JP5276534B2 - 回路遮断器、及び回路遮断器の取付装置 - Google Patents

回路遮断器、及び回路遮断器の取付装置 Download PDF

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Description

この発明は、分電盤等に設けられたレールに取付け得る回路遮断器、及びその回路遮断器に装着されて回路遮断器をレールに取付ける取付装置に関するものである。
一般に、分電盤若しくは配電盤等(以下、単に、分電盤等と称する)の筐体内に設置された回路遮断器に於ける電源側端子と外部の電源側導体との接続、及び負荷側端子と負荷側導体との接続作業は、回路遮断器の表面側から行われる場合と回路遮断器の裏面側から行われる場合とがある。このような接続作業の相違は、主として分電盤等の筐体の構造の相違に起因する。
従って、分電盤等の構造に対応して、表面側から前述の接続作業を行い得る構成の回路遮断器と、裏面側から前述の接続作業を行い得る構成の回路遮断器とを使い分ける必要がある。従来、そのように構成の相違する回路遮断器を別個に製造することの不利を解消するため、回路遮断器の表面側及び裏面側の何れからでも前述の接続作業を行えるようにした回路遮断器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、分電盤等に設置される回路遮断器は、分電盤等の筐体内に設けられた取付板に固定されているIEC規格に準拠した35[mm]幅の取付レール(以下、単に、取付レールと称する)に取付けられるか、或いは筐体内に設けられた取付板に直接取付けられる。そのため、前述の従来の回路遮断器は、その裏面に、取付レールに係合して回路遮断器を取付レールに取付けるための取付装置としてのスライダが装着されると共に、取付レールを備えていない取付板に直接回路遮断器を取付ける取付ネジを貫通させるための取付ネジ貫通穴を備えている。
このような従来の回路遮断器に於いて、前述のスライダは、並置された2つの裏面接続用の貫通穴の間に摺動自在に装着され、ばねにより取付レール側に常時付勢されて取付レールに係合し得るように構成されている。
特開平9−198987号公報
裏面接続用の貫通穴を裏面に備えた従来の回路遮断器は、並置された2つの裏面接続用の貫通穴の間に回路遮断器を取付レールに取付けるための取付装置を装着するように構成されているので、取付装置を装着するための位置が裏面接続用の貫通穴に規制されて極めて狭い間隔となり、従って取付装置の幅方向の長さも小さくならざるを得ない。その結果、取付装置に所定の強度を持たせるために、取付装置を金属製とする必要があるか又は合成樹脂性とした場合に厚さ方向等の寸法を大きくする必要がある。
しかしながら、取付装置を金属製とした場合、重量の増大とコストの増大をもたらすこととなり、一方、取付装置を合成樹脂性とした場合、その厚さ方向等の寸法を大きくする必要があるので回路遮断器の裏面から内部機構側に近接することとなり、回路遮断器の内部機構に発生する熱の影響を受け取付装置が劣化して強度が低下する恐れが生じる。
又、前述の従来の回路遮断器によれば、取付装置は、スライダとそのスライダを付勢するばねにより構成されているので、スライダとばねを回路遮断器に装着する作業が複雑となる。
この発明は、従来の回路遮断器に於ける前述のような課題を解決するために成されたもので、裏面接続穴の位置に規制されることなく取付レールに取付けるための取付装置を容易に装着し得る回路遮断器を提供することを目的としたものである。
又、この発明は、回路遮断器への装着が容易な回路遮断器の取付装置を提供することを目的としたものである。
この発明による回路遮断器は、
固定接点と前記固定接点に対して接触又は離反する可動接点と前記可動接点を駆動して前記接触又は離反させる開閉機構とを内部に収納し表面側に前記開閉機構を操作するハンドルが配置された絶縁物製の筐体と、前記固定接点に接続され前記筐体の一方の側端部側で外部の第1の導体に接続され得る第1の接続端子と、前記可動接点に接続され前記筐体の他方の側端部側で外部の第2の導体に接続され得る第2の接続端子とを備えた回路遮断器であって、
前記筐体は、前記筐体の前記表面側に対する裏面側に開口し前記第1の接続端子に接続される第1の裏面接続スタッドを挿入し得る第1の裏面接続穴と、前記筐体の裏面側に開口し前記第2の接続端子に接続される第2の裏面接続スタッドを挿入し得る第2の裏面接続穴と、外部に設けられた取付レールに嵌合し得るレール嵌合溝と、前記第1の裏面接続穴又は前記第2の裏面接続穴と前記レール嵌合溝とに連結された取付装置挿入溝とを有し、
更に前記筐体は、スライド部と前記スライド部に一端部が固定され他端部が自由端に形成されたばね部と前記スライド部に固定された爪部とを備え前記取付レールに係合し得る取付装置を、前記ばね部の少なくとも一部分が前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴に挿入されると共に前記スライド部が前記取付装置挿入溝に摺動自在に挿入されるように、前記取付装置挿入溝と前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴とに挿入して装着し得るように構成されている、
ことを特徴とするものである。
又、この発明による回路遮断器の取付装置は、
固定接点と前記固定接点に対して接触又は離反する可動接点と前記可動接点を駆動して前記接触又は離反させる開閉機構とを内部に収納し表面側に前記開閉機構を操作するハンドルが配置された絶縁物製の筐体と、前記固定接点に接続され前記筐体の一方の側端部側で外部の第1の導体に接続され得る第1の接続端子と、前記可動接点に接続され前記筐体の他方の側端部側で外部の第2の導体に接続され得る第2の接続端子と、前記筐体の前記表面側に対する裏面側に開口し前記第1の接続端子に接続される第1の裏面接続スタッドを挿入し得る第1の裏面接続穴と、前記筐体の前記裏面側に開口し前記第2の接続端子に接続される第2の裏面接続スタッドを挿入し得る第2の裏面接続穴と、前記筐体に設けられ外部に設けられた取付レールに嵌合し得るレール嵌合溝と、前記筐体に設けられ前記第1の裏面接続穴又は前記第2の裏面接続穴と前記レール嵌合溝とに連結された取付装置挿入溝とを有する回路遮断器に装着される回路遮断器の取付装置であって、
スライド部と、
前記スライド部に一端部が固定され、他端部が自由端に形成されたばね部と、
前記スライド部に固定された爪部とを備え、
前記ばね部の少なくとも一部分が前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴に挿入されると共に前記スライド部が前記取付装置挿入溝に摺動自在に挿入されることにより、前記回路遮断器に装着され得るように構成され、
前記取付装置が前記回路遮断器に装着されているとき、前記爪部が前記レール嵌合溝に突出して前記取付レールに係合して前記回路遮断器を前記取付レールに取付ける
ことを特徴とするものである。
この発明による回路遮断器は、筐体の前記表面側に対する裏面側に開口し前記第1の接続端子に接続される第1の裏面接続スタッドを挿入し得る第1の裏面接続穴と、前記筐体の裏面側に開口し前記第2の接続端子に接続される第2の裏面接続スタッドを挿入し得る第2の裏面接続穴と、外部に設けられた取付レールに嵌合し得るレール嵌合溝と、前記第1の裏面接続穴又は前記第2の裏面接続穴と前記レール嵌合溝とに連結された取付装置挿入溝とを有し、更に前記筐体は、スライド部と前記スライド部に一端部が固定され他端部が自由端に形成されたばね部と前記スライド部に固定された爪部とを備え前記取付レールに係合し得る取付装置を、前記ばね部の少なくとも一部分が前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴に挿入されると共に前記スライド部が前記取付装置挿入溝に摺動自在に挿入されるように、前記取付装置挿入溝と前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴とに挿入して装着し得るように構成されているので、裏面接続穴の位置に規制されることなく回路遮断器を取付レールに取付けるための取付装置を容易に装着することができる。又、取付装置挿入溝に連結された第1の裏面接続穴又は裏面接続穴に取付装置のばね部を挿入することで、回路遮断器の内部機構の発熱によるばね部への影響を少なくすることができ、取付装置の劣化を防止することができる。
又、この発明による回路遮断器の取付装置によれば、スライド部と、前記スライド部に一端が固定され、他端が自由端に形成されたばね部と、前記スライド部に固定された爪部とを備え、前記ばね部の少なくとも一部分が回路遮断器の取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴に挿入されると共に前記スライド部が前記取付装置挿入溝に摺動自在に挿入されることにより、前記回路遮断器に装着され得るように構成されように構成されているので、回路遮断器への装着が容易な回路遮断器の取付装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1による回路遮断器の斜視図で、裏面側を上方にして示している。 この発明の実施の形態1による回路遮断器を一部分を破断して示す説明図で、表面側を上方にして示している。 この発明の実施の形態1による回路遮断器の裏面側の平面図である。 この発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置の平面図である。 この発明の実施の形態1による取付装置を、この発明の実施の形態1による回路遮断器に装着する途中の段階を示す斜視図で、回路遮断器の裏面側を上方にして示している。 この発明の実施の形態1による取付装置を、この発明の実施の形態1による回路遮断器に装着する途中の段階を一部断面にて示す説明図で、回路遮断器の表面側を上方にして示している。 この発明の実施の形態1による取付装置をこの発明の実施の形態1による回路遮断器に装着した状態を示す斜視図で、回路遮断器の裏面側を上方にして示している。 図9は、この発明の実施の形態1による取付装置をこの発明の実施の形態1による回路遮断器に装着した状態を一部断面にて示す説明図で、回路遮断器の表面側を上方にして示している。 この発明の実施の形態1による取付装置をこの発明の実施の形態1による回路遮断器に装着した状態を示す回路遮断器の裏面側の平面図である。 この発明の実施の形態1による回路遮断器を取付レールに取付けた状態を、一部断面にて示す説明図である。 取付レールの横断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態1による回路遮断器に電源側裏面接続スタッド及び負荷側裏面接続スタッドを装着した状態を、一部断面にて示す説明図である。 この発明の実施の形態1による回路遮断器を、電源側裏面接続スタッド及び負荷側裏面接続スタッドを装着した状態で示す側面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による回路遮断器を、図に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による回路遮断器の斜視図で、裏面側を上方にして示している。図2は、この発明の実施の形態1による回路遮断器を一部分を破断して示す説明図で、表面側を上方にして示している。図3は、この発明の実施の形態1による回路遮断器の裏面側の平面図である。
図1乃至図3に於いて、三相用配線遮断器としての回路遮断器100は、受電盤や配電盤等の筐体(図示せず)内に収納され得るように構成されており、絶縁物製のベース1と同じく絶縁物製のカバー2とにより構成される筐体3を備えている。ベース1とカバー2は、ネジ(図示せず)により分離自在に一体に固定されている。筐体3の内部には、図示していない固定接点とこの固定接点に対して接触又は離反する可動接点とこの可動接点を駆動して固定接点に対して接触又は離反させる開閉機構と可動接点が固定接点から離反したときに発生するアークを消弧させる消弧装置が収納されている。
又、筐体3の内部には、回路遮断器100が接続された電気回路(図示せず)に第1の所定値以上の過電流が所定時間以上流れたときに、前述の開閉機構を動作させて可動接点を固定接点から離反させる長限時引外し装置(図示せず)と、回路遮断器100が接続された電気回路(図示せず)に前述の第1の所定値より大きい第2の所定値以上の過電流が流れたときに、瞬時に前述の開閉機構を動作させて可動接点を固定接点から離反させる瞬時引外し装置(図示せず)とが収納されている。長限時引外し装置は、前述の第1の所定値以上の過電流により彎曲するバイメタルを含み、瞬時引外し装置は前述の第2の所定値以上の過電流により固定鉄心に吸引される可動鉄心を含む。
前述の開閉機構を手動にて操作するためのハンドル4は、筺体3の表面側であるカバー2の表面から突出するように配置されている。第1の接続端子としての電源側接続端子51は、ベース1の一方の側端部側に3個並置されており(図2には1個のみが示されている)、夫々筺体3の内部に於いて固定接点に接続されている。第2の接続端子としての負荷側接続端子61は、ベース1の他方の側端部側に3個並置されており、夫々筺体の内部に於いて可動接触子を介して可動接点に接続されている(図2には1個のみが示されている)。
第1の裏面接続穴としての3個の電源側裏面接続穴71、72、73は、回路遮断器100の一方の側端部側でベース1をその裏面から夫々対応する3個の電源側接続端子51の位置まで貫通して設けられている。これらの3個の電源側裏面接続穴71、72、73は、夫々間隔を介してベース1の底面に開口している。第2の裏面接続穴としての3個の負荷側裏面接続穴81、82、83は、回路遮断器100の他方の側端部側でベース1をその裏面から夫々対応する3個の負荷側接続端子61の位置まで貫通して設けられている。これらの3個の負荷側裏面接続穴81、82、83は、夫々間隔を介してベース1の底面に開口している。
ベース1の裏面に設けられたレール嵌合溝9は、3個の電源側裏面接続穴71、72、73の整列方向及び3個の負荷側裏面接続穴81、82、83の整列方向と平行に延びるように形成されており、回路遮断器100の分電盤等の筺体内に設けられた取付板に固定されている後述の取付レールに嵌合する。このレール嵌合溝9の深さ方向の寸法は、後述する取付装置の厚さ方向の寸法とほぼ同一の寸法に形成され、且つレール嵌合溝9の幅方向の寸法は、取付レールの張出し部を含めた幅方向の寸法とほぼ同一の寸法に形成されている。
レール嵌合溝9の一方の側壁部に一体に形成された一対の係合突起91、92は、レール嵌合溝9の底面90に対して間隙を介して設けられ、レール嵌合溝9の側壁部からレール嵌合溝9内に突出している。レール嵌合溝9の底面90と一対の係合突起91、92との間の間隙は、後述する取付レールの張出し部の厚さ方向の寸法にほぼ等しく設定されている。
ベース1の裏面に設けられた取付装置挿入溝10は、レール嵌合溝9の延びる方向に対して直行する方向に延びるように形成され、その一端部11がレール嵌合溝9の側部に連結され、他端部12が隣接する2つの負荷側裏面接続穴81、82に夫々連結されている。取付装置挿入溝10の両側壁部に一体に形成された夫々一対の係合突起13、14、及び15、16は、取付装置挿入溝10の底面17に対して間隙を介して設けられ、取付装置挿入溝10の両側壁部から取付装置挿入溝10内に突出している。
夫々の一対の係合突起のうちの一方14、16の端部は、取付装置挿入溝10の一端部11に於いてベース1の裏面側から取付装置挿入溝10の底面17まで延びており、後述するように取付装置に対するストッパーとして機能する。取付装置挿入溝10の底面17と夫々の係合突起13、14及び15、16との間の間隙は、取付装置のスライド部に設けられている後述の係合突起の厚さ方向の寸法にほぼ等しく設定されている。
ベース1の裏面側に開口する3個の負荷側裏面接続穴81、82、83のうち、隣接する2つの負荷側裏面接続穴81と82との間に存在する隔壁18は、取付装置挿入溝10の深さ方向の寸法と同一の寸法だけベース1の裏面側から切り欠かれている。その結果、隔壁18の底面181は、取付装置挿入溝10の底面17に同一平面で連続して連結されている。又、隔壁18の底面181は、ベース1の側端部側に開放されていると共に、ベース1の側端部側に於いて底面181から更にベース1の反裏面側へ所定の深さで切り欠かれた切欠部182を備えている。この切欠部182の機能については後述する。
ベース1の電源側裏面接続穴71と72、及び72と73との間に存在する隔壁には、夫々取付ネジ貫通穴19、20が形成されている。又、同様に、ベース1の負荷側裏面接続穴81と82、及び82と83との間に存在する隔壁には、夫々取付ネジ貫通穴21、22が形成されている。これらの取付ネジ貫通穴19、20、21、22は、回路遮断器100を受電盤等の筺体内に設けられた取付板等に固定するための取付ネジ23、24(図3には2個のみ示している)を貫通させるためのものである。
次に、この発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置を、図に基づいて説明する。図4は、この発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置を示す斜視図、図5は、この発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置の平面図である。
図4及び図5に於いて、取付装置200は、スライド部201と、スライド部201の一端部に固定された爪部202と、一端部2031がスライド部201の一方の側部に固定され他端部2032が自由端に形成された第1のばね部203と、一端部2041がスライド部201の他方の側部に固定され他端部2042が自由端に形成された第2のばね部204とにより構成されている。取付装置200は、前述のスライド部201と爪部202と第1のばね部203と第2のばね部204とを、弾力性を有する合成樹脂により一体成型することにより構成されている。
スライド部201の幅方向の長さW1は、前述の回路遮断器100の取付装置挿入溝10に於ける係合突起13と15との対向間隔、及び同じく係合突起14と16との対向間隔とほぼ同一の寸法に形成されている。又、スライド部201の厚さ方向の長さW2は、前述の取付装置挿入溝10の深さ方向の寸法とほぼ同一の寸法に形成されている。
スライド部201の両側部には、夫々一対の係合突起2051、2052及び2053、2054が一体に形成されている。これらの係合突起2051、2052、2053、2054は、スライド部201の図4に於ける下面側に設けられ、その厚さ方向の寸法は、前述の取付装置挿入溝10の底面17と夫々の係合突起13、14及び15、16との間の間隙とほぼ同一の寸法に形成されている。
スライド部201の他端部側は、第1のばね部203と第2のばね部204との間に位置し、その両側部は、第1のばね部203の内側蛇行部2033と第2のばね部204の内側蛇行部2043に対して間隔を介して対向している。又、スライド部201の他端部側には、取付ネジ貫通穴206と、取外し穴207が形成されている。スライド部201の取付ネジ貫通穴206は、取付装置200が回路遮断器100に装着されたまま回路遮断器100を取付板に取付ネジにより取り付ける場合に、その取付ネジを貫通させるためのものである。スライド部201の取外し穴207は、後述するように、取付装置200を回路遮断器100から取外す場合にドライバー等の工具を挿入するためのものである。
爪部202は、図4に於ける上面側から下面側に向って滑らかに傾斜する傾斜面2021を備えている。この傾斜面2021は、後述するように取付レールの張出し部に当接したときスライド部201を反取付レール側にスライドさせるためのものである。又、爪部202の図4に於ける下面側には、スライド部201の幅方向に延びる切欠部2022が形成されている。この切欠部2022に於けるスライド部201の下面側から上面側までの寸法は、取付レールの張出し部の厚さ方向の寸法とほぼ同一の寸法に形成されている。
次に、前述のように構成された取付装置200の、前述の回路遮断器100への装着の仕方、若しくは前述の回路遮断器100からの取り外しの仕方について説明する。図6は、この発明の実施の形態1による取付装置を、この発明の実施の形態1による回路遮断器に装着する途中の段階を示す斜視図で、回路遮断器の裏面側を上方にして示している。図7は、この発明の実施の形態1による取付装置を、この発明の実施の形態1による回路遮断器に装着する途中の段階を一部断面にて示す説明図で、回路遮断器の表面側を上方にして示している。
取付装置200を回路遮断器100に装着するには、図6及び図7に示すように、先ず、取付装置200の爪部202を、回路遮断器100のベース1に設けられている取付装置挿入溝10の一端部11側に挿入し、スライド部201の両側部に設けられている係合突起2052と2054とを、取付装置挿入溝10に設けられている係合突起15と16との間、及び13と14との間に夫々対応させる。このとき、スライド部201の両側部に設けられている係合突起2051、2053も、取付装置挿入溝10の係合突起15、13から外れた位置にあり、取付装置200の第1のばね部203及び第2のばね部204の夫々の自由端である他端部2032,2042は、回路遮断器100のベース1の端壁部に乗り上げた状態にある。
次に、この状態にある取付装置200をベース1の裏面側に押圧し、スライド部201を彎曲させて取付装置挿入溝10の底面17に当接させる。そして、その状態のまま取付装置200をレール嵌合溝9側にスライドさせ、スライド部201の係合突起2052、2054の端部を前述のストッパーとして機能する取付装置挿入溝10の係合突起16、14の端部に当接させる。このとき、爪部202がレール嵌合溝9内に突出し、第1のばね部203及び第2のばね部204がベース1の負荷側裏面接続穴22と21に夫々挿入され、取付装置200は完全に回路遮断器100のベース1に装着された状態となる。
取付装置200が回路遮断器100に完全に装着された状態では、スライド部201に於ける第1のばね部203と第2のばね部204との間に位置する部位は、ベース1の負荷側裏面接続穴81と82との間の隔壁18の底面181に当接する。又、スライド部201の係合突起2051、2052、2053、2054は、取付装置挿入溝10の底面17と係合突起15、16、13、14との間の間隙内に挿入されている。
図8は、この発明の実施の形態1による取付装置をこの発明の実施の形態1による回路遮断器に装着した状態を示す斜視図で、回路遮断器の裏面側を上方にして示している。図9は、この発明の実施の形態1による取付装置をこの発明の実施の形態1による回路遮断器に装着した状態を一部断面にて示す説明図で、回路遮断器の表面側を上方にして示している。図10は、この発明の実施の形態1による取付装置をこの発明の実施の形態1による回路遮断器に装着した状態を示す回路遮断器の裏面側の平面図である。
図8乃至図10に示すように、回路遮断器100のベース1に装着された取付装置200は、その第1のばね部203の他端部2032と第2のばね部204の他端部2042がベース1の負荷側裏面接続穴82、81の壁部に当接することにより僅かに変形しており、その変形による弾性力によりスライド部201がレール嵌合溝9の方向に付勢され、爪部202がレール嵌合溝9内に突出している。又、スライド部201の反爪部側の端面は、回路遮断器100の負荷側の側端面と同一平面を成す位置にある。
取付装置200を回路遮断器100から取外すときは、先ず、ベース1の負荷側の側端部から、隔壁18に設けられた前述の切欠部182を介して取付装置200に設けられた取外し穴207にドライバー等の工具を差込み、取付装置200を第1のばね部203及び第2のばね部204の付勢力に抗して反レール嵌合溝側へスライドさせ、スライド部201の係合突起2051、2052、2053、2054と取付装置挿入溝10の係合突起15、16、13、14との係合を外す。次に、取付装置200の反爪部側を回路遮断器100のベース1から引き出せば、図6及び図7に示す状態となり、取付装置200を回路遮断器100から取外すことができる。
次に、取付装置200を装着した回路遮断器100を、受電盤等の筐体内の取付板等に設けられた取付レールに取付ける方法について説明する。図11は、この発明の実施の形態1による回路遮断器を取付レールに取付けた状態を、一部断面にて示す説明図、図12は、取付レールの横断面を示す断面図である。
先ず、取付装置200を裏面側に装着した回路遮断器100を、そのレール嵌合溝9の側壁部に設けられた係合突起91、92に、図12に示す取付レール300の一方の張出し部301に係合させる。次にその回路遮断器100を、取付レール301の一方の張出し部301と係合突起91、92との係合部を中心にして取付レール300側へ回動させ、取付装置200の爪部202の傾斜面2021を取付レール300の他方の張出し部302に当接させて押圧する。
これにより、取付装置200の爪部202及びスライド部201は、反取付レール側にスライドする。このとき、第1のばね部203の他端2032と第2のばね部204の他端2042は、ベース1の負荷側裏面接続穴82、81の壁部に当接しているので移動せず、従って第1のばね部203及び第2のばね部204は、スライド部201のスライドに伴って変形の度合いが大きくなり、スライド部201及び爪部202に対する取付レール300方向への付勢力を強めることになる。
前述の付勢力に抗してスライド部201及び爪部202が反取付レール方向にスライドし、爪部202の先端部が取付レール300の他方の張出し部302の先端部を乗り越えると、スライド部201及び爪部202は第1のばね部203及び第2のばね部204の付勢力により取付レール300の方向へ急速にスライドし、爪部202の切欠部2022に取付レールの張出部302の先端部が嵌合する。これにより図11に示すように、回路遮断器100のレール嵌合溝9内に取付レール300が嵌合し、回路遮断器100は取付レール300に取付けられる。
取付レール300に取付けられた回路遮断器100を、取付レール300から取外す場合は、ベース1の負荷側の側端部から、隔壁18に設けられた前述の切欠部182を介して取付装置200に設けられた取外し穴207にドライバー等の工具を差込み、取付装置200を第1のばね部203及び第2のばね部204の付勢力に抗して反取付レール300の方向にスライドさせ、爪部202と取付レールの張出部302との係合を解く。この状態で、回路遮断器100を取付レール301の一方の張出し部301と係合突起91、92との係合部を中心にして反取付レール300側へ回動させることにより、回路遮断器100を取付レール300から取外すことができる。
回路遮断器100を、取付レールを備えていない取付板等に取付ける場合は、前述の取付ネジ貫通穴19、20、21、22に取付ネジ23、24(図3には2個のみ示している)を貫通させ、これらの取付ネジ23、24等により回路遮断器100を取付板に取付けることができる。この場合、取付装置200が回路遮断器100に装着されたままであっても、取付装置200に前述のように取付ネジ貫通穴206が設けられているので、何ら問題はない。勿論、回路遮断器100から取付装置200を取外した状態で、取付ネジ23、24等により回路遮断器100を取付板に取り付けるようにしても良い。
以上述べた回路遮断器100は、電源側裏面接続スタッド及び負荷側裏面接続スタッドが装着されておらず、回路遮断器100の電源側接続端子及び負荷側接続端子と、外部の電源側導体及び負荷側導体との接続作業は、回路遮断器100の表面側若しくは側面側から行われる。
図13は、この発明の実施の形態1による回路遮断器に電源側裏面接続スタッド及び負荷側裏面接続スタッドを装着した状態を、一部断面にて示す説明図、図14は、この発明の実施の形態1による回路遮断器を、電源側裏面接続スタッド及び負荷側裏面接続スタッドを装着した状態で示す側面図である。
回路遮断器100の電源側接続端子及び負荷側端子と外部の電源側導体及び負荷側導体との接続を、回路遮断器100の裏面側から行う必要があるときは、図13及び図14に示すように、回路遮断器100の電源側裏面接続穴71、72、73に、夫々電源側裏面接続スタッドを挿入し、この電源側裏面接続スタッドと回路遮断器100の電源側接続端子とをネジにより固定して接続する。図13には、1つの電源側裏面接続スタッド501と1つの電源側接続端子51との接続状態を示している。
同様に、回路遮断器100の負荷側裏面接続穴81、82、83に、夫々負荷側裏面接続スタッドを挿入し、この負荷側裏面接続スタッドと回路遮断器100の負荷側接続端子とをネジにより固定して接続する。図13には、1つの負荷側裏面接続スタッド401と1つの負荷側接続端子61との接続状態を示している。図14には、3本の負荷側裏面接続スタッド401、402、403が回路遮断器100に装着された状態が示されている。
尚、回路遮断器100を裏面接続により外部の電源側導体及び負荷側導体に接続する必要のある場合は、取付装置200を装着していない回路遮断器100を用いる。何故なら、取付装置200が装着されていると、負荷側裏面接続穴801、802が取付装置200の第1のばね部材203と第2のばね部材204により塞がれているからである。
以上のように構成されたこの発明の実施の形態1による回路遮断器は、以下の特徴を有する。
即ち、第1の接続端子と第2の接続端子は、夫々、間隔を介して並置された少なくとも2個の接続端子により構成され、第1の裏面接続穴と第2の裏面接続穴は、前記第1の接続端子と前記第2の接続端子とに夫々対応して並置された少なくとも2個の裏面接続穴により構成され、取付装置挿入溝に連結された第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴は、隣接する2つの前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴であり、前記隣接する2つの前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴の間の隔壁の底面は、前記取付装置挿入溝の底面に連結されていることを特徴とする。
このように構成されたこの発明の実施の形態1による回路遮断器によれば、より強固な取付装置を装着することができる。
又、以上のように構成されたこの発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置は、以下の特徴を有する。
即ち、爪部がレール嵌合溝に突出している状態から反レール嵌合溝側に移動したとき、ばね部の自由端が回路遮断器の筺体の一部分に当接して前記ばね部が変形することにより生じる前記ばね部の弾性力により、スライド部が前記レール嵌合溝側に付勢されることを特徴とする。
このように構成されたこの発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置によれば、取付装置に容易に付勢力を与えることができる。
又、前記ばね部は、前記スライド部の一方の側部に一端部が連結され他端部が自由端に形成された第1のばね部と、前記スライド部の他方の側部に一端部が連結され他端部が自由端に形成された第2のばね部とにより構成されていることを特徴とする。
このように構成されたこの発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置によれば、より強力なばね力を備えた取付装置を得ることができる。
更に、前記ばね部と前記スライド部と前記爪部とが、合成樹脂により一体成型されていることを特徴とする。
このように構成されたこの発明の実施の形態1による回路遮断器の取付装置によれば、製作容易且つ安価であると共に回路遮断器への装着が容易な回路遮断器の取付装置を得ることができる。
100 回路遮断器
1 ベース
2 カバー
3 筐体
4 ハンドル
51 電源側接続端子
61 負荷側接続端子
71、72、73 電源側裏面接続穴
81、82、83 負荷側裏面接続穴
9 レール嵌合溝
90 レール嵌合溝の底面
91、92 レール嵌合溝の係合突起
10 取付装置挿入溝
13、14、15、16 取付装置挿入溝の係合突起
17 取付装置挿入溝の底面
18 隔壁
181 隔壁の底面
182 隔壁の切欠部
19、20、21、22 取付ネジ23、24 取付ネジ
200 取付装置
201 スライド部
202 爪部
2021 爪部の傾斜面
2022 爪部の切欠部
203 第1のばね部
204 第2のばね部
2051、2052、2053、2054 スライド部の係合突起
206 スライド部の取付ネジ貫通穴
207 スライド部の取外し穴
300 取付レール
301、302 取付レールの張出し部
401、402、403 負荷側裏面接続スタッド
501 電源側裏面接続スタッド

Claims (6)

  1. 固定接点と前記固定接点に対して接触又は離反する可動接点と前記可動接点を駆動して前記接触又は離反させる開閉機構とを内部に収納し表面側に前記開閉機構を操作するハンドルが配置された絶縁物製の筐体と、前記固定接点に接続され前記筐体の一方の側端部側で外部の第1の導体に接続され得る第1の接続端子と、前記可動接点に接続され前記筐体の他方の側端部側で外部の第2の導体に接続され得る第2の接続端子とを備えた回路遮断器であって、
    前記筐体は、前記筐体の前記表面側に対する裏面側に開口し前記第1の接続端子に接続される第1の裏面接続スタッドを挿入し得る第1の裏面接続穴と、前記筐体の裏面側に開口し前記第2の接続端子に接続される第2の裏面接続スタッドを挿入し得る第2の裏面接続穴と、外部に設けられた取付レールに嵌合し得るレール嵌合溝と、前記第1の裏面接続穴又は前記第2の裏面接続穴と前記レール嵌合溝とに連結された取付装置挿入溝とを有し、
    更に前記筐体は、スライド部と前記スライド部に一端部が固定され他端部が自由端に形成されたばね部と前記スライド部に固定された爪部とを備え前記取付レールに係合し得る取付装置を、前記ばね部の少なくとも一部分が前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴に挿入されると共に前記スライド部が前記取付装置挿入溝に摺動自在に挿入されるように、前記取付装置挿入溝と前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴とに挿入して装着し得るように構成されている
    ことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記第1の接続端子と前記第2の接続端子は、夫々、間隔を介して並置された少なくとも2個の接続端子により構成され、
    前記第1の裏面接続穴と前記第2の裏面接続穴は、前記第1の接続端子と前記第2の接続端子とに夫々対応して並置された少なくとも2個の裏面接続穴により構成され、
    前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴は、隣接する2つの前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴であり、
    前記相隣る2つの前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴の間の隔壁の底面は、前記取付装置挿入溝の底面に連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 固定接点と前記固定接点に対して接触又は離反する可動接点と前記可動接点を駆動して前記接触又は離反させる開閉機構とを内部に収納し表面側に前記開閉機構を操作するハンドルが配置された絶縁物製の筐体と、前記固定接点に接続され前記筐体の一方の側端部側で外部の第1の導体に接続され得る第1の接続端子と、前記可動接点に接続され前記筐体の他方の側端部側で外部の第2の導体に接続され得る第2の接続端子と、前記筐体の前記表面側に対する裏面側に開口し前記第1の接続端子に接続される第1の裏面接続スタッドを挿入し得る第1の裏面接続穴と、前記筐体の前記裏面側に開口し前記第2の接続端子に接続される第2の裏面接続スタッドを挿入し得る第2の裏面接続穴と、前記筐体に設けられ外部に設けられた取付レールに嵌合し得るレール嵌合溝と、前記筐体に設けられ前記第1の裏面接続穴又は前記第2の裏面接続穴と前記レール嵌合溝とに連結された取付装置挿入溝とを有する回路遮断器に装着される回路遮断器の取付装置であって、
    スライド部と、
    前記スライド部に一端部が固定され、他端部が自由端に形成されたばね部と、
    前記スライド部に固定された爪部とを備え、
    前記ばね部の少なくとも一部分が前記取付装置挿入溝に連結された前記第1の裏面接続穴又は第2の裏面接続穴に挿入されると共に前記スライド部が前記取付装置挿入溝に摺動自在に挿入されることにより、前記回路遮断器に装着され得るように構成され、
    前記取付装置が前記回路遮断器に装着されているとき、前記爪部が前記レール嵌合溝に突出して前記取付レールに係合して前記回路遮断器を前記取付レールに取付けることを特徴とする回路遮断器の取付装置。
  4. 前記爪部が前記レール嵌合溝に突出している状態から反レール嵌合溝側に移動したとき、前記ばね部の自由端が前記回路遮断器の筐体の一部分に当接して前記ばね部が変形することにより生じる前記ばね部の弾性力により、前記スライド部が前記レール嵌合溝側に付勢されることを特徴とする請求項3に記載の回路遮断器の取付装置。
  5. 前記ばね部は、前記スライド部の一方の側部に一端部が連結され他端部が自由端に形成された第1のばね部と、前記スライド部の他方の側部に一端部が連結され他端部が自由端に形成された第2のばね部とにより構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の回路遮断器の取付装置。
  6. 前記ばね部と前記スライド部と前記爪部とが、合成樹脂により一体成型されていることを特徴とする請求項3乃至5のうち何れか一項に記載の回路遮断器の取付装置。
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