JPS64770B2 - - Google Patents

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JPS64770B2
JPS64770B2 JP11499780A JP11499780A JPS64770B2 JP S64770 B2 JPS64770 B2 JP S64770B2 JP 11499780 A JP11499780 A JP 11499780A JP 11499780 A JP11499780 A JP 11499780A JP S64770 B2 JPS64770 B2 JP S64770B2
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JP
Japan
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contact pieces
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pair
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Expired
Application number
JP11499780A
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English (en)
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JPS5738514A (en
Inventor
Ryuichi Sato
Hirofumi Koga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP11499780A priority Critical patent/JPS5738514A/ja
Publication of JPS5738514A publication Critical patent/JPS5738514A/ja
Publication of JPS64770B2 publication Critical patent/JPS64770B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は1対の接触片を互いに逆方向の電流
が流れるように近接して配設した開閉装置に関す
るものである。
従来、この種の開閉装置として、1対の接触片
を互いに平行かつ近接して配設するとともに、一
方の接触片の先端部を他方の接触片の先端部の外
側面側に折り返して形成し、両接触片の先端部の
各対向面にそれぞれ接点を固着したものが知られ
ている。(実公昭48−10056号公報参照) この構成によれば、両接触片間に互いに逆方向
の電流が流れた際に発生する電磁反発力によつ
て、大電流の通電時に両接触片の接点圧が減少す
るのを防止するとともに、接点の開離動作時にそ
の開離動作を高速にして、アークの発生を極力防
止することができる。
しかし、上記構成によれば、接点の開離動作を
高速にしても、接点の開離する寸前には、接点間
に負荷電流が流れているから、これを零付近にし
ないかぎり、たとえその開離動作を高速化して
も、アークの発生を有効に防止することができな
い。
したがつて、この発明は、互に平行に配設され
た1対の接触片に流れる電流力を利用して、ほぼ
零電流の時に接点が開くように構成することによ
り、構造簡単でアークがほとんど出ないようにし
たものである。
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
第1図はこの発明の開閉装置を適用した電磁継
電器の一例を示し、同図において、1は電磁石1
0の一部を構成する電磁コイル、2は可動鉄片、
3は電磁コイル1とともに電磁石10を構成する
鉄心、4は一端が上記可動鉄片2の自由端に連結
された駆動子である。5,6はベース11に植設
された可動および固定接触片であり、これら接触
片5,6は互いに逆方向の電流が流れるように平
行に配設されており、一方の接触片、たとえば固
定接触片6の先端部6aは可動接触片5の先端部
5aの外側面と対向するように180゜折曲形成され
ている。7は可動接触片5の先端部5aの外側面
に固着された接点、8は上記接点7に対向して固
定接触片6の先端部6aの内側面に固着された接
点である。可動接触片5の先端には上記駆動子4
の他端に連結されたばね12が一体に形成されて
いる。このばね12のばね力は後述するように、
両接触片5,6間に互いに逆方向の電流が流れた
際に発生する電磁反発力で、上記接点7,8の閉
成時における接点圧を増大させるとともに、上記
駆動子4がその押圧解除で元位置に復帰した際で
も、両接触片5,6間に流れる電流が零付近に到
達するまで、上記両接触片5,6間に発生する電
磁反発力で上記接点7,8の閉成状態を保持させ
るように設定されている。9は可動鉄片2の復帰
ばねである。
つぎに、上記構成の作動について説明する。
いま、電磁石10に電圧を加えると、鉄心3が
磁化され可動鉄片2が吸引されて駆動子4により
可動接触片5が力を受けて接点7,8間を閉成さ
せ、これにより負荷電流が両接触片5,6を流れ
る。
つぎに電磁石10の電圧を断つと、復帰バネ9
により可動鉄片2および駆動子4は復帰する。し
かしながら負荷電流が流れている場合、たとえば
第2図において負荷電流の最大値P付近である
と、接触片5,6間に電流反発力fが働く。この
反発力fは負荷電流i=Imsinωt、接触片長さ
l、接触片間距離r、空気中の透磁率μ0とすれ
ば、 f=μ0lIm2/4πr(1−cos2ωt)N として示され、第2図のfのように変化する。こ
の反発力fがある程度大きいと駆動子4と同時に
復帰せず、可動接触片5の先端に接続したばね1
2が延びて、僅かの間接点7,8は閉成されたま
まとなる。負荷電流が小さくなつてゼロ付近Q点
になると、接点を押圧する電流反発力fがなくな
るため、前記ばね12の延びる方向へのばね力に
より接点7,8は開かれる。この時の電流はゼロ
付近であるから接点7,8間のアークはほとんど
出ないことになる。
ところで、上記可動および固定接触片5,6と
の設定間隔は両者5,6間に作用する電流反発力
fを有効に発揮させるために可及的に短くするの
が好ましい。その場合、両接触片5,6間に不用
意な電気的短絡を防止するため両接触片5,6間
に電気絶縁層を介在させておけばよい。
第3図は上述の絶縁層13を上記固定接触片6
の外周廻りに形成するとともに、C字形の磁性体
14を設けたもので、上記絶縁層13で両接触片
5,6の不用意な短絡が防止できるうえ、上記磁
性体14内に通る磁束により、可動接触片5を通
る磁束φが増加し電流反発力fを大きくすること
ができる。
なお、上記実施例においては、ばね12を可動
接触片5の先端に一体に形成したものであるが、
第4図のようにコイルばね22を用いて構成する
こともでき、この場合は製造が容易である。
ところで、上記各実施例では、電磁継続器を例
に説明したものであるが、第5図に示すように可
動接触片5自体に復帰力をもたせるとともに、駆
動子4を押釦として構成すればマイクロスイツチ
にも容易に適用することができるものである。
また、上記各実施例では、固定接触片6の先端
部6aを180゜折曲して可動接触片5の先端部5a
の外側面に対向させたものであるが、逆に可動接
触片5の先端部5aを180゜折曲した構成を採るこ
とも可能である。
以上のようにこの発明は1対の接触片に流れる
逆方向の電流による電流反発力を利用してほぼ零
電流時に接点が開くように構成したから、構造簡
単にしてアークを少なくし寿命を延ばすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の開閉装置を適用した電磁継
電器の一例を示す正面図、第2図はこの発明の電
流と電流反発力の関係を示す図、第3図は電流反
発力を大にさせる例を示す要部の横断面図、第4
図は他の変形構造を示す部分正面図、第5図はこ
の発明を開閉装置をマイクロスイツチに適用した
例を示す断面図である。 4……駆動子、5,6……接触片、5a,6a
……先端部、7,8……接点、12,22……ば
ね部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに平行かつ近接して配設されるとともに
    一方の先端部を他方の先端部の外側面側に折り返
    して形成された1対の接触片と、両接触片の先端
    部の各対向面にそれぞれ固着された接点と、一方
    の接触片を接点の閉成方向へ押圧駆動する駆動子
    と、この駆動子と一方の接触片とを弾性的に連結
    するばね部材とを具備し、両接触片間に互いに逆
    方向の電流が流れた際に発生する電磁反発力で上
    記接点の閉成時における接点圧を増大させるとと
    もに、上記駆動子がその押圧解除で元位置に復帰
    した際、両接触片間に流れる電流が零付近に到達
    するまで、両接触片間に発生する電磁反発力で上
    記接点の閉成状態を保持させるように、上記ばね
    部材のばね力を設定したことを特徴とする開閉装
    置。
JP11499780A 1980-08-20 1980-08-20 Switching device Granted JPS5738514A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11499780A JPS5738514A (en) 1980-08-20 1980-08-20 Switching device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11499780A JPS5738514A (en) 1980-08-20 1980-08-20 Switching device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5738514A JPS5738514A (en) 1982-03-03
JPS64770B2 true JPS64770B2 (ja) 1989-01-09

Family

ID=14651742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11499780A Granted JPS5738514A (en) 1980-08-20 1980-08-20 Switching device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5738514A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810056U (ja) * 1971-06-17 1973-02-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5738514A (en) 1982-03-03

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