JPS647452Y2 - - Google Patents

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JPS647452Y2
JPS647452Y2 JP1982032609U JP3260982U JPS647452Y2 JP S647452 Y2 JPS647452 Y2 JP S647452Y2 JP 1982032609 U JP1982032609 U JP 1982032609U JP 3260982 U JP3260982 U JP 3260982U JP S647452 Y2 JPS647452 Y2 JP S647452Y2
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JP
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tape
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head body
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JP1982032609U
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JPS58140514U (ja
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Publication of JPS647452Y2 publication Critical patent/JPS647452Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマルチヘツド型PCMカセツトレコー
ダなどの磁気記録再生装置に用いられるテープの
走行位置(テープの幅方向)の規制装置に関する
ものである。
従来より用いられているオーデイオ用録音再生
ヘツドでは、そのトラツク幅が大きく(600μm
位)テープ走行時のテープ幅方向(垂直方向)の
ゆらぎは、それ程小さくする必要がなかつた。つ
まり、トラツク幅の±10%として、±60μm程度
で良かつた。そこで、従来は、第1図に示す如く
簡単な方法で、テープの走行位置を規制してい
た。
第1図において、1はヘツド本体であり、2
は、ヘツド本体1に固着された規制板である。テ
ープはヘツド本体1の片側に設けられた規制板2
のふたまたとなつた先端にはさまれて走行する。
したがつて、テープの走行位置は少なくとも、
規制板2のふたまた部の寸法とテープ幅の差の範
囲で変動するという欠点があつた。また実際に
は、規制板は、片側だけであるので、反対側のテ
ープの垂直方向のゆらぎは、規制板との距離が離
れるだけ拡大され、上記以上に大きくなる欠点も
ある。
本考案の目的は、上記した欠点を無くし、テー
プ幅方向のゆらぎを小さくしてテープの走行安定
性を大幅に改善し、同時にテープ〜ヘツド間の接
触性をも確保して、マルチヘツド型PCMカセツ
トレコーダなどの磁気記録再生装置に適したテー
プ位置規制装置を提供することにある。
他の目的としては、テープの走行位置の高精度
保持とその調整の容易化及び上記テープのゆらぎ
を小さくするための調整作業を簡易化することに
ある。
上記目的を達成するために、本考案は、ヘツド
本体上において、上方部のテープ入側部及び出側
部に該当する2つの位置に、走行テープの上端面
に接しテープを幅規制するための第1の接触部材
と第2の接触部材とを配し、また、下方部の、上
記第1の接触部材の位置と上記第2の接触部材の
位置とのほぼ中央にあつて、ヘツドの配列中心
(ギヤツプライン位置等)に該当する1つの位置
には、第3の接触部材を備え、かつ上記第1及び
第2の接触部材は、ねじ等の締め付け高さの調整
等によりテープに対するその各接触点の高さをそ
れぞれ独立的に可変できる構造を備えていること
を特徴としている。
以下、本考案の一実施例を第2及び第3図にて
説明する。
第2図において、1はヘツド本体であり、複数
の録音ヘツド3及び再生ヘツド6を有している。
ヘツド本体1の一端側では第1の接触部材6
が、また他の側端では第2の接触部材7がともに
テープ13の上端面と接触している。
第1の接触部材6は回動支点8によつてヘツド
本体1へ回動可能な状態で固定されている。第2
の接触部材7も同様である(図示せず)。第1の
接触部材6はその上部がL字状に折り曲げられ、
ねじ9が設けられている。さらに、第1の接触部
材6の上部で折り曲げられた部分の一端は、板ば
ね11によつてねじ9を介してヘツド本体1へ押
し付けられている。したがつて、ねじ9によつて
第1の接触部材6の上下位置が微調可能な状態に
構成される。また第2の接触部材7は同様に微調
可能な状態となつている。板ばね11はヘツド本
体1へ軸12で固定されている。一方、第3の接
触部材5は、ヘツド本体1の下面部に固定されて
いる。
第3図は第1及び第2の接触部材6,7の上下
位置を調整した後の状態におけるヘツド本体1の
前方より見た図を示している(14はテープの走
行方向を示す)。テープ13の上端面は録音、再
生ヘツド3,4をはさんで規制され、テープの下
端面は概略中央部分で規制されている。従つてテ
ープの走行位置のゆらぎは上記第1及び第2の接
触部材の調整後の精度まで規制される。
第4図、第5図は他の実施例を示し、第1及び
第2の接触部材6,7はヘツド本体1に固定され
た第3の接触部材5に対しねじで高さ調整が可能
なように調整用のねじで固定された構造例であ
る。この例は上記第2図の例より構造は簡単であ
るが、ヘツド本体の先端形状が大きくなる欠点を
持つている。
第6図は第3図の例に対して、録音、再生ヘツ
ドを分離した例であり、上記の例と本質的な差は
ない。
また、第3の接触部材5を第2図の実施例のよ
うにその接触部の形状を点状にせず、直線状の面
にすることも可能であるが、この場合も本実施例
と本質的な差異はない。
以上述べたように、本考案によれば、第1、第
2及び第3の接触部材は、テープの長手方向に互
に大きな間隔を隔ててずらせて配置されているの
で、走行テープの幅方向の規制効果を高められ、
テープのゆらぎ変動を大幅に低減できる。また、
第1及び第2の接触部材はそれぞれ個々に独立し
てその高さ位置を自由にかつ容易に可変して調整
できるので、ヘツド本体の取り付け姿勢、接触部
材の取り付け誤差や寸法誤差、テープの幅寸法む
ら等の条件には拘束されずに、常にテープの長さ
方向の上下の端面3箇所でテープを確実に接触支
持して幅規制できる。このため、テープをそのテ
ープ条件や走行条件に合わせて容易にかつ高精度
に規制できるため上記のテープゆらぎ変動をこの
点からもなお一層低減化できるし、同時に正常な
テープの高さ位置や走行方向の確保、ヘツドに対
するテープの正常な密着接触性の確保等も容易に
達成し得る。よつて、ヘツドによる信号の記録再
生性能を大幅に改善できる。また、さらに、本考
案の構成では、第1、第2の接触部材と、第3の
接触部材との、テープ幅方向の対向間隔をテープ
幅寸法以下にまで縮小しテープをその幅方向に多
少過度気味に規制しても、テープ折れや端面損傷
等をを生じずに正常走行できという利点もあり、
この点からも一層十分に上記の諸効果を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヘツド本体を示す斜視図、第2
図は本考案の一実施例を示す斜視図、第3図は第
2図を矢印16より見た図、第4図は本考案の他
の実施例を示す斜視図、第5図は第4図のヘツド
本体を矢印16より見た図、第6図はさらに録
音、再生ヘツドを分離した本考案の他の実施例を
第3図と同様な方向より見た図である。 3……録音ヘツド、4……再生ヘツド、1……
ヘツド本体、6……第1の接触部材、7……第2
の接触部材、5……第3の接触部材、9……ね
じ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 記録用ヘツドと再生用ヘツドを含んで成るヘ
    ツド本体上に設けられ、 上記ヘツド本体の上部にあつて、走行するテ
    ープの長手方向に配され、その下端面が上記テ
    ープの幅方向の上端面に接し、かつ上記ヘツド
    本体に対しそれぞれが互に独立して少なくとも
    上記テープの幅方向に可動な構成を有する第1
    の接触部材及び第2の接触部材と、 上記ヘツド本体の下部にあつて、上記テープ
    の長手方向に対し上記第1の接触部材と上記第
    2の接触部材との略中央部に配され、その上端
    面が上記テープの幅方向の下端面に接する構成
    を有する第3の接触部材と、 を備えたことを特徴とするテープ位置規制装
    置。 2 上記第1の接触部材及び上記第2の接触部材
    は、上記テープへの接触部をねじにより可動せ
    しめる構造を備えている実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載のテープ位置規制装置。 3 上記第1の接触部材及び上記第2の接触部材
    は、上記ヘツド本体部の上記テープの長手方向
    の両端部に配された構成である実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項に記載のテープ位
    置規制装置。 4 上記第1の接触部材及び上記第2の接触部材
    は、上記ヘツド本体の後方部に、回動するため
    の支点を有した構造である実用新案登録請求の
    範囲第1項、第2項または第3項に記載のテー
    プ位置規制装置。
JP3260982U 1982-03-10 1982-03-10 テ−プ位置規制装置 Granted JPS58140514U (ja)

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JP3260982U JPS58140514U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 テ−プ位置規制装置

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JPS58140514U JPS58140514U (ja) 1983-09-21
JPS647452Y2 true JPS647452Y2 (ja) 1989-02-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2678019B2 (ja) * 1988-07-08 1997-11-17 シャープ株式会社 磁気記録再生装置
JP2831508B2 (ja) * 1992-02-25 1998-12-02 アルプス電気株式会社 磁気ヘッド装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744958A (en) * 1980-08-29 1982-03-13 Matsushita Electric Works Ltd Low pressure discharge lamp

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JPS5744958A (en) * 1980-08-29 1982-03-13 Matsushita Electric Works Ltd Low pressure discharge lamp

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JPS58140514U (ja) 1983-09-21

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