JPS645671B2 - - Google Patents

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JPS645671B2
JPS645671B2 JP56174636A JP17463681A JPS645671B2 JP S645671 B2 JPS645671 B2 JP S645671B2 JP 56174636 A JP56174636 A JP 56174636A JP 17463681 A JP17463681 A JP 17463681A JP S645671 B2 JPS645671 B2 JP S645671B2
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JP
Japan
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water
pipe
electric valve
drain
water supply
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JP56174636A
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English (en)
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JPS5877698A (ja
Inventor
Katsushige Onodera
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉を停止させたときに、原子炉
容器中の冷却水を排水する原子炉残留熱除去系の
フラツシング装置に関する。
原子炉残留熱除去系のフラツシング操作、即
ち、原子炉残留熱除去系の配管内保有水の交換操
作は、配管内保有水を排水口より排出した後、給
水口より配管内に給水する。そして、配管内の水
質を検査し、配管内保有水が原子炉内の冷却水
(炉水)と同程度のきれいな水質になるまで排水
と給水とを繰り返す。これは、残留熱除去系の水
を冷却水として使用するためである。
ところが、従来の残留熱除去系の給水口,排水
口等に設けられている弁は手動弁であるため、フ
ラツシング操作をするときには、操作員が弁の設
けられている場所まで行き、手動により弁を開閉
しなければならない。しかも、給水弁,排水弁等
がそれぞれ異なつた場所にあり、また、それぞれ
の設置階が異なり、高低のある場所に設けられて
いる。このため、原子炉停止時の繁忙のときに、
約24時間から4時間もかかるフラツシング操作に
大変な人数(2〜3人)を割かなければならない
し、また、操作員の大変な肉体労働による労力を
必要とするばかりでなく、炉水からの放射線によ
る被曝も無視できない。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するため
になされたもので、フラツシング操作に要する労
力を低減できる原子炉残留熱除去系のフラツシン
グ装置を提供することを目的とする。
本発明は、原子炉容器内の冷却水を循環させる
配管と、この配管内に洗浄水を供給する注水管
と、前記配管内の洗浄水を排出するドレン管と、
このドレン管と前記注水管とに設けた弁と、を有
する原子炉残留熱除去系のフラツシング装置にお
いて、前記弁を電動弁とするとともに、前記配管
に設けた水位検出計と、前記ドレン管から排出さ
れる洗浄水の電気伝導度を検出する電導度計と、
前記配管内の洗浄完了を表示する表示器と、前記
水位検出計の検出信号に基づき前記電動弁を閉
じ、かつ前記電導度計の検出値が所定値以下にな
つたときに、洗浄完了信号を前記表示器に送る制
御装置とを設け、水位検出計と電導度計と制御装
置とにより、残留熱除去系のフラツシングの自動
化を可能にし、前記目的を達成できるようにした
ものである。
本発明に係る原子炉残留熱除去系のフラツシン
グ装置の好ましい実施例を添付図面に従つて詳細
する。
第1図は、本発明に係る原子炉残留熱除去系の
フラツシング装置の実施例の説明図である。
第1図において原子炉容器10内の冷却水であ
る炉水は、一部が再循環系12に導かれ、ポンプ
14によつて原子炉容器10内に戻されて強制循
環させられ、炉心を冷却する。そして、再循環系
12は、残留熱除去系16から炉水の供給を受け
るための供給管18と、炉水を残留熱除去系に導
く排水管20とが取り付けられている。なお、供
給管18は、切換弁22を介して残留熱除去系1
6の給水側主管24に接続され、また、再循環系
12と残留熱除去系16との遮断を完全にするた
め2つの隔離弁26が取り付けられている。ま
た、給水側主管24には、給水支管28が配管さ
れ、給水口部に逆止弁30と図示しない自動制御
装置により開閉される電動弁32とが設けられて
いる。さらに、給水側主管24には、ベント管3
4が取り付けられており、このベント管34には
手動弁38と前記自動制御装置により開閉される
電動弁40と前記自動制御装置に検出信号を送る
水位検出計42とが設けられ、ベント管34の先
端はドレン口44となつている。
他方、排水管20は、切換弁46を介して残留
熱除去系16の排水側主管48に接続されてい
る。そして、排水管20には、残留熱除去系16
との遮断を図る2つの隔離弁50が取り付けられ
ていると共に、手動弁52と前記図示しない自動
制御装置により開閉される電動弁54とを介して
注水口に通じる注水管56が接続されている。な
お、排水側主管48には、ポンプ58と逆止弁6
0とが設けられており、排水側主管48の末端
(排水管20の反対側端)は、前記給水側主管2
4が接続されている熱交換器62に接続されてい
る。さらに、排水側主管48の逆止弁60と熱交
換器62との中間には、末端が排水口部であるド
レン口64となつているドレン管66が配管され
ている。このドレン管66には、手動弁68、前
記自動制御装置により開閉される電動弁70及び
前記自動制御装置に検出信号を送る電導度計72
が設けられている。
なお、符号74は、図示しない原子炉格納容器
の周囲に配設された圧力抑制室であつて、原子炉
格納容器内における一次系配管の破断により、原
子炉格納容器内に噴出する水蒸気を導いて冷却、
凝縮させるようになつており、隔離弁76が設け
られた管78によつて排水側主管48と通じてい
る。
また、前記自動制御装置は、自動シーケンス制
御をなし、第2図に示すように自動シーケンス装
置80に全部の制御棒が原子炉に挿入されたこと
を示す挿入信号82が送られてくると、電動弁7
0を開き電導度計72によつて排水の電気伝導度
を検出し、電気伝導度が一定値以下になるまで残
留熱除去系16の給排水を繰り返し、排水中の電
気伝導度が一定値以下になると表示器84の完了
表示ランプを点灯してフラツシング操作を終了す
る。
すなわち、上記実施例に基づいて本発明を要約
すると、原子炉容器10内の冷却水を循環させる
配管(排水管20、排水側主管48、給水側主管
24、供給管18)と、この配管内に洗浄水を供
給する給水管(注水管56、給水配管28)と、
前記配管内の洗浄水を排出するドレン管66と、
前記配管内の空気を出入させるベント管34と、
を備えた原子炉残留熱除去系のフラツシング装置
において、前記給水管、ドレン管66及びベント
管34に各々電動弁54,32,70,40を設
け、前記ドレン管66から排出される洗浄水の電
気伝導度を検出する電導度計72を備え、前記ベ
ント配管34に水位検出計42を設け、前記配管
内の洗浄完了を表示する表示器84を備え、原子
炉容器10内の冷却水を排水させる信号を受けた
後、前記ベント管34及びドレン管34及びドレ
ン管66の各電動弁40,70を開とし、排水終
了後に前記ドレン管66の電動弁70を閉とし且
つ前記給水管の電動弁54,32を開とし、給水
による水位を水位検出計42で検出して水はり終
了信号が送られた後、前記給水管の電動弁54,
32を閉とし、前記電導度計72の検出値が所定
値以下になるまで前記電導弁54,32,70の
開閉を繰り返して水はりと排水を繰り返すと共
に、該検出値が所定値以下になつたとき前記電動
弁54,32,70を閉に維持すると共に洗浄完
了信号を前記表示器84に送る制御装置(自動シ
ーケンス装置80)と、を備えたものである。
上記の如く構成された実施例の残留熱除去系の
フラツシング操作は、次のとおりである。
原子炉の停止を知らせる全制御棒の挿入信号8
2が自動シーケンス装置80に入力されると、自
動シーケンス装置80は、所定の時間、即ち、原
子炉容器10内の圧力が原子炉停止時の定常圧力
に低下するまでの時間(約2〜3時間)が経過す
ると、ベント管34の電動弁40を開き、次に、
ドレン管66の電動弁70を開く。このため、ベ
ント管34から残留熱除去系16内に空気が流入
するのに伴い、給水側主管24と排水側主管48
との管内保有水がドレン管66を通りドレン口6
4から排出される。この際、ドレン管66を流れ
る排水中の電気伝導度が電導度計72により検出
され、その検出信号が第2図に示すように自動シ
ーケンス装置80に送られる。
また、自動シーケンス装置80は、予め設定さ
れた残留熱除去系16の管内保有水が全部排出さ
れるに要する時間(例えば30分等)が経過する
と、ドレン管66の電動弁70を閉じ、給水支管
28の電動弁32と注水管56の電動弁54とを
開く。従つて、残留熱除去系16内に給水支管2
8と注水管56とから水が供給され、系内の空気
がベント管34を通りドレン口44から大気中に
放出される。そして、供給された水が残留熱除去
系16を満し、ベント管34から手動弁38、電
動弁40を経て水位検出計42に達し、水位検出
計42が水位を検出して残留熱除去系16の水は
りが終了したことを知らせる検出信号を自動シー
ケンス装置80に送る。自動シーケンス装置80
は、水位検出計からの検出信号を受けると、電動
弁32,54を閉じ水の供給を停止する。
このとき、自動シーケンス装置は、前記した電
導度計72から受けた検出信号が所定の値以上、
即ち、排水の電気伝導度が不純物の含まれていな
い炉水の水質を示す電気伝導度以上であるとき
は、ドレン管66の電動弁70を再び開き、排水
をしながら電導度計72により排水の電気伝導度
を検出する。
上記の排水、水はり過程は、電導度計72の検
出信号が所定の値以下になるまで繰り返される。
そして、自動シーケンス装置80は、電導度計7
2から受けた検出信号が所定の値以下になると、
残留熱除去系16内の水はりの終了を知らせる水
位検出計42からの検出信号により、給水支管2
8の電動弁32と注水管56の電導弁54を閉じ
ると共に、ベント管34の電動弁40を閉じ、第
2図に示すように表示器84の完了表示ランプを
点灯する。これにより残留熱除去系16のフラツ
シング操作が完了する。
従つて、残留熱除去系のフラツシング操作のた
めに特別の操作員を必要とせず、また、従来問題
となつていたフラツシング操作に伴う操作員の放
射線被曝を避けることができる。
なお、自動シーケンス装置80は、リセツト機
能を有しており、任意の時にリセツトをすること
ができる。従つて、原子炉を停止させた場合にお
いて、残留熱除去系16のフラツシング操作が不
要のときは、フラツシング操作が全制御棒の挿入
完了を知らせる挿入信号82が自動シーケンス装
置80に入力された後、一定時間(約2〜3時
間)を経過してから行なわれるようになつている
ので、この時間内にフラツシング解除の操作を
し、自動シーケンス装置80のリセツトを行うこ
とができる。また、フラツシング操作の進行中に
おいても、必要なときにフラツシング操作を停止
させ、自動シーケンス装置のリセツトをすること
ができる。
前記実施例においては、電導度計72をドレン
管66に設けた場合について説明したが、電導度
計は他の場所、例えば排水側主管48等に設けて
もよい。
以上説明したように本発明によれば、残留熱除
去系の給水口部と排水口部とに電動弁を設けると
ともに、電導度計と水位検出計との検出信号によ
り、水質と水はりとを監視して、電動弁を自動制
御装置により開閉するようにしたので、残留熱除
去系のフラツシング操作に要する労力を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原子炉残留熱除去系のフ
ラツシング装置の実施例の説明図、第2図は前記
実施例に用いられる自動制御の概略を示す図であ
る。 10……原子炉格納容器、16……残留熱除去
系、24……排水側主管、28……給水支管、3
2,40,52,70……電動弁、42……水位
検出計、48……排出側主管、56……注水管、
66……ドレン管、72……電導度計、80……
自動シーケンス装置、84……表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原子炉容器内の冷却水を循環させる配管と、
    この配管内に洗浄水を供給する給水管と、前記配
    管内の洗浄水を排出するドレン管と、前記配管内
    の空気を出入させるベント管と、を備えた原子炉
    残留熱除去系のフラツシング装置において、前記
    給水管、ドレン管及びベント管に各々電動弁を設
    け、前記ドレン管から排出される洗浄水の電気伝
    導度を検出する電導度計を備え、前記ベント管に
    水位検出計を設け、前記配管内の洗浄完了を表示
    する表示器を備え、原子炉容器内の冷却水を排水
    させる信号を受けた後、前記ベント管及びドレン
    管の各電動弁を開とし、排水終了後に前記ドレン
    管の電動弁を閉とし且つ前記給水管の電動弁を開
    とし、給水による水位を水位検出計で検出して水
    はり終了信号が送られた後、前記給水管の電動弁
    を閉とし、前記電導度計の検出値が所定値以下に
    なるまで前記電動弁の開閉を繰り返して水はりと
    排水を繰り返すと共に、該検出値が所定値以下に
    なつたとき前記電動弁を閉に維持すると共に洗浄
    完了信号を前記表示器に送る制御装置と、を備え
    たことを特徴とする原子炉残留熱除去系のフラツ
    シング装置。
JP56174636A 1981-11-02 1981-11-02 原子炉残留熱除去系のフラツシング装置 Granted JPS5877698A (ja)

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JPS5877698A JPS5877698A (ja) 1983-05-11
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2675618A1 (fr) * 1991-04-17 1992-10-23 Framatome Sa Dispositif de vidange du circuit primaire d'un reacteur nucleaire refroidi par de l'eau sous pression a securite intrinseque de niveau bas.
US5331674A (en) * 1992-12-31 1994-07-19 Rust Industrial Services, Inc. Nuclear reactor coolant system inventory control system and method
WO1999054886A1 (en) * 1998-04-17 1999-10-28 Abb Combustion Engineering Nuclear Power, Inc. Shutdown cooling system safety feed system

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JPS55143596U (ja) * 1979-04-03 1980-10-15

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