JPS643448Y2 - - Google Patents

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JPS643448Y2
JPS643448Y2 JP5280182U JP5280182U JPS643448Y2 JP S643448 Y2 JPS643448 Y2 JP S643448Y2 JP 5280182 U JP5280182 U JP 5280182U JP 5280182 U JP5280182 U JP 5280182U JP S643448 Y2 JPS643448 Y2 JP S643448Y2
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JP
Japan
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outer box
tank outer
partition plate
tank
height
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Expired
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JP5280182U
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English (en)
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JPS58156504U (ja
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  • Sewage (AREA)
  • Removal Of Floating Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地中に埋込まれて水といつしよに洗い
流される油を回収する埋込型油分離除去槽に関す
るものであつて、その目的とするところは埋込深
さが変わつても維持管理ができ、しかも邪魔にな
らない埋込型油分離除去槽を提供するにある。
本考案は地中に埋設される上面が開口した槽外
箱1の開口縁部に、周壁2aが枠状となつている
槽外箱1の上に継ぎ足される高さ調整体2を外嵌
し、槽外箱1の開口縁部を高さ調整体2の周壁2
aの上下方向の適宜個所を固着具22にて固定し
て成る埋込型油分離除去槽に係るものである。以
下、本考案を図に示す実施例に基づいて詳述す
る。1は上方が開口した深底の槽外箱であつて、
この槽外箱1内を油が混入した混合水Wが移流し
その過程で油が分離するようにしてある。槽外箱
1の開口縁部には蓋受部1aが形成されており、
この蓋受部1aに蓋体25を嵌め込めるようにな
つている。2は高さ調整体であつて、下方に開口
せる箱状となつている。この高さ調整体2の周壁
2aは槽外箱1の蓋受部1aに外嵌されるもので
あり、周壁2aの下縁から外鍔23が延出されて
ある。高さ調整体2の上板部24には周縁が蓋受
部29となつた保守、点検用の開口部26が形成
されてあつて、蓋体25にて閉塞されてある。第
1図は以上のように構成される埋込型油分離除去
槽の施工状態を示してあり、槽外箱1は混合水W
の流入管12や流出管13の深さに合わせて地中
に埋め込んであり、槽外箱1には高さ調整体2が
継ぎ足されてあつて高さ調整体2の開口部26は
地表面GLと略面一としてある。高さ調整体2の
周壁2aと槽外箱1の蓋受部1aとは夫々ボルト
孔27を設けてボルト・ナツト等の固着具22に
て固定されてあり、周壁2aに設けるボルト孔2
7を上下方向の適宜個所に選定することにより高
さ調整体2の開口部26の高さを微調整でき、し
たがつて槽外箱1の埋込み深さが変わつても開口
部26を地表面GLに常に面一にできる。高さ調
整体2の外鍔23下面には栗石28が敷かれてあ
つて高さ調整体2の地中での傾きを防いでいる。
尚、埋込み深さが浅い場合には、高さ調整体2を
使用せず、蓋体25は槽外箱1の蓋受部1aに直
に嵌め込む。
第5図は本考案の他の実施例を示してあつて、
二以上の高さ調整体2を継ぎ足してある。この場
合蓋体25は最上部の高さ調整体2の開口部26
を閉塞する。また高さ調整体2同志もボルト孔2
7を設けて固着具22にて固定してあり、最上部
の高さ調整体2も上述のように微調整して開口部
26を地表面GLと面一にしてある。
次に槽外箱1内の油分離構造について説明す
る。槽外箱1は混合水Wの移流方向に細長く形成
されてあり、槽外箱1の長さ方向において対向す
る側壁には流入口3及び流出口4が夫々形成され
てある。流入口3を形成する流入管12は稼動時
の槽外箱1の混合水面WLよりも上方に位置し、
流出口4を形成する流出管13の下端は混合水面
WLと同一高さにしてある。5は槽外箱1の長さ
方向の略中央部に配設される垂下仕切板であつ
て、この垂下仕切板5は混合水面WL上から混合
水W中に垂設されてあり、垂下仕切板5の下端は
後述する浮遊物除去かご11の底部よりも槽外箱
1の底板に近い部位まで垂下してある。混合水W
中にある垂下仕切板のうち混合水面WL近くの部
位から下方に行くほど流入口3を有する側壁から
離れるように傾斜して垂下傾斜板14を形成して
ある。そしてこの垂下仕切板によつて混合水Wが
流入口3側と流出口4側とに仕切られ、垂下仕切
板5よりも流入口3側を主分離室6とし、垂下仕
切板5よりも流出口4側を補助分離室7としてあ
る。主分離室6のうち流入口3の下方には浮遊物
除去かご11が配設されてあり、浮遊物除去かご
11は混合水W中に上端開口部15を残して埋浸
させてある。8は補助分離室7に設けられた立ち
上がり仕切板であつて、槽外箱1の底板から立ち
上げられてあり、立ち上がり仕切板8と垂下仕切
板5との間に混合水縦流通路9が形成されてあ
る。立ち上がり仕切板8のうち垂下仕切板5の下
端と同じ高さ部位からは上方にいくほど垂下仕切
板5に向けて垂下傾斜板14と同じ傾斜角度で傾
斜して立ち上がり傾斜板16が形成してある。1
7は補助分離室7に配設された補助垂下仕切板で
あつて、立ち上がり仕切板8と流出口4を有する
側壁との間にある混合水Wを仕切るものである。
補助垂下仕切板17は混合水面WL上から混合水
W中に垂設されてあり、混合水W中にある補助垂
下仕切板17のうち混合水面WL近くの部位から
下方にいくほど流出口4を有する側壁に近づくよ
うに垂下傾斜板14と同じ傾斜角度で傾斜して補
助垂下傾斜板18を形成してある。そして補助垂
下仕切板17と立ち上がり仕切板8との間に第2
混合水縦流通路19が形成されてある。このよう
に補助垂下仕切板17に補助垂下傾斜板18を形
成することより分離室6,7のスペースを狭める
ことがなく、しかも流出口4を有する側壁と補助
垂下仕切板17との間に至つた油除去水22の水
面の面積は大きくとることができ、したがつて流
出管13の先端に取着されるエルボ21を容易に
取付けることができて組立て作業の能率も向上さ
せることができる。10は水と分離した油を外に
抜き出すための油抜き口であつて、混合水面WL
近傍に位置してあり、油抜き管20を側壁に挿着
して形成してある。一の油抜き口10は主分離室
6のうち浮遊物除去かご11と垂下仕切板5との
間にあり、他の油抜き口10は補助分離室7のう
ち補助垂下仕切板17の流入口3側の近傍にあ
る。しかして流入口3から流入してくる混合水W
は矢印で示すように浮遊物除去かご11を通過し
て主分離室6内において一旦滞溜し、然るのち混
合水縦流通路9を通つて補助分離室7に至り、こ
の間に水と油の分離が行なわれ、次に第2混合水
縦流通路19を通つて流出口4から放出されるの
である。
本考案は叙述のように、地中に埋設される上面
が開口した槽外箱の開口縁部に、周壁が枠状とな
つていて槽外箱の上に継ぎ足される高さ調整体を
外嵌し、槽外箱の開口縁部を高さ調整体の周壁の
上下方向の適宜個所を固着具にて固定したので、
高さ調整体の周壁への固着具の固定位置を上下に
適宜変えることにより、槽外箱から上方に突出す
る高さ調整体の突出高さを低くしたり高くしたり
でき、したがつて槽外箱の埋込み深さが変わつて
も、高さ調整体の上端を地面と面一にできて維持
管理が害されることがなく、しかも邪魔にならな
いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の埋込型油分離槽の施工状態を
示す断面図、第2図は同上の平面図、第3図は同
上の高さ調整体の部分断面図、第4図は同上の槽
外箱の断面図、第5図は本考案の他の実施例の施
工状態を示す断面図であつて、 1は槽外箱、2は高さ調整体、2aは周壁、2
2は固着具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地中に埋設される上面が開口した槽外箱の開口
    縁部に、周壁が枠状となつていて槽外箱の上に継
    ぎ足される高さ調整体を外嵌し、槽外箱の開口縁
    部に高さ調整体の周壁の上下方向の適宜個所を固
    着具にて固定して成る埋込型油分離除去槽。
JP5280182U 1982-04-12 1982-04-12 埋込型油分離除去槽 Granted JPS58156504U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5280182U JPS58156504U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 埋込型油分離除去槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5280182U JPS58156504U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 埋込型油分離除去槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58156504U JPS58156504U (ja) 1983-10-19
JPS643448Y2 true JPS643448Y2 (ja) 1989-01-30

Family

ID=30063498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5280182U Granted JPS58156504U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 埋込型油分離除去槽

Country Status (1)

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JP (1) JPS58156504U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083097U (ja) * 1983-11-15 1985-06-08 タキロン株式会社 埋込式油分離除去槽

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58156504U (ja) 1983-10-19

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