JPS60154Y2 - 沈澱槽のスカム除去装置 - Google Patents

沈澱槽のスカム除去装置

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Publication number
JPS60154Y2
JPS60154Y2 JP18589481U JP18589481U JPS60154Y2 JP S60154 Y2 JPS60154 Y2 JP S60154Y2 JP 18589481 U JP18589481 U JP 18589481U JP 18589481 U JP18589481 U JP 18589481U JP S60154 Y2 JPS60154 Y2 JP S60154Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scum
sedimentation tank
basin
tank
sliding tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP18589481U
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English (en)
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JPS5891494U (ja
Inventor
憲彦 林
浩嗣 小山
功 越水
Original Assignee
日立化成工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日立化成工業株式会社 filed Critical 日立化成工業株式会社
Priority to JP18589481U priority Critical patent/JPS60154Y2/ja
Publication of JPS5891494U publication Critical patent/JPS5891494U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は浄化槽に設けた沈澱槽のスカム除去装置の改良
に係るものである。
従来の沈澱槽表面に浮上するスカムの除去装置としては
、第1図及び第2図に示すごとく曝気槽(図示せず)よ
りの導入管16に接続され内部に汚水返送管19及びエ
アリフトポンプ17を内蔵させてセンターウェル1の周
囲のやや液面下に没する位置に、上方を開口し底部、側
壁よりなり底部中央にセンターウェル1の外径と略々間
等な内径を有する孔を設は且つ底部一端に他のエアリフ
トポンプ3にフレキ菅笠15等て接続させたスカム樋1
8を設けてなる円筒状又は角柱状等の桝2を挿入し該セ
ンタ−ウェル1外周と桝2の孔周囲とを接着等で固定し
、沈澱槽表面に発生する水流によって浮上するスカムを
桝内に流入させ他のエアリフトポンプ3によってスカム
を外部へ搬出させる構成である。
即ち、表面流を利用して浮上スカムを桝2に導入させる
に当って、桝2の周囲側壁上面と水面との間隙4が均一
であることが望ましい。
従って、上記桝2は工場等で槽に対し水平位置となるよ
うセンターウェル1に固定しても、現地浄化槽の設置条
件等により槽自体が完全に水平に設置されるとは限らず
、桝2の周囲側壁上面が水面と均一な間隙4を保つこと
は困難である。
したがって桝2とセンターウェル1とを接着剤等で固定
させたのでレベル調整ができず充分なスカム除去ができ
ないという欠点があった。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたものであり、現地に
おいて容易に取付位置調整可能なスカム除去装置を安価
に提供せんことを目的としたものである。
本考案の実施例を第3図、第4図に基き以下説明する。
第3図において、1は曝気槽(図示せず)の汚水を流入
させるための導入管16に接続され、内部に汚水返送管
19及びエアリフトポンプ17を設けた沈澱槽11の略
中央に上方一端を汚水上方に突出させるとともに下方を
汚水に吸入させ曝気槽よりの汚水を槽底部に導くための
塩化ビニール等の合成樹脂によって管状に形成させたセ
ンターウェルである。
2は本考案に係るF、RoP等の合成樹脂によって一体
形成され、上面を開口とし底部、側壁を設は該底部、中
央部にセンターウェル1の外径と略同等な内径を有し側
壁の高さより高い摺動部としての摺動筒5を設は底部一
端に他のエアリフトポンプ3にフレキ管15等で接続さ
せたスカム樋18を接続させてなる桝である。
そして、第3図に示すごとく桝2の側壁の一端と汚水面
上方に設けた固定梁8との間には桝2の高さ調整用の吊
りボルト6が設けられている。
即ち、センターウェル1上方より桝2の摺動筒5を嵌合
挿入させるとともに、桝2の周囲側壁上面が汚水面より
やや下方位置になるよう水没させるとともに摺動筒5先
端部を汚水面上に突出させ桝2の一端と粱8間に設けた
吊すボルト6により桝2の周囲側壁上面が汚水面と平行
になるよう桝2の高さを調整する。
尚、桝2の摺動筒5を側壁より高く構成させたのは、例
えば摺動筒5が側壁と同等又はそれ以下の高さであった
場合にセンターウェル1と摺動筒5の隙間より汚水が桝
2内に流入しエアリフトポンプ3を作動させた時スカム
と共に大量の汚水が槽外に流出されるのを防止するため
である。
第4図は第3図の吊りボルト6を使用して桝2の高さ調
整をする代りに、桝2の摺動筒5の汚水面上方位置に縦
長の楕円形孔を複数ケ所設は該孔を通してセンターウェ
ル1と桝2とをねじにより上下調整可能に固定したもの
である。
第5図は本考案の他の実施例を示したもので、桝2の摺
動筒5を側壁の高さと同等またはそれ以下としたもので
あり、センターウェル1と摺動筒5との間にはパツキン
7が挿入されセンターウェル1と摺動筒5間よりの汚水
の流入を防止し且っ桝2の一端に位置調整用の吊りボル
ト6が設けられている。
また第6図は従来例における底部の孔端面に弾性体によ
って形成された摺動リング10を取着させた他の実施例
である。
従って、本考案は曝気槽よりの導入管に接続され内部に
汚水返送管及びエアリフトポンプを設けてなるセンター
ウェルを沈澱槽内に立設し該センターウェルの液面下周
囲に、上方を開口し底部、側壁からなり底部中央に摺動
筒を突設し且つ底部に移動自在なスカム樋を接続させて
なる桝を配置し、該桝の一端に桝の位置調整可能な調整
具を設けた構成としたので、工事現場等へ搬入据付の際
基礎底版の水平出しの不充分や、据付後埋め戻しが悪く
槽が傾く等の施行不良があっても、本考案の沈澱槽のス
カム除去装置は桝の周囲側壁と汚水面との間隙を均一に
調整することが容易に可能であるのでスカム除去性能の
向上が計れるとともに安価に提供でき得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例を示す断面図、第2図は第1図の
部分断面図、第3図、第4図は本考案の実施例を示す断
面図、第5図、第6図は他の実施例を示す断面図である
。 符号の説明、1・・・・・・センターウェル、2・・・
・・・桝、3・・・・・・エアリフトポンプ、4・・・
・・・間隙、5・・・・・・摺動筒、6・・・・・・吊
すボルト、7・・・・・・パツキン、訃・・・・・粱、
9・・・・・・ねじ、10・・・・・・摺動リング、1
1・・・・・・沈澱槽、12・・・・・・導入口、13
・・・・・・越流せき、14・・・・・・放流口、15
・・・・・・フレキ管、16・・・・・・導入管、17
・・・・・・エアリフトポンプ、18・・・・・・スカ
ム樋、19・・・・・・汚水返送管

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 曝気槽よりの導入管に接続され内部に汚水返送管及
    びエアリフトポンプを設けてなるセンターウェルを沈澱
    槽内に立設し、該センターウェルの液面下周面に、上方
    を開口し底部、側壁よりなり底部中央に摺動筒を突設し
    且つ底部に、移動自在なスカム樋を接続させてなる桝を
    配説し、該桝の一端に桝の位置調整可能な調整具を設け
    てなることを特徴とする沈澱槽のスカム除去装置。 2 桝がF、RoP等の合成樹脂により一体に形成され
    たものであることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の沈澱槽のスカム除去。 3 桝の摺動筒が液面上方に突出するよう側壁より高い
    高さに形成させたものであることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項記載の沈澱槽のスカム
    除去装置。
JP18589481U 1981-12-14 1981-12-14 沈澱槽のスカム除去装置 Expired JPS60154Y2 (ja)

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JP18589481U JPS60154Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14 沈澱槽のスカム除去装置

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JP18589481U JPS60154Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14 沈澱槽のスカム除去装置

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JPS5891494U JPS5891494U (ja) 1983-06-21
JPS60154Y2 true JPS60154Y2 (ja) 1985-01-05

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JPS5891494U (ja) 1983-06-21

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