JPS643564Y2 - - Google Patents

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JPS643564Y2
JPS643564Y2 JP812284U JP812284U JPS643564Y2 JP S643564 Y2 JPS643564 Y2 JP S643564Y2 JP 812284 U JP812284 U JP 812284U JP 812284 U JP812284 U JP 812284U JP S643564 Y2 JPS643564 Y2 JP S643564Y2
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JP
Japan
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mold
eject
cylinder
station
molding station
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JP812284U
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JPS60121437U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は造型ステーシヨンで上型と下型とで鋳
型を造型し、鋳型取出しステーシヨンで下型から
鋳型を取出すようにした鋳型造型装置に関する。
(従来技術) 従来、シエルモールド中子などの鋳型を造型す
る上記型式の鋳型造型装置では、第4図に示すよ
うに下型3Aを載置固定した台車8Aを造型ステ
ーシヨンM1と鋳型取出しステーシヨンE1との
間で往復移動させる走行シリンダ9Aを台車8A
の片側に配置し、片持腕9Bを介して台車8Aを
走行駆動するようになつていた。
この構造では、台車8Aに片持腕9Bからモー
メントが作用するので、台車8Aの車輪10Aお
よびレール11Aが偏摩耗してガタつく結果、造
型ステーシヨンM1において上型(図示略)と下
型3Aが正しく対向せずに、上型に対して下型3
Aが図示反時計回り方向に変位するので、鋳型の
造型精度が著しく悪化するという欠点がある。
これに対して、走行シリンダ9Aを台車8Aの
両側に配置するとか、台車8Aの後方に配置する
とかの対策で台車8Aにモーメントが作用しない
ようにすることも考えられるが、その場合装置が
大型化してスペースが要るだけでなく、鋳型取出
しステーシヨンにおける鋳型取出し作業の邪魔に
なり、作業能率が低下する。
(考案の目的) 本考案は上記諸欠点を解消するためになされた
もので、小型にして耐久性に富み、鋳型造型精度
に優れた装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案の構成上の特徴とするところは、造型ス
テーシヨンに上型を昇降駆動自在に設けるととも
に、造型ステーシヨンと鋳型取出しステーシヨン
との間で2本のレール上を走行シリンダにより往
復移動する台車の上に下型を設け、上記走行シリ
ンダを台車の下方でかつその幅方向の中央に配置
し、鋳型取出しステーシヨンに下型のエジエクト
ピン付きエジエクトプレートに係合しこれを押し
上げるエジエクト駆動機構を設けたことである。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されるから、走行シ
リンダが台車の下方に位置して側方や後方に大き
く突出しないために装置が著しく小型化し、鋳型
取出し作業の作業性が向上するうえ、走行シリン
ダを台車の幅方向中央部に連結して台車にモーメ
ントが作用しないようにすることができることか
ら、車輪やレールの偏摩耗を解消し装置の耐久性
を高め、鋳型造型精度を改善することが出来る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
この鋳型造型装置は、第1図及び第2図に示す
ようにフエノール樹脂で被覆されたコーテツドサ
ンドを用いてシエルモールド中子1(鋳型)を造
型するためのもので、造型ステーシヨンMにおい
て加熱手段で約250〜300℃に加熱された上型2と
下型3との間の造型空間4に空圧でコーテツドサ
ンドを充填し加熱焼成して鋳型1を造型後、後方
の鋳型取出しステーシヨンEにおいて下型3から
鋳型1をエジエクトして取出すようにしたもので
ある。
上型2は昇降駆動装置(図示略)の可動部材5
の下側に装着され、所定高さの範囲で昇降駆動さ
れるようになつていて、下降状態の上型2と下型
3との間の造型空間4へは上記可動部材5に付設
されたコーテツドサンド供給装置6から供給孔7
を経て空圧でコーテツドサンドが供給され、鋳型
1が造型され、造型後上型2が上昇し鋳型1は下
型3に嵌つたまま鋳型取出しステーシヨンEへ移
される。
下型3は台車8上に載置固定され、この台車8
は走行シリンダ9で造型ステーシヨンMと鋳型取
出しステーシヨンEとの間を往復移動するように
なつている。
すなわち、台車8の前後部の各々には各左右1
対の車輪10が回転自在に枢着され、これら車輪
10が走行するための案内レール11が左右側部
の基枠12に条設され、これにより台車8は造型
ステーシヨンMと鋳型取出しステーシヨンEとの
間を直線的に往復走行可能である。
ここで、上記台車8を前後に走行駆動するため
の走行シリンダ9(エアシリンダ又は油圧シリン
ダ)は台車8の走行軌跡の中心線の下方に前後方
向に向けて水平に配置され、走行シリンダ9のシ
リンダ本体の後端部が水平支軸13を介して基枠
12に固定され、走行シリンダ9のピストンロツ
ドの先端部に立設された連結ロツド14の上端部
が台車8の前端部の連結孔15に係入されてい
る。
これにより、走行シリンダ9のピストンロツド
を退入させた状態では台車8と下型3とが鋳型取
出しステーシヨンEに位置し、上記ピストンロツ
ドを伸長又は退入させていくことにより上記車輪
10と案内レール11とを介して台車8が前方ま
たは後方へ移動させられ、ピストンロツドが伸長
した状態では台車8と下型3とが造型ステーシヨ
ンMに位置するようになつている。但し、走行シ
リンダ9を造型ステーシヨンM側に設けても同効
である。
次ぎに、鋳型取出しステーシヨンEにおいて下
型3から鋳型1を所定高さだけ浮上させて鋳型1
を取出すためのエジエクト装置は次のように構成
されている。
すなわち、下型3の造型凹部3aから台車8に
互つて立向きに誘設された複数のピン孔16の
各々にエジエクトピン17が摺動自在に挿通さ
れ、それらの下端部が台車8の下面外へ突出さ
れ、エジエクトプレート18に固着されている。
そして、上記エジエクトプレート18を昇降す
る為のエジエクト駆動機構は、鋳型取出しステー
シヨンEに設けられ主枠19と支持枠20と同期
機構21とエジエクトシリンダ22(エアシリン
ダ又は油圧シリンダ)とからなる。
上記主枠19は、走行シリンダ9と干渉しない
ようにこれを取り囲むように配置された左右の側
板19aと底板19bとから形成され、左右の側
板19aの上端部にはエジエクトプレート18を
前方から摺動係合させる為の断面コ字状の係合部
23が相対向するように内向きに形成されてい
る。
上記支持枠20は主枠19の左右側板19aの
各々に固設された水平板で、この左右の支持枠2
0の前後部の4個所に同期機構21の支持ロツド
21aが垂設され、各支持ロツド21aは前記基
枠12に付設された案内スリーブ21bに摺動自
在に挿通して下方へ突出している。
上記エジエクトシリンダ22は、左側の両支持
ロツド21a間の中間において基枠12に付設さ
れたシリンダ支持枠22aに立向きに装着され、
そのピストンロツドの上端部が左側の支持枠20
に連結され、このエジエクトシリンダ22で支持
枠20及び主枠19が昇降駆動されるのである
が、支持枠20と主枠19とが前後左右均等に円
滑に昇降するように、前側の左右2本の支持ロツ
ド21a及び後側の左右2本の支持ロツド21a
の各々が各同期駆動軸21cを介して連動連結さ
れる。
すなわち、前側の左右の支持ロツド21aに互
る同期駆動軸21cが軸受21dで台枠24に回
動自在に支持され、この同期駆動軸21cの両端
のピニオン21eの各々が左右の支持ロツド21
aのラツク21fに噛合するとともに、後側の左
右の支持ロツド21aも同様に同期駆動軸21c
で連動連結されている。
このように、同期駆動軸21cを介して4本の
支持ロツド21aが連動連結され、エジエクトシ
リンダ22で主枠19及び支持枠20を前後左右
均等に昇降駆動させることができるようになつて
いる。
次に、上記構成におけるその作用について説明
する。
造型ステーシヨンMの上型2を上昇させた状態
で走行シリンダ9のピストンロツドを伸長させる
ことにより、台車8及び下型3を造型ステーシヨ
ンMに仮想線で図示の如く位置させてから上型2
を下降させ、この状態で鋳型1を造型し、次に上
型2を上昇させた状態で走行シリンダ9のピスト
ンロツドを退入させることにより、台車8及び下
型3を鋳型取出しステーシヨンEへ移動させ、エ
ジエクト装置を介して鋳型1を下型3からエジエ
クトさせて鋳型1を取出す。
上記走行シリンダ9は台車8の下方で台車8の
移動軌跡の中心線の下方に配置してあるため、台
車8の連結孔15は左右方向の中央部に位置する
から、走行シリンダ9からの駆動力は台車8に左
右均等に作用し、台車8へは鉛直軸回りのモーメ
ントが作用しない。従つて、造型ステーシヨンM
において下型3と上型2とが高精度に合致するう
え車輪10や案内レール11の片当り・偏摩耗も
生じない。
台車8が造型ステーシヨンMから鋳型取出しス
テーシヨンEへ移動する際には、エジエクトプレ
ート18が主枠19の係合部23に相対摺動して
係合し、この状態でエジエクトシリンダ22で支
持枠20を上昇させると同期機構21を介して主
枠19及び支持枠20が前後左右均等すなわち水
平に上昇駆動され、エジエクトプレート18及び
エジエクトピン17で鋳型1を下型3からエジエ
クトすることができる。エジエクト後、エジエク
トシリンダ22のピストンロツドを退入させて主
枠19及び支持枠20を下降させることにより、
エジエクトプレート18及びエジエクトピン17
を下降させ、再び造型ステーシヨンMへ移行でき
る態勢となる。
尚、上記実施例の構成を次のように部分的に変
更してもよい。
第1変形例:第3図に示すように、エジエクトプ
レート18が圧縮バネ25で台車8に対し
て下向きに付勢されるようにし、主枠19
の係合部23Aは断面L字状のものを左右
に内向きに対向させることにより、エジエ
クトプレート18をエジエクトシリンダ2
2で上昇駆動させ、圧縮バネ25で下降さ
せる。
第2変形例:エジエクトシリンダ22を右側の支
持ロツド21a間にも付設し、支持ロツド
21aのラツク21f及び同期駆動軸21
cを省略する。
第3変形例:エジエクトシリンダ22を主枠19
の底板19bの略中央部の真下に立設し
て、主枠19を前後左右均等に昇降駆動可
能にするとともに、支持ロツド21aのラ
ツク21f及び同期駆動軸21cを省略す
る。
第4変形例:前後の同期駆動軸21cを前後方向
に向けた水平のエジエクトシリンダでラツ
クピニオン機構を介して回転駆動させる。
第5変形例:エジエクトシリンダ22を省略し、
前後の同期駆動軸21cを電動モータやエ
アモータで回転駆動させる。
【図面の簡単な説明】
図面のうち第1図乃至第3図は本考案の実施例
を示すもので、第1図は要部縦断部分側面図、第
2図は要部正面図、第3図は変形例の第2図相当
部分図、第4図は従来装置の要部概略平面図であ
る。 M……造型ステーシヨン、E……鋳型取出しス
テーシヨン、1……鋳型、2……上型、3……下
型、8……台車、9……走行シリンダ、11……
レール、17……エジエクトピン、18……エジ
エクトプレート、19……主枠、20……支持
枠、21……同期機構、21a……支持ロツド、
21b……案内スリーブ、21c……同期駆動
軸、21d……軸受、21e……ピニオン、21
f……ラツク、22……エジエクトシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 造型ステーシヨンで上型と下型とで鋳型を造型
    し、鋳型取出しステーシヨンで下型から鋳型を取
    出すようにした鋳型造型装置において、造型ステ
    ーシヨンに上型を昇降駆動自在に設けるととも
    に、造型ステーシヨンと鋳型取出しステーシヨン
    との間で2本のレール上を走行シリンダにより往
    復移動する台車の上に下型を設け、上記走行シリ
    ンダを台車の下方でかつその幅方向の中央に配置
    し、鋳型取出しステーシヨンに下型のエジエクト
    ピン付きエジエクトプレートに係合しこれを押し
    上げるエジエクト駆動機構を設けたことを特徴と
    する鋳型造型装置。
JP812284U 1984-01-24 1984-01-24 鋳型造型装置 Granted JPS60121437U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP812284U JPS60121437U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 鋳型造型装置

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JP812284U JPS60121437U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 鋳型造型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121437U JPS60121437U (ja) 1985-08-16
JPS643564Y2 true JPS643564Y2 (ja) 1989-01-31

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ID=30487114

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JP812284U Granted JPS60121437U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 鋳型造型装置

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JPS60121437U (ja) 1985-08-16

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