JPS643043Y2 - - Google Patents

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JPS643043Y2
JPS643043Y2 JP9739881U JP9739881U JPS643043Y2 JP S643043 Y2 JPS643043 Y2 JP S643043Y2 JP 9739881 U JP9739881 U JP 9739881U JP 9739881 U JP9739881 U JP 9739881U JP S643043 Y2 JPS643043 Y2 JP S643043Y2
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JP
Japan
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correction coefficient
weight
calibration
data
memory
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JP9739881U
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JPS582638U (ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子天びんに関する。
精密な天びんでは、精密測定を行うに際して、
ゼロ点を確認するとともにフルスケール目盛を確
認し調整する較正操作を必要としている。従来の
電子天びんには、風袋引きボタンを押したのち較
正用分銅加除レバーの操作により較正するもの、
また押ボタンの操作により較正用分銅を加除し較
正を行うものなどがあつた。しかし、使用者がボ
タン操作を怠つた場合など較正が確実になされな
い欠点があつた。
そこで、この考案の目的は、使用者が電源投入
後ボタン操作などを行うことなく自動的に感度の
較正が行われる電子天びんを提供することにあ
る。
この考案の電子天びんは、較正用分銅とその自
動加除機構を内蔵するとともに、その較正用分銅
の真値と上記自動加除機構作動時の測定値との比
から補正係数(K)を算出、記憶し、はかり皿に作用
する力をデジタル電気信号に変換したデータを上
記補正係数(K)を用いて補正したのち出力する装置
において、電源投入により作動を開始し所定時間
経過後に上記自動加除機構に対し加除命令を出力
するとともに上記補正係数(K)の算出と記憶を指示
するタイマーを設けたことを特徴としている。
この考案において補正係数の算出は、たとえ
ば、予め正確に測定した内蔵分銅の真値W0を電
源投入後所定時間経過したときのデータW1と内
蔵分銅を加除したときのデータW2との差(W2
W1)によつて除算する態様によつて実施される。
また、この考案における分銅値のメモリについて
は、分銅の真値そのものを記憶させるだけでな
く、所定の数字、たとえば1を入力して5桁シフ
トさせることにより100000をつくるように記憶さ
せてもよい。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図面では荷重−電気変換装置1の内部の一部を
切り欠いて示している。荷重−電気変換装置1は
はかり皿2上に載せられた荷重などが作用する力
をデジタル電気信号に変換し、制御部14に出力
するものであり、内蔵分銅加除機構を内蔵してい
る。この内蔵分銅加除機構は、回転軸に偏心カム
が設けられたステツピングモータ5と、荷重−電
気変換装置1の皿受棒16に固着して設けられた
分銅載せ台3と、ステツピングモータ5の偏心カ
ムと当接して分銅載せ台3に加除される較正用分
銅4からなる。
制御部14は、レジスタ6、タイマー7、補正
係数演算部8、データ平均化演算部9、補正係数
演算用メモリー10,11、補正係数記憶用メモ
リー15、風袋用メモリー12およびプログラム
装置13からなる。レジスタ6は荷重−電気変換
装置1から出力されるデジタル信号を微小時間ご
とに入力し、順次メモリエリアに記憶するもので
あり、たとえばA1,…,Aoのn個のメモリエリ
アからなり、最も新しいデータd1をメモリエリア
A1に格納し、データが入力されるごとにA1→A2
→…→Aoと順次シフトしてデータd1,…,do
記憶しメモリエリアAoに記憶していた最も古い
データを捨てる。タイマー7は、電源投入後所定
時間を計時し、その所定時間が経過したときのレ
ジスタ6に格納されているデータを平均化演算部
9に転送する旨の信号Cをレジスタ6に出力する
とともに較正用分銅4の加除を指示する信号aを
ステツピングモータ5に出力する。この計時され
る所定時間は、電源投入後構成電子部品のウオー
ミングアツプに必要な時間であつて、例えば30〜
40秒である。平均化演算部9はレジスタ6からデ
ータを取り込み、所定の変動幅内にありデータが
平衡しているときそれらのデータを平均化演算を
行う演算部である。この出力はメモリー10,1
1,15および補正係数演算部8に接続されてい
る。補正係数演算部8は平均化演算部9から平均
化されたデータを導入して補正係数を算出した後
その補正係数で乗算した値を出力し、また風袋引
き演算を行う演算部である。この演算部8におけ
る補正係数の算出は次のように行われる。タイマ
ー7によつて所定時間が計時され、その所定時間
が経過したときの平均化演算部9の出力W1がメ
モリー10に記憶される。さらに、タイマー7か
らステツピングモータ5に較正用分銅4を加除す
べき信号aが出力され、分銅載せ台3に分銅4が
載せられる。このときの平均化演算部9の出力
W2がメモリー11に記憶される。演算部8は、
分銅解除後の秤量値データW2と分銅加除前のゼ
ロ点に対応するデータW1との差を求め、予め正
確に測定し記憶している分銅4の真値W0をその
差で除算し、下式で表される補正係数Kを算出す
る。
K=W0/W2−W1 ……(1) 補正係数記憶用メモリー15は演算部8で得ら
れた補正係数Kを入力し記憶した後ステツピング
モータ5に補正係数の算出が終了した旨の信号b
を出力する。風袋用メモリーには電源投入時分銅
を自動加除したのちに、あるいは風袋用スイツチ
20が押された時に、演算部8で補正されたデー
タを風袋値として記憶するメモリーである。プロ
グラム装置13は制御部14の各種の指令、指示
を行う。
以上の構成において、電源スイツチ(図示せ
ず)により電源を投入した後構成電子部品のウオ
ーミングアツプに必要な時間がタイマー7によつ
て計時され、信号Cが出力されるまでレジスタ6
のデータは平均化演算部9および補正係数演算部
8には取り込まれない。このウオーミングアツプ
が完了したならば、その完了時のレジスタ6のデ
ータが平均化され記憶されるとともに、ステツピ
ングモータ5に信号aが出力される。ステツピン
グモータ5の駆動により分銅4が分銅載せ台3に
加除され、データが平衡に達したのちその平均化
データが記憶され式(1)に基づき補正係数Kが算出
される。補正係数Kがメモリー15に記憶される
とステツピングモータ5に信号bが出力され、分
銅4は元の位置に戻される。また、このとき風袋
引き操作がなされているならば、風袋値が風袋用
メモリー12に記憶され表示がゼロとなつてい
る。補正係数Kが記憶された後、補正係数演算部
8は、測定されたデータをKで乗算して表示およ
び記録装置17に出力する。なお、上述の較正は
はかり皿2上に秤量物が載つているかどうかに無
関係に、電源投入後所定時間経過したときに行わ
れるから、電源投入直後から秤量物をはかり皿2
上に載せてもよい。
次に、この考案の変形実施例として上述の実施
例に較正確認機能を付加することができる。この
場合、手動較正スタートボタン18および再較正
用スイツチ19を設け、較正用演算部8は手動較
正スタートボタンが押されたときのゼロ点に対応
するデータW1と、この手動較正スタートボタン
18が押されてから加除される較正用分銅4に対
応するデータW2との差(W2−W1)を求め、メ
モリー15に記憶している補正係数Kを乗算した
値(W2−W1)XKを表示および記録装置17に
出力し、再較正用スイツチが押されたとき、
W0/(W2−W1)を算出する。この変形実施例
によれば、使用者が電源投入による自動較正後し
ばらく時間が経過したとき、手動較正スタートボ
タン18を押して表示および記録装置17に表示
される値(W2−W1)XKをみて感度が変わつて
いるかどうか確認することができる。すなわち、
表示された値が分銅の真値W0に等しいときには
較正が正確であるといえる。また、分銅の真値
W0と異なるときには、別途に設けた再較正用ス
イツチ19を操作し、W0/(W2−W1)を較正
用演算部に算出させ、補正係数を更新することが
できる。
以上のように、この考案によれば電源投入によ
り自動的に較正操作が行われるから、使用者が安
心して測定でき、また定期点検などの手間が省け
る電子天びんが得られる。使用時に必ず較正され
るから製造時における精密な較正作業を行わなく
て済み、さらに使用開始ごとに補正係数が更新さ
れるから、電源OFFのときに補正係数を保持す
る部品を必要とせず、回路構成が簡単である電子
天びんが得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示す構成図である。 1……荷重−電気変換装置、2……はかり皿、
3……分銅載せ台、4……較正用分銅、5……ス
テツピングモータ、6……レジスタ、7……タイ
マー、8……補正係数演算部、9……平均化演算
部、10,11……メモリー、14……制御部、
15……補正係数記憶用メモリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 較正用分銅とその自動加除機構を内蔵するとと
    もに、その較正用分銅の真値と上記自動加除機構
    作動時の測定値との比から補正係数(K)を算出、記
    憶し、はかり皿に作用する力をデジタル電気信号
    に変換したデータを上記補正係数(K)を用いて補正
    したのち出力する装置において、電源投入により
    作動を開始し所定時間経過後に上記自動加除機構
    に対し加除命令を出力するとともに上記補正係数
    (K)の算出と記憶を指示するタイマーを設けたこと
    を特徴とする電子天びん。
JP9739881U 1981-06-29 1981-06-29 電子天びん Granted JPS582638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9739881U JPS582638U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子天びん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9739881U JPS582638U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子天びん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582638U JPS582638U (ja) 1983-01-08
JPS643043Y2 true JPS643043Y2 (ja) 1989-01-26

Family

ID=29892207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9739881U Granted JPS582638U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子天びん

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59137091U (ja) * 1983-03-05 1984-09-12 アルプス電気株式会社 記録装置のペン保持機構
JPS6013224A (ja) * 1983-07-04 1985-01-23 Shimadzu Corp 電子天びん

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Publication number Publication date
JPS582638U (ja) 1983-01-08

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