JPS647847B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS647847B2
JPS647847B2 JP23138484A JP23138484A JPS647847B2 JP S647847 B2 JPS647847 B2 JP S647847B2 JP 23138484 A JP23138484 A JP 23138484A JP 23138484 A JP23138484 A JP 23138484A JP S647847 B2 JPS647847 B2 JP S647847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
shape
human
uneven pattern
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP23138484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60236707A (ja
Inventor
Kazuo Takatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ZOKEI KK
Original Assignee
NIPPON ZOKEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON ZOKEI KK filed Critical NIPPON ZOKEI KK
Priority to JP23138484A priority Critical patent/JPS60236707A/ja
Publication of JPS60236707A publication Critical patent/JPS60236707A/ja
Publication of JPS647847B2 publication Critical patent/JPS647847B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コンクリート構築物、PC版、
GRC版等の表面に凹凸模様を形成し、或いは人
物像等を成形する場合に使用される形材に関す
る。
従来技術として、特開昭49−124116号公報に
は、発泡スチロール等の熱可塑性材を、加熱され
たニクロム線または刃物等任意の切削具で切削し
て形材をつくる技術が開示されている。また堂本
保著(発泡スチロールをいかすアイデア工作集18
頁〜28頁…昭和48年誠文堂新光社発行)には、発
泡スチロールを摩擦熱で切つたり、ニクロム線に
より電熱で切つたり、刃物やのこぎりで切る等切
る技術と、ニクロム線でえぐる技術、及びやすり
で仕上げる技術が開示されている。
そして実際に凹凸模様をつくつてみると切断作
業は僅かで、えぐる作業と仕上げる作業特にえぐ
る作業が多く、ニクロム線は単純な形状のえぐり
作業には使用できても複雑な形状のえぐり作業に
は不適或いは不可能であると言う問題点があつ
た。またやすりは仕上げに使用されるもので、や
すりでえぐるとすれば大変な労力と時間を要し実
際的ではない。
この発明は、上記した問題点を解消し、複雑な
形状の凹凸形成を意の侭に、しかも確実かつ迅速
に形成してできる形材を提供することを目的とす
るものである。
上記目的に沿うこの発明の形材は、発泡スチロ
ールや発泡ポリエチレン等の発泡した熱可塑性材
に、ニクロム線を利用する等して加熱することに
より熱溶融して所定の深さよりやや浅目の大まか
な凹部を形成し、次に鋼線ブラシを利用して略所
定の凹凸模様を彫刻し、更にペーパーで仕上げて
精密な凹凸模様を形成したことを特徴とする。
以下この発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は熱可塑性材1の表面を図示されていな
いニクロム線を利用し、加熱溶融して所定の深さ
より稍浅目の点線2の個所迄凹ませ、粗抉りした
状態となして大まかな凹部を形成し、次に鋼線ブ
ラシ或は更に刃物を使用して略所定の凹凸模様に
彫刻し、更にペーパーで仕上げて精密な凹凸模様
とした形材A1例を示す。
第2図は上記した工程によつてつくられた形状
Aaを仮枠Bの内側に適当な手段で取付け、他側
の仮枠B′との間にコンクリート3を打設した所
を示し、コンクリート3の硬化後仮枠B・B′及
び形材Aaを除去すれば、形材Aaを除去した面に
凹凸模様が形成されたコンクリート体を得る。上
記実施例はコンクリート系構築物の壁体に凹凸模
様を形成したものであるが、形材Aaを取付けた
仮枠Bを水平に配設し、その上にコンクリートを
打設すれば天井面にも凹凸模様を形成することが
できることは言う迄もない。
上記したようにこの発明の形材は構築物の壁面
や天井面等に凹凸模様を形成することに利用され
る他、人物像や記念像或いは塔等の成形にも利用
することができる。
第3図はコンクリート製人物像1例を示し、第
4図は上記人物像が中空体である場合の横断面図
である。第5図は発泡スチロールや粘土等でつく
られた内型Cの外側に、打設されるコンクリート
厚さの間隙をおいて、人物像の外形を形成する凹
凸を設けた形材Abを取付けた仮枠Baを組み、形
材Abと内型Cとの間隙にコンクリート3aを打
設した所を示し、コンクリート3aの硬化後仮枠
Baと形材Abを除去すれば、内部に内型Cが埋設
された人物像を得る。尚形材Abと内型Cとの間
に配筋を施してコンクリート3aを打設してよい
ことは言う迄もなく、配筋に代えてエキスパンド
メタルを配設してコンクリート3aを打設しても
よい。また内型Cが発泡スチロールである時はこ
れを加熱して溶融することにより第4図のような
中空の人物像とすることができ、中空部に配筋を
施してコンクリートを注入すれば中実のコンクリ
ート製人物像となる。第6図は第4図のような中
空人物像を一度で成形する方法を示す。即ち中空
人物像の内面を形成する形材Acを取付けた仮枠
Bbを枠組みし、その外側に打設されるコンクリ
ート厚さの間隙をおいて、人物像の外形を形成し
た形材Adを取付けた仮枠Bcを枠組みし、形材Ac
と形材Adの間隙に鉄骨、鉄筋、エキスパンドメ
タル等の補強材を配設してコンクリート3bを打
設し、その硬化後仮枠と形材を除去すれば中空人
物像を得る。以上人物像の一体成形法に就て説明
したが、第5図及び第6図において、内型Cまた
は形状Acを取付けた仮枠Bbを設けることなく、
形材Adまたは形材Ad内にコンクリートを打設す
る時は、中実人物像が得られることは言う迄もな
い。尚人物像は第3図に点線で示されるように横
に分割したり、第4図に点線で示されるように縦
に分割したり、或いは接合部が目立たない任意の
個所で分割したものをアトリエ等で製作してお
き、これを組立てて人物像を作製することができ
る。第7図はそのような場合の分割片の製造法1
例を示す。即ち人物像の外形を形成する形材Ae
を取付けた仮枠Bdと、内形を形成する形材Afを
取付けた仮枠Be内にコンクリート3cを打設し、
コンクリート3cの硬化後仮枠と形材を除去すれ
ば人物像の分割片を得る。
第8図は中空凹凸成形体1例の製造法を示す。
先づ基礎4上に鉄骨架構体5を設け、鉄骨架構体
5に取付けたサポート6を利用して内形材Agを
取付けた内仮枠Bfを固定し、更に鉄筋等の補強
材を配設した後その外側にコンクリート打設厚さ
をおいて外形材Ahを取付けた外仮枠Bgを固定
し、図示されていない注入口からコンクリート3
dを注入し、コンクリート3dの硬化後仮枠、形
材及びサポートを取除けば、形材により凹凸面が
形成された成形体を得る。図中4′はコンクリー
ト3dの下部に設けられた基礎である。上記実施
例においては内形材Agは必ずしも必要ではなく、
架構体とサポート及び内仮枠はその侭残し、外仮
枠と外形材のみを除去してもよい。以上述べた方
法は第6図で説明した人物像の成形法に利用する
ことができる。
第9図は、1側に鉄筋の先端螺子部を螺挿し他
側を露出して埋設されたナツト7と、有孔連結板
8を利用したボルト9による両側の分割片の接合
部1例を示し、ナツトに螺挿した鉄筋は分割片の
筒状鉄筋網10内に位置しており一体的に接合さ
れる。11は何れかの分割片に固着された弾性材
である。
第10図は両側の分割片の対応する凹部に金属
板12を遊嵌してコンクリート13を設け、かつ
1側に鉄筋の先端螺子部を螺挿し他側を露出して
埋設されたナツト7,7間に有孔連結板8を架設
し、ボルト9,9で結合した所を示し、11は何
れかの分割片に予め固着された弾性材である。
即ち第7図の方法で製造された分割片を第9図
及び第10図のような方法や他の公知の結合法を
利用して結合し、人物像や塔等の凹凸を有する成
形体をつくることができる。尚分割片は第8図の
方法を利用し、鉄骨架構体の外側にサポートを利
用する等して配設結合してもよい。
また硬化原料にはセメント系、石膏系、合成樹
脂系或いはこれらの混合物を利用することがで
き、形状を原型として雄型をつくるときは硬化原
料にゴム系、シリコンゴム系、粘土、石膏等を利
用することができる。
尚この発明は実施例に限定されることなく要旨
を変更しない範囲内で種々の実施態様をとること
ができる。
この発明の形材は前記のように構成され、略所
定の凹凸模様をつくるのに、鋼線ブラシを使用す
るから、各1本1本の鋼線が発泡した熱可塑材に
突刺さり、えぐり取りを意の侭かつ迅速に、しか
も深浅自在にかきとるようにして行うことがで
き、しかも熱溶融によりやや浅目の大まかな凹部
をつくり、次に鋼線ブラシで略所定の凹凸模様を
彫刻し、更にペーパー仕上げると言う最も合理的
な順序で彫刻するから、確実かつ迅速に彫刻を施
すことができ、この発明の形材を使用することに
より、構築物、PC版、GRC版等の表面に精緻な
凹凸模様を正確かつ容易に現出することができる
のみならず、像や塔等を至簡に成形することがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明の実施例を示すものであつ
て、第1図は形材の製造法1例を示す断面図、第
2図は凹凸模様の形成法1例を示す縦断面図、第
3図は人物像1例の側面図、第4図は中空人物像
の横断面図、第5図は人物像成形法1例を示す横
断面図、第6図は人物像成形法他例を示す横断面
図、第7図は分割片の製造法1例を示す断面図、
第8図は中空凹凸成形体の成形法1例を示す縦断
面図、第9図及び第10図は分割片の接合部2例
を示す断面図である。 A,Aa,Ab,Ac,Ad,Ae,Af,Ag,Ah…
…形材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発泡スチロールや発泡ポリエチレン等の発泡
    した熱可塑性材に、ニクロム線を利用する等して
    加熱することにより熱溶融して所定の深さよりや
    や浅目の大まかな凹部を形成し、次に鋼線ブラシ
    を利用して略所定の凹凸模様を彫刻し、更にペー
    パーで仕上げて精密な凹凸模様を形成したことを
    特徴とする形材。
JP23138484A 1984-11-05 1984-11-05 形材 Granted JPS60236707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23138484A JPS60236707A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 形材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23138484A JPS60236707A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 形材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60236707A JPS60236707A (ja) 1985-11-25
JPS647847B2 true JPS647847B2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=16922764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23138484A Granted JPS60236707A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 形材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60236707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383681U (ja) * 1989-12-12 1991-08-26

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045243Y2 (ja) * 1986-01-24 1992-02-14
KR20010048204A (ko) * 1999-11-25 2001-06-15 김홍종 폐자재를 이용한 실내,외 조형장식물시공방법 및 그 구조

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021523B2 (ja) * 1972-08-30 1975-07-23
JPS49124116A (ja) * 1973-04-02 1974-11-27

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383681U (ja) * 1989-12-12 1991-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60236707A (ja) 1985-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5002817A (en) Form liner and method for forming concrete panels with artistic relief patterns
JPS647847B2 (ja)
JPS647565B2 (ja)
US7484708B1 (en) Mold assembly for the production of concrete blocks
JP2000045443A (ja) ボイドスラブの製造方法
JPH0298406A (ja) プレキャスト版の製造方法
JP3244651B2 (ja) 発泡成形装置
JPS60214907A (ja) 造形物
JPS60220707A (ja) 成形体
CN213674670U (zh) 一种压槽模具
JP2007062155A (ja) コッター付きプレキャストコンクリート版及びその製造方法
EP0833727B1 (en) A method for production of reinforcement spacers and a mould for use in the production
JPS629439B2 (ja)
JPS59170340A (ja) コンクリ−ト製型枠工法
JP2507269Y2 (ja) セラミツクス装飾板
JP2522636B2 (ja) 筒状コンクリ―ト製品の製造方法
JPH021391Y2 (ja)
JPH0467903A (ja) セラミツクス装飾板の製法
JPH0419136Y2 (ja)
JPH029933Y2 (ja)
JPS61176348U (ja)
AU706603B2 (en) A method for production of reinforcement chairs and a mould for use in the production
JPH01101108A (ja) 無機質建材用模様型の製造方法
JPS61163817A (ja) 型材及びその製造法と該型材を使用した造形法及び造形物
JPH068004B2 (ja) 外面が曲面をなすalcコ−ナ−版の製造方法