの一実施形態および本発明のアクセスポイント設定プログラム記録媒体の一実施形態を示す模式図である。
図5は、スケジュールファイルに記録されているスケジュールの一例を示す図である。
図6は、アクセスポイントファイルに記録されているアクセスポイントテーブルの一例を示す図である。
図7は、図1に示すノートパソコン10の液晶表示画面121に表示されるアイコン一覧画面を示す図である。
図8は、アクセスポイント更新画面を示す図である。
図9は、アクセスポイント更新プログラムのフローチャートである。
図10は、スケジュール更新画面を示す図である。
図11は、スケジュール更新プログラムのフローチャートである。
図12は、アクセスポイントの自動設定/手動設定の選択画面を示す図である。
図13は、アクセスポイントを手動で設定する場合の、アクセスポイント設定画面を示す図である。
図14は、アクセスポイントを設定するアクセスポイント設定プログラムのフローチャートである。
本発明は、通信回線に接続されその通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器、電子機器内で実行されることによりその電子機器にアクセスポイントを設定するプログラムに関する。
背景技術
近年、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」と略記する)等の電子機器が広く普及してきている。また最近では、ノートパソコンを始めとする電子機器の、モバイル用途としての利用の増大に伴い、あらゆる場所でモデムを利用したネットワーク接続が日常化してきている。
ところが、モデムを利用してネットワークに接続する場合、電話回線への接続料を抑えるためにそれぞれの場所に応じたアクセスポイントを設定する必要がある。
このような状況から、場所と時間を選ばずに常に適切なアクセスポイントを設定できる環境が実現されることが望ましい。
従来、このような環境を実現するために、GPS(Global Positioning System)やPHS(Personal Handyphon System)等の位置情報検出機能を利用してそのノートパソコン等の現在の所在を知り、その場所に適切なアクセスポイントを設定することが知られている(例えば特開平11−146087号公報参照)。
しかしながらGPSやPHSを利用して位置を検出するシステムを採用すると、例えば出張先であっても有線の電話回線を利用してネットワークに接続するという用途を想定したとき過大な設備を必要とするという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑み、割高な設備を必要とせずに、アクセスポイントを適切に設定することのできる電子機器、電子機器内で実行されることによりその電子機器に適切なアクセスポイントを設定するプログラムを提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成する本発明の電子機器は、通信回線に接続され通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器において、
日時および場所の情報を含むスケジュールを管理するスケジュール管理部と、
場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するアクセスポイント管理部と、
上記スケジュールから現在の日時における場所の情報を取得し、上記対応関係から現在の日時における場所の情報に応じたアクセスポイントを取得して、そのアクセスポイントに接続する通信接続部とを備えたことを特徴とする。
本発明は、スケジュールから現在位置を割り出してアクセスポイントを設定するものであり、特別な設備を必要とせず、適切なアクセスポイントを設定することができる。
ここで、上記本発明の電子機器において、上記アクセスポイント管理部は、地名に代わるインデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するものであって、
通信接続部は、インデックスを含む場所の情報の、操作に応じた入力を受けつけて、アクセスポイントファイルから、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを知り、そのアクセスポイントに接続するモードを有するものであることが好ましい。
アクセスポイントの設定先をスケジュールのみに委ねると、スケジュールにない、あるいはスケジュールとは異なる行動をとったときに設定を誤ったり、正しく設定されないおそれがある。
そこで、操作により場所の情報を入力してその入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを設定する手動モードを有することが好ましく、その場合に、現在地の正式な地名(住所を含む)を入力するのではなく、例えば○○ホテル、△△駅など、自分が今居る場所、あるいは自分が今居る場所の近くにある施設の名称等のインデックスを入力することで正しいアクセスポイントが設定されることが好ましい。上記のように、インデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理しておくことにより、使いやすい手動モードが実現する。
また、上記本発明の電子機器において、スケジュールファイル管理部、及び/又は、アクセスポイント管理部は、上記スケジュール、及び/又は、上記対応関係を、この電子機器でアクセスされる、この電子機器とは別体の記録媒体に記録して管理するものであることが好ましい。
このように、スケジュールあるいは対応関係を別体の記録媒体、例えばスマートカードやPCカード等に入れておいて電子機器を本体とは分けて保管しておくことにより、盗難時などにおける不正な通信を防止することができ、セキュリティが保たれる。
また、上記目的を達成する本発明のアクセスポイント設定プログラムは、日時および場所の情報を含むスケジュールを管理するスケジュール管理部と、場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するアクセスポイント管理部とを備えた、通信回線に接続されその通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器内で実行されることにより、その電子機器にアクセスポイントを設定するアクセスポイント設定プログラムであって、その電子機器を、
現在の日時を取得する日時取得部と、
上記スケジュールから、日時取得部で取得した現在の日時における場所の情報を取得する場所取得部と、
上記対応関係から、場所取得部で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得するアクセスポイント取得部と、
この電子機器に、アクセスポイント取得部で取得されたアクセスポイントを設定するアクセスポイント設定部として動作させることを特徴とする。
ここで、上記本発明のアクセスポイント設定プログラムにおいて、アクセスポイント管理部は、地名に代わるインデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するものであって、
アクセスポイント取得部は、上記対応関係から、場所取得部で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する自動モードに加え、操作に応じて入力された場所の情報を取得して、上記対応関係から、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する手動モードを有するものであることが好ましい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施形態について説明する。ここでは、本発明にいう電子機器の一例として携帯型ノートパソコンについて説明する。
図1は、本発明の電子機器の一実施形態として動作するノートパソコンの外観斜視図である。
このノートパソコン10は、本体11と、表示パネル12とからなり、表示パネル12は、ヒンジ(図示せず)で本体11に開閉自在に取り付けられている。
本体11には、CPUや磁気ディスク等が内蔵され、その上部にはキーボード111やトラックパッド112などが配備されている。また、その本体11の側面には、CD−ROMが装填されるCD−ROM装填口113およびフレキシブルディスク(FD)が装填されるFD装填口114が設けられている。さらに、その本体の前端面にはスマートカードが装填されるスマートカード装填口115が設けられている。
また、表示パネル12には、図1に示すように開いた状態における前面に液晶表示画面121が配備されている。
図2は、図1に外観を示すノートパソコンの内部構成図である。
ここには、CPU201、メモリ202、表示部203、キーボード部204、トラックパッド部205、磁気ディスク部206、CD−ROMドライブ207、FDドライブ208、スマートカードドライブ209、および通信制御部210が備えられており、それらはバス200で相互に接続されている。
磁気ディスク部206は、磁気ディスクおよびその磁気ディスクを駆動する磁気ディスクドライブ等から構成されている。磁気ディスクには様々なプログラムがインストールされており、この磁気ディスク部206は、そのプログラムを読み出したり、新たなプログラムやデータを磁気ディスクに書き込んで保存する役割りを担っている。
また、メモリ202には、磁気ディスク部206から読み出されたプログラムが展開され、そのメモリ202上に展開されたプログラムがCPU201で実行される。
表示部203は、図1に示す、表示パネル12上の液晶表示画面121を備え、その液晶表示画面121上に各種画像を表示する役割りを担っている。
キーボード部204は、図1に示すキーボード111を備え、このノートパソコンのユーザーによるキーボード操作をCPU201に伝達する。
トラックパッド部205は、図1に示すトラックパッド112を備え、ユーザーによるトラックパッド112の操作をCPU201に伝達する。
CD−ROMドライブ207は、図1に示すCD−ROM装填口113から装填されたCD−ROM301をアクセスしてそのCD−ROMに記憶されているプログラムやデータ等をこのノートパソコン10内にアップロードするものである。
また、FDドライブ208は、図1に示すFDディスク装填口114から装填されたフレキシブルディスク(FD)302をアクセスするものであり、FD302に記憶されているデータ等をこのノートパソコン10に取り込み、あるいは、このノートパソコンからそのFD302にデータ等を書き込むためのものである。上記CD−ROM301ではなく、FD302に記録されているプログラムをノートパソコン10内にアップロードするようにしてもよい。
また、スマートカードドライブ209は、図1に示すスマートカード装填口115から装填されたスマートカード303をアクセスするものであり、このスマートカード303内には、後述するように、スケジュールファイルおよびアクセスポイントファイルが格納される。
さらに、通信部210は、モデム211を備えており、通信回線401を介してインターネット等に接続される。
なお、本発明が適用されたプログラムは、上記のようにCD−ROMやFDなど可搬型記録媒体に記録され、それを読み出してノートパソコン10内にアップロードするようにしてもよいし、予めノートパソコン10内の磁気ディスクに記録しておいてもよい。また、通信回線401を利用して、他の装置に保存されている、本発明が適用されたプログラムを取得するようにしてもよい。
図3は、図1、図2に示すノートパソコン10とそのノートパソコン10内で動作するプログラムとにより構成された、本発明の一実施形態としての電子機器の、アクセスポイント設定機能部分の機能ブロック図である。
この図3に示す電子機器500には、スケジュール/アクセスポイント入力部501、スケジュール管理部502、アクセスポイント管理部503、時計管理部504および通信接続部505が備えられている。
また、図2に示すスマートカード303により構成される、電子機器500とは別体の記録媒体510には、スケジュールファイル511とアクセスポイントファイル512が構成されている。
スケジュール/アクセスポイント入力部501は、ハードウェア上はキーボードやマウス等がこれに相当し、スケジュールやアクセスポイントに関する入力や変更を受けつけて、スケジュールに関してはスケジュール管理部502に渡し、アクセスポイントに関してはアクセスポイント管理部503に渡す役割りを担っている。
スケジュール管理部502は、スケジュール/アクセスポイント入力部501から受け渡されたスケジュールに関するデータに矛盾がないかどうかチェックしてそのデータをスケジュールファイル511に書き込んだり必要に応じてスケジュールファイルからスケジュールを読み出したりなど、そのスケジュールファイル511を管理する役割りを担っている。
スケジュールファイル511には、日時と場所の情報を含むスケジュールが記録される。
また、アクセスポイント管理部503は、スケジュール/アクセスポイント入力部501から受け渡されたアクセスポイントに関するデータをチェックしてスケジュールファイルに書き込んだり、必要に応じてスケジュールファイルからスケジュールを読み出したりなど、アクセスポイントファイル512を管理する役割りを担っている。
アクセスポイントファイル512には、場所の情報とアクセスポイントとの対応関係が書き込まれている。
また、時計管理部504は、現在の日時を管理するものである。
さらに、通信接続部505は、時計管理部504から現在の日時を取得し、スケジュール管理部502から、スケジュールファイル511に記録されているスケジュールデータの中から現在の日時における場所の情報を取得し、アクセスポイント管理部503から、アクセスポイントファイル512に記録されているアクセスポイントのうちの現在の日時における場所の情報に応じたアクセスポイントを取得して、その取得したアクセスポイントに接続する役割りを担っている。
ここで、スケジュール/アクセスポイント入力部501は、この電子機器500の操作者の操作による現在地に関する情報の入力を受け付けて通信接続部505に通知する手動モードを有するものであり、そのときは、通信接続部505は、アクセスポイントファイル512に記録されている、入力された現在地に応じたアクセスポイントをアクセスポイント管理部503から受けとってそのアクセスポイントに接続する。
ここで、アクセスポイントファイルには、正しい地名のみでなく、例えばホテル名や施設の名称など、場所を特定することのできるインデックスも場所の情報として書き込んでおくことができる。
したがって、この電子機器500は、そのインデックスを入力することでそのインデックスに対応するアクセスポイントに接続される。
図4は、本発明のアクセスポイント設定プログラムの一実施形態および本発明のアクセスポイント設定プログラム記録媒体の一実施形態を示す模式図である。
ここでは、このアクセスポイント設定プログラム600はCD−ROM301に記憶されており、このCD−ROM301がCD−ROM装填口113(図1参照)からノートパソコン10に装填されてCD−ROMドライブ207(図2参照)によりアクセスされ、そのCD−ROM301に記憶されているアクセスポイント設定プログラム600がノートパソコン10にインストールされる。このノートパソコンにインストールされたアクセスポイント設定プログラム610が実行されることにより、図3に示す電子機器500の通信接続部505が構成される。
このアクセスポイント設定プログラム600は、日時取得部601、場所取得部602、アクセスポイント取得部603、およびアクセスポイント設定部604の各プログラム部品で構成されている。
尚、この図4に示すアクセスポイント設定プログラム600は、図3に示す電子機器500の通信制御部505を構成するアプリケーションプログラムであり、図3の電子機器500の他の構成要素、すなわち、スケジュール/アクセスポイント入力部501、スケジュール管理部502、アクセスポイント管理部503、および時計管理部504に対応するプログラムは含まれていない。これは、スケジュールの管理に関してはスケジュール管理ソフト、アクセスポイントの管理に関しては表管理ソフトとして市販されているものを採用し、時計の管理に関しては、図1に示すノートパソコンに備わっている時計管理機能を採用することができ、このアクセスポイント設定プログラム600はそれらのソフトや時計管理機能と連携をとればよく、アクセスポイント設定プログラム中にそれらの要素が含まれている必要はないからである。ただし、このアクセスポイント設定プログラム600は、図4に示したプログラム部品601〜604に加え、さらにアクセスポイント管理用のソフトウェアやスケジュール管理用のソフトウェア等を含むものであってもよい。
図4に示すアクセスポイント設定プログラム600を構成する日時取得部601は、図3に示す電子機器500の時計管理部504から現在の日時を取得する役割りを持つ。
また、場所取得部602は、スケジュール管理部502に依頼して、スケジュールファイル511に記録されているスケジュールデータの中から、日時取得部601で取得した現在の日時における場所の情報を取得する。
また、アクセスポイント取得部603は、アクセスポイント管理部503に依頼して、アクセスポイントファイル512から、場所取得部602で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する。
さらに、このアクセスポイント取得部603は、アクセスポイントファイル512から、場所取得部602で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する自動モードに加え、操作に応じて入力された場所の情報を取得して、アクセスポイントファイルから、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する手動モードを有する。
さらに、アクセスポイント設定部604は、アクセスポイント取得部603で取得されたアクセスポイントを、このアクセスポイント設定プログラム600が動作している電子機器500(ここでは、図1,図2に示すノートパソコン10)の通信接続部505(図3)を構成する、図2に示す通信制御部210に設定する。すると、この通信制御部210は、モデム211を使って、その設定されたアクセスポイントに接続する。
図5は、スケジュールファイルに記録されているスケジュールの一例を示す図である。
この例に示すように、このスケジュールには、日付および時間と、場所が含まれており、さらに備考欄に自由にコメントやメモを記入するようになっている。
図6は、アクセスポイントファイルに記録されているアクセスポイントテーブルの一例を示す図である。このアクセスポイントテーブルは、場所の情報(アクセスポイント名)とアクセスポイント(市外局および電話番号)が記録されており、さらに、そのアクセスポイントの平均的な混み具合いを表わすビジー率が、平均的に空いているものから順に、○、△、×の記号で表わされている。
場所の情報(アクセスポイント名)の欄には、東京、横浜といった地名のみでなく、○○ホテル、△△駅、会社等、インデックスを記録することもできる。このとき、このインデックスは、この電子機器(ノートパソコン)の操作者にとって場所の情報であればよく、客観的な意味で場所が特定されるものである必要はない。
図7は、図1に示すノートパソコン10の液晶表示画面121に表示されるアイコン一覧画面を示す図である。
ここでは、この実施形態の特徴部分の説明に要するアイコンのみ示してある。
図8は、アクセスポイント更新画面を示す図、図9は、アクセスポイント更新プログラムのフローチャートである。このアクセスポイント更新プログラムは、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600を構成するものではないが、図3の電子機器500の、スケジュール/アクセスポイント入力部501におけるアクセスポイントの入力およびアクセスポイント管理部503の動作として必要なものである。
図1に示すトラックパッドを操作して図7に示すアイコン一覧画面上で「アクセスポイント」のアイコンをクリックすると、液晶表示画面121上に図8に示すアクセスポイント更新画面が表示され、ノートパソコン10のCPU201では図9に示すアクセスポイント更新プログラムが実行される。
図8のアクセスポイント更新画面上では、ナンバ(No.)と場所(インデックス)とアクセスポイントの電話番号(市外局番を含む)とビジィ率が入力される。ビジィ率は、ここでは、「普通」(図6の△に対応)、「混雑」(図6の×に対応)、「空き」(図6の○に対応)の中から選択される。
ナンバ(No.)は既に登録されているアクセスポイントを変更あるいは消去するときに入力される。
「一覧」をクリックすると、図6に示すようなアクセスポイント一覧が液晶表示画面上に表示される。
「入力」をクリックすると、この図8の画面上に記入した内容がアクセスポイント一覧に反映される。
「終了」をクリックすると、このアクセスポイント更新画面が閉じられる。
図9のアクセスポイント更新プログラムでは、図8の「一覧」、「終了]、「入力」のいずれかがクリックされるのをモニタし(ステップa1〜a3)、「一覧」がクリックされると、図8に示す画面とは別に図6に示すようなアクセスポイント一覧が液晶表示画面121(図1参照)上に表示される。したがって操作者は、そのアクセスポイント一覧を確認しながらアクセスポイントの更新や追加を行なうことができる。
「終了」がクリックされると(ステップa2)、図8の画面およびアクセスポイント一覧画面が閉じられる(ステップa5)。
また、「入力」がクリックされると、その「入力」のクリックに先立って図8の画面上に記入された、No.場所(インデックス)、アクセスポイント、ビジー率がこのプログラム内に入力され(ステップa6〜a9)、アクセスポイント一覧に反映される(ステップa10)。ここで、アクセスポイント一覧への反映にあたっては、既に登録されているアクセスポイントのナンバ(No.)が入力され、かつ場所やアクセスポイント等が入力されたときは、そのナンバ(No.)のアクセスポイントが上書きされ、ナンバ(No.)のみ入力されて場所やアクセスポイント等が入力されなかったときはそのナンバ(No.)のアクセスポイントが消去され、ナンバ(No.)を入力せずに、あるいは空欄のナンバを入力して、さらに場所やアクセスポイント等が入力されたときはそのアクセスポイントがアクセスポイント一覧に追加される。
図10は、スケジュール更新画面を示す図、図11は、スケジュール更新プログラムのフローチャートである。このスケジュール更新プログラムも、図9に示すアクセスポイント更新プログラムと同様、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600を構成するものではないが、図3の電子機器500の、スケジュール/アクセスポイント入力部501におけるスケジュールの入力およびスケジュール管理部502の動作として必要なものである。
図1に示すトラックパッドを操作して図7に示すアイコン一覧画面上で「スケジュール」のアイコンをクリックすると、液晶表示画面121上に図10に示すスケジュール更新画面が表示され、ノートパソコン10のCPU201では、図11に示すスケジュール更新プログラムが実行される。
図10のスケジュール更新画面上では、日時(年月日 時分〜時分)と場所(インデックス)が記入され、さらに必要に応じて備考欄にコメントやメモが記入される。
「一覧」をクリックすると、図5に示すようなスケジュール一覧が液晶表示画面上に表示される。
「入力」をクリックすると、この図10の画面上に記入した内容がスケジュール一覧に反映される。
「終了」をクリックすると、このスケジュール更新画面、およびスケジュール一覧が表示されていたときはその画面が閉じられる。
図11のスケジュール更新プログラムでは、図11の「一覧」、「終了」、「入力」のいずれかがクリックされるのをモニタし(ステップb1〜b3)、「一覧」がクリックされると、図8に示す画面とは別に図5に示すようなスケジュール一覧が液晶表示画面121(図1参照)上に表示される。したがって操作者はそのスケジュール一覧を確認しながらスケジュールの変更や追加を行なうことができる。
「終了」がクリックされると(ステップb2)、図10の画面およびスケジュール一覧画面が閉じられる(ステップb5)。
また、「入力」がクリックされると、その「入力」のクリックに先立って図10の画面上に記入された日時、場所(インデックス)、備考がこのプログラム内に入力され(ステップb6〜b9)、スケジュール一覧に反映される(ステップb9)。ここで、スケジュール一覧への反映にあたっては、既に登録されているスケジュールの日時と重なる日時が入力され、かつ場所等が入力されたときは、その日時のスケジュールが変更され、重なった日時のみ入力されて場所等が入力されなかったときはその日時のスケジュールが消去され、スケジュール一覧に記入のない日時が入力され、さらに場所等が入力されたときはその日時のスケジュールがスケジュール一覧に追加される。
図12は、アクセスポイントの自動設定/手動設定の選択画面を示す図、図13は、アクセスポイントを手動で設定する場合の、アクセスポイント設定画面を示す図、図14は、アクセスポイントを設定するアクセスポイント設定プログラムのフローチャートである。
外出先で、あるいは会社あるいは自宅等でこの電子機器(ノートパソコン)電話回線用のジャックを電話回線のターミナルに差し込んだ後、図7に示すアイコン一覧画面上で「通信接続」のアイコンをクリックすると、図12に示すアクセスポイントの自動設定/手動設定の選択画面が表示される。この画面上で、「自動」を選択して「実行」ボタンをクリックするとアクセスポイントの自動設定が行なわれ、その「自動」に代わり「手動」を選択して「実行」ボタンをクリックすると、図13に示すアクセスポイント手動設定画面が表示される。
図13のアクセスポイント手動設定画面上には、場所(インデックス)、あるいはアクセスポイントの何れかが記入される。「一覧」は、図6に示すようなアクセスポイント一覧を表示するボタン、「入力」は、図3のアクセスポイント手動設定画面上に記入した場所あるいはアクセスポイントを図14のアクセスポイント設定プログラム内に取り込むためのボタン、「キャンセル」は手動設定を中止するためのボタンである。
図12に示す自動設定/手動設定の選択画面で「自動」が設定されると、先ず時計管理部504から現在の日時の情報が取得される(図14ステップc1)。したがってこのステップc1は、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600の日時取得部601に相当する。
次いで、図14のアクセスポイント設定プログラムでは、スケジュールファイルのチェックが行なわれ(ステップc2)、そのスケジュールファイル中にステップc1で取得した日時に適合する日時のスケジュールが存在するか否かが判定される(ステップc3)。
適合する日時のスケジュールが存在しないときは、ステップc8に進み、このステップc8では図13に示すアクセスポイント移動設定画面が表示され、手動設定のモードに移行する。
ステップc3で、適合する日時のスケジュールが存在している旨判定されたときは、ステップc4に進み、その日時のスケジュールから場所の情報が取得される。したがって、ステップc2〜c4は、図4に示すアクセスポイント設定プログラム600の場所取得部602に相当する。
図14のアクセスポイント設定プログラムでは、次にアクセスポイントファイルが参照されて、取得した場所情報と同じ場所に対応するアクセスポイントが検索される(ステップc5)。そのアクセスポイントファイル中にステップc4で取得した場所情報と同じ場所のアクセスポイントが記録されていたときは、そのアクセスポイントが、接続すべきアクセスポイントとして、図3の通信接続部505を構成する図1の通信制御部210に設定され(ステップc7)、通信制御部210は、そこに備えられたモデム211を使ってそのアクセスポイントに接続する。
ステップc6において、アクセスポイントファイルに、ステップc4で取得した場所情報と同じ場所のアクセスポイントが見つからなかったときは、ステップc8に進み、ステップc3で適合する日時が見つからなかったときと同様、図13に示すアクセスポイント手動設定画面が表示される。
図12のアクセスポイント自動設定/手動設定選択画面で手動設定が設定されたとき、あるいは、図14のステップc3で適合する日時が存在しない、あるいはステップc6で適合するアクセスポイントが存在しないと判定されたときは図13に示す手動設定画面が表示され、その手動設定画面上で「場所」あるいは「アクセスポイント」が入力される。
ここで図13に示す手動設定画面上で「一覧」がクリックされると(ステップc9)、図6に示すようなアクセスポイント一覧が表示される。図12の画面上で「手動」を設定しアクセスポイント一覧を表示させて、その一覧を参照しながら図13の画面上に場所あるいはアクセスポイントを記入してもよい。
ステップc11では、「キャンセル」がクリックされたか否かが判定され、「キャンセル」がクリックされたときは、図13の画面、およびアクセスポイント一覧画面が開いていたときはそのアクセスポイント一覧画面が閉じられて(ステップc12)、このルーチンが終了する。
また、図13の画面上で「入力」がクリックされると(ステップc13)、図13の「場所」の記入欄、および「アクセスポイント」の記入欄がこのプログラム内に入力され(ステップc14)、図13の画面、およびアクセスポイント一覧の画面が開いていたときはそのアクセスポイント画面が閉じられた後(ステップc15)、入力されたデータが場所の情報であるかアクセスポイントであるかが判定される(ステップc16)。図13の「場所」の記入欄と「アクセスポイント」の記入欄の双方に記入されていたときは、アクセスポイントの方が優先される。
場所が記入されていたときはステップc15に進み、上述のようにして、その入力された場所情報に対応するアクセスポイントの検索が行なわれる。一方、図13の画面上でアクセスポイントが記入されていたときは、直接にステップC7に進んでその入力されたアクセスポイントが設定される。
このように、本実施形態によれば、電子機器(ノートパソコン)内にスケジュールを記録しておくことでアクセスポイントが自動的に設定され、また手動設定も可能となっている。
以上説明したように、本発明によれば、GPSやPHSといった割高の設備を必要とせず、適切なアクセスポイントに接続することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の電子機器の一実施形態として動作するノートパソコンの外観斜視図である。
図2は、図1に外観を示すノートパソコンの内部構成図である。
図3は、本発明の一実施形態としての電子機器の、アクセスポイント設定機能部分の機能ブロック図である。
図4は、本発明のアクセスポイント設定プログラムの一実施形態および本発明のアクセスポイント設定プログラム記録媒体の一実施形態を示す模式図である。
図5は、スケジュールファイルに記録されているスケジュールの一例を示す図である。
図6は、アクセスポイントファイルに記録されているアクセスポイントテーブルの一例を示す図である。
図7は、図1に示すノートパソコン10の液晶表示画面121に表示されるアイコン一覧画面を示す図である。
図8は、アクセスポイント更新画面を示す図である。
図9は、アクセスポイント更新プログラムのフローチャートである。
図10は、スケジュール更新画面を示す図である。
図11は、スケジュール更新プログラムのフローチャートである。
図12は、アクセスポイントの自動設定/手動設定の選択画面を示す図である。
図13は、アクセスポイントを手動で設定する場合の、アクセスポイント設定画面を示す図である。
図14は、アクセスポイントを設定するアクセスポイント設定プログラムのフローチャートである。
Claims (5)
- 通信回線に接続され該通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器において、
日時および場所の情報を含むスケジュールを管理するスケジュール管理部と、
場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するアクセスポイント管理部と、
前記スケジュールから現在の日時における場所の情報を取得し、前記対応関係から現在の日時における場所の情報に応じたアクセスポイントを取得して、該アクセスポイントに接続する通信接続部とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記アクセスポイント管理部は、地名に代わるインデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するものであって、
前記通信接続部は、インデックスを含む場所の情報の、操作に応じた入力を受けつけて、前記対応関係から、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを知り、該アクセスポイントに接続するモードを有するものであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記スケジュールファイル管理部、及び/又は、前記アクセスポイント管理部は、前記スケジュール、及び/又は、前記対応関係を、この電子機器でアクセスされる、この電子機器とは別体の記録媒体に記録して管理するものであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 日時および場所の情報を含むスケジュールを管理するスケジュール管理部と、場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するアクセスポイント管理部とを備えた、通信回線に接続され該通信回線を経由してアクセスポイントにアクセスすることにより情報通信を行なう電子機器内で実行されるプログラムであって、該電子機器を、
現在の日時を取得する日時取得部と、
前記スケジュールから、前記日時取得部で取得した現在の日時における場所の情報を取得する場所取得部と、
前記対応関係から、前記場所取得部で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得するアクセスポイント取得部と、
この電子機器に、前記アクセスポイント取得部で取得されたアクセスポイントを設定するアクセスポイント設定部として動作させることを特徴とするアクセスポイント設定プログラム。 - 前記アクセスポイント管理部は、地理的住所に代わるインデックスを含む場所の情報とアクセスポイントとの対応関係を管理するものであって、
前記アクセスポイント取得部は、前記対応関係から、前記場所取得部で取得された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する自動モードに加え、操作に応じて入力された場所の情報を取得して、前記対応関係から、入力された場所の情報に応じたアクセスポイントを取得する手動モードを有するものであることを特徴とする請求項4記載のアクセスポイント設定プログラム。
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