JPS64687Y2 - - Google Patents
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- JPS64687Y2 JPS64687Y2 JP12766581U JP12766581U JPS64687Y2 JP S64687 Y2 JPS64687 Y2 JP S64687Y2 JP 12766581 U JP12766581 U JP 12766581U JP 12766581 U JP12766581 U JP 12766581U JP S64687 Y2 JPS64687 Y2 JP S64687Y2
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁接触器、特に電動機などの電路を
開閉制御する電磁接触器に関する。
開閉制御する電磁接触器に関する。
従来、この種の電磁接触器として第1図に示さ
れる装置が使用されていた。
れる装置が使用されていた。
図において、電磁接触器本体を取付盤などに取
り付けるために箱状に形成された取付板10が設
けられ、取付板10に設けられた複数の取付孔1
0aを介して電磁接触器本体が取付盤に螺着され
ている。
り付けるために箱状に形成された取付板10が設
けられ、取付板10に設けられた複数の取付孔1
0aを介して電磁接触器本体が取付盤に螺着され
ている。
取付板10には絶縁材にて形成されたベース1
2が取付ねじ14によつて固定され、ベース12
には主回路に接続される端子板16が固定され、
また端子板16には固定接点18を備えた固定接
触子20が端子板16と導電状態で固定されてい
る。更に、ベース12には絶縁材にて形成された
クロスバー22が第1図において上下動可能に設
けられており、クロスバー22は該クロスバー2
2下端に設けられたばね受24と取付板10との
間に圧入された引外しばね26により、第1図に
おいて上方向に付勢されている。そして、上記ク
ロスバー22に設けられた保持孔28には、前記
固定接点18と対向配置される可動接点30を備
えた可動接触子32が挿設され、可動接触子32
はクロスバー22に設けられたばね受34とばね
支え36との間に圧縮状態で装着された接触子ば
ね38により第1図において下方向に付勢されて
いる。
2が取付ねじ14によつて固定され、ベース12
には主回路に接続される端子板16が固定され、
また端子板16には固定接点18を備えた固定接
触子20が端子板16と導電状態で固定されてい
る。更に、ベース12には絶縁材にて形成された
クロスバー22が第1図において上下動可能に設
けられており、クロスバー22は該クロスバー2
2下端に設けられたばね受24と取付板10との
間に圧入された引外しばね26により、第1図に
おいて上方向に付勢されている。そして、上記ク
ロスバー22に設けられた保持孔28には、前記
固定接点18と対向配置される可動接点30を備
えた可動接触子32が挿設され、可動接触子32
はクロスバー22に設けられたばね受34とばね
支え36との間に圧縮状態で装着された接触子ば
ね38により第1図において下方向に付勢されて
いる。
次に、前記可動接点30を駆動し固定接点18
との協働で接点開閉作用を行わせるために、以下
に説明するような駆動機構が設けられている。
との協働で接点開閉作用を行わせるために、以下
に説明するような駆動機構が設けられている。
すなわち、取付板10上にはけい素鋼板が積層
された固定鉄心40が配設されており、この固定
鉄心40には複数のピン42が挿通され、更にこ
のピン42の両端部に緩衝ゴム44が装着される
とともに、この緩衝ゴム44と取付板10との間
に緩衝ばね46が装設されている。また、前記ク
ロスバー22の下端にはピン48にて可動鉄心5
0が固定され、該可動鉄心50は固定鉄心40に
対して所定の間隔を隔てて対向配置されている。
そして、固定鉄心40に電磁力を与え可動鉄心を
吸引するために、固定鉄心40に装着されたコイ
ル保持枠52には操作コイル54が巻回されてお
り、操作コイル54とコイル端子56とはリード
線58にて接続されている。
された固定鉄心40が配設されており、この固定
鉄心40には複数のピン42が挿通され、更にこ
のピン42の両端部に緩衝ゴム44が装着される
とともに、この緩衝ゴム44と取付板10との間
に緩衝ばね46が装設されている。また、前記ク
ロスバー22の下端にはピン48にて可動鉄心5
0が固定され、該可動鉄心50は固定鉄心40に
対して所定の間隔を隔てて対向配置されている。
そして、固定鉄心40に電磁力を与え可動鉄心を
吸引するために、固定鉄心40に装着されたコイ
ル保持枠52には操作コイル54が巻回されてお
り、操作コイル54とコイル端子56とはリード
線58にて接続されている。
更に、接点開閉の際に生じるアークを消弧させ
るために、ベース12には耐熱性材料から成るア
ークボツクス60がねじ62にて固定されてお
り、このアークボツクス60内には磁性金属から
成り可動接点30及び固定接点18を包囲するよ
うに形成されたグリツド64が設けられ、該グリ
ド64によりアークが導き消弧される。
るために、ベース12には耐熱性材料から成るア
ークボツクス60がねじ62にて固定されてお
り、このアークボツクス60内には磁性金属から
成り可動接点30及び固定接点18を包囲するよ
うに形成されたグリツド64が設けられ、該グリ
ド64によりアークが導き消弧される。
従来の電磁接触器は以上の構成から成り、以下
にその作用を説明する。
にその作用を説明する。
操作コイル54に駆動電圧が印加されると、こ
の操作コイル54が発生する磁束により固定鉄心
40と可動鉄心50との間に電磁吸引力が生じ、
上記可動鉄心50が引外しばね26に抗して固定
鉄心40に吸引される。これに伴つて可動鉄心5
0に連結されたクロスバー22が固定鉄心40側
に移動し、クロスバー22に保持された可動接触
子32の可動接点30が固定接触子20の固定接
点18と当接する。このとき、可動接点30と固
定接点18との間の接点ギヤツプよりも可動鉄心
50と固定鉄心40との間の鉄心ギヤツプの方が
大きく形成されているので、鉄心の閉成時にはク
ロスバー22は上記接点の当接位置よりもさらに
固定鉄心40側に移動する。このため接触子ばね
38が圧縮変形し、このばね圧力がばね支え36
を介して可動接触子32に伝達され、所定の接触
圧力を得て接点間を閉成する。
の操作コイル54が発生する磁束により固定鉄心
40と可動鉄心50との間に電磁吸引力が生じ、
上記可動鉄心50が引外しばね26に抗して固定
鉄心40に吸引される。これに伴つて可動鉄心5
0に連結されたクロスバー22が固定鉄心40側
に移動し、クロスバー22に保持された可動接触
子32の可動接点30が固定接触子20の固定接
点18と当接する。このとき、可動接点30と固
定接点18との間の接点ギヤツプよりも可動鉄心
50と固定鉄心40との間の鉄心ギヤツプの方が
大きく形成されているので、鉄心の閉成時にはク
ロスバー22は上記接点の当接位置よりもさらに
固定鉄心40側に移動する。このため接触子ばね
38が圧縮変形し、このばね圧力がばね支え36
を介して可動接触子32に伝達され、所定の接触
圧力を得て接点間を閉成する。
操作コイル54に印加されていた駆動電圧を取
り除くと、固定鉄心40と可動鉄心50との間の
電磁吸引力を消滅し、クロスバー22は圧縮され
ている引外しばね26のばね付勢力により反固定
鉄心側に移動されて各接点間が開離する。
り除くと、固定鉄心40と可動鉄心50との間の
電磁吸引力を消滅し、クロスバー22は圧縮され
ている引外しばね26のばね付勢力により反固定
鉄心側に移動されて各接点間が開離する。
このとき、可動接点30と固定接点18との間
にアークが発生するが、このアークは上記接点部
分を包囲するグリツド64内に引込まれ、冷却分
断されて消弧される。
にアークが発生するが、このアークは上記接点部
分を包囲するグリツド64内に引込まれ、冷却分
断されて消弧される。
ところで、上記装置は操作コイル54に供給さ
れる駆動電圧が変つたり、保守点検のためにコイ
ル保持枠52に保持された操作コイル54を変換
する必要が生ずる。
れる駆動電圧が変つたり、保守点検のためにコイ
ル保持枠52に保持された操作コイル54を変換
する必要が生ずる。
このような場合の交換操作は、まず締付ねじ1
4をゆるめてベース12と取付板10との連結を
分かち、次にリード線58をコイル端子56から
取外す。さらに、端子板16に主回路電線が配線
された後にこの交換操作を行なう場合に、この主
回路電線をも取除く必要がある。すなわち、上記
装置は操作コイル54の交換操作が極めて繁雑で
あるという欠点があつた。
4をゆるめてベース12と取付板10との連結を
分かち、次にリード線58をコイル端子56から
取外す。さらに、端子板16に主回路電線が配線
された後にこの交換操作を行なう場合に、この主
回路電線をも取除く必要がある。すなわち、上記
装置は操作コイル54の交換操作が極めて繁雑で
あるという欠点があつた。
本考案は前述した従来の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的は操作コイルを保持するコイ
ル保持枠とコイル保持枠に挿通される固定鉄心と
を含む操作コイル組立体を容易に着脱交換するこ
とができる電磁接触器を提供することにある。
のであり、その目的は操作コイルを保持するコイ
ル保持枠とコイル保持枠に挿通される固定鉄心と
を含む操作コイル組立体を容易に着脱交換するこ
とができる電磁接触器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は主回路端
子及び前記端子を開閉する可動接点を移動する可
動鉄心が装着されたベースと、引外しばねにより
一方向に押圧付勢された状態でベースに摺動可能
に設けられ可動鉄心を支持するクロスバーと、一
対のレール部を有しベースの底部に設けられた開
口部に固定配設されるレール板と、前記可動鉄心
と対向して可動鉄心を吸引する固定鉄心と該固定
鉄心に組み合わされて所定の励磁力を発生させる
操作コイルとを有し前記レール部に沿つてベース
に一体的に着脱自在に装着される操作コイル組立
体と、を備え、前記レール板の各レール部にはば
ね受け板がレール板の幅方向に該レール板と一体
成形され、ばね受け板には引外しばねの一端を支
持するばね受け部がばね受け板と一体成形されて
いるとともに、両ばね受け板端部間の幅をベース
の内壁間隔とほぼ同等に設定し、ベースの内側方
向への撓みを両ばね受け板端部にて期制すること
を特徴とする。
子及び前記端子を開閉する可動接点を移動する可
動鉄心が装着されたベースと、引外しばねにより
一方向に押圧付勢された状態でベースに摺動可能
に設けられ可動鉄心を支持するクロスバーと、一
対のレール部を有しベースの底部に設けられた開
口部に固定配設されるレール板と、前記可動鉄心
と対向して可動鉄心を吸引する固定鉄心と該固定
鉄心に組み合わされて所定の励磁力を発生させる
操作コイルとを有し前記レール部に沿つてベース
に一体的に着脱自在に装着される操作コイル組立
体と、を備え、前記レール板の各レール部にはば
ね受け板がレール板の幅方向に該レール板と一体
成形され、ばね受け板には引外しばねの一端を支
持するばね受け部がばね受け板と一体成形されて
いるとともに、両ばね受け板端部間の幅をベース
の内壁間隔とほぼ同等に設定し、ベースの内側方
向への撓みを両ばね受け板端部にて期制すること
を特徴とする。
以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
明する。
第2図には本考案に係る電磁接触器における可
動鉄心の駆動機構の分解状態が示されている。
動鉄心の駆動機構の分解状態が示されている。
図において、ベース66の底部には開口部66
aが設けられ、またその側部すなわち主回路の電
源端子側には着脱用の開口部66bが形成されて
いる。上記開口部66aには後述する操作コイル
組立体68を着脱するためのレール板70が配設
され、このレール板70は第2図に示されるよう
に平行する一対の側部が切り起こされ、更に両側
部が内側に折曲されたレール部70aと、レール
部70aの端部に設けられたストツパ片70b
と、が形成されている。更に、このレール板70
には後述するラチエツト72に形成された係合突
起72aと係合する係合孔70cと、取付板10
への取付孔70dと、ベース66への取付孔70
eと、が形成されている。そして、レール板70
はベース66とともに締付ねじ74によつて取付
板10に取り付けられている。
aが設けられ、またその側部すなわち主回路の電
源端子側には着脱用の開口部66bが形成されて
いる。上記開口部66aには後述する操作コイル
組立体68を着脱するためのレール板70が配設
され、このレール板70は第2図に示されるよう
に平行する一対の側部が切り起こされ、更に両側
部が内側に折曲されたレール部70aと、レール
部70aの端部に設けられたストツパ片70b
と、が形成されている。更に、このレール板70
には後述するラチエツト72に形成された係合突
起72aと係合する係合孔70cと、取付板10
への取付孔70dと、ベース66への取付孔70
eと、が形成されている。そして、レール板70
はベース66とともに締付ねじ74によつて取付
板10に取り付けられている。
また、レール板70のレール部70aにはばね
受け板70fが該レール板70の幅方向に切り起
こされ、ばね受け板70fには引外しばね26の
一端を支持するためのばね受け部70gがバーリ
ングによつてばね受け板70fと一体成形されて
いる。そして、第3図で示される組み立て状態に
おいて、クロスバー22は該クロスバー22の下
端に突設されたばね受け22aとレール板70の
ばね受け部70gとの間に圧縮状態で装着された
引外しばね26により、常時両鉄心40,50を
引き離す方向に付勢されている。
受け板70fが該レール板70の幅方向に切り起
こされ、ばね受け板70fには引外しばね26の
一端を支持するためのばね受け部70gがバーリ
ングによつてばね受け板70fと一体成形されて
いる。そして、第3図で示される組み立て状態に
おいて、クロスバー22は該クロスバー22の下
端に突設されたばね受け22aとレール板70の
ばね受け部70gとの間に圧縮状態で装着された
引外しばね26により、常時両鉄心40,50を
引き離す方向に付勢されている。
更に、前述したベース66は操作コイル54の
発熱等により熱変形し、内側に向けてそれること
があるが、これを防止するための第2図で示され
るように、両ばね受け板70fの端部70h間の
幅Xをベース66の内壁66C間幅とほぼ同等に
設定し、ベース66の内側方向への撓みを両端部
70hで規制するように構成されている。
発熱等により熱変形し、内側に向けてそれること
があるが、これを防止するための第2図で示され
るように、両ばね受け板70fの端部70h間の
幅Xをベース66の内壁66C間幅とほぼ同等に
設定し、ベース66の内側方向への撓みを両端部
70hで規制するように構成されている。
一方、レール板70に着脱される操作コイル組
立体68は以下に説明するように構成されている
る。
立体68は以下に説明するように構成されている
る。
すなわち、固定鉄心40には2本のピン76が
挿通され、このピン76の両端部にはそれぞれ緩
衝ゴム78が周設され、更にこの緩衝ゴム78は
ガイド部材80に設けられた係合孔80aに嵌入
されている。ガイド部材80には前記レール部7
0aと係合するレール掛け80bが設けられ、レ
ール掛け80bがレール部70aを摺動すること
により操作コイル組立体68がベース66に着脱
される。また、ガイド部材80には後述するコイ
ル保持枠84に設けられたL形状の係合片90と
係合する係合部80cが設けられ、前記係合孔8
0aを有するレール掛け80bと係合部80cと
は弾性材から成る連結部80dにて連結されてい
る。尚、固定鉄心40の下方側部に形成された係
合溝40aには緩衝ばね82が挾持されており、
操作コイル組立体68の着脱時、レール板70の
底面などへの衝撃を軽減する機能を果している。
挿通され、このピン76の両端部にはそれぞれ緩
衝ゴム78が周設され、更にこの緩衝ゴム78は
ガイド部材80に設けられた係合孔80aに嵌入
されている。ガイド部材80には前記レール部7
0aと係合するレール掛け80bが設けられ、レ
ール掛け80bがレール部70aを摺動すること
により操作コイル組立体68がベース66に着脱
される。また、ガイド部材80には後述するコイ
ル保持枠84に設けられたL形状の係合片90と
係合する係合部80cが設けられ、前記係合孔8
0aを有するレール掛け80bと係合部80cと
は弾性材から成る連結部80dにて連結されてい
る。尚、固定鉄心40の下方側部に形成された係
合溝40aには緩衝ばね82が挾持されており、
操作コイル組立体68の着脱時、レール板70の
底面などへの衝撃を軽減する機能を果している。
一方、操作コイル54を保持するコイル保持枠
84には固定鉄心40が挿通される挿通孔84a
が設けられ、挿通孔84aの周部には操作コイル
54が嵌合されるとともにふた部材86で覆われ
て保持されている。そして、このコイル保持枠8
4にコイル保持枠84本体との間に間隙部84b
を備えたレール係合片84cと、一対の凸部84
dを有するラチエツト配設部84eと、操作コイ
ル組立体68の装着時に塵埃等の侵入を防止する
蓋部34fと、が設けられている。また上記ラチ
エツト配設部84eにはラチエツト72が組み込
まれ、ラチエツト72の一対の凹部72bが上記
凸部84dと第4図において矢印AB方向に摺動
自在に係合するように構成され、ラチエツト72
は後述する戻しばね88により矢印B方向に付勢
されている。そして、このラチエツト72には係
合突起72aが形成されており、操作コイル組立
体68の装着時に係合突起72aがレール板70
の係合孔70cと係合することにより、操作コイ
ル組立体68が外れないようにロツクされる。
84には固定鉄心40が挿通される挿通孔84a
が設けられ、挿通孔84aの周部には操作コイル
54が嵌合されるとともにふた部材86で覆われ
て保持されている。そして、このコイル保持枠8
4にコイル保持枠84本体との間に間隙部84b
を備えたレール係合片84cと、一対の凸部84
dを有するラチエツト配設部84eと、操作コイ
ル組立体68の装着時に塵埃等の侵入を防止する
蓋部34fと、が設けられている。また上記ラチ
エツト配設部84eにはラチエツト72が組み込
まれ、ラチエツト72の一対の凹部72bが上記
凸部84dと第4図において矢印AB方向に摺動
自在に係合するように構成され、ラチエツト72
は後述する戻しばね88により矢印B方向に付勢
されている。そして、このラチエツト72には係
合突起72aが形成されており、操作コイル組立
体68の装着時に係合突起72aがレール板70
の係合孔70cと係合することにより、操作コイ
ル組立体68が外れないようにロツクされる。
また、操作コイル組立体68をベース66に着
脱する際に固定鉄心40がコイル保持枠84から
抜け落ちないように保持するために、コイル保持
枠84には第4図で示されるようなL形状の係合
片90が設けられている。そして、前述したガイ
ド部材80の係合部80cと係合片90とを係合
させることにより、固定鉄心40はコイル保持枠
84に対して可撓接続され、このように固定鉄心
40がコイル保持枠84に保持された状態で操作
コイル組立体68の着脱が行われる。
脱する際に固定鉄心40がコイル保持枠84から
抜け落ちないように保持するために、コイル保持
枠84には第4図で示されるようなL形状の係合
片90が設けられている。そして、前述したガイ
ド部材80の係合部80cと係合片90とを係合
させることにより、固定鉄心40はコイル保持枠
84に対して可撓接続され、このように固定鉄心
40がコイル保持枠84に保持された状態で操作
コイル組立体68の着脱が行われる。
そして、操作コイル組立体68をベース66に
装着する際に、挿入方向に正確に位置決めするた
めに、コイル保持枠84の係合片90取付側には
ストツパ部94が設けられており、操作コイル組
立体68の挿入時にストツパ部94を前記レール
板70のストツパ片70bに当接させることによ
り正確に位置決め装着される。
装着する際に、挿入方向に正確に位置決めするた
めに、コイル保持枠84の係合片90取付側には
ストツパ部94が設けられており、操作コイル組
立体68の挿入時にストツパ部94を前記レール
板70のストツパ片70bに当接させることによ
り正確に位置決め装着される。
操作コイル組立体68は以上の構成から成り、
次に操作コイル組立体68を装着した電磁接触器
の取付状態について説明する。
次に操作コイル組立体68を装着した電磁接触器
の取付状態について説明する。
第5図には電磁接触器の取付状態が、また第3
図には第5図の側面半断面が示されている。第5
図で示される取付状態において、電磁接触器本体
の左側には主回路の電源端子が取り付けられ、右
側には通常過負荷保護リレーが取り付けられ、更
に図における紙面に垂直な方向には電磁接触器本
体に隣接して他の機器が制御板に取り付けられる
場合がある。従つて、操作コイル組立体68の着
脱方向を主回路の電源端子方向とすることによ
り、電磁接触器本体の取付後においても操作コイ
ル54や固定鉄心40の着脱交換を容易に行うこ
とができる。
図には第5図の側面半断面が示されている。第5
図で示される取付状態において、電磁接触器本体
の左側には主回路の電源端子が取り付けられ、右
側には通常過負荷保護リレーが取り付けられ、更
に図における紙面に垂直な方向には電磁接触器本
体に隣接して他の機器が制御板に取り付けられる
場合がある。従つて、操作コイル組立体68の着
脱方向を主回路の電源端子方向とすることによ
り、電磁接触器本体の取付後においても操作コイ
ル54や固定鉄心40の着脱交換を容易に行うこ
とができる。
本考案の実施例は以上の構成から成り、以下に
その作用を説明する。
その作用を説明する。
組立て操作については、まず緩衝ばね82が挾
持された固定鉄心40にピン76を挿通し、この
ピン76の両端部に緩衝ゴム78を固定し、更に
この緩衝ゴム78をガイド部材80の孔部80a
に嵌入する。そして、操作コイル54が保持され
たコイル保持枠84の挿通孔84aに固定鉄心4
0を組み込み、コイル保持枠84に設けられた係
合片90をガイド部材80に設けられた係合部8
0Cに係合してコイル保持枠84及び固定鉄心4
0を可撓接続することにより、操作コイル組立体
68を一体化する。
持された固定鉄心40にピン76を挿通し、この
ピン76の両端部に緩衝ゴム78を固定し、更に
この緩衝ゴム78をガイド部材80の孔部80a
に嵌入する。そして、操作コイル54が保持され
たコイル保持枠84の挿通孔84aに固定鉄心4
0を組み込み、コイル保持枠84に設けられた係
合片90をガイド部材80に設けられた係合部8
0Cに係合してコイル保持枠84及び固定鉄心4
0を可撓接続することにより、操作コイル組立体
68を一体化する。
一方、ベース66には締付ねじ74によりレー
ル板70が固定され、ベース66の主回路の電源
端子側に設けられた開口部66bが電磁接触器本
体の上方向となるように取付板10に取り付けら
れる。このとき、レール板70のレール部70a
はベース66の底部開口部66aからその内部に
突出されるように固定されている。
ル板70が固定され、ベース66の主回路の電源
端子側に設けられた開口部66bが電磁接触器本
体の上方向となるように取付板10に取り付けら
れる。このとき、レール板70のレール部70a
はベース66の底部開口部66aからその内部に
突出されるように固定されている。
そして、前記操作コイル組立体68におけるコ
イル保持枠84の間隙部84bがレール板70の
レール部70aと係合するように沿わせて、操作
コイル組立体68をベース66の着脱用開口部6
6bから第2図中矢印C方向に挿入する。操作コ
イル組立体68は一体化してベース66に挿入さ
れるので、容易に挿入することができ、更に挿入
時に固定鉄心40がコイル保持枠84から抜け落
ちて固定鉄心40を破損したり作業者に危害を与
えたりすることを防止することができる。
イル保持枠84の間隙部84bがレール板70の
レール部70aと係合するように沿わせて、操作
コイル組立体68をベース66の着脱用開口部6
6bから第2図中矢印C方向に挿入する。操作コ
イル組立体68は一体化してベース66に挿入さ
れるので、容易に挿入することができ、更に挿入
時に固定鉄心40がコイル保持枠84から抜け落
ちて固定鉄心40を破損したり作業者に危害を与
えたりすることを防止することができる。
操作コイル組立体68の挿入方向の位置決め
は、コイル保持枠84のストツパ部94がレール
板70のストツパ片70bに当接することにより
行われ、このとき、ラチエツト72の係合突起7
2aがレール板70の係合孔70cと係合するこ
とにより、操作コイル組立体68はベース66に
対してロツクされる。また、このとき、ガイド部
材80のレール掛け80がレール板70のレール
部70aに嵌り込んでいるので、固定鉄心40の
第5図における上下方向の動きが規制され、更に
この固定鉄心40には緩衝ばね82による上方へ
の付勢力が作用するので、その動きの規制は一層
強固なものとなる。
は、コイル保持枠84のストツパ部94がレール
板70のストツパ片70bに当接することにより
行われ、このとき、ラチエツト72の係合突起7
2aがレール板70の係合孔70cと係合するこ
とにより、操作コイル組立体68はベース66に
対してロツクされる。また、このとき、ガイド部
材80のレール掛け80がレール板70のレール
部70aに嵌り込んでいるので、固定鉄心40の
第5図における上下方向の動きが規制され、更に
この固定鉄心40には緩衝ばね82による上方へ
の付勢力が作用するので、その動きの規制は一層
強固なものとなる。
また、操作コイル組立体68の装着はコイル保
持枠84に設けられたストツパ部94をレール板
70に設けられたストツパ片70bに当接させる
ことにより行われるので、例えば固定鉄心40を
ストツパに当接することにより位置決め装着する
場合等に比べ、安定した装置を行うことができ
る。従つて、装着時にコイル保持枠84の蓋部8
4fとベース66の着脱用開口部66bとの間隙
を少なくすることができ、塵埃等が装置内に侵入
するのを防止することができる。
持枠84に設けられたストツパ部94をレール板
70に設けられたストツパ片70bに当接させる
ことにより行われるので、例えば固定鉄心40を
ストツパに当接することにより位置決め装着する
場合等に比べ、安定した装置を行うことができ
る。従つて、装着時にコイル保持枠84の蓋部8
4fとベース66の着脱用開口部66bとの間隙
を少なくすることができ、塵埃等が装置内に侵入
するのを防止することができる。
このように操作コイル組立体68をレール板7
0に沿つて挿入するだけでベース66の所定位置
に組み立てられ、しかも上記所定位置に強固に固
定することができる。
0に沿つて挿入するだけでベース66の所定位置
に組み立てられ、しかも上記所定位置に強固に固
定することができる。
そして、本実施例においてはレール板70のレ
ール部70aにはばね受け板70fが該レール板
70の幅方向に切り起こされ、ばね受け板70f
には引外しばね26の一端を支持するためのばね
受け部70gがバーリングによつてばね受け板7
0fと一体成形されているので、引外しばね26
のばね受けのための部品を新たに取り付ける必要
がなく、部品数を少なくすることができる。
ール部70aにはばね受け板70fが該レール板
70の幅方向に切り起こされ、ばね受け板70f
には引外しばね26の一端を支持するためのばね
受け部70gがバーリングによつてばね受け板7
0fと一体成形されているので、引外しばね26
のばね受けのための部品を新たに取り付ける必要
がなく、部品数を少なくすることができる。
また、前述したように両ばね受け板70fの端
部70h間の幅Xはベース66の内壁66c間幅
Yとほぼ同等に設定され、ベース66の内側方向
への撓みが両ばね受け板70fの端部70hにて
規制されているので、操作コイル54の発熱等に
よりベース66が内側方向へ撓むのを防止するこ
とができる。この結果、ベース66の内側方向へ
の撓みに伴いクロスバー22がベース66により
挾持されることがなく、従つてクロスバー22の
スムーズな動作を確保することができる。
部70h間の幅Xはベース66の内壁66c間幅
Yとほぼ同等に設定され、ベース66の内側方向
への撓みが両ばね受け板70fの端部70hにて
規制されているので、操作コイル54の発熱等に
よりベース66が内側方向へ撓むのを防止するこ
とができる。この結果、ベース66の内側方向へ
の撓みに伴いクロスバー22がベース66により
挾持されることがなく、従つてクロスバー22の
スムーズな動作を確保することができる。
次に、操作コイル組立体68をベース66から
取り外す操作は、まずラチエツト72を第5図に
おいて矢印A方向に押し上げ、上記ラチエツト7
2の係合突起72aとレール板70の係合孔70
cとの係合を解いた状態で、操作コイル組立体6
8を矢印D方向に引き出すことにより行うことが
できる。
取り外す操作は、まずラチエツト72を第5図に
おいて矢印A方向に押し上げ、上記ラチエツト7
2の係合突起72aとレール板70の係合孔70
cとの係合を解いた状態で、操作コイル組立体6
8を矢印D方向に引き出すことにより行うことが
できる。
以上説明したように本考案によれば、固定鉄心
が組込された操作コイル組立体をベースの側部開
口部から挿入し、上記ベースに配設されたレール
板のレール部に係合させて固定するようにしたの
で、操作コイル組立体の交換操作をレール部に沿
つて挿入あるいは引出しするだけの簡単な操作に
よつて行なうことができる。
が組込された操作コイル組立体をベースの側部開
口部から挿入し、上記ベースに配設されたレール
板のレール部に係合させて固定するようにしたの
で、操作コイル組立体の交換操作をレール部に沿
つて挿入あるいは引出しするだけの簡単な操作に
よつて行なうことができる。
また本考案によれば、レール板の各レール部に
はばね受け板がレール板の幅方向に該レール板と
一体成形され、ばね受け板には引外しばねの一端
を支持するばね受け部がばね受け板と一体成形さ
れているので、引外しばねのばね受けのための部
品を新たに取り付ける必要がなく、部品数を少な
くすることができる。
はばね受け板がレール板の幅方向に該レール板と
一体成形され、ばね受け板には引外しばねの一端
を支持するばね受け部がばね受け板と一体成形さ
れているので、引外しばねのばね受けのための部
品を新たに取り付ける必要がなく、部品数を少な
くすることができる。
更に本考案によれば、両ばね受け板端部間の幅
をベースの内壁間隔とほぼ同等に設定し、ベース
の内側方向への撓みを両ばね受け板端部にて規制
することにより、クロスバーがベースにて挾持さ
れることがなく、クロスバーのスムーズな動作を
確保することができる。
をベースの内壁間隔とほぼ同等に設定し、ベース
の内側方向への撓みを両ばね受け板端部にて規制
することにより、クロスバーがベースにて挾持さ
れることがなく、クロスバーのスムーズな動作を
確保することができる。
第1図は従来の電磁接触器の実例を示す要部断
面図、第2図は本考案に係る電磁接触器の好適な
実施例を示す分解斜視図、第3図は本考案に係る
電磁接触器の構成を示す半断面図、第4図は本考
案に係る電磁接触器におけるコイル保持枠の外観
図、第5図は第3図の側面要部断面図である。 各図中同一部材には同一符号を付して、16は
端子板、18は固定接点、22はクロスバー、2
6は引外しばね、30は可動接点、40は固定鉄
心、50は可動鉄心、54は操作コイル、66は
ベース、66Cはベース内壁、68は操作コイル
組立体、70はレール板、70aはレール部、7
0fはばね受け板、70gはばね受け部、70h
はばね受け板端部である。
面図、第2図は本考案に係る電磁接触器の好適な
実施例を示す分解斜視図、第3図は本考案に係る
電磁接触器の構成を示す半断面図、第4図は本考
案に係る電磁接触器におけるコイル保持枠の外観
図、第5図は第3図の側面要部断面図である。 各図中同一部材には同一符号を付して、16は
端子板、18は固定接点、22はクロスバー、2
6は引外しばね、30は可動接点、40は固定鉄
心、50は可動鉄心、54は操作コイル、66は
ベース、66Cはベース内壁、68は操作コイル
組立体、70はレール板、70aはレール部、7
0fはばね受け板、70gはばね受け部、70h
はばね受け板端部である。
Claims (1)
- 主回路端子及び前記端子を開閉する可動接点を
移動する可動鉄心が装着されたベースと、引外し
ばねにより一方向に押圧付勢された状態でベース
に摺動可能に設けられ可動鉄心を支持するクロス
バーと、一対のレール部を有しベースの底部に設
けられた開口部に固定配設されるレール板と、前
記可動鉄心と対向して可動鉄心を吸引する固定鉄
心と該固定鉄心に組み合わされて所定の励磁力を
発生される操作コイルとを有し前記レール部に沿
つてベースに一体的に着脱自在に装着される操作
コイル組立体と、を備え、前記レール板の各レー
ル部にはばね受け板がレール板の幅方向に該レー
ル板と一体成形され、ばね受け板には引外しバネ
の一端を支持するばね受け部がばね受け板と一体
成形されているとともに、両ばね受け板端部間の
幅をベースの内壁間隔とほぼ同等に設定し、ベー
スの内側方向への撓みを両ばね受け板端部にて規
制することを特徴とする電磁接触器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12766581U JPS5834276U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12766581U JPS5834276U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 電磁接触器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5834276U JPS5834276U (ja) | 1983-03-05 |
JPS64687Y2 true JPS64687Y2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=29921386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12766581U Granted JPS5834276U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834276U (ja) |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP12766581U patent/JPS5834276U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5834276U (ja) | 1983-03-05 |
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