JPS643998B2 - - Google Patents

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JPS643998B2
JPS643998B2 JP4304184A JP4304184A JPS643998B2 JP S643998 B2 JPS643998 B2 JP S643998B2 JP 4304184 A JP4304184 A JP 4304184A JP 4304184 A JP4304184 A JP 4304184A JP S643998 B2 JPS643998 B2 JP S643998B2
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JP
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press
band
liquid
cooling
press unit
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JP4304184A
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JPS59187692A (ja
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Kaaru Sutainaa
Kurisuchan Shiiru
Aruburehito Mainetsuke
Yozefu Myuuraa
Hansu Baisu
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JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
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Publication date
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Publication of JPS59187692A publication Critical patent/JPS59187692A/ja
Publication of JPS643998B2 publication Critical patent/JPS643998B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • D21F3/0227Belts or sleeves therefor
    • D21F3/0245Means for fixing the sleeve to the roller end
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses

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  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、閉じた内室を制限している弾性的な
チユーブ状のプレスバンドが、支持体の周りを回
転させられ、かつプレスゾーン内で、対応面、有
利には、対応ロールの周面の一部に圧着され
(「延長されたプレスゾーン」)、その際に、液体が
プレスバンドの内室に供給される形式の抄紙機の
湿式プレスとして、その内室を通して、冷却流及
び潤滑流を案内するバンドプレスユニツトに関す
る。
本発明のバンドプレスユニツトとは、抄紙機の
湿式プレスとして用いられ、いわゆる「延長され
たプレス間〓」を有しているようなプレス装置の
ことである。つまり、このバンドプレスユニツト
においては、プレス間〓が、通常のプレスロール
(又は「対応ロール」)と弾性的なチユーブ状のプ
レスバンドとの間に形成され、この場合、プレス
バンドは、例えばプレスシユーのようなプレス装
置によつて、対応ロールに圧着することができ
る。
従つて、周方向で見て、比較的長いプレス間〓
が生じるので、フエルトバンドと共に、このプレ
ス間〓を通過する紙料には、2本のロールから構
成された従来のロールプレスにおけるより大きな
走行区間に亘つて、プレス圧が作成させられる。
本発明に関連する公知技術文献を、次に例示す
る。
(1) ドイツ連邦共和国特許出願公開第3126492号
明細書。
(2) ドイツ連邦共和国特許出願公開第3102526号
明細書。
(3) アメリカ合衆国特許第4287021号明細書。
(4) ドイツ連邦共和国特許出願公開第1923784号
明細書。
(5) アメリカ合衆国特許第3269893号明細書。
(6) ドイツ連邦共和国特許出願公開第3040891号
明細書(アメリカ合衆国特許第4272317号明細
書)。
上記の文献(1)により公知となつているバンドプ
レスユニツトは、ボツクス状の支持体を有してお
り、チユーブ状のプレスバンドは、この支持体の
周りを、プレスゾーンの外部で、大きな間隔をお
いて回転する。潤滑液は、圧着装置の支承面内に
直接的に供給される。プレスゾーンから流体した
潤滑液は、プレスバンドによつて制限された内室
の下部範囲内に集められ、そこで、取り出しパイ
プにより、支持体を貫通して外方に排出される。
この公知例の欠点は、プレスゾーン内に供給さ
れた潤滑液が、著しく加熱され、従つて、プレス
バンドを充分に冷却することができないことにあ
る。また、比較的長時間に亘つて運転が継続され
ると、プレスバンドが、許容限度を超えた高い温
度を受ける恐れもある。
上記文献(2)により公知となつているバンドプレ
スユニツトは、ほぼロール状を呈する支持体を有
している。
この文献の第1図によれば、プレスバンドが、
支持体の外面から概して僅かな距離をおいて回転
する。その第4図及び第5図に示すように、プレ
スバンドが、支持体の上を滑動する。
この公知例においては、著しい摩擦熱が生ずる
ことを留意しておかねばならない。支持体の外壁
面には、潤滑媒体を供給するための多数の潤滑用
小室が、その周面に亘つて分配されている。従つ
てこの場合は、ただ1回の回転につき、複数回に
亘つて、順次潤滑液をプレスバンドに供給するよ
うにしておかねばならない。
このような措置にも拘らず、著しい摩擦熱が発
生するため、プレスバンドがかなり加熱されるこ
とを甘受しなければならない。プレスゾーンの外
側には、支持体内にスライドシユーが設けられて
おり、このスライドシユーが駆動ロールと協働し
て、プレスバンドの2次的な締め付けを行なうた
めにも用いられる。
上記文献(3)から公知となつている構造では、プ
レスバンドが、概して支持体から極く僅かな距離
しかおかずに、この支持体の周りを回転する。プ
レスバンドがプレスゾーン内に進入するすぐ手前
のところには、潤滑液用の供給装置が配置されて
いる。従つて、プレスバンドに圧着力を伝達する
プレスシユーの作用面には、優先的に潤滑液が供
給される。
この潤滑液の大部分は、プレスゾーンのすぐ後
方で掻き取り装置(ドクタ、スクレーパ)によ
り、再びプレスバンドの内面から除去される。さ
らにこの場合の支持体は、プレスゾーンの僅か後
方に開口部を有しているので、万が一まだプレス
バンドに付着している潤滑液を、支持体の内部に
環流させることができる。
上記文献(1)、(4)及び(5)に示された公知例におい
ては、チユーブ状のプレスバンドが端面側に位置
している2枚の締め付け円板と共に、圧力空気に
よつて膨脹可能な閉じた内室を形成することがで
きる。(この場合のロールは、「吹き込み可能なチ
ユーブロール」と称される。) この種の閉じた内室は、文献(2)による公知の構
造においても、設けておくことが可能であるが、
文献(3)による構成においては、設けておくことが
できない。何となれば、この公知例では、支持体
の横断面が、円形形状から著しく偏倚しているか
らであり、従つて、プレスバンドにより囲繞され
ているこの内室は、両端面において外方に開かれ
ており、潤滑液が流出して、例えば紙料にまで達
する恐れがある。そのため、プレスバンドの内側
には、対角線方向で延びる溝が設けられ、この溝
によつて、潤滑液を内方へ送らねばならない。
本発明の出発点とした公知の構成様式において
は、プレスバンドが、閉じた内室を制限してい
る。この種の構造の原理は、既に12年以上も前か
ら、公知になつている。
さらに、プレス部の端部に延長されたプレス間
〓を有する湿式プレスを用いた場合には、従来の
ロールプレスを用いた場合に比して、著しく高い
乾燥物質含量が、脱水しようとする紙料から得ら
れること、従つて、後続の紙料乾燥プロセスに際
して、かなりのエネルギーが節減されうること
も、既に良く知られている。
しかし、上記文献(1)〜(5)によるバンドプレスユ
ニツトを、工業的に用いられる抄紙機のプレス部
に応用する試みを敢えてなそうとする者は、本出
願人の知る限り、今まで全く見られなかつた。
上記文献(6)による構成様式においてのみ、延長
されたプレス間〓を有する湿式プレスが、運転さ
れるようになつているに過ぎない。この公知例の
場合、プレスバンドは、複数のガイドロール上を
回転し、そのうちの幾つかのガイドロールは、プ
レスバンドを緊締するため、旋回レバーに支承さ
れている。
この場合、構成上に要する費用は、チユーブ状
のプレスバンドを用いた場合と比較して大であ
る。また、この公知例においても、潤滑液が漏出
する恐れがある。
チユーブ状のプレスバンドを有するバンドプレ
スユニツトの使用を従来妨げて来た難点は、何よ
りもまず、完成した構造に対して、数多くの要件
が課されねばならないところにある。次に、その
主な要件を列記する。
(1) 回転中にプレスバンドが変形せず、まして襞
の形成などは行なわれないことが、保証されて
いなければならない。換言すると、周方向に対
し、横方向にプレスバンド上を延びる仮想ライ
ンの各点が、全て正確に等しい速度で回転(循
環)しなければならない。
(2) プレスバンドを回転させるための駆動エネル
ギーの需要を、できるだけ僅かなものに抑えて
おく必要がある。このことは、バンドプレスユ
ニツトを、その静止状態から始動させる場合に
も当て嵌まる。つまり、初期急発トルクは、で
きるだけ小さなものでなければならない。
この場合、考慮しておかねばならないのは、
通常、プレスバンドのためには、独自の駆動装
置が設けられていないことである。プレスバン
ドは、大抵の場合、フエルトバンドによつて連
行される。
(3) プレスバンドとプレスシユーとの耐用寿命
は、できるだけ長くなければならない。そのた
めには、発生する熱を効果的に排出する措置が
講じられていなければならない。このことに関
連して、チユーブ状のプレスバンドが外気中に
放出しうる熱は、極く僅かであることも考慮し
ておく必要がある。何故ならば、チユーブ状プ
レスバンドの周長さは、ロール上に巻き掛けら
れたプレスバンドの周長さより、かなり短かい
からである(文献(6))。
(4) 上述した各要件は、通常の寸法(約10mまで
の作業幅)と走行速度(毎分1000m程度)とを
有する今日の近代的な抄紙機にも適用される。
本発明の課題とするところは、冷却及び潤滑液
流を、チユーブ状のプレスバンドによつて制限さ
れたバンドプレスユニツト内室に通して案内し、
流体を循環転動させるのに要するエネルギー消費
量を、最小限に抑えた状態で、できるだけ高い冷
却及び潤滑効率が得られるようにし、上述した各
要件が、申し分なく満たされるようにすることに
ある。
この課題を解決するため、本発明で提案された
装置によれば、プレスバンドを冷却するべく、液
体の大部分が、バンド回転方向で見てプレスゾー
ンの後方範囲内で、プレスバンドの内側に接近さ
せられるようになつており、プレスゾーンにおけ
るプレスバンドの潤滑に不必要な液体部分が、プ
レスバンドに伴なつた回転後に、供給部位の手前
で、プレスバンドの内側から除去され、冷却さ
れ、かつ再びプレスバンドに供給されるようにな
つている。
本発明の基礎とした知識は、冷却液を、主とし
てプレスゾーンの後方で、プレスバンドの内側に
接近させると、ごく僅かな冷却液使用量で、極め
て効率的に、回転プレスバンドから熱を排出する
ことができるという点である。
従つて、本発明においては、上記文献(3)及び(6)
の場合とは異なつて、プレスバンドがプレスゾー
ン内に進入する箇所で、プレスバンドに接近させ
られる冷却液の量は、僅かなものであるに過ぎな
い。
主供給部からプレスバンドの出口、つまり、プ
レスゾーンからプレスバンドが出るところまでの
距離を、できるだけ僅かなものにしておくと有利
である。
しかし、この主供給部を、プレスゾーンの後方
におけるプレスバンド周面の初めの半割部分内に
任意に配置することも可能である。この場合、重
要なのは、プレスバンドに供給される液体が、プ
レスバンド周面のできるだけ大きな範囲に亘つ
て、プレスバンドと共に回転し、ひいては、でき
るだけ多くの熱を、この範囲から吸収しうるよう
にすることである。
また、プレスバンドと共に回転するこの液体層
を、プレスゾーンの内部で潤滑のために用いられ
る液体層、つまり、プレスバンドとプレスシユー
との間で、プレスゾーンを通つて流れる液体層よ
り著しく厚くしておくことである。
従つて、本発明によれば、熱を吸収する液体層
の大部分が、プレスゾーンの手前の範囲で、プレ
スバンドから除去され、次いで冷却されるように
なつている。換言すると、潤滑液としてプレスゾ
ーンを通過させる液体層の量は、極く僅かなもの
で充分であり、この僅かな液体で、所望の潤滑効
果を発揮させることができる。
プレスゾーンの内部では、同時的な冷却効果を
発揮させなくてもよい。何故ならば、プレスバン
ドの点が、プレスゾーンを通過する時間が極端に
短かく、例えば、完全な一回転に要する時間の約
20分の1、もしくはそれ以下であるに過ぎないか
らである。
勿論、必要に応じて、冷却液の少なくとも一部
を、プレスバンドに伴なつた回転の後でも、プレ
スシユーを冷却するため、このプレスシユーの冷
却通路内に案内することができる。このような場
合には、冷却液が、プレスシユーのすぐ後方で、
プレスバンド範囲から除去され、再冷却される。
さらに、上記文献(1)及び(3)と比較して、著しく
効果的な冷却が行なわれると同時に、プレスバン
ドの耐用寿命が一層高められる。何となれば、本
発明においては、プレスゾーンの外部に位置する
循環通路の大部分が、熱をプレスバンドから冷却
液に伝達するために利用されるからである。
前述の要件に示した初期急発トルクの軽減をは
かるためには、文献(1)、(4)、(5)から公知となつて
いるように、プレスバンドにより囲繞された内室
を、圧力ガスによつて膨脹させることが望まし
い。そのため、支持体が、ロール形状を呈し、か
つかなり大きな外径を有しているにも拘らず、プ
レスバンドは、この支持体から或る程度の距離を
おいて回転させられる。
チユーブロールを膨脹させるための圧力ガスと
して、非酸化性の保護ガスを用いると、冷却及び
潤滑液(殊にオイル)の熱負荷に基づく急速な老
化を抑制することが可能であり、かつその限りに
おいて、プレスバンドの耐用寿命を高めることも
できる。
本発明によるバンドプレスユニツトの主要な特
徴は、プレスゾーンの外部におけるプレスバンド
の内側の、しかも、バンド回転方向で見て、プレ
スゾーンの主として後方範囲にのみ、冷却及び潤
滑液用の供給導管の開口部が位置しており、バン
ド回転方向で見て、これらの開口部の手前では、
プレスバンドの内側にプレスバンドから液体を除
去するための装置が設けられていることにある。
本発明によるバンドプレスユニツトにおけるそ
の他の有利な実施態様は、特許請求の範囲第2項
乃至第14項に記載されている。
その中、とくに重要なものは、特許請求の範囲
第6項乃至第8項であつて、これらに記載されて
いる案内条片、つまり、支持体周面に若干数(例
えば4個)分配された案内条片の少なくとも一つ
は、必要に応じて、半径方向摺動可能に構成され
うる。
このような措置により、案内条片を、僅かな力
で、半径方向に摺動させてプレスバンドに圧着
し、或いはプレスバンドから離反させることが可
能となる。
従つて、もし必要ならば、プレスバンドの回転
における均等性と無振動性とを高めることもでき
る。この場合、何よりも懸念さるべきことは、案
内条片、特に、回転方向に見て液体供給箇所の後
方の最初の案内条片が、プレスバンドと共に回転
する液体層を剥ぎ取つて、上述した熱伝達が妨げ
られる点である。
しかし、特許請求の範囲第6項、第7項又は第
8項に記載された措置がとられていると、プレス
バンドに伴なつた回転に際して、述分な量の液体
が、案内条片に沿つて通過させられ、ひいては、
案内条片が存在しているにも拘らず、本発明によ
る効果を、充分に発揮させることが保証される。
必要な場合には、支持体を貫通して延びる、曲
げに強いビームを用いることが可能である。
一般に、プレスバンドの回転速度は、プレスバ
ンドが下から上に向つて回転する回転行程の半分
の部分においても、液体が連行されるほど高くさ
れている。従つて、特にプレスゾーンが上方に位
置している場合には、重力の助けを借りて、液体
をプレスバンドから遠ざけることができる。
プレスゾーンが下部範囲に配置されている場
合、並びに、静止状態もしくは低回転速度におい
ても、液体を除去しうるようにする場合には、一
般に、特許請求の範囲第9項に記載されているよ
うな構成様式をとると有利である。
この措置によれば、液体は、当初、吸い込み装
置の作用を受けて、文献(1)におけるのとは異な
り、軸線方向で排出導管システム内に流入し、プ
レスバンドが支持体に吸着されることは回避され
る。
プレスバンドに伴なつた回転に際して、プレス
バンドから熱を吸収する液体は、必ずしも、冷却
のためチユーブロールから排出する必要はない。
その代わりに、例えば特許請求の範囲第10項又
は第11項に示されたような構成をとることも可
能である。
この実施例においては、特許請求の範囲第4項
及び第5項に示したガスを分離するための措置を
とる必要はないが、冷却媒体を、チユーブロール
の内部に供給しなければならない。
プレスバンドと特にプレスシユーとに対する液
冷効果を、並びにプレスゾーンにおける潤滑効果
を、更に一層高めるためには、特許請求の範囲第
13項乃至第19項に記載されているような措置
をとると有利である。
次に、添付図面に示した実施例につき、本発明
を説明する。
図示のバンドプレスユニツトにおける主要部で
あるロール状の支持体10は、その両端部に、そ
れぞれ中空のジヤーナル11を備えている。これ
らのジヤーナル11は、球状を呈するブツシユ1
2によつて、機枠13に支持されている。
対応ロール9と向き合つて位置する支持体10
の切り欠き内には、処理しようとする紙料ウエブ
の幅とほぼ等しい長さを有するプレスシユー14
が配置されている。対応ロール9に向き合つたプ
レスシユー14の面は、通常の形式により、対応
ロール9の形状に適合させられている。
支持体10を囲繞しているチユーブ状の弾性的
なプレスバンド15は、このようにして形成され
た、いわゆる「延長された」プレス間〓を通過す
る。このプレス間〓を通つて案内される紙料ウエ
ブと紙料ウエブを支持しているフエルトバンドと
は、図面に示されていない。
支持体10は、プレスシユー14を取り巻くシ
ール部材16を有している。従つて切り欠き17
に圧力負荷がかけられると、プレスシユー14
は、プレスバンド15を対応ロール9に圧着す
る。この場合、支持体10は、圧着力を受けて撓
むことができるのに対し、プレスシユー14とプ
レスバンド15とは、一様に対応ロール9に当接
する。
プレスバンド15における端面側の両端部は、
それぞれ、回転可能なデイスク18内に緊締され
ている。これらのデイスク18は、転がり軸受1
9によつて、支承リング20上に支承されてお
り、支承リング20自体は、軸方向摺動可能では
あるが、相対回動不能に、ジヤーナル11上に座
着している。プレスバンド15の軸方向緊締は、
押しばね21によつて行なわれる。転がり軸受1
9は、支持体10の撓みを考慮して、自動調心軸
受として構成するのがよい。
中空のジヤーナル11の外端部は、カバー11
aによつて閉じられているので、圧力空気を供給
することにより、パレスバンド15を「膨脹」さ
せることができる。圧力空気を供給するための装
置は、転がり軸受19が必要とするシール部材と
同じように、図面には示されていない。
第1図から明らかなように、周方向で見たプレ
スシユー14の両側には、別の二つのプレスシユ
ー14a,14bが配置されている。これらのプ
レスシユー14a,14bは、支持体10をその
縦軸線を中心にして旋回させることにより、予備
のプレスシユーとして用いることができる。
図示の実施例においては、対応ロール9が、バ
ンドプレスユニツトの上方に位置しているが、そ
の他の任意な配置形式をとることも可能である。
プレスバンド15の周方向の長さは、プレスバ
ンド15と支持体10との間に或る程度の距離が
保たれるように設定されている。
高い回転速度にも拘らず、プレスバンド15の
静かでしかも振動することのない回転状態を保証
するため、支持体10には、種々異なる案内条片
が配置されている。プレスバンドユニツトの水平
な平面と下部範囲とには、支持体10内に固定さ
れた剛性の案内条片が、全部で5個22〜25配
置されている。
その上部範囲におけるプレスシユー14a,1
4bにできるだけ近接した部分には、半径方向に
移動可能な二つの案内条片26,27が設けられ
ている。これらの案内条片は、支持体10並びに
ジヤーナル11の撓みと無関係とするべく、支持
体10の内部に配置されたパイプ状のビーム28
に支承されている。このパイプ状のビーム28
は、圧着力に基づく支持体10、及びジヤーナル
11の撓みに関与しないような形式により、その
両端部で支持部材29上に座着する。
ビーム28上には、複数のリブ30が配置され
ている。これらのリブ30上には、支持体10を
貫通して延びる支持ボルト70を介して、案内条
片26,27が支承されている。従つて、これら
の案内条片も、支持体10並びにジヤーナル11
の撓みには関与しない。
かくして、これらの案内条片は、支持体10が
どの程度撓むかに関係なく、プレスバンド15
を、その全長に亘つて、一様に作成する僅かな締
め付け力、つまり載着力により支持することがで
きる。
プレスバンド15を冷却し、かつプレスバンド
15の通過するプレスシユー14の滑り面を潤滑
するためには、冷却されたオイルが、外部から圧
力導管を介して供給される。
第1図には、オイルを供給するための二つの可
能性が示されている。第1の圧力導管35は、一
連の通路36を介して、オイルをプレスシユー1
4bと案内条片27との間に位置するゾーン内に
案内する。第2の圧力導管37は、単一の通路3
8を介してオイルを案内条片25内に送り、そこ
から、オイルは多数の穿孔部39を経て、プレス
バンド15の内側に達成する。
この二つの供給方式を共に用いることも可能で
はあるが、一般には、いずれか一方のオイル供給
装置を用いれば充分である。
プレスバンド15の回転速度が高いことに基づ
いて、供給されたオイルは均等な厚さを有する層
として、プレスバンド15の内側に分配され、プ
レスバンド15と共に回転する。なお、案内条片
22〜27も、液体の層厚さを、特にバンド回転
方向に対し横方向で均等化するのに役立てること
ができる。そのためには、案内条片26,27
を、支持部材により、ビーム28上で撓まないよ
うに保持しておくと、特に効果的である。
案内条片がプレスバンドに当接することによつ
て、プレスバンド15と共に行なわれる液体の回
転、つまり循環が制御される度合を、できるだけ
僅かなものに抑えておくためには、次のような措
置がとられる。
即ち、特に剛性の案内条片22〜25の場合に
は、案内条片の案内面が、バンドの回転方向とは
逆に、例えば、案内条片24における符号40で
示したように、回転軸線に向つて傾斜させられて
いる。また、特に半径方向摺動可能な案内条片2
6,27は、例えば案内条片26における符号4
1で示したように、その供給側に沿つて、丸面取
り加工されている。案内条片内には、オイルを通
すためのプレスバンド回転方向に延びる開口部
を、付加的に設けておくことも可能である。
この種の開口部としては、例えば、第3図に示
した穿孔部42を、又は第4図に示した切り欠き
43を設けておくことができる。
冷却オイルが、できるだけ大きな区間に亘つ
て、プレスバンドと共に回転した後では、この冷
却オイルの大部分が、その都度活動せしめられる
プレスシユー(第1図においては、中央のプレス
シユー14によつて、プレスゾーンに進入する手
前のところで掻き取られる。
冷却オイルは、この箇所で、一連の通路44を
経て、排出トラフ45内に導かれる。さらに、プ
レスシユー14a,14bにも、第1図に1点鎖
線で暗示的に示されている通路44a,44bが
設けられている。排出トラフ45の断面形状は、
支持体10が旋回させられた場合にも、いずれか
一方のプレスシユー14a又は14bが、アクチ
ブな位置を占めて、この排出トラフ45の機能が
申し分なく発揮されうるように設計されている。
排出トラフ45を用いる代わりに、パイプ状の
ビーム28を、排出トラフとして利用することも
可能である。
さらに、第2図から明らかなように、排出トラ
フ45には、2部分から成る排出パイプ46が接
続されている。この排出パイプ46には、ビーム
28の軸向摺動性を考慮して、テレスコープ式継
手46aが設けられている。排出パイプ46は、
中間容器47内に開口している。この中間容器4
7は、制御弁49を有するダウンパイプ48を介
して、冷却装置50aを有する貯蔵容器50に接
続されている。
ポンプ51は、液体を、圧力導管52から第1
図に示された圧力導管35又は圧力導管37に戻
し案内する。制御弁49は、フロート53、又は
場合により図示されていない制御装置によつて制
御され、中間容器47内には、常に或る程度の液
量が維持されるようになつている。
従つて、バンドプレスユニツトの内部で、場合
によりプレスバンド15を緊張又は膨脹させてお
くために生ぜしめられる空気圧(過圧)を維持す
ることができる。
液体を鎮静し、かつ液体からガスを抜くために
も用いられる貯蔵容器50内には、流動方向にや
や上がり勾配を有する多数の流体案内壁55が設
けられている。この流体案内壁55の断面形状
は、屋根形にしておいてもよい。このような構成
とすると、流体案内壁55の端部のところに集め
られて上昇する気泡を、容易に捕集することがで
きる。
第1図及び第7図に示された付加的な液体排出
導管は、支持体10の一端面に配置された軸方向
の吸い込み開口部80として構成されている。こ
の開口部80には、サクシヨンパイプ81が接続
されている。この場合、必要に応じ、支持体10
の両端面に、この種のサクシヨンパイプを設けて
おいてもよい。
第5図に示された実施例においては、支持体1
0の内部に、冷却媒体の通流する冷却プレート6
0が設けられている。この冷却プレート60は、
戻し案内通路44から流出した液体が、この冷却
プレート60を越えて流れ、次いで重力のみによ
つて、導管61と通路62とを経て、再びプレス
バンド15の内側に供給されるように、内室の上
部範囲で斜めに配置されている。
第6図に示された実施態様においては、プレス
シユー14′が、プレスバンド15の滑動面付近
において、冷却通路65を有している。バンド回
転方向で見て、プレスシユー14′の後方に位置
するシール担体16′は、プレスバンド15に当
接して、冷却通路65から流出した液体を捕集
し、かつこれを、戻し案内通路44′を介して、
排出トラフ45内に導く。
従つて、この実施例においては、冷却液がプレ
スバンド15から熱を吸収した後に、さらにプレ
スシユー14をも冷却することができる。
図示したパイプ敷設様式とは異なつて、戻し案
内導管44′の代わりに、冷却通路65、つまり
プレスシユー14′自体に、直接接続されている
ような別の戻し案内導管を用いることも可能であ
る。このようにすると、冷却通路から流出する加
熱された液体が、プレスバンド15に接すること
を回避できる。
第1図に示されたプレスバンド15は、静止状
態、もしくは僅かな回転速度で回転している状態
にあるが、既に或る程度の空気内圧を受けてい
る。
この場合、プレスバンド15は、案内条片2
6,27上に載着し、側方の案内条片22,25
には、通常まだ軽く触れているに過ぎない。
プレスゾーンの外部で高速回転する場合には、
プレスバンド15が、遠心力によつて円形の軌道
を通る。その際、上位の案内条片26,27にお
ける回転軌道の偏向は、第1図に示されているよ
り僅かなものになり、同時にプレスバンド15
は、下位の案内条片23,24に軽く接触する。
第8図には、第1図及び第2図におけるのと同
じ符号を付された各種の部品が示されている。こ
の図にも示されているポンプ51は、液体を貯蔵
容器50から、圧力導管52を介して、圧力導管
35又は37内に送る。
ところで、このポンプ51には、第2の圧力導
管54が、付加的に接続されている。液体は、こ
の第2の圧力導管54により、付加的な導管56
内に送られ、この導管56からは、プレスシユー
14に沿つて分配された複数の供給導管57が、
シール担体16′を貫通して、プレスシユー14
の入口側に案内されている。
これら2本の圧力導管52,54のいずれに
も、制御弁62′,64が配置されており、それ
ぞれ信号変換器63,65′によつて制御される。
中間容器47に配置されている温度フイーラ6
0′は、測定導線61′を介して、信号変換器63
に可変な信号を供給する。この信号は、バンドプ
レスユニツトから、中間容器47内に逆流する液
体の温度によつて左右され、従つて、制御弁6
2′を制御するための指令値として用いられる。
制御弁62′は、中間容器47内の液体温度の
上昇に際して開かれるように調整される。
この信号変換器63には、導線61″を介して、
別の信号、つまり、ポンプ51の吐出側におい
て、温度フイーラ60″により測定される液体温
度に応じて左右される付加的な信号を供給するこ
とも可能である。
その場合には、中間容器47内の液体温度と、
ポンプ吐出側における液体温度との差に相当する
指令値が、信号変換器63内で生ぜしめられる。
本発明のさらに別の実施態様においては、信号
変換器63が、制御導線59を介して、冷却媒体
導管58内に組み込まれたスロツトルバルブ5
8′を操作するような形式で、冷却装置50aの
冷却効果を調整することも可能である。
プレスシユー14内の凹入した圧着面から遠く
ない箇所には、測定導線67を介して、信号変換
器65′に接続されている少なくとも一つの温度
フイーラ66が配置されている。このような配置
形式をとることによつて、プレスシユー14内の
温度が上昇又は低下した場合には、各導管54,
56,57を通つて流れる液体の量を、自動的に
調節することが可能となる。
この第2の信号変換器65′も、制御弁64を
付加的に、又は選択的に制御するため、冷却媒体
導管58内のスロツトルバルブ58′を調整する
ように構成しておくことができる(図示せず)。
さらに、第8図に示されているように、吸い込
み開口部80と、第7図に示されたサクシヨンパ
イプ81とを介して、液体を排出パイプ46か
ら、中間容器47内に送るためのサクシヨンポン
プ82を設けておくこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるバンドプレスユニツト
を第2図の−線に沿つて破断した断面図であ
る。第2図は、バンドプレスユニツトにおける一
方の端部を、第1図の−線に沿つて破断した
縦断面図である。第3図は、第1図の−線に
沿う部分的断面図である。第4図は、第1図の
−線に沿う部分的断面図である。第5図は、第
1図のバンドプレスユニツトの変化実施態様を示
す部分的断面図である。第6図は、第1図のバン
ドプレスユニツトの更に別の変化実施態様を示す
部分的断面図である。第7図は、第1図の−
線に沿う部分的断面図である。第8図は、液体回
路用の概略的に示された制御装置を有する、第1
図の例に類似したバンドプレスユニツトの断面図
である。 9……対応ロール、10……支持体、11……
ジヤーナル、12……ブシユ、13……機枠、1
4,14′,14a,14b……プレスシユー、
15……プレスバンド、16……シール部材、1
6′……シール担体、17,43……切り欠き、
18……デイスク、19……転がり軸受、20…
…支承リング、21……押しばね、22〜27…
…案内条片、28……ビーム、29……支柱、3
0……リブ、35,37,52,54……圧力導
管、36,38,44,44′,44a,44b,
62……通路、39……穿孔部、45……排出ト
ラフ、46……排出パイプ、47……中間容器、
48……ダウンパイプ、49,62′,64……
制御弁、50……貯蔵容器、50a……冷却装
置、51……ポンプ、53……フロート、55…
…流体案内壁、56,61……導管、57……供
給導管、58……冷却媒体導管、58′……スロ
ツトルバルブ、59……制御導線、60……冷却
プレート、60′,60″,66……温度フイー
ラ、61′,67……測定導線、61″……導線、
65……冷却通路、63,65′……信号変換器、
80……吸い込み開口部、81……サクシヨンパ
イプ、82……サクシヨンポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抄紙機用の冷却および潤滑流を案内する湿式
    バンドプレスユニツトであつて、 (a) 閉じた内室を制限している弾性的なチユーブ
    状のプレスバンド15が、対応面である対応ロ
    ール9の周面の一部とともに「延長された」プ
    レス間〓を形成しており、 (b) 前記プレスバンド15によつて制限された内
    室を貫通して支持体10が延びており、運転中
    には当該支持体10の周りをプレスバンドが回
    転し、前記支持体10には、プレスバンドを対
    応ロール9に圧着するためのプレス装置が設け
    られており、 (c) プレスゾーンの外側では、横断面で見て、前
    記プレスバンド15の回転通路の大部分に亘り
    プレスバンド15と支持体10との間にある距
    離が保たれており、さらに、 (d) 前記プレスバンド15の冷却および潤滑を行
    うために、当該プレスバンド15の内部に流体
    を導入するための装置、および当該流体を前記
    プレスバンドから排出するための装置を備えて
    いる、ものにおいて、 (e) 冷却および潤滑液の大部分を送給している供
    給導管35,37の開口部36,39は、前記
    プレスバンドが走行する方向の前記プレスゾー
    ンに続いている前記プレスバンドの前半部に設
    けられており、さらに、 (f) 前記流体をプレスバンド15から排出するた
    めの装置44,44′が、前記プレスゾーンの
    中の前記プレスバンド15の開口部の流体が流
    れる方向の直前に設けられていることを特徴と
    する抄紙機用の冷却および潤滑流を案内する湿
    式バンドプレスユニツト。 2 前記供給導管の開口部36又は39が、バン
    ドプレス断面におけるただ一つのゾーン内にのみ
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のバンドプレスユニツト。 3 プレスバンド15から液体を除去するための
    装置44が、プレスゾーン内へのプレスバンド1
    5の入口のすぐ手前に配置されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    バンドプレスユニツト。 4 プレスバンドによつて制限された内室を、圧
    力ガスによつて膨脹させることのできる特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のバ
    ンドプレスユニツトにおいて、 排出された液体からガスを分離するための措置
    が講じられていることを特徴とするバンドプレス
    ユニツト。 5 液体排出装置内に、液体の通流する安定化容
    器50が設けられており、この安定化容器50に
    は、気泡を捕集するために用いるための、ほぼ水
    平方向に延びる多数の流体案内壁55が設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第4項記
    載のバンドプレスユニツト。 6 支持体が、バンド回転方向に対して横方向に
    延びる少なくとも一のプレスバンド用案内条片を
    備えている形式の、特許請求の範囲第1項ないし
    第5項のいずれかに記載のバンドプレスユニツト
    において、 プレスバンド15の内面に当接する案内条片の
    案内面が、案内条片22〜27を通る断面で見
    て、バンド回転方向とは逆に、回転軸線に向かつ
    て傾斜していることを特徴とするバンドプレスユ
    ニツト。 7 支持体が、バンド回転方向に対して横方向に
    延びる少なくとも一つのプレスバンド用案内条片
    を備えている形式の、特許請求の範囲第1項ない
    し第6項のいずれかに記載のバンドプレスユニツ
    トにおいて、 案内条片26,27が、その供給側に沿つて丸
    面取り加工されている41ことを特徴とするバン
    ドプレスユニツト。 8 支持体が、バンド回転方向に対して横方向に
    延びる少なくとも一つのプレスバンド用案内条片
    を備えている形式の、特許請求の範囲第1項ない
    し第7項のいずれかに記載のバンドプレスユニツ
    トにおいて、 案内条片22〜26が、バンド回転方向に延び
    る多数の液体用通流開口部(案内面に設けられた
    穿孔部42、切り欠き43又はそれに類するも
    の)を有していることを特徴とするバンドプレス
    ユニツト。 9 支持体10が、その少なくとも一方の端面に
    おけるそれぞれ最も下に位置する範囲に、排出し
    ようとする冷却液および潤滑液のための受容開口
    部80を備えていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載のバン
    ドプレスユニツト。 10 支持体10の内部に、プレスバンド15か
    ら除去された液体を冷却するための装置60が設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のバンドプレスユニツト(第5図)。 11 プレスバンド15から除去された液体が、
    その重力のみによつて冷却装置60からプレスバ
    ンド15に還流しうるように、プレスバンド15
    から液体を除去するための装置44と冷却装置6
    0とが配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第10項に記載のバンドプレスユニツト。 12 プレスシユー14を横切つて延びている液
    体通路65と、バンド回転方向で見てプレスシユ
    ー14′のすぐ後ろに配置された液体排出装置4
    4′とが設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のバンドプレスユニツト
    (第6図)。 13 冷却及び潤滑液のための別個に制御可能な
    二つの供給導管、つまり第1の供給導管52,3
    5と、第2の供給導管54,56とが設けられて
    おり、第1の供給導管52,35の開口部36
    が、プレス間〓からのプレスバンド15の出口の
    後方範囲に配置されており、かつ第2の供給導管
    54,56の開口部57が、プレス間〓へのプレ
    スバンド15の入口のすぐ手前に配置されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    バンドプレスユニツト(第8図)。 14 第1の供給導管35内における液体流を指
    令値に応じて制御するための装置62,63が設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    13項に記載のバンドプレスユニツト。 15 プレスバンド15から取り出された液体を
    冷却するための装置50aを有しており、かつこ
    の冷却装置50aの冷却効率を指令値に応じて制
    御するための装置58′が設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第13項に記載のバン
    ドプレスユニツト。 16 プレスバンド15から取り出された液体の
    温度(測定箇所60)が、指令値として用いられて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第14項又
    は第15項に記載のバンドプレスユニツト。 17 第1の供給導管52内における液体の温度
    と、プレスバンド15から取り出された液体の温
    度との差が、指令値として用いられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第14項又は第15項
    に記載のバンドプレスユニツト。 18 第2の供給導管54,56内における液体
    流を、プレスシユー14の温度、有利には、その
    圧着面範囲の温度に応じて制御するための装置6
    4,65が設けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第13項ないし第17項のいずれかに
    記載のバンドプレスユニツト。 19 プレスバンド15から取り出された液体を
    冷却するための装置50aを有しており、この冷
    却装置50aの冷却効率を、プレスシユー14の
    温度、有利には、その圧着面範囲の温度に応じて
    制御するための装置58′が設けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第13項又は第14
    項に記載のバンドプレスユニツト。
JP4304184A 1983-04-02 1984-03-08 抄紙機用の冷却および潤滑流を案内する湿式バンドプレスユニット Granted JPS59187692A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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DE3311996.1 1983-04-02
DE19833311996 DE3311996A1 (de) 1983-04-02 1983-04-02 Verfahren zum fuehren eines fluessigkeitsstromes durch eine bandpresseinheit und bandpresseinheit, in der das verfahren anwendbar ist
DE3317456.3 1983-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187692A JPS59187692A (ja) 1984-10-24
JPS643998B2 true JPS643998B2 (ja) 1989-01-24

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JP4304184A Granted JPS59187692A (ja) 1983-04-02 1984-03-08 抄紙機用の冷却および潤滑流を案内する湿式バンドプレスユニット

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DE (1) DE3311996A1 (ja)

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JPS59187692A (ja) 1984-10-24
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