JPS646607Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS646607Y2
JPS646607Y2 JP1982185537U JP18553782U JPS646607Y2 JP S646607 Y2 JPS646607 Y2 JP S646607Y2 JP 1982185537 U JP1982185537 U JP 1982185537U JP 18553782 U JP18553782 U JP 18553782U JP S646607 Y2 JPS646607 Y2 JP S646607Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engaging
longitudinal direction
case body
screw
coupling means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982185537U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5988965U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18553782U priority Critical patent/JPS5988965U/ja
Publication of JPS5988965U publication Critical patent/JPS5988965U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS646607Y2 publication Critical patent/JPS646607Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は構造簡易にして長手方向の寸法を必要
最小限の長さに設定でき小型化を可能にすると共
に組立作業性を向上させるようにした電話機の送
受器に関する。
スピーカとマイクロホンを収納してなる電話機
の送受器、特にプラスチツクによつて2分割形成
された上ケース本体と下ケース本体とからなる送
受器においては、通常前記両ケース本体の長手方
向両端部を係合片と係合部とで結合し、中央部を
複数個の締付けねじによつて結合している。しか
るに、斯かる従来の送受器においては締付けねじ
の締付け作業が面倒であるばかりか、両ケース本
体の内側面にねじの数に対応する数のボス部を形
成する必要があるため、金型製作も面倒でコスト
アツプの原因となつている。また、前記係合片と
係合部とは通常上方から係合するように設けられ
ているが、その場合には係合片の弾性変形分を考
慮して下ケース本体の長手方向両端部内側面とス
ピーカおよびマイクロホンとの間隔を大きく設定
する必要があり、そのため送受器の長手方向の寸
法を小さくすることができないという不都合を有
する。
そこで、このような不都合を解決する手段とし
て両ケース本体を長手方向に相対的に移動させて
長手方向一端側の係合片と係合部とを係合させる
ことにより、これら係合片と係合部が設けられて
いる両ケース本体の内側面とスピーカもしくはマ
イクロホンとの間隔を小さくすることも考えられ
るが、その場合には組立作業中に両ケース本体が
長手方向にずれ易く、そのため両ケース本体の内
側面に設けたねじ孔の中心がずれて締付けねじの
取付けを困難にする。また、このようなずれが生
じないように両ケース本体をしつかり注意して把
持し、締付けねじをねじ込むようにすると、作業
能率が著しく低下するなど別の問題が発生する。
本考案は上述したような点に鑑みてなされたも
ので、上ケース本体と下ケース本体の長手方向両
端部をそれぞれ係合片と係合部とからなり長手方
向と上方から係合する第1および第2の結合手段
によつて結合し、中央部をねじ締付け用ボスと嵌
合凹部とからなり上方より嵌合する第3の結合手
段によつて結合し、前記両ケース本体の長手方向
への相対的ずれを規制防止するという極めて簡単
な構成により、組立作業性を飛躍的に改善向上さ
せることができ、また長手方向の寸法を必要最小
限の長さにし得小型化を可能にした電話機の送受
器を提供するものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案に係る送受器の断面図、第2図
は下ケース本体の要部斜視図、第3図a,bは下
ケース本体に設けられた嵌合部の平面図および断
面図である。これらの図において、全体を符号1
で示す送受器は、プラスチツク材料によつて上下
に2分割形成された上ケース本体2と下ケース本
体3とで構成され、この内部の長手方向両端部空
間4,5にそれぞれマイクロホン6とスピーカ7
がそれぞれ下ケース本体3の内側面に固定されて
収納されている。また、送受器1は人間工学上マ
イクロホン6側端部が中央部より斜め下方に向つ
て適宜な角度で屈曲される一方、下ケース本体3
のスピーカ7側端部下面が下方に略円筒状に延長
突出されることによりスピーカ収納部8を構成し
ている。
前記上ケース本体2の長手方向一端部、すなわ
ちマイクロホン6側端部の内側面10の下端近傍
にはマイクロホン6方向に指向する突起からなる
一対の係合片12が一体に突設されている。一
方、下ケース本体3のマイクロホン6側内側面1
1にはそれぞれ略コ字状をなして上端部が上ケー
ス本体2内に臨む一対の立上り壁13が前記一対
の係合片12に対応して一体に設けられている。
これら一対の立上り壁13の前記係合片12と対
向する面には方形もしくは矩形孔からなる係合部
14がそれぞれ形成され、これらの係合部14と
前記係合片12とで第1の結合手段16を構成し
ている。この場合、係合片12は上ケース本体2
を第1図左方に移動させることにより前記係合部
14に挿入され、両者の係合がはかられる。
前記上ケース本体2の前記内側面10と対向す
る面、すなわちスピーカ7側端部の内側面17に
はそれぞれ略鉤形に形成されて弾性を有する一対
の係合片18が一体に垂設され、その下端部が前
記スピーカ収納部8内に臨んでいる。そして、前
記スピーカ収納部8の内側面にはスピーカ7方向
に向つて開放する凹部からなる一対の係合部19
が前記一対の係合片18に対応して設けられてお
り、これら係合部19と前記係合片18とで第2
の結合手段20を構成している。この場合、上ケ
ース本体2と下ケース本体3の結合に際して各係
合片18はマイクロホン6側に弾性変形された後
復帰して前記係合部19に係合し、上方への抜け
を防止される。また係合片12と18の先端部に
設けられ前記係合部13,19に係合する係合爪
部は同方向(第1図左方)を指向している。
前記上ケース本体2と下ケース本体3の中央部
内側面にはさらに第3の結合手段27を構成する
ねじ締付け用ボス28と嵌合凹部29がそれぞれ
一体に設けられている。前記ねじ締付け用ボス2
8はその下端部が前記下ケース本体3内に臨んで
前記嵌合凹部29に上方から嵌合される。また、
このねじ締付け用ボス28の下端面中央にはねじ
取付け用下孔30が形成されている。同様に、前
記嵌合凹部29の底面31中央にもねじ取付け孔
33が前記ねじ取付け用下孔30と同軸的に形成
されて下ケース本体3の下面に開口している。ま
た、嵌合凹部29のマイクロホン6側内側面34
は送受器1の長手方向と直交しねじ締付け用ボス
28の送受器1の長手方向に対する位置決めを行
う平面をなし、その上端部は斜めに切り落されて
前記締付け用ボス28の案内面35を構成してい
る。そして、前記ボス28が嵌合凹部29に嵌合
されることにより、組立時における上ケース本体
2と下ケース本体3との長手方向への相対的移動
を防止する。なお、36は前記ねじ取付け孔33
よりねじ取付け用下孔30にねじ込まれることに
より上ケース本体2と下ケース本体3を一体的に
結合するタツピングネジ等からなる締付けねじ、
37は上ケース本体2と下ケース本体3の接合面
である。
すなわち、本考案に係る送受器1は上ケース本
体2と下ケース本体3を第1、第2および第3の
結合手段16,20,27と1本の締付けねじ3
6によつて一体的に結合するものである。この場
合、両ケース本体2,3の組立て手順としては、
先ず第1の結合手段16の係合片12を両ケース
本体2,3の長手方向より係合部14に挿入係合
させて上ケース本体2を下ケース本体3上に載置
し、上ケース本体2の中央部を押圧してねじ締付
け用ボス28の下端を嵌合凹部29に嵌合させ
る。この時、第2の結合手段20の係合片18の
下端は係合部19の上面に当接するため、上ケー
ス本体2のスピーカ7側端部は該本体2の材質的
特性により上方に反り、未だ両ケース本体2,3
が完全には結合されない。しかし、上ケース本体
2は第3の結合手段27によつて長手方向への移
動を完全に阻止され、ねじ取付け用下孔30の中
心をねじ取付け孔33の中心に合致させる。次い
で、この状態において上ケース本体2のスピーカ
7側端部上面を押圧すると、第2の結合手段20
の係合片18が内側に弾性変形して係合部19に
嵌入係合し、両ケース本体2,3の接合面37が
完全に密接する。そして、締付けねじ36をねじ
取付け孔33よりねじ取付け用下孔30にねじ込
むことにより、送受器1の組立て作業を完了す
る。
以上述べたように本考案に係る電話機の送受器
は、上ケース本体と下ケース本体の長手方向より
係合する第1の結合手段と上方より係合する第2
の係合手段を備えているので、従来の上方からの
み係合させるようにしたものに比べて弾性係合片
が1つ少なく、そのためその弾性変形量に相当す
る間隔をマイクロホンと下ケース本体の長手方向
一端部内側面との間に設ける必要がなく、送受器
の長手方向の寸法を短かくすることができる。ま
た本考案は第1および第2結合手段の係合片に設
けられる係合爪部を同一方向に指向させているた
め、ケース本体の組立保守、分解作業時にケース
本体をたわませたりする必要がなく、係合片が破
損されにくく、作業性に優れている。また係合片
はそれぞれ少なくとも一対で構成されているた
め、ケース本体の幅方向の移動防止効果大であ
る。また、第3の結合手段は、その嵌合凹部のケ
ース長手方向一内側面がねじ締付け用ボス位置決
め用の平面を形成しているので、ケース本体の長
手方向へのずれを規制防止でき、したがつて締付
けねじによる前記嵌合凹部とねじ締付け用ボスの
結合作業が簡単かつ確実である。さらに、唯1本
の締付けねじを用いているので、ねじのねじ込み
作業も容易で、一層組立て作業性を向上させるな
ど、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る送受器の一実施例を示す
断面図、第2図は下ケース本体の要部斜視図、第
3図a,bは下ケース本体に設けられた嵌合凹部
の平面図および断面図である。 1……送受器、2……上ケース本体、3……下
ケース本体、6……マイクロホン、7……スピー
カ、12……係合片、14……係合部、16……
第1の結合手段、18……係合片、19……係合
部、20……第2の結合手段、27……第3の結
合手段、28……ねじ締付け用ボス、29……嵌
合凹部、36……締付けねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に分割形成されて一体的に結合され内部に
    マイクロホンとスピーカを収納する上ケース本体
    と下ケース本体とを備え、前記上ケース本体と下
    ケース本体の長手方向一端部内側面に少なくとも
    一対の係合片と係合部からなり長手方向より互い
    に係合する第1の結合手段を設け、長手方向他端
    部内側面に少なくとも一対の係合片と係合部とか
    らなり上方より互いに係合する第2の結合手段を
    設け、これらの第1および第2の結合手段の係合
    片はその係合爪の方向が同方向を指向し、前記両
    ケース本体の内側面略中央部にねじ締付け用ボス
    と嵌合凹部とからなり上方より互いに係合するこ
    とにより両ケース本体の長手方向への相対移動を
    阻止する第3の結合手段を設け、前記嵌合凹部の
    内面でケース本体の長手方向に対向する内面のう
    ちその一方は前記長手方向と直交して前記ねじ締
    付け用ボスの位置決め用平面を形成すると共にそ
    の上端部が傾斜して前記締付け用ボスの案内面を
    形成し、前記ねじ締付け用ボスと嵌合凹部とを締
    付けねじによつて一体的に結合したことを特徴と
    する電話機の送受器。
JP18553782U 1982-12-08 1982-12-08 電話機の送受器 Granted JPS5988965U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18553782U JPS5988965U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 電話機の送受器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18553782U JPS5988965U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 電話機の送受器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5988965U JPS5988965U (ja) 1984-06-16
JPS646607Y2 true JPS646607Y2 (ja) 1989-02-21

Family

ID=30400993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18553782U Granted JPS5988965U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 電話機の送受器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5988965U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2584833Y2 (ja) * 1992-02-07 1998-11-11 岩崎通信機 株式会社 電話用ハンドセット筐体
JP2010271005A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Miroku Seisakusho:Kk 銃のスコープマウント装置、およびその取付固定するための治具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53121456A (en) * 1977-03-31 1978-10-23 Hitachi Ltd Scanning type electromicroscope having a plural number of mirror cylinders

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53121456A (en) * 1977-03-31 1978-10-23 Hitachi Ltd Scanning type electromicroscope having a plural number of mirror cylinders

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5988965U (ja) 1984-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7922521B1 (en) DIN rail terminal block
US11283202B1 (en) Terminal block with pressing keys for wire connection
JPS5953073U (ja) スポ−ツ用ピステ
US7112087B2 (en) Electrical connector and method of producing the same
US6383028B1 (en) Signal line adapting socket
JPS646607Y2 (ja)
EP0580289A1 (en) Photoelectric converter
US6375486B1 (en) Card connector assembly having a retention mechanism
CA2387020A1 (en) Toy vehicle magnetic coupler
TW202247542A (zh) 電連接器
US5520556A (en) Female terminal
JPH06124740A (ja) プリント配線板用コネクタ
US6325641B1 (en) Electric junction box
CN211151449U (zh) 一种用于家装浅槽式组合胶暗箱
JP2524365Y2 (ja) コンタクト
KR200202667Y1 (ko) 튜너의 핀 블럭 결합구조
JPH0524140Y2 (ja)
JPS6324744Y2 (ja)
JPH0446386Y2 (ja)
JPH0249752Y2 (ja)
JP2581431Y2 (ja) コネクタ装置
JPS5911424Y2 (ja) リボンケ−ブル用接続保止装置
JPS5828332Y2 (ja) スライド可変抵抗器
JP2549530Y2 (ja) ユニット取付構造
JPS5824469Y2 (ja) バツテリ充電器の筐体構造