JPS646391Y2 - - Google Patents

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JPS646391Y2
JPS646391Y2 JP15184683U JP15184683U JPS646391Y2 JP S646391 Y2 JPS646391 Y2 JP S646391Y2 JP 15184683 U JP15184683 U JP 15184683U JP 15184683 U JP15184683 U JP 15184683U JP S646391 Y2 JPS646391 Y2 JP S646391Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cross member
floor panel
side sill
joined
vehicle body
Prior art date
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Application number
JP15184683U
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English (en)
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JPS6057476U (ja
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Publication date
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Publication of JPS646391Y2 publication Critical patent/JPS646391Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の下部車体構造に関するもの
である。
(従来技術) 従来から、クロスメンバーをフロアパネル上に
配設し、その両端をサイドシルとフロアパネル中
央のトンネル部とに接続したものは知られている
(例えば、実開昭57−10974号公報参照)。ところ
が、フロアパネルがサイドシル上端部に接合され
る如く構成された車体構造、例えば、トラツクの
キヤビン床部分の場合、クロスメンバー両端をサ
イドシルに接続できなくなり、車体の巾方向強度
を十分に得られないという問題が生ずる。
又、このような車体構造においては、電着塗装
後の電着液の水抜きを行なう必要があり、この種
の水抜き装置として、実開昭57−121378号公報記
載のものが知られている。
(考案の目的) 本考案は、クロスメンバーをサイドシルに接続
することなく、車体巾方向の剛性強化を図るとと
もに、極めて簡易な構造の水抜き装置を提案する
ことを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案は、車体両側にあつて前後方向に延びる
サイドシルと、該サイドシルに外端縁が接合され
且つ略中央部に車体前後方向に延びるトンネル部
を備えたフロアパネルと、該フロアパネル上に接
合されたクロスメンバーとによつて構成され、該
クロスメンバーは、これを〓形断面に形成されて
車体巾方向に延び且つその外端が前記サイドシル
の直前で途切れた形状となし、前記クロスメンバ
ー外端付近のフロアパネルには、サイドシルに接
合された端縁から内方に延びる下向きの凹部を形
成して、前記クロスメンバーとフロアパネルと
で、前記トンネル部から車幅方向に延びる閉断面
構造の補強部を形成し、更に、前記サイドシルに
は、フロアパネルとの接合部に前記凹部底面と室
外とを連通する水抜き用の凹溝を形成したことを
特徴としている。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の実施例
にかかる自動車の下部車体構造を説明する。
本実施例では、第1図図示のトラツクのキヤビ
ン1における下部車体構造について説明する。
この車体の下部、即ちキヤビン1の床部分は、
車体両側にあつて前後方向に延びるサイドシル
2,2と、該サイドシル2,2に外端縁が接合さ
れたフロアパネル3と、該フロアパネル3上に接
合されたクロスメンバー4とによつて構成されて
いる。
前記サイドシル2は、相互に接合されたサイド
シルインナ2aとサイドシルアウタ2bとからな
つている。
前記フロアパネル3の中央部には、車体前後方
向に延びるトンネル部5が形成されている。
又、フロアパネル3の外側端には、サイドシル
インナ2aへの接合部となるフランジ6が形成さ
れている。該フランジ6はサイドシルインナ2a
の側面上部に接合されている。
前記クロスメンバー4は、〓形断面に形成され
て車体巾方向に延び且つその外端4aがサイドシ
ル2直前で途切れている。クロスメンバー4の内
端4bはフロアパネル3のトンネル部5側面に接
合されている。即ち、クロスメンバー外端4a
は、サイドシル2に接合されず、サイドシル2直
前にてフロアパネル3上面に接合されている。
一方、前記クロスメンバー4外端付近のフロア
パネル3には、フランジ6から内方に延びる下向
きの凹部7が形成されている。
しかして、前記クロスメンバー4とフロアパネ
ル3とで、前記トンネル部5から車幅方向に延び
る閉断面構造の補強部8が形成される。
該補強部8は、クロスメンバー4が本来備えて
いる剛性を強化し、車体巾方向の剛性を向上させ
る作用を有している。
前記凹部7上方には、サイドシル2の直前にお
いてクロスメンバー4が途切れた部分に開口部9
が形成される。
更に、前記サイドシルインナ2aには、フロア
パネル3のフランジ6との接合部に前記凹部7底
面と室外とを連通する凹溝10が縦方向に形成さ
れている。
該凹溝10は、電着塗装後にフロアパネル3上
に溜まる電着液を排出するための水抜き用に供さ
れる。
なお、この凹溝10の室内側開口は、電着塗装
後シーラー11によつて充填閉塞される。
このシーラー11は、通常サイドシルインナ2
aとフロアパネル3のフランジ6との接合部に充
填されるものの一部が用いられるが、凹部7上方
の開口部9からシーラーガン12のノズルを容易
に挿し込むことができ、シーラー充填を容易に行
なえる。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、フロアパネル上
に接合された〓形断面のクロスメンバーをサイド
シル直前にて途切れさせ、且つクロスメンバー外
端付近のフロアパネルに、サイドシルに接合され
た端縁から内方に延びる下向きの凹部を形成し
て、前記クロスメンバーとフロアパネルとで、前
記トンネル部から車幅方向に延びる閉断面構造の
補強部を形成したので、車体巾方向の衝撃に対す
る剛性が著しく向上し、堅牢な下部車体構造が得
られるという実用的な効果がある。
又、サイドシルにおけるフロアパネルとの接合
部に、前記凹部底面と室外とを連通する凹溝を形
成したので、電着塗装後に該凹溝を介して電着液
の水抜きを容易に行なうことができる。
更に、前記凹溝の室内側開口をシーラーで閉塞
すれば、それだけで室外側から室内側への水の侵
入を防止できるとともに、凹部上方におけるクロ
スメンバー途切れ部分に形成される開口部からシ
ーラー充填を容易に行なうことができるという利
点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる自動車の下部
車体構造を備えたトラツクの側面図、第2図は第
1図A−A要部拡大断面図、第3図は同斜視図、
第4図は同分解斜視図、第5図は第2図における
フロアパネルの斜視図である。 2……サイドシル、3……フロアパネル、4…
…クロスメンバー、5……トンネル部、7……凹
部、8……補強部、10……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体両側にあつて前後方向に延びるサイドシル
    と、該サイドシルに外端縁が接合され且つ略中央
    部に車体前後方向に延びるトンネル部を備えたフ
    ロアパネルと、該フロアパネル上に接合されたク
    ロスメンバーとよりなり、該クロスメンバーは、
    〓形断面に形成されて車体巾方向に延び且つその
    外端が前記サイドシルの直前で途切れ、一方前記
    クロスメンバー外端付近のフロアパネルには、前
    記サイドシルに接合された端縁から内方に延びる
    下向きの凹部が形成されており、前記クロスメン
    バーとフロアパネルとで、前記トンネル部から車
    幅方向に延びる閉断面構造の補強部が形成されて
    いて、前記サイドシルには、前記フロアパネルと
    の接合部において前記凹部底面と室外とを連通す
    る水抜き用の凹溝が形成されていることを特徴と
    する自動車の下部車体構造。
JP15184683U 1983-09-28 1983-09-28 自動車の下部車体構造 Granted JPS6057476U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15184683U JPS6057476U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 自動車の下部車体構造
US06/655,075 US4593949A (en) 1983-09-28 1984-09-27 Lower body construction for motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15184683U JPS6057476U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 自動車の下部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057476U JPS6057476U (ja) 1985-04-22
JPS646391Y2 true JPS646391Y2 (ja) 1989-02-17

Family

ID=30336379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15184683U Granted JPS6057476U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 自動車の下部車体構造

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JPS6057476U (ja) 1985-04-22

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