JPS64649Y2 - - Google Patents

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JPS64649Y2
JPS64649Y2 JP1983137097U JP13709783U JPS64649Y2 JP S64649 Y2 JPS64649 Y2 JP S64649Y2 JP 1983137097 U JP1983137097 U JP 1983137097U JP 13709783 U JP13709783 U JP 13709783U JP S64649 Y2 JPS64649 Y2 JP S64649Y2
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JP
Japan
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rotating
light
motor
bevel gear
reflecting mirrors
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JP1983137097U
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English (en)
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JPS6044304U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、パトロールカーの屋上や、回転警示
装置に搭載される、双頭の回転灯に関するもので
ある。
(ロ) 従来技術 複数個の発光部を有する回転灯としては、既に
実開昭57−178302号公報に記載されたものが知ら
れている。
しかしながらこの回転灯は、従来周知の回転灯
を複数個積層したものに過ぎず、1個の発光部に
つき1個のモータが必要である。
従つて、構造が複雑化すると共に大型化し、高
価となるため、パトロールカーの屋上や回転警示
装置に搭載し難かつた。
なお、反射鏡の回転軸線同士およびモータの回
転軸線が平行し、かつこれらの反射鏡が基台の同
一平面側から突出する回転灯は、すでに提案され
ている(実開昭51−96380号公報、特開昭54−
97938号公報参照)。
これらの公報に記載の回転灯は、反射鏡が基台
の同一平面側から突出するように構成されている
ので、一方の発光球および反射鏡から放射された
旋回光線のある部分は、他方の反射鏡等によつて
遮光される。
従つて、省エネルギーや断線など、何らかの理
由によつて一方の発光球が点灯動作しない場合
は、前述のように他方発光球および反射鏡から放
射された旋回光線の一部は一方の反射鏡等によつ
て遮光されるので、360゜の全方位には照射され
ず、回転灯としての役目を充分果たし得ないこと
になる。
一対の発光球および反射鏡同士が接近すればす
る程、遮光角度(遮光範囲)が大となり、かかる
問題はより大きくなる。
(ハ) 考案の目的 本考案は、前記従来技術の有する難点に鑑みて
なされたもので、1個のモータで2個の発光部を
動作させ、小型で低価格の回転灯を実現せんとす
るものである。
また、仮に一方の発光球が点灯動作していなく
とも、他方の発光球および反射鏡にて、360゜の全
方位に渡つて旋回光線を放射し得る回転灯を実現
せんとするものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は、モータの回転軸が、このモータの回
転力を2方向に分配するための回転力伝達手段の
入力側に接続され、前記回転力伝達手段の夫々の
出力側に反射鏡が固設され、この反射鏡の焦点位
置若しくはその近傍に発光球が設けられたもので
あつて、前記夫々の反射鏡は、前記モータを挟ん
で基台の相対向する側面から相反する方向に突出
するように設けられ、かつそれらの回転軸線が一
致することを特徴とし、1個のモータで複数個の
反射鏡を各別に回転させ得る回転灯である。
(ホ) 実施例 第1図は本考案の第1の実施例を示す斜視図で
あつて、第2図は内部構造を示す縦断面図であ
る。
これらの図において、1は帯状の金属板をΩ状
に成形することにより製造された基台であり、こ
の基台1に有色透明なカツプ状のグローブ2,3
が、その開口部が相互に対向するように嵌着され
ている。このグローブ2,3の中央には、断面コ
字状のシヤーシ4が固設され、このシヤーシ4の
底部にはモータ5がスペーサ29を介して固設さ
れている。前記モータ5の回転軸6には第1のベ
ベルギア7が固着され、この第1のベベルギア7
には、第2および第3のベベルギア8,9が対向
するように歯合している。そして、前記第2のベ
ベルギア8の回転軸10はシヤーシ4の左側壁を
貫通し、これにより回転自在に保持され、第3の
ベベルギア9の回転軸11も同様にシヤーシ4の
右側壁を貫通し、これにより回転自在に保持され
ている。前記回転軸10,11の夫々の外方端部
には、第1の小径ギア12および第2の小径ギア
13が固着されている。
14は第1の固定軸15にて、前記シヤーシ4
に固設された発光球としての第1の電球で、16
は第2の固定軸17にて、前記シヤーシ4に固設
された発光球としての第2の電球である。前記第
1および第2の固定軸15,17には、夫々第1
の大径ギア18および第2の大径ギア19が回転
自在に遊嵌されており、第1の大径ギア18に
は、前記第1の電球14の周囲を公転する第1の
反射鏡20が固設され、第2の大径ギア19に
は、前記第2の電球16の周囲を公転する第2の
反射鏡21が固設されている。なお、前記第1、
第2の電球14,16は夫々第1、第2の反射鏡
20,21の焦点位置若しくはその近傍に位置し
ている。また、両反射鏡20,21の回転軸線、
即ち前記第1、第2の固定軸15,17の中心線
が一致するように構成されている。
そして、前記第1の小径ギア12と第1の大径
ギア18が歯合し、前記第2の小径ギア13と第
2の大径ギア19が歯合している。
前記第1のベベルギア7、第2のベベルギア
8、第2のベベルギア8の回転軸10、第1の小
径ギア12そして第1の大径ギア18にて、一方
の回転力伝達手段が構成される。また、第1のベ
ベルギア7、第3のベベルギア9、第3のベベル
ギア9の回転軸11、第2の小径ギア13、そし
て第2の大径ギア19にて、他方の回転力伝達手
段が構成されることになる。従つて、モータの回
転軸6が前記回転力伝達手段の入力側に接続さ
れ、夫々の出力側に反射鏡20,21が固設され
ていることになる。
而して、前記モータ5が回転すると、夫々の反
射鏡20,21は、夫々の電球14,16の周囲
を相反する方向に公転する。従つて、反射鏡2
0,21を公転させつつ電球14,16を発光さ
せると、夫々の電球14,16から放射された光
線は、夫々の反射鏡20,21によつて反射さ
れ、回転軸線を中心として放射状に円を描くよう
照射される。
なお、本実施例では、反射鏡20,21は夫々
の電球14,16に対して1個づつしか設けられ
ていないが、2個づつ設けられていてもよい。ま
た、発光球と反射鏡が一体的に回転する、いわゆ
るシールドビームタイプのものであつてもよい。
第3図は、本考案の第2の実施例の内部構造を
示す縦断面図である。この第2の実施例が前記第
1の実施例と異なる点は、モータ5が左右方向
(矢印方向)に移動自在に備えられ、第1のベベ
ルギア7は、第2のベベルギア8又は第3のベベ
ルギア9のいずれか一方にのみ歯合し、第2のベ
ベルギア8の回転軸10と第3のベベルギア9の
回転軸11が一体に連結されていることのみであ
る。
このように構成することにより、第2のベベル
ギア8と第3のベベルギア9は一体的に同方向に
回転する。
従つて、第3図に示すように、モータ5を左右
に偏在させ、第1のベベルギア7と第2のベベル
ギア8を歯合させると、両反射鏡20,21は、
夫々電球14,15の周囲を一方向に公転し、次
いでモータ5を右方に偏在させ、第1のベベルギ
ア7と第3のベベルギア9を歯合させると、前記
両反射鏡20,21は共に前記と反対方向に公転
することになる。
本実施例のように構成すると、モータ5の回転
方向を切り換えることなく、光線の回転方向を変
えることができる。
なお、前記第1および第2の実施例では回転力
を伝達する手段として各種のギアを用いたが、ギ
アの代りに、摩擦車やタイミングベルト等を使用
することも可能である。
第4図は、前記第1若しくは第2の実施例を、
回転警示装置に応用した応用例を示す一部断面側
面図で、第5図はその正面図である。これらの図
において、回転灯22の内部構造は、前記第1若
しくは第2の実施例と同一であるので、説明は省
略する。
23,24は、その反射面が相互に離反する向
きに設けられた、第1および第2の放物面鏡で、
夫々の放物面鏡23,24はその背部にて円筒状
の保持部材25にて連結されている。この保持部
材25は、基台26に対して上下動自在に備えら
れた保持桿27の頂部に固設されている。28
は、保持桿27を基台26に固定する止めねじで
ある。前記保持部材25の内部には、前記回転灯
22が、その回転軸線が水平となるように挿入さ
れている。
而して、回転灯22が作動すると、第4図にお
いて回転灯22の左側のグローブ2から放射され
た光線は、第1の放物面鏡23内を回転しつつ矢
印方向(左方向)に照射される。また、右側のグ
ローブ3から放射された光線は、第2の放物面鏡
24内を回転しつつ矢印方向(右方向)に照射さ
れる。
従つて、この回転警示装置の、前記第1の放物
面鏡23の左方に位置する看者や、第2の放物面
鏡24の右方に位置する看者には、夫々環状光線
が見えることになる。
(ヘ) 考案の効果 本考案によると、1個のモータにて2個の発光
部を動作させることができるので、小型化、低価
格化が図れ、パトロールカーの屋上や回転警示装
置にも、容易に搭載することができる。
なお、従来の回転灯では、前述のように一方の
発光球が点灯動作しない場合は、他方の発光球か
ら放射された旋回光線の一部は一方の反射鏡等に
よつて遮光されるので、360゜の全方位には照射さ
れず、回転灯としての役目を充分果たし得なかつ
た。
しかしながら、本考案では、一対の反射鏡はモ
ータを挟んで基台の相対向する側面から相反する
方向に突出するように設けられ、かつそれらの回
転軸線が一致するように構成されているので、仮
に一方の発光球が点灯動作していなくとも、他方
の発光球および反射鏡から放射された旋回光線は
一方の反射鏡等にて遮光されることはなく、360゜
の全方位に渡つて旋回光線を放射し得、充分回転
灯としての役目をはたす。
また、反射鏡はモータを挾んで設けられている
ので、左右の重量がよくバランスし、この回転灯
の中央部を保持すれば、パトロールカーの屋上等
に簡単に固定することができる。
さらに、夫々の反射鏡の回転軸線が、一致して
いるので、反射鏡が公転することによる振動は発
生し難い。
さらにまた、反射鏡は、前述のようにモータを
挟んで基台の相対向する側面から相反する方向に
突出するように設けられているので、前記応用例
に示す回転警示装置にも使用し得る等、その応用
範囲は従来のものに比べ、格段に広いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示す。第1図
および第2図は第1の実施例を示す斜視図および
縦断面図である。第3図は第2の実施例を示す縦
断面図である。第4図は第1若しくは第2の実施
例を応用した応用例を示す一部断面側面図、第5
図は第4図に対応する正面図である。 5……モータ、6……モータの回転軸、7,
8,9……ベベルギア、10,11……回転軸、
12,13……小径ギア、14,16……電球
(発光球)、18,19……大径ギア、20,21
……反射鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの回転軸が、このモータの回転力を2方
    向に分配するための回転力伝達手段の入力側に接
    続され、前記回転力伝達手段の夫々の出力側に反
    射鏡が固設され、この反射鏡の焦点位置若しくは
    その近傍に発光球が設けられた回転灯であつて、
    前記夫々の反射鏡は、前記モータを挟んで基台の
    相対向する側面から相反する方向に突出するよう
    に設けられ、かつそれらの回転軸線が一致するこ
    とを特徴とする回転灯。
JP13709783U 1983-09-03 1983-09-03 回転灯 Granted JPS6044304U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13709783U JPS6044304U (ja) 1983-09-03 1983-09-03 回転灯

Applications Claiming Priority (1)

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JP13709783U JPS6044304U (ja) 1983-09-03 1983-09-03 回転灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044304U JPS6044304U (ja) 1985-03-28
JPS64649Y2 true JPS64649Y2 (ja) 1989-01-09

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ID=30308048

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JP13709783U Granted JPS6044304U (ja) 1983-09-03 1983-09-03 回転灯

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5497938A (en) * 1978-01-09 1979-08-02 Federal Signal Corp Flash light warning system for vehicle

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196380U (ja) * 1975-01-30 1976-08-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5497938A (en) * 1978-01-09 1979-08-02 Federal Signal Corp Flash light warning system for vehicle

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Publication number Publication date
JPS6044304U (ja) 1985-03-28

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