JPS64668Y2 - - Google Patents

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JPS64668Y2
JPS64668Y2 JP10650082U JP10650082U JPS64668Y2 JP S64668 Y2 JPS64668 Y2 JP S64668Y2 JP 10650082 U JP10650082 U JP 10650082U JP 10650082 U JP10650082 U JP 10650082U JP S64668 Y2 JPS64668 Y2 JP S64668Y2
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arc
contact
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nozzle
horn
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JP10650082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパツフア装置と磁気吹付け装置とを備
えたガス開閉器の消弧装置に関するものである。
従来のガス開閉器の消弧方法としては、アーク
発生時に消弧ガスを吹き付ける方法、アーク電流
をコイルに流してその磁気作用によりアークを駆
動して消弧する方法及び両者を共用する方法があ
り、両者を共用する方法の例としては、実開昭55
−180232号公報に記載され、第1図に示す構造の
消弧装置がある。この装置は、いわゆるチユーリ
ツプ形と呼ばれる分割型の固定接触子41とコイ
ル42との間に絶縁スペーサ44を配設し、コイ
ル42の一端は固定接触子41に、他端はアーク
ホーン43にそれぞれ接続されている。第1図は
可動接触子45が固定接触子41から開離して可
動接触子45とアークホーン43との間にアーク
Aが発弧している状態を示すもので、このアーク
Aは筒状の可動接触子45の内部から吹き出すガ
スG及びアークホーン43からコイル42を介し
て固定接触子41にアーク電流が流れるときに、
コイル42によつて発生する磁束Φによる磁気作
用によつて急激に消弧されるというものである。
この従来の装置では、アークホーン43が中空
円板状を呈しているのみであるので、電磁力によ
つてアークはアークホーン43上を外周端に向つ
て移動し、可動接触子45が更に開くと、第1図
のBに示すようにさらにアークホーン43の外側
にはみ出して、アーク地絡あるいは短絡を引起す
恐れがある。特にこの作用は大電流遮断の場合大
きく現われる。この地絡、短絡を防止するために
は、完全に消弧可能の範囲までアークを引伸すた
めアークホーンを大きくしなければならず、そう
すれば開閉器本体も大形化する欠点があつた。
本考案は上記の点に鑑み、アークがアークホー
ンの外側まで拡がらないように限定し、その範囲
でアークを回転駆動し消弧に至らしめるようにし
たもので、しかも、小形のアークホーンでそれが
達成できるようにしたものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。第2図及び第3図は回転電磁力を発生させ
る装置をパツフア装置の先端に取付けたものを示
すもので、第2図は可動接触子が固定接触子に接
触した状態、第3図は同じく開離した状態をそれ
ぞれ示すものである。この図において可動接触子
側支持碍子1、可動接触子側導電棒2、パツフア
板3は樹脂4で互いに固定されている。可動アー
キングコンタクト5が先端にろう付けされている
可動接触子6は複数片に分割されたいわゆるチユ
ーリツプ形と称するもので、上下、左右に自由に
動くことができ、かつ可動接触子6と可接棒7と
は可動接触子用スプリング8により一定の接圧で
互いに保持されている。
集電接触子9は複数片に分割されたチユーリツ
プ形に構成されており、上下、左右に自由に動く
ことができ、かつ集電接触子9と可接棒7とは集
電接触子用スプリング10により一定の接圧で互
いに保持されている。可接棒7と駆動金具11は
ねじ12によつて互いに保持されている。
シリンダ14は、駆動金具11と内側にねじ1
2を切つた締付金具13との間に挾まれた状態で
保持されている。また、駆動金具11には複数個
の通気孔15を設け、同じくシリンダ14にも通
気孔16を設けてガスの通路を形成している。
駆動金具11の先端にはねじ17が切られてお
り、回転電磁力発生装置18が取付けられる。こ
の回転電磁力発生装置18は、絶縁体で作られた
ノズル19にアークホーン20を締付ねじ21に
よつて組付け、ノズル19の外周にコイル22を
巻き、アークホーン20とコイル22の一端はろ
う付けで接続する。更に、コイル22の他端は駆
動金具11と電気的に接続するためのリング23
にろう付けされ、回転電磁力発生装置18を構成
する。
アークホーン20は、ノズル19の内方に延出
して設けられた鍔部19aとノズル19の軸線に
沿つて延出された隔壁19bに囲まれた部分に密
着して取り付けられ、隔壁19bよりも低い環状
折曲部20aを設けている。なお、環状折曲部2
0aは必ずしも設ける必要はなく、アークホーン
20は中空円板でもよい。
前記のように可接棒7に組付けられたものを負
荷側導電棒2に挿入し、摺動自在に嵌合するよう
にしている。負荷側導電棒2と可接棒7は集電接
触子9によつて電気的に接続され、集電接触子9
と負荷側導電棒2とは集電接触子用スプリング1
0によつて一定の接圧に保たれている。
パツフア板3とシリンダ14は当接部24の部
分が摺動自在に嵌合され、かつ密閉されており、
円筒状のパツフア室25を形成している。26は
電源側支持碍子、27は固定アーキングコンタク
ト28が先端にろう付けされている固定接触子
で、電源側支持碍子26と固定接触子27とは樹
脂にて互いに固定されている。
第4図は可動接触子6が固定接触子27から開
離した状態を示す拡大図であり、図中Φは前記コ
イル22に電流が流れたことにより発生する磁束
で、Aは前記可動接触子6と固定接触子27の開
離時に可動側アーキングコンタクト5と固定側ア
ーキングコンタクト28間に生じるアークで、B
は更に開離したときにアークホーン20と固定側
アーキングコンタクト28間に生じるアーク、ま
たCは可動接触子6が更に後退したときにアーキ
ングコンタクト28とアークホーン20間に生じ
るアークの最も外側に曲げられるものを示す。
このような構成の開閉器において、図示しない
操作機構に投入指令が与えられると、駆動金具1
1が左方に移動する。この移動により可動接触子
6は固定接触子27に接触する。その結果、固定
接触子27、可動接触子6、可接棒7、集電接触
子9、負荷側導電棒2の経路で電気回路が形成さ
れ、電流が流れる。次にこの閉成状態において、
図示しない操作機構に引外し指令が与えられる
と、駆動金具11は急速に図面上、右方に移動す
る。この移動過程において最初可動接触子6が固
定接触子27を離れるとアークAが発生する。可
動接触子6が右方に移動するに従つてアークAは
アークBへと移動する。これによつて電流は固定
接触子27、アークB、アークホーン20、コイ
ル22、リング23、駆動金具11、可接棒7、
集電接触子9、導電棒2という回路に転流し、コ
イル22によつてアークと直交する方向の磁束Φ
が発生する。この磁束ΦとアークBとの間に電磁
力が働き、アークは回転磁気駆動を受ける。その
結果アークが長く伸びると共に新鮮なガスにアー
クが接触、冷却され、遮断が容易となり遮断が完
了する。このとき、第4図のCで示すようにアー
クが電磁力で外方に伸ばされても、ノズル19の
隔壁19bによつて規制され、それよりも外側に
はみ出すことはない。
また駆動金具11の右方への移動過程において
シリンダ14の右方への移動によりパツフア室2
5のガス圧力が非常に高められ、通気孔16,1
5,30,31,32を経て高圧ガス33が排出
されてアークに吹付けられ、一層遮断を容易にす
る。
なお、回転電磁力発生装置は、駆動金具11の
先端に刻設されたねじ17とノズル19内周のめ
ねじによつて着脱自在に形成されているので、小
電流の遮断のみを目的とする開閉器の場合にはコ
イル22やアークホーン20を備えていないノズ
ルのみを駆動金具に装着して、パツフア装置のみ
により消弧を行うようにすることもできる。
上述したように本考案は、丸棒状の固定接触子
と、閉成時にこの固定接触子の先端外周部に圧接
する分割筒状の可動接触子と、可動接触子の外周
に所定の空隙を介して配設され可動接触子の先端
部外方に対して狭窄したガス通路を形成する鍔部
を内方に連設した絶縁体にてなる筒状ノズルと、
このノズルの前記鍔部外方に取付けられた導電性
にてなる板状アークホーンと、このアークホーン
の高さよりも高くなるように前記ノズルの端部に
該ノズルの軸線方向に沿つて突設した隔壁と、ノ
ズルの外周に巻回され一端は可動接触子に、他端
はアークホーンに電気的に接続されるコイルと、
接触子開離時に可動接触子先端部と前記鍔部内方
との間隙に消弧ガスを吹き付けるパツフア装置と
を備えたことを特徴とする開閉器の消弧装置であ
るので下記のような効果を奏するものである。
ノズルの軸線に沿つて延出された隔壁19b
によつて、アークホーンの外側までアークが移
動しアーク地絡あるいは相間短絡に移行するの
を防止しかつ確実な消弧ができる。
隔壁によつてアークの移動拡散を阻止できる
ためアークホーンを小さくでき従つて開閉器全
体も小形にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消弧装置の1例を示す拡大断面
図、第2図は本考案に係る開閉器の投入状態を示
す断面図、第3図は同じく開離状態を示す断面
図、第4図はアーク発生状態を示す拡大断面図で
ある。 1:可動接触子側支持碍子、2:可動接触子側
導電棒、3:パツフア板、5:可動アーキングコ
ンタクト、6:可動接触子、7:可接棒、11:
駆動金具、14:シリンダ、18:回転電磁力発
生装置、19:ノズル、19a:鍔部、19b:
隔壁、20:アークホーン、22:コイル、2
5:パツフア室、26:電源側支持碍子、27:
固定接触子、28:固定アーキングコンタクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸棒状の固定接触子と、閉成時にこの固定接触
    子の先端外周部に圧接する分割筒状の可動接触子
    と、可動接触子の外周に所定の空隙を介して配設
    され可動接触子の先端部外方に対して狭窄したガ
    ス通路を形成する鍔部を内方に連設した絶縁体に
    てなる筒状ノズルと、このノズルの前記鍔部外方
    に取付けられた導電性にてなる板状アークホーン
    と、このアークホーンの高さよりも高くなるよう
    に前記ノズルの端部に該ノズルの軸線方向に沿つ
    て突設した隔壁と、ノズルの外周に巻回され一端
    は可動接触子に、他端はアークホーンに電気的に
    接続されるコイルと、接触子開離時に可動接触子
    先端部と前記鍔部内方との間隙に消弧ガスを吹き
    付けるパツフア装置とを備えたことを特徴とする
    開閉器の消弧装置。
JP10650082U 1982-07-13 1982-07-13 開閉器の消弧装置 Granted JPS5912439U (ja)

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JP10650082U JPS5912439U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 開閉器の消弧装置

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JP10650082U JPS5912439U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 開閉器の消弧装置

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JPS5912439U JPS5912439U (ja) 1984-01-25
JPS64668Y2 true JPS64668Y2 (ja) 1989-01-09

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ID=30249201

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WO2020217800A1 (ja) 2019-04-23 2020-10-29 Ckd株式会社 熱交換システム

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JPS5912439U (ja) 1984-01-25

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