JPH045243Y2 - - Google Patents

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JPH045243Y2
JPH045243Y2 JP1986009449U JP944986U JPH045243Y2 JP H045243 Y2 JPH045243 Y2 JP H045243Y2 JP 1986009449 U JP1986009449 U JP 1986009449U JP 944986 U JP944986 U JP 944986U JP H045243 Y2 JPH045243 Y2 JP H045243Y2
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JP
Japan
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plate material
paint
board
rolls
grinding
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JP1986009449U
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JPS62121052U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、土木又は建築工事現場等において囲
いに用いられる鋼板や金属プレートの波板、或い
は矢板等を再利用するために、板材に塗装された
塗装ペイントを連続的且つ全自動で剥落する装置
に関する。
(従来の技術) 工事現場等において囲いに用いられる鋼板等の
板材は、一定の幅と長さを有し、地面に突き立て
たものを左右に結合して囲いとなすものである
が、工事の期間中は錆びや腐蝕を防ぐためと、交
通安全の識別表示、工事施工者名等の表示のため
板面に塗装ペイントを施すことが一般的である。
この塗装ペイントは工期が長い場合は工期中にお
いても度々塗装部を補修し又は全面的に塗り替え
を行なうので、次に取り外して再利用する場合に
はさらに塗装を行なうため、塗装ペイントが何回
も分厚く塗り重ねられて容易に剥落できないもの
である。従来はこの板材の塗装ペイントを剥落す
るのに刃物で削つたり、ハンマーで叩いたりして
いるが、大量のものを処理するのに多大の時間と
労力を要し大変な作業となつている。
その為塗装ペイントを剥落しないまま使用した
り、又はその上からさらに分厚く塗り重ねて使用
することが行なわれているが、数量が多いと運搬
の際に一層崇高になり、重量も増すため、種々支
障を来たしている。
(技術的課題) 本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、板材の面に塗装された塗装ペイント
を、板材を一枚づつコンベアから水平送りに供給
し移送しながら加熱装置にかけて塗装ペイントを
軟化させるとともに、その直後に軟化したペイン
トをワイヤブラシからなる研削ロールで剥落して
回収するという一連の作動を連続且つ全自動で簡
単且つ確実に、而も効率よく行うことのできる矢
板等の塗装ペイント剥落装置を提供しようとする
ものである。
(技術的手段) 上記目的を達成するために、本考案における矢
板等の塗装ペイント剥落装置は、鋼板等の板材の
面に塗布された塗装ペイントを剥落する装置であ
つて、処理すべき板材を水平に支持して移送する
コンベアと、その送り出し側の端部において板材
を挟圧して前方へ送り出す上下一対の送りロール
と、該送りロールから送り出された板材を一端の
入口から受け入れて他端の出口へ送出する間に所
定温度に加減するように密閉したケース本体に加
熱器を備えた加熱装置と、加熱された板材が加熱
器から引き出された直後に該位置において板材の
面に接摺回転して板面の塗装ペイントを研削する
ように作用するワイヤブラシからなる研削ロール
とよりなり、前記研削ロールを板面に対し離接可
能に設け且つばねの附勢で弾圧的に圧接してなる
ものである。
そして上記研削ロールは上下一対にしたものを
板材の上下両面より圧接し且つ板材の移送方向と
は逆向きに回転駆動するように設けることが好ま
しい。
(作用) 板材1を供給用コンベア2に供給して第1図の
矢印イの方向へ移送させると、板材1は先端側か
ら加熱装置3内に送り込まれ、そこで加熱器4に
より板面が加熱されるため、該面の塗装ペイント
は熱で軟化又は、焼かれる。
加熱装置3を出た板材1は、その直後に上下に
相対して回転するワイヤブラシからなる研削ロー
ル5,6間に供給されて通過するため、そのとき
に上下両面は板材1の進行方向とは逆向きに回転
する研削ロール5,6の強力なブラツシング作用
を受けて先に加熱により軟化又は焼かれた状態の
塗装ペイントが板材の進行につれて削り落され
る。
研削ロール5,6間から出た板材1は塗装ペイ
ントがきれいに除去されて排出用コンベア10に
て送られ、所定の場所に回収される。
(効果) 本考案は上述の構成からなるものであつて、次
のような特有の効果を有する。
板材の面に塗設されたペイント層を手作業に
より刃物で削つたりしないで、連続且つ全自動
でワイヤブラシからなる研削ロールにて簡単に
剥落できる。
加熱装置を通過することによりペイント層が
軟化又は焼かれるためブラツシングを最低1回
行なうだけで確実に研削でき、表面も傷がつか
ずきれいに仕上がる。
上下一対の研削ロールは板材の進行方向に逆
らうように回転するため低速度でブラツシング
効果を高めることができる。
加熱装置は密閉した本体ケースにて形成され
ているため雰囲気温度を高くでき、熱効率が高
められる。
研削ロールのブラシ面を板材の凹凸に合わせ
た形状とすることによりどのような種類、形の
板材にも対応できる。
構造が簡単で安価に実施できる。
(実施例) コンベア2,10はフレーム11,12に所定
間隔に複数のローラ2a,10aを設けて夫々を
モータ13,14にチエーン15,16を介し連
動されるようにする。
供給コンベア2の先端部には板材1を強制的に
送り込むために上下一対の送りロール7,8を設
け、その下部のロール8をチエーン17により前
記モータ13に連動させてこれを駆動ロールとな
す。又排出用コンベア10側には、その後端部に
加熱及び研削された板材を強制的に引き出すため
に引出用のロール18,19を設け、その下部に
チエーン20を介して前記モータ14に連動す
る。
加熱装置3は、密閉したケース本体3aに入口
21と反対側に出口22を設けると共に、内部に
ガス等のバーナ又は電気ヒータからなる加熱器4
を配備してなる。
送りロール7,8は、供給された板材1を入口
21から加熱装置3へ送り込むとともに、送り込
まれた板材1が、ケース本体3a内を通り出口2
2を経て引出用ロール18,19に先端が挟入さ
れると後端が送りロール7,8から離れるように
引出用ロール18,19との間隔を一定に設定す
る。研削ロール5,6はロールの周面にワイヤー
ブラシを設けてなるもので、上下一対にしたもの
を夫々個別にチエーン24,25を介してモータ
23,23′に連動させ、夫々が板材1の進行方
向に逆らうように互いに逆向き(矢印ロ,ハ)に
回転駆動される。又この研削ロール5,6は枢軸
28,29を支点に揺動可能に設けられたアーム
ブラケツト26,27に設けて上部は自重で又下
部はばね30によりばね圧で板材1の上下両面に
圧接させている。31,32はねじにより調節可
能とされたストツパーであり、アームブラケツト
26,27の位置決めとなす。33は支持枠体、
34は支柱である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ペイント剥落装置の全体側面図
で、一部は断面で示す。第2図は研削ロール部の
拡大側面図、第3図は同正面図、第4図は研削す
べき板材の一部を示す斜視図である。 1……板材、2……コンベア、3……加熱装
置、4……加熱器、5,6……研削ロール、7,
8……送りロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鋼板等の板材の面に塗布された塗装ペイント
    を剥落する装置であつて、処理すべき板材1を
    水平に支持して移送するコンベア2と、その送
    り出し側の端部において板材を挟圧して前方へ
    送り出す上下一対の送りロール7,8と、該送
    りロールから送り出された板材を一端の入口2
    1から受け入れて他端の出口22へ送出する間
    に所定温度に加熱するように密閉したケース本
    体3aに加熱器4を備えた加熱装置3と、加熱
    された板材が加熱器から引き出された直後に該
    位置において板材の面に接摺回転して板面の塗
    装ペイントを研削するように作用するワイヤブ
    ラシからなる研削ロール5(又は6)とよりな
    り、前記研削ロールを板面に対し離接可能に設
    け且つばねの附勢で弾圧的に圧接してなること
    を特徴とする矢板等の塗装ペイント剥落装置。 (2) 前記研削ロールは上下一対にしたものを板材
    の上下両面より圧接し且つ板材の移送方向とは
    逆向きに回転駆動するように設けた前記実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の矢板等の塗装ペ
    イント剥落装置。
JP1986009449U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH045243Y2 (ja)

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JPS62121052U JPS62121052U (ja) 1987-07-31
JPH045243Y2 true JPH045243Y2 (ja) 1992-02-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146750A (ja) * 1983-02-14 1984-08-22 Daito Kogyo Kk 溶接開先部分の研磨方法
JPS60236707A (ja) * 1984-11-05 1985-11-25 株式会社日本造形 形材

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146750A (ja) * 1983-02-14 1984-08-22 Daito Kogyo Kk 溶接開先部分の研磨方法
JPS60236707A (ja) * 1984-11-05 1985-11-25 株式会社日本造形 形材

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JPS62121052U (ja) 1987-07-31

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