JPS643031Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS643031Y2 JPS643031Y2 JP1782083U JP1782083U JPS643031Y2 JP S643031 Y2 JPS643031 Y2 JP S643031Y2 JP 1782083 U JP1782083 U JP 1782083U JP 1782083 U JP1782083 U JP 1782083U JP S643031 Y2 JPS643031 Y2 JP S643031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- flange
- pipe
- resin layer
- polytetrafluoroethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 37
- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 17
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 15
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 claims description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 3
- 239000002033 PVDF binder Substances 0.000 description 2
- 229920002493 poly(chlorotrifluoroethylene) Polymers 0.000 description 2
- 239000005023 polychlorotrifluoroethylene (PCTFE) polymer Substances 0.000 description 2
- 229920002620 polyvinyl fluoride Polymers 0.000 description 2
- 229920002981 polyvinylidene fluoride Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフランジ付合成樹脂管の改良に関する
ものである。
ものである。
合成樹脂管の端部にフランジを設ける場合、通
常は、管端部を加熱し、フレア加工しているが、
残留歪の発生が避けられず、使用上の温度条件い
かんによつては残留歪の解除によつて管接合部の
シール性の低下が懸念される。
常は、管端部を加熱し、フレア加工しているが、
残留歪の発生が避けられず、使用上の温度条件い
かんによつては残留歪の解除によつて管接合部の
シール性の低下が懸念される。
このため、熱可塑性樹脂管の場合、予め成形し
たフランジを熱融着することが考えられ、特にフ
ランジに難接着性のポリテトラフルオロエチレン
成形品を使用する場合は、フランジに熱可塑性樹
脂層を予め固着しておき、この熱可塑性樹脂層を
熱可塑性樹脂管端に熱融着することが考えられ
る。
たフランジを熱融着することが考えられ、特にフ
ランジに難接着性のポリテトラフルオロエチレン
成形品を使用する場合は、フランジに熱可塑性樹
脂層を予め固着しておき、この熱可塑性樹脂層を
熱可塑性樹脂管端に熱融着することが考えられ
る。
しかしながら、このようにしてもポリテトラフ
ルオロエチレンフランジと熱可塑性樹脂層との接
着強度が熱可塑性樹脂層と熱可塑性樹脂管端との
接着強度に較べて劣ることは不可避的であり、こ
れが原因で管接合部に損傷が生じ易い。
ルオロエチレンフランジと熱可塑性樹脂層との接
着強度が熱可塑性樹脂層と熱可塑性樹脂管端との
接着強度に較べて劣ることは不可避的であり、こ
れが原因で管接合部に損傷が生じ易い。
本考案に係るポリテトラフルオロエチレンフラ
ンジ付合成樹脂管は上述の不利を解消せる構成で
あり、熱可塑性樹脂管の端部に接合するポリテト
ラフルオロエチレンフランジのその接合面に熱可
塑性樹脂層を設け、該樹脂層を介して上記フラン
ジを管端部に熱融着せる合成樹脂管において、上
記ポリテトラフルオロエチレンフランジの接合面
に小孔又は溝を設け、該小孔又は溝に熱可塑性樹
脂を充填し、この充填樹脂を上記熱可塑性樹脂層
に一体化したことを特徴とするものである。
ンジ付合成樹脂管は上述の不利を解消せる構成で
あり、熱可塑性樹脂管の端部に接合するポリテト
ラフルオロエチレンフランジのその接合面に熱可
塑性樹脂層を設け、該樹脂層を介して上記フラン
ジを管端部に熱融着せる合成樹脂管において、上
記ポリテトラフルオロエチレンフランジの接合面
に小孔又は溝を設け、該小孔又は溝に熱可塑性樹
脂を充填し、この充填樹脂を上記熱可塑性樹脂層
に一体化したことを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第１図Ａにおいて、１は熱可塑性樹脂管であ
り、例えば、テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体、ポリクロロトリフル
オロエチレン、ポリふつ化ビニリデン、ポリふつ
化ビニル、ポリテトラフラオロエチレン、テトラ
フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体等のふつ素樹脂管を使用でき
る。２はポリテトラフルオロエチレンから成形し
たフランジであり、管(1)が接合される側の側面に
は熱融着性を有する熱可塑性樹脂層３１が固着さ
れている。２１，…はフランジ２のパイプ接合面
に設けた小孔であり、第１図Ｂに示すように周方
向の配列で多数箇設けられている。これらの小孔
２１，…には熱融着性を有する熱可塑性樹脂３
２，…が充填されており、この充填樹脂３２，…
は上記した熱可塑性樹脂層３１と一体化されてい
る。この熱可塑性樹脂３２，…には上記樹脂管の
同材質のもの、すなわち、テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、ポリふつ化ビニリデ
ン、ポリふつ化ビニル等を使用できる。
り、例えば、テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体、ポリクロロトリフル
オロエチレン、ポリふつ化ビニリデン、ポリふつ
化ビニル、ポリテトラフラオロエチレン、テトラ
フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体等のふつ素樹脂管を使用でき
る。２はポリテトラフルオロエチレンから成形し
たフランジであり、管(1)が接合される側の側面に
は熱融着性を有する熱可塑性樹脂層３１が固着さ
れている。２１，…はフランジ２のパイプ接合面
に設けた小孔であり、第１図Ｂに示すように周方
向の配列で多数箇設けられている。これらの小孔
２１，…には熱融着性を有する熱可塑性樹脂３
２，…が充填されており、この充填樹脂３２，…
は上記した熱可塑性樹脂層３１と一体化されてい
る。この熱可塑性樹脂３２，…には上記樹脂管の
同材質のもの、すなわち、テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、ポリふつ化ビニリデ
ン、ポリふつ化ビニル等を使用できる。
上記ポリテトラフルオロエチレンフランジ２
は、熱可塑性樹脂層３１において熱可塑性樹脂管
１の端面に熱融着されている。
は、熱可塑性樹脂層３１において熱可塑性樹脂管
１の端面に熱融着されている。
上記のおいて、小孔２１，…は第２図に示すよ
うに盲孔としても、この盲孔に代えリング状の溝
を使用することもでき、又、熱可塑性樹脂層３１
は第３図に示すように、管端面に相当する部分の
みに設けてもよい。又、第４図に示すように熱可
塑性樹脂層をフランジ２の両側面に設けることも
できる。
うに盲孔としても、この盲孔に代えリング状の溝
を使用することもでき、又、熱可塑性樹脂層３１
は第３図に示すように、管端面に相当する部分の
みに設けてもよい。又、第４図に示すように熱可
塑性樹脂層をフランジ２の両側面に設けることも
できる。
上記ポリテトラフルオロエチレンフランジ２に
は、ガラスクロスとポリテトラフルオロエチレン
とを一体化したもの、金属又は無機物を混入した
もの等も使用でき、又、熱可塑性樹脂管には外装
を施した２層構造のものも使用できる。
は、ガラスクロスとポリテトラフルオロエチレン
とを一体化したもの、金属又は無機物を混入した
もの等も使用でき、又、熱可塑性樹脂管には外装
を施した２層構造のものも使用できる。
本考案に係るフランジ付合成樹脂管は上述した
通りの構成であり、ポリテトラフルオロエチレン
フランジを熱可塑性樹脂管の端部に熱可塑性樹脂
層を介して熱融着する場合、フランジ側に小孔又
は溝を設け、この小孔又は溝に熱可塑性樹脂を食
い込ませ、この樹脂を熱可塑性樹脂層に一体とし
たから、ポリテトラフルオロエチレンフランジと
熱可塑性樹脂層との接着強度を上記樹脂の食い込
みのためによく増大できる。
通りの構成であり、ポリテトラフルオロエチレン
フランジを熱可塑性樹脂管の端部に熱可塑性樹脂
層を介して熱融着する場合、フランジ側に小孔又
は溝を設け、この小孔又は溝に熱可塑性樹脂を食
い込ませ、この樹脂を熱可塑性樹脂層に一体とし
たから、ポリテトラフルオロエチレンフランジと
熱可塑性樹脂層との接着強度を上記樹脂の食い込
みのためによく増大できる。
従つて、ポリテトラフルオロエチレンフランジ
と熱可塑性樹脂層の接着強度と熱可塑性樹脂層と
熱可塑性樹脂管の接着強度との差を充分に小さく
でき、管接合部の機械的強度を向上できる。
と熱可塑性樹脂層の接着強度と熱可塑性樹脂層と
熱可塑性樹脂管の接着強度との差を充分に小さく
でき、管接合部の機械的強度を向上できる。
第１図Ａは本考案に係るフランジ付合成樹脂管
を示す縦断面説明図、第１図Ｂは第１図Ａにおけ
る左側面説明図、第２図、第３図並びに第４図は
それぞれ本考案の実施例を示す縦断面説明図であ
る。 図において、１は熱可塑性樹脂管、２はポリテ
トラフルオロエチレンフランジ、２１，…は小
孔、３１は熱可塑性樹脂層、３２，…は充填熱可
塑性樹脂である。
を示す縦断面説明図、第１図Ｂは第１図Ａにおけ
る左側面説明図、第２図、第３図並びに第４図は
それぞれ本考案の実施例を示す縦断面説明図であ
る。 図において、１は熱可塑性樹脂管、２はポリテ
トラフルオロエチレンフランジ、２１，…は小
孔、３１は熱可塑性樹脂層、３２，…は充填熱可
塑性樹脂である。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂管の端部に接合するポリテトラフ
ルオロエチレンフランジのその接合面に熱可塑性
樹脂層を設け、該樹脂層を介して上記フランジを
管端部に熱融着せる合成樹脂管において、上記ポ
リテトラフルオロエチレンフランジの接合面に小
孔又は溝を設け、該小孔又は溝に熱可塑性樹脂を
充填し、この充填樹脂を上記熱可塑性樹脂層に一
体化したことを特徴とするフランジ付合成樹脂
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1782083U JPS59123786U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | フランジ付合成樹脂管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1782083U JPS59123786U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | フランジ付合成樹脂管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59123786U JPS59123786U (ja) | 1984-08-20 |
| JPS643031Y2 true JPS643031Y2 (ja) | 1989-01-25 |
Family
ID=30149046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1782083U Granted JPS59123786U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | フランジ付合成樹脂管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59123786U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61241587A (ja) * | 1985-04-18 | 1986-10-27 | 三菱樹脂株式会社 | 合成樹脂管の接続方法 |
| JP2002139178A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Kana Flex Corporation Kk | 大型管 |
| KR101595209B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2016-02-17 | 비케이엠 주식회사 | 덕트 연결용 플랜지 조립체 |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP1782083U patent/JPS59123786U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59123786U (ja) | 1984-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS643031Y2 (ja) | ||
| JP5522821B2 (ja) | 耐火二層管継手およびその製造方法 | |
| JP4650708B2 (ja) | チューブ集束体 | |
| JP2711785B2 (ja) | スリーブ付波形管の製造方法 | |
| JPH1068487A (ja) | 管継手 | |
| JPH03231087A (ja) | 自転車フレーム体の接合構造 | |
| KR850001102Y1 (ko) | 나선상 코러게이트관의 접속구 | |
| JPH045831Y2 (ja) | ||
| JP2571770Y2 (ja) | 合成樹脂製コルゲート管 | |
| JPS5850744Y2 (ja) | 容器 | |
| JP2516524Y2 (ja) | 分岐部を有する耐熱塩ビライニング鋼管継手 | |
| JPS5930859Y2 (ja) | 太陽熱集熱器の集熱管接続構造 | |
| JP2005023522A (ja) | マンホール継手 | |
| JP2881577B2 (ja) | チューブ継手 | |
| JPH0638664Y2 (ja) | 樹脂溶接棒 | |
| JPH028587A (ja) | コルゲート管の継手 | |
| JPH0448397Y2 (ja) | ||
| JPH0750456Y2 (ja) | ボックスカルバートの継手部構造 | |
| JPS61232191A (ja) | 蓄熱槽の防水施工方法 | |
| JPH024301Y2 (ja) | ||
| JP2517115Y2 (ja) | 強化プラスチック断熱管の継手構造 | |
| JPH0238158Y2 (ja) | ||
| JPS6339584Y2 (ja) | ||
| JPS643918Y2 (ja) | ||
| JPH10339389A (ja) | 推進管用シール材および推進管の接合構造 |