JPS644858Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644858Y2 JPS644858Y2 JP7189584U JP7189584U JPS644858Y2 JP S644858 Y2 JPS644858 Y2 JP S644858Y2 JP 7189584 U JP7189584 U JP 7189584U JP 7189584 U JP7189584 U JP 7189584U JP S644858 Y2 JPS644858 Y2 JP S644858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- cam
- heald
- lever
- driven roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の利用分野
本考案は織目を形成するために織機の上に設け
られたヘルドを交互に確実に制御する機械に係わ
る。経糸及び緯糸が規則的及び一様に交叉する場
合にはクランクの形状の軸を有する非常に簡単な
機械が設けられ、クランクの相互に交互に180゜方
向づけられた連結ピンが織機の異なるヘルドにク
ランクによつて連結されていることが知られてい
る。従つてクランク軸を連続回転運動で駆動して
ヘルドに正弦運動の法則により所望の交互運動を
与えれば充分である。この正弦運動が特に織機の
作動速度のために適当でない場合には“カム機
構”と称される更に複雑な機械が要求される。上
記のカム機構は回転軸を含み、回転軸は織機のヘ
ルドと同じ数の一連のカムを担持する。それぞれ
のカムには1つの従動ころが連動し、従動ころは
制御されるヘルドに連結され、上下動するレバー
の上に設けられている。しかしながらこの構造の
機構の構成はより高価となることは注目すべきこ
とである。特にそれぞれのヘルドに連動するカム
−ころ−レバー系は無視され得ない寸法を有し、
そのためにヘルドの相互の間隔が比較的に大とな
る。
られたヘルドを交互に確実に制御する機械に係わ
る。経糸及び緯糸が規則的及び一様に交叉する場
合にはクランクの形状の軸を有する非常に簡単な
機械が設けられ、クランクの相互に交互に180゜方
向づけられた連結ピンが織機の異なるヘルドにク
ランクによつて連結されていることが知られてい
る。従つてクランク軸を連続回転運動で駆動して
ヘルドに正弦運動の法則により所望の交互運動を
与えれば充分である。この正弦運動が特に織機の
作動速度のために適当でない場合には“カム機
構”と称される更に複雑な機械が要求される。上
記のカム機構は回転軸を含み、回転軸は織機のヘ
ルドと同じ数の一連のカムを担持する。それぞれ
のカムには1つの従動ころが連動し、従動ころは
制御されるヘルドに連結され、上下動するレバー
の上に設けられている。しかしながらこの構造の
機構の構成はより高価となることは注目すべきこ
とである。特にそれぞれのヘルドに連動するカム
−ころ−レバー系は無視され得ない寸法を有し、
そのためにヘルドの相互の間隔が比較的に大とな
る。
考案の目的
本考案は主として上記の不利を改善しようとす
るもので、その目的とするところはカム及び従動
ころを有する誰一の機構を含み、従動ころは回転
軸の上に設けられておりかつ振動運動を第2の軸
に与え、第2の軸の上に対抗してレバーが設けら
れており、レバーが移動されるヘルドに連結され
ていることを特徴とする制御機構である。
るもので、その目的とするところはカム及び従動
ころを有する誰一の機構を含み、従動ころは回転
軸の上に設けられておりかつ振動運動を第2の軸
に与え、第2の軸の上に対抗してレバーが設けら
れており、レバーが移動されるヘルドに連結され
ていることを特徴とする制御機構である。
実施例
以下本考案を添付の実施例に関する図面に就き
詳細に説明する。第1図及び第2図に示されてい
る機構部分の固体本体はケーシング1により形成
されており、ケーシングの内部にケーシングの相
対する2つの壁により回転する様に適当に支持さ
れた水平軸2が組込まれている。この軸2は織機
により駆動され、織機に本機構が連結されてい
る。本実施例においてはこの駆動が軸2に対して
垂直に方向づけられた軸3によつて操作されかつ
その一端は織機の主軸に結合されている一方他端
は傘歯車4を担持し、歯車は軸2の上に固定され
た等価の歯車5と噛合つている。如何なる場合に
も軸2は連続回転運動で駆動されている。
詳細に説明する。第1図及び第2図に示されてい
る機構部分の固体本体はケーシング1により形成
されており、ケーシングの内部にケーシングの相
対する2つの壁により回転する様に適当に支持さ
れた水平軸2が組込まれている。この軸2は織機
により駆動され、織機に本機構が連結されてい
る。本実施例においてはこの駆動が軸2に対して
垂直に方向づけられた軸3によつて操作されかつ
その一端は織機の主軸に結合されている一方他端
は傘歯車4を担持し、歯車は軸2の上に固定され
た等価の歯車5と噛合つている。如何なる場合に
も軸2は連続回転運動で駆動されている。
歯5の後方において軸2は1組のカム6及び7
を担持し、カムは軸2にそつて軸方向に離れてお
りかつ軸と一体で第2図に示されているように相
互に対向している。これらのカム6及び7に対し
て2つの従動ころ8が転動しこの従動ころは二重
レバー9によつて担持され、レバーには第2の軸
10と角度的に一体にされた中央手段が設けられ
ており、第2の軸10は水平方向軸2に対して平
向に方向づけられている。
を担持し、カムは軸2にそつて軸方向に離れてお
りかつ軸と一体で第2図に示されているように相
互に対向している。これらのカム6及び7に対し
て2つの従動ころ8が転動しこの従動ころは二重
レバー9によつて担持され、レバーには第2の軸
10と角度的に一体にされた中央手段が設けられ
ており、第2の軸10は水平方向軸2に対して平
向に方向づけられている。
この軸2が織機により回転駆動されるとカム6
及び7がレバー9に振動運動を与え、振動運動は
第2の軸10に伝達され従つて軸はある方向及び
他の方向に交互に回転する運動により駆動され、
この運動の振幅は当然カムの断面に左右されるこ
とが理解される。
及び7がレバー9に振動運動を与え、振動運動は
第2の軸10に伝達され従つて軸はある方向及び
他の方向に交互に回転する運動により駆動され、
この運動の振幅は当然カムの断面に左右されるこ
とが理解される。
第2の軸10は密にケーシング1の壁を通過
し、壁の外側に織機のヘルド11(第3図)に対
して平行に延びている。軸10のこの延長部分1
0′は適当な長さを有し2組のレバー12ないし
は13を有し、レバーは2つの相向する方向に整
向されている。これらのレバー12又は13のそ
れぞれの上にクランク14が連結されており、ク
ランクの自由端自体は直角の2つの腕15のいず
れかと連結されており、腕は通常の方法で調節可
能なピン16によりそれぞれのヘルド11を確実
に上昇及び下降せしめ、これらの2つの腕15は
相互に水平クランク17によつて連結されてい
る。
し、壁の外側に織機のヘルド11(第3図)に対
して平行に延びている。軸10のこの延長部分1
0′は適当な長さを有し2組のレバー12ないし
は13を有し、レバーは2つの相向する方向に整
向されている。これらのレバー12又は13のそ
れぞれの上にクランク14が連結されており、ク
ランクの自由端自体は直角の2つの腕15のいず
れかと連結されており、腕は通常の方法で調節可
能なピン16によりそれぞれのヘルド11を確実
に上昇及び下降せしめ、これらの2つの腕15は
相互に水平クランク17によつて連結されてい
る。
上記の機構の作動は容易に理解される。第2の
軸10の振動によりレバー12及び13が角度的
に移動し(第2図及び第3図の矢印F)、ヘルド
11はレバー12に連結されるか又はレバー13
に連結されるかによつて同期して対向する方向に
垂直に移動する。従つて開口運動が得られる。
軸10の振動によりレバー12及び13が角度的
に移動し(第2図及び第3図の矢印F)、ヘルド
11はレバー12に連結されるか又はレバー13
に連結されるかによつて同期して対向する方向に
垂直に移動する。従つて開口運動が得られる。
ヘルド11の運動はカム6及び7の断面に依存
してもつとも適した運動が実現される。この機構
の構造は簡単である、即ちすべてのヘルドを制御
するために只1つのカムしか有しない。更にこの
1組のカム6及び7がケーシング1の中に組込ま
れ、ケーシングは油で充満されて全体が特に丈夫
でかつ確実なものとなることがわかるであろう。
してもつとも適した運動が実現される。この機構
の構造は簡単である、即ちすべてのヘルドを制御
するために只1つのカムしか有しない。更にこの
1組のカム6及び7がケーシング1の中に組込ま
れ、ケーシングは油で充満されて全体が特に丈夫
でかつ確実なものとなることがわかるであろう。
更にレバー12及び13の軸方向の寸法が非常
に小さくかつ第2の軸10及び10′にそつてす
べての所望の間隔で固定され、このことにより実
際に相遇するすべての場合にこの機構を容易に適
合させることが出来ることがわかるであろう。
に小さくかつ第2の軸10及び10′にそつてす
べての所望の間隔で固定され、このことにより実
際に相遇するすべての場合にこの機構を容易に適
合させることが出来ることがわかるであろう。
第1図は本考案による制御機構の部分縦断図で
ある。第2図及び第3図は第1図の−及び
−で示された面の横断図である。 1……ケーシング、2……回転軸、6,7……
カム、8……従動ころ、9……二重レバー、1
0,10′……第2の軸、11……ヘルド、12,
13……レバー。
ある。第2図及び第3図は第1図の−及び
−で示された面の横断図である。 1……ケーシング、2……回転軸、6,7……
カム、8……従動ころ、9……二重レバー、1
0,10′……第2の軸、11……ヘルド、12,
13……レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 織機のヘルドの制御機構において、カム及び
従動ころを有する唯一の機構6−7−8−9を
含み、従動ころは回転軸2の上に設けられてお
りかつ第2の軸10−10′に振動運動を与え、
第2の軸の上にレバー12,13が対向して設
けられており、レバーはヘルド11に結合され
て交互に下方及び上方に移動されることを特徴
とする制御機構。 (2) カム及び従動機構が相互に補足する1組のカ
ム6,7を含み、カムは2つの従動ころ8に連
動しており、従動ころは二重レバー9に担持さ
れており、レバーは第2の軸10−10′と角
度的に一体である、実用新案登録請求の範囲の
(1)に記載の制御機構。 (3) カム及び従動ころを有する機構6−7−8−
9が油が充満されたケーシング1の中に設けら
れており、ケーシングの対向する2つの壁が回
転軸2及び第2の軸10を担持し、第2の軸の
一部分10′が上記のケーシング1の外部に設
けられていてヘルド11に連結されたレバー1
2,13を担持する、実用新案登録請求の範囲
の(1)に記載の制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189584U JPS60185673U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 織機のヘルドの制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189584U JPS60185673U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 織機のヘルドの制御機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60185673U JPS60185673U (ja) | 1985-12-09 |
JPS644858Y2 true JPS644858Y2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=30609794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189584U Granted JPS60185673U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 織機のヘルドの制御機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60185673U (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7189584U patent/JPS60185673U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60185673U (ja) | 1985-12-09 |
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