JPS646870B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS646870B2
JPS646870B2 JP21630386A JP21630386A JPS646870B2 JP S646870 B2 JPS646870 B2 JP S646870B2 JP 21630386 A JP21630386 A JP 21630386A JP 21630386 A JP21630386 A JP 21630386A JP S646870 B2 JPS646870 B2 JP S646870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
molten metal
chamber
water supply
melting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21630386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63165062A (ja
Inventor
Koichi Yoshioka
Yukihiko Niizawa
Yasuhide Ozaki
Akira Kuramata
Yasuo Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANABE KOGYO KK
Original Assignee
TANABE KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TANABE KOGYO KK filed Critical TANABE KOGYO KK
Priority to JP21630386A priority Critical patent/JPS63165062A/ja
Publication of JPS63165062A publication Critical patent/JPS63165062A/ja
Publication of JPS646870B2 publication Critical patent/JPS646870B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶解保持給湯炉に関する。
[従来の技術] 従来、インゴツト等の固形金属を溶解し、鋳型
等に溶解された金属溶湯を供給し、鋳物を生産す
る工程は種々知られている。
例えば、第3図のように、固形金属を溶解デツ
キ73上で、燃焼機器(バーナ)等を用いて溶解
し、堰76で概ね酸化物等を除去し、貯留槽75
部分で保持し、給湯機77を用いてダイカストマ
シンプランジヤスリーブ70等の鋳造機に供給す
る工程。
或いは、第4図のように、固形金属は予め(図
示してない)溶解炉において溶解し、溶解済の溶
湯を取り鍋79等の運搬具にて運搬し、受湯口8
1から受け入れ、密閉された保持炉から、定量供
給装置を用いて加圧給湯し、樋84を介してダイ
カストマシンプランジヤスリーブ70等の鋳造機
に供給する工程。
[従来技術の問題点] 従来実施されてきたインゴツト等の固形金属を
溶解し、鋳型等に溶解された金属溶湯を供給し、
鋳物を生産する工程は、多品種少量生産、且つ又
高品質の鋳物製品が産業界の要求として強まつて
きた現状には徐々に適合しなくなつてきている。
例えば第3図のような場合、近年急速に普及し
てきた手法ではあるが、燃焼機器を用いて溶解し
ている関係から、溶湯内へのガス成分の吸収量は
事実上、限界値近くに達する傾向が有る。
そして、堰を用いて貯留槽への酸化物の持ち込
みを少なくするようにしているとは言え大量に発
生する酸化物を完全に防御することは難しく、溶
解された溶湯が沈静時間を持つことなく貯留槽に
流入し、貯留槽の上部から給湯機を用いて給湯さ
れるため、溶湯と同時に貯留槽上部に浮遊する酸
化物質を鋳造機に持ち込むことは避けがたく、高
品質の鋳物の生産には適合しにくい。
又、第4図の手法の場合、溶湯品質の上では問
題は無いが、別に溶解炉を持つ必要があり、しか
も効率からみて大型の集中溶解炉にならざるを得
なかつた。そのため、鋳物の合金成分の多様化に
はどうしても、対応しにくく、生産計画における
増・減産への即応もしにくい問題点が有る。
[発明の目的] 本発明は、上記従来の問題点等に鑑みて、金属
塊を投入口から、投入したならば金属塊の溶解
を、安全かつ安定的にして連続的に行い、溶解を
中断することなく、貯湯槽に貯留された溶湯を溶
解において生じた酸化物等や、炉材等より派生す
る異物等に汚染することなく清浄性を保ちつつ、
保持給湯室へ移動し、保持給湯室にて安定的に保
持された溶湯の最も清浄な部分を鋳造機の要求す
る所要量に合せ逐次、給湯することを可能とし
た、溶解保持給湯炉を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は金属塊を
投入する投入口を有し、溶解する溶解デツキと溶
解した金属溶湯を貯留する貯湯槽を有する溶解ゾ
ーンに、外部の溶解室加圧制御装置の信号により
開閉制御される溶解室加圧口及び、この溶解室加
圧制御装置の信号によつて溶解ゾーン内の圧力を
排出するための溶解室排気口を有し、前記貯湯槽
と連通された移湯室と、この移湯室内に溶湯流入
口が位置し外部の溶湯流出口にあふれだし圧力を
検知する移湯センサを有する移湯室と、前記移湯
センサの信号で圧力を測定する溶解室差圧制御部
とで構成される溶解ゾーンと、前記溶解ゾーンを
圧縮された気体により加圧することにより、あふ
れ出た溶湯を移湯樋を介して受け入れるための受
湯口をを前記移湯樋に接して位置し、受湯室内に
溶湯流出口を位置した受湯管を有し、前記受湯管
を介して受け入れた溶湯を受湯室と連通し保持す
るための保持給湯室を有し、外部の保持給湯室加
圧制御装置により開閉制御される保持給湯室加圧
口及びこの保持給湯室加圧制御装置の信号によつ
て保持給湯ゾーン内の圧力を外部に排出するため
の保持給湯室排気口を有し、前記保持給湯室内に
溶湯流入口が位置し炉外の溶湯流出口に給湯開始
圧力を検知する給湯センサを有する給湯管と前記
給湯センサの信号で圧力測定する保持給湯室差圧
制御部とで構成される保持給湯ゾーンとを具備し
溶解保持給湯炉を成立したことを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係る溶
解保持給湯炉の構造を示す図である。同図におい
て、溶解保持給湯炉は耐火性、断熱性を有する定
型、不定型の数種の炉材からなり、金属塊1が溶
解される溶解室2と、溶解された金属溶湯(溶
湯)を移湯するための移湯室3等から形成された
溶解ゾーンと、移湯されてくる溶湯を受け入れる
ための受湯室55と、溶湯を保持し鋳造機に給湯
するための保持給湯室40等から形成される保持
給湯ゾーンとで構成されている。
金属塊1は、溶解等に適した大きさのインゴツ
トである。上記溶解室2は、密閉されたほぼ箱型
に形成されており、この内部には、金属塊1を配
置するための台状に形成した溶解デツキ4と、溶
湯を貯留するための貯湯槽5とが形成されてい
る。上記溶解デツキ4の上面位置は、溶解室2の
高さ方向の中程に形成され、かつ貯湯槽5側にや
や傾斜(約5゜)しており、溶湯が貯湯槽5内に流
れ込み、金属溶湯(溶湯)6として貯留されるよ
うになつている。本実施例における溶解デツキ4
と貯湯槽5とが占める底面積の割合は、ほぼ6対
4である。上記溶解デツキ4が形成された側の溶
解室2上部側の側壁には、金属塊1の投入口7が
形成され、かつこの投入口7を外部から覆い密閉
するための蓋8が設けられている。上記溶解室2
内の上部全面には、棒状炭化珪素あるいはニクロ
ム線を配したパネルヒータ等の抵抗式の溶解室発
熱体9が設けられ、またこの溶解室発熱体9は、
図示しない電源に接続されている。
上記溶解室2には、その上部壁を貫通して検出
端が内部の金属塊1の近傍に配置された、雰囲気
温度測温体10とその横側壁を斜めに貫通して検
出端が貯湯槽の溶湯6内に配置された溶解室溶湯
温度測温体11とが設けられている。また、上記
溶解室2には、その上部壁を貫通して検出端が貯
湯槽5の溶湯6上面近傍に配置された溶解室溶湯
レベルセンサ12が設けられている。そして、上
記雰囲気温度測温体10と溶解室溶湯温度測温体
11とは、それぞれ溶解室温度調節計13と溶解
室過熱警報計14とを介して、また溶解室溶湯レ
ベルセンサ12は直接に、溶解室温度制御装置
(プログラマブルコントローラまたはシーケンサ)
15に制御されるよう接続されている。上記雰囲
気温度測温体10は溶解デツキ上の金属塊1近傍
の雰囲気温度を検出し、溶解室溶湯温度測温体1
1は溶湯6の温度を検出する。そして、上記溶解
室温度制御装置15は、前記検出温度とそれぞれ
溶解室温度調節計13及び溶解室過熱警報計14
で設定された温度とを比較して温度制御を行う。
すなわち、上記溶解室温度制御装置15は、前記
比較温度に基づき溶解室発熱体9への熱量を制御
(例えばPID制御)することにより温度制御(過
熱防止等を含む)を行う。また、上記温度制御装
置15は、溶解室溶湯レベルセンサ12により貯
湯槽5の溶湯をレベル検知することにより、溶解
デツキ4より上まで溶湯が上昇しないよう過溶解
を防止する。
上記移湯室3は、密閉され上記制御室2よりも
やや小さい箱型に形成されており、この溶解室2
の側壁に貯湯槽5と底面を共通レベルにして連通
し、かつ一体的に形成されている。また、上記移
湯室3は溶解デツキ4上面より高く、かつ溶解室
2よりもやや低く形成されている。すなわち、移
湯室3と貯湯室5とは、細長く連通し溶湯6を貯
留する貯湯槽を形成している。本実施例では、貯
湯槽5と移湯室3とが占める底面積の割合は、ほ
ぼ2対1である。前記貯湯槽5と移湯室3との合
計貯留容積は金属塊1が全部溶解したときに十分
な容積に形成されている。
また、上記溶解室2の上部には気体を導入し
て、この溶解ゾーンを加圧する溶解室加圧口16
と、気体を排出して圧力を逃す溶解室排気口17
とが設けられている。上記溶解室加圧口16は外
部において配管され、途中に溶解室加圧弁18を
介装して加圧源19に接続されている。この加圧
源19は、例えば、コンプレツサにより圧縮され
た空気あるいは不活性ガス等の圧力気体を供給で
きる装置等である。上記溶解室加圧弁18は、後
述する溶解室加圧制御装置20の所定の制御信号
に基づいて開閉する電磁弁等である。また、上記
溶解室排気口17は外部において配管により溶解
室排気弁21に接続され、大気に開口されるよう
になつている。上記溶解室排気弁21は、溶解室
加圧制御装置20の所定の制御信号に基づいて開
閉する電磁弁等である。
上記移湯室3の上部には、その内圧を測定する
ための溶解室圧力測定口22が設けられている。
この溶解室圧力測定口22は、外部において配管
で溶解室差圧発信器24に接続されている。この
溶解室差圧発信器24は、2つの測定室24a,
24bを有し、一方の測定室24bは上記配管に
直接接続され他方の測定室24aは上記配管の途
中に電磁弁25を介装して接続されており、2つ
の測定室24a、測定室24bに加わる圧力の差
が検出されるものである。上記溶解室差圧発信器
24は、溶解室差圧調節計26に接続され両者に
より溶解室差圧検出部を構成する。また、上記溶
解室圧力測定口22は溶解室圧力調節計27に接
続されている。そして上記溶解室差圧調節計26
と溶解室圧力調節計27、及び溶解室加圧弁18
と、溶解室排気弁21と電磁弁25とはそれぞれ
所定の制御が行われるように溶解室加圧制御装置
20に接続されている。
上記溶解室温度制御装置15と溶解室加圧制御
装置20とは溶解室中央制御装置32により制御
される。この溶解室中央制御装置32は、後述の
保持給湯室中央制御装置66からの移湯要求に対
して、溶解室温度制御装置15と溶解室加圧制御
装置20との調整を行なうものであ。すなわち、
移湯要求があつた場合に、溶湯6が十分に貯留さ
れていなかつたり、あるいは溶湯温度が適切でな
いときには、溶解室加圧制御装置20による加圧
を行わないようにする。また、移湯要求があつて
も金属塊1、溶湯6がなかつたりしたときには、
金属塊1を投入する指示等を出す。
さらに、上記移湯室3には、セラミツクス等の
耐熱性の材質からなる移湯管28が設けられてい
る。この移湯管28は、その一端部が溶湯流入口
29として、上記移湯室3の底部側中層において
開口され、他端部が溶湯流出口30として移湯室
3上部に開口されている。この溶湯流出口30に
は、電極式、光電式、音波式、電磁式等のいずれ
かで構成される移湯センサ31が設けられてい
る。この移湯センサ31は溶湯の通過を検知し、
溶解室加圧制御装置20に伝達する。溶湯流出口
30は移湯樋50を介して受湯管49に連なる。
上記受湯管49は、前記移湯樋50に接して受
湯口53を位置し、上記受湯室55内に溶湯流出
口54を位置させるように配置されている。前記
受湯口53には何かのトラブルにより溶湯が受湯
管49よりあふれて外部へ流出した場合に流出し
た溶湯を検知するためのオーバフローセンサ51
が設置されている。上記受湯室55は上記移湯室
3と同程度の大きさで箱型に形成され、上記保持
給湯室40の側壁に保持給湯室40の底面を共通
レベルにして連通し溶解ゾーンより前記移湯管2
8、移湯樋50、受湯管49を介して移動してき
た金属溶湯(溶湯)42を、上記保持給湯室40
とともに保持している。前記保持給湯室40は、
密閉されたほぼ箱形に形成されており、本実施例
における保持給湯室40と上記受湯室55との溶
湯保持容積の割合はほぼ5対1である。上記保持
給湯室40の上記移湯樋50と直角方向に位置する
側壁の、溶湯42の最大保持時の溶湯上面レベル
より上の位置に保持給湯室40内の掃除口(点検
口を兼ねる)56が形成され、かつ、この掃除口
56を外部から覆い密閉するための蓋58が設け
られている。
上記保持給湯室40の上部前面には棒状炭化珪
素あるいはニクロム線を配したパネルヒータ等の
抵抗式の保持給湯室発熱体41が設けられ、ま
た、この保持給湯室発熱体41は図示しない電源
に接続されている。
上記保持給湯室40には受湯室と対角の位置の
一部傾斜した上部壁部を貫通して検出端が溶湯4
2の底部中層に配置された保持給湯室溶湯温度測
定体57が設けられている。また上記保持給湯室
40には、その上部壁を貫通して検出端が溶湯4
2上面近傍に配置された保持給湯室溶湯レベルセ
ンサ52が設けられている。そして、上記保持給
湯室溶湯温度測温体57は保持給湯室温度調節計
65を介し、また、保持給湯室溶湯レベルセンサ
52は直接に、保持給湯室中央制御装置(プログ
ラマブルコントローラまたはシーケンサ)66に
接続されている。上記保持給湯室溶湯温度測温体
57は溶湯42の温度を検出する。前記保持給湯
室温度調節計65は、前記検出温度と設定された
温度とを比較し保持給湯室発熱体41への熱量を
制御(例えばPID制御)することにより保持給湯
ゾーンの溶湯の温度制御を行う。
上記保持給湯室40の上部には気体を導入して
この保持給湯ゾーンを加圧する、保持給湯室加圧
口67と、気体を排出して圧力を逃す保持給湯室
排気口69とが設けられている。上記保持給湯室
加圧口67は外部において配管され、途中に保持
給湯室加圧弁59を介装して加圧源19に接続さ
れている。(加圧源19は溶解ゾーン、保持給湯
ゾーン共用)上記保持給湯室加圧弁59は、後述
する保持給湯室加圧制御装置64の所定の制御信
号に基づいて開閉する電磁弁等である。また、上
記保持給湯室排気口69は外部において配管によ
り保持給湯室排気弁48に接続され、大気に開口
されるようになつている。前記保持給湯室排気弁
48は、保持給湯室加圧制御装置64の所定の制
御信号に基づいて開閉する電磁弁等である。
上記保持給湯室40の上部には、保持給湯ゾー
ン内の圧力を測定するための保持給湯室圧力測定
口68が設けられている。この保持給湯室圧力測
定口68は、外部において配管で保持給湯室差圧
発信器61に接続されている。この保持給湯室差
圧発信器61は、2つの測定室61a,61bを
有し、一方の測定室61aは上記配管に直接接続
され、他方の測定室61bは上記の配管の途中に
電磁弁60を介装して接続されており、2つの測
定室61a,61bに加わる圧力の差が検出され
るものである。上記保持給湯室差圧発信器61
は、保持給湯室差圧調節計62に接続され両者に
より、保持給湯室差圧検出部を構成する。また上
記保持給湯室圧力測定口68は保持給湯室圧力調
節計63に接続されている。そして上記保持給湯
室差圧調節計62と、保持給湯室圧力調節計6
3、及び保持給湯室加圧弁59と保持給湯室排気
弁48と電磁弁60とはそれぞれ所定の制御が行
われるように保持給湯室加圧制御装置64に接続
されている。
前記保持給湯室加圧制御装置64と、保持給湯
室温度調節計65と、保持給湯室溶湯レベルセン
サ52とはそれぞれ保持給湯室中央制御装置66
に接続され保持給湯ゾーンの制御において、重要
な役割を果す。
この保持給湯室中央制御装置66は前述の溶解
室中央制御装置32に移湯要求を発信したり、図
示しない外部の鋳造機との給湯要求信号等のやり
とりを調整制御する。
更に、上記保持給湯室40には、セラミツクス
等の耐熱性の材質からなる給湯管43が設けられ
ている。この給湯管43は、その一端部が溶湯流
入口45として、上記保持給湯室40の底部中層
に開口され、他端部が溶湯流出口46として、保
持給湯室の一部傾斜した上部壁部の上記保持給湯
室溶湯温度測温体57の近傍に開口されている。
この溶湯流出口46には、電極式、光電式、音波
式、電磁式等のいずれかで構成される給湯センサ
44が設けられている。この給湯センサ44は、
溶湯の通過を検知し、上記保持給湯室加圧制御装
置64に伝達する。上記溶湯流出口46は給湯樋
47を介してダイカストマシンプランジヤスリー
ブ70等に連なる。
次に上記構成の溶解保持給湯炉の動作について
説明する。
まず、溶解のための所定量(この実施例では、
120Kg/時間)の金属塊1を投入口7から入れ、
溶解デツキ4上に配置して、蓋8を閉じて密閉す
る。ついで、溶解室温度調節計13を金属塊1が
溶融する温度にセツトするとともに、過熱警報計
14を過加熱されない温度にセツトしてから、溶
解室温度制御装置15により加熱を開始する。こ
れにより、徐々に温度が上昇して金属塊1が溶融
して、溶解デツキ4から貯湯槽5内に流れ込み貯
留される。この溶湯は金属溶湯6として、貯湯槽
5内から、さらに移湯室3が静かに移動して、所
定の液面レベルまで溶解が継続する。金属塊1の
溶解温度及び溶湯6の温度は溶解室温度制御装置
15により制御され、かつ液面レベルも溶解室溶
湯レベルセンサ12により検知され、過溶解しな
いレベルに制御される。このとき、溶解された金
属塊1から発生する異物等は溶湯と分離されおお
むね溶湯表面上に浮遊した状態で貯留される。
次に、保持給湯室中央制御装置66から溶解室
中央制御装置32が溶湯6の移湯要求信号を受け
取ると、溶解室中央制御装置32の制御のもと
に、溶解室加圧制御装置20が溶解室排気弁21
を閉じ溶解室加圧弁18を開く。これにより、加
圧源19から、圧縮された空気あるいは不活性ガ
ス等の気体が移湯室3内に流入し、内圧が上昇す
る。この内圧の上昇により、移湯室3内に沈静化
され保持された溶湯は、溶湯流入口29から移湯
管28に流入し、溶湯流出口30から流出し、移
湯樋50を介して保持給湯ゾーンの受湯管49の
受湯口53へ移湯されていく。
このとき、移湯センサ31が溶湯を検出したタ
イミングにより電磁弁25を閉じる。これにより
溶湯流出口30から溶湯が流出した瞬間における
移湯室3内の圧力が溶解室差圧発信器24の測定
室24bにセツトされる。ここで、上記溶解室加
圧制御装置(プログラマブルコントローラまたは
シーケンサ)20はこの時点での移湯室3内の内
圧を溶解室圧力測定口22から溶解室圧力調節計
27を介して測定し、あらかじめ個々の溶解保持
給湯炉溶解ゾーンについて個々に検定し、規定さ
れている安全限界圧の範囲内であるかを判断し、
規定されている値に相当するならば加圧を続け
る。また、範囲外ならば、加圧は停止される。
そして、加圧が継続されるならば当然溶湯は移
湯管28内を上昇しつづけ移湯樋50への供給が
つづけられる。
その後、上記移湯室3内の圧力は、前記移湯セ
ンサ31検知時の圧力とその後の増圧量を継続的
に溶解室差圧発信器24及び溶解室差圧調節計2
6等からなる差圧検出部を介して測定することに
より、より定量的かつ安全なその後の絶対増加量
を測定し、前記の安全限界圧同様個々の溶解保持
給湯炉溶解ゾーンについて個々に検定し、そして
あらかじめ第6図のように作成された単位時間当
り移湯量−圧力関係グラフに基づいて、溶解室加
圧制御装置20は溶解室差圧調節計26設定され
た増圧量に到達したならば、加圧を溶解室加圧弁
18の閉止により中断させる。
ここで移湯センサ31の検知位置は、移湯室3
の形状的変化(スケール等の炉床への堆積、ある
いは、側部への付着を含めた変化)にかかわらず
移湯における定点となり、前記溶解室差圧調節計
26に設定された増圧量は定量的に移湯する上で
の絶対値的制御要素として重要なものとなる。
このとき、溶湯は当然移湯室28の溶湯流出口
30からあふれ続けており、移湯樋50を介して
保持給湯ゾーンの受湯管49に移湯された溶湯の
減少量相当分の圧力減少(当然温度上昇によつて
気体が膨張することに基づく圧力増加は考慮され
なければならない。)により、あふれ出すことが
できなくなるまで、移湯は移湯管28よりつづけ
られる。しかし、実用上あふれ出せなくなるまで
放置しても意味がない。何故ならば、前記の圧力
減少に伴いあふれ出る溶湯の流速は加圧停止後し
ばらくして、急速に小さくなり移湯として許容し
がたい流速ととなる。そこで、第5図に示すよう
に、一点鎖線のあふれ出し開始圧に所定のあふれ
だし圧ΔP1を加えた後、前記溶解室加圧制御装
置20で溶解室差圧調節計26のヒステリシス
(調節動作すきま)をオン−オフ制御の繰り返し
制御として効果的に活用し移湯操作として許容で
きる溶湯の移湯速度を確保する。
こうして、溶解室差圧調節計26のオンとオフ
との圧力レベルが異なることを利用して、第5図
に示すように繰り返し圧力の印加を行つているの
で、定量的な移湯が効果的に行われる。ついで保
持給湯炉中央制御装置66からの停止指令あるい
は、溶解炉加圧制御装置20の内部タイマーによ
つて、もしくは手動にて溶解室排気弁21が開口
され、加圧が低下して移湯が停止される。
この場合、溶湯流入口29が、移湯室3の底部
側中層に配置されているために、移湯される溶湯
には、表面上に浮遊したあるいは炉底に沈積した
酸化物等の不純物、炉材等から派生する異物等は
全く混入することがなくもつとも清浄な部分が移
湯される。
その後溶解ゾーンでは、操業計画に従つて投入
口7から金属塊1が投入され溶解が継続される。
溶解ゾーンから移湯された溶湯は、上記受湯管
49を介して溶湯流出口54から上記受湯室55
へ流出し、上記保持給湯室40へと移動し保持さ
れていく。
上記保持給湯室溶湯レベルセンサ52が、移湯
されてきた金属溶湯(溶湯)42を検知したなら
ば、上記保持給湯室中央制御装置66は直ちに、
上記溶解室中央制御装置32に対して移湯の停止
を指令する。
溶湯42の移湯に先立つて予め溶湯の保持温度
に上記保持給湯室温調節計65がセツトされ、移
湯されてきた溶湯42は保持給湯室発熱体41に
より加熱保温される。
続いて、図示されない鋳造機からの給湯要求信
号を上記の保持給湯室中央制御装置66が受け付
けると、前記保持給湯室中央制御装置66の制御
のもとに、保持給湯室加圧制御装置64が保持給
湯室排気弁48を閉じ、保持給湯室加圧弁59を
開く。これにより、加圧源19から、圧縮された
空気あるいは不活性ガス等の気体が保持給湯室4
0内に流入し、内圧が上昇する。この内圧の上昇
により、保持給湯室40内に沈静化され保持され
た溶湯は、溶湯流入口45から給湯管43に流入
し、溶湯流出口46から流出し、給湯樋47を介
してダイカストマシンプランジヤスリーブ70等
の鋳造機の受け入れ口へ給湯されていく。
このとき、給湯センサ44が溶湯を検出したタ
イミングにより電磁弁60を閉じる。これにより
溶湯流出口46から溶湯が流出した瞬間における
保持給湯室40内の圧力が保持給湯室差圧発信器
61の測定室61bにセツトされる。
ここで、上記保持給湯室加圧制御装置(プログ
ラマブルコントローラまたはシーケンサ)64は
この時点での保持給湯室40内の内圧を保持給湯
室圧力測定口68から保持給湯室圧力調節計63
を介して測定し、あらかじめ個々の溶解保持給湯
炉保持給湯ゾーンについて個々に検定し、規定さ
れている安全限界圧の範囲内であるかを判断し規
定されている値に相当するならば加圧を続ける。
また、範囲外なら加圧は停止される。そして、加
圧が継続されるならば当然溶湯は給湯管43内を
上昇しつづけ給湯樋47を介して、ダイカストマ
シンプランジヤスリーブ70等鋳造機への給湯が
続けられる。
その後、上記保持給湯室40内の加圧は、前記
給湯センサ44検知時の圧力とその後の増圧量を
継続的に保持給湯室差圧発信器61及び保持給湯
室差圧調節計62等からなる差圧検出部を介して
測定することにより、より定量的かつ安全なその
後の絶対増加量を測定し、前記の安全限界圧同様
個々の溶解保持給湯炉保持給湯ゾーンについて
個々に検定し、そしてあらかじめ第7図のように
作成された単位時間当り給湯量−圧力関係グラフ
に基づいて、保持給湯室加圧制御装置64は保持
給湯室差圧調節計62に設定された増圧量に到達
したならば、加圧を保持給湯室加圧弁59の閉止
により中止させる。
この場合に、第6図の単位時間当り移湯量−圧
力関係グラフと第7図の単位時間当り給湯量−圧
力関係グラフとを比較して考察してみよう。
移湯の場合は、ほぼ定量的に行われればよいの
であるし、前述したように、一定の移湯状態を差
圧調節計のヒステリシスを利用して繰り返すこと
が要点であり、給湯の場合は後述するように限定
された規定量を短時間に行い、かつまた、精度よ
り繰り返し再現しなければならない。したがつ
て、移湯においては、第6図の単位時間当り移湯
量−圧力関係グラフは一つの目処ともいえるが給
湯においては第7図の単位時間当り移湯量−圧力
関係グラフは精度を保証する上での、重要な指針
であり、規定される範囲も自ずと狭められる。
給湯センサ44の検知位置は、移湯センサ31
の場合と同様に保持給湯室40の形状的変化(ス
ケール等の炉床への堆積、あるいは、側部への付
着を含めた変化)にかかわらず給湯における定点
となり、前記保持給湯室差圧調節計62に設定さ
れた増圧量は定量的に給湯する上での絶対値的制
御要素として重要なものとなる。
即ち、給湯管43と保持給湯室40との関係を
流体力学的見地から考察するならば、給湯管の溶
流入口45は液中に浸された「もぐりオリフイ
ス」の役割を果していることとなり、通過流量は
次式で表せられる。
Q=cA(2gH)0.5[m3/sec] ここで、 c:流量係数 A:オリフイス断面積[m2] g:重力の加速度[m/sec2] H:水頭差[m] 給湯センサ44の検知位置を基準点(定点)と
して、給湯センサ44の検知後の増圧量を水頭差
として捉えるならば、給湯センサ44の検知後、
外部へ給湯された溶湯の減少量相当分の圧力減少
(当然温度上昇によつて気体が膨張することに基
づく圧力増加は考慮されなければならない。)に
より定量的な給湯が保証できなくなるまでの間の
一定時間(給湯定量時間要素)はこの増圧量が絶
対的な給湯量制御要素として働くことが理解でき
る。そして、この給湯定量時間要素はあらかじめ
検定された、上記の第7図の単位時間当り給湯量
−圧力関係グラフに基づく個別の組み合わせによ
り、おおよそ0.5秒〜15秒の間で規定されてくる
ことが、我々の経験によつて知られている。例え
ば、2Kg/秒ならばおおよそ5秒間である。
したがつて、上記のごとく保持給湯室加圧弁5
9の閉止により保持給湯室への加圧が中止された
のち、保持給湯室加圧制御装置64内の内部タイ
マに設定された、上記の給湯定量時間要素が経過
して、保持給湯室排気弁48が開かれ、保持給湯
室40の圧力が開放され、給湯は完了し、保持給
湯ゾーンは鋳造機からの給湯指令の待機状態とな
る。
この場合移湯のときと同様に溶湯流入口45
が、保持給湯室40の底部側中層に配置されてい
るために、給湯される溶湯には、表面上に浮遊し
たあるいは炉定に沈積した酸化物等の不純物、炉
材等から派生する異物等は全く混入することがな
くもつとも清浄な部分が給湯される。
なお、上記実施例にいて、溶解ゾーンを保持給
湯ゾーンとは、設置される床面に対して同一のレ
ベルに配置されればよく、この二つのゾーンは一
体的な構造として形成されてもよいし、分離型に
形成され密接した形で設置されていてもよい。
また、移湯管は移湯室溶湯レベルより十分に低
い底部側中層に溶湯流入口が配置され、保持給湯
ゾーンの受湯管49の受湯口53より高い位置に
移湯室28を備えつつ、流出口30が配置されて
いればよい。
さらに、受湯管49は、受湯室溶湯レベルより
十分に低い底部側中層に溶湯流入口が配置され、
溶湯レベルより十分に高い位置に配置されていれ
ばよい。
そして、溶解ゾーンから保持給湯ゾーンへの移
湯は、保持給湯ゾーンにおいて鋳造機への給湯が
行われているときでも、行われていないいずれの
場合でも行える。
[発明の効果} 以上説明したように、本発明によつて溶解室に
おいて金属塊を投入口から投入したならば、金属
塊が安全かつ安定的にして熱収支的に高効率に溶
解され、その溶解された金属溶湯を沈静化した最
も清浄な部分を清浄なままで、保持給湯室に自動
的に移動し、保持し更にこの最も清浄な溶湯を清
浄なまま、安全にして安定的に、精度よく定量的
に、鋳造機に給湯することのできる、溶解保持給
湯炉が可能となつた。
本発明による溶解保持給湯炉の実現によつて、
工場の一端の入口からインゴツトが搬入されるな
らば他端の出口からは組立られ梱包された、商品
が出荷されるという、理想的な単一工場でのライ
ン形成が可能となつた。いうならば、工業炉のイ
ンライン化が電気溶解と電気保温及び、空圧移湯
と空圧給湯との組み合わせの実現により可能性を
創造した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係る、
溶解保持給湯炉の構造を示す図であり、第1図a
は第2図aのA−A線断面図、第1図bは第2図
aのB−B線断面図、第1図cは第2図aのC−
C線断面図、第2図aは溶解保持給湯炉の平面
図、第2図bは第1図bのD−D線断面図、第3
図は溶解保持炉と給湯機を用いた従来の実施例、
第4図は保持給湯炉と運搬用取り鍋を用いた従来
の実施例、第5図は移湯中における溶解ゾーン内
の圧力変化を示す動作特性グラフ、第6図は個別
的に検定される単位時間当り移湯量−圧力関係グ
ラフ、第7図は個別的に検定される単位時間当り
給湯量−圧力関係グラフである。 1……金属塊、2……溶解室、3……移湯室、
4……溶解デツキ、5……貯湯槽、6……金属溶
湯(溶湯)、7……投入口、8……蓋、9……溶
解室発熱体、10……雰囲気温度測温体、11…
…溶解室溶湯温度測温体、12……溶解室溶湯レ
ベルセンサ、13……溶解室温度調節計、14…
…過熱警報計、15……溶解室温度制御装置、1
6……溶解室加圧口、17……溶解室排気口、1
8……溶解室加圧弁、19……加圧源、20……
溶解室加圧制御装置、21……溶解室排気弁、2
2……溶解室圧力測定口、24……溶解室差圧発
信器、24a,24b……測定室、25……電磁
弁、26……溶解室差圧調節計、27……溶解室
圧力調節計、28……移湯管、29……溶湯流入
口、30……溶湯流出口、31……移湯センサ、
32……溶解室中央制御装置、40……保持給湯
室、41……保持給湯室発熱体、42……金属溶
湯(溶湯)、43……給湯管、44……給湯セン
サ、45……溶湯流入口、46……溶湯流出口、
47……給湯樋、48……保持給湯室排気弁、4
9……受湯管、50……移湯樋、51……オーバ
フローセンサ、52……保持給湯室溶湯レベルセ
ンサ、53……受湯口、54……溶湯流出口、5
5……受湯室、56……掃除口、57……保持給
湯室溶湯温度測温体、58……蓋、59……保持
給湯室加圧弁、60……電磁弁、61……保持給
湯室差圧発信器、61a,61b……測定室、6
2……保持給湯室差圧調節計、63……保持給湯
室圧力調節計、64……保持給湯室加圧制御装
置、65……保持給湯室温度調節計、66……保
持給湯室中央制御装置、67……保持給湯室加圧
口、68……保持給湯室圧力測定口、69……保
持給湯室排気口、70……ダイカストマシンプラ
ンジヤスリーブ、71……溶解保持炉、72……
燃焼機、73……溶解デツキ、74……溶解槽、
75……貯留槽、76……堰、77……給湯機、
78……蓋、79……取り鍋、80……保持炉、
81……受湯口、82……溶湯、83……給湯
管、84……給湯樋、ΔP1……あふれ出し圧、
ΔP2……ヒステリシス圧。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属塊1の溶解室投入口7を有し、この金属
    塊1を保持し溶解に必要な熱量を受けさせるため
    の溶解ゾーンの溶解デツキ4と、溶解した金属溶
    湯(溶湯)6を貯留する貯湯槽5と、溶解した溶
    湯の貯留量を検知する溶解室溶湯レベルセンサ1
    2と、前記溶解デツキ4上の金属塊1の溶解に必
    要な所定の熱量を供給する溶解室発熱体9と、溶
    湯の温度及び雰囲気の温度をそれぞれ測定するた
    めの測温体10,11と、外部の溶解室加圧制御
    装置20の信号により開閉制御される溶解室加圧
    口16及びこの溶解室加圧制御装置20の信号に
    よつて溶解ゾーン内の圧力を排出するための溶解
    室排気口17を有し前記貯湯槽5と連通した移湯
    室3と、前記移湯室3内に溶湯流入口29が位置
    し外部の溶湯流出口30にあふれ出し圧力を検知
    する移湯センサ31を有する移湯管28と、前記
    移湯センサ31の信号で圧力を測定する溶解室差
    圧制御部とで構成される溶解ゾーンと、前記溶解
    ゾーンを圧縮された気体により加圧することによ
    り、あふれ出た金属溶湯を移湯樋50を介して受
    け入れる為の受湯口53を前記移湯樋50に接し
    て位置し、受湯室55内に溶湯流出口54を位置
    した受湯管49を有し、前記受湯管49を介して
    受湯室55に受け入れた金属溶湯(溶湯)42を
    受湯室55と連通し、保持するための保持給湯室
    40を有し、前記保持給湯室40に保持された溶
    湯の保持量を検知する保持給湯室溶湯レベルセン
    サ52と、前記保持給湯室40内の溶湯の保温に
    必要な所定の熱量を供給する保持給湯室発熱体4
    1と、溶湯の温度を測定するための測温体57
    と、外部の保持給湯室加圧制御装置64により開
    閉制御される保持給湯室加圧口67及びこの保持
    給湯室加圧制御装置64の信号によつて保持給湯
    ゾーン内の圧力を外部に排出するための保持給湯
    室排気口69を有し、前記保持給湯室40内に溶
    湯流入口45が位置し炉外の溶湯流出口46に給
    湯開始圧力を検知する給湯センサ44を有する給
    湯管43と、前記給湯センサ44の信号で圧力測
    定する保持給湯室差圧制御部とで構成される保持
    給湯ゾーンとを具備したことを特徴とする溶解保
    持給湯炉。
JP21630386A 1986-09-13 1986-09-13 溶解保持給湯炉 Granted JPS63165062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21630386A JPS63165062A (ja) 1986-09-13 1986-09-13 溶解保持給湯炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21630386A JPS63165062A (ja) 1986-09-13 1986-09-13 溶解保持給湯炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165062A JPS63165062A (ja) 1988-07-08
JPS646870B2 true JPS646870B2 (ja) 1989-02-06

Family

ID=16686408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21630386A Granted JPS63165062A (ja) 1986-09-13 1986-09-13 溶解保持給湯炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63165062A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63165062A (ja) 1988-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2005136813A (ru) Способ регулирования потока, а также донное выпускное устройство для металлургической емкости
US5056692A (en) Dispensing apparatus for molten metal
JPH037468B2 (ja)
JPS646870B2 (ja)
JPH02192421A (ja) ガラス溶融炉の操作方法及び該方法に使用される炉
US6600768B2 (en) Induction melting furnace with metered discharge
JPS646867B2 (ja)
JPS646869B2 (ja)
JPH0149584B2 (ja)
JPS6236057Y2 (ja)
JPS6359790B2 (ja)
JP4239160B2 (ja) 低圧鋳造システム
JPS6359789B2 (ja)
JP5369876B2 (ja) 溶解機能及び加圧機能付き小型鋳造装置
US4632174A (en) Double boiler furnace for vertical ascending pipe casting
JPH041561A (ja) ダイカスト製品のブリスター試験方法
JP3535215B2 (ja) 溶解保持炉
JPH05280Y2 (ja)
JP2536601B2 (ja) 連続溶解注湯炉
JPS6360067A (ja) 溶融金属の自動計量装置用固形金属投入口
JPH07270074A (ja) 溶解保持炉の均熱構造
JPH0632841B2 (ja) 非鉄金属溶湯の給湯炉
JPH02127955A (ja) 溶融金属の給湯方法と給湯装置
JPS59218259A (ja) 鋳造温度の調節方法
JPH01127038A (ja) 溶融金属の摘下制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term