JPS648721B2 - - Google Patents
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- JPS648721B2 JPS648721B2 JP20585981A JP20585981A JPS648721B2 JP S648721 B2 JPS648721 B2 JP S648721B2 JP 20585981 A JP20585981 A JP 20585981A JP 20585981 A JP20585981 A JP 20585981A JP S648721 B2 JPS648721 B2 JP S648721B2
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- Japan
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- knitting
- knitted fabric
- knitted
- plain
- legs
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 22
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Landscapes
- Socks And Pantyhose (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タイツの製造方法に関する。
従来タイツの製造方法としては、両脚部を夫々
筒状編地に編みあげた後、襠部を縫合するという
方法が一般的であつた。例えば本発明と同一出願
人の創作に係る実願昭56−83674号等がそれであ
るが、この方法によると腹部に縫い目が入り、婦
人用のタイツ向として好ましいものとは云えなか
つた。
筒状編地に編みあげた後、襠部を縫合するという
方法が一般的であつた。例えば本発明と同一出願
人の創作に係る実願昭56−83674号等がそれであ
るが、この方法によると腹部に縫い目が入り、婦
人用のタイツ向として好ましいものとは云えなか
つた。
また本発明の出願人が、従来から一貫して研究
開発を続けてきた少なくとも紡績糸等からなる表
糸とスパンデツクス糸からなる芯糸に使用して編
地の内面に表糸にてハイループ組織を形成させ、
該ループ組織を消失しない程度にその頂部をコー
ス方向に起毛してなる起毛ニツト生地を使用して
そのまま縫製すれば、生地が厚く、また表糸がハ
イループ組織となつて芯糸と分離するために芯糸
が縫合箇所から抜けやすく、従つて縫合箇所の大
きく波打つことが欠点となつていた。これに対し
ては、出願人が先に提出した実願昭56−83674号
の改良を試みることによつて、波打ちの解消は、
一応の成功をみた。しかし実願昭56−83674号の
場合は、ウエール方向に沿つた一直線上の、同巾
の方向に関するものに限定される憾みがあつた。
開発を続けてきた少なくとも紡績糸等からなる表
糸とスパンデツクス糸からなる芯糸に使用して編
地の内面に表糸にてハイループ組織を形成させ、
該ループ組織を消失しない程度にその頂部をコー
ス方向に起毛してなる起毛ニツト生地を使用して
そのまま縫製すれば、生地が厚く、また表糸がハ
イループ組織となつて芯糸と分離するために芯糸
が縫合箇所から抜けやすく、従つて縫合箇所の大
きく波打つことが欠点となつていた。これに対し
ては、出願人が先に提出した実願昭56−83674号
の改良を試みることによつて、波打ちの解消は、
一応の成功をみた。しかし実願昭56−83674号の
場合は、ウエール方向に沿つた一直線上の、同巾
の方向に関するものに限定される憾みがあつた。
本発明は叙上の事情に鑑みて、腹部に縫い目が
入らず、縫合箇所が波打つことなく、脚部は体形
に合わせてウエール方向に沿つた斜めに裁断・縫
合をしたタイツの製造方法を提供することを目的
としたものである。以下図面に基づいて、本発明
の方法の一実施例を説明する。
入らず、縫合箇所が波打つことなく、脚部は体形
に合わせてウエール方向に沿つた斜めに裁断・縫
合をしたタイツの製造方法を提供することを目的
としたものである。以下図面に基づいて、本発明
の方法の一実施例を説明する。
タイツは、足首部1より編み始め、腰部2を編
み終りとする逆編みにて編成される。足首部1に
初まる原糸は、アクリル紡績糸からなる表糸3
と、ポリウレタン系のスパンデツクス糸からなる
芯糸4を使用している。第1図のAに示されてい
る足首部1の組織は、第2図に示されているゴム
編であるが、その編成方法は第3図の如く、両糸
3,4ともシンカーSの小ニブNsには乗せない
で、大ニブNlに引き揃えて係合した状態で編成
する。従つて芯糸4は、シンカーループLsに至
る迄、表糸3と同様な弛み加減に保たれている。
なおニードルループLnは両糸3,4が引き揃え
状態である。そのためループ幅Xは広い間隔で粗
に編成され、この足首部1のゴム編は、弛い引張
力で伸縮しうる高伸縮性のものとなつている。尚
第2図中Gは、挿通されたゴム糸を示す。
み終りとする逆編みにて編成される。足首部1に
初まる原糸は、アクリル紡績糸からなる表糸3
と、ポリウレタン系のスパンデツクス糸からなる
芯糸4を使用している。第1図のAに示されてい
る足首部1の組織は、第2図に示されているゴム
編であるが、その編成方法は第3図の如く、両糸
3,4ともシンカーSの小ニブNsには乗せない
で、大ニブNlに引き揃えて係合した状態で編成
する。従つて芯糸4は、シンカーループLsに至
る迄、表糸3と同様な弛み加減に保たれている。
なおニードルループLnは両糸3,4が引き揃え
状態である。そのためループ幅Xは広い間隔で粗
に編成され、この足首部1のゴム編は、弛い引張
力で伸縮しうる高伸縮性のものとなつている。尚
第2図中Gは、挿通されたゴム糸を示す。
次の臑部5は、表糸と芯糸が平編組織から構成
されている。これは靴下を履きやすいようにして
いるものである。臑部5の上部は脚部6である
が、脚部6は膝の上下・腿・股の一部を含む部分
を指しているが、ウエール方向Wには一部平編組
織を含んでおり、その他の部分は表糸3で内面に
ハイループ組織7を有する筒状編地を形成する編
成工程からなつている。
されている。これは靴下を履きやすいようにして
いるものである。臑部5の上部は脚部6である
が、脚部6は膝の上下・腿・股の一部を含む部分
を指しているが、ウエール方向Wには一部平編組
織を含んでおり、その他の部分は表糸3で内面に
ハイループ組織7を有する筒状編地を形成する編
成工程からなつている。
この編成工程は丸編機によつて編成されている
ものであるが、この編成工程中でハイループ組織
7の頂部を、コース方向に起毛8する起毛工程を
有している。ただ前記ウエール方向Wに一部含ん
でいる平編組織は、具体的には次のようなもので
ある。
ものであるが、この編成工程中でハイループ組織
7の頂部を、コース方向に起毛8する起毛工程を
有している。ただ前記ウエール方向Wに一部含ん
でいる平編組織は、具体的には次のようなもので
ある。
脚部筒状編地は2つ折りに重ね合わせた状態
で、上下編地ともウエール方向に中央が2目平編
組織9になつており、その左右にハイループ組織
を起毛した組織を1目10有し、さらにその左右
には幾目かの平編組織11………11になつてお
り、それより左右がハイループ組織7の頂部を起
毛8した構成になつている。しかも幾目かの平編
組織11………11は、足首部側が広巾に多くの
目数から構成されており、股部側は目数を減らし
て狭巾になるよう、度目調整によつて、第4図の
如き段状に設けられている。
で、上下編地ともウエール方向に中央が2目平編
組織9になつており、その左右にハイループ組織
を起毛した組織を1目10有し、さらにその左右
には幾目かの平編組織11………11になつてお
り、それより左右がハイループ組織7の頂部を起
毛8した構成になつている。しかも幾目かの平編
組織11………11は、足首部側が広巾に多くの
目数から構成されており、股部側は目数を減らし
て狭巾になるよう、度目調整によつて、第4図の
如き段状に設けられている。
これは臑部5の如く全体を平編組織にするのと
は方法が異なり、機械装置の詳細は図示していな
いが、ウエール方向に一部設ける平編組織9及び
11は、パイルのハイループ組織を形成するため
のシンカーSが作用しないように、羽根によつて
一時的にシンカーSの作動を制御する方法にて編
成しているものである。
は方法が異なり、機械装置の詳細は図示していな
いが、ウエール方向に一部設ける平編組織9及び
11は、パイルのハイループ組織を形成するため
のシンカーSが作用しないように、羽根によつて
一時的にシンカーSの作動を制御する方法にて編
成しているものである。
次に中央2目の平編組織9をウエール方向W
に、裁断Ctする裁断工程を有する。ただし脚部
より上の腹部12は筒状のままで、裁断されるこ
とはない。2枚に裁断された脚部は、段状に平編
組織11が設けられているが、左右夫夫の脚部を
次に第4図の一点鎖線13a,13bの如く、夫
夫平編組織同士にて、斜め直線状にシミンで縫合
する縫製工程によつて両脚部は製造される。
に、裁断Ctする裁断工程を有する。ただし脚部
より上の腹部12は筒状のままで、裁断されるこ
とはない。2枚に裁断された脚部は、段状に平編
組織11が設けられているが、左右夫夫の脚部を
次に第4図の一点鎖線13a,13bの如く、夫
夫平編組織同士にて、斜め直線状にシミンで縫合
する縫製工程によつて両脚部は製造される。
これは、従来第5図の如き、ハイループ組織を
起毛した部分を裁断していたため、表糸3と芯糸
4が分離されており、芯糸4のスパンデツクス糸
が引き攣つて抜けることになり、また生地の厚い
ことと相待つて縫合箇所が大きく波打つていた。
しかし本発明の方法は、第8図の如く表糸3と芯
糸4が引き揃え状態になつた位置で裁断Ctして
いるので、芯糸4のスパンデツクス糸が絡み合つ
て縫合されるために抜けることがなく、また生地
の薄いことと相待つて縫合箇所の波打ちは全く解
消された。
起毛した部分を裁断していたため、表糸3と芯糸
4が分離されており、芯糸4のスパンデツクス糸
が引き攣つて抜けることになり、また生地の厚い
ことと相待つて縫合箇所が大きく波打つていた。
しかし本発明の方法は、第8図の如く表糸3と芯
糸4が引き揃え状態になつた位置で裁断Ctして
いるので、芯糸4のスパンデツクス糸が絡み合つ
て縫合されるために抜けることがなく、また生地
の薄いことと相待つて縫合箇所の波打ちは全く解
消された。
また縫合の上記終端にあたる股下部には、襠布
14を宛行つて、その周縁を縫合して仕上げてい
る。この襠布14の詳細は図示していないが、平
編組織からなる薄手の編地を使用して、股下が重
ばるのを防止するのが好ましい。
14を宛行つて、その周縁を縫合して仕上げてい
る。この襠布14の詳細は図示していないが、平
編組織からなる薄手の編地を使用して、股下が重
ばるのを防止するのが好ましい。
次に腹部12は、従つて縫合箇所のない、即ち
縫製工程なしの伸縮性筒状編地から構成されるこ
とになる。この腹部12は、表糸3と芯糸4にゴ
ム糸(図示せず)を挿通し、ハイループ組織を内
面起毛した組織にしている。そのため腹部12
は、腹巻兼用の身体にフイツトして、体の線を整
えるものとなつている。
縫製工程なしの伸縮性筒状編地から構成されるこ
とになる。この腹部12は、表糸3と芯糸4にゴ
ム糸(図示せず)を挿通し、ハイループ組織を内
面起毛した組織にしている。そのため腹部12
は、腹巻兼用の身体にフイツトして、体の線を整
えるものとなつている。
腰部2の編み終り端には、本実施例の場合婦人
物のタイツのため、レース15を縫着している。
しかし詳細は図示してないが、腰部2は拡張のか
なりの伸縮性を必要とするので、レース15は特
に弾性を有するゴム糸使用の特殊品を使用してい
る。
物のタイツのため、レース15を縫着している。
しかし詳細は図示してないが、腰部2は拡張のか
なりの伸縮性を必要とするので、レース15は特
に弾性を有するゴム糸使用の特殊品を使用してい
る。
本発明のタイツは、上記実施例の製造方法によ
つて製造されるものであり、ウエール方向に段状
の平編組織を設けて斜め縫製することによつて、
はじめて脚部の体系に沿つた起毛厚手編地の引き
攣れを防止することができたものである。そして
実施態様に示されている方法を用いると、足首部
のゴム編は緩やかな高弾性のものとなり、腹部に
は縫合箇所のない伸縮性の腹巻兼用の効果を呈
し、最後にゴム糸使用のレースを使用すれば編地
の伸縮と調知したものとすることができるもので
ある。
つて製造されるものであり、ウエール方向に段状
の平編組織を設けて斜め縫製することによつて、
はじめて脚部の体系に沿つた起毛厚手編地の引き
攣れを防止することができたものである。そして
実施態様に示されている方法を用いると、足首部
のゴム編は緩やかな高弾性のものとなり、腹部に
は縫合箇所のない伸縮性の腹巻兼用の効果を呈
し、最後にゴム糸使用のレースを使用すれば編地
の伸縮と調知したものとすることができるもので
ある。
図面は本発明の方法の一実施例を示し、第1図
はタイツを裏返えした斜視図、第2図は、第1図
のA部を拡大した編組織図、第3図は本発明の方
法に使用するシンカーの編成状態を示す側面図、
第4図は起毛工程上りのタイツを裏返えした正面
図、第5図は第1図のB部を拡大した編組織図、
第6図は編機台上の起毛工程の概要を示す平面
図、第7図は第4図のC部を拡大した正面図、第
8図は第7図を−′線で切断した断面の編組
織図である。 図中:1……足首部、2……腰部、3……表
糸、4……芯糸、6……脚部、7……ハイループ
組織、8……起毛、9,11……平編組織、12
……腹部、13a,13b……一点鎖線(縫合)、
15……レース、C……コース方向、Ct……裁
断、Nl……大ニブ、S……シンカー、W……ウ
エール方向。
はタイツを裏返えした斜視図、第2図は、第1図
のA部を拡大した編組織図、第3図は本発明の方
法に使用するシンカーの編成状態を示す側面図、
第4図は起毛工程上りのタイツを裏返えした正面
図、第5図は第1図のB部を拡大した編組織図、
第6図は編機台上の起毛工程の概要を示す平面
図、第7図は第4図のC部を拡大した正面図、第
8図は第7図を−′線で切断した断面の編組
織図である。 図中:1……足首部、2……腰部、3……表
糸、4……芯糸、6……脚部、7……ハイループ
組織、8……起毛、9,11……平編組織、12
……腹部、13a,13b……一点鎖線(縫合)、
15……レース、C……コース方向、Ct……裁
断、Nl……大ニブ、S……シンカー、W……ウ
エール方向。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 足首部より編み始め腰部を編み終りとする逆
編みの編地内面が脚部は平編組織を含むハイルー
プ組織からなり又腹部はハイループ組織のみから
なる筒状編地の編成工程と、該編成工程中でルー
プ頂部をコース方向に起毛する起毛工程と、該起
毛工程上りの脚部筒状編地の上下編地を平編組織
にてウエール方向に裁断する工程と、両裁断編地
の左右脚部を夫々平編組織同士で縫合する縫製工
程とからなり、上記脚部の平編組織が足首部側は
広巾に股部は狭巾に度目調整にて段状に設けられ
ているようにしたことを特徴とするタイツの製造
方法。 2 腹部が縫製工程なしの伸縮性筒状編地とした
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のタ
イツの製造方法。 3 腰部の編み終り端にレースを縫着し、該レー
スがゴム糸等の弾性糸からなるゴムレースとした
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のタ
イツの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20585981A JPS58109602A (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | タイツの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20585981A JPS58109602A (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | タイツの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109602A JPS58109602A (ja) | 1983-06-30 |
JPS648721B2 true JPS648721B2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=16513890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20585981A Granted JPS58109602A (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | タイツの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109602A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6342151Y2 (ja) * | 1985-10-02 | 1988-11-04 | ||
JPH0226951Y2 (ja) * | 1986-02-10 | 1990-07-20 |
-
1981
- 1981-12-19 JP JP20585981A patent/JPS58109602A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58109602A (ja) | 1983-06-30 |
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