JPS643209Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS643209Y2
JPS643209Y2 JP20153382U JP20153382U JPS643209Y2 JP S643209 Y2 JPS643209 Y2 JP S643209Y2 JP 20153382 U JP20153382 U JP 20153382U JP 20153382 U JP20153382 U JP 20153382U JP S643209 Y2 JPS643209 Y2 JP S643209Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
gear
drive motor
clutch plate
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20153382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59104605U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20153382U priority Critical patent/JPS59104605U/ja
Publication of JPS59104605U publication Critical patent/JPS59104605U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS643209Y2 publication Critical patent/JPS643209Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、主に自動車などの車輌におけるアン
テナの昇降装置に関するものである。
【従来の技術】
この種アンテナの昇降装置としては、既に数多
のものが知られており、本出願人においても、例
えば、特公昭57−21122号、実公昭57−26405号な
どの公報記載のものを、既に提唱した。
【考案が解決しようとする課題】
これらにおいて共通する点は、アンテナ昇降用
駆動モータのスイツチ機構のオン・オフに関連す
るクラツチ機構が、モータ駆動側と、ドラム被動
側との間に位置することで、スイツチ機構に対す
るクラツチ機構の動作タイミングは、クラツチ機
構が働く時期によつて、係合爪の周期分、ずれて
しまう可能性があり、アンテナコードに無理な伸
長力が作用してしまうおそれがあることであつ
た。 本考案は上記事情にもとづいてなされたもの
で、コードの巻送り完了、あるいは巻取り完了の
時点で確実にスイツチ機構のオフ動作をなし、ス
イツチング作用をタイミングのずれなく行なえる
ようにしたアンテナの昇降装置を提供しようとす
るものである。
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本考案は駆動モータの回転
を、アンテナコードを巻回するようにドラムに伝
達させて、このドラムによりアンテナコードを巻
送りあるいは巻取りさせてアンテナの昇降をさせ
るものにおいて、上記ドラムへの動力伝達には遊
星歯車機構を用い、上記遊星歯車機構の遊星歯車
公転運動を取出すうでを上記ドラムに連繋すると
共に、太陽歯車を上記モータ駆動側に連繋し、か
つ遊星歯車に噛合つて太陽歯車と同芯回転可能な
歯車を上記駆動モータの回路接点付クラツチ板を
介して不動部材に連繋し、上記歯車の回転に伴う
クラツチ板の回動で駆動モータのオフ動作を行な
わせるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体
的に説明する。第1図、第2図において、符号1
はアンテナ昇降装置のケーシングであり、内部に
は正逆回転する駆動モータ2、減速手段3、スイ
ツチ機構4、コード巻装用のドラム5などが配置
されている。上記モータ2の出力軸6には、減速
手段3のウオーム軸7が連結してあり、上記ウオ
ーム軸7には、同じく減速手段3のウオームホイ
ール8が噛合されている。上記ウオームホイール
8のボス部は、筒状の回転体9に回転自在に嵌合
されており、また、太陽歯車部10を有し、これ
には、遊星歯車11が噛合されている。上記遊星
歯車11は上記太陽歯車部10とは噛合しない状
態の別の遊星歯車12に噛合されており、上記遊
星歯車12は上記回転体9に設けた歯車部13に
噛合され、また、上記コード装ドラム5に取付け
た円盤14と上記ドラム5のボス部との間に軸架
した軸15に軸承されている。上記ドラム5は、
通常のように、巻取り端側を中心に巻送り端側を
外周になるような、円盤状の巻装部16を具備し
ており、上記巻装部16の開口17はコード巻装
用ガイド18に対向している。上記ガイド18は
ケーシング1に一体に形成されていて、弧状をな
し、直線的に配置されたコード取出し部19に連
結している(第7図参照)。なお、この実施例で
は上記巻装部16は外周縁のあるドラムカバー部
5aと、ボス部と一体のドラム本体部5bとの間
に形成される構造になつており、コード20の巻
取端は、上記ボス部に固着されている。 また、上記回転体9にはスプライン嵌合によつ
て、クラツチ板21が嵌装されており、これは上
記回転体9を軸支する固定軸22の一端に位置し
てケーシング1内の不動部材に固定されたクラツ
チ板23と対向している。上記クラツチ板21に
は、第5図に示すように四個の係合突起24が形
成してあり、これに対応して上記ケーシング23
には第3図に示ように係合溝部25が形成してあ
る。また、上記クラツチ板21はウオームホイー
ル8との間に挾装した圧縮コイルスプリング26
によつて、ケーシング23側に向け弾持され、係
合突起24を係合溝部25に係合している。ま
た、上記クラツチ板21には、その外周部に位置
して、クラツチ板23に対向する面に、第5図に
みられるような180度の変位で幅の広い電気導通
部27aと幅の狭い電気導通部27bとを有する
接触子27が取付けてあり、これに対向して、ク
ラツチ板23には、先端が円周方向内側へ長く延
びて電気導通部27bに接触する弾性体よりなる
電気接触子28aと、同じく短い弾性体よりな
り、電気導通部27aにのみ接触する電気接触子
28b,28cとが取付けてあり、上記接触子2
7と共に、駆動モータ2のためのスイツチ機構を
構成している。そして、電気接触子28bが、幅
の広い電気導通部27aに対応する時、電気接触
子28aと28bとが電気的に接続し、また、電
気接触子28cが、幅の広い電気導通部27aに
対応する時、電気接触子28aと28cとが電気
的に接続することにより駆動モータ2の正逆回転
を切換えるようになつている。この二つの接続状
態は、第3図の点線および一点鎖線で示されてい
る。 このような構成では、駆動モータ2の一方向へ
の回転でウオーム軸7が回転し、ウオームホイー
ル8を駆動すると、遊星歯車11が回動力を得る
が、遊星歯車12が回転する時、歯車部13には
クラツチ板21,23の係合によりスプリング2
6の抵抗が加わつており、上記歯車部13が回転
せず、したがつて、遊星歯車11,12は上記回
転体9まわりで公転し、腕としての軸15が介し
てドラム5を回転させる。これによつて、ドラム
5の回転方向により、コード20を上記巻装部1
6よりガイド18を介してコード取出し部19へ
巻送りするか、あるいは、逆に、コード取出し部
19よりガイド18を介して巻装部16へと巻取
りを行なうのである。 完全に巻送りが完了するか、巻き戻しが完了す
ると、ドラム5にかかる負荷が増大して遊星歯車
11,12の公転が拘束される。従つて駆動モー
タ2による回転動力はウオームホイール8から遊
星歯車11,12を介して回転体9に伝達さえる
ようになり、スプリング26に抗してクラツチ板
21を回転させる。すると係合突起24が係合溝
25から、そこに形成された傾斜面を利用して抜
け出し、例えば、巻送り完了の時には、第3図で
点線の状態(電気接触子28a,28cが導通さ
れている状態)から想像線の状態へと回動し、駆
動モータ2の正転側結線のスイツチがオフにな
る。これによつて駆動モータ2が停止され、ドラ
イブコード20の巻送りが完了する。 駆動モータ2を逆に回転するための別途のスイ
ツチを切換えると、電気接触子28a,28b間
で電気的導通がなされていることにより駆動モー
タ2が逆転を開始する。この時、クラツチ板21
と23との係合が外れていて抵抗が少ないので駆
動モータ2により回転体9が回転してクラツチ板
21を逆転させ、係合突起24を係合溝25に嵌
入してクラツチオンの状態となる。それ以後は大
きな抵抗のため回転体9は回転せず、先述のよう
に、ドラム5の方へ回転力伝達がなされる。そし
て、巻取り終りの時、ドラム5の抵抗が急増する
と、再びクラツチ・オフがなされ、第3図におい
て、想像線の状態から点線の状態へと切換わるた
め、駆動モータ2は停止されるのである。 この場合、クラツチ板23は固定であり、クラ
ツチ板21の回動の幅も、これに対して正確に90
度の範囲内にあり、タイミングが正確にとれるの
である。
【考案の効果】
本考案は以上詳述したように、クラツチ機構は
モータとドラムとの間に配置されず、遊星歯車機
構を介して独立的に制御されるため、駆動モータ
のスイツチングのタイミングにずれを生ずること
なく、正確に行なえるという実用上の効果が得ら
れる。これは、寒暖の差によるコードの伸縮など
があつても、影響されない点で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すカバー取外し
状態の正面図、第2図は縦断側面図、第3図は第
2図のA−A線に沿う矢視図、第4図は遊星歯車
機構の縦断展開図、第5図は第2図のB−B線矢
視図、第6図は遊星歯車機構の正面図、第7図は
コードガイドを示す断面図である。 1…ケーシング、2…駆動モータ、3…減速手
段、4…スイツチ機構、5…ドラム、6…出力
軸、7…ウオーム軸、8…ウオームホイール、9
…回転体、10…太陽歯車部、11,12…遊星
歯車、13…歯車部、14…円盤、15…軸、1
6…巻装部、17…開口、18…ガイド、19…
コード取出し部、20…コード、21…クラツチ
板、22…固定軸、23…クラツチ板、24…係
合突起、25…係合溝部、26…スプリング、2
7…接触子、27a…幅の広い部分、27b…幅
の狭い部分、5a…カバー部分、5b…ドラム本
体部分、28a,28b,28c…電気接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動モータの回転を、アンテナコードを巻回す
    るようにドラムに伝達させて、このドラムにより
    アンテナコードを巻送りあるいは巻取りさせてア
    ンテナの昇降をさせるものにおいて、上記ドラム
    への動力伝達には遊星歯車機構を用い、上記遊星
    歯車機構の遊星歯車公転運動を取出すうでを上記
    ドラムに連繋すると共に、太陽歯車を上記モータ
    駆動側に連繋し、かつ遊星歯車に噛合つて太陽歯
    車と同芯回転可能な歯車を上記駆動モータの回路
    接点付クラツチ板を介して不動部材に連繋し、上
    記歯車の回転に伴うクラツチ板の回動で駆動モー
    タのオフ動作を行なわせるように構成したことを
    特徴とするアンテナ昇降装置。
JP20153382U 1982-12-28 1982-12-28 アンテナの昇降装置 Granted JPS59104605U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20153382U JPS59104605U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 アンテナの昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20153382U JPS59104605U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 アンテナの昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104605U JPS59104605U (ja) 1984-07-14
JPS643209Y2 true JPS643209Y2 (ja) 1989-01-27

Family

ID=30427027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20153382U Granted JPS59104605U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 アンテナの昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59104605U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063844B2 (ja) * 1985-03-29 1994-01-12 日本アンテナ株式会社 アンテナ伸縮操作機構
JPH0641365Y2 (ja) * 1988-03-31 1994-10-26 日本アンテナ株式会社 自動アンテナ伸縮操作装置における回転力伝達系クラッチ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59104605U (ja) 1984-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4259624A (en) Arrangement for wiping a vehicle window
JPH0411887Y2 (ja)
JPS58165641A (ja) 自動車用直流電動機の取付構造
CA1151637A (en) Winch assembly
JPS643209Y2 (ja)
JPH1134668A (ja) サンルーフ用駆動装置
US5422449A (en) Wiper driving apparatus
JP4385413B2 (ja) 2輪・4輪駆動切換装置
JPH10264660A (ja) 調節移動可能な車両部分用の駆動装置
JP3124812B2 (ja) アクセルアクチュエータ
JPS5819956Y2 (ja) ワイパ−駆動装置
CN218717216U (zh) 发动机磁力开关组件
US5456177A (en) Master plate sheet clamping device for a rotary printer
JPH0312603Y2 (ja)
CN220471195U (zh) 一种云台360度旋转装置
JPH07628Y2 (ja) 自動車窓開閉装置
JPH0355004Y2 (ja)
JPH049916Y2 (ja)
CN219054398U (zh) 一种智能终端机器人
JPS62176068U (ja)
JPH0424587Y2 (ja)
JPS5853721Y2 (ja) 自動反転式テ−プレコ−ダ−
JPS6138248Y2 (ja)
GB2146729A (en) Apparatus for regulating angular position of mirror
JP3542876B2 (ja) 車両用電動ポール