JPS643733B2 - - Google Patents

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JPS643733B2
JPS643733B2 JP55134174A JP13417480A JPS643733B2 JP S643733 B2 JPS643733 B2 JP S643733B2 JP 55134174 A JP55134174 A JP 55134174A JP 13417480 A JP13417480 A JP 13417480A JP S643733 B2 JPS643733 B2 JP S643733B2
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JP
Japan
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forming
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sheet material
base member
cover
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JP55134174A
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JPS5664911A (en
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Retsudomondo Sanfuoodo
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Publication of JPS5664911A publication Critical patent/JPS5664911A/ja
Publication of JPS643733B2 publication Critical patent/JPS643733B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials
    • B65D85/74Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials for butter, margarine, or lard
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • B65B11/50Enclosing articles, or quantities of material, by disposing contents between two sheets, e.g. pocketed sheets, and securing their opposed free margins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/28Articles or materials wholly enclosed in composite wrappers, i.e. wrappers formed by associating or interconnecting two or more sheets or blanks
    • B65D75/30Articles or materials enclosed between two opposed sheets or blanks having their margins united, e.g. by pressure-sensitive adhesive, crimping, heat-sealing, or welding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はシールパツケージ(密封包装)、特
に物品の貯蔵、船積み、運搬のための包装、並び
にこの包装から立体形状のカバーを除去した後に
使用するための、軟壊性を有する被包装物品の粘
着支持(この支持は前記包装の実質上平坦なベー
ス部による)を可能とするような包装を行うため
の方法に関するものである。
この発明は、計量分をパツト状に包装すること
が望ましい軟壊性の物品、すなわち、バター、マ
ーガリン、ピーナツツバター、ゼリー等の塗り広
げられるべき食品の貯蔵、船舶輸送、運搬及び支
持に好ましく適用され、かつこれを可能にする包
装を行うための方法を提供するものである。
現在、バターやマーガリン等の軟壊性物品は
種々の小売又は使用単位において、採算の合う方
法で包装されている。一つの包装方法において
は、あらかじめ形成されたバター又はマーガリン
の方形塊(パツト)を、ベースカード上に配置
し、一枚の平坦な紙をそのパツト上に重ねるもの
である。パツトはその頂面及び底面を覆われるが
側面は露出したままである。軟壊性物品はカバー
が剥された後、使用者の要求に応じた量だけ、ナ
イフ又はへらによりベースカードから容易に除去
される。しかしながら、軟壊性物品はパツケージ
内に完全に包囲されるものではなく、したがつて
密封形パツケージではない。
別の商業的な包装構造は、パツトがホイル(薄
シート)内に完全にラツプ巻されることである。
このパツケージは使用者がホイルを巻解かなけれ
ばならず、その折に中身の軟壊性物質が手指に付
着することとなる。これは、不潔でやつかいなこ
とである。さらに、ラツプ巻材料が可撓性を有す
るものであるため、テーブル等の載置面上に開放
したパツケージを置いてペーパーから軟壊性物質
をかき取らなければならない。すなわち、可撓性
のラツプ材は物質の適量を取りだすための便利な
ベースとなるものではない。また、このようなパ
ツケージは、約74.2cm2(約11.5in2)のホイルを必
要とする。このような大きさのホイルは高価につ
くだけでなく、パツトが解放された後におけるラ
ツプ材の配置上の問題を生ずる。これは面倒で不
体裁であり、調理上の手間にもなる。さらに、バ
ターやマーガリン等の物品の常として、これが軟
化すると、パツケージは使用できなくなる。そし
て開放されなければ、軟化したパツケージは型く
ずれし、再使用にあたつて冷凍できなくなる。
さらに別の商業的なパツケージ、すなわちバタ
ー、マーガリン等のパツトはホイルプラスチツク
等の物質からなる平坦なカバーで覆われ、真空形
成されたカツプ状容器を含むものである。バター
又はマーガリンは容器内においてシールされる。
使用者はバター又はマーガリンを使用するため
に、まずプラスチツク容器のカバーを剥さなけれ
ばならない。そして一度容器が開放されると、バ
ター又はマーガリンはナイフ等により容器外に取
りだす必要がある。これは面倒なことであり、容
器の隅についたバター等は容易にとり出せず、そ
の分捨てなければならない。さらに、この型のパ
ツケージは高価である。
上述したバター又はマーガリン包装構造及びそ
の形成装置の他に、従来技術の一態様として、ペ
ーパーボード、段ボール紙、プラスチツク成層体
等からなるシート間において物品を包装するため
の種々の包装機械がある。これらの物質は、真
空、圧縮空気、パンチ又は加圧等、周知の成形手
段により成形される。
堅固な非圧縮性物品を包装するための、ある種
の従来技術装置において、パツケージはロール巻
された厚紙等からなる二部材から形成される。こ
のロール巻部材は、コンベア、クランプ、ローラ
その他の機構を介して機械を通過する。ロール巻
部材は物品の周りで曲げられることにより成形さ
れる。物品は心棒として作用する。成形されたロ
ール巻部材は、接着剤又は機械手段、たとえばリ
ベツトやステープルにより互いに他のものと着設
される。一般に、包装中の物品は堅固で非圧縮性
を有するだけでなく、寸法も比較的大きい。さら
に、この種のパツケージはバター、マーガリン等
の軟壊性物品について形成されたパツケージのよ
うに、それ自体が物品使用時の物品支持台となる
ものではない。
以上見てきたことから、バター、マーガリン、
ピーナツツバター、ゼリー等の軟壊性物品のため
のパツケージとしては、物品が完全に包囲される
と共に、物品を容易に取りだして塗布できるよう
なパツケージが要求される。このようなパツケー
ジは、材料が廉価であつて、高速かつ低価格で物
品包装を行えることが望ましい。このパツケージ
は、開放されると、必要量の物品をカツトパンや
ロールパン、ビスケツト等に塗布するための物品
支持台となるべきである。本発明はそのようなパ
ツケージの形成方法を提供するものである。
従つて、本発明の目的は軟壊性物品を密封包装
するための、廉価な材料からなり、低価格で量産
できると共に容易に開放でき、物品が軟化してい
る時でも物品をたやすくしかも無駄なく使用でき
るようにしたシールパツケージを提供することで
ある。
本発明の別の目的は、物品を比較的平坦で固い
ベース面に置き、比較的薄い可撓性のカバーで物
品を完全に包囲するようにこのカバーを前記ベー
スに付設し、これをベースから剥すことにより物
品を露出できるようにしたシールパツケージを提
供することである。
本発明の別の目的は、軟壊性物品を比較的硬い
ベースの中央に位置させて、少くともそのベース
の周縁部に接着させた可撓性カバーによりこれを
覆い、ベースから突出したカバー部分を剥離用タ
ブとし、カバーをベースから剥すことにより物品
を露出させるようにした、軟壊性物品の貯蔵、船
積み、運搬及び支持のためのシールパツケージを
提供することである。
この発明の別の目的は、軟壊性物品を粘着性コ
ーテイング付の比較的硬いベース部材のほぼ中央
に位置させ、同じく粘着性コーテイングを有する
比較的薄い可撓性シートを、前記物品の包囲のた
めに成型し、これを物品周囲のベース面に粘着す
ることにより三次元カバーを形成し、これをベー
スから剥した時は物品が使用に便なるよう露出す
るようにした軟壊性物品の貯蔵、船積み、運搬及
び支持のためのシールパツケージを提供すること
である。
本発明の別の目的は、組立及び包装の最終ステ
ージにおいて、裁断及び成形されるようにしたシ
ールパツケージを提供することである。
この発明のさらに別の目的は、軟壊性物品の貯
蔵、船積み、運搬及びその使用のための支持を行
うことができるシールドパツケージを形成する改
良された方法を提供することである。
この発明のいまひとつの目的は、比較的薄く可
撓性を有するが本質的な伸縮性は有しない頂面シ
ートを所定の長さに切断するための手段と、この
切断された可撓性頂面シートを移送及び支持しつ
つ三次元形状に成型するための真空手段と、前記
支持された可撓性シートをフランジ部及びプレー
ト部を有する形状に変形するための手段とを備
え、前記真空移送手段が前記形成された可撓性頂
面シートを比較的硬いベース部材のところに転置
する手段及びこの転置されたシートをベース部材
に粘着させる手段を含むようにしたシールパツケ
ージ形成装置によるパツケージの形成方法を提供
することである。
本発明のその他の目的及び利益についても、後
述の説明から諒解もしくは類推されるであろう。
略述すれば、本発明の軟壊性物品を貯蔵、船積
み、運搬及び支持するためのシールパツケージ
は、多くの軟壊性物品に関して用いられるが、特
にバター、マーガリン、ピーナツツバター、ゼリ
ー又は他の軟壊性食品を、一塊(パツト状)にし
た使用単位において包装し、使用者がそれらの食
品を必要量だけ取りだすのに便利なものとした。
これらの物品は一般に方形であるが、他の形状も
しくはこれらの通常寸法と異る寸法を有する物品
にも適用可能である。
本発明の方法によるパツケージは、実質上平坦
で比較的硬いベース部材を有する。このベース部
材は包装された物品に対する耐性を有するか、被
覆によつて同様の特性を有する。被覆は耐性障壁
を形成し、ベースの一側における前記障壁を越え
たところの、少くとも端縁部には粘着性が被覆さ
れる。この粘着剤被覆は連続的又は断続的に形成
される。ベースの反対側面には、粘着面がベース
のロール巻時において粘着し、ロール巻を拘束
(固定)することがないように離剥性物質が被覆
される。物品はベース部材の中央部に配置される
ことにより、粘着剤被覆端縁が物品を包囲するこ
とになる。カバー部材は、物品を載置したベース
に添加する前に、比較的薄い可撓性ペーパーシー
トにより形成され、この形状には少くともベース
の一隅において、ベース端縁から突出した剥離縁
としてのタブを有する。一実施例において、カバ
ーシートの面積はベースよりも大きい。このベー
スへの付加前のカバー形成の態様は、その中央部
が包装されるべき物品とほぼ同じ形状となり、側
壁が中央部から接合されるべきベースに向かつて
傾斜するようにされる。側壁はベース及び中央部
と平行な平坦部で終るようになつている。可撓性
カバーにおいて、少くとも前記平坦部のベースに
対向した面には粘着剤が被覆される。可撓性カバ
ーは、なるべくなら障壁物質からなるか、障壁物
質、すなわち、物品に対する耐性を有する材料で
被覆される。
粘着剤の被覆は連続的でもよいが、なるべくな
ら不連続に形成される。カバーシートの平坦部
は、ベース及び物品からカバーシートを剥すため
の突出部を形成するひだ又はしわを複数個有し、
これにより物品を使用に際して露出させることが
できる。
このように可撓性カバーシートが剥された後、
物品の全体又は所定分量がナイフ又はへら等によ
つて、比較的平坦なベースから除去される。
略述すれば、本発明のシールパツケージ製造方
法において軟壊性物品の貯蔵、船積み、運搬及び
支持を行なうためのシールパツケージであつて、
それを剥した時、前記物品を使用できるようにし
たものを効果的に形成することを可能にするもの
である。
本発明は、被覆ペーパーボード等の比較的固い
ベース部材上に、バター又はマーガリン塊を配置
する機構を用いるものである。この使用単位とし
てのバター又はマーガリン塊は、ベース部材のフ
ランジ、すなわち縁部の内側に位置する。この機
構にはベーパー等、比較的薄い可撓性材料のロー
ル巻のごとき材料供給源が付設され、パツケージ
の頂部シートを形成すると共に、このシート材料
を給送する手段が配置される。この頂部シート材
料は所定の長さに切断され、移送されてからカツ
プ状に形成される。好ましい実施例において、移
送及び成形手段は、周辺に複数の分離したダイス
ステーシヨンを有する回転真空ドラムを含んでい
る。切断された頂部シートは、回転真空ドラムに
導かれ、ダイスステーシヨンに整合するようにド
ラム上に抽出及び真空吸着される。頂部シートは
さらに成形部に向かつて回動し、そこでは第一の
突き棒がシート長の中央域に接触し、その領域を
成形ステーシヨンの凹部に押し込み、シートをカ
バーの最終形状と実質的に等しい三次元形状に変
形する。成形ステーシヨンの凹部に押込まれたシ
ート中央部の周囲は真空保持される。成形された
頂部カバーは、軟壊性物品を支持した硬質ベース
部材と整合するように移送され、従つて、カバー
において粘着剤を被覆した周囲部は物品の周囲に
おけるベース部材の粘着剤被覆縁と整合する。頂
部シートとベース部材の前縁及び後縁は互いに押
圧されて粘着する。頂部シートの周縁部における
何個所かは、ベース部材から離れたひだとなる。
そこで、鉄製ローラを用いることにより頂部シー
ト及びベース部材の側縁を互いに押圧し、ローラ
に弾性支持したブレードをもつて前端縁及び後端
縁を押圧する。さらに、第二の突き棒を用いて、
カバーのひだをベース部材に向かつて押しつける
ことにより、パツケージの高さを慣らす。パツケ
ージの種類によつては、この第二の突き棒をもつ
てパツケージの寸法規制及び成形をも行うことが
できる。
本発明は好ましい実施例の図解と共に行う、以
下の説明から、よりよく理解されるであろう。
特に、第1〜6図を参照すると、比較的硬いベ
ース部材2は、特定を意図するものではないが、
ここでは方形を有するものとして示してある。こ
のベースはなるべくならペーパーボード等からな
り、耐グリース性被膜を有する。好ましい実施例
においてその厚さは約0.26mm(10.5ミル)であ
る。ベース部材2はその上面に粘着性被膜を有す
る。このような粘着剤のコーテイングはベース部
材とカバーとを、加熱せずにわずかな圧力で互い
に接着することを意図したものである。熱接着及
び熱活性接着にならないことの利益は、もしこれ
らによるならばその被膜を有する材料を熱部分に
通し、さらに冷却しなければならないという欠点
が生じないことである。本発明のパツケージが形
成される速度は一本のラインで1500ユニツト/分
の付近であるため、このパツケージの生産ライン
において熱シールは実施困難となるのである。
図示のとおり、ベース2のほぼ中央には、たと
えばマーガリン、バター、ピーナツツバター、ゼ
リー等の軟壊性物品の塊6が配置される。しかし
ながら、本発明は軟壊性物品の包装に限るもので
はなく、絵具、軟膏、クリーム、パテ等、ナイフ
やへらによつて使用する種々の物品に適用されう
る。
軟壊性物品は、通常の使用温度においてベース
部材に粘着し、ナイフ又はへらによつて除去され
るまではベース部材の位置(姿勢)とは無関係に
その粘着状態を維持する。
物品はベースの周辺10において、物品を囲む
マージン部、すなわち縁端8を形成するようにベ
ース上に配置される。本発明はさらに、比較的薄
く適度な可撓性を有する非伸縮性の頂部シート1
2を用いる。この頂部シートは一実施例において
約0.05mm(2ミル)の厚さを有する。頂部シート
は第2図に示すとおり、成形可能な可撓性を有し
なければならない。頂部シート12は実質上方形
であつて、後述の剥離用タブを形成できる形状を
有する。頂部シートは、ベース2に対向する下面
にベース2に適用したと同様の粘着剤4を被覆さ
れる。この粘着剤はベース2のそれと協同して頂
部シートとベースとを粘着接合するのに役立つ。
頂部カバーがベース及びパツケージ物品から剥さ
れると、ベース及びカバー12の粘着性被膜は被
膜どおしが離れるだけで本体から分離してはなら
ない。第4図に最もよく示すとおり、頂部シート
12の粘着剤4は、均等に分散している。その状
態は分布点4aで示してある。分布点4aは直径
約0.5mm(0.02in.)、各中心間距離が0.77mm(約
1/32in.)として示した。ベース2に対する粘
着剤の被覆も同様に行われる。
頂部カバーは、これに収納し、船積みし、貯蔵
しかつ運搬する物品の形状に合わせて裁断される
ため、コンパクトで魅力的なパツケージとなる。
これは後述のように頂部カバーが適用される前に
達せられるか、又はカバーをパツケージが完了す
る最終形状にするまでに部分的に行われる。
第3図に具体的に示すとおり、頂部カバー12
は比較的平坦で方形状の、軟壊性物品塊6と相似
形にした中央部14を含むように形成される。中
央部14の周端縁16からは側面18が降下して
いる。側面18の角度は限定されないが、中央部
14と直角にすることができる。側面18の降下
は中央部14及びベース部材2の周縁22に実質
上平行したフランジ縁部20で終つている。フラ
ンジ縁部20の幅は、本発明の範囲内においてベ
ース部材2の周端縁22よりもわずかに短いか、
又はこれを突出させることができる。フランジ縁
部はまた第3図及び第4図に示すようにベース周
端縁と面接触している。これらの面は粘着剤で被
覆されているため、頂部カバー12及びベース2
はパツト(物品塊)6の周囲において互いに粘着
接合する。
この発明によれば、頂部カバーシートをベース
及び物品から引き剥すための把持縁又はタブを形
成する手段が設けられる。第5図及び第6図に最
もよく示すとおり、この手段はそれぞれ端部26
を有し、少くともそれらの一つがベースの端縁を
越えて突出するカバー12引離し用の把持縁とな
るようにした複数のひだ24からなつている。
図に示すとおり、実施例ではそれぞれ中央部1
4の隅部から始まり、ベース部材2の対応する隅
部から至近の位置まで延びた4個のひだ24が存
在する。各ひだ24の一側28は頂部カバー12
及びベース部材2の周縁に実質上平行しており、
対応する側壁18の延長となつている。この側部
28はベース部材2の周縁を越えてわずかに突出
し、把持用タブ26を形成する。
ひだ24は隅部に近接して形成すべき必然性は
ない。すなわち、ひだ24は、隅部と隅部の中間
に沿つて形成してもよい。しかし、図示の隅部近
接型が好ましい実施形態であることは否めない。
ひだ24は第3図のごとく、それらの終端におい
て偏平化され、パツケージのシールをこれにより
完成する。
ベース部材の隅部に近接した引離し用タブによ
り一定の利益が得られる。
第4図のごとく、ベース部材2から頂部カバー
12を剥す場合には、頂部カバー12がベース部
材2に物品6を残して分離するようにしなければ
ならない。マーガリン、バター、ピーナツツバタ
ー等の軟壊性物品の場合、比較的固い平坦なベー
ス部材2上に留まつた物品6は、すでに述べた容
器又はラツプ巻のような使用単位パツケージとし
てのカツプ状部材から取りだすよりも、比較的容
易に、かつ完全に除去されうる。
両側面が平行したパツト物品6は、ベース部材
2に粘着した比較的大きい実質平坦面を有する。
さらに、剥離用タブは、ベース部材2から剥され
るカバー部材12が一隅部から対角隅部にかけて
離れていくように配置される。このようにして、
可撓性の薄カバー部材はベース部材2から比較的
薄いパツト物品を剥すことなく剥れることとな
る。ベースにおいて物品を保持する表面は、カバ
ー部材12がベース2及び物品6から剥れる際の
分離進行ラインよりも大きいため、物品6はナイ
フ等によつて部分的又は全体的に除去されるまで
は、ベース配置に関係なくそのベース上に維持さ
れる。
本発明のシールパツケージを形成する方法及び
装置は、特に第7〜14図を参照して行なう以下
の説明により、よく諒解されるであろう。これら
の図には、頂部シート部材12を形成すべきペー
パー等の、比較的薄い可撓性頂部シート材料36
を収納した回転ロールストツク供給部材34を支
持した固定フレーム32が図示されている。シー
ト材料36には常套的なブレーキ手段38が係合
して、この材料がロールストツク34から不意に
巻出されたりすることを阻止する。
頂部シート材料36は、第7図のギア列42及
びメインギア43に駆動される第11図に示した
一対のフイードローラ40によつて給送される。
ギア列42はまた第7図及び第11図に示すロー
ラ44を駆動し、このローラには第11図に示す
ナイフ46が固定されている。ナイフ46は、フ
イードローラ40を通過した頂部シート材料36
を所定の長さに切断する。切断された頂部シート
36は、第7図のようにガイド48により真空ド
ラム手段50に向かつて案内される。
第9〜11図に示すとおり、真空ドラム手段は
なんらかの通常手段でフレーム32に固定され環
状マニホルド52を有する。マニホルド52は開
口54と環状室53とを介して、後述の目的のた
めに真空源(図示せず)と連通する。環状室、す
なわち真空室53はベント孔55及び57を介し
て、第9図及び第11図のごとく後述の成形ステ
ーシヨン58の周囲をめぐるマニホルド52の表
面と通気関係を有する。第11図のごとく、ベン
ト孔55はドラム56において成形ステーシヨン
58の前端及び後端の平坦部か、又は第11A図
の55′で示すように成形ステーシヨンの両端に
近接した弧状面に開口している。
マニホルド52に関しては軸方向の伸縮及び相
対的な回転が可能となるように、その周辺に均等
間隔で配置された複数のダイス、すなわち成形ス
テーシヨン58を有するドラム56が嵌合してい
る。図ではこのようなステーシヨンが6個設けら
れるが、ドラムサイズ及びドラム速度に応じてこ
れより多くてもよい。真空ドラム56の内面には
ネジ64等により固定されてこれと一体回転する
シール環又はガスケツト60が連設される。シー
ル環63はマニホルド、52上の定位置に設けら
れる。シール環60及び63は、後に詳述する目
的のため、固定マニホルド52及び回転ドラム5
6間の気密シールを形成する。ドラム56の外面
に設けられたギア43は、このドラム56及びギ
ア66に、第9及び10図のごとくカツプネジ6
8をもつて固定される。ギア66はドライブシヤ
フト72に固定されたピニオン70により駆動さ
れる。第9及び11図に最もよく示すとおり、ド
ラム50の内面には、板ばね75によつてシール
シユー73が圧接し、後述の目的のために気密シ
ールを形成する。
第8図において、押棒74は、デイスク76を
駆動すべくこれにピボツト80で連結され、ガイ
ドデイスク78上に枢支されたガイド82中を摺
動するロツド77に設置される。デイスク76,
78は図示しないがギア43に駆動される常套的
なギア列により駆動される。デイスク76,78
の回転は押棒74の、基本的に垂直な運動を生ず
る。第11図のごとく、押棒74の先端86はネ
ジ88により取りつけられ、スプリング90によ
り付勢される。先端86は、なるべくならナイロ
ン等の低摩擦自己潤滑性の物質から形成され、下
向に突出したヘツド部92と外向に突出したフラ
ンジ部96とを有する。
真空ドラム56上の各成形ステーシヨン58は
第9図に示す平坦な中央部98と、第11図に示
す傾斜した前壁及び後壁100,102及び第1
0図に示す傾斜側壁104を含んでいる。ドラム
56の表面には、第9図に最もよく示すとおり、
傾斜した側壁104及び前後壁100,102の
端部間において形成されたギヤツプ106が存在
する。
第8A及び8B図を参照すると、固定ハウジン
グ79には調節つまみネジ81及びロツクネジ8
3によつて固定された回転及び垂直調整自在なド
ラム77,77′が配置される。ドラム77,7
7′にはプレート85,87,89,91がピン
及びプレートのスロツトによつて支持されると共
に、ドラム77,77′において各の内端に接し
て装備された圧縮スプリングの各一対によりドラ
ム周辺の外側に向かつて弾力付勢される。ドラム
77,77′はギア列42からギア95によつて
タイミング駆動されるギア93により駆動され
る。固定フレームに個所107で枢支されたアー
ム105,105′のシヤフト103にはバツク
アツプローラ101,101′が支持される。後
述するが、バツクアツプローラ101,101′
はドラム77,77′と共にベース部材2及びカ
バー部材12の長さ方向の縁と係合する。枢支ア
ーム105,105′及びバツクアツプローラ1
01,101′は後者が調節ネジ107,10
7′により、ベース及びカバー部材の長さ方向縁
をドラム77,77′と係合させるように調整さ
れる。ベース部材2とカバー部材12の前端縁及
び後端縁をプレート85,87,89,91の端
縁に係合させるため、調整ネジ111により調整
されるカム109をもつてキヤリア112が持上
げられるようになつている。
本発明のシールパツケージ及びその製造装置
は、1964年4月21日付の米国特許第3129546号に
おいて開示された装置と併用するのに特に適して
いる。この米国特許の装置は、ここに示した比較
的固いベース部材上にバター、マーガリン等の軟
壊性物品の単位分量を配置するものである。
この米国特許において比較的詳しく開示されて
いるとおり、バター、マーガリン等の塊6は、コ
ンベア110のキヤリア112に支持されたベー
ス2上において成形され、かつ付着させられる。
キヤリア112の各々はこれに支持されて、第1
1図の矢印方向にコンベア110により給送され
るベース部材2の後端と係合するためのクリツプ
114を有する。
前記米国特許のパツト形成及びコンベア110
駆動装置、並びに本発明のシールパツケージを製
造する装置は図示しないが電気モータ等の共通駆
動源により駆動され、一緒にギア連結されて、キ
ヤリア112とその中のパツト6がドラム56上
の成形ステーシヨン58と整合した状態となり、
第11図の矢印方向においてドラム( )が回転
し、コンベア110はキヤリア110及びパツト
6をドラム56周に通過させるよう前進する。
ドラム56がコンベア110とその上のキヤリ
ア112と整合して回転することにともない、可
撓性頂部シート材料36はフイードローラ40を
介してロールストツク34から供給される。シー
ト材料36の前端はナイフ46により予め定めら
れた長さに切断され、後述のように成形、移送さ
れ、成形ステーシヨン58がこの切断及び成形さ
れた長さをベース2と整合させる時に、キヤリア
112上のパツト6を越えてベース2と粘着接合
する。
材料36の前端から所定の長さが切断される
と、この切断されたシートはガイド48により回
転ドラム56と係合させられる。ドラム56及び
供給・切断された材料36の回転は、ガイド48
がベント孔55,57上に切断シートの前端、後
端及び側端を係合させるよう同期される。したが
つて、チヤンバー53内の真空はベント孔55,
57を介して切断シートを成形ステーシヨン58
の中央部98及び傾斜壁100,102,104
上に整合させて保持する。各成形ステーシヨン5
8は第11図の矢印方向に回転してガイド48を
通りすぎ、ローラ40により給送されるシート材
料36の所定長は、ナイフ46によつて切断さ
れ、回転ドラム56上において成形ステーシヨン
58に整合配置される。
第11図に最もよく示すとおり、シート材料3
6の切断された長さは、成形ステーシヨン58を
渡つて実質上平坦に延び、ベント孔55,57に
より真空吸着される。
各成形ステーシヨン58は、ドラム56と同期
して連続的に駆動される押棒74、駆動デイスク
76及びガイドデイスク78の下方を、第11図
の矢印で示す反時計方向に回転し、押棒74の先
端86がシート材料と係合する位置へ前進する。
押棒74の垂下した方形ヘツド部92は、シート
の中央部を成形ステーシヨンの凹部における平坦
中央部に向かつて押しこむ。平坦シートの中央部
がステーシヨンの前記平坦中央部98に向かつて
押込まれると、シートの前端、後端及び側端は外
向突出フランジ96によつて真空ベント孔55,
57の吸引力に逆らつて下向きに駆動される。シ
ート材料はその前後端縁及び側端縁の中間(境
界)を、ギヤツプ106内に折り込まれて、ひだ
を形成する。これらのひだはシールパツケージに
おけるひだ24を形成する。
押棒74は、各成形ステーシヨン58がこれを
通りすぎて回転する時、内向及び外向に同期駆動
される。したがつて、ドラム56が押棒74を通
過して回転する時、前進中の押棒74は成形ステ
ーシヨンにおけるダイス中でシート材料を成形し
た後引きだされる。ドラム56の回転及び押棒7
4の内向、外向往復運動は当然連続的に行われ
る。
押棒74により成形ステーシヨン58中でカバ
ー部材12として成形されたシート材料は、第8
図及び11図のごとく反時計方向に回動して下向
に移動し、それが“6時”(最下位)に達すると、
カバー12の前端がコンベア110上で前進する
ベース2の前端と係合する。ベース2はコンベア
110に運ばれてドラム56に向かい、その前端
がカバー12の前端と接触する直前においては、
前記ベース前端をコンベア110及びキヤリア1
12の両側にあるローラ91,91aにより、キ
ヤリア112からわずかに離れるように特上げら
れる。ローラ91,91aはコンベア110及び
キヤリア112を通過させる範囲において、ベー
ス部材2及びカバー部材12が一緒に通過する際
にこれらの長さ方向の側縁と接触できる程度の間
隔に配置されている。
第8図において、ローラ91,91aはそれぞ
れ支点99,99aに枢支されたアーム94,9
4a上に回転自在に取りつけられている。これら
のアームはベース金具108,108a上に取り
つけられたスプリング104,104aにより、
ベース及びカバー部材の縁と、ドラム56に向か
つて反時計方向に付勢される。したがつて、この
部分で一体となるベース部材2及びカバー部材1
2の長さ方向縁は、ローラ91,91a及びドラ
ム56の表面間を通過する。ドラム56が回転
し、ベース部材2及びカバー部材12の長さ方向
縁が前記の間を通過する時には、第8図のごとく
ローラ91,91aは反時計方向に駆動されてス
プリング104,104aを圧縮する。
カバー12の側縁が、ローラ91,91a及び
ドラム56の間においてベース2の側縁と係合す
る付近では、ベント孔55,57が真空チヤンバ
ー53を通過し、第11図のごとく真空の解除に
よりカバーが放出される。カバー12及びベース
2の接触面における両者の粘着剤被膜は、回転ド
ラム56の成型ステーシヨン58と、コンベア1
10のキヤリア112上のベース2との整合及び
ローラ91,91a間への通過により互いに粘着
し、物品パツト6の周囲においてカバー12をベ
ース2に接合させるものである。パツト6を包囲
するカバー12とベース2は、ドラム56及びロ
ーラ91,91aの部分からなりドラム77,7
7′に向かつて進行する。ドラム77,77′はコ
ンベア110、キヤリア112及びベース2の前
進と同期して回転駆動されるので、ベース2の前
端がドラム77,77′に到達すると、回転ドラ
ム77,77′におけるプレート91の前端がカ
バー12の前端と係合することとなる。プレート
91はスプリングの圧力に抗してスロツト中に押
しこまれ、カバー12の前端はベース2の前端に
粘着接合する。コンベア110、キヤリア112
及びベース2が前進し続け、ドラム77,77′
が回転し続けるとき、ベース2及びカバー12の
側縁はドラム77,77′及びバツクアツプロー
ラ101,101′の間を通過する。ドラム77,
77′とローラ101,101′とは協同して長さ
方向側縁を互いに粘着させる。回転ドラム77,
77′におけるプレート91の前端はカバー12
の後端に係合してその部分をベース2に粘着固定
させる。
これにより包装されたパツトは、回転ドラム5
6,77,77′の部分から、コンベア110の
キヤリア112に支持され、第8図において前方
に位置する第2押棒機構130に向かつて前進す
る。押棒130は、低摩擦−自己滑性材料である
ナイロン等からなるヘツド132を含み、このヘ
ツドは中央昇段部134と、垂下した側壁13
6,138とを有し、これらの側壁はパツト6及
びパツケージの昇段した中央部14を通過させう
るが、パツケージの長さ方向のフランジ縁に接触
できる程度において互いに近接した間隔を有す
る。押棒130はロツド140及びピボツト14
2,144により回転デイスク146,148に
連結される。デイスク146,148は図示しな
いが、ドラム56及びコンベア110の駆動機構
からのギア列により、これらと同期して連続的に
駆動される。カバーパツケージがドラム56,7
7から押棒130に到達すると、下向に移動する
押棒130の側壁136,138はカバーシート
12の直立したひだ24と係合してこれを折りた
たんでシールし、ベース2上におけるカバー12
により物品パツト6の周りの完全シールを形成さ
せる。コンベア110がシールされたパツケージ
を押棒130から遠ざける時、押棒ヘツド132
は回転デイスク146,148により持上げられ
る。
第8,13及び14図の実施例において、カバ
ーシート12の縁及びひだ24はベース2上の物
品パツト6の周囲においてシールされる。したが
つて、パツトが押棒の下に位置するとき、昇段中
央部134は上昇してそのパツトの頂部から離れ
た上方位置に留まる。たとえば、4オンスパツト
等、比較的大きいパツトの場合は、最終押棒加工
においてパツトの成形及び寸法整合が要求される
であろう。このような成形及び寸法整合を行うた
めに、第15及び16図のごとく押棒ヘツド13
2′には、垂下した側壁136′,138′及び端
壁139′,141に囲まれた昇段中央洞13
4′を有する。中央洞134′及び壁136′,1
38′,139′,141′はこれらの壁の先端が
物品パツト6の周囲におけるベース2上のカバー
12における外周縁と係合し、カバー12が空洞
134′のドームとこれらの壁とに係合してパツ
トを成形及び寸法規制するように形成されてい
る。当然ながら、このような場合において、最初
に成形されてベース2上に被着した物品は、ヘツ
ド132′において場合により成形されるべき寸
法及び形状と同量のものである。
押棒130から前進するシールパツケージは、
人手又は前記米国特許第3631652号におけるカウ
ンター、スタツカー及びパツケージヤのような機
械に支持される。
本発明の実施において、カバー部材12をベー
ス2に粘着させるために用いるべき粘着剤被膜に
は種々のものが存在する。粘着材料の選択におい
て、カバー及びベース材料と矛盾しない物質は、
それらの強固な接着を可能にし、パツケージされ
る食品等に影響を与えないことを考慮すべきであ
る。なるべくなら、粘着材料はそれ自身(同一材
料)に対してのみ粘着し、他の物質には粘着せ
ず、手でふれても乾燥した面であることが望まし
い。すなわち、カバー部材12及びベース2間等
で同一物質どおし粘着するならば、それ自体は強
固となり、両部材の一体化が維持される。しかし
ながら、カバー部材12がベース2及びパツクし
た物品パツト6から剥される時は、粘着剤はカバ
ーシートの部分的残存や、ベース2の表面はがれ
等を生じないで分離すべきである。また、粘着剤
はそれ自体がグリース親和性のない物質からなる
か、そのような物質で被覆されたベース及びカバ
ーの表面に被着するものでなければならない。す
でに述べたとおり、粘着剤はベース又はカバー、
特に後者において均一な分布(散布)被膜として
被着すべきである。粘着剤被膜は、パツケージが
形成される前の貯蔵及び取扱いのため、パツケー
ジ形成時の粘着性に影響を与えない剥離剤で覆う
べきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための頂部カ
バーシートの斜視図、第2図はパツケージとして
仕上がる前の頂部カバーシート及び硬質ベース上
においてパツクされるべき物品を示す分解斜視
図、第3図はシールされたパツケージの斜視図、
第4図は頂部カバーシートをベース及び物品から
剥す状態のパツケージ斜視図、第4A図はパツケ
ージの変形例を示す第4図と同様の斜視図、第5
図は第3図のパツケージの頂面図、第6図は第3
図及び第5図のパツケージの底面図、第7図は本
発明の方法を実施するための材料供給及び成形装
置の斜視図、第8図はその側面図、第8A図はそ
の装置の変形例を示す斜視図、第8B図はその変
形例装置の別の状態における側面図、第8C図は
第8A図の装置の端面図、第9図は第7図及び第
8図の成形ドラムの分離斜視図、第10図は第8
図の10―10矢視断面図、第11図は第10図
の11―11矢視断面図、第11A図は第11図
装置の変形された部分を示す断面図、第11B図
は第11A図装置の異つた位置を示す断面図、第
12図はパツトコンベアの部分を分解して示す斜
視図、第13図は押棒装置の正面図、第14図は
その左側面図、第15図はその変形例を示す部分
正面図、第16図は第15図における16―16
線に沿つた断面図である。 2……ベース部材、4……粘着剤コーテイン
グ、12……頂部カバー、6……物品、26……
剥離用タブ、34……ロール巻供給部材、36…
…頂部シート材料、50……真空ドラム、52…
…環状マニホルド、58……成形ステーシヨン、
56……真空ドラム、74……押棒機構、77…
…接着用ドラム、101……バツクアツプロー
プ、110……コンベア、112……キヤリア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 各々成形用空洞を有し、均等に間隔した
    複数の成形ステーシヨンを連続的に移送し、 (b) 可撓性シート材料の供給源を連続的に供給
    し、 (c) 前記供給源から所定長さを有する個々のシー
    ト材料を連続的に切断し、 (d) 前記所定長さのシート材料を個々に前記各成
    形ステーシヨンに、均等な同期時間間隔におい
    て導き、 (e) 前記成形ステーシヨンの移動を、前記シート
    材料の供給及び切断と同期させることにより、
    前記シート材料の所定長さが前記成形ステーシ
    ヨンの各一つと位置的に整合するようにし、 (f) 前記成形用空洞の各周囲において真空吸引を
    行うことにより、前記所定長さのシート材料を
    前記成形用空洞に跨がる実質上平坦な形状に維
    持し、 (g) 前記成形用空洞の各周囲における前記真空吸
    引を続行しつつ、前記所定長さのシート材料を
    前記成形ステーシヨンの連続移動中において前
    記成形用空洞の各々に強制的に押し込むことに
    より、前記シート材料の周縁部を前記成形用空
    洞の周囲平面に沿つて長さ方向及び横方向の内
    方に摺動させると共に前記シート材料の中央部
    を前記成形用空洞中にすべり込ませることによ
    り、前記シート材料からなる三次元カバー部材
    を成形し、 (h) 前記真空吸引を続行しつつ、前記成形された
    三次元カバー部材から前記押し込みのための強
    制力を除去することにより、前記カバー部材を
    前記成形ステーシヨンにおいてその三次元形状
    に維持し、 (i) 前記カバー部材を固定状態に維持しつつ前記
    成形ステーシヨンの各々を裏返すことにより、
    前記カバー部材の前記中央部を前記周縁部より
    上位となるようにし、 (j) 前記複数の成形ステーシヨンから離れたステ
    ーシヨンにおいて、軟壊性物品のサービス単位
    を、その単位を囲繞する周縁を備えた実質上平
    坦なベース部材のほぼ中央に配置し、 (k) 前記軟壊性物品を支持した個々のベース部材
    を均等間隔において連続的に移送することによ
    り、前記成形ステーシヨンに固定維持された前
    記裏向のカバー部材の各々と整合移動させ、 (l) 前記裏向けられたカバー部材の各々を、前記
    ペース部材の各々と整合した状態において前記
    成形ステーシヨンから解放し、 (m) 前記解放されたカバー部材の各々を前記整
    合移動中の関連ベース部材上に押圧することに
    より、前記カバー部材の前記中央部が前記ベー
    ス部材上に支持された前記軟壊性物品を包囲す
    るようにし、 (n) 前記カバー部材の前記周縁部を前記ベース
    部材上の前記周縁に分離可能に粘着させてシー
    ルする各段階からなることを特徴とする 軟壊性物品の個々のサービス単位を貯蔵、船積
    み、及び運搬するために包装すると共に、前記包
    装を解放した後において前記物品を支持するため
    のシールパツケージを高速度仕上げる方法。 2 成形用空洞を有する前記複数の成形ステーシ
    ヨンが連続的に回転するドラムの外周面に配置さ
    れ、前記シート材料は機械的圧力を加えることに
    より前記成形用空洞の各々に押込まれてその空洞
    と整合した形状に仕上げられ、前記機械的圧力を
    前記成形用空洞に対して加えかつそれから除去す
    る間において前記ドラム及び前記成形用空洞を定
    常的に回転駆動し、前記成形ステーシヨンの各々
    が前記移動中のベース部材の一つの直上において
    これと整合する位置まで前記ドラムの回転を続け
    ることにより反転されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3 前記所定長さのシート材料においてそれが前
    記三次元カバー部材として成形される際に少くと
    も一つの折込みひだを形成する段階を含み、前記
    折込みひだは前記カバー部材が前記ベース部材の
    周縁に分離可能に粘着・シールされた時前記ベー
    ス部材の周縁を越えて突出する延長部を形成し、
    前記カバー部材を前記ベース部材から剥すための
    把持縁となるタブを提供するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 前記シート材料が非熱硬化性及び非熱可塑性
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1、2
    又は3項のいずれか1項に記載の方法。 5 前記カバー部材における少くとも前記周縁部
    及び前記ベース部材上に前記周縁の表面に粘着性
    接着剤を適用する段階を含む特許請求の範囲第
    1、2、3又は4項のいずれか1項に記載の方
    法。 6 前記カバー部材の前記中央部が前記ベース部
    材に支持された前記軟壊性物品と実質上同一面を
    なすようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜5項のいずれか1項に記載の方法。 7 前記ベース部材及び前記成形用空洞の各々が
    実質的に方形状であり、前記方法がさらに前記シ
    ート材料を実質的な方形が得られるように切断す
    る段階と、前記カバー部材の前記中央部を実質的
    方形に仕上げる段階と、前記カバー部材において
    複数の前記折込みひだを形成する段階とを含み、
    前記折込みひだの各々は前記カバー部材が前記ベ
    ース部材上に分離可能に粘着・シールされた時、
    前記ベース部材の近接隅部を越えて突出する延長
    部を形成したものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の方法。 8 前記シート材料が紙からなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の方法。
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